JP4379556B2 - 研磨方法および研磨装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は研磨方法および研磨装置に係り、とくに加工目標とする平面または曲面に対して凹凸を有する被加工面を粒子を含むスラリーを用いて研磨する研磨方法および研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平11−288906号公報に開示されているように、半導体ウエハ基板の平坦化工程において、従来からCMP(ケミカル・メカニカル・ポリシング Chemical mechanical polishing)加工方法が広く用いられている。
【0003】
従来のCMP加工方法は図1に示すように、回転するポリシングプレート11上に弾性体のポリシングパッド12を接着固定する。これに対してシリコンウエハ13を研磨ヘッド14の端面に固定する。そしてシリコンウエハ13の被研磨面を下向きにしてポリシングパッド12に圧着させる。このような状態においてスラリー15を供給し、ポリシングプレート11を回転させるとともに研磨ヘッド14をも回転させ、これによってシリコンウエハ13の表面を研磨する。
【0004】
このときにポリシングパッド12とシリコンウエハ13とは互いに圧力が作用した状態で接触しているために、スラリー15は研磨部分に十分に流入せず、研磨状態が不安定になりがちだった。これを防止するためにポリシングパッド12の表面をダイヤモンド工具等でドレッシングし、比較的大きな凹凸を形成してスラリー溜りを形成していた。このために弾性体であるポリシングパッド12の表面には、スラリー溜りの凹凸とドレッシング工具の引掻きにより形成された毛羽立ちが生じていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図1に示すようなCMP加工法によって研磨されるシリコンウエハ13は図2に示すように、その表面層において配線パターン等の規則的な凹凸21と、その上面に被覆された絶縁膜としての薄膜層22とを有し、薄膜層22の表面が配線パターン21の凹凸の影響によって表面凹凸23を生ずる。CMP加工法による平坦化工程においては、その薄膜層22の表面凹凸23の凸部のみを選択的に研磨することによって平坦化が達成される。
【0006】
このためにポリシングパッド12の弾性率を高めるなどして、シリコンウエハ13の凸部のみに接触させて研磨をしようとする試みがなされていたが、実際には図3に示すように、ポリシングパッド12の表面は圧力下で変形する弾性体から構成されておりしかもこのポリシングパッド12の表面が毛羽立ちを生じた形状になっているために、ポリシングパッド12の表面は必ずしも薄膜層22の凸部23ばかりでなく凹部にも接触する。すなわち凸部23のみを選択的に研磨することができない。
【0007】
このために図4において除去部分24で示すように、凸部23の部分のみを大きく除去することによって、凸部23を選択的に除去するという理想的な平坦化プロセスの実現が困難であった。すなわち現実的には図5に示すように除去部分24は凹凸23に関係なくほぼ一定の厚みになり、研磨が進行してもシリコンウエハ13の表面に形成された薄膜層22の凹凸23はほぼ一様に研磨が進み、平坦化はなかなか進行しないという問題があった。
【0008】
このような現象は非球面レンズの加工においても見られている。すなわち通常高精度研削加工によって求める非球面形状を創成し、その後に表面ダメージ層を除去すると同時に、光学素子としての表面粗さを確保する研磨工程が実行されている。
【0009】
しかるにその研磨工程では、事前測定により研磨位置とそこでの除去量を計算したとしても、研磨加工による除去形状はある面積をもつために、周辺も同時に加工してしまうことになり、この結果意図した部分以外の領域をも加工してしまうことになり、研磨加工が研削工程で達成されていた精度をかえって悪化させる結果になっていた。
【0010】
本発明はこのような問題点を解決することを目的としてなされたものであって、凹凸を有する被加工面を研磨する際にとくにその凸部の研磨除去量を相対的に増大させるようにし、これによって加工目標とする平面または曲面を得るようにした研磨方法および研磨装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
研磨方法に関する主要な発明は、加工目標とする平面または曲面に対して凹凸を有する被加工面にポリシングパッドを圧着させながら粒子を含むスラリーを用いて研磨する研磨方法において、
選択的に大きな研磨除去量を得たい位置にレーザ光を照射し、該レーザ光の照射部分に光放射圧によるレーザトラッピング現象により前記スラリー中の粒子を捕捉集合させることにより該位置の研磨除去量を相対的に増大させることを特徴とする研磨方法に関するものである。
【0012】
ここで被加工面上の凹凸の形状に応じてレーザ光束の移動経路を決定して走査することにより、被加工面上のレーザ光照射部分の研磨除去量を相対的に増大させるようにしてよい。また被加工面上の凹凸の形状に応じた遮光マスクをレーザ光路中に配置し、該遮光マスクを通して露光した露光部分である被加工面上のレーザ光の照射部分の研磨除去量を相対的に増大させるようにしてよい。
【0013】
また被加工面上のレーザ光の照射部分に光放射圧によるレーザトラッピング現象によりスラリー中の粒子を捕捉集合させ、レーザ光照射部分の近傍のスラリー中の粒子の集中度を局部的に上昇させ、被加工面上の研磨除去量を増大させるようにしてよい。また被加工面上のレーザ光の照射部分にレーザ光のエネルギにより被加工面とスラリー液との化学反応により化学反応層を形成し、該化学反応層をスラリー中の粒子により研磨除去し、被加工面上の研磨除去量を増大させるようにしてよい。また被加工面上のレーザ光の照射部分に光放射圧によるレーザトラッピング現象によりスラリー中の粒子を捕捉集合させ、レーザ光照射部分の近傍のスラリー中の粒子の集中度を局部的に上昇させ、かつ被加工面上のレーザ光の照射部分にレーザ光のエネルギにより被加工面とスラリー液との化学反応により化学反応層を形成し、該化学反応層をスラリー中の粒子により研磨除去し、被加工面上の研磨除去量を増大させるようにしてよい。
【0014】
また研磨加工前または研磨加工中に被加工面上の研磨すべき部分の表面形状を測定して記憶し、その測定データからレーザ光照射位置、レーザ光照射条件、および研磨条件を算出し、その算出結果に従ってレーザ光の照射および研磨加工を行なうようにしてよい。
【0015】
研磨装置に関する主要な発明は、加工目標とする平面または曲面に対して凹凸を有する被加工面にポリシングパッドを圧着させながら粒子を含むスラリーを用いて研磨する研磨装置において、
レーザ光を投影照射するレーザ光学系と、
軸線方向の押圧と回転運動とを行なう研磨工具系と、
を有し、前記レーザ光学系および前記研磨工具系が被加工面との間で相対的な運動を行なうことにより、被加工面上の同一位置でレーザ光の照射および研磨を同時にまたは逐次行なうとともに、前記レーザ光の照射部分に光放射圧によるレーザトラッピング現象により前記スラリー中の粒子を捕捉集合させて該部分の研磨除去量を相対的に増大させることを特徴とする研磨装置に関するものである。
【0016】
ここで研磨加工前または研磨加工中に被加工面上の研磨予定部分の表面形状を形状測定手段によって測定し、測定された形状を記憶手段によって記憶し、記憶された測定データからレーザ光の照射位置、照射条件、および研磨条件を算出し、該算出結果に基いて前記レーザ光学系がレーザ照射を行ない、あるいは前記研磨工具系が研磨を行なうようにしてよい。またレーザ光学系の光路中に遮光マスクが配置され、該遮光マスクによって被加工面上の凹凸の形状に応じて選択的なレーザ光の照射が行なわれるようにしてよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
本実施の形態は、例えば図2に示すように、配線層21および絶縁層22がその上に形成されたシリコンウエハ13を図1に示すようなCMP加工法によって研磨する際に、図5に示すように凹凸23がある部分もない部分もほぼ均一な除去量24を得る加工法ではなく、図4に示すように、凸部23がある部分の研磨量を相対的に増大させ、これによって表面が加工目標とする平坦な面にするものである。
【0018】
図2に示すシリコンウエハ13の層間絶縁被膜22は、層間絶縁被膜下面の配線層21の凹凸の影響によって、例えば400〜500nm程度の段差による微小な凹凸を有し、その間隔は数100nm〜数100μmである。このときの層間絶縁被膜22の平坦化を進めるためには、図4に示すような理想的な形態に研磨すればよい。理想的な形態とは、表面の凹凸の内の凸部のみを相対的にかつ選択的に研磨すればよい。ところが上述の如く、従来の方法によっては図3に示すように、凸部23のみに選択的に接触させて研磨することはできず、このために凸部のみを選択的に研磨することが極めて困難であって、図5に示すような研磨しか行なえなかった。
【0019】
この実施の形態は、層間絶縁被膜22の表面の凹凸の内の凸部23のみを選択的に研磨する方法として、被加工物の表面の相対的な大きな除去量を得たい領域にレーザ光を照射し、その照射部分を研磨用微小粒子を含むスラリー15を用いて研磨し、レーザ光照射部分の研磨除去量の増大を図るようにしたものである。
【0020】
図6はこのような研磨方法を実現するための装置の概要を示している。この装置はフレーム29とステー30とを備えるとともに、その下部がベース31から構成されている。そしてベース31上にはX−Yテーブルから成る移動台32が配されている。移動台32上には吸着固定装置33が備えられ、この吸着固定装置33によってシリコンウエハ13を吸着保持するようにしている。
【0021】
上記吸着固定装置33の斜め上方位置には膜厚測定装置35が配されている。またこの装置はYAGレーザ37を備えるとともに、光ファイバ38によってYAGレーザ37がレーザ光投影光学系39に接続されている。またこの光学系39の側部には研磨工具40が配されるとともに、研磨工具40は空気圧シリンダ41に連結されて取付けられている。また空気圧シリンダ41の出力側には電動モータ42が配されている。また研磨工具40の側部にはスラリー供給装置16が取付けられており、この装置によってスラリー15が供給されるようになっている。
【0022】
上記膜厚測定装置35は膜厚測定データ処理回路44に接続されている。また膜厚測定データ処理回路44は演算制御ユニット45に接続されている。さらに上記演算制御ユニット45がX−Yテーブル制御回路46と接続されており、この制御回路46によってX−Yテーブルから成る移動台32の駆動制御を行なうようにしている。
【0023】
次にこのような装置による研磨の動作について説明する。被加工物であるシリコンウエハ13は水平平面内のX−Y方向に移動可能なX−Yテーブルから成る移動台32上に吸着固定装置33を介して真空吸着されて取付けられる。
【0024】
この後X−Yテーブル制御回路46の指令に基いて移動台32が図中左方、すなわち膜厚測定装置35の下方に移動し、被加工物13の上方に設置された多重干渉計から成る膜厚測定装置35によって被加工物13の表面の膜厚が測定される。そしてこのような膜厚のデータは、移動台32のX−Y平面上における座標値とともに膜厚測定データ処理回路44に送られ、この処理回路44で処理された後演算制御ユニット45に送られてここで記憶される。このような膜厚の測定を、被加工物13の表面の全体にわたって微小間隔で行なうことにより、被加工物13の表面の凹凸形状を測定することになる。
【0025】
次にスラリー供給装置16によって被加工物13の表面に研磨用微小粒子および研磨用薬液を含むスラリー15を供給する。この後に制御回路46の指示に基いて移動台32がレーザ光投影光学系39の下方に移動される。そしてYAGレーザ37から射出されたレーザ光束は光ファイバ38を通過し、被加工物13の上方に設置された投影光学系39を経由して被加工物13の表面に照射される。
【0026】
このときに予め測定された被加工物13の表面形状に応じて、レーザ光は図2に示すシリコンウエハ13の配線21の上部の表面の凸部23のみに照射される。この光は単一光束として照射され、移動台32の移動によって被加工物13の表面の走査を行なうようにして照射が行なわれる。なお投影光学系に走査光学系を組込むようにしてもよい。
【0027】
この後に移動台32がX−Yテーブル制御回路46の出力信号に基いて、研磨工具40の下方に移動し、研磨工具40が空気圧シリンダ41および電動モータ42の作用によって同時に圧力と回転運動とを作用させながら移動台32の送り運動により研磨を進めることになる。
【0028】
このときに図7に示すように被加工物13の表面に対してレーザ光の照射を行なうことによって、被加工物13の表面においてレーザトラッピング現象によりスラリー15中の微粒子51が凸部23の上部に凝集して堆積する。
【0029】
微粒子51を含むスラリー15にレーザ光を照射すると、その光放射圧によって微粒子51がレーザ光束に捕捉される現象はレーザトラッピングとして知られている。このときスラリー15が供給されたシリコンウエハ13の表面をレーザ光束により走査すると、図7に示すように走査軌跡上に微粒子51が集積して固化する現象が見られる。この現象がレーザトラッピング現象である。このような微粒子51の集積痕をシリコンウエハ13の凸部23上に形成した後に研磨を行なうことにより、微粒子51の集積痕跡周辺のみが局部的に研磨され、微細パターン21と対応する表面凸部23のみが除去加工される。
【0030】
同時に薄膜層22とスラリー中の薬液との化学反応によって、被加工物13の表面に比較的軟質の化学反応層52が図7に示すように形成され、とくにレーザ光照射部分においては活発な化学反応によって急速な化学反応層52が形成される。
【0031】
すなわちスラリー15が供給されたシリコンウエハ13にレーザ光束を照射すると、その照射部分の温度上昇等によって表面に化学反応層が活発に形成される。この化学反応層52は水和層と考えられる。そしてレーザ光の照射によって活発な水和層の形成を行なった後に、この水和層を除去するスラリー15による研磨加工によってとくに表面の凸部23の除去速度が増大される。
【0032】
なおここで研磨に用いられるスラリー15の組成としては、次のような組合わせのものが利用可能である。
【0033】
Figure 0004379556
レーザ光投影光学系39はレーザ光束を容易に凹凸パターン21の幅寸法程度に絞込むことが可能であるために、微小幅の凸部21に関しても選択的研磨が可能になる。このような過程を辿ることによって、微細な凹凸形状を有するシリコンウエハ13上の層間絶縁膜22等において、高精度の平坦化加工が可能になり、図4において24で示す選択的な除去量をもった薄膜層22の除去が可能になり、これによって極めて高い平坦度をもった理想的な研磨加工が行なわれるようになる。
【0034】
なお本加工法はシリコンウエハ13上の層間絶縁被膜22ばかりでなく、シリコンウエハ13上に形成される金属膜、例えばデュアルダマシン工程における銅等の金属膜においても同様の作用によって高精度の平坦化を実現することができる。また非球面レンズの研磨のように、被加工物の特定位置を小型研磨工具で研磨する場合においても、同様に適用可能であって、加工面内における位置分解能が向上することによって、高精度加工が実現されるようになる。
【0035】
本実施の形態のとくに図6に示す装置およびこの装置によって行なわれる研磨加工方法によれば、シリコンウエハ13等の被加工物の特定位置を小型工具15により研磨する場合に、高精度の位置分解能で研磨加工が行なわれる。また半導体プロセスでの微小な凹凸面に対するCMP平坦化加工において、凸部23の選択的な研磨が可能になる。このために図4に示すような理想的な高度の平坦度が得られる。
【0036】
このような研磨装置および研磨方法は上述の如く、SiO2 系材料を主材料としたシリコンウエハ13上の層間絶縁被膜の平坦化を可能にするものである。さらにCu等の金属膜の平坦化をも可能にする。また非球面レンズ等の表面研磨に用いると、高精度の研磨が可能になる。
【0037】
上記実施の形態においてはレーザ光学系39がレーザ光を絞ってシリコンウエハ13の薄膜層22上の凸部23に選択的にレーザ光を照射している。この場合にはX−Yテーブル32を用いて走査しながらレーザ光の照射が行なわれる。このような構成に代えて、走査を行なうことなくしかもレーザ光の照射を行なうために遮光マスク58を用いてよい。
【0038】
図8はこのような装置を示しており、エキスパンダレンズ56、集束レンズ57、遮光マスク58、集束レンズ59、、および凹レンズ60をレーザ光学系中に配する。
【0039】
エキスパンダレンズ56によってレーザ光を拡散させ、集束レンズ57によって拡散されたレーザ光を平行光に変換し、平行光になったレーザ光を遮光マスク58中を透過させ、この後に集束レンズ59で絞り、凹レンズ60で平行光にしてシリコンウエハ13の表面に投射する。このようなレーザ光の投射によれば、遮光マスク58のパターン形状に応じてシリコンウエハ13の表面にレーザ光の照射が行なわれる。従ってX−Yテーブル32とレーザ光投影光学系39とを用いた走査によるレーザ照射を行なうことなくしかもシリコンウエハ13の表面の薄膜層22のとくに表面凸部23のみに選択的にレーザ光を照射することが可能になる。
【0040】
【発明の効果】
加工方法に関する主要な発明は、加工目標とする平面または曲面に対して凹凸を有する被加工面にポリシングパッドを圧着させながら粒子を含むスラリーを用いて研磨する研磨方法において、選択的に大きな研磨除去量を得たい位置にレーザ光を照射し、該レーザ光の照射部分に光放射圧によるレーザトラッピング現象によりスラリー中の粒子を捕捉集合させることにより該位置の研磨除去量を相対的に増大させるようにしたものである。
【0041】
従ってレーザ光が照射される部分がとくに他の部分に比べて相対的な大きな研磨量で研磨が行なわれることになり、選択的に研磨量を調整できるとともに、表面の凹凸の内の凸部の領域にレーザ光を予め照射しておくことによって凸部の選択的な研磨が可能になる。
【0042】
研磨装置に関する主要な発明は、加工目標とする平面または曲面に対して凹凸を有する被加工面にポリシングパッドを圧着させながら粒子を含むスラリーを用いて研磨する研磨装置において、レーザ光を投影照射するレーザ光学系と、軸線方向の押圧と回転運動とを行なう研磨工具系と、を有し、レーザ光学系および研磨工具系が被加工面との間で相対的な運動を行なうことにより、被加工面上の同一位置でレーザ光の照射および研磨を同時にまたは逐次行なうとともに、レーザ光の照射部分に光放射圧によるレーザトラッピング現象によりスラリー中の粒子を捕捉集合させて該部分の研磨除去量を相対的に増大させるようにしたものである。
【0043】
従ってこのような研磨装置によれば、被加工面の所定の位置にレーザ光を照射するとともに研磨を同時にまたは逐次的に行なうことが可能になり、これによって被加工面上の所定の領域の選択的な研磨を行なうことが可能な研磨装置を提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】CMP加工方法を示す正面図である。
【図2】表面に配線パターンと絶縁薄膜層とが形成されたシリコンウエハの要部拡大断面図である。
【図3】シリコンウエハの薄膜層の研磨を示す要部拡大断面図である。
【図4】理想的な薄膜層の研磨を示すシリコンウエハの要部拡大断面図である。
【図5】従来の薄膜層の研磨を示すシリコンウエハの要部拡大断面図である。
【図6】研磨装置の正面図である。
【図7】シリコンウエハ上の薄膜層にレーザ光を照射している状態を示す拡大断面図である。
【図8】遮光マスクを用いたレーザ光学系の要部断面図である。
【符号の説明】
11‥‥ポリシングプレート、12‥‥ポリシングパッド、13‥‥シリコンウエハ、14‥‥研磨ヘッド、15‥‥スラリー、16‥‥スラリー供給装置、21‥‥凹凸(配線パターン)、22‥‥薄膜層(絶縁膜)、23‥‥表面凹凸、24‥‥除去部分(研磨部分)、29‥‥フレーム、30‥‥ステー、31‥‥ベース、32‥‥移動台(X−Yテーブル)、33‥‥吸着固定装置、35‥‥膜厚測定装置、37‥‥YAGレーザ、38‥‥光ファイバ、39‥‥レーザ光投影光学系、40‥‥研磨工具、41‥‥空気圧シリンダ、42‥‥電動モータ、44‥‥膜厚測定データ処理回路、45‥‥演算制御ユニット、46‥‥X−Yテーブル制御回路、51‥‥微粒子、52‥‥化学反応層、56‥‥エキスパンダレンズ、57‥‥集束レンズ、58‥‥遮光マスク、59‥‥集束レンズ、60‥‥凹レンズ

Claims (10)

  1. 加工目標とする平面または曲面に対して凹凸を有する被加工面にポリシングパッドを圧着させながら粒子を含むスラリーを用いて研磨する研磨方法において、
    選択的に大きな研磨除去量を得たい位置にレーザ光を照射し、該レーザ光の照射部分に光放射圧によるレーザトラッピング現象により前記スラリー中の粒子を捕捉集合させることにより該位置の研磨除去量を相対的に増大させることを特徴とする研磨方法。
  2. 被加工面上の凹凸の形状に応じてレーザ光束の移動経路を決定して走査することにより、被加工面上のレーザ光照射部分の研磨除去量を相対的に増大させることを特徴とする請求項1に記載の研磨方法。
  3. 被加工面上の凹凸の形状に応じた遮光マスクをレーザ光路中に配置し、該遮光マスクを通して露光した露光部分である被加工面上のレーザ光の照射部分の研磨除去量を相対的に増大させることを特徴とする請求項1に記載の研磨方法。
  4. 被加工面上のレーザ光の照射部分に光放射圧によるレーザトラッピング現象によりスラリー中の粒子を捕捉集合させ、レーザ光照射部分の近傍のスラリー中の粒子の集中度を局部的に上昇させ、被加工面上の研磨除去量を増大させることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の研磨方法。
  5. 被加工面上のレーザ光の照射部分にレーザ光のエネルギにより被加工面とスラリー液との化学反応により化学反応層を形成し、該化学反応層をスラリー中の粒子により研磨除去し、被加工面上の研磨除去量を増大させることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の研磨方法。
  6. 被加工面上のレーザ光の照射部分に光放射圧によるレーザトラッピング現象によりスラリー中の粒子を捕捉集合させ、レーザ光照射部分の近傍のスラリー中の粒子の集中度を局部的に上昇させ、かつ被加工面上のレーザ光の照射部分にレーザ光のエネルギにより被加工面とスラリー液との化学反応により化学反応層を形成し、該化学反応層をスラリー中の粒子により研磨除去し、被加工面上の研磨除去量を増大させることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の研磨方法。
  7. 研磨加工前または研磨加工中に被加工面上の研磨すべき部分の表面形状を測定して記憶し、その測定データからレーザ光照射位置、レーザ光照射条件、および研磨条件を算出し、その算出結果に従ってレーザ光の照射および研磨加工を行なうことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の研磨方法。
  8. 加工目標とする平面または曲面に対して凹凸を有する被加工面にポリシングパッドを圧着させながら粒子を含むスラリーを用いて研磨する研磨装置において、
    レーザ光を投影照射するレーザ光学系と、
    軸線方向の押圧と回転運動とを行なう研磨工具系と、
    を有し、前記レーザ光学系および前記研磨工具系が被加工面との間で相対的な運動を行なうことにより、被加工面上の同一位置でレーザ光の照射および研磨を同時にまたは逐次行なうとともに、前記レーザ光の照射部分に光放射圧によるレーザトラッピング現象により前記スラリー中の粒子を捕捉集合させて該部分の研磨除去量を相対的に増大させることを特徴とする研磨装置。
  9. 研磨加工前または研磨加工中に被加工面上の研磨予定部分の表面形状を形状測定手段によって測定し、測定された形状を記憶手段によって記憶し、記憶された測定データからレーザ光の照射位置、照射条件、および研磨条件を算出し、該算出結果に基いて前記レーザ光学系がレーザ照射を行ない、あるいは前記研磨工具系が研磨を行なうことを特徴とする請求項8に記載の研磨装置。
  10. レーザ光学系の光路中に遮光マスクが配置され、該遮光マスクによって被加工面上の凹凸の形状に応じて選択的なレーザ光の照射が行なわれることを特徴とする請求項8に記載の研磨装置。
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