JPH10315131A - 半導体ウエハの研磨方法およびその装置 - Google Patents

半導体ウエハの研磨方法およびその装置

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JPH10315131A
JPH10315131A JP9133433A JP13343397A JPH10315131A JP H10315131 A JPH10315131 A JP H10315131A JP 9133433 A JP9133433 A JP 9133433A JP 13343397 A JP13343397 A JP 13343397A JP H10315131 A JPH10315131 A JP H10315131A
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Japan
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polishing
dressing
polishing tool
tool
semiconductor wafer
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JP9133433A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsuda
広志 松田
Sunao Matsubara
直 松原
Shigeo Moriyama
茂夫 森山
Kan Yasui
感 安井
Akinari Kawai
亮成 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドレッシング状態を正確に制御できる研磨技
術を提供する。 【解決手段】 研磨盤13には研磨工具15が設けら
れ、ウエハキャリアに保持されたウエハは研磨工具15
に接触されて研磨される。ドレッサ21により表面がド
レッシングされた研磨工具15は、その表面状態が表面
状態測定機23により測定され、研磨工具15のドレッ
シング終了が表面状態測定機23により測定された正面
状態によって判定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハ表面研
磨用の研磨具を所定の平坦度に整形することにより、半
導体ウエハの表面を所望の高品質に研磨し得るようにし
た半導体ウエハの研磨技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年にあっては、半導体メモリに代表さ
れる大規模集積回路(LSI) の高集積化に伴って配線の多
層化が進み、半導体ウエハ(以下、ウエハと言う)の主
面に形成される凹凸の段差は、1〜数μmのサイズとな
る。この程度の凹凸の段差が主面に形成されると、パタ
ーン形成時には、リソグラフィーの焦点深度が段差に対
応することができなくなり、集積回路の加工精度が低下
し、スパッタリング法による金属成膜ではステップカバ
レッジが悪くなる。
【0003】たとえば、240nmの波長のレーザー光を
光源とするステッパを用いる場合には、高解像度を得る
ためにNA値つまり開口数を高めなければならず、焦点
深度マージンが減少することになり、0.3μm程度を解
像するには、段差は0.3〜0.4μm以下に設定すること
が必要となる。
【0004】そこで、ウエハの表面を平坦に研磨するた
めに、研磨剤を溶媒に懸濁させて、溶媒自体にウエハの
表面を化学的にエッチング処理する能力を持たせつつ、
研磨工具により研磨するようにしたCMP(Chemical Me
chanical Polishing) 技術、つまり化学的機械研磨技術
が適用されている。この技術により、ウエハの主面に形
成された絶縁膜あるいは金属膜の凹凸を平坦化すること
が可能となる。
【0005】ウエハの主面に形成された凹凸をCMP技
術によって研磨してウエハの主面を平坦化する場合に
は、研磨速度は研磨工具の表面状態がきわめて敏感に影
響し、研磨加工が繰り返されると、研磨工具の表面状態
が摩耗などによって劣化するので、研磨速度は研磨加工
時間の経過に伴って低下する。
【0006】そのため、劣化した研磨工具の表面を初期
状態に回復させるために、ダイヤモンド砥粒がニッケル
材により保持されて形成されたダイヤモンドドレッサを
用いて、研磨工具のドレッシング、つまり整形が必要に
なる。このドレッシングはコンディショニングとも言わ
れる。
【0007】研磨布の経時変化による目詰まりを防止す
るために、たとえば特開平5-177534号公報には、研磨布
とダイヤモンドドレッサとを共摺りを行うようにした技
術が記載されている。また、たとえば特開平7-297195号
公報には、研磨布の表面層形成と研磨布の表面形状創成
をダイヤモンド砥粒を付着した工具またはセラミックス
製工具で行うようにする技術が記載されている。
【0008】従来のCMPにあっては、劣化した研磨工
具の表面を初期状態に回復するためのドレッシングを行
う場合には、ドレッシング時間と研磨速度との関係を予
め実測しておき、この関係に基づいてドレッシング終了
時間を管理する方式がとられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、研磨工具のド
レッシング終了に適した時間は、研磨工具によって研磨
される被研磨物であるウエハ側の状態と、研磨工具をド
レッシングするためのドレッサ側の状態とによって変動
することになる。つまり、ウエハのパターンの凹凸の割
合や研磨条件が平坦化する工程やデバイスの品種によっ
て、研磨工具の劣化は常に一定ではない。そして、ドレ
ッシング作業に使用されるドレッシング工具として、た
とえばダイヤモンドドレッサが用いられる場合には、ダ
イヤモンド砥粒の脱落などによりドレッシング性能が低
下するので、ドレッサの性能も常に一定ではない。
【0010】そこで、工程や品種によらず、常に最も研
磨工具が劣化した状態を想定するとともに、ドレッシン
グ性能の劣化をも見込んでドレッシング終了時間を設定
しているので、長時間ドレッシングを行うのが一般的と
なっている。
【0011】このように長時間ドレッシングする方式で
は、必要以上に研磨工具を消耗させることになり、研磨
工具の交換頻度が高くなり、ドレッシングに要する時間
もかかるという問題点がある。
【0012】本発明の目的は、ドレッシングによる研磨
工具の表面状態の変化を把握することによって、ドレッ
シング状態を正確に制御できる研磨技術を提供すること
にある。
【0013】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0015】すなわち、本発明の半導体ウエハの研磨方
法は、ドレッシング工程においてドレッシングされた研
磨工具の表面状態を測定し、その測定値により研磨工具
のドレッシング終了を判定するようにしている。測定値
としては、研磨工具の表面粗さ、研磨工具の平坦度、ま
たは研磨工具の表面の滑り摩擦抵抗のいずれかあるいは
これらの複数の測定値とすることができる。
【0016】ドレッサによって研磨工具をドレッシング
すると同時に研磨工具の表面状態を測定するようにして
も良く、研磨工具に所定のドレッシングを行い、ドレッ
シングを中断して研磨工具の表面状態を測定するように
しても良い。
【0017】本発明の研磨装置は、研磨工具が設けられ
た研磨盤と、半導体ウエハを保持して前記半導体ウエハ
の表面を前記研磨工具に接触させるウエハキャリアと、
前記研磨工具の表面をドレッシングするドレッサと、前
記ドレッサによりドレッシングされた前記研磨工具の表
面状態を測定する表面状態測定機と、前記表面状態測定
機からの測定値信号により前記研磨工具のドレッシング
終了を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
前記制御手段に前記研磨工具のドレッシング条件を前記
表面状態測定機による前記研磨工具の表面状態の測定値
により変更するドレッシング条件設定部を設けても良
く、前記表面状態測定機による前記研磨工具の表面状態
の測定値により研磨条件を変更する研磨条件設定部を設
けても良く、さらには、前記表面状態測定機による前記
研磨工具の表面状態の測定値に基づいて、その後に行う
前記研磨工具のドレッシング条件を設定するドレッシン
グ条件設定部を制御手段に設けても良い。
【0018】このような本発明にあっては、ドレッシン
グの終了を時間で管理することなく、ドレッシングによ
る研磨工具の表面状態の変化を把握することにより、ド
レッシング状態を正確に制御することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1〜図3は本発明の一実施の形態である
半導体ウエハの研磨装置を示す図であり、図1は研磨工
具をドレッサによりドレッシングしている状態を示す断
面図であり、図2は図1における2−2線に沿う断面図
であり、図3は研磨工具により半導体ウエハを研磨して
いる状態を示す断面図である。
【0021】図示するように、研磨装置は上部が開口さ
れた筐体11を有し、この筐体11に回転自在に取り付
けられた回転軸12の上端部には、筐体11内に位置さ
せてプラテンつまり研磨盤13が取り付けられ、この研
磨盤13は研磨盤回転用モータ14により回転駆動され
るようになっている。研磨盤13の表面には、多数の気
孔を有する合成樹脂を研磨盤13の表面に均一に貼り付
けられて形成された研磨パッドつまり研磨工具15が設
けられている。
【0022】研磨装置は、図3に示すように、研磨工具
15により表面が研磨される被研磨物としてのウエハW
を保持するためのウエハキャリア16を有しており、こ
のウエハキャリア16は駆動軸17の下端部に取り付け
られ、この駆動軸17はウエハキャリア16と一体とな
ってキャリア回転用のモータにより回転駆動されるよう
になっており、さらに研磨盤13の上で上下動自在とな
っている。ウエハWは、ウエハキャリア16に設けられ
た真空案内路に真空を供給することにより、その表面つ
まり被研磨面Waを下向きとしてウエハキャリア16に
保持される。ウエハキャリア16の先端部には、ウエハ
Wを収容するための凹部18が形成されており、この凹
部18内にウエハWを収容すると、ウエハWの被研磨面
Waはウエハキャリア16の先端面とほぼ同一面かある
いは僅かに先端面よりも突出した状態となる。
【0023】研磨工具15の表面とウエハWの被研磨面
Waとの間に研磨液Lを供給するために、研磨液供給管
19が研磨装置に設けられており、ここから供給される
研磨液LによってウエハWの被研磨面Waは化学的に研
磨される。
【0024】図示する研磨装置は、研磨工具15の表面
を整形つまりドレッシングするための整形工具つまりド
レッサ21を有しており、このドレッサ21はモータに
より回転駆動されるとともに、研磨盤13の上で上下動
自在となった駆動軸22の下端部に設けられている。ド
レッサ21により研磨工具15の表面をドレッシングす
る際にも、研磨工具15によってウエハWの表面を研磨
する際に供給される研磨液Lと同様の成分の研磨液Lが
研磨工具15の表面に供給されるようになっており、ド
レッシングが行われるときに発生する切削くずの除去や
ドレッシング時の摩擦熱の除去が研磨液Lによって行わ
れる。
【0025】図1に示されように、研磨装置は研磨工具
15の表面状態を測定するための表面状態測定機23を
有し、この表面状態測定機23は、研磨盤13の上方に
これの径方向に延びて設けられたガイド部材24に沿っ
て摺動自在に装着された移動部材25に取り付けられて
いる。
【0026】図4は研磨装置の作動を制御する制御回路
を示すブロック図であり、CPUなどを有する制御部3
1からの信号によって、研磨盤13を回転するための研
磨盤回転用モータ14、キャリア回転用モータ32、ウ
エハキァリア16を上下方向に移動したり、この上下動
に加えて水平方向に移動するためのキャリア移動装置3
3の作動が制御されるようになっている。さらに、ドレ
ッサ21を回転するためのドレッサ回転用モータ34、
およびドレッサ21を上下方向に移動するためのドレッ
サ移動装置35の作動が制御部31からの信号によって
制御されるようになっており、このドレッサ移動装置3
5により、上下動に加えて水平方向にもドレッサ21を
移動するようにしても良い。
【0027】また、研磨液Lを研磨液供給管19から研
磨工具15の表面に供給するための研磨液供給用ポンプ
36と、表面状態測定機23をガイド部材24に沿って
移動するための測定機移動装置37とにそれぞれ制御部
31から制御信号が送られるようになっている。表面状
態測定機23からは測定信号が制御部31に送られるよ
うになっており、さらに研磨装置の作動を指令するため
の操作ボード38からの入力信号が制御部31に送られ
るようになっている。
【0028】研磨装置を構成する表面状態測定機23な
どの機器の作動手順および研磨工具15によるウエハW
に対する押し付け力などの研磨条件やドレッサ21の研
磨工具15に対する押し付け力などのドレッシング条件
は、制御部31内に設けられたメモリや外部に接続され
たメモリ39に格納されており、さらにメモリには表面
状態測定機23により測定されたデータが格納されるよ
うになっている。
【0029】図5は半導体装置の製造工程の概略を示す
フローチャートであり、シリコン単結晶インゴットをダ
イヤモンドカッターなどを用いて切断することにより、
所定の厚みを有する円板状のウエハWが形成される。こ
のウエハWはラッピング装置そしてポリシング装置によ
りウエハWの両面が鏡面仕上げされる。このようにして
両面が鏡面仕上げされたウエハWは、LSI製造プロセ
スにおいて、その主面に半導体集積回路が形成される。
このプロセスは、PVD装置、CVD装置そしてエピタ
キシャル成長装置などを用いて絶縁膜や金属配線膜など
を形成する多数の工程を有している。
【0030】このようにして、ウエハ主面に回路が形成
されたウエハWは、ダイシング工程において半導体チッ
プ単位に切断され、ダイボンディング工程においてリー
ドフレームの所定の位置にチップが搭載された後、ワイ
ヤボンディング工程においてリードフレームのインナー
リード部と半導体チップに設けられたボンディングパッ
ドとがワイヤを介して電気的に接続される。半導体チッ
プにはこれを封止するためにモールド工程において樹脂
パッケージ本体が成形された後に、リードフレームのう
ち不要な部分が切断され、アウターリード部を所定の形
状に折り曲げ加工することにより、半導体装置が製造さ
れることになる。
【0031】図6は図5に示したLSI製造プロセスに
おいてウエハWの主面に回路を形成するための多数の工
程のうち一部の工程を示す図であり、図6(A)はウエ
ハWにスパッタリングによりタングステンなどからなる
金属配線層41が形成された状態を示す。図6(B)は
金属配線層41の表面に酸化膜42がCVD装置によっ
て形成された状態を示す。この酸化膜42は金属配線層
41の上面に形成されており、その表面が凹凸となって
いる。そこで、図6(C)に示すように、酸化膜42の
表面を平坦化するために、前述した研磨装置つまりCM
P装置が使用される。
【0032】図1〜図3に示す研磨装置を用いることに
より、研磨工具15によるウエハWの表面の研磨とドレ
ッサ21による研磨工具15のドレッシングとが行われ
る。ドレッシングは、所定枚数のウエハWに対する研磨
が終了した後、あるいは1枚のウエハWに対する研磨が
終了する毎に行うようにしても良く、研磨と同時にドレ
ッシングを行うようにしても良い。
【0033】図7は研磨装置を用いて1枚のウエハWの
研磨が終了する毎に研磨工具15の表面をドレッシング
する場合における研磨作業の手順を示すフローチャート
であり、研磨装置に電源が供給されて装置が作動可能と
なると、まず、ステップS1において制御部31を構成
するCPUなどが初期設定される。
【0034】この状態のもとで、操作ボード38に設け
られた入力キーが作業者により操作されたり、あるいは
自動的に研磨装置を作動させる信号が入力されて研磨開
始指令がステップS2で出されると、ステップS3で研
磨盤13がモータ14により回転駆動される。この状態
のもとで、ウエハキャリア16に保持されたウエハWが
ウエハキャリア16によって研磨工具15に所定の押し
付け力によって押し付けられて、ウエハWの表面Waが
研磨される(ステップS4)。ステップS5で研磨終了
が判断されると、直ちに研磨作業が終了して、ウエハキ
ャリア16は上方に退避移動される。
【0035】次いで、ステップS6ではドレッシングが
開始されて、ドレッサ21が研磨工具15に向けて下降
移動して研磨工具15に押し付けられる。ドレッシング
が開始されると、表面状態測定機23が作動されて研磨
工具15の表面状態が測定される(ステップS7)。研
磨工具15の表面状態が所定の表面状態にまでドレッシ
ングされたことがステップS8で判断されたならば、ド
レッシングを停止してドレッサ21は上方に移動され、
ステップS9において研磨作業を終了するか否かが判断
される。引き続いて他のウエハWに対する研磨が行われ
る場合には、ステップS4に戻されて、ステップS9に
おいて研磨作業の終了まで繰り返される。ステップS1
0において研磨作業の終了が判断された場合には、研磨
盤13の回転が停止されて、研磨が終了する。
【0036】図7に示す研磨方法にあっては、1枚のウ
エハWに対する研磨が終了する毎に研磨工具15のドレ
ッシングを行っているが、前記したように、所定枚数の
ウエハWに対する研磨が終了した後にドレッシングを行
うようにしても良い。
【0037】いずれの場合にも、ドレッシングを行う際
に、ドレッサ21によって所定の時間だけドレッシング
を行ったならば、ドレッシングを中断して研磨工具15
の表面状態を測定し、所定の表面状態となっていない場
合にはさらに所定の時間だけドレッシングを行って再度
ドレッシングを中断して表面状態を測定するようにし、
所定の表面状態となるまで、ドレッシングと表面測定と
を繰り返すようにしても良い。さらには、研磨とドレッ
シングとを同時に行うようにしても良く、その場合には
研磨工具15の表面状態が所定の状態となったならば、
ドレッシングを中止し、所定の表面状態よりも表面状態
が低下した場合にはドレッシングを再開するように研磨
とドレッシングとを制御する。
【0038】研磨工具15によるウエハWの表面の研磨
条件としては、研磨盤13の回転数、ウエハWの回転数
やウエハキャリア16によるウエハWへの押し付け力な
どがあるが、これらの条件は研磨条件設定部として機能
するメモリ39に格納されており、それを読み出して制
御部31により研磨盤13の回転数などが制御される。
そして、研磨開始前に表面状態測定機23により研磨工
具15の表面状態を測定し、その測定した研磨工具15
の表面状態の測定値により研磨条件を変更するようにし
ても良い。
【0039】ドレッシングがなされる際におけるドレッ
シング条件としては、研磨盤13の回転数、ドレッサ2
1の回転数やドレッサ21の研磨工具15に対する押し
付け力などがあるが、これらの条件もドレッシング条件
設定部としても機能するメモリ39に格納されており、
それを読み出して制御部31によりドレッサ21の回転
数などが制御される。そのドレッシング条件を研磨条件
と同様に、表面状態測定機23により測定した研磨工具
15の表面状態の測定値により変更するようにしても良
い。
【0040】このように、研磨工具15の表面状態に応
じて、研磨条件やドレッシング条件を変更することによ
り、最適の研磨条件および最適のドレッシング条件によ
ってそれぞれの作業が行われる。
【0041】また、予め設定された研磨条件やドレッシ
ング条件が、表面状態測定機23による測定値に基づい
て変更された場合には、その後に行われる研磨やドレッ
シングの条件を変更された条件に基づいて行うべく、変
更後の条件をメモリ39に格納するようにしても良い。
【0042】次に、表面状態測定機23による研磨工具
15の表面状態を検出する方式について説明する。表面
状態を検出する方式としては、研磨工具15の表面粗さ
を測定する方式、平坦度を測定する方式および表面の滑
り摩擦抵抗を測定する方式などがある。
【0043】表面粗さは、研磨工具15の表面が初期状
態の多数の気孔を有する合成樹脂の状態と、目詰まりし
た状態との違いを捉えることで測定することができ、研
磨工具15の表面に触針を接触させるようにした触針式
と、研磨工具15の表面の光の反射率を検出するように
した光学的方式とのいずれかを適用して表面粗さを測定
することができる。
【0044】図8は研磨工具15としてビトリファイド
砥石(JIS R6210)を用い、研磨盤13の回転
を停止した状態で触針式で研磨工具15の表面粗さを測
定した結果を示すグラフであり、ドレッシングを30秒
行う毎に研磨盤13の回転を停止して表面粗さを測定し
た。この結果、1.5分ドレッシングすることにより、研
磨工具15の表面粗さがほぼ初期状態に回復しているこ
とが判明し、触針式に研磨工具15の表面粗さを測定す
ることにより、研磨工具15が所定の表面状態にドレッ
シングされたことを検出するきことができ、ドレッシン
グの終了状態を判定することができる。
【0045】図9は研磨工具15として前述と同じくビ
トリファイド砥石を用い、研磨盤13を回転させた状態
の研磨工具15に接触させた触針に生ずる振動を測定し
た結果を示すグラフであり、触針の振動時の振幅を表面
粗さに換算することによってドレッシングの終了状態を
判定することができる。
【0046】図10は上述と同様に、研磨工具15とし
てビトリファイド砥石を用い、研磨盤13を回転さた状
態として研磨工具15に照射した光の表面反射率を測定
結果を示すグラフであり、表面反射率が所定値以下とな
ると、研磨工具15の表面粗さが所定の粗さとなったこ
とを判定することができる。
【0047】次に、平坦度は触針式や光学的変位計によ
り測定することができ、研磨工具15の表面全体の凹凸
を検出することができる。
【0048】図11は研磨工具15としてアスカーCス
ケール硬度60度程度の軟質な研磨パッドを用いて、そ
の平坦度を研磨工具15を停止した状態で光学式変位計
により研磨工具つまり研磨盤13の半径方向に測定した
結果を示すグラフである。ドレッシング前には30μm
程度の凹凸があったが、2分間のドレッシング後には5
μm以下の凹凸になった。
【0049】ウエハWを研磨工具15により研磨する場
合には、ウエハWは図3に示すようなウエハホルダつま
りウエハキャリア16によって保持されるが、ウエハキ
ャリア16のウエハ保持面は平坦であり、研磨パッドつ
まり研磨工具15の表面も平坦となっていなければなら
ない。たとえば、図11に示すようにドレッシング前の
状態では、研磨工具15の表面が平坦となっておらず、
弓なりとなっているために、ウエハWの周辺部は、中心
部よりも大きな荷重を受けることになり、研磨速度が早
くなる。これに対して、研磨工具15の中心部では、荷
重が小さくなるために研磨速度は遅くなる。このため、
ウエハWの中央部分よりも周辺部分の研磨レートが高く
なり、ウエハWの面内において研磨むらが増大すること
になる。したがって、研磨工具15の表面の平坦度をド
レッシングによって高めることにより、研磨レートをウ
エハWの面内において均一とすることができる。
【0050】滑り摩擦抵抗を測定することにより表面状
態を検出する方式としては、測定用の小片が受ける摩擦
力を歪ゲージによって測定する方式を挙げることができ
る。測定用の小片としては、5mm角程度の石英ガラス
などが適当である。
【0051】図12は研磨工具15としてアスカーCス
ケール硬度60程度の軟質な研磨パッドを用いて、研磨
盤13を回転させた状態で歪ゲージの変位電圧を測定し
た結果を示すグラフである。その測定結果によると、1.
5分ドレッシングすることにより、ほぼ表面粗さが回復
しており、滑り摩擦抵抗を測定することによっても表面
状態の回復、つまりドレッシングの終了を判定すること
ができる。
【0052】次に、最適なドレッシング終了の判定方式
について説明する。研磨工具15としては多数の気孔を
有する合成樹脂でできた、たとえばアスカーCスケール
硬度60程度の軟質な研磨パッドを用い、研磨盤13は
20rpmで回転させた。一方、ドレッサ21は、20
0メッシュ程度のダイヤモンド砥粒を保持させ100r
pmで回転させた。研磨液LはウエハWの研磨時に影響
しないように、ウエハの研磨時と同じ成分のコロイダル
シリカ研磨液を用い、40cc/minの割合で研磨パ
ッドの表面に供給した。
【0053】ドレッシングの開始と同時にドレッサ21
に荷重を加え、100g/cm2 の荷重に維持した。研
磨パッドの場合には、平坦度もウエハ研磨に与える影響
が大きいので、滑り摩擦抵抗と平坦度の両方を測定し
た。したがって、この場合には、表面状態測定機23
は、測定用の小片が受ける摩擦力を歪ゲージにより測定
するユニットと、レーザ変位計とを有している。この表
面状態測定機23は、ガイド部材24に案内されて研磨
盤13の中心部と周辺部との間を交互に移動しながら、
研磨パッドの表面状態を測定する。移動時間は半径距離
の1ストロークを5秒とした。したがって、平坦度の測
定データである研磨盤13の半径方向の変位量は、5秒
毎に得られることとなる。
【0054】ドレッシング終了の判定は、たとえば、歪
ゲージの変位電圧を判定値Aとし、これを1.3V以上に
設定し、研磨盤13の半径方向の変位量を設定値Bとし
て5μm以下に設定した。
【0055】図13は研磨工具15をドレッサ21によ
りドレッシングしながら、図12に示した場合と同様に
研磨工具15の表面の滑り摩擦抵抗を検出すべく歪ゲー
ジの変位電圧を測定した結果と、図11に示した場合と
同様に研磨工具15の平坦度を測定した結果とを示すグ
ラフである。ドレッシングを開始してから50秒後に、
滑り摩擦抵抗がドレッシング終了状態に対応した歪ゲー
ジの変位電圧値が判定値Aに到達した。そして、1分4
0秒後に平坦度がドレッシング終了状態に相当する判定
値Bに到達したので、この時点でドレッシングを終了し
た。
【0056】図13に示す場合には、ドレッシングしな
がら研磨工具15の表面状態を測定しているが、測定毎
にドレッシングを一時中断し研磨盤13の回転を停止し
て表面状態を測定することも可能である。また、ドレッ
シング時間を一定にするために、ドレッサ21の回転数
や押し付け荷重を変更するようにしたり、測定した表面
状態のデータに基づいて、次にドレッシングする際のド
レッシング条件を設定するようにすることも可能であ
る。さらに、研磨工具15のドレッシングは常に一定条
件で行い、研磨工具15の表面状態を測定した値により
ウエハWの研磨条件を変更することも可能である。
【0057】平坦度を測定する方式として、光学的方式
を用いることも可能であり、その場合には、所定の平坦
度となると反射光が一点に集中することから反射率を求
めることにより平坦度を検出することができる。
【0058】また、表面粗さの測定と平坦度の測定とを
それぞれ研磨工具15の表面の光の反射により行うよう
にしても良く、その場合にはそれぞれの測定計を表面状
態測定機23に一体化して1方向から光を照射して反射
角度別の反射率を求め、反射率の総合値により表面粗さ
を、反射率角度別の集中度から平坦度を求めドレッシン
グの終了を判定するようにしても良い。
【0059】さらに、ドレッサ21と研磨工具15とを
XY2軸方向に相対的に移動させるようにし、ドレッシ
ングが不十分な部分を集中的にドレッシングするように
しても良い。
【0060】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0061】たとえば、表面状態の検出方式としては、
上述した複数の検出方式を任意に組み合わせたり、単一
の検出方式のみを用いるようにしても良い。
【0062】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明を、その利用分野であるウエハの主面に形
成された金属膜や絶縁膜などの表面を平坦化するための
化学的機械研磨の技術に適用した場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、たとえば、ウエハ
の主面に回路を形成する前にラッピングやポリッシング
によりウエハの鏡面仕上げを行うための研磨装置にも本
発明を適用することができる。その場合には、ウエハの
両面を同時に研磨するので、下側の面を研磨する下定盤
に設けられた研磨工具と、上側の面を研磨する上定盤に
設けられた研磨工具とのそれぞれを表面状態測定機によ
り検出することになる。
【0063】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0064】(1).ドレッシングの終了を時間で管理する
方式に代えて、ドレッシングによる研磨工具の表面状態
の変化を把握することによって、ドレッシング状態を正
確に制御することが可能となる。
【0065】(2).ドレッシングによる研磨工具の消耗を
最小限に抑えることができ、研磨工具の交換頻度を低減
することができる。
【0066】(3).ドレッシング状態を正確に制御するこ
とができるので、より安定的にウエハを研磨することが
できる。
【0067】(4).ドレッシングに要する時間を短くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である研磨装置の正面側
を示す側断面図である。
【図2】図1における2−2線に沿う研磨装置の平面側
を示す断面図である。
【図3】図1および図2に示す研磨装置を他の方向から
見た側断面図である。
【図4】研磨装置の制御回路を示すブロック図である。
【図5】半導体装置の製造手順を示す工程図である。
【図6】(A)〜(C)は半導体ウエハの主面に回路を
形成するための半導体ウエハの製造手順の一例を示す工
程図である。
【図7】研磨装置の制御手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】研磨工具の表面粗さを触針式によって測定した
場合における表面粗さのドレッシング時間に伴う変化を
測定した結果を示すグラフである。
【図9】回転状態の研磨工具に触針を接触させて触針の
振幅の変化から研磨工具の表面粗さを換算するために、
振幅をドレッシング時間の経過とともに測定した結果を
示すグラフである。
【図10】研磨工具の表面に光を照射してその光の反射
率の変化をドレッシング時間の経過とともに測定した結
果を示すグラフである。
【図11】研磨工具の表面の平坦度を検出するために、
研磨工具の半径方向に変位量をレーザー変位計で測定し
た結果を示すグラフである。
【図12】滑り摩擦抵抗測定用の歪ゲージにより得られ
る変位電圧をドレッシング時間の経過とともに測定した
結果を示すグラフである。
【図13】ドレッシング時間の経過に伴って、滑り摩擦
抵抗測定用の歪ゲージの変位電圧とレーザー変位計によ
る最大変位量の変化とをそれぞれ測定した結果を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
11 筐体 12 回転軸 13 研磨盤 14 研磨盤回転用モータ 15 研磨工具 16 ウエハキャリア 17 駆動軸 18 凹部 19 研磨液供給管 21 ドレッサ 22 駆動軸 23 表面状態測定機 24 ガイド部材 25 移動部材 31 制御部 32 キャリア回転用モータ 33 キャリア移動装置 34 ドレッサ回転用モータ 35 ドレッサ移動装置 36 研磨液供給用ポンプ 37 測定機移動装置 38 操作ボード L 研磨液 W ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安井 感 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 河合 亮成 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨工具に半導体ウエハの表面を接触さ
    せかつ前記研磨工具に研磨液を供給して前記研磨工具と
    前記半導体ウエハとを相対的に擦り付けて前記半導体ウ
    エハを研磨する研磨工程と、前記研磨工具をドレッサに
    よりドレッシングするドレッシング工程とを有する半導
    体ウエハの研磨方法であって、 前記ドレッシング工程においてドレッシングされた前記
    研磨工具の表面状態を測定し、 その測定値により前記研磨工具のドレッシング終了を判
    定するようにしたことを特徴とする半導体ウエハの研磨
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体ウエハの研磨方法
    において、前記測定値は前記研磨工具の表面粗さ、前記
    研磨工具の平坦度、または前記研磨工具の表面の滑り摩
    擦抵抗であることを特徴とする半導体ウエハの研磨方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体ウエハの
    研磨方法において、前記ドレッサによって前記研磨工具
    をドレッシングすると同時に前記研磨工具の表面状態を
    測定するようにしたことを特徴とする半導体ウエハの研
    磨方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の半導体ウエハの
    研磨方法において、前記ドレッサによって前記研磨工具
    に所定のドレッシングを行った後にドレッシングを中断
    し、中断時に前記研磨工具の表面状態を測定するように
    したことを特徴とする半導体ウエハの研磨方法。
  5. 【請求項5】 研磨工具が設けられた研磨盤と、 半導体ウエハを保持して前記半導体ウエハの表面を前記
    研磨工具に接触させるウエハキャリアと、 前記研磨工具の表面をドレッシングするドレッサと、 前記ドレッサによりドレッシングされた前記研磨工具の
    表面状態を測定する表面状態測定機と、 前記表面状態測定機からの測定値信号により前記研磨工
    具のドレッシング終了を制御する制御手段とを有するこ
    とを特徴とする半導体ウエハの研磨装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体ウエハの研磨装置
    において、前記制御手段は、前記研磨工具のドレッシン
    グ条件を前記表面状態測定機による前記研磨工具の表面
    状態の測定値により変更するドレッシング条件設定部を
    有することを特徴とする半導体ウエハの研磨装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の半導体ウエハの
    研磨装置において、前記制御手段は、前記表面状態測定
    機による前記研磨工具の表面状態の測定値に基づいて、
    その後に行う前記研磨工具のドレッシング条件を設定す
    るドレッシング条件設定部を有することを特徴とする半
    導体ウエハの研磨装置。
  8. 【請求項8】 請求項5,6または7のいずれか1項記
    載の半導体ウエハの研磨装置において、前記制御手段
    は、前記研磨工具のドレッシング条件を一定に制御し
    て、前記表面状態測定機による前記研磨工具の表面状態
    の測定値により研磨条件を変更する研磨条件設定部を有
    することを特徴とする半導体ウエハの研磨装置。
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