JP4377059B2 - 電気的に消去可能でプログラム可能なメモリセルにおいてフローティングゲートをコントロールゲート及び絶縁領域に自己整列させる方法 - Google Patents

電気的に消去可能でプログラム可能なメモリセルにおいてフローティングゲートをコントロールゲート及び絶縁領域に自己整列させる方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
(発明の分野)
本発明は、コントロールゲート及びフローティングゲートを有し、このコントロールゲート及びフローティングゲートは、そのフローティングゲートをコントロールゲート及び絶縁層に対して両方の横方向にて自己整列させた状態で横方向に離して一定間隔に配置される種類の電気的に消去可能でプログラム可能なスプリットゲート・メモリセルを製造する方法に関する。本発明は更に、そのような方法で製造されるセルに関する。
【0002】
【従来の技術】
(発明の背景)
電気的に消去可能でプログラム可能なスプリットゲート・メモリセルは従来よく知られている。このセルの一つの種類として、半導体基板に第1及び第2の一定間隔離して配置した領域を有し、その間にチャンネルを持たせたものがある。フローティングゲートは基板から絶縁され、チャンネルの第1の部分の上方に置かれる。コントロールゲートは基板から絶縁され、フローティングゲートから一定間隔置いて配置され、チャンネルの第1の部分とは違って、第2の部分の上方に置かれる。かかるセルは米国特許第5,029,130号に例示されている。このような種類のセルを製造する方法も上記特許に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような電気的に消去可能でプログラム可能なメモリセルを信頼性高く且つ再現性良く製造するときの問題の1つは、両方の横方向において、フローティングゲートをコントロールゲートに、且つ、そのフローティングゲートを絶縁領域に整列(alignment)させることである。この整列は、それが正確に且つ精密に制御されることができるならば、セルの極限の大きさを制御でき、このセルが勿論、そのデバイスの密度及び降伏(yield)の極限値を決定することになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(発明の概要)
かくして、本発明においては、このような電気的に消去可能でプログラム可能なメモリセルを製造する方法は、基板上に絶縁材料の第1の層を形成するステップを有する。この絶縁材料から成る第1の層の表面には、ポリシリコンの第1の層が形成される。次いで、このポリシリコンの第1の層はパターン化され、選択的に領域が除去される。絶縁材料から成る第2の層が、ポリシリコンから成る第1の層の表面に形成される。この絶縁材料の第2の層は選択的にマスクされ、異方性をもって除去されて、フローティングゲートとなる、ポリシリコンから成る第1の層における相当する領域が定義される。この第2の絶縁材料から成る層は更に等方性のエッチングで処理される。このポリシリコンの第1の層は異方性のエッチングに付され、ポリシリコンの第1の層からフローティングゲートが形成される。このポリシリコンから成る第1の層の露出した部分は酸化されてシャープなエッジが形成される。次いで、二酸化珪素が、絶縁材料から成る第2の層の表面及びポリシリコンから成る第1の層の酸化露出部の表面に蒸着される。ポリシリコンの第2の層が、蒸着された二酸化珪素の表面に蒸着される。このポリシリコンの第2の層は異方性のエッチングで処理され、コントロールゲートに形成される。このようなメモリセルの構成により、そのコントロールゲート及びフローティングゲートは自己整列されることになる。
【0005】
【発明の実施の形態】
(図面の詳細な説明)
以下、この発明の実施形態を図面に基づき説明する。
【0006】
図1を参照すると、本発明の製造工程により製造された本発明に係るメモリセル10の断面図が示されている。同図に示す如く、この大きさ及び工程の仕方は0.18ミクロンによるプロセスを対象としている。本発明は、明らかにそのような工程に限定されるものではなく、他の処理で用いることもできる。
【0007】
メモリセル10は、典型的にはシリコンから作られた半導体基板12を備える。この半導体基板12には第1の領域14及び第2の領域16が形成され、さらにそれらの領域を分ける形でチャンネル領域18が設けられている。典型的には、第1の領域14はドレインであり、第2の領域はソースである。当然に、この領域14及び16に対する機能の割当は上述とは反対にすることができる。絶縁材料から成る第1の層20が基板12の表面に形成されている。この第1の層20は、その典型的な絶縁材料として、二酸化珪素(silicon dioxide)が用いられ、約50〜100オングストロームの厚さを有する。フローティングゲート22は、ポリシリコン(polysilicon)から製造されており、絶縁材料で成る第1の層20の表面に形成されている。このフローティングゲート22は約300〜500オングストロームの厚さになっている。このため、フローティングゲート22は前記基板12とは絶縁されており、チャンネル18の第1の部分の上方に位置している。このフローティングゲート22は、基板12の第2の領域の上まで広がっており、基板に対して静電容量的に結合している。さらに、ポリシリコンで作られたコントロールゲート24がフローティングゲート22から横方向に一定間隔離れて設けられ、絶縁材料から成る第1の層20の表面に配されている。このため、コントロールゲート24も同様に基板12から絶縁されており、チャンネル18の第2の部分の上方に位置している。このフローティングゲート22及びコントロールゲート24は互いに一定距離離れており、典型的な絶縁材料として二酸化珪素を用いる第2の層32によって分離されている。
【0008】
複製可能なメモリセル10を高信頼性で製造するときの重要な問題の1つは、フローティングゲート22に対するコントロールゲート22の整列である。さらに、別の重要な問題は絶縁領域に対するフローティングゲート22の両横方向における整列である。以下の説明で分かるように、本発明に係る方法に関連して、これらの重要な整列の問題は全て、自己整列(self−aligning)の工程である本発明の方法を用いることにより解決することができる。前述したように、セル10の動作は通常良く知られているところであり、本出願でも参照として挙げている米国特許第5,029,130号及び同第5,572,054号に述べられている。
【0009】
このメモリセル10を基板12にアレイ状に形成する方法を実施するための最初の工程は、基板12に分離領域40を形成することである。この分離領域40により、図2(1)に示す如く、メモリセル10がある行(i)にて1つのメモリセル10を他のメモリセルから分離されている。しかし、この分離領域40はビットライン方向には連続的になっていない。ワードライン方向に並列に走行する共通のソースライン16を許容する列又はビットライン方向には不連続であり、以下にこれをより詳細に述べる。この共通のソースライン16は同一の列(例えば、同一の列におけるメモリセル10b)を互いに分離する機能を有する。ライン2−2に沿った断面図を図2(2)に示す。この分離領域40は周知のLOCOS工程又はシャロートレンチ(shallow trench)工程により製造することができる。本発明を説明するために、分離領域40はシャロートレンチから成ることとする。
【0010】
図3(1)に、本発明の方法に拠る次の工程で製造される基板の上面図を示す。この分離領域40が形成された後、二酸化珪素から成る第1の層20が基板12の表面に形成される。この二酸化珪素から成る第1の層20は熱酸化法により形成され、その厚さは約80オングストロームになる。この後、ポリシリコンの第1の層22が二酸化珪素の第1の層20の表面に形成される。このポリシリコン層22は減圧化学蒸着(LPCVD)法により形成され、この結果、厚さが約500オングストロームの層状になる。図3(2)及び(3)は、図3(1)のライン2−2及び3−3に沿ってそれぞれ破断されたときの断面図である。
【0011】
図4(1)には、本発明の方法に拠る次の工程で製造される基板12の上面図を示す。図4(1)上のライン2−2及び3−3に沿った破断された断面図は図4(2)及び(3)にそれぞれ示す。これによると、ポリシリコン22がパターン化され、ワードライン方向において隣接メモリセル10間で分離領域40に並行な部分50が除去される。したがって、フローティングゲート22(ポリシリコン層22から形成される)は、同一のワードラインにおいて隣接ビットライン(すなわち隣接する列(column))における隣接フローティングゲート22から分離される。このスロット50は分離領域40の幅よりも小さいか又は狭い幅を有する。これが保証となって、ミスアライメントが起こっても、第1のポリシリコン層22が「行(row)」方向における隣接分離領域40間の領域に必ず収まっていることになる。
【0012】
二酸化珪素から成る第2の層26が全部の領域上に形成される。この結果を図5(1)に示し、この図のライン2−2及び3−3に沿ってみた断面図をそれぞれ図5(2)及び(3)に示す。この二酸化珪素の第2の層26はLPCVD法により形成され、厚さが約2000オングストロームの二酸化珪素の層になる。この二酸化珪素の第2の層26はスロット50に充填され、このスロットにより行方向においてフローティングゲート22が分離される。スロット50を絶縁層26で充填することにより、フローティングゲート22は行方向において分離領域50に対して自己整列される。
【0013】
フォトレジスト28が適宜にその二酸化珪素の第2の層26に塗布され、次いでマスキング及びパターニングされる。このフォトレジスト28により、二酸化珪素から成る第2の層26の部分が選択的にマスクされる。この状態を図6(1)に示し、その図のライン2−2に沿ってみた断面図を図6(2)に示す。このフォトレジスト28はワードライン方向に並行なストライプ状に残り、分離領域40の間を横断する部分と分離領域40間の前記領域の上の部分とを有して、第2の層26及び第1の層22における領域が決められ、そのように定義される第1の層22におけるポリシリコンの領域がフローティングゲート22を形成することになる。
【0014】
この二酸化珪素の第2の層26は異方性のエッチングで処理される。この異方性エッチングは二酸化珪素の第2の層26を通って、ポリシリコンの第1の層22まで進行する。この様子を図7に示すが、この図は、かかる異方性エッチングの後で図6(1)のライン2−2に沿ってみた断面図に相当する。この結果、二酸化珪素から成る内部接続された第2の層26の行ができ、その中では、酸化層26は各行内では連続し且つ内部接続されているが、酸化層26の行同士に関しては互いに分離されている。
【0015】
この二酸化珪素の第2の層26が異方性のエッチングで処理された後、この二酸化珪素の第2の層26は次いで等方性のエッチングで処理される。この二酸化珪素の第2の層26を等方性のエッチングに付すことで、ポリシリコンから成る第1の層22の別の部分が露出される。この様子を図8に示すが、これは異方性のエッチング及び等方性のエッチングを施した後の図6(1)のライン2−2に沿ってみた断面図に相当する。この等方性のエッチングにより、二酸化珪素の第2の層26が部分的にフォトレジスト28の下まで除去されることになり、フォトレジスタが張り出した状態になる。
【0016】
同一のフォトレジスト28を用いて、ポリシリコン層22が異方性のエッチングで処理され、その後、フォトレジスト28が除去される。この結果、エッチングされずに残る、ポリシリコン層22から成る第1の層22の領域はフローティングゲートを形成する。この状態を図9(1)に大きく誇張して示し、同図のライン2−2及び3−3に沿ってみた断面図をそれぞれ図9(2)及び(3)に示す。
【0017】
図9(2)から分かるように、等方性のエッチング工程によって、第1の層22が一部、第2の絶縁材料層により覆われてはおらず、露出している。この第1の層22は次いで酸化される。この酸化は、図9(1)に示す構造体を、低温(例えば摂氏800〜900度)に保たれた希釈蒸気酸素の雰囲気中に、ポリシリコンの露出した第1の層22から二酸化珪素27が約50〜70オングストローム、成長するに十分な時間、曝すことで行なわれる。このポリシリコン層22の露出部分が酸化することで、そのポリシリコン層22の露出部分が二酸化珪素27に変換させられる。さらに、このポリシリコン層22の露出部分27は、ポリシリコン層22の非露出部分を残すので、これがシャープなエッジ29を形成する。この状態を図10に示し、その中には、図9(1)のライン2−2に沿ってみた断面図の一部が示されている。以下では、一部のみ、すなわち、単独のメモリセル10が何ら表されていなくても、そのメモリセルが図面には示されているものとする。
【0018】
次いで、二酸化珪素30が絶縁材料の第2の層26、酸化されたフローティングゲート22の露出部分27、及び絶縁材料から成る第1の層20の上方にかけて蒸着される。絶縁材料の第2の層26、フローティングゲート22の露出部分27、及び絶縁材料の第1の層20は全て同じ材料、すなわち二酸化珪素であるが、この結果として形成された構造体は図11に示すものとなり、「異なる」層状になる。同図は、これを説明する目的のみに供するように示してある。蒸着の量及び図11に示す構造体を生成する時間は、二酸化珪素30を約70〜150オングストローム、蒸着させるに十分な時間量の間であり、およそ摂氏800度である。
【0019】
次いで、図11に示す構造体の表面にポリシリコンから成る第2の層24が蒸着される。この第2の層24はLPCVD法により形成される。その結果、このポリシリコンの第2の層24により、絶縁材料から成る第1の層20のみならず、二酸化珪素の層30も覆われる。このようにして生じた構造体を図12に示す。このポリシリコンの第2の層24は次いで異方性のエッチングに付される。この第2の層24は、二酸化珪素の層30の上部に直接、蒸着された部分が全て除去されるまでエッチングされる。これにより残るのは側壁24、すなわちスペーサ24であり、図13に示す如くコントロールゲート24が形成される。この異方性エッチングにより二酸化珪素の層30の両側に当接してスペーサ、すなわちコントロールゲート24が形成されるので、スペーサ24、すなわちコントロールゲート24の一方が引き続いて除去される。このため、各行内で、コントロールゲート24はポリシリコン層24に内部接続されるが、この内部接続されたポリシリコン層24は、行が異なれば互いに分離されている。そこで、フローティングゲート22は列、すなわちビットライン方向においてコントロールゲート24に自己整列される。このフローティングゲート22のコントロールゲート24に対する自己整列により、列、すなわちビットライン方向における、フローティングゲート22の分離領域50´に対する自己整列もなされる。
【0020】
ボロンから成る最初の打込み(implant)は構造体全体に対してなされる。共通の導体ライン16が露出している場所、すなわち、絶縁材料の第2の層26及び第1のポリシリコンの第1の層22が除去されている領域においては、かかる打込みは、二酸化珪素の第2の層26及びポリシリコンの第1の層22が未だ残っている領域(ここでの打込みは殆ど表面に近い深さ領域)よりも十分に深く(約2000〜3000オングストローム)なされる。このように深く打込むことで同一の列において隣接したメモリセル10間の突き抜け現象を抑制することができる。さらに、別の打込みを共通のソース領域16のみに対して行なう。最後に、さらに別の打込みを共通のソース領域16とドレイン領域14に対して行なう。このように打込み工程も自己整合の工程として行なわれる。
【0021】
上述から分かるように、本発明に係る製造方法を用いると、コントロールゲート24のサイズはその層24の厚さによって決定され、同一のソース領域16を共有するメモリセル10のサイズは互いのミラーイメージの関係になる。さらに、図13に示す構造体から分かるように、コントロールゲート24はフローティングゲート22に被さる部分を有する必要性は無くなる。このため、コントロールゲート24はフローティングゲート22に対して単に隣接し且つ一定距離離れた位置することができる。当然に、図8における等方性のエッチング工程及び図11における二酸化珪素の蒸着工程に依っては、メモリセル10は、コントロールゲート24がフローティングゲート22に被さる部分を有した構造体として形成することができる。このような構造はつまり、米国特許第5,029,130号で開示された構造に類似することになる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によって、電気的に消去可能でプログラム可能なメモリセルにおいてフローティングゲートをコントロールゲート及び絶縁領域に自己整列させる方法、及び、その方法により製造されたセルが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の方法に拠って製造される電気的に消去可能でプログラム可能なメモリセルの断面図である。
【図2】 図2は、半導体基板に、図1に示した種類のメモリセルアレイを製造する方法における工程を表す図である。
【図3】 図3は、かかるメモリセルアレイを半導体基板に製造する方法における工程を表す図である。
【図4】 図4は、かかるメモリセルアレイを半導体基板に製造する方法における工程を表す図である。
【図5】 図5は、かかるメモリセルアレイを半導体基板に製造する方法における工程を表す図である。
【図6】 図6は、かかるメモリセルアレイを半導体基板に製造する方法における工程を表す図である。
【図7】 図7は、かかるメモリセルアレイを半導体基板に製造する方法における工程を表す図である。
【図8】 図8は、かかるメモリセルアレイを半導体基板に製造する方法における工程を表す図である。
【図9】 図9は、かかるメモリセルアレイを半導体基板に製造する方法における工程を表す図である。
【図10】 図10は、かかるメモリセルアレイを半導体基板に製造する方法における工程を表す図である。
【図11】 図11は、かかるメモリセルアレイを半導体基板に製造する方法における工程を表す図である。
【図12】 図12は、かかるメモリセルアレイを半導体基板に製造する方法における工程を表す図である。
【図13】 図13は、かかるメモリセルアレイを半導体基板に製造する方法における工程を表す図である。
【図14】 図14は、かかるメモリセルアレイを半導体基板に製造する方法における工程を表す図である。
【図15】 図15は、かかるメモリセルアレイを半導体基板に製造する方法における工程を表す図である。
【符号の説明】
10 メモリセル
12 半導体基板
14 ドレイン
16 ソース
18 チャンネル領域
20 絶縁材料の第1の層
22 フローティングゲート
24 コントロールゲート
26 二酸化珪素の第2の層
32 絶縁材料の第2の層

Claims (4)

  1. 基板中に一定間隔で配置され且つ相互間にチャンネルを介在させた状態で有する第1及び第2の領域と、前記基板から絶縁され且つ前記チャンネルの第1の部分の上方に位置するフローティングゲートと、前記基板から絶縁され、前記フローティングゲートから一定距離置いて前記第1の部分とは異なる前記チャンネルの第2の部分の上方に配置されたコントロールゲートとを有するタイプの、電気的に消去可能でプログラム可能なメモリセルを製造する方法において、
    前記基板上に絶縁材料から成る第1の層を生成し、
    絶縁材料から成る前記第1の層上にポリシリコンの第1の層を生成し、
    ポリシリコンから成る前記第1の層の部分を選択的に除去してパターニングし、
    ポリシリコンから成る前記第1のパターン層上に絶縁材料から成る第2の層を生成し、
    絶縁材料から成る前記第2の層を部分的に選択的にマスキングして、ポリシリコンから成る前記第1の層の相当する領域である、前記フローティングゲートとして供することになる領域を決め、
    絶縁材料から成る前記第2の層を異方性のエッチングで処理し、
    絶縁材料から成る前記第2の層を等方性のエッチングで処理し、
    ポリシリコンから成る前記第1の層を異方性のエッチングで処理して、ポリシリコンから成る前記第1の層から前記フローティングゲートを形成し、
    ポリシリコンから成る前記第1の層の露出部分を酸化させてシャープなエッジを形成し、
    絶縁材料から成る前記第2の層及びポリシリコンから成る前記第1の層の前記酸化露出部の表面に二酸化珪素を蒸着し、
    蒸着された前記二酸化珪素の表面にポリシリコンから成る第2の層を蒸着し、
    ポリシリコンから成る前記第2の層を異方性のエッチングで処理して前記コントロールゲートを形成する、
    前記フローティングゲート及びコントロールゲートを製造する方法。
  2. 請求項1記載の製造方法において、
    絶縁材料から成る前記第1の層は二酸化珪素である製造方法。
  3. 請求項2記載の製造方法において、
    絶縁材料から成る前記第2の層は二酸化珪素である製造方法。
  4. 請求項3記載の製造方法において、更に、
    ポリシリコンから成る前記第1の層に異方性のエッチングを施した後で、絶縁材料から成る前記第2の層に対する選択的マスク部分のマスクを除去する工程を有する製造方法。
JP2000558556A 1998-07-02 1999-06-03 電気的に消去可能でプログラム可能なメモリセルにおいてフローティングゲートをコントロールゲート及び絶縁領域に自己整列させる方法 Expired - Lifetime JP4377059B2 (ja)

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