JP4371922B2 - 動作玩具 - Google Patents
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Description
また、クラッチによって、車輪が回転する際に動力伝達機構の構成部品同士が連結されて車輪の回転動力が被駆動体に伝達され、被駆動体が所定の動作を行う。一方、車輪が停止する際には構成部品同士の連結が解除されて車輪の回転動力の被駆動体への伝達が遮断され、付勢手段によって被駆動体が初期位置に復帰する。その結果、簡単な機構でもって、動作玩具に2つの動作をさせることができる。この場合、クラッチは遠心クラッチであるため、車輪の回転・停止に完全には追従せずに、その回転・停止のタイミングとは少しずれたタイミングで被駆動体を動作させることができる。また、動作範囲規制手段によって、車輪が回転し続ける時の被駆動体の動作範囲が規制される一方で、付勢手段によって、車輪の回転が停止する際に被駆動体が初期位置に戻されるので、車輪の回転・停止を1つのサイクルとする動作を被駆動体に行わせることができる。
図1は、本発明に係る動作玩具として、電車玩具を示した斜視図、図2は、その電車玩具の分解斜視図、図3は、その電車玩具の動力伝達機構を示した断面図、図4(a),(b)は、その動力伝達機構の構成部品である遠心クラッチの動作を示した断面図、図5は、扉片を備えた扉開閉部材を組み付けた状態の斜視図である。
遠心クラッチ15は回転による遠心力でおもりがひろがることにより、クラッチ作用を行うものである。この遠心クラッチ15は次のように構成されている。すなわち、加速歯車列の最終の歯車10の端面には上面が斜に形成された軸筒16が付設されている。軸筒16の中心の穴には軸17が付設されている。軸17には、下面が斜に形成された軸筒18が付設されている。そして、この軸筒18にはおもりとなるアーム19が付設されている。
この遠心クラッチ15では、歯車10の回転速度が遅いとき(回転速度が0のときを含む)には、アーム19の重さによって軸筒16及び18の斜面同士が完全に重なり合う。このときにはアーム19は図4(a)に示すように最下位置にあり、歯車10の端面とアーム19との距離は最小となる。このとき、アーム19の基端上の突起19aが、歯車11下の2つのピン11aのいずれにも突き当たらないので、歯車10と11が連結されず、歯車10の回転動力は歯車11には伝達されない。一方、この遠心クラッチ15では、歯車10の回転速度が速くなると、アーム19は遠心力でひろがって軸筒16及び18の斜面の突出端(頂部)同士が重なり合う。このときにはアーム19は図4(b)に示すように最上位置にあり、歯車10の端面とアーム19との距離は最大となる。このとき、アーム19の基端上の突起19aが、歯車11下の2つのピン11aのいずれかに突き当たり、歯車10と11が連結されて共に回転することになる。
これらの扉開閉部材26,27には一側部にピン28,29が上方に向けてそれぞれ突設されている。一方、本体上3には、両端に切欠き30a,30bを有する連結部材30がその中間部にて軸31によって支持されて揺動自在に設けられている。この連結部材30の切欠き30a,30bには前記ピン28,29が入り込んでいる。そして、連結部材30と本体上3との間には、スプリング33が掛けられ、そのスプリング33によって、上部扉開閉部材26は、図5において左方(矢印と反対の方向)に付勢され、下部扉開閉部材27は、連結部材30を介して、右方(矢印と反対の方向)に付勢されている。この状態における扉片26a,27aは、互いに離反する方向に付勢されている。さらに、扉開閉部材26の後端には図6に示すように前記スライド板34の起立部34aが当接可能となっている。
なお、扉開閉部材26,27は、前記機構ボックス50に設けられた大小のローラ31,32によって下方から支持されている。
歯車14が回転すると、その回転動力は、滑りクラッチ24を介してピン25を回動させる。このピン25の運動は、長孔34bを介してスライド板34に伝達され、該スライド片をスプリング35の付勢力に抗して、図3において右方に移動させる。このスライド板34が移動すると、舌片34aを介して上部扉開閉部材26が図5において右方(矢印方向)に移動し、さらに、連結部材30を介して下部扉開閉部材27が図5において左方(矢印方向)に移動する。
その結果、図7(b)に示すように扉片26a,27aが閉じた状態、つまり扉が閉じた状態となる。
なお、電車玩具1が走行している間は、車輪5の回転動力が、扉開閉部材26,27に連続的に伝達されることになるが、扉片26a,27aが閉じた状態となった後は、滑りクラッチ24が滑って、そこで吸収される。この場合、ちょうど円弧状の孔51で扉の動作範囲が規制される。つまり、円弧状の孔51はピン25と共働して動作範囲規制手段として働く。なお、扉片26a,27a同士が当接することで動作範囲が規制されるようにしてもよい。この場合には、扉片26a,27a自体が動作範囲規制手段となる。
2 本体下
3 本体上
5 車輪
7〜14 歯車
15 遠心クラッチ
22 摩擦円板
24 滑りクラッチ
26,27 扉開閉部材
26a,27a 扉片
33 スプリング
35 スプリング
Claims (3)
- 車輪と、前記車輪の回転動力を動力源として動作する被駆動体と、前記車輪の回転動力を前記被駆動体に伝達する動力伝達機構と、前記動力伝達機構の構成部品の1つであって前記車輪が回転する際に前記動力伝達機構の他の構成部品同士を連結させて前記車輪の回転動力を前記被駆動体に伝達させる遠心クラッチと、前記車輪の回転が停止する際に前記遠心クラッチによって前記動力伝達機構の前記他の構成部品同士の連結が解除された場合に前記被駆動体を初期位置に復帰させる付勢手段と、前記車輪が回転している時の前記被駆動体の動作範囲を規制する動作範囲規制手段と、を備え、前記動作範囲規制手段が働いている間、前記車輪の回転動力の前記被駆動体への伝達を遮断する他のクラッチが前記動力伝達機構の構成部品として設けられていることを特徴とする動作玩具。
- 前記被駆動体は扉であり、前記車輪の回転が停止する時には、前記遠心クラッチが前記動力伝達機構の前記他の構成部品同士の連結を解除することで、前記車輪の回転動力の前記扉への伝達が遮断され、前記付勢手段が前記扉を前記初期位置に復帰させることによって前記扉が開き、前記車輪が回転する時には、前記遠心クラッチが前記動力伝達機構の前記他の構成部品同士を連結させることで、前記車輪の回転動力が前記動力伝達機構を介して前記扉に伝達され、前記扉が前記付勢手段の付勢力に抗して前記初期位置から移動することによって前記扉が閉まるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の動作玩具。
- 前記扉は両開き自在な対をなす扉片から構成されていることを特徴とする請求項2に記載の動作玩具。
Priority Applications (1)
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JP2004187931A JP4371922B2 (ja) | 2004-06-25 | 2004-06-25 | 動作玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004187931A JP4371922B2 (ja) | 2004-06-25 | 2004-06-25 | 動作玩具 |
Publications (2)
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JP2006006625A JP2006006625A (ja) | 2006-01-12 |
JP4371922B2 true JP4371922B2 (ja) | 2009-11-25 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP4371922B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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2004
- 2004-06-25 JP JP2004187931A patent/JP4371922B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2006006625A (ja) | 2006-01-12 |
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