JP3021509U - 形態変化玩具 - Google Patents

形態変化玩具

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JP3021509U
JP3021509U JP1995009255U JP925595U JP3021509U JP 3021509 U JP3021509 U JP 3021509U JP 1995009255 U JP1995009255 U JP 1995009255U JP 925595 U JP925595 U JP 925595U JP 3021509 U JP3021509 U JP 3021509U
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rack gear
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gear
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實 厚木
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Tomy Co Ltd
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Tomy Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの押しボタンの連続操作によって形態が
くるくる変わり、形態変化を楽しめる形態変化玩具を提
供する。 【解決手段】 内部に、操作子の操作により往復移動す
るラック歯車と、このラック歯車を付勢して元位置に復
帰させる付勢手段と、前記ラック歯車に噛合し前記ラッ
ク歯車の移動によって回転するピニオン歯車と、前記ピ
ニオン歯車に片ききクラッチを介して連結され前記ピニ
オン歯車の一方向の回転に追動して所定の軸を中心に正
方向に回転する複数の仕切板と、これら複数の仕切板の
逆方向の回転を阻止して位置決めを行う位置決め手段と
が設けられた形態変化玩具であって、前記複数の仕切板
は前記軸に対して放射状にかつ等角度間隔で設けられ、
隣合う前記仕切板によって区切られた空間それぞれには
互いに形態が異なる形象物が設けられ、さらに、前記形
象物の1つを現出させるための窓が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、形態変化玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
手押し式自動車玩具として、従来、運転席に人形が着座し、フロントガラス前 にそのフロントガラスを覆い隠す開閉カバーが設けられ、第1の押しボタンを押 すことで運転席を開閉カバーで覆い隠し、第2の押しボタンを押すことで運転席 内の人形を現出させるような構造のものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この手押し式自動車玩具にあっては、運転席内の人形が単に見え隠れ するだけなので、面白味に欠けるという問題があった。また、運転席内の人形を 見え隠れさせるために2つの押しボタンを交互に押さなければならなかったので 、煩雑であった。
【0004】 本考案は、かかる問題点に鑑みなされたもので、1つの操作子の連続操作によ って形態がくるくる変わり、形態変化を楽しめる形態変化玩具を提供することを 目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の形態変化玩具は、内部に、操作子の操作により往復移動するラ ック歯車と、このラック歯車を付勢して元位置に復帰させる付勢手段と、前記ラ ック歯車に噛合し前記ラック歯車の移動によって回転するピニオン歯車と、前記 ピニオン歯車に片ききクラッチを介して連結され前記ピニオン歯車の一方向の回 転に追動して所定の軸を中心に正方向に回転する複数の仕切板と、これら複数の 仕切板の逆方向の回転を阻止して位置決めを行う位置決め手段とが設けられた形 態変化玩具であって、前記複数の仕切板は前記軸に対して放射状にかつ等角度間 隔で設けられ、隣合う前記仕切板によって区切られた空間それぞれには互いに形 態が異なる形象物が設けられ、さらに、前記形象物の1つを現出させるための窓 が設けられていることを特徴とする。
【0006】 請求項2記載の形態変化玩具は、請求項1記載の形態変化玩具において、前記 窓を覆うことが可能な開閉カバーが設けられていることを特徴とする。
【0007】 請求項3記載の形態変化玩具は、請求項2記載の形態変化玩具において、前記 開閉カバーは、ラック・ピニオン機構によって、前記操作子の操作の際に前記窓 を一時的に覆うように構成されていることを特徴とする。
【0008】 この形態変化玩具によれば、1つの操作子を連続的に操作すると、形象物が次 々に変わる。したがって、操作が簡単で、しかも面白味のある形態変化玩具の実 現が図れる。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1には本考案に係る形態変化玩具が示されている。この形態変化玩具は手押 し式自動車玩具(以下「自動車玩具」という)1として構成され、この自動車玩 具1は、天井部分を手で軽く添えて、その手を前方へ差し出すことにより、床面 上を走行するようになっている。また、この自動車玩具1の天井部分には押しボ タン2が設けられており、この押しボタン2を指で押すと、窓を構成する透明な 風防3を内側から覆うことが可能な開閉カバー4(図3)が閉まって一旦運転席 が見えなくなり、その後開閉カバー4が開く。その際に、図2に示すように、運 転席の人形5が例えば熊から象に変わる。また、次に押しボタン2を指で押した 際には、運転席の人形5が象から犬へ、さらに押しボタン2を押した際には、運 転席の人形5が犬から熊に変わる。
【0010】 次に、この自動車玩具1の詳細を説明する。
【0011】 この自動車玩具1は、図1および図3に示すように、前輪6,6と後輪7,7 とを備えている。前輪6,6は前車軸8の両端に固定支持された状態でシャーシ 9に取り付けられている。前車軸8には音出し用の歯車8aが固定支持されてお り、前輪6,6の回転によってこの歯車8aが回転して、シャーシ9に取り付け られた弾性音出し板8bの先端を弾くことにより、走行音が出されるようになっ ている。また、後輪7,7は後車軸10の両端に固定支持された状態でシャーシ 9に取り付けられている。
【0012】 自動車玩具1の内部には、3枚の仕切板15が120度の角度を持って軸14 に回転可能に取り付けられている。軸14は、図3および図5に示すように、シ ャーシ9に立設された一対の軸受け板9a,9aに支持されている。3枚の仕切 板15はそれぞれほぼ半円状に構成され、隣合う仕切板15,15によって形成 される3つの空間には、それぞれ、熊の人形5、犬の人形5および象の人形5が 配されている。3枚の仕切板15の取付構造を説明すれば、3枚の仕切板15は 、軸14に支持され互いに嵌合可能な仕切板支持部品16,17に挟持されてい る。仕切板支持部品16,17の内側には、それぞれ、軸14に支持された軸筒 部品18,19が嵌まり合っている。そして、仕切板支持部品16,17と軸筒 部品18,19は、仕切板支持部品16,17に設けた溝16a,17aと軸筒 部品18,19の突片18a,19aとの嵌合によって、一体的に回転するよう になっている。また、軸筒部品18は片ききクラッチ20を介して歯車(ピニオ ン歯車)21に連結され、さらに、歯車21は、押しボタン2の下側に昇降可能 に配設されたラック板22のラック歯車22aに噛合している。そして、押しボ タン2が指で押圧され、ラック板22が下降した際には、ラック歯車22aによ って歯車21が回転するが、この歯車21の回転動力は片ききクラッチ20によ って軸筒部品18に伝達されない。一方、押しボタン2から指を離し、ラック板 22が引きばね(付勢手段)27の作用により上昇する際には、ラック歯車22 aによって歯車21が回転し、この歯車21の回転動力が片ききクラッチ20を 介して軸筒部品18および仕切板支持部品16,17に伝達されて、3枚の仕切 板15が正方向へ回転する。また、軸筒部品19は、片ききクラッチ23を介し て、一方の軸受け板9aに固定的に係合する位置決め部品24に連結されている 。この場合の位置決め部品24は3枚の仕切板15の逆方向の回転を阻止して位 置決めするためのものである。なお、図3および図5において、符号26は押し ばねであり、片ききクラッチ20および23が正常に働くように、軸筒部品18 と歯車21、および軸筒部品19と位置決め部品24とを押圧させる機能を持つ 。
【0013】 風防3の内側に開閉カバー4が設けられている。この開閉カバー4は軸14に 回転可能に取り付けられている。開閉カバー4のジョイント部4aには歯車(ピ ニオン歯車)30が付設されている。この歯車30は、ラック板22に前記ラッ ク歯車22aと平行に設けられた他のラック歯車22bに噛合している。この場 合、ラック歯車22aと歯車21、およびラック歯車22bと歯車30のギア比 は互いに変えてある。つまり、ラック歯車22aと歯車21のギア比は、図4( a)、(b)、(c)、(d)に示すように、押しボタン2の行ったり来たりの 1回の動作で3枚の仕切板15が120度回転するように、ラック歯車22bと 歯車30のギア比は、押しボタン2の行ったり来たりの1回の動作で開閉カバー 4が90度の範囲を往復回転するように選択されている。
【0014】 このように構成された自動車玩具1によれば、押しボタン2を指で押して完全 に押し込むと、図4(a),(b)および図6(a)に示すように、ラック板2 2のラック歯車22bと歯車21を介して開閉カバー4が90度回転して運転席 が見えなくなる。この時には、図4(a),(b)に示すように、位置決め部品 24によって3枚の仕切板15の逆方向の回転が阻止されている状態にある。次 に、押しボタン2から指を離すと、図4(c),(d)に示すように、ラック板 22のラック歯車22bと歯車21を介して開閉カバー4が90度逆回転して運 転席が見える状態となる。この時には、位置決め部品24によって3枚の仕切板 15の正方向の回転は阻止されず、また、軸筒部品18と仕切板支持部品16が 連結されるので、図4(c),(d)に示すように、3枚の仕切板15が120 度正方向に回転する。
【0015】 以上の自動車玩具1によれば、1つの押しボタン2を連続的に押すと、人形5 が次々に変わる。したがって、操作が簡単で、しかも面白味のある自動車玩具1 の実現が図れる。
【0016】 以上、本考案者のなした考案を実施形態に基づいて説明したが、本考案は、か かる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の 変形が可能である。
【0017】 例えば、前記実施形態の自動車玩具1によれば、開閉カバー4を閉じることに よって形態変化を行わせるようにして意外性を持たせたが、開閉カバー4を用い ない場合でも、形態変化が迅速に行われるので、十分に楽しめることになる。
【0018】 また、自動車玩具1に限らず、様々な形態変化玩具に適用できるものである。 この場合、適用する形態変化玩具に応じて、人形5やそれ以外の形象物を用いる ことができる。
【0019】 さらに、前記実施形態では、操作子の例として押しボタン2を使用したが、操 作子はレバー等であっても良い。
【0020】
【考案の効果】
本考案によれば、1つの操作子を連続的に操作すると、形象物が次々に変わる 。したがって、操作が簡単で、しかも面白味のある形態変化玩具の実現が図れる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による形態変化玩具の一実施形態の斜視
図である。
【図2】本考案による形態変化玩具の一実施形態の形態
変化の様子を示す部分斜視図である。
【図3】本考案による形態変化玩具の一実施形態の分解
斜視図である。
【図4】本考案による形態変化玩具の一実施形態の形態
変化の様子を示す部分側面図である。
【図5】本考案による形態変化玩具の一実施形態の内部
機構を断面で示す平面図である。
【図6】本考案による形態変化玩具の一実施形態の開閉
カバーの動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 自動車玩具 2 押しボタン(操作子) 5 人形(形象物) 20 片ききクラッチ 22 ラック板 22a ラック歯車

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に、操作子の操作により往復移動す
    るラック歯車と、このラック歯車を付勢して元位置に復
    帰させる付勢手段と、前記ラック歯車に噛合し前記ラッ
    ク歯車の移動によって回転するピニオン歯車と、前記ピ
    ニオン歯車に片ききクラッチを介して連結され前記ピニ
    オン歯車の一方向の回転に追動して所定の軸を中心に正
    方向に回転する複数の仕切板と、これら複数の仕切板の
    逆方向の回転を阻止して位置決めを行う位置決め手段と
    が設けられた形態変化玩具であって、前記複数の仕切板
    は前記軸に対して放射状にかつ等角度間隔で設けられ、
    隣合う前記仕切板によって区切られた空間それぞれには
    互いに形態が異なる形象物が設けられ、さらに、前記形
    象物の1つを現出させるための窓が設けられていること
    を特徴とする形態変化玩具。
  2. 【請求項2】 前記窓を覆うことが可能な開閉カバーが
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の形態変
    化玩具。
  3. 【請求項3】 前記開閉カバーは、ラック・ピニオン機
    構によって、前記操作子の操作の際に前記窓を一時的に
    覆うように構成されていることを特徴とする請求項2記
    載の形態変化玩具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP7102575B1 (ja) 2021-04-14 2022-07-19 株式会社バンダイ 演出出力玩具

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