JPH0325837Y2 - - Google Patents

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JPH0325837Y2
JPH0325837Y2 JP14865685U JP14865685U JPH0325837Y2 JP H0325837 Y2 JPH0325837 Y2 JP H0325837Y2 JP 14865685 U JP14865685 U JP 14865685U JP 14865685 U JP14865685 U JP 14865685U JP H0325837 Y2 JPH0325837 Y2 JP H0325837Y2
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motor
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rotates
chassis
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は走行玩具に関し、特に車台に搭載され
たモータの回転方向を正逆2方向へ反転させて、
通常の走行モードと、走行プラス別動作のモード
との2種類のモードを任意に選択して実現するこ
とを可能にすることによつて玩具としての用途と
有用性を増大させた走行玩具に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、レーシングカー、リモコンカーの様に車
台にモータ等の駆動源を搭載し、外部から有線、
無線等の制御手段によつてこれを走行させる玩具
にあつては、主として走行させることに重点が置
かれていたため、飽きが来るのが早く、面白味に
欠けるという嫌いがあつた。このようなところか
ら、走行させる楽しみに加えてなんらかの変化に
富んだ構成を付加することにより、玩具としての
用途と機能の増大による有用性の向上を図ること
が望まれていた。ところが、走行モードとは別個
の運動を行うことのできる玩具としては構造の複
雑なものが多く、これまで簡単な構成で種々の運
動を実現可能なものは存していなかつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記に鑑みてなされたものであり、走
行中に車台上の構成物の形態を種々に変化させて
玩具としての有用性を向上させるため、車台上に
正逆転自在のモータを搭載し、前記モータを選択
的に正転域は逆転させることによつて、任意に通
常の走行モードと、走行に別動作を加えたモード
の2つのモードの実現を可能にした走行玩具を提
供するものである。
(実施例) 以下、本考案の走行玩具について詳細に説明す
る。
第1図a,bは、本考案の一実施例の斜視図、
及び平面図であり、この走行玩具1は車台の基部
であるシヤーシ2と、シヤーシ2上に搭載された
モータ3と、シヤーシ2によつて回転自在に支持
された前輪4及び後輪5と、モータの第1の出力
軸3aからの駆動トルクを後輪5に伝える第1の
歯車機構10と、モータの第2の出力軸3bから
の駆動トルクを突き出し動作部30に伝達する第
2の歯車機構20とから概略構成されている。モ
ータ3は例えば極性の変化、或はクラツチを用い
ること等によつて正転、逆転自在に構成される。
第1の歯車機構10は、第2図a,bに示すよ
うに、シヤーシ2上に2方向へ回動自在に支持さ
れた柱状の基部11と、基部11の側面上に所定
の周方向間隔をおいて回転自在に軸支された一対
のピニオンギヤ12a,12bと、基部11の上
面で回動自在に支持されるとともに各ピニオンギ
ヤ12a,12b及び第1の出力軸3a(ギヤ状
になつている)と常時噛合うクラウンギヤ13と
から構成されている。クラウンギヤ13は第1の
出力軸3aがA方向へ回転したときC方向へ回動
して、第1図bに実線で示すようにピニオンギヤ
12aを後輪5のタイヤ6aに同軸上に一体化さ
れた被駆動ギヤ7aと噛合させ、また出力軸3a
がB方向へ回転したときクラウンギヤ13はD方
向へ回動して、第1図bに点線で示すようにピニ
オンギヤ12bを後輪5のタイヤ6bに同じく一
体化された被駆動ギヤ7bと噛合させるように構
成されている。第1の出力軸3aがA方向へ回転
するとき、後輪5はピニオンギヤ12aによつて
矢印で示す前進方向(または後退方向でもよい)
へ回転し、第1の出力軸3bがB方向へ回転する
ときも後輪5はピニオンギヤ12bによつて同じ
前進方向(または後退方向でもよい)へ回転させ
られる。
第2の歯車機構20は、第1図bに示すように
シヤーシ2上にほぼ直立状態で支持された一対の
仕切板40,41間に配設されるとともに、第3
図a,bに示すようにモータの第2の出力軸3b
(ギヤ状)からの駆動トルクを順次突き出し動作
部30に伝達する3つの伝達ギヤ21,22,2
3とから構成されている。なお、伝達ギヤは3つ
に限られる訳ではなく、少なくとも1つ以上あれ
ばよい。第1の伝達ギヤ21と、第2の伝達ギヤ
22はそれぞれその回転軸に同軸上に一体化され
た伝達小ギヤ21a,22aを有し、図示のよう
に第2の出力軸3bは第1の伝達ギヤ21の大径
のギヤ部と、第2の伝達ギヤ22の大径のギヤ部
は伝達小ギヤ21aと、第3の伝達ギヤ23は伝
達小ギヤ22aとそれぞれ噛合している。第3図
cに示すように、第1の伝達ギヤ21の中心から
前後に突出した回転軸21bは各仕切板40に打
ち抜き形成された曲線状のスリツト等から成る回
転軸係合ガイド部(溝、凹所、凸条等から成る細
長いガイド等であつてもよい)40a,41aに
よつて回転自在に軸支されるとともに、仕切板4
0の壁面上に形成された係止部24によつて一端
を支持された弾性手段25によつて常時上方(ト
ルク伝達遮断解除方向)へ付勢されている。そし
て、第1の伝達ギヤ21がE方向へ回転すると
き、第3の伝達ギヤ23はG方向へ回動しようと
するが、第3の伝達ギヤ23と同軸上の回転板3
1の係合突起31が係合片33aを介してストツ
パ42bによつて回転を禁止されるため、第3の
伝達ギヤ23の回転が困難となり、その結果回転
軸21bは弾性手段25の力に抗して下方(トル
ク伝達遮断方向)へ下がろうとする。第1の伝達
ギヤ21が下方に変位することによつて伝達小ギ
ヤ21aと第2の伝達ギヤ23との噛合部の噛合
いが不完全となるため、突き出し動作部には駆動
トルクが伝達不能または不完全となる。トルク伝
達遮断状態においても、第1と第2の伝達ギヤ2
1(伝達小ギヤ21a)、22との間で軽い噛合
状態を保持できるようにすれば、後述する突き出
し動作部を作動させる際に便利である。なお、図
示の実施例ではトルク伝達遮断解除方向が上方
で、トルク伝達遮断方向が下方となつているが、
これを逆にしてもよいし、あるいは回転軸21b
を横方向へ変位させてもよい。また、トルク伝達
遮断部は他の伝達ギヤに設けてもよい。
第4図は突き出し動作部30の一例を示し、こ
の突き出し動作部30は第2の歯車機構20の第
3の歯車23の回転軸23aによつて同一軸心状
に軸心を支持された回転板31と、仕切板41の
前面のガイド42aによつて横方向へ往復動可能
に支持されるとともにストツパ42bによつて移
動の限界を定められた作動部材33と、作動部材
33を矢印で示す突出方向と反対方向へ常時付勢
するスプリング34とを有し、回転板31の外周
上からは外径方向へ係合突起31aが突設され、
作動部材33の上縁部には係合片33aが突設さ
れている。モータの第2の出力軸3bがA方向へ
回転する場合はトルク伝達遮断部が作動して第1
の伝達ギヤ21と第2の伝達ギヤ22とのトルク
伝達を制限するため、第3の伝達ギヤ23に対す
るトルク伝達は減少する。トルク伝達遮断部によ
る制限を多少軽くしておけば、僅かなトルク伝達
が行われるため、回転板31のA方向(非作動方
向)への回転が可能となつて係合突起31aによ
る作動部材33の引戻しが可能となる。しかし係
合突起31aが点線で示すように係合片33aを
ストツパ42bに押し付ける位置まで回転する
と、第1の伝達ギヤ21(伝達小ギヤ21a)と
第2の伝達ギヤ22の噛合部が空転を起すため
に、それ以上A方向へ回転することは不可能とな
る。作動部材33が途中まで突出した状態にある
ときに第2の出力軸3bがA方向へ反転を始めた
ときは回転板31がG方向へ回転するため、スプ
リング34を補助する形で作動部材を引戻すこと
になる。遮断部による遮断力を強力にする場合
は、スプリング34の引き戻し力を強力にするこ
とによつて、作動部材33を引き戻すことができ
る。
モータの第2の出力軸3bがB方向へ回転する
場合は回転板31もH方向(作動方向)へ回転す
るため、係合突起31aは係合片33aと係合し
てこれを矢印で示す動作方向へ動作させる。この
実施例では突き出し動作部は横方向へ直線的に突
出入して隣りを走行するレーシングカー等の走行
妨害を行うように構成されているが、これ以外に
も種々の形態変化のパターンを適用可能である。
例えば、車台上の構造物を開閉運動させたり、飛
び出させたり、模様や色彩を変化させる等が考え
られる。
以上の構成においてその操作を説明すると、ま
ず正逆2方向へ回転自在に構成されたモータ3を
一つの方向、例えばA方向へ連続的に回転させる
と、第1及び第2の出力軸3a,3bは同時にA
方向へ回転を開始する。第1の出力軸3aがA方
向へ回転すると、クラウンギヤ13がC方向へ回
動してピニオンギヤ12aが右の被駆動ギヤ7a
と噛合してタイヤ6a,6bを前進方向へ回転さ
せる。
一方、モータ3の極性を変換して第1の出力軸
3bがB方向へ回転する場合はクラウンギヤ13
がD方向へ回動してピニオンギヤ12bが左の被
駆動ギヤ7bと噛合してタイヤ6a,6bを同じ
く前進方向へ回転駆動させる。このような第1の
歯車機構10の作動によつて車台は前進(または
後退)することができる。なお、この実施例では
一方の車輪(後輪)だけをモータによつて駆動す
るようにしているが、前後の車輪を同時に駆動す
るようにしてもよい(4輪駆動)。
次に、第2の出力軸3bがB方向へ回転する
と、第1、第2、第3の伝達ギヤ21,22,2
3を介して順次トルク伝達が行われようとする
が、トルク伝達遮断部によつて第1と第2の伝達
ギヤ21,21a、22間の伝達に制限が加えら
れるため、突き出し動作部を構成する作動部材3
3は作動しない。第2の出力軸3bがB方向へ回
転すると、回転板31もH方向へ回転するため、
係合突起31aが作動部材33の係合片33aに
作用して作動部材を動作方向へ運動させる。動作
完了または動作途中の作動部材33の引戻しは、
スプリング34及び回転板31の協働によつて、
またはスプリング34単独で行われる。
なお、別動作モードは上述のように突き出し動
作ほか、バネ付勢されたライト、ボンネツト等を
車体に係止しておき、上記作動部材と同じような
動作によつて係止を解除させて上記ライト等の部
材をはね上げたり、畳むことによつて全体の形態
が変化する動作等を含むものとする。
(考案の効果) 以上のように本考案の走行玩具によれば、車台
上に正逆転自在のモータを搭載し、前記モータを
極性を変換することによつて選択的に正転或は逆
転させることによつて、任意に通常の走行モード
と別動作モードの2つのモードの実現を可能にし
たため、走行中に車台状の構成物の形態を種々に
変化させて玩具としての有用性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
1図a,bは本考案の一実施例の斜視図及び平
面図、第2図a,bは第1の歯車機構の構成説明
図、第3図a,b,cは第2の歯車機構の構成説
明図、第4図は突き出し動作部の構成説明図であ
る。 符号1……走行玩具、2……車台(シヤーシ)、
3……モータ、3a……第1の出力軸、3b……
第2の出力軸、4,5……車輪、6a,6b……
タイヤ、7……被駆動ギヤ、10……第1の歯車
機構、11……基部、12a,12b……ピニオ
ンギヤ、13……クラウンギヤ、20……第2の
歯車機構、21,22,23……伝達ギヤ、25
……弾性手段、30……突き出し動作部、31…
…回転板、31a……係合突起、33……作動部
材、33a……係合片、34……スプリング、4
0,41……仕切板、40a,41a……回転軸
係合ガイド部、42a……ガイド、42b……ス
トツパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 極性を変化させることによつて正逆2方向へ回
    転自在のモータを搭載した車台と、該車台に回転
    自在に支持された車輪と、上記車台上に側方に突
    出可能に設けられた突き出し手段に対し上記方向
    に押出し可能に係合する係合手段と、上記車輪に
    該モータの第1の出力軸からの駆動トルクを伝達
    する第1の歯車機構と、前記モータの第2の出力
    軸からの駆動トルクを前記係合手段に伝達する第
    2の歯車機構とを有し、且つ下記要件を備えるこ
    とを特徴とする走行玩具。 (イ) 前記第1の歯車機構は前記モータの正逆方向
    の回転を前記車輪の前進方向への回転とする駆
    動伝達装置を備えること。 (ロ) 前記第2の歯車機構は前記モータの第2の出
    力軸が1つの方向に回転するときは上記出力軸
    のトルクの伝達を遮断するトルク伝達遮断部を
    備えること。
JP14865685U 1985-09-28 1985-09-28 Expired JPH0325837Y2 (ja)

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JPS6256084U JPS6256084U (ja) 1987-04-07
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