JPH0223353Y2 - - Google Patents

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JPH0223353Y2
JPH0223353Y2 JP1983058341U JP5834183U JPH0223353Y2 JP H0223353 Y2 JPH0223353 Y2 JP H0223353Y2 JP 1983058341 U JP1983058341 U JP 1983058341U JP 5834183 U JP5834183 U JP 5834183U JP H0223353 Y2 JPH0223353 Y2 JP H0223353Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、玩具の駆動装置に係り、更に詳しく
は切換自在な2つの出力軸を有する歩行玩具その
他の玩具の駆動装置に関するものである。
以下、図面に基づいて本考案の一実施例につい
て詳述する。
第1〜5図は、本考案の玩具の駆動装置の一実
施例である犬を模した動物歩行玩具の駆動装置を
示す。
1は歩行玩具であり、前後の脚を移動させて歩
行する歩行体2と、該歩行体2をカバーするボデ
イ3とからなる。
上記歩行体2は、モータによつて歯車群と出力
軸であるクランク軸を駆動する駆動装置4と、該
駆動装置4によつて駆動される左右一対の前脚部
5,6と後脚部7,8とからなる。
このうち、駆動装置4は、第2,3図に示すよ
うに略矩形の枠体11と該枠体11に取付けられ
た駆動源であるモータ12と、該モータ12に噛
合回転する第1歯車群13と、該第1歯車群13
によつて駆動される第1出力軸である第1クラン
ク軸14、および上記第1歯車群13に噛合回転
する第2歯車群15と、該第2歯車群15によつ
て駆動される第2出力軸である第2クランク軸1
6、並びに出力軸を上記第1クランク軸14また
は第2クランク軸16の何れかに切換える切換装
置17とからなる。
上記第1歯車群13は、上記モータ12の出力
ギヤであるドライブピニオン12aと噛合回転す
ると共に上記モータ12に近接して枠体11に回
転自在に軸支された第1軸13aの枠体11外に
固定された第1ギヤ13bと、該第1ギヤ13b
と同軸の第1軸13aに固定されかつ枠体11の
内面間の長さを有する第1ピニオン13cと、該
第1ピニオン13cに噛合回転する第2ギヤ13
eと、該第2ギヤ13eに一体形成されると共に
上記枠体11に回転自在に軸支された第2軸13
dに軸方向に摺動自在に設けられ該第2軸13d
と一体回転する第2ピニオン13fと、該第2ピ
ニオン13fに噛合回転すると共に前記第1クラ
ンク軸14に固定された第3ギヤ13gとからな
る。また、前記第1クランク軸14は、両端にク
ランク14a,14bが形成され、かつ該両クラ
ンク14a,14bを前記枠体11外に突出させ
て枠体11に回転自在に軸支されている。更に、
前記第2歯車群15は、上記第3ギヤ13gに隣
接して上記第1クランク軸14に回転自在に軸支
された第4ギヤ15aと、該第4ギヤ15aに一
体形成された第3ピニオン15bと、該第3ピニ
オン15bと噛合回転しかつ枠体11に回転自在
に軸支された第3軸15cに固定された第5ギヤ
15dと、該第5ギヤ15dと噛合回転すると共
に前記枠体11に回転自在に軸支された第4軸1
5eに固定された第6ギヤ15fと、該第6ギヤ
15fと噛合回転すると共に前記枠体11に回転
自在に軸支された前記第2クランク軸16に固定
された第7ギヤ15gとからなる。また、前記第
2クランク軸16は、両端にクランク16a,1
6bが形成され、かつ該両クランク16a,16
bを前記枠体11外に突出させて枠体11に回転
自在に軸支されている。更に、前記切換装置17
は、前記第2ギヤ13eに穿設された略弓形の係
合孔13e1に挿入係合される略曲面三角板状のカ
ム17a1が側面に突設されると共に上記第2ギヤ
13eに隣接して前記第2軸13dに回転自在に
軸支された略円板状のカム板17aと、該カム板
17aに密接して上記第2軸13dに回転自在に
軸支されると共に略円錐形に形成されかつ外周縁
に多数の係合溝17b1が凹入形成された制動板1
7bと、該制動板17bと上記カム板17aを前
記第2ギヤ13eに密接させるように前記第2軸
13dをばね受17cを介して押圧付勢すると共
に第2軸13dの外周に巻装されたばね17d
と、上記制動板17bの係合溝17b1に係合する
係合片17e1を有すると共に該係合片17e1をオ
ンオフ操作により上記係合溝17b1に係脱自在に
構成したソレノイド17eとからなる。
一方、前記左右一対の前脚部5,6は、前記第
1クランク軸14が上端に嵌合されると共に動物
の左右の前脚の形を模して形成された左右一対の
前脚部材51,61と、該各前脚部材51,61
に下端が上記第1クランク軸14を介して連結さ
れると共に上端に穿設された軸方向の長孔52a
が前記枠体11の側方に突設された中心軸11a
に摺動自在に嵌合された揺動リンク52とからな
る。
また、前記左右一対の後脚部7,8は、前記前
脚部材51,61の上端後部に追従リンク72を
介して上端が連結されると共に動物の左右の後脚
の形を模して形成された左右一対の後脚部材7
1,81と、前記第2クランク軸16が前端に嵌
合係止されると共に後端に連結された第2リンク
74と該第2リンク74に連結する回動クランク
軸75を介して上記各後脚部材71,81の上部
に連結された第1リンク73とからなる。上記回
動クランク軸75は、左右両端にクランク75
a,75bが形成されると共に前記枠体11に回
動自在に軸支されかつクランク75a,75bが
上記第2回動リンク74の下端に連結されると共
に両端部が前記追従リンク74との結合部より下
位の上記左右一対の後脚部材71,81の上部に
連結されている。
次に、その作用について説明する。
まず、通常歩行の場合は、第1〜3図に示すよ
うに遠隔操縦装置(図示省略)からの指令を受信
装置(図示省略)によつて受信するとモータ12
がオン状態となり、ドライブピニオン12aが回
転を始め、第1ギヤ群13に回転を伝達する。こ
の際、ソレノイド17eがオフ状態にあれば、係
合片17e1が後退して制動板17bの係合溝17
b1と係合していないので、制動板17bはカム板
17aと共に第2ギヤ13eと一体となつて回転
する。従つて、上記ドライブピニオン12aの回
転は、第1ギヤ13bから第1ピニオン13c、
第2ギヤ13e、および第2ピニオン13fを経
て第3ギヤ13gに伝達され、該第3ギヤ13g
が固定された第1クランク軸14を回転させる。
そして、この第1クランク軸14のクランク14
a,14bに連結された左右一対の前脚部材5
1,61が揺動リンク52と共に揺動運動を行い
ながら床面等の歩行面上を歩行する。この際、上
記各前脚部材51,61に追従リンク72を介し
て連結されている左右一対の後脚部材71,81
も揺動運動を行いながら歩行する。
一方、各後脚部材71,81を前方へ屈曲させ
たいわゆる「お座わり」は、第4,5図に示すよ
うにモータ12の駆動力を切換装置17により第
1クランク軸14から第2クランク軸16に切換
伝達することにより行うことができる。
即ち、ソレノイド17eをオンさせると、係合
片17e1が前進して係合溝17b1に係合し、制動
板17bの回転を停止させる。すると、該制動板
17bに密接しているカム板17aも制動板17
bとの摩擦力によつて回転を制動停止すると共
に、第1ピニオン13cによつて回転駆動される
第2ギヤ13eが、停止しているカム板17aの
カム17a1と係合孔13e1との係合により該カム
板17aと離隔する方向に移動する。これによつ
て、第2ピニオン13fは、第3ギヤ13gとの
噛合が外れて第2ギヤ群15と噛合回転し第2ク
ランク軸16へモータ12の駆動力を伝達する。
即ち、上記第2ピニオン13fは、第2歯車群1
5の第4ギヤ15aと噛合し、第3ピニオン15
bから第5ギヤ15dと第6ギヤ15fを経て第
7ギヤ15gへ伝達され、該第7ギヤ15gが固
定されている第2クランク軸16を回転させる。
これによつて、該第2クランク軸16に連結され
ている第1リンク73を作動させると共に該第1
リンク73に連結されている第2リンク74を回
動クランク軸75と共に時計方向へ回動させ、該
回動クランク軸75が練結されている左右一対の
後脚部材71,81を前方(時計方向)へ回動さ
せ、前記歩行玩具1をお座わりの状態とする。こ
の際、遠隔操作により各後脚部材71,81の作
動を停止させることにより、上記お座わりの状態
を保つことができる。
また、前記原状に復帰させるには、第2クラン
ク軸16を回転させて各後脚部材71,81を作
動させ原状に復帰させる。
そして、ソレノイド17eをオフ状態にして、
係合片17e1と係合溝17b1との係合を解除し、
モータ12の駆動力を第2クランク軸16から第
1クランク軸14へ切換伝達させることにより、
前記のように再び通常の歩行を行うことができ
る。
このようにして、歩行玩具1は通常の歩行動作
とお座りの動作とを選択的に行うことができる。
尚、本考案の玩具の駆動装置は、上記実施例の
歩行玩具に限定されることなく、歩行玩具その他
の玩具の駆動装置に使用することができる。
また、本考案の玩具の駆動装置は、上記実施例
の犬を模した動物歩行玩具に限られることなく、
馬や象その他の動物を模した動物歩行玩具に使用
することができる。また、本考案の玩具の駆動装
置は、前後の脚部材51,61,71,81の下
端に車輪を設けた歩行玩具に使用することによ
り、より円滑な歩行を行うようにすることができ
る。
本考案は、以上のように構成したので、次に示
すような実用上優れた効果がある。
(1) 出力軸を2軸とし、かつ該2つの出力軸を切
換装置により切換自在に構成したので、変化の
ある動作をすることができ、より一層興趣のあ
る玩具遊びをすることができる。
(2) 玩具の進行を車輪走行でなく、前脚と後脚の
歩行によつて行うことができるようにしたの
で、斬新であり、かつ動作が面白く、玩具遊び
がより楽しいものとなる。
(3) ギヤの噛合を切換えて、第1出力軸または第
2出力軸に切換えることにより、2動作例えば
通常歩行動作とお座り動作という思いもよらぬ
2動作を選択的に行わせることができるので、
意外性が高く、かつ興趣に富んでいる。
(4) 上記切換装置を、第1出力軸に隣接する第2
軸に設けた第2ギヤに略曲面三角板状のカムを
介して係合される共に上記第2軸に回転自在に
軸着された略円板状のカム板と、該カム板に側
面が密着して一体回転すると共に上記第2軸に
回転自在に軸着されかつ周縁に多数の係合溝が
凹入形成された略円錐形の制動板と、上記第2
ギヤとカム板と制動板とが密着する方向に上記
第2軸を押圧付勢すると共に該第2軸の外周に
巻装されたばねと、係合片がオンオフ操作によ
り上記係合溝に係脱自在に構成されてなるソレ
ノイドとで構成したので、上記ソレノイドをオ
ン・オフ操作する遠隔操作でギヤを切り換えて
2つの出力軸の一方に出力を伝達することによ
り、通常走行動作とお座りの動作とを任意選択
的に行うことができると共に、操作が極めて簡
単であり、子供でも容易に扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は本考案
の玩具の駆動装置を備えた歩行玩具の通常走行時
の側面図、第2図は通常走行時の駆動装置の平面
図、第3図は切換装置の要部拡大斜視図、第4図
は本考案の玩具の駆動装置を備えた歩行玩具のお
座わり時の側面図、第5図はお座り時の駆動装置
の平面図である。 1……歩行玩具、2……歩行本、3……ボデ
イ、4……駆動装置、5,6……前脚部、7,8
……後脚部、11……枠体、12……モータ、1
2a……ドライブピニオン、13……第1ギヤ
群、13d……第2軸、13e……第2ギヤ、1
4……第1クランク軸(第1出力軸)、15……
第2ギヤ群、16……第2クランク軸(第2出力
軸)、17……切換装置、17a……カム板、1
7b……制動板、17c……ばね受、17d……
ばね、17e……ソレノイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータと、該モータのドライブピニオンに噛合
    回転すると共に多数の歯車を有する第1歯車群
    と、該第1歯車群によつて駆動される第1出力軸
    と、切換によつて上記第1歯車群と噛合回転する
    と共に多数の歯車を有する第2歯車群と、該第2
    歯車群によつて駆動される第2出力軸と、上記モ
    ータの回転を上記第1出力軸または上記第2出力
    軸の何れかに伝達するように切換える切換装置と
    を備えた玩具の駆動装置において、前記切換装置
    は、第1出力軸に隣接する第2軸に設けた第2ギ
    ヤに略曲面三角板状のカムを介して係合される共
    に上記第2軸に回転自在に軸着された略円板状の
    カム板と、該カム板に側面が密着して一体回転す
    ると共に上記第2軸に回転自在に軸着されかつ周
    縁に多数の係合溝が凹入形成された略円錐形の制
    動板と、上記第2ギヤとカム板と制動板とが密着
    する方向に上記第2軸を押圧付勢すると共に該第
    2軸の外周に巻装されたばねと、係合片がオンオ
    フ操作により上記係合溝に係脱自在に構成されて
    なるソレノイドとを備えてなることを特徴とする
    玩具の駆動装置。
JP5834183U 1983-04-19 1983-04-19 玩具の駆動装置 Granted JPS59164692U (ja)

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JP5834183U JPS59164692U (ja) 1983-04-19 1983-04-19 玩具の駆動装置

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JP5834183U JPS59164692U (ja) 1983-04-19 1983-04-19 玩具の駆動装置

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JPS59164692U JPS59164692U (ja) 1984-11-05
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ID=30188623

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JP5834183U Granted JPS59164692U (ja) 1983-04-19 1983-04-19 玩具の駆動装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS575035U (ja) * 1980-06-10 1982-01-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS575035U (ja) * 1980-06-10 1982-01-11

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JPS59164692U (ja) 1984-11-05

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