JP3090431U - 犬動作玩具 - Google Patents

犬動作玩具

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JP3090431U
JP3090431U JP2002003286U JP2002003286U JP3090431U JP 3090431 U JP3090431 U JP 3090431U JP 2002003286 U JP2002003286 U JP 2002003286U JP 2002003286 U JP2002003286 U JP 2002003286U JP 3090431 U JP3090431 U JP 3090431U
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サンミン アン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 歯車配列とカム動作等を通じて歩行、鳴き
声、尻尾を振る等の動作を行う構成において、親近感を
持たせると共に娯楽性と新奇さを発揮する犬動作玩具を
提供する。 【解決手段】 モーターで回転する入力歯車に、案内歯
車と一体な減速歯車を噛合し、案内歯車にはカム突起の
形成されたカム歯車11と、カム歯車より歯数の少なく
作動凹の形成された移動歯車12とを噛合し、これらを
設けている軸ピン10上に移動歯車と結合状態の連結歯
車13を設けばね14にて弾持させ、連結歯車の前方下
側に出力歯車15を設け軸上に結合されたカム機構を回
転させ、カム板19とクラッチ結合するよう遊び歯車を
位置し、滑り歯車を設けた遊び歯車21は出力歯車と常
時噛合する構成において、一側カム機構は出力歯車軸上
に固定し他側カム機構は出力歯車の突起とクラッチ結合
するよう突起を形成しカム板とクラッチ結合する。滑り
歯車を設けた遊び歯車は正回転時に軸上でスライドされ
カム板から外れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は動物をキャラクターとした犬動作玩具に係り、さらに詳しくはぴょん ぴょん飛び跳ねる一方で後ずさりする犬の動作が連続的に行えるようにし、あた かも生きているような感じを持たせる犬動作玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に動物をキャラクターとした動作玩具としては犬、猫、キリンなどが広く 知られている。このような既存の動物動作玩具は歯車配列及びカム動作等を通じ て歩行動作とともに鳴き声や尻尾振り等の色々な動作と発声が調和して玩具を構 成することにより、子供たちに十分な遊戯性と娯楽感を提供していた。
【0003】 しかし、前述した犬動作玩具等は脚動作において、特別な変化せずに動作玩具 が前後方への歩行動作だけを繰り返すものであって、この構成を図7、図8に基 づいて詳細に説明する。
【0004】 すなわち、従来の犬動作玩具50はケースにて覆われる枠(frame)51上に モーター52で駆動される歯車部53を設け、前後方への歩行動作とともに鳴き 声や尻尾振りを動作させるにおいて、次のように構成される。
【0005】 前記枠51上に設置される歯車部53は、モーター軸上に入力歯車54を設け 、この入力歯車54には回転力を減速させる減速歯車55を設ける。
【0006】 前記減速歯車55には軸上で空回転する第2減速歯車群56を噛合し、脚が設 けられる出力軸57に空回転するように設けられた連結歯車58と噛合する。前 記第2減速歯車群56の一側には案内歯車59を設け、この案内歯車59にはカ ム突起60の形成された、寸法の異なる2つのカム歯車61、62を噛合し、一 側カム歯車62が案内歯車59に沿って移動できるようにする。移動されるカム 歯車62の外側にはばね(spring)63に弾持されるクラッチ板64を位置させ 、一側カム歯車62が、移動時に出力軸57上に固定設置された出力歯車65に 設けられたクラッチ65aと結合し動力伝達を行う。前記出力歯車65には、尻 尾を振る動作と犬の首部位の音声発声装置により鳴き声をあげる動作とを行わせ る作動杆67が設けられた軸上に動力伝達するために、伝達歯車66にてばね6 9を弾持させクラッチ70と連結させる遊び歯車(idle gear)68を噛合する 。
【0007】 すなわち、従来の犬動作玩具50は、軸上で空回転する第2減速歯車群56や 出力軸57上で空回転する連結歯車58等で減速した回転力を案内歯車59上の カム歯車61、62に伝達し、2つのカム歯車61、62と結合するか、或いは 一側カム歯車62が可変しクラッチ板64により出力歯車65へ動力を伝達する ことにより、正逆回転が行われるものである。
【0008】 しかし、これは共に同じ回転力が出力軸57を通じて出力されるので、犬動作 玩具50が歩いて前後進する単純な動作を行い、且つ出力歯車65上に噛合して 行われる鳴き声や尻尾振りの動作も前後進時に行われるなど動作が単調なため、 主需要者の子供等が飽きやすくなる。なお、複雑な歯車配列による組立工程の難 しさのために生産性が低下する。さらに、尻尾を振る動作を行う遊び歯車68が 常時ばね69に弾持状態になっているので、動作中にクラッチ70の摩擦音が発 生するという問題点がある。ゆえに、簡単な構造でありながら子供等に親近感を 持たせ且つ新奇さを与える動作が行われる新しい動作玩具の開発が求められてい る現状である。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案の目的は、歯車配列とカム動作等を通じて歩行動作、鳴き声を あげる動作、尻尾を振る動作を行う犬動作玩具を構成するにおいて、前進時には まるでぴょんぴょん飛び跳ねるような感じがし且つ後進時には後ずさりする感じ がするように動作させ、まるで動作玩具が生きているような感じを与えることに より、子供たちに親近感を持たせるとともに娯楽性と新奇さを発揮させることが できる犬動作玩具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本考案の犬動作玩具は、モーターで回転する入力歯 車に案内歯車と一体になっている減速歯車を噛合し、案内歯車にはカム突起の形 成されたカム歯車と、カム歯車より歯数の少なく作動凹の形成された移動歯車と を噛合し、カム歯車及び移動歯車の設けられる軸ピン上には移動歯車と結合状態 の連結歯車を設けばねにて弾持させ、連結歯車には前方下側に出力歯車を設けて 軸上に結合されたカム機構を回転させ、連結歯車の前方下側にはカム板とクラッ チ結合するように遊び歯車を位置させ、遊び歯車には滑り歯車を設け出力歯車と 常時噛合するようにした通常の犬動作玩具を構成するにおいて、 一側カム機構は出力歯車軸上に固定し、他側カム機構には出力歯車の突起と1 80°空回転後クラッチ結合できるように突起を形成し、前記カム板とクラッチ 結合する、滑り歯車の設けられた遊び歯車は、正回転時に軸上でスライドされて カム板から外れるようにしたことを特徴とする。
【0011】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の犬動作玩具の正面図であり、図2は本考案の歯車部の平面図で あり、図3は本考案の歯車部の正面図であり、図4は本考案の要部抜粋分解斜視 図であり、図5は本考案の移動歯車の移動前の状態図であり、図6は本考案の移 動歯車の移動後の状態図であって、以下本考案の構成を詳細に説明する。
【0012】 本考案はケース2で覆われる枠(frame)3上にモーター4で駆動される歯車 部5を設け、歩行動作と共に鳴き声や尻尾6振りの動作を行う犬動作玩具1であ って、次の通りに構成される。
【0013】 前記歯車部5は、モーター4で回転する入力歯車7に案内歯車8と一体になっ ている減速歯車9を噛合し、案内歯車8に沿って回動できるように軸ピン10上 にカム突起11aの突設されたカム歯車11を設け案内歯車8と噛合し、カム歯 車11の一側にはカム歯車11より歯数の少なく作動凹12aの形成された移動 歯車12を設ける。そして、移動歯車12の一側には移動歯車12と結合状態の 連結歯車13を設けばね14にて弾持されるようにすることにより、歯数の多い カム歯車11に形成されたカム突起11aが、歯数の少ない移動歯車12の回転 比によりばね14にて弾持され、移動される移動歯車12の側面を押して移動さ せるか、或いは作動凹12aに挿入され復元させる。
【0014】 前記連結歯車13には、カム突起11aが作動凹12aに挿入された状態で噛 合するように、連結歯車13の前方下側に出力歯車15を設け、枠(frame)3 外部に突出した出力歯車軸24にはカム機構16、16’を結合し、連杆17で 連結される脚18を動かせる。
【0015】 この際、一側カム機構16は出力歯車軸24上に固定し、他側カム機構16’ は回動自在に出力歯車軸24に軸設して出力歯車15の突起25と180°空回 転後クラッチ結合するように突起26を形成し、これにより、正回転の時はカム 機構16、16’の軸棒16a、16a’が同一位置で回転し脚18が同時に動 けるようになり、且つ逆回転の時はカム機構16、16’の軸棒16a、16a ’が互いに異なる位置で回転し脚18が交代で動けるようになる。
【0016】 なお、カム突起11aが連結歯車12の側面を押している時は、連結歯車12 は、出力歯車15との噛み合いが外れ、カム板19のクラッチ突起20と結合す るクラッチ突起20の形成された遊び歯車(idle gear)21と噛合し、カム板 19に取り付けられた連杆22を作動させることにより、犬玩具が尻尾6を振っ たり、犬の首部位の音声発生装置により鳴き声をあげたりする。また、遊び歯車 21にはこれと一体になる滑り歯車(slide gear)23を設け、常時出力歯車1 5と噛合した状態を保たせる。
【0017】 前述した構成を有する本考案は動く種々の形態の動作玩具に適用させることが できる。すなわち、本考案を犬動作玩具1に適用しモーター4を駆動すると、従 来の動作玩具のように動くことになるが、特に本考案は前進時にはぴょんぴょん 飛び跳ね且つ後進時には後ずさりさせ、あたかも生きているような感じを持たせ ることを特徴とする。
【0018】 前述した作動によりカム歯車11のカム突起11aが移動歯車12の作動凹1 2aに挿入された場合は、移動歯車12と結合状態の連結歯車13が出力歯車1 5に噛み合い、さらに減速状態でカム歯車11が正回転すると、カム機構16、 16’上の軸棒16a、16a’は図5に示すように同一位置で回転し、カム機 構16、16’に設置され連杆17で連結された脚18を同時に動かせ、これに よりにはぴょんぴょん飛び跳ねながら前進するようになる。
【0019】 この際、カム板19を作動させる遊び歯車21は滑り歯車23により正回転し 、クラッチ突起20が自然に互いに外れ動力伝達が行われなくなり、ばね弾持さ れているので、回転時にクラッチの摩擦騒音が発生した従来と異なり騒音が生じ ない。
【0020】 そして、図6に示すように、カム歯車11のカム突起11aが移動歯車12の 側面に位置し移動歯車12を移動させる時は、連結歯車13がカム板19を作動 させる遊び歯車21と噛合し、この際、遊び歯車21上のクラッチ突起20がカ ム板19のクラッチ突起20と噛み合ってカム板19を回転させることにより、 カム板19に取り付けられた連杆22が作動し、犬動作玩具が音声発生装置の作 動により鳴き声をあげ且つ尻尾6を振るようになる。
【0021】 前記動作が行われる際に遊び歯車21の一側に設けられた滑り歯車23は出力 歯車15と噛合しカム機構16、16’を逆回転させるが、この際出力歯車15 は滑り歯車23により減速され出力歯車15が逆回転し、且つ一側カム機構16 はクラッチ連結された突起25、26が180°逆回転した状態で他側カム機構 16’に動力を伝達することにより、連杆22で連結された脚18が交代で動け るようになり、犬動作玩具1は後ずさりすることになる。
【0022】 前述したように本考案の犬動作玩具1は、前進時には脚18を同時に動かせ、 後進時には脚18を交代で動かせることにより、正回転時はぴょんぴょん飛び跳 ねながら前進し、逆回転時は後ずさりするとともに尻尾6を振り鳴き声をあげる ので、あたかも生きている犬が主人を迎えているような感じがする。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は既存の犬動作玩具とは異なり、子供に更に親近 感を与える個性あり特徴的な固有の動作を行う犬動作玩具1を提供し、まるで生 きている実際の犬が行動するようにぴょんぴょん飛び跳ねながら前進し、且つ尻 尾6を振るとともに鳴き声をあげながら後ずさりするように構成することにより 、使用者の子供に新奇さと好奇心を発動させることのできる極めて優れた考案で ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の犬動作玩具の正面図である。
【図2】本考案の歯車部の平面図である。
【図3】本考案の歯車部の正面図である。
【図4】本考案の要部抜粋分解斜視図である。
【図5】本考案の移動歯車の移動前の状態図である。
【図6】本考案の移動歯車の移動後の状態図である。
【図7】従来の犬動作玩具の歯車部の平面図である。
【図8】従来の犬動作玩具の歯車部の正面図である。
【符号の説明】
1 動作玩具 2 ケース 3 枠(frame) 4 モーター 5 歯車部 6 尻尾 7 入力歯車 8 案内歯車 9 減速歯車 10 軸ピン 11 カム歯車 11a カム突起 12 移動歯車 12a 作動凹 13 連結歯車 14 ばね(spring) 15 出力歯車 16、16’ カム機構 16a、16a’ 軸棒 17 連杆 18 脚 19 カム板 20 クラッチ突起 21 遊び歯車(idle gear) 22 連杆 23 滑り歯車(slide gear) 24 出力歯車軸 25、26 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーター(4)で回転する入力歯車
    (7)に案内歯車(8)と一体になっている減速歯車
    (9)を噛合し、案内歯車(8)にはカム突起(11
    a)の形成されたカム歯車(11)と、カム歯車(1
    1)より歯数の少なく作動凹(12a)の形成された移
    動歯車(12)とを噛合し、カム歯車(11)及び移動
    歯車(12)の設けられる軸ピン(10)上には移動歯
    車(12)と結合状態の連結歯車(13)を設けばね
    (14)にて弾持させ、連結歯車(13)には前方下側
    に出力歯車(15)を設けて軸上に結合されたカム機構
    (16)を回転させ、連結歯車(13)の前方下側には
    カム板(19)とクラッチ結合するように遊び歯車(id
    le gear)(21)を位置させ、遊び歯車(21)には
    滑り歯車(slide gear)(23)を設け出力歯車(15)
    と常時噛合するようにした通常の犬動作玩具を構成する
    において、 一側カム機構(16)は出力歯車軸(24)上に固定
    し、他側カム機構(16’)には出力歯車(15)の突
    起(25)と180°空回転後クラッチ結合できるよう
    に突起(26)を形成し、 前記カム板(19)とクラッチ結合する、滑り歯車(2
    3)の設けられた遊び歯車(21)は、正回転時に軸上
    でスライドされてカム板(19)から外れるようにした
    ことを特徴とする犬動作玩具。
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