JPH0216789Y2 - - Google Patents

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JPH0216789Y2
JPH0216789Y2 JP3949983U JP3949983U JPH0216789Y2 JP H0216789 Y2 JPH0216789 Y2 JP H0216789Y2 JP 3949983 U JP3949983 U JP 3949983U JP 3949983 U JP3949983 U JP 3949983U JP H0216789 Y2 JPH0216789 Y2 JP H0216789Y2
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JP3949983U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ロボツト本体の一部に走行用駆動ユ
ニツト機器を設けて走行可能としたロボツト玩具
に関する。
従来、この種の走行可能ロボツト玩具として
は、ロボツト本体に、ゼンマイ等の動力源、歯車
列等の伝達機構、駆動輪などを取付けて構成した
ものがある。しかし、この従来のものは、動力源
等を個別にロボツト胴体に取付ける構造であるた
め、製造工程が複雑になるという欠点があつた。
又、ロボツトを俯状態で走行させる構造とするに
は、従来のものは、ロボツト本体正面に車輪等が
突出するため、外観デザイン上問題があつた。
一方、最近の傾向として、本体を適宜変形させ
て遊ぶことができる玩具が好まれており、ロボツ
ト玩具にあつても、胴体部等の組替えができるも
のが望まれている。しかし、上述した走行可能ロ
ボツト玩具の場合、走行駆動機器相互の連係が複
雑になるため、本体を変形可能とすることは困難
であつた。
本考案は、斯かる欠点に鑑みてなされたもの
で、ロボツト本体を背体部、上体部及び下体部の
三ブロツクから組替え変形可能に構成すると共
に、走行用の駆動機器をユニツト化して、上記上
体部に、走行時に該上体部を変位させると駆動車
輪が正面側に表われるように収容することによ
り、製造工程を複雑化することなく、且つ、外観
デザインを損なうことなく俯状態で走行可能とす
ることができ、しかも、ロボツト本体各部を変位
せしめて一連の組替え操作を楽しむことができる
ロボツト玩具を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成すべく本考案は、 (イ) ロボツト本体を、背体部と、該背体部正面側
上下に連結される上体部及び下体部とから形成
し、 (ロ) 上記上体部を、下体部との接合面が正面側に
回転変位可能に、背体部に対しヒンジを介して
少なくとも略90゜の範囲で回転自在に連結する
と共に、上記下体部を、背体部に対し上体部方
向に摺動自在に連結し、 (ハ) 上記上体部内に、下体部との接合面に臨ん
で、駆動車輪及び動力源を有する駆動ユニツト
機体を収容すると共に、上記下体部の所要箇所
に走行車輪を回転自在に取付けて、 構成される。
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図は本考案ロボツト玩具の一実施例を示す
正面図、第2図は上記実施例において上体部及び
下体部の左半身を外した状態を示す斜視図であ
る。
これらの図に示す本実施例のロボツト玩具は、
背体部1、上体部2及び下体部3から成るロボツ
ト本体と、上記上体部2に装着されて成る走行用
の駆動ユニツト機体4とから構成される。ロボツ
ト本体は、合成樹脂等にて形成される。
上記背体部1は、ロボツトの背面側にて背負わ
れた状態に位置し、構造上は、上体部2と下体部
3とを連結支持する機能を有している。背体部1
の正面側上部中央には、ピン12を軸支する軸支
部材11が突設してある。このピン12は、後述
する上体部2のピン受け穴(図示せず)に枢着さ
れ、上記軸支部材11及び該ピン受け穴と共にヒ
ンジを構成する。又、背体部1の正面側中央部下
方には、第3図及び第5図に示すように、後述す
る下体部3の係止片32を摺動自在に支持する溝
13が2条設けてある。この溝13は、断面L字
形になつており、係止片31と係合して下体部3
を支持する。
上記上体部2は、一体に設けられた頭部21及
び胴体22と、胴体22の左右に回動自在に設け
られた腕23とから成り、外観を、当該ロボツト
に適用されるキヤラクタの形状に形成されてい
る。キヤラクタとしては、いわゆるロボツトに限
らず、例えば動物であつてもよい。上体部2の背
面側には、上記軸支部材11の端部を収容する軸
支部材収容部24が設けてあり、この収容部24
には、上記ピン12を回動自在に嵌合するピン受
け穴(図示せず)を設けてある。上体部2は、こ
のピン受け穴を含む上述したヒンジを介して少な
くとも略90゜の範囲で回動自在に連結されて、下
体部3との接合面が、第4図に示すように、正面
側に回転変位可能に構成されている。
上記上体部2の下体部3との接合面に臨む位置
には、後述する駆動ユニツト機体4を収容する機
体収容部26が設けてある。該収容部26を上述
した位置に設けているのは、該収容部26に装着
される駆動ユニツト機体4が、ロボツト非走行時
には下体部3との接合面側に退避し、走行時に正
面側に表われるようにするためである。又、上体
部2の非走行時の背面側には、走行時、下体部3
の係合穴32と係合して、上体部2の回転を阻止
する係止突起29が設けてある。
なお、本実施例の上体部2は、左右に分割して
設けられており、だぼ(及びだぼ穴)28にて位
置決めして左右を合体せしめている。
上記下体部3は、腰部30と、該腰部30と一
体に設けられる左右の脚部33と、各脚部33に
取付けられる足部36とから成り、直立するロボ
ツトの下半身を表わしている。上記腰部30の背
面側端部には、L字状の係止片31が突設してあ
り、該係止片31は、上記背体部1の溝13に係
合して、下体部3を背体部1に、上記上体部2と
接合する方向に駆動自在に連結する。又、腰部3
0の上体部2との接合面には、係合穴32が設け
てあり、この係合穴32は、ロボツトを走行させ
る際に、第7図に示すように、下体部3を摺動さ
せて上体部2と接合させた時、該上体部2の係止
突起29と係合する。
上記脚部33は、本実施例では、上記腰部30
を含めて左右が各々二分割して設けられており、
上述した上体部2と同様にだぼ(及びだぼ穴)3
9にて位置決めして左右を合体せしめている。上
記脚部33の下端には、足部取付部34が設けて
ある。該取付部34は、第7図に示すように、脚
部33の二分される両片の内側に溝35を設けて
成り、該溝35を介して足部36を連結する。
該足部36の上端には、係合片37が設けてあ
り、この係合片37には、左右両片にピン38が
突設してある。この係合片37を上記足部取付部
34に収容し、ピン38を上記溝35に係合せし
めている。又、足部36の足首の位置には、走行
車輪5が回動自在に取付けてある。この車輪5
は、第4図に示すように、通常は足部取付部34
に覆われているが、走行時には、足部36を、溝
35にピン38を案内せしめて1/4回転しつつ正
面側に引出すことにより、走行面となる正面に露
出させることができる。もつとも、走行車輪5
は、上記位置に限らず、例えば、つま先に予め回
動可能に露出させて設けてもよい。
上記駆動ユニツト機体4は、第3図に示すよう
に、機枠41に、動力源となるゼンマイ(図示せ
ず)と、動力を伝達する歯車列42と、車軸43
とを装着し、該車軸43に駆動車輪44を取付け
て成るもので、全体を一体化したユニツトとして
ある。この機体4は、上記上体部2の機体収容部
26に装着して保持される。本実施例では、動力
源としてゼンマイを用いており、ブルバツク方式
により動力を蓄えて、走行させる形式となつてい
る。もつとも、動力源は、これに限定されるもの
でなく、例えばフライホイールを使用することが
できる。
次に、上述したように構成される本実施例の動
作について図面を参照して説明する。
第1図に示す形態は、本実施例をロボツトとし
て遊ぶ場合の態様である。この場合は、駆動ユニ
ツト機体4及び走行車輪5が正面に直接表われな
いため、ロボツトの外観デザインを楽しみつつ遊
ぶことができると共に、後述する走行等のための
本体各部の組替え変形時の意外性を大きくしてい
る。
本実施例のロボツトを走行させて遊ぶには、先
づ、第3図及び第4図に示すように、上体部2を
ヒンジを介して正面側に1/4回転させて、下体部
3との接合面に位置していた駆動ユニツト機体4
を正面側に露出させる。ついで、下体部3を、上
記上体部2の方向に摺動させて、該上体部2と接
合させる。その結果、第7図に示すように、係止
突起29と係合穴32とが係合して、上体部2が
回動しないよう固定される。そして、左右の足部
36を1/4回転しつつ正面に引出して、該足部3
6に設けてある走行車輪5を正面側に露出させ
る。
このような操作により、第6図に示すように、
駆動車輪44及び走行車輪5が正面に配置され
る。この状態のロボツトを第8図に示すように俯
状態として走行面に置き、本体をブルバツクして
ゼンマイに蓄勢し、手を放すと、該ロボツトは、
ゼンマイからの動力により駆動車輪44が駆動さ
れて走行する。この場合、ロボツト本体を小型軽
量に形成すれば、高速走行が可能となり、より一
層楽しめる。
なお、走行遊び後に、元のロボツトの形態に戻
すには、上述した操作を逆に実行すればよい。
以上説明したように本考案は、ロボツトを単に
俯にして走行させるのではなく、上体部を略90゜
回転させて、通常は正面に現われていない駆動ユ
ニツト機体を露出させ、この状態の上体部に下体
部をスライド結合させて走行可能とする構成とし
たことにより、次の効果を奏するものである。
(a) 一連の組替え動作を楽しみながら走行遊びが
できる。
(b) 組替え動作だけを楽しむこともできる。
(c) 組替え操作が極めて簡単であるから、幼児で
も容易に使いこなすことができる。
(d) 駆動ユニツト機体を上体部に装着するという
簡単な構成であるから、背体部や上体部に駆動
機構が連係しないので、構造を簡単化できて、
製造が容易であると共に、繰返し乱暴に扱つて
も損傷しない。
(e) 駆動ユニツト機体を、上体部の、下体部との
接合面に設けて、走行時に正面側に出すように
してあり、ロボツトの外観デザインを損なわな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ロボツト玩具の一実施例を示す
正面図、第2図は上記実施例において上体部及び
下体部の左半身を外した状態を示す斜視図、第3
図は上記実施例において上体部を約90゜回転させ
た状態を示す正面図、第4図は上記第3図と同じ
状態における左半身を外した側面図、第5図は上
記第4図における背体部の断面図、第6図は上記
実施例において下体部を上体部に結合させると共
に足部の走行車輪を正面側に露出させた状態を示
す正面図、第7図は上記第6図と同じ状態におけ
る左半身を外した側面図、第8図はロボツトの走
行状態を示す側面図である。 1……背体部、11……軸支部材、12……ピ
ン、13……溝、2……上体部、21……頭部、
22……胴体、23……腕、26……機体収容
部、29……係止突起、3……下体部、30……
腰部、31……係止片、32……係合穴、33…
…脚部、34……足部取付部、35……溝、36
……足部、4……駆動ユニツト機体、41……機
枠、42……歯車列、43……車軸、44……駆
動車輪、5……走行車輪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 俯状態で走行可能に構成した下記要件から成る
    ことを特徴とするロボツト玩具。 (イ) ロボツト本体は、背体部と、該背体部正面側
    上下に連結される上体部及び下体部とから形成
    されていること。 (ロ) 上体部は、下体部との接合面が正面側に回転
    変位可能に、背体部に対しヒンジを介して少な
    くとも略90゜の範囲で回動自在に連結されてい
    ると共に、下体部は、背体部に対し上体部方向
    に摺動自在に連結されていること。 (ハ) 上体部内に、下体部との接合面に臨んで、駆
    動車輪及び動力源を有する駆動ユニツト機体を
    収容すると共に、下体部の所要箇所に走行車輪
    を回転自在に取付けていること。
JP3949983U 1983-03-18 1983-03-18 ロボツト玩具 Granted JPS59145991U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3949983U JPS59145991U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 ロボツト玩具

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JP3949983U JPS59145991U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 ロボツト玩具

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Publication Number Publication Date
JPS59145991U JPS59145991U (ja) 1984-09-29
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JP3949983U Granted JPS59145991U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 ロボツト玩具

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Families Citing this family (2)

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JPH0534699Y2 (ja) * 1986-10-31 1993-09-02
JPH0543825Y2 (ja) * 1988-01-11 1993-11-05

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JPS59145991U (ja) 1984-09-29

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