JP4364256B2 - 衣類洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、本体内部に抗菌剤を備えた衣類洗濯機に関する。
従来、衣類などの洗濯物は着用時に付着した雑菌類が完全に除去しきれず、洗い上がった後に繁殖したり臭気を発生したりするおそれがあった。また、例えば水槽内に脱水兼用の洗濯槽を備えた衣類洗濯機にあっては、洗濯槽の裏面側では雑菌や黴などが増殖しやすく、これが原因で異臭を発生するおそれがあった。また、これが進むと付着した菌のバイオフィルム(微生物が排泄するスライムで囲まれた微生物の集合体)や、黴が剥がれ落ちて衣類に付着して汚すなどの不具合が懸念されている。そこで、近年その対策の一つとして、衣類自体に抗菌防臭加工を施したものが提供されている。これは、衣類の繊維に銀イオンを含むゼオライトなどの抗菌剤を混練したり、表面に銀イオンによる抗菌コートを施したものである。しかながら、この方法では使用するうちに表面から有効成分が溶出して持続性がなくなり、抗菌作用が消失する難点がある。
そこで、洗濯槽へ給水する洗濯水に抗菌剤を接触させることにより、洗濯槽内に例えば銀イオン系の抗菌剤を供給する方法が考えられている。銀イオンは、微生物の呼吸鎖を司る酵素(特にSH基)に結合して失活させたり、酸化作用を有するヒドロキシラジカルを生成することにより、微生物の活動を停止させるといわれている。この銀イオン系の抗菌剤は、極微量で抗菌効果が大きく、洗濯用の抗菌剤として好ましい。
銀イオンを供給する方法としては、例えば、銀イオンを含むゼオライトなど溶出速度が極めて遅い抗菌剤を採用して、これを給水経路中に設置することで、給水時に水との接触により抗菌成分を溶解して洗濯槽内に供給する方法がある。この場合、抗菌剤の溶出量は給水時の水との接触時間により決定されるが、一般的に給水時間は短く抗菌剤との接触時間が不足するので、抗菌に必要な濃度まで達しないおそれがある。また、給水時間も給水圧の変動や地域差に基づき不安定な要因を持っており、濃度も不安定になる場合がある。
また、銀イオンを供給する別の方法として、給水経路の途中に金属銀からなる電極を設置して、ここに直流電圧を付加して陽極側から銀イオンを溶出させ、衣類などに抗菌コートする方法が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
この方法によれば、電圧を制御することで銀イオンの溶出量をコントロールできる利点を有するが、水道圧により給水量が変動するため、やはり銀イオン濃度が不安定となり所期の抗菌効果を得ることが難しいし、電圧調整などの機構部を必要としコストが高騰する。
また、ドラム式の衣類洗濯機においては、洗濯槽内の洗濯水を循環させる循環経路の途中にケースを配置し、このケースにタブレット状に固形化した抗菌剤を収納して、循環経路内を循環する洗濯水に抗菌剤を溶出させるようにしたものが考えられている(例えば、特許文献2参照)。
この方法によれば、循環経路内に洗濯水が循環されているときのみに抗菌剤が溶出されるので、抗菌剤が不必要に消費されることを防止でき、長期安定した濃度のもとに有効な抗菌性能が得られる。
特開2004−105692号公報 特開2007−061175号公報
上記のような衣類洗濯機において、銀イオンを含む洗濯水が接触する部分(ケース、給水経路、循環経路など)は、例えばポリプロピレン、シリコンチューブなどの合成樹脂から構成されている。これら合成樹脂には、強度、耐熱性などを確保するためにフィラー(炭酸カルシウム、ガラス繊維、タルクなどの添加剤)が含まれる場合が多く、従って、合成樹脂が極性を有した構成となっている。
しかしながら、洗濯水が接触する部分を構成する合成樹脂が極性を有すると、洗濯水中の銀イオンが合成樹脂に吸着されてしまい、溶出した銀イオンを有効に衣類に作用させることができず、充分な抗菌効果を得ることができない。
この場合、ただ単に銀イオン濃度を高濃度(50ppb以上)に設定したとしても、排水中に含まれる銀イオン濃度も高くなってしまうため、環境に悪影響を及ぼすおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、抗菌性を有する銀イオン濃度を高濃度に設定しなくとも充分な抗菌効果を得ることができ、さらに、銀イオンによる環境への負荷を低減することができる衣類洗濯機を提供することにある。
本発明の衣類洗濯機は、本体内に設けられ洗濯水を収容する水槽と、前記洗濯水に対して徐溶性を有し、抗菌性を有する銀イオンを溶出する抗菌剤と、この抗菌剤を収納するケースと、前記水槽の内部に回転可能に配設された洗濯槽と、前記洗濯槽の内底部に回転可能に配設された撹拌体とを備え、前記抗菌剤は、前記水槽内の最大使用水位状態における前記銀イオンの最大濃度が50ppb未満となるように設定され、前記ケースは、少なくとも前記洗濯水に接触する部分非極性合成樹脂からなるとともに、締結部を有し、前記洗濯槽は、前記締結部を嵌め込み可能な溝部を有し、前記撹拌体は、前記溝部に嵌め込まれた前記締結部を上方から覆うようにして配設されていることに特徴を有する。
本発明の衣類洗濯機によれば、抗菌剤を、水槽内の最大使用水位状態における銀イオンの最大濃度が50ppb未満となるように設定し、最大使用水位状態における洗濯水中の銀イオン濃度を抑えるようにした。また、抗菌剤を収納するケースのうち少なくとも洗濯水に接触する部分を非極性合成樹脂から構成したので、洗濯水中の銀イオンがケースに吸着されにくくなり、最大使用水位状態における銀イオンの最大濃度を50ppb未満に抑えても、溶出した銀イオンを有効に衣類に作用させることができる。
これにより、抗菌性を有する銀イオンの濃度を高濃度に設定しなくとも充分な抗菌効果を得ることができる。また、排水中の銀イオンの最大濃度も50ppb未満に抑えられるので、銀イオンによる環境への負荷を低減することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図2に示すように、衣類洗濯機1は、外郭を形成する外箱2と、その上面を覆うトップカバー3と、下面に装着された台板4とから構成されている。トップカバー3の略中央部には、衣類などを出し入れするための投入口を開閉する二つ折りの蓋5が設けられており、トップカバー3の前部には、運転コース選択キー、スタートキー、表示部(何れも図示せず)などを備えた操作部6が設けられている。衣類洗濯機1内の上方前部には、マイクロコンピュータを主体とした回路構成からなる制御装置7が設けられており、衣類洗濯機1内の上方後部には、洗濯水供給用の給水弁8が設けられている。制御装置7は、操作部6からの操作信号などの各種信号や予め記憶された制御プログラムに基づいて、洗い行程から脱水行程までの自動運転を制御するほか、該衣類洗濯機1の動作全般を制御する。
外箱2内には、洗濯水を収容する水槽9が弾性支持機構10により弾性支持され、該水槽9の内部には脱水槽としても兼用される洗濯槽11が回転可能に配設されている。洗濯槽11の周壁全体には通水可能な透孔11aが多数形成(一部のみ図示)されており、洗濯槽11の上端部には液体バランサ12が装着されている。洗濯槽11の内底部には、該底面の大部分を占める径大な円盤状の撹拌体13が回転可能に配設されており、この撹拌体13の周囲には全体として環状のカバー部材14が固着されている。
また、このカバー部材14の一部(図2では左側の部分)は、撹拌体13の裏面側に連通する通路15を形成しており、この通路15には、洗濯槽11内面に沿うように上方に延びた揚水管16が連通接続されている。この揚水管16の上部開口にはメッシュ状のリントフィルタ17が取り付けられている。撹拌体13の裏面には放射状の裏羽根13aが一体成形されており、撹拌体13が回転駆動されると、該裏羽根13aにより洗濯槽11内の洗濯水が通路15から揚水管16へ圧送され、該揚水管16を上昇した洗濯水がリントフィルタ17を経て洗濯槽11内に循環される。このように、洗濯槽11内の洗濯水を通路15及び揚水管16を介して循環させることで洗濯水中のリント(糸屑)などがリントフィルタ17にて捕獲される。洗濯槽11の底部において、リントフィルタ17と対角となる位置には、抗菌剤供給部18が設けられている。この抗菌剤供給部18の詳細については後述する。
水槽9の外底面側には駆動機構19が配設されている。この駆動機構19は、アウターロータ形でダイレクトドライブ方式のモータ19aを駆動源として有するほか、図示しないクラッチ機構などを有しており、洗い行程やすすぎ行程では上記撹拌体13を正逆回転駆動し、脱水行程では洗濯槽11を一方向に高速回転駆動する。
また、水槽9の底部には排水口20が形成されており、この排水口20には、排水弁21を介在した排水ホース22(排水経路に相当)が接続されている。この排水口20に隣接する部分にはエアトラップ23が形成されている。このエアトラップ23にはエアチューブ23aを介して図示しない圧力式の水位センサが接続されており、水槽9(洗濯槽11)内の水位を検知するようにしている。
排水ホース22において排水弁21よりも下流の部分には、トラップ機構24(フィルタに相当)が設置されている。このトラップ機構24は、上流側に1mm角程度のメッシュからなる排水用リントフィルタ25を備え、下流側に銀イオン吸着剤26を備えており、ダウンフロー型のカラム構造となっている。排水用リントフィルタ25は、排水中のリントなどを捕獲することにより、銀イオン吸着剤26の目詰まりなどを防止する。この排水用リントフィルタ25は、トラップ機構24に対して着脱可能となっており、該排水用リントフィルタ25の洗浄などが可能となっている。銀イオン吸着剤26は、粒状(例えば粒径1〜3mm)の陽イオン交換樹脂からなり、排水中の銀イオンを回収する。
次に、抗菌剤供給部18の構成について説明する。図1は抗菌剤供給部18及びその周辺を拡大して示す縦断側面図、図3は抗菌剤供給部18を正面側から見た斜視図、図4は抗菌剤供給部18を背面側から見た斜視図、図5は抗菌剤供給部18の分解斜視図である。
図1に示すように、抗菌剤供給部18は、撹拌体13の近傍において、最低使用水位(制御装置7が洗濯槽11内の衣類の量に基づいて決定する水位のうち最低の水位)よりも低い位置に設けられている。従って、抗菌剤供給部18は、洗い行程やすすぎ行程では、洗濯する衣類の量に関係なく常に洗濯水に浸漬される位置に設置されている。
抗菌剤供給部18は、縦長容器状の収納ケース27を備えており、該収納ケース27内には、固形状の抗菌剤28が、ポリエステル樹脂やナイロン樹脂などからなるフィルタ状の抗菌剤袋29内に包まれた状態で収納されている。この収納ケース27は、ポリオレフィン系樹脂(例えばポリプロピレン樹脂)から構成されている。また、このポリオレフィン系樹脂には、フィラー(例えば炭酸カルシウム、ガラス繊維、タルクなどの添加剤)が含まれておらず、非極性合成樹脂となっている。
図5に示すように、収納ケース27は、裏面を開放した矩形容器状の表ケース部27aと、該表ケース部27aの裏面を閉鎖する板状の裏ケース部27bとから構成されている。表ケース部27aの下端部と裏ケース部27bの下端部(図5では上側の端部)は、薄肉状のセルフヒンジ部27cにより縦長方向に連接されており、該セルフヒンジ部27cを支点として上下方向(図5中矢印A方向)に屈曲可能に一体成形されている。
表ケース部27aには、複数の通水孔30が形成されており、収納ケース27の内外を通水可能としている。また、表ケース部27aの左右両側面には、逆U字状のフック受け31が上下2箇所に形成されている。また、表ケース部27aの左右両側面には、細溝状の係止孔32が上下2箇所(下部のみ図示)に形成されている。また、表ケース部27aの下端中央には締結部33が突設されており、この締結部33には、ねじ34を挿通可能な通し穴33aが設けられている。
裏ケース部27bには、セルフヒンジ部27c近傍に複数の小孔からなる排出口35が形成されている。また、裏ケース部27bの左右両端部には、弾性変形可能な係止爪36が上下2箇所に形成されている。これら係止爪36は、裏ケース部27bが表ケース部27aの裏面を閉鎖する位置に折り重ねられたとき、係止孔32と対応する位置に設けられている。
抗菌剤袋29はメッシュ状をなし、そのメッシュサイズは、通水孔30よりも小さく、且つ、抗菌剤28が寿命相当に消耗したり欠けて小さくなっても漏出しない程度の大きさとなっている。また、抗菌剤袋29は、遠心作用や振動により抗菌剤28に加えられる衝撃を緩衝して、該抗菌剤28の摩耗、欠け、割れなどを抑止する作用を有するとともに、該抗菌剤28から高濃度の抗菌成分(後述する銀イオン)が抗菌剤袋29及び通水孔30を経て容易に溶出することを抑える作用を有する。
カバー部材14は、撹拌体13の外周囲に沿う環状部14aを有しており、この環状部14aの両端部から下方に突設した係合片14bにより洗濯槽11の底部に固定されている。カバー部材14の下部中央には、締結部33を嵌め込み可能な溝部37が設けられており、この溝部37にはねじ穴37aが形成されている。
また、カバー部材14には、上方に突出する矩形状の取付部38が一体成形されている。この取付部38には、収納ケース27を嵌合できる大きさと形状をなす矩形溝状の凹状部38aが設けられており、この凹状部38aの左右両側面において上記表ケース部27aのフック受け31と対応する位置には、該フック受け31に係合するL字状のフック39が一体成形されている。また、このフック39に対応して、凹状部38aには型抜き用の開口40が形成されている。また、凹状部38aの左右両下端部には開口部41(図5では1箇所のみ示す)が形成されている。
取付部38は、洗濯槽11の底部側壁に形成された矩形凹状の凹所11b(図1参照)に嵌め込まれて、その外周囲が取り囲まれるようになっており、該取付部38に装着された収納ケース27が洗濯槽11内方に大きく突出しないようになっている。また、取付部38の上端部に設けられた突片38bにより、該取付部38の位置がずれにくくなっている。
取付部38に収納ケース27を取付固定するには、まず、抗菌剤袋29に包んだ抗菌剤28を表ケース部27a内に収納し、裏ケース部27bを図5中矢印A方向に折り曲げ、各係止爪36をそれぞれ係止孔32に係止させる。これにより、中空箱状の収納ケース27が構成され、この収納ケース27を取付部38の凹状部38a内に嵌め込む。
嵌め込みの際には、収納ケース27の下端部から突出した状態にあるセルフヒンジ部27cを開口部41に挿入しながら、収納ケース27側のフック受け31を、取付部38側のフック39に係合させつつ嵌め込む。そして、ねじ34を通し穴33aから挿入してねじ穴37aに締め付ける。これにより、該収納ケース27が取付部38に取付固定される。なお、取付後においては、使用者が抗菌剤28に直接触れるおそれがないように、撹拌体13を外した後でなければ該収納ケース27の取り外し(ねじ34の着脱)ができないようにしている。
収納ケース27を取付部38に取り付けると、図3に示すように、収納ケース27の下端部が環状部14aとともに撹拌体13の外周囲に沿う状態となる。また、図1及び図4に示すように、取付部38の開口部41には、収納ケース27の排出口35が臨んだ状態となる。従って、収納ケース27内の水抜きは排出口35から開口部41を経て水槽9側に流出し、排水ホース22から機外に排水される。
次に、抗菌剤28の構成や機能について説明する。抗菌剤28は、銀酸化物が約3%、酸化亜鉛が約27%、酸化コバルトが約1%、リン酸カルシウムが約69%から構成されている。
銀酸化物は、抗菌性を有する銀イオンを抗菌成分として洗濯水中に溶出して、抗菌効果を発揮するものである。この銀酸化物の含有量が0.1重量%以下であると実質的な抗菌作用が得られなくなり、5重量%以上であると光によって褐色に変色しやすくなり、また、製造コストも高くなる。そのため、銀酸化物の含有量は0.1〜5重量%が好ましい。
酸化亜鉛は、主には銀酸化物の褐色化を防止する機能を担うものである。また、この酸化亜鉛から溶出される亜鉛イオンにも、銀イオンほどではないが抗菌作用が認められることから、抗菌成分としての機能をも担う。しかし、酸化亜鉛も若干ではあるが変色するので、その含有量は50重量%以下とすることが好ましい。
酸化コバルトは、抗菌剤28を青色に着色するための金属酸化物として添加されているもので、例えば0.01%程度の極めて少ない含有量でも抗菌剤28を鮮やかな青色に着色することができ、収納ケース27の外部から抗菌剤28の有無を確認しやすくする点で有効である。
溶解性ガラスとしては、一般的にSiO及びBを主成分とする硼酸系ガラスと、Pを主成分とするリン酸系ガラスが知られている。本実施形態では、溶解性ガラスとしてリン酸系ガラス(リン酸カルシウム)を用いている。
リン酸系ガラスのリン酸成分(P)は、抗菌剤28の洗濯水への溶解性を有するためのものであるとともに、ガラスの透明性を維持したり、銀イオンを洗濯水中に徐溶させる効果を出したりするものである。この含有量が10重量%を下回ると機械的強度を維持できなくなるおそれがあり、80重量%を超えても機械的強度の低下を招くおそれがある。そこで、リン酸成分の含有量は、抗菌剤28全体の10〜80重量%が好ましく、最適には30〜70重量%とするのがよい。
しかも、このリン酸成分は水に溶解すると、洗濯水(水道水)中のカルシウムやマグネシウムに対してキレート構造(Ca18 2−、Mg18 2−)を取り、カルシウムやマグネシウムの水溶解性を高め、界面活性剤としての効果を上げて洗浄性能の向上を図ることができる。また、このリン酸成分により銀イオンの衣類への浸透力が増し、抗菌性能の向上を図ることができる。
また、従来の方法では、銀イオンが水道水中の陰イオン(特に塩素イオン、硫化物イオンなど)と結合すると、溶解度積が小さい塩を生成して溶解度が減少して洗濯水中に溶存しにくくなり、有効とするほどの抗菌効果を得られないことがあった。これに対し、本実施形態では陰イオンとしてリン酸成分を有するため、上記のような難溶解性の塩を生成することなく、溶出した銀イオンを有効な抗菌効果がある状態に安定的に保つことができ、抗菌作用を持続させることができる。従って、比較的低濃度でも有効な抗菌効果を発揮することができ、抗菌剤28の低コスト化が可能である。
このように構成された抗菌剤28は、その溶解量(銀イオンの溶出量)が、水槽9(洗濯槽11)内の洗濯水の水位が最大使用水位(制御装置7が洗濯槽11内の衣類の量に基づいて決定する水位のうち最大の水位)となる状態において、該銀イオン濃度が30ppb(最大濃度が50ppb未満)となるように設定されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。なお、ここでは、収納ケース27に収納した抗菌剤28を30g、洗濯槽11内に投入された衣類の総量を6kg、この衣類量に対応する水量を60L(本実施形態では、この60Lの給水により最大使用水位に達するものとする)とした場合について説明する。また、標準的な洗濯運転コースでは洗い行程,すすぎ行程,脱水行程が順に実行されるが、これらの行程のうち、洗い行程及びすすぎ行程における作用は共通するので、洗い行程及びすすぎ行程の説明は一括して行う。
洗い行程(すすぎ行程)では、制御装置7は、給水動作,洗い動作(すすぎ動作),排水動作を制御プログラムに基づいて適宜繰り返して実行する。給水動作では、制御装置7は、給水弁8を開放動作させて洗濯槽11に給水を開始する。このとき、抗菌剤供給部18が洗濯槽11の底部に備えられていることから、洗濯槽11内の水位が低い状態(最大使用水位に達していない状態)であっても、抗菌剤28が洗濯水に接触するようになり、銀イオンが溶出し始める。また、抗菌剤28は、収納ケース27内に収納され洗濯槽11内に対して通水孔30を通して連通状態にあるので、該収納ケース27内に溶出した銀イオンが洗濯槽11内に放出(拡散)しにくくなっている。
そして、制御装置7は、水位センサを介して洗濯槽11内の洗濯水の水位が最大使用水位に達したことを検知すると、給水動作を停止し洗い動作(すすぎ動作)を実行する。洗い動作(すすぎ動作)では、制御装置7は、駆動機構19を駆動して撹拌体13を回転させて洗濯槽11内の衣類の洗濯(すすぎ)を実行する。このとき、洗濯槽11内と収納ケース27内との間で洗濯水の出入りが促進され、これにより、収納ケース27内に溶出した銀イオンが洗濯槽11内に放出され、洗濯水の銀イオン濃度が30ppbに達する。そして、洗濯槽11内の衣類が洗濯水とともに撹拌されることにより、銀イオンが衣類に付着する。
制御装置7は、洗い動作(すすぎ動作)を終了すると、排水動作を実行する。排水動作では、制御装置7は、排水弁21を開放動作させることにより排水ホース22を介して洗濯水を排水する。このとき、排水中の銀イオンは、トラップ機構24の銀イオン吸着剤26により回収され、銀イオンが除去された排水が排水ホース22を通じて衣類洗濯機1外部に排出される。
制御装置7は、上記の給水動作,洗い動作(すすぎ動作),排水動作を適宜繰り返し実行すると、洗い行程を終了して脱水行程に移行する。脱水行程では、制御装置7は、洗濯槽11を高速回転駆動して衣類に含まれる水分を遠心脱水する。このとき、抗菌剤28や抗菌剤袋29に付着残存した水滴や収納ケース27の底部に残存した水滴なども遠心作用を受けて排出されるので、抗菌剤28の溶解が進んで高濃度の銀イオンが溶出されてしまうことが防止される。
以上は、一連の標準的な洗濯運転コースを実行したときの作用について説明した。次に、本実施形態と従来例(ガラスフィラー20%を含むポリプロピレン製の収納ケースに100gの抗菌剤28を収納した場合)とを、
(1)洗い行程における銀イオン濃度
(2)洗濯を複数回実行した場合の銀イオン付着量
の点で比較しながら順に説明する。
(1)洗い行程における銀イオン濃度
図6に示すように、従来例(実線a)では、抗菌剤28の溶解量から計算した洗い行程終了時の銀イオン濃度(洗い行程の給水動作終了後の銀イオン濃度)は120ppbである(点A参照)。洗い行程では、そのうち50ppb相当の銀イオンが衣類に付着(吸着)するので、この衣類吸着量を減算した洗い行程終了時の銀イオン濃度は70ppbとなる(点B参照)。そして、この70ppbの銀イオンのうち、10ppb相当の銀イオンが衣類に作用することなく収納ケース(その他極性を有する樹脂からなる部品を含む)に吸着されるので、この吸着量を減算した洗い行程終了時の排水の銀イオン濃度は60ppbとなり(点C参照)、溶出した銀イオンの50%が衣類に付着することなく排水される。
これに対して、本実施形態(実線b)では、抗菌剤28の溶解量から計算した洗い行程終了時の銀イオン濃度は30ppbである(点D参照)。洗い行程では、そのうち25ppb相当(溶出した銀イオンの約90%)の銀イオンが衣類に付着するので、この衣類吸着量を減算した洗い行程終了時の銀イオン濃度は5ppbとなる(点E参照)。そして、この5ppbの銀イオンのうち、収納ケース27に吸着される銀イオンは殆んどないので、洗い行程終了時の排水の銀イオン濃度は、従来例に比べ極めて低い3ppbとなっており(点F参照)、溶出した銀イオンのわずか10%が排水されるに止まる。
このように、従来例では、溶出した銀イオンのうち衣類に作用する銀イオンの割合が低く、排出される銀イオンの量が多いのに対して、本実施形態では、溶出した銀イオンのうち衣類に作用する銀イオンの割合が高く、排出される銀イオンの量が少ない。
(2)洗濯を複数回実行した場合の銀イオン付着量
まず、洗い行程を1回実行した後の銀イオン付着量について図7を参照して説明する。従来例では、溶出した120ppbの銀イオンのうち50ppb相当の銀イオンが衣類に付着する(上記(1)の説明参照)。つまり、衣類には総量3mgの銀イオンが付着し、これを衣類1kgあたりの付着量に換算すると0.5mg/kgとなる。また、一般に、1回の洗い行程では洗い動作1回、すすぎ動作2回を実行するので、洗い行程を1回実行した後における衣類1kgあたりの付着量は、0.5mg/kgの3倍である1.5mg/kgとなる。
これに対して、本実施形態では、溶出した30ppbの銀イオンのうち25ppb相当の銀イオンが衣類に付着する。つまり、衣類には総量1.5mgの銀イオンが付着し、これを衣類1kgあたりの付着量に換算すると0.25mg/kgとなる。また、洗い行程を1回実行した後における衣類1kgあたりの付着量は、0.25mg/kgの3倍である0.75mg/kgとなる。
次に、洗濯(洗い行程)を複数回実行した場合の銀イオン付着量について図8を参照して説明する。一般に銀イオンは、衣類(特にOH基など)に化学的に吸着するため、例えばユーザが衣類を着用したとしても殆んど衣類から脱落しないが、ある程度は衣類から脱落し付着量が低減する。しかし、衣類の洗濯を再度行えば、洗濯水中の銀イオンがさらに衣類に付着し、衣類1kgあたりの銀イオン付着量が上昇(濃縮)する。従って、図8に示す従来例(実線a)及び本実施形態(実線b)ともに、洗濯を繰り返し行うことにより銀イオン付着量は徐々に上昇し、やがて一定量に収束(飽和)する。
ところで、抗菌作用の有無を判断する指標として抗菌指数が用いられている。図9は、銀イオン付着量と抗菌指数との関係を示す。一般に抗菌作用有りと判断するためには抗菌指数が2.0以上(抗菌処理を施していない衣類と比較して菌数が1/100以下)であることが必要であり、そのためには銀イオン付着量が約1mg/kg以上である必要がある。
しかしながら、本実施形態において洗濯を1回実行した後の銀イオン付着量は0.75mg/kgであり(図8中点G参照)、このときの抗菌指数は1.6(抗菌処理を施していない衣類と比較して菌数が1/40)であることから、抗菌作用有りと判断できる抗菌指数には達していない。しかし、2回目の洗濯実行後の銀イオン付着量は1.35mg/kgであり(図8中点H参照)、このときの抗菌指数は2.3以上であることから、抗菌作用有りと判断することができる。
このように、水槽9内の最大使用水位状態における銀イオンの最大濃度を30ppbに抑えたことにより、1回目の洗濯終了後に抗菌作用有りと判断できるほどの銀イオン付着量に達しなかったとしても、洗濯を繰り返すことによって抗菌作用を増強させることが可能である。
以上に説明したように本実施形態によれば、抗菌剤28を、水槽9(洗濯槽11)内の最大使用水位状態における銀イオンの最大濃度が50ppb未満(本実施形態では30ppb)となるように設定し、最大使用水位状態における洗濯水中の銀イオン濃度を抑えるようにした。また、抗菌剤28を収納する収納ケース27全体を、フィラーを含まないポリオレフィン系樹脂(非極性合成樹脂)から構成したので、洗濯水中の銀イオンが収納ケース27に吸着されにくくなり、最大使用水位状態における銀イオン濃度を30ppbに抑えても、溶出した銀イオンを有効に衣類に作用させることができる。
これにより、抗菌性を有する銀イオンの濃度を高濃度に設定しなくとも充分な抗菌効果を得ることができる。また、排水中の銀イオンの最大濃度も30ppbに抑えられるので、銀イオンによる環境への負荷を低減することができる。
さらに、衣類洗濯機1内において洗濯水に接触する部分(水槽9、撹拌体13、カバー部材14、洗濯槽11など)も、フィラーを含まないポリオレフィン系樹脂から構成するとよい。このような構成によれば、これら非極性合成樹脂からなる部品に対しても銀イオンが吸着されにくくなり、溶出した銀イオンを一層有効に衣類に作用させることができる。
また、水槽9内の洗濯水を排水する排水ホース22に、銀イオンを回収するためのトラップ機構24を設置したので、排水とともに銀イオンが排出されにくくなり、銀イオンによる環境への負荷を一層低減することができる。
なお、本発明は上記し且つ図面に記載した各実施形態にのみ限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
抗菌剤28は、水槽9内の最大使用水位状態における銀イオンの最大濃度が30ppbとなるものに限られるものではなく、例えば銀酸化物や溶解性ガラスの含有量を変更することにより、水槽9内の最大使用水位状態における銀イオンの最大濃度が50ppb未満となる範囲で適宜設定することができる。
また、抗菌剤28は、抗菌性を有する酸化亜鉛や酸化セリウム、酸化アルミニウム、酸化ケイ素などを0〜50重量%程度含有するようにしてもよい。このような物質は、抗菌剤28の褐色化や潮解性の防止に役立とともに、銀イオンほどではないものの、接触した微生物や菌類を除去したり繁殖を抑制したりする効果も期待できる。ただし、その含有量が50重量%を超えると褐色化する可能性があるため、50重量%以下にすることが好ましい。
収納ケース27に収納する抗菌剤28の量は30gに限られるものではなく、例えば衣類洗濯機1の製品寿命(目安として約10年)に応じて、収納する量を設定してもよい。この場合、抗菌剤28の交換などのメンテナンスを不要にできる。
収納ケース27やその他の合成樹脂部品は、ポリプロピレン樹脂からなるものに限られず、例えばポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリスチレン樹脂、シリコンチューブなどを適宜用いて構成することができる。
また、収納ケース27やその他の合成樹脂部品の全体を非極性合成樹脂から構成するのではなく、これらの部品のうち少なくとも洗濯水に接触する部分のみを非極性合成樹脂から構成してもよい。
トラップ機構24に銀イオン吸着剤26を備えるのではなく、例えば硫化鉄の破砕粉などの銀イオンと反応する物質を詰めるようにしてもよい。
例えば風呂水ポンプを備え、洗い行程において風呂水を洗濯槽11に給水することも可能である。この場合、風呂水には雑菌が多く含まれることから、抗菌剤28からの銀イオンの溶出時間を長くするように制御するとよい。
上記した実施形態では、水槽9の軸方向が縦向きの衣類洗濯機1を例示したが、本発明は、水槽の軸方向が横向きのドラム式の衣類洗濯機にも適用することができる。
本発明の一実施形態を示すものであり、抗菌剤供給部及びその周辺を拡大して示す縦断側面図 衣類洗濯機全体の概略構成を示す縦断側面図 抗菌剤供給部を正面側から見た斜視図 抗菌剤供給部を背面側から見た斜視図 抗菌剤供給部の分解斜視図 洗い行程における銀イオン濃度を説明するための図 洗い行程を1回実行した後の銀イオン付着量を説明するための図 洗濯を複数回実行した場合の銀イオン付着量を説明するための図 銀イオン付着量と抗菌指数との関係を示す図
符号の説明
図面中、1は衣類洗濯機、9は水槽、11は洗濯槽、13は撹拌体、22は排水ホース(排水経路)、24はトラップ機構(フィルタ)、27は収納ケース、28は抗菌剤、33は締結部、37は溝部を示す。

Claims (4)

  1. 本体内に設けられ洗濯水を収容する水槽と、
    前記洗濯水に対して徐溶性を有し、抗菌性を有する銀イオンを溶出する抗菌剤と、
    この抗菌剤を収納するケースと
    前記水槽の内部に回転可能に配設された洗濯槽と、
    前記洗濯槽の内底部に回転可能に配設された撹拌体とを備え、
    前記抗菌剤は、前記水槽内の最大使用水位状態における前記銀イオンの最大濃度が50ppb未満となるように設定され、
    前記ケースは、少なくとも前記洗濯水に接触する部分非極性合成樹脂からなるとともに、締結部を有し、
    前記洗濯槽は、前記締結部を嵌め込み可能な溝部を有し、
    前記撹拌体は、前記溝部に嵌め込まれた前記締結部を上方から覆うようにして配設されていることを特徴とする衣類洗濯機。
  2. 前記本体内において前記洗濯水に接触する部分は非極性合成樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の衣類洗濯機。
  3. 前記非極性合成樹脂は、フィラーを含まないポリオレフィン系樹脂からなることを特徴とする請求項1または2記載の衣類洗濯機。
  4. 前記水槽内の洗濯水を排水する排水経路に、前記銀イオンを回収するためのフィルタを設置したことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の衣類洗濯機。
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