JP4357153B2 - Led光源 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LEDプリンタなどの書き込み用光源として利用されるLED光源に関する。
【0002】
【従来の技術】
LEDプリンタなどの書き込み用光源として利用されるLED光源は、放熱板の上面に基板を配置し、この基板の上面にLEDアレイを一列に配置し固定している。前記基板は、接着剤で接着するのではなく、圧接部材を用いることによって前記放熱板の上面に圧接することによって固定している。圧接部材を用いて基板を固定することにより、LEDアレイの列をX方向やY方向に調整しながら基板を固定することができる。また、基板とそれに接続するフレキシブル配線の接続を、前記圧接部材による圧接を利用することによって、両端子部の圧接の形態で行なうことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
圧接状態で放熱板に固定された基板は、LEDアレイやその駆動用回路素子の発熱に伴ない伸長と収縮を繰り返すことで、初期位置から位置スレが発生する。特に、タンデムタイプのカラープリンタ用途にこの光源を印刷色毎に用いる場合、前記基板の位置ズレが発生すると、色ズレの原因になり、印刷品位の劣化を招く。
【0004】
このような基板の位置ズレを防ぐために、基板の全周または裏面全体を接着剤によって放熱板の上面に接着して固定したが、接着剤の塗布作業が煩雑になるとともに、組立て時の位置精度(発光ライン)をX方向、Y方向とも0.05mm以内に納めるという高精度の位置合わせを行なうことは困難であった。
【0005】
そこで本発明は、基板の位置ズレを防ぐことを課題の1つとする。LEDプリンタの印字品位を高めることができるLED光源を提供することを課題の1つとする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のLED光源は、請求項1に記載のように、放熱板と、前記放熱板の上面に配置された基板と、前記基板の上面に配置されたLEDアレイと、前記放熱板に固定される圧接部材とを有し、前記基板を前記圧接部材によって前記放熱板の上面に圧接して固定したLED光源であって、前記放熱板にその上下を貫通するように貫通穴を形成し、この貫通穴に前記放熱板と前記基板の裏面を接着する接着剤を配置したLED光源において、前記貫通穴は、その平面形状がT字形状に設定されていることを特徴とする
このように貫通穴の平面形状をT字形状に設定することにより、接着剤注入ノズルによる接着剤の注入が容易に行なえる。
【0008】
本発明のLED光源は、請求項に記載のように、前記貫通穴から臨む前記基板の裏面領域は、前記接着剤が配置された領域と前記接着剤が配置されていない領域が含まれていることを特徴とする。
このように、前記接着剤が配置された領域と前記接着剤が配置されていない領域を並置することにより、接着剤に混入する気泡を低減できるとともに、接着剤と放熱板の接着状況確認を容易に行なえる。
【0009】
本発明のLED光源は、請求項に記載のように、前記貫通穴から臨む前記基板の裏面領域は平面形状がT字形状に設定され、前記接着剤は、前記T字形状における上横線に相当する領域のみに選択的に配置されていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1はLED光源の平面図、図2はLED光源の要部底面図、図3は図1のA−A断面図である。
【0013】
LED光源1は、放熱板2と、この放熱板2の上面3に配置された基板4とを備えている。この基板4の上面には、LEDアレイ5と、駆動用IC6を配置している。
【0014】
基板4は、長尺の薄型回路基板によって構成され、例えばセラミック製の基板に回路パターンを形成して構成される。LEDアレイ5は、その上面に複数の発光部を例えば600DPIの密度で整列して備えている。複数個のLEDアレイ5が基板4の中心線Xに沿って基板4の長手方向に配列され、これらのLEDアレイ5は導電性あるいは絶縁性の接着剤によって基板4に固定される。LEDアレイ5に隣接して駆動用IC6を配置している。複数個の駆動用IC6が基板4の中心線Xと平行になるように基板4の長手方向に配列され、これらの駆動用IC6は導電性あるいは絶縁性の接着剤によって基板4に固定される。基板4上のパターンとLEDアレイ5と駆動用IC6は、ワイヤボンド配線などの接続手段でもって互いに電気的に接続されている。
【0015】
LED光源1は、前記放熱板2にネジ等の固定部材7によって固定される圧接部材8とフレキシブル配線9を有している。圧接部材8は、剛性の有る板材(例えばアルミ板)で構成され、その下面に押圧時の密着性を高めるに適したシリコンラバーなどの柔軟性部材16を一体的に保持することが好ましい。圧接部材8は、弾性のある板状部材によって構成しても良い。また、圧接部材8は、固定部材7と兼用することもでき、例えばネジ等の頭によって基板4を圧接する構成とすることもできる。
【0016】
圧接部材8は、基板4の縁に平面的に重なるように配置している。この例では、4つの圧接部材8をそれぞれ基板4の2つの長辺を成す縁と2つの短辺を成す縁に平面的に重なるように配置している。フレキシブル配線9は、LEDアレイ5を駆動させるに必要な電源や信号を基板4に与えるもので、その端子部が対向する基板4の端子部と圧接した状態を維持するように圧接部材8によって押圧される。そのために、フレキシブル配線9は、その一端が基板4の縁に平面的に重なるように配置している。この例では、2つのフレキシブル配線基板9をその一端が基板4の2つの長辺を成す縁と平面的に重なるように配置している。フレキシブル配線9の下には、基板4との高さ調整用として、基板4と同様の厚さを有するスペーサ基板(例えばガラスエポキシ製の基板)15を配置することが好ましい。
【0017】
圧接部材8を固定部材7によって放熱板2に固定すると、この例ではネジ止めすると、圧接部材8が放熱板2の側に押し付けられた形態で固定される。そして、圧接部材8と放熱板2の間に基板4とフレキシブル配線9が挟み込まれた状態を維持する。基板4は、フレキシブル配線9を介在した圧接部材8の圧接力によって、前記放熱板2の上面3に圧接して固定される。フレキシブル配線9は、圧接部材8の圧接力によって前記放熱板2の上面3にある基板4の上面に圧接して固定される。組立ての初期段階では、基板4並びにフレキシブル配線9は、放熱板2の上面3に接着剤を用いて固定していないので、固定部材7を取り外すことによって放熱板2から取り外すことができる。
【0018】
前記放熱板2には、その上下を貫通するように貫通穴10を形成している。放熱板2に圧接固定した後の基板4の移動を防ぐために、この貫通穴10に放熱板2の裏側から接着剤11を塗布し硬化させることで、基板4の裏面と放熱板2を接着する形態で接着剤11を配置している。
【0019】
貫通穴10は、図2に拡大して示すように、平面視で(平面形状が)T字形状となるように設定した。貫通穴10はT字形状以外に、円形や楕円、長四角などの形状のもので構成しても良い。しかし、実験の結果、その平面形状をT字形状に設定することにより、接着剤注入ノズルによる接着剤の注入が容易に行なえる点で好ましいことが判った。接着剤11は、貫通穴10全体被うように充填することもできるが、基板4の一部が接着剤11で被われることなく露出させると、接着剤11に混入する気泡を低減できる点で好ましいことが判った。
【0020】
前記貫通穴10から臨む前記基板4の裏面領域は、前記接着剤11が配置された領域12と前記接着剤11が配置されていない領域13が含まれている。これらの領域12,13によって、前記貫通穴10から臨む前記基板の裏面領域は平面形状がT字形状に設定される。前記接着剤11は、前記T字形状における上横線に相当する領域12のみに選択的に配置しているが、T字形状における縦線に相当する領域12のみに選択的に配置しても良い。このように、接着剤11のある領域とない領域12,13を併置することにより、接着剤11に混入する気泡を低減できる点で好ましいことが判った。また、接着剤と放熱板2の接着状況確認を容易に行なえる点でも好ましいことが判った。
【0021】
前記接着剤11は、種々のものを用いることができるが、中でも自然硬化型の接着剤を用いるのが好ましい。接着剤11としては、ゴム状で、耐久性があり長期間信頼性を得られるものが好ましく、自然硬化型のシリコン系の接着剤を用いることが望ましい。加熱硬化を必要としない自然硬化型接着剤を用いることにより、加熱に起因する伸長によって位置ズレが発生しないという利点が得られる。
【0022】
前記貫通穴は、複数形成され、前記基板4の中心をとおる長手方向の軸Xあるいは短手方向の軸Yに対して線対称の関係を持って配置されている。このように分散して配置することにより、基板4の放熱板2に対する位置ズレを確実に防止することができる。
【0023】
接着剤11は、放熱板2の裏側から塗布することができるので、フレキシブル配線9や圧接部材8によって被われた放熱板2の表面側からの塗布に比べて、塗布の邪魔になるものが少なくて済み、塗布の作業性を高めることができる。
【0024】
接着剤11の塗布を放熱板2の表側から行なう場合は、後述するような保護カバーによって被われないで露出する基板4の上面と圧接部材8の境界部分14に接着剤11の塗布を行なっても良い。
【0025】
接着剤11の穴12への充填は、固定解除が容易な圧接部材8による基板4の固定後に行われるので、圧接固定の前に行なう場合に比べて、基板4の位置決め作業性に優れた構造となる。
【0026】
このようなLED光源をマイナス30℃とプラス65℃の環境下に各々30分交互にさらすサイクルを10サイクル行なう試験を実施したところ、従来のように圧接固定のみの場合はX、Yの各方向に0.1mm程度の位置ズレが発生していたものが、上記実施形態によれば、位置ズレが0.01mm以内に収まっていた。したがって、タンデムタイプのカラープリンタ用途の光源に要求される位置ズレがX方向、Y方向とも0.05mm以内という基準をクリアすることができる。
【0027】
このようなLED光源は、基板4に垂直な方向にLEDアレイから出射される光を感光体に結像させるためのレンズが放熱板にホルダを介して装着されて、いわゆるLEDプリントヘッドの形態で用いられる。
【0028】
LEDプリントヘッドとして組み立てる際、必要に応じてLEDアレイと駆動用ICを保護するための透明な保護カバーを装着することができる。また、放熱板2には、その底面に放熱用のフィンを設けても良い。この場合、放熱用のフィンは、前記貫通穴11を避けて配置するのが良い。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、基板の位置ズレを防ぐことができる。そして、LEDプリンタの印字品位を高めることができるLED光源を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す平面図である。
【図2】同実施形態の要部の底面図である。
【図3】図1のA−A部分の断面図である。
【符号の説明】
1 LED光源
2 放熱板
4 基板
5 LEDアレイ
8 圧接部材
10 貫通穴
11 接着剤

Claims (3)

  1. 放熱板と、前記放熱板の上面に配置された基板と、前記基板の上面に配置されたLEDアレイと、前記放熱板に固定される圧接部材とを有し、前記基板を前記圧接部材によって前記放熱板の上面に圧接して固定したLED光源であって、前記放熱板にその上下を貫通するように貫通穴を形成し、この貫通穴に前記放熱板と前記基板の裏面を接着する接着剤を配置したLED光源において、前記貫通穴は、その平面形状がT字形状に設定されていることを特徴とするLED光源
  2. 前記貫通穴から臨む前記基板の裏面領域は、前記接着剤が配置された領域と前記接着剤が配置されていない領域が含まれていることを特徴とする請求項1に記載のLED光源。
  3. 前記貫通穴から臨む前記基板の裏面領域は平面形状がT字形状に設定され、前記接着剤は、前記T字形状における上横線に相当する領域のみに選択的に配置されていることを特徴とする請求項1もしくは2に記載のLED光源。
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