JP4356860B2 - 製麹装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、製麹槽内で製麹された麹をそのまま乾燥保存しておき、必要に応じて仕込むことのできる製麹装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
製麹装置で製麹された麹を、他に移動することなく、そのままの状態で所定温度条件(例えば45°C以下)で、所定湿度(例えば水分12%以下)に乾燥保存し、必要に応じて仕込むことができる製麹装置及び製麹方法は、特許第3103937号で従来知られている。
この装置は、円筒状の製麹槽の製麹室内に製麹原料を堆積し、製麹培養を行なう通気性をもつ麹支持台を備え、製麹室内の空気を循環させながら温湿度調整を行なう除湿乾燥手段を備え、製麹槽の外側部には除湿乾燥装置と除湿用ファンをもつ循環ダクトを備え、麹支持台上の製麹室と、麹支持台下の下部室とを循環ファンをもつ循環ダクトで連通接続したものである。
【0003】
この装置において、麹支持台上に製麹原料を堆積し、除湿乾燥装置と除湿用ファンにより循環ダクトを介して製麹室内の温湿度調整を行なって製麹作業を行なわせ、一方、循環ファンをもつ循環ダクトで麹支持台上の製麹室と、製麹原料支持台下の下部室とを連通接続し、製麹室内の空気を下部室との間で循環させ、製麹原料の冷却と水分の発散を図るものである。
【0004】
図8は、上記した従来例に係る製麹装置の製麹槽101の下部室の横断平面図である。
製麹槽101の下部室102の上方には、製麹原料支持台が配設されており、中心部には製麹原料支持台の支軸103が起立設置されており、104は循環ファンをもつ循環ダクトの下半部を示し、ダクト104部分は横断平面図として示した。
【0005】
製麹原料支持台上の製麹室と、麹支持台下の下部室とを該循環ダクト104で連通接続し、製麹室内の空気を下部室との間で循環させ、製麹原料の冷却と水分の発散を図るものである。
即ち、上部の製麹室の空気を循環ダクト104で下部室に導入し、通気性のある製麹原料支持台の下方から上方に空気を透過するように流通させ、支持台上の製麹原料の冷却と脱水を行ない、乾燥させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の製麹室と下部室とを連通、接続する循環ダクト104の下部室102への吹出し口105は、その断面積が循環ダクト104の断面積と同じである。
矢印▲1▼で示された下部室102内への流入空気は、流速が速く、又流速が速いことから直進性もあり、矢印▲1▼で示しされように直進したり、直進に近い流れとなり、又下部室102の中心部に配設された支軸103に衝突したりして矢印▲2▼のように乱流となったりする。
この結果、下部室102内に流入した循環空気に偏流が生じ、上方に配置した多孔板等の通気性を有する製麹原料支持台の下方から該支持台を通して上方の製麹室に流通する循環風の流通が、製麹原料支持台各部で均一化せず、冷却、水分除去空気の流れが製麹原料の各部で偏り、製麹原料の均一な冷却、脱水乾燥を行なう上で好ましくない。
【0007】
本発明は、以上の課題を解決すべくなされたものである。
本発明者は、製麹装置において、製麹槽内を製麹原料支持台で製麹室、下部室と上下に区画した際、循環空気を下部室内に導入し、製麹原料支持台を通して上方の製麹室に流通させるには、偏流を抑制することで、製麹原料支持台上の製麹原料各部に略々均一に空気流を流通させることが可能である、との知見を得て本発明をなしたものである。
従って、本発明の目的は、製麹原料支持台で製麹室、下部室と上下に区画した製麹槽内の下部室内に循環空気を導入し、製麹原料支持台を通して上方の製麹室に流通させる際、下部室内に導入される空気流の偏流を抑制し、製麹原料の各部を略々均一に冷却、乾燥用の空気流に曝し、製麹原料各部を均一に冷却、脱水乾燥させることを可能とした製麹装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1は、製麹槽2の製麹室6内に製麹原料5を堆積し、製麹培養を行なう通気性をもつ製麹原料支持台4を備え、該製麹槽2の外側部に、製麹室6内と連通し、該製麹室6内の空気を循環させながら温湿度調整させる除湿乾燥装置14と除湿用ファン15を備える第1循環ダクト13と、該製麹原料支持台4上の製麹室6と、該製麹原料支持台4下の下部室7とを連通接続する循環ファン19を備える第2循環ダクト18とを備え、循環ダクト18の前記製麹槽2の周壁2aに設けた吹出し口17と接続する部分をc部とし、c部を吹出し口17と一致させ、該循環ダクト18のc部より上流の部分をb部とし、該循環ダクト18のこれより上流の部分を一般部a部とし、a部、b部、c部の断面積をa部<b部<c部と段階的に拡大するようにし、c部とb部との間を斜壁部20,20で繋ぎ、b部とa部との間を斜壁部21,21で繋ぐようにしたことを特徴する。
【0009】
請求項1では、第2循環ダクトの断面積に対して下部室への吹出し口の断面積を大きくし、特に循環ダクト18の製麹槽2の周壁2aに設けた吹出し口17と接続する部分をc部とし、該循環ダクト18のこれより上流の部分をb部とし、該循環ダクト18これより上流の部分を一般部a部とし、a部、b部、c部の断面積をa部<b部<c部と段階的に拡大するようにし、c部とb部との間を斜壁部20,20で繋ぎ、b部とa部との間を斜壁部21,21で繋ぐようにしたので、下部7室内に流入する空気の流速は低下し、下部室7内における偏流の発生を防止し、下部室7内の風圧分布は均一化され、製麹原料支持台上の製麹原料各部に均一に空気流が流通し、製麹原料の冷却、水分除去、乾燥を各部で均一化することができる。
特に本発明は、第2循環ダクトのc部とb部との間を斜壁部で繋ぎ、b部とa部との間を斜壁部で繋ぐことで、気流がスムーズに流れ、斜壁部のガイド作用で、気流は緩やかに拡散してゆき、緩やかに下部室内に流入する。これにより、下部室内に流入する空調空気の吹き込み速度は低下し、下部室内に満遍なく流れ込み、吹き込まれた空調空気の偏流は抑制され、偏流の発生は改善され、下部室内の風圧分布は均一化する。
この結果、下部室内の空調空気の気流は偏ることが少なく、製麹原料支持台の通気部を通り、製麹原料層を通過する気流は各部で均一化し、製麹原料の冷却、水分除去、乾燥を各部で均一に、偏ることなく行なうことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は、本発明に係る製麹装置の模式的な縦断正面図である。
製麹装置1は円筒形の周壁2a、天井壁2b、底壁2cからなる製麹槽2を有する。
製麹槽2の中心部には、図示しない回転機構で回転駆動される支軸3で中心部を支持した製麹原料支持台4が配設されている。
【0011】
製麹原料支持台4は網構造体や多孔板で構成され、円板状をなし、支軸3で回転駆動される。
以上の製麹原料支持台4の上方の室を製麹室6とし、下方の室を下部室7とする。
製麹原料支持台4には、層状に製麹原料5を積層して堆積支持する。支持台4の中心部には、前記した支軸3と同軸で、該支軸3とは絶縁された支柱8を起立設置する。
【0012】
支柱8には、図示しない外部駆動機構により個別に回転駆動され、個別に昇降する手入れ機9とスクリューコンベヤ10とが設置されている。
上記した手入れ機9は、製麹原料支持台4上の製麹原料5層を切り返す機能を有し、又上記したスクリューコンベヤ10は、製麹原料5層の均平作用と、最終的に製麹を出麹回収する機能を有する。
【0013】
製麹室6の天井を構成する天井壁2bには、図の左右に吸込み口11及び吹出し口12を該製麹室6内と連通するように開口設置する。該吸込み口11、吹出し口12を天井壁2b上に配設した第1循環ダクト13で連通、接続する。
第1循環ダクト13には、除湿乾燥装置14と除湿用ファン15とを介装設置する。第1循環ダクト13に設置した除湿乾燥装置14と除湿用ファン15とにより、製麹室6内の空気を循環させる。
【0014】
ところで、天井壁2bに設けた前記の吸込み口11から、製麹室6内の空気を矢印▲3▼で示したように第1循環ダクト13で吸引し、除湿乾燥装置14と除湿用ファン15とにより製麹室6内の空気を温度調整して除湿乾燥し、除湿乾燥した温度調整された空調空気を天井壁2bに設けた前記吹出し口12から製麹室6内に吐出する。これを反復し、製麹作業と製麹原料の除湿乾燥を行なう。
【0015】
製麹槽2の周壁2aには、上部の製麹室6に開口する吸込み口16を開口設置し、又下部の下部室7に開口する吹出し口17を開口設置する。
これ等の吸込み口16と吹出し口17とを第2循環ダクト18で連通接続し、該第2循環ダクト18には循環ファン19を介装設置する。
製麹槽2内の上部の製麹室6と下部の下部室7とを第2循環ダクト18で連通接続させることで、製麹室6内の空調空気をダクト18を介して下部室7内に流入させ、下部室7と製麹室6とを仕切る製麹原料支持台4の通気性を利用してこの上に堆積した製麹原料に空調空気を下方から上方に流通させ、空調空気に該原料を曝し、製麹原料中の水分を除去し、冷却する。
【0016】
以上において、下部室7の吹出し口17を含む第2循環ダクト18の下流部を以下のように構成する。
図2は、図1の2−2線断面図、図3は、図1の3−3線断面図、図4は、図1の4−4線断面図である。これ等の図面に従って、本発明の特徴的な構成を詳細に説明する。
【0017】
第2循環ダクト18の循環ファン19の下流の断面積を該循環ダクト18の一般部と同じである一般部aとする。例えば、ダクト19の横寸法をHとすれば、縦寸法をW1とする。
一般部aの下流の下流部bの断面積を、横寸法Hを同じくし、縦寸法をW2とし、W1よりも大きく設定する。
更に、下流部bの下流で、吹出し口17と一致する最下流部cの断面積を横寸法Hを同じくし、縦寸法をW3とし、下流部bの横寸法W2よりも大きく設定する。
図4は、Hが縦で、W3が横で表されているが、下流部bから最下流部cが直角に曲ったため、縦横の位置が変換したためである。
【0018】
図5は、製麹槽2と第2循環ダクト18の分解斜視図である。説明の便宜上理解し易いように分解して示した。
17は製麹槽2の周壁2aの下部に設けた横長の吹出し口で、第2循環ダクト18の最下流部cの断面積を該吹出し口17と一致させる。
上方に屈曲した部分を含み、この上流の下流部bの断面積は上記したように最下流部cの断面積よりも小さく、最下流部cの上流部と下流部bの下流部との間を斜壁部20,20で繋ぎ、気流がスムーズに流れるように設定し、又下流部bの断面積よりも小さい断面積の一般部aとの間を同様に斜壁部21,21で繋いだ。
【0019】
このようにa部からb部へ、b部からc部への各境界部を斜壁部20,20,21,21で繋ぐことで、この間を段部をもって繋ぐ場合に比較し、境界部に渦流が生じるのを防止し、空気の流れが円滑となるように配慮した。
実施の形態では、a部、b部、c部の断面積がa<b<cと段階的に拡大するようにした。
【0020】
図6は、製麹槽2の下部室7を横断面図として示した作用説明図である。
第2循環ダクト18の一般部aと通って、循環ファン19により、製麹室6内の空調空気は吸引され、吹出し口17から下部室7内に吹出される。
吹出される空気は、一般部a、これよりも断面積が大きい下流部b、吹出し口17と断面積が一致する下流部bよりも断面積が大きい最下流部cを矢印▲7▼に示すように経由して、吹出し口17から下部室7内に流入する。
【0021】
この際、斜壁部20,21のガイド作用で、気流は緩やかに拡散してゆき、緩やかに下部室7内に流入する。
下部室7内に流入する空調空気の吹き込み速度は低下し、矢印▲8▼に示したように、下部室7内に満遍なく流れ込み、吹き込まれた空調空気の偏流は抑制され、偏流の発生は改善され、下部室7内の風圧分布は均一化する。
この結果、下部室7内の空調空気の気流は偏ることが少なく、製麹原料支持台4の通気部を通り、製麹原料5層を通過する気流は各部で均一化し、製麹原料5の冷却、水分除去、乾燥を各部で均一に、偏ることなく行なうことができる。
【0022】
実施例
従来例を#1とし、本発明の実施例を#2とした。
本発明の実施例に係る吹出し口の断面積を従来例の#1(循環ダクトの断面積と吹出し口の断面積とが同じ)の1.5倍(Wが1500mm×Hが1400mm)とし、吹出し口近傍でラッパ状に拡大し、従来例の#1の2倍(Wが2000mm×Hが1400mm)とした。
送風機は、従来例#1、本発明の実施例#2ともに、同仕様のものを用いた。
この結果、従来例#1の吹き込み平均風速が約12m/sであったものが
本発明#2の吹き込み平均風速は約6〜8m/sとなった。
製麹原料支持台4の円板の径を14.5mとし、吹き込み風速を6m/s以下とすることで、下部室7の偏流を略々解消し、室内の風圧分布を均一化することができた。
【0023】
図7は、本発明の他の実施の形態を示す要部の拡大縦断面図である。
4は製麹槽2内に設置された製麹原料支持台、4a…は上方の製麹室7と下方の下部室7とを連通させる通気孔、5は層状に堆積された製麹原料である。
本実施例では、軸部51を縦向きとし、該軸部51を下部室7に垂下、貫通しない半軸式とした。
軸部51に手入れ機を構成するスクリュー50を取り付けて製麹原料5に臨ませ、継手54を介して縦向きの駆動軸52と連結する。
駆動軸52は、製麹層2の天井壁2の上に設置したモータ55及び減速機56からなる駆動装置56で駆動する。
【0024】
以上においては、製麹装置1の軸部を全軸から半軸に変更することで、手入れ時の圧密、偏り等の問題が改善され、多孔板や網部材から構成される製麹原料支持台の全面に亘り、均一に手入れができた。
【0025】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、製麹槽2の製麹室6内に製麹原料5を堆積し、製麹培養を行なう通気性をもつ製麹原料支持台4を備え、該製麹槽2の外側部に、製麹室6内と連通し、該製麹室6内の空気を循環させながら温湿度調整させる除湿乾燥装置14と除湿用ファン15を備える第1循環ダクト13と、該製麹原料支持台4上の製麹室6と、該製麹原料支持台4下の下部室7とを連通接続する循環ファン19を備える第2循環ダクト18とを備え、循環ダクト18の前記製麹槽2の周壁2aに設けた吹出し口17と接続する部分をc部とし、c部を吹出し口17と一致させ、該循環ダクト18のc部より上流の部分をb部とし、該循環ダクト18のこれより上流の部分を一般部a部とし、a部、b部、c部の断面積をa部、<b部<c部と段階的に拡大するようにし、c部とb部との間を斜壁部20,20で繋ぎ、b部とa部との間を斜壁部21,21で繋ぐようにした。
【0026】
請求項1では、下部7室内に流入する空気の流速は低下し、下部室7内における偏流の発生を防止し、下部室7内の風圧分布は均一化され、製麹原料支持台上の製麹原料各部に均一に空気流が流通し、製麹原料の冷却、水分除去、乾燥を各部で均一化することができる。
特に本発明は、第2循環ダクトのc部とb部との間を斜壁部で繋ぎ、b部とa部との間を斜壁部で繋ぐことで、気流がスムーズに流れ、斜壁部のガイド作用で、気流は緩やかに拡散してゆき、緩やかに下部室内に流入する。これにより、下部室内に流入する空調空気の吹き込み速度は低下し、下部室内に満遍なく流れ込み、吹き込まれた空調空気の偏流は抑制され、偏流の発生は改善され、下部室内の風圧分布は均一化する。
この結果、下部室内の空調空気の気流は偏ることが少なく、製麹原料支持台の通気部を通り、製麹原料層を通過する気流は各部で均一化し、製麹原料の冷却、水分除去、乾燥を各部で均一に、偏ることなく行なうことができる。
又本発明は、以上の効果を、第2循環ダクトのc部とb部との間を斜壁部で繋ぎ、b部とa部との間を斜壁部で繋ぎ、下部室内に流入する風速を低下させることで達成することができるので、製麹装置の構造に変更を加ることなく、ダクトの断面積の吹出し口近傍で段階的に変え、吹出し口の及びこれの上流部の断面積を段階的に変えるという簡素な構造で、製作容易に得ることができ、改善した製麹装置を、従来の製麹装置に対しコストアップを来すことなく得ることができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製麹装置の模式的な縦断正面図
【図2】循環ダクトの図1の2−2線断面図
【図3】循環ダクトの図1の3−3線断面図
【図4】循環ダクトの図1の4−4線断面図
【図5】製麹槽と第2循環ダクトの分解斜視図
【図6】製麹槽の下部室を横断面図として示した作用説明図
【図7】本発明の他の実施の形態を示す要部の拡大縦断面図
【図8】従来例に係る製麹装置の製麹槽の下部室の横断平面図である。
【符号の説明】
1…製麹装置、 2…製麹槽、 4…製麹原料支持台、 5…製麹原料、 6製麹室、 7…下部室、 13…第1循環ダクト、 14…除湿乾燥装置、
15…除湿用ファン、 17…吹出し口、 18…第2循環ダクト、 19…循環ファン。
Claims (1)
- 製麹槽(2)の製麹室(6)内に製麹原料(5)を堆積し、製麹培養を行なう通気性をもつ製麹原料支持台(4)を備え、該製麹槽(2)の外側部に、製麹室(6)内と連通し、該製麹室(6)内の空気を循環させながら温湿度調整させる除湿乾燥装置(14)と除湿用ファン(15)を備える第1循環ダクト(13)と、該製麹原料支持台(4)上の製麹室(6)と、該製麹原料支持台(4)下の下部室(7)とを連通接続する循環ファン(19)を備える第2循環ダクト(18)とを備え、
前記循環ダクト(18)の前記製麹槽(2)の周壁(2a)に設けた吹出し口(17)と接続する部分をc部とし、c部を吹出し口(17)と一致させ、該循環ダクト(18)のc部より上流の部分をb部とし、該循環ダクト(18)のこれより上流の部分を一般部a部とし、
前記a部、b部、c部の断面積をa部<b部<c部と段階的に拡大するようにし、
前記c部とb部との間を斜壁部(20),(20)で繋ぎ、前記b部とa部との間を斜壁部(21),(21)で繋ぐようにした、
ことを特徴する製麹装置。
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