JPH08178342A - 吹き出しグリル - Google Patents
吹き出しグリルInfo
- Publication number
- JPH08178342A JPH08178342A JP6323439A JP32343994A JPH08178342A JP H08178342 A JPH08178342 A JP H08178342A JP 6323439 A JP6323439 A JP 6323439A JP 32343994 A JP32343994 A JP 32343994A JP H08178342 A JPH08178342 A JP H08178342A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grill
- blowing
- ribs
- vertical
- lower frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多湿条件でも風向変更羽根に付着した結露水
が吹き出し風によって飛散することを防止する。 【構成】 吹き出しグリル4の下部枠6に結露水を吹き
出しグリル部に導くリブ11を設ける。
が吹き出し風によって飛散することを防止する。 【構成】 吹き出しグリル4の下部枠6に結露水を吹き
出しグリル部に導くリブ11を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機、あるいは
ダクト送風装置などに設けられる吹き出しグリルに関す
る。
ダクト送風装置などに設けられる吹き出しグリルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の吹き出しグリルについて図4を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0003】図4は従来の吹き出しグリルの拡大断面図
である。従来の室内ユニットの吹き出しグリル4は上部
枠5、下部枠6、さらに吹き出し風を制御する風向変更
装置である横羽根8、縦羽根9が設けられ、前記吹き出
しグリル4の下部枠6は図に示しているように、リブの
ない構造になっていた。
である。従来の室内ユニットの吹き出しグリル4は上部
枠5、下部枠6、さらに吹き出し風を制御する風向変更
装置である横羽根8、縦羽根9が設けられ、前記吹き出
しグリル4の下部枠6は図に示しているように、リブの
ない構造になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のような構造では、室内温度条件が多湿条件になった場
合は縦羽根9の面に結露水が付着して、時間の経過とと
もに縦羽根9の先端に集まってくる。さらに表面張力に
よって、水滴が成長して大粒の水滴となって縦羽根9の
下部にぶら下がる状態となり、吹き出し風に飛ばされて
室内側に飛散する。本発明は、上記従来の問題点を部品
点数を増加させることなく解消し、室内温度が多湿条件
での風向変更装置への結露による室内への結露水の飛散
を防止することを目的としている。
のような構造では、室内温度条件が多湿条件になった場
合は縦羽根9の面に結露水が付着して、時間の経過とと
もに縦羽根9の先端に集まってくる。さらに表面張力に
よって、水滴が成長して大粒の水滴となって縦羽根9の
下部にぶら下がる状態となり、吹き出し風に飛ばされて
室内側に飛散する。本発明は、上記従来の問題点を部品
点数を増加させることなく解消し、室内温度が多湿条件
での風向変更装置への結露による室内への結露水の飛散
を防止することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、縦羽根先端下部の吹き出しグリルの下部枠
上にリブを設ける構成とした。
に本発明は、縦羽根先端下部の吹き出しグリルの下部枠
上にリブを設ける構成とした。
【0006】また、吹き出しグリルの下部枠上のリブ先
端構造を先細りの形状にした。また、吹き出しグリルの
下部枠上のリブ先端と縦羽根先端部との隙間を微小にし
た。
端構造を先細りの形状にした。また、吹き出しグリルの
下部枠上のリブ先端と縦羽根先端部との隙間を微小にし
た。
【0007】さらに、吹き出しグリルのリブを縦羽根の
左右可動部に合わせて円弧形に設ける構成とした。
左右可動部に合わせて円弧形に設ける構成とした。
【0008】
【作用】本発明は上記構成において、吹き出しグリル下
部枠上にリブを設ける構成にすることによって、縦羽根
に結露した結露水が吹き出し風によって縦羽根前方に集
められ、さらに結露水の自重で縦羽根下部に集められる
といった特性を利用して、吹き出しグリル下部枠上に結
露水を導くリブを設けることで、結露水の室内への飛散
が防止できる。
部枠上にリブを設ける構成にすることによって、縦羽根
に結露した結露水が吹き出し風によって縦羽根前方に集
められ、さらに結露水の自重で縦羽根下部に集められる
といった特性を利用して、吹き出しグリル下部枠上に結
露水を導くリブを設けることで、結露水の室内への飛散
が防止できる。
【0009】また、リブ先端構造を先細りの形状にする
ことによって、リブ先端の結露水の誘い込みを良くし、
リブ先端に結露水が保持されることを防止し、結露水を
スムーズに吹き出しグリルに導き、結露水の室内への飛
散が防止できる。
ことによって、リブ先端の結露水の誘い込みを良くし、
リブ先端に結露水が保持されることを防止し、結露水を
スムーズに吹き出しグリルに導き、結露水の室内への飛
散が防止できる。
【0010】また、吹き出しグリル下部枠上のリブ先端
と縦羽根先端部との隙間を微小にすることで、結露水を
確実に吹き出しグリルのリブに落下させ、吹き出し風で
落下途中に室内に飛散することを防止する。
と縦羽根先端部との隙間を微小にすることで、結露水を
確実に吹き出しグリルのリブに落下させ、吹き出し風で
落下途中に室内に飛散することを防止する。
【0011】さらに、吹き出しグリルのリブを縦羽根の
左右可動部に合わせて円弧形に設け、縦羽根の可動範囲
すべての結露水を確実にリブまで誘導する細かい部分を
設けることで、より確実な結露水処理を可能にしてい
る。
左右可動部に合わせて円弧形に設け、縦羽根の可動範囲
すべての結露水を確実にリブまで誘導する細かい部分を
設けることで、より確実な結露水処理を可能にしてい
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例の吹き出しグリルに
ついて図1〜図3を参照しながら説明する。なお、従来
例で説明したものと同一構成部材には同一番号を用い
る。
ついて図1〜図3を参照しながら説明する。なお、従来
例で説明したものと同一構成部材には同一番号を用い
る。
【0013】図1において1は空気調和機の室内ユニッ
トであり、室内ユニット1は熱交換器2および室内空気
循環をおこなうためのクロスフローファン3を備え、室
内空気吹き出し部には吹き出しグリル4が装着されてい
る。吹き出しグリル4は上部枠5、下部枠6、および左
右の側壁(図示せず)より構成される合成樹脂の一体成
形品としている。吹き出しグリル4の複数の縦リブ7に
は上下方向への駆動可能な風向変更装置である横羽根8
を支持させ、上部枠5、下部枠6の間に複数の左右風向
変更装置である縦羽根9が備えられ、連結桟10によっ
て連動可能な状態になっている。
トであり、室内ユニット1は熱交換器2および室内空気
循環をおこなうためのクロスフローファン3を備え、室
内空気吹き出し部には吹き出しグリル4が装着されてい
る。吹き出しグリル4は上部枠5、下部枠6、および左
右の側壁(図示せず)より構成される合成樹脂の一体成
形品としている。吹き出しグリル4の複数の縦リブ7に
は上下方向への駆動可能な風向変更装置である横羽根8
を支持させ、上部枠5、下部枠6の間に複数の左右風向
変更装置である縦羽根9が備えられ、連結桟10によっ
て連動可能な状態になっている。
【0014】また、複数の縦羽根9の先端下部の吹き出
しグリル4の下部枠6上には、リブ11が設けられてお
り、室内温度が多湿条件になった場合、縦羽根9に結露
した結露水がリブ11によって下部枠6に導かれ、さら
に台枠12の結露水吸入用の孔13より吸入され、吹き
出し風によって飛ばされ室内へ飛散することを防止して
いる。
しグリル4の下部枠6上には、リブ11が設けられてお
り、室内温度が多湿条件になった場合、縦羽根9に結露
した結露水がリブ11によって下部枠6に導かれ、さら
に台枠12の結露水吸入用の孔13より吸入され、吹き
出し風によって飛ばされ室内へ飛散することを防止して
いる。
【0015】また、吹き出しグリル4の下部枠6上のリ
ブ11の形状を先端先細りの形状に成形することによっ
て、縦羽根9に結露した結露水が表面張力で大粒に成長
する前に下部枠6のリブ11上に落下させ、室内に飛散
することを防止している。
ブ11の形状を先端先細りの形状に成形することによっ
て、縦羽根9に結露した結露水が表面張力で大粒に成長
する前に下部枠6のリブ11上に落下させ、室内に飛散
することを防止している。
【0016】また、吹き出しグリル4の下部枠6上のリ
ブ11の先端と縦羽根9との隙間を微小にして、結露水
が縦羽根9先端下部より吹き出しグリル4の下部枠6上
のリブ11上に落下するときに、吹き出し風に飛ばされ
る前に吹き出しグリルに落下し室内に飛散することを防
止している。
ブ11の先端と縦羽根9との隙間を微小にして、結露水
が縦羽根9先端下部より吹き出しグリル4の下部枠6上
のリブ11上に落下するときに、吹き出し風に飛ばされ
る前に吹き出しグリルに落下し室内に飛散することを防
止している。
【0017】次に図3に示すように、縦羽根9の左右の
可動範囲上に、吹き出しグリル4の下部枠6上に設けた
リブ11を円弧形に設置することで、縦羽根9の可動範
囲すべてで、結露した結露水を確実にリブ11に集めて
下部枠6に導くことで結露水が室内に飛散することを防
止して、より確実な結露水処理を可能にしている。
可動範囲上に、吹き出しグリル4の下部枠6上に設けた
リブ11を円弧形に設置することで、縦羽根9の可動範
囲すべてで、結露した結露水を確実にリブ11に集めて
下部枠6に導くことで結露水が室内に飛散することを防
止して、より確実な結露水処理を可能にしている。
【0018】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように本発明
は、部品点数を増加させることなく、吹き出しグリルの
下部枠にリブを設ける構造にすることによって、室内温
度条件が多湿条件になった場合に風向変更装置である縦
羽根に結露した結露水が吹き出し風によって飛ばされ、
室内側に飛散し室内を汚していたことを防止することが
できる。
は、部品点数を増加させることなく、吹き出しグリルの
下部枠にリブを設ける構造にすることによって、室内温
度条件が多湿条件になった場合に風向変更装置である縦
羽根に結露した結露水が吹き出し風によって飛ばされ、
室内側に飛散し室内を汚していたことを防止することが
できる。
【図1】本発明の一実施例の室内ユニットの吹き出しグ
リルの断面図
リルの断面図
【図2】同、吹き出しグリルの詳細拡大断面図
【図3】同、吹き出しグリル下部枠の円弧形リブの正面
図
図
【図4】従来の吹き出しグリルの詳細拡大断面図
1 室内ユニット 2 熱交換器 3 クロスフローファン 4 吹き出しグリル 5 上部枠 6 下部枠 8 横羽根 9 縦羽根 11 リブ 12 台枠
Claims (4)
- 【請求項1】 空気調和機の室内ユニット内で、台枠と
前面グリルおよび熱交換器とクロスフローファンにて空
気調和機の風回路を構成し、風を室内側に吹き出すため
の吹き出しグリルを構成する枠体と、吹き出す風向を変
更する横羽根と縦羽根を設け、縦羽根先端下部の吹き出
しグリルに縦羽根に結露した結露水を導くリブを設けた
吹き出しグリル。 - 【請求項2】 吹き出しグリルに設けたリブの形状を羽
根に結露した結露水がスムーズに吹き出しグリルに導か
れるように、リブの先端を先細り形状にした請求項1記
載の吹き出しグリル。 - 【請求項3】 縦羽根に結露して結露水がスムーズに吹
き出しグリルに導かれるように、吹き出しグリルのリブ
の先端と縦羽根先端下部との隙間を微小にした請求項1
記載の吹き出しグリル。 - 【請求項4】 吹き出しグリルに設けたリブを構成する
下部枠と、吹き出しグリル上部枠に左右回動可能に取り
付けられた合成樹脂の縦羽根が左右に風を吹き出す場合
に、縦羽根に結露した結露水を吹き出しグリル部に導く
ために、縦羽根先端の左右の可動範囲に合わせて、吹き
出しグリル下部枠に円弧形にリブを設けた請求項1記載
の吹き出しグリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6323439A JPH08178342A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 吹き出しグリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6323439A JPH08178342A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 吹き出しグリル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08178342A true JPH08178342A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18154686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6323439A Pending JPH08178342A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 吹き出しグリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08178342A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002213766A (ja) * | 2001-01-16 | 2002-07-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
CN103629799A (zh) * | 2012-08-24 | 2014-03-12 | 珠海格力电器股份有限公司 | 分体挂壁空调器的导风组件及其送风控制方法 |
CN106247463A (zh) * | 2016-09-30 | 2016-12-21 | 美的集团武汉制冷设备有限公司 | 空调器室内机和空调器 |
CN107631458A (zh) * | 2017-10-02 | 2018-01-26 | 广东美的制冷设备有限公司 | 挡风板、空调器室内机及空调器 |
CN107883558A (zh) * | 2017-10-02 | 2018-04-06 | 广东美的制冷设备有限公司 | 挡风板、空调器室内机及空调器 |
CN109916068A (zh) * | 2019-01-30 | 2019-06-21 | 植仲培 | 一种空调风向调节装置 |
WO2019169716A1 (zh) * | 2018-03-09 | 2019-09-12 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器及其控制方法、控制装置 |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP6323439A patent/JPH08178342A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002213766A (ja) * | 2001-01-16 | 2002-07-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
JP4507408B2 (ja) * | 2001-01-16 | 2010-07-21 | パナソニック株式会社 | 空気調和機 |
CN103629799A (zh) * | 2012-08-24 | 2014-03-12 | 珠海格力电器股份有限公司 | 分体挂壁空调器的导风组件及其送风控制方法 |
CN106247463A (zh) * | 2016-09-30 | 2016-12-21 | 美的集团武汉制冷设备有限公司 | 空调器室内机和空调器 |
CN106247463B (zh) * | 2016-09-30 | 2022-02-11 | 美的集团武汉制冷设备有限公司 | 空调器室内机和空调器 |
CN107631458A (zh) * | 2017-10-02 | 2018-01-26 | 广东美的制冷设备有限公司 | 挡风板、空调器室内机及空调器 |
CN107883558A (zh) * | 2017-10-02 | 2018-04-06 | 广东美的制冷设备有限公司 | 挡风板、空调器室内机及空调器 |
WO2019169716A1 (zh) * | 2018-03-09 | 2019-09-12 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器及其控制方法、控制装置 |
CN109916068A (zh) * | 2019-01-30 | 2019-06-21 | 植仲培 | 一种空调风向调节装置 |
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