JPH10220858A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH10220858A JPH10220858A JP9023640A JP2364097A JPH10220858A JP H10220858 A JPH10220858 A JP H10220858A JP 9023640 A JP9023640 A JP 9023640A JP 2364097 A JP2364097 A JP 2364097A JP H10220858 A JPH10220858 A JP H10220858A
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- JP
- Japan
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- air
- air conditioner
- heat exchanger
- conditioner according
- port
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱交換効率が低下しないよう防止できるとと
もに、風切り音を抑制するための抑制手段を備えて、吹
出口からの吹出風量を均一に分布するための整流板を設
けた床置きまたは天井吊り下げ型の空気調和機を提供す
る。 【解決手段】 通風口を備えた仕切板1aにより上下に区
画した本体１の前面下部に吸込口２を設け、上部に吹出
口７を設け、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路
に、熱交換器３と、駆動モータ４を介して左右に連結さ
れ、前記通風口に接続したファンケーシング６に収容さ
れた複数の遠心ファン５とを設けてなる空気調和機にお
いて、前記ファンケーシングの吹出側と前記熱交換器と
の間に、同熱交換器のパス領域に向けて、吹出空気を前
後および左右方向とも均一に案内するとともに、空気流
の風切り音を抑制する抑制手段を備えた整流板９を設け
た。
もに、風切り音を抑制するための抑制手段を備えて、吹
出口からの吹出風量を均一に分布するための整流板を設
けた床置きまたは天井吊り下げ型の空気調和機を提供す
る。 【解決手段】 通風口を備えた仕切板1aにより上下に区
画した本体１の前面下部に吸込口２を設け、上部に吹出
口７を設け、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路
に、熱交換器３と、駆動モータ４を介して左右に連結さ
れ、前記通風口に接続したファンケーシング６に収容さ
れた複数の遠心ファン５とを設けてなる空気調和機にお
いて、前記ファンケーシングの吹出側と前記熱交換器と
の間に、同熱交換器のパス領域に向けて、吹出空気を前
後および左右方向とも均一に案内するとともに、空気流
の風切り音を抑制する抑制手段を備えた整流板９を設け
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、床置きまたは天井
吊り下げ型の空気調和機に係わり、より詳細には、熱交
換器のパス領域に向けて、吹出空気を前後および左右方
向とも均一に案内するとともに、風切り音を抑制するた
めの抑制手段を備えた整流板を設けた構造に関する。
吊り下げ型の空気調和機に係わり、より詳細には、熱交
換器のパス領域に向けて、吹出空気を前後および左右方
向とも均一に案内するとともに、風切り音を抑制するた
めの抑制手段を備えた整流板を設けた構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】床置きまたは天井吊り下げ型の従来の空
気調和機は、例えば図４（Ａ）および図４（Ｂ）で示す
ように、通風口を備えた仕切板1aにより上下に区画した
本体１の前面下部に吸込口２を設け、上部に吹出口７を
設け、これら吸込口２と吹出口７とを結ぶ空気通路に、
熱交換器３と、駆動モータ４を介して左右に連結され、
前記仕切板1aの通風口に接続したファンケーシング６に
収容された複数の遠心ファン５とを設けてなり、前記吸
込口２から吸い込んだ吸込空気を前記熱交換器３で熱交
換し、前記吹出口７に回動可能に設けた風向板８によっ
て風向を調節する構成となっていた。
気調和機は、例えば図４（Ａ）および図４（Ｂ）で示す
ように、通風口を備えた仕切板1aにより上下に区画した
本体１の前面下部に吸込口２を設け、上部に吹出口７を
設け、これら吸込口２と吹出口７とを結ぶ空気通路に、
熱交換器３と、駆動モータ４を介して左右に連結され、
前記仕切板1aの通風口に接続したファンケーシング６に
収容された複数の遠心ファン５とを設けてなり、前記吸
込口２から吸い込んだ吸込空気を前記熱交換器３で熱交
換し、前記吹出口７に回動可能に設けた風向板８によっ
て風向を調節する構成となっていた。
【０００３】しかしながら、前記吸込口２から吸い込ん
だ吸込空気を前記熱交換器３で熱交換する際、図４
（Ａ）で示す矢印のように、前記駆動モータ４に対向す
る前記熱交換器３の左右方向の中央部を通過する空気量
が少なくなるため、また、図４（Ｂ）で示す前記熱交換
器３の下端部を通過する空気量が少なくなるため、熱交
換効率が低下してしまうという問題を有していた。
だ吸込空気を前記熱交換器３で熱交換する際、図４
（Ａ）で示す矢印のように、前記駆動モータ４に対向す
る前記熱交換器３の左右方向の中央部を通過する空気量
が少なくなるため、また、図４（Ｂ）で示す前記熱交換
器３の下端部を通過する空気量が少なくなるため、熱交
換効率が低下してしまうという問題を有していた。
【０００４】また、図４（Ｂ）で示すように、例えば前
記本体１を床置き設置した状態で、前記風向板８によっ
て略水平方向に風向を調節した際、前記吹出口７の下位
の吹出風量が減少してしまうため、効果的な空気調和を
実現できないという問題を有していた。
記本体１を床置き設置した状態で、前記風向板８によっ
て略水平方向に風向を調節した際、前記吹出口７の下位
の吹出風量が減少してしまうため、効果的な空気調和を
実現できないという問題を有していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、前
記問題点に鑑み、熱交換効率が低下しないよう防止でき
るとともに、風切り音を抑制するための抑制手段を備え
て、吹出口からの吹出風量を均一に分布するための整流
板を設けた床置きまたは天井吊り下げ型の空気調和機を
提供することを目的とする。
記問題点に鑑み、熱交換効率が低下しないよう防止でき
るとともに、風切り音を抑制するための抑制手段を備え
て、吹出口からの吹出風量を均一に分布するための整流
板を設けた床置きまたは天井吊り下げ型の空気調和機を
提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、通風口を備えた仕切
板により上下に区画した本体の前面下部に吸込口を設
け、上部に吹出口を設け、これら吸込口と吹出口とを結
ぶ空気通路に、熱交換器と、駆動モータを介して左右に
連結され、前記通風口に接続したファンケーシングに収
容された複数の遠心ファンとを設けてなる空気調和機に
おいて、前記ファンケーシングの吹出側と前記熱交換器
との間に、同熱交換器のパス領域に向けて、吹出空気を
前後および左右方向とも均一に案内するとともに、空気
流の風切り音を抑制する抑制手段を備えた整流板を設け
た構成となっている。
決するためになされたものであり、通風口を備えた仕切
板により上下に区画した本体の前面下部に吸込口を設
け、上部に吹出口を設け、これら吸込口と吹出口とを結
ぶ空気通路に、熱交換器と、駆動モータを介して左右に
連結され、前記通風口に接続したファンケーシングに収
容された複数の遠心ファンとを設けてなる空気調和機に
おいて、前記ファンケーシングの吹出側と前記熱交換器
との間に、同熱交換器のパス領域に向けて、吹出空気を
前後および左右方向とも均一に案内するとともに、空気
流の風切り音を抑制する抑制手段を備えた整流板を設け
た構成となっている。
【０００７】また、前記整流板が、複数の縦桟および複
数の横桟からなる格子部と、同格子部を支持する枠部と
からなる構成となっている。
数の横桟からなる格子部と、同格子部を支持する枠部と
からなる構成となっている。
【０００８】また、前記格子部を、前記枠部により前記
熱交換器側が拡開になるように支持した構成となってい
る。
熱交換器側が拡開になるように支持した構成となってい
る。
【０００９】また、前記抑制手段が、少なくとも前記複
数の横桟の風下側先端に一体成形された波形状部からな
る構成となっている。
数の横桟の風下側先端に一体成形された波形状部からな
る構成となっている。
【００１０】また、前記波形状部は、円弧状に連続形成
した構成となっている。
した構成となっている。
【００１１】また、前記抑制手段が、少なくとも前記複
数の横桟の風下側先端に一体成形され、同横桟に対し傾
斜角を有した調節片からなる構成となっている。
数の横桟の風下側先端に一体成形され、同横桟に対し傾
斜角を有した調節片からなる構成となっている。
【００１２】また、前記調節片が断続的に複数設けら
れ、相隣る同調節片は、その先端が前記横桟を中心に相
互に拡開となる傾斜角をもたせて形成した構成となって
いる。
れ、相隣る同調節片は、その先端が前記横桟を中心に相
互に拡開となる傾斜角をもたせて形成した構成となって
いる。
【００１３】また、前記格子部を支持する支持部が、前
記縦桟および、または前記横桟の両端に設けた複数の支
持片と、同支持片に対応して前記枠部に設けた支持孔と
からなり、前記支持片に、頭部を設けるとともに先端部
を開口した切欠部を設けた構成となっている。
記縦桟および、または前記横桟の両端に設けた複数の支
持片と、同支持片に対応して前記枠部に設けた支持孔と
からなり、前記支持片に、頭部を設けるとともに先端部
を開口した切欠部を設けた構成となっている。
【００１４】更に、前記格子部と、前記支持片および前
記頭部とを、一体的に形成した構成となっている。
記頭部とを、一体的に形成した構成となっている。
【００１５】
【発明の実施の形態】上記構成であるならば、熱交換効
率が低下しないよう防止できるとともに、風切り音を抑
制するための抑制手段を備えて、吹出口からの吹出風量
を均一に分布するための整流板を設けた床置きまたは天
井吊り下げ型の空気調和機となる。
率が低下しないよう防止できるとともに、風切り音を抑
制するための抑制手段を備えて、吹出口からの吹出風量
を均一に分布するための整流板を設けた床置きまたは天
井吊り下げ型の空気調和機となる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明における実施例を添付図面に基
づいて説明する。図１（Ａ）および図１（Ｂ）と、図２
（Ａ）および図２（Ｂ）と、図３（Ａ）乃至図３（Ｃ）
とにおいて、１は床置きまたは天井吊り下げ型の空気調
和機本体、1aは同本体１内を通風口を備えて上下に区画
した仕切板、２は前記本体１の前面下部に設けられた吸
込口、３は同吸込口２と上部に設けた吹出口７とを結ぶ
空気通路に設けられた熱交換器、４は駆動モータ、５は
同駆動モータ４により駆動され、同駆動モータ４を介し
て左右に連結された複数の遠心ファン、６は同遠心ファ
ン５を収容して前記仕切板1aの通風口に接続したファン
ケーシング、８は前記吹出口７に回動可能に設けられた
風向板である。
づいて説明する。図１（Ａ）および図１（Ｂ）と、図２
（Ａ）および図２（Ｂ）と、図３（Ａ）乃至図３（Ｃ）
とにおいて、１は床置きまたは天井吊り下げ型の空気調
和機本体、1aは同本体１内を通風口を備えて上下に区画
した仕切板、２は前記本体１の前面下部に設けられた吸
込口、３は同吸込口２と上部に設けた吹出口７とを結ぶ
空気通路に設けられた熱交換器、４は駆動モータ、５は
同駆動モータ４により駆動され、同駆動モータ４を介し
て左右に連結された複数の遠心ファン、６は同遠心ファ
ン５を収容して前記仕切板1aの通風口に接続したファン
ケーシング、８は前記吹出口７に回動可能に設けられた
風向板である。
【００１７】前記遠心ファン５を収容した前記ファンケ
ーシング６の吹出側と、前記熱交換器３との間には、同
熱交換器３のパス領域に向けて、吹出空気を前後および
左右方向とも均一に案内するとともに、空気流の風切り
音を抑制するための抑制手段を備えた整流板９を設けた
構成となっており、これによって、熱交換効率が低下し
ないよう防止できるとともに、風切り音を抑制して静音
効果を奏するようにし、前記吹出口７からの吹出風量を
均一に分布できるようにした構造となる。
ーシング６の吹出側と、前記熱交換器３との間には、同
熱交換器３のパス領域に向けて、吹出空気を前後および
左右方向とも均一に案内するとともに、空気流の風切り
音を抑制するための抑制手段を備えた整流板９を設けた
構成となっており、これによって、熱交換効率が低下し
ないよう防止できるとともに、風切り音を抑制して静音
効果を奏するようにし、前記吹出口７からの吹出風量を
均一に分布できるようにした構造となる。
【００１８】また、前記整流板９が、合成樹脂からなる
構成となっており、これによって、前記整流板９を容易
に、且つ正確に成形できてコスト的に有利な構造となっ
ている。
構成となっており、これによって、前記整流板９を容易
に、且つ正確に成形できてコスト的に有利な構造となっ
ている。
【００１９】また、前記整流板９が、複数の縦桟10およ
び複数の横桟11からなる格子部と、同格子部を支持する
枠部12とからなる構成となっており、前記格子部を支持
した前記枠部12を、ユニットとして前記本体１内に容易
に取付できるようにした構成となっている。
び複数の横桟11からなる格子部と、同格子部を支持する
枠部12とからなる構成となっており、前記格子部を支持
した前記枠部12を、ユニットとして前記本体１内に容易
に取付できるようにした構成となっている。
【００２０】また、前記整流板９の格子部を、前記枠部
12により前記熱交換器３側が拡開になるように支持した
ことにより、前記送風ファン５により前記ファンケーシ
ング６から吹き出される吹出空気を、前記熱交換器３の
パス領域に向けて前後および左右方向とも均一に案内し
て、熱交換効率を低下させないよう、より効果的に防止
できるようにした構成となっている。
12により前記熱交換器３側が拡開になるように支持した
ことにより、前記送風ファン５により前記ファンケーシ
ング６から吹き出される吹出空気を、前記熱交換器３の
パス領域に向けて前後および左右方向とも均一に案内し
て、熱交換効率を低下させないよう、より効果的に防止
できるようにした構成となっている。
【００２１】また、前記整流板９による風切り音を抑制
するための抑制手段が、第一の実施例として図２（Ａ）
および図３（Ａ）で示すように、少なくとも前記複数の
横桟11の風下側先端に一体成形された波形状部ｂからな
る構成としたことにより、風切り音を抑制して空気流を
効果的に整流できるようにした構造となる。
するための抑制手段が、第一の実施例として図２（Ａ）
および図３（Ａ）で示すように、少なくとも前記複数の
横桟11の風下側先端に一体成形された波形状部ｂからな
る構成としたことにより、風切り音を抑制して空気流を
効果的に整流できるようにした構造となる。
【００２２】また、前記波形状部ｂは、図２（Ａ）およ
び図３（Ａ）で示すように、円弧状に連続形成したこと
により、風切り音を抑制して空気流をより効果的に整流
できるようにした構造となる。
び図３（Ａ）で示すように、円弧状に連続形成したこと
により、風切り音を抑制して空気流をより効果的に整流
できるようにした構造となる。
【００２３】また、前記整流板９による風切り音を抑制
するための抑制手段が、第二の実施例として図３（Ｂ）
で示すように、少なくとも前記複数の横桟11の風下側先
端に一体成形され、同横桟11に対し傾斜角を有した調節
片ｃからなる構成としたことにより、風切り音を抑制し
て空気流を効果的に整流できるようにした構造となる。
するための抑制手段が、第二の実施例として図３（Ｂ）
で示すように、少なくとも前記複数の横桟11の風下側先
端に一体成形され、同横桟11に対し傾斜角を有した調節
片ｃからなる構成としたことにより、風切り音を抑制し
て空気流を効果的に整流できるようにした構造となる。
【００２４】また、第三の実施例として図３（Ｃ）で示
すように、前記調節片c'が断続的に複数設けられ、相隣
る同調節片c'は、その先端が前記横桟11を中心に相互に
拡開となる傾斜角をもたせて形成したことにより、風切
り音を抑制して空気流を更に効果的に整流できるように
した構成となっている。
すように、前記調節片c'が断続的に複数設けられ、相隣
る同調節片c'は、その先端が前記横桟11を中心に相互に
拡開となる傾斜角をもたせて形成したことにより、風切
り音を抑制して空気流を更に効果的に整流できるように
した構成となっている。
【００２５】なお、前記波形状部ｂ、前記調節片ｃまた
はc'は、複数の縦桟10の風下側先端に設けることによっ
て、上記の第一の実施例、第二の実施例および第三の実
施例に基づいて説明した事例と同様の効果を奏すること
ができる。
はc'は、複数の縦桟10の風下側先端に設けることによっ
て、上記の第一の実施例、第二の実施例および第三の実
施例に基づいて説明した事例と同様の効果を奏すること
ができる。
【００２６】また、前記格子部を支持する支持部が、前
記縦桟10および、または前記横桟11の両端に設けた複数
の支持片11a と、同支持片11a に対応して前記枠部12に
設けた支持孔とからなり、前記支持片11a に、頭部を設
けるとともに先端部を開口した切欠部ａを設けたことに
より、前記支持片11a を弾性変形させて前記枠部12の支
持孔に容易に挿入し、挿入後は前記頭部によって前記枠
部12の支持孔から離脱してしまわないよう正確に支持で
きるようにした構成となっている。
記縦桟10および、または前記横桟11の両端に設けた複数
の支持片11a と、同支持片11a に対応して前記枠部12に
設けた支持孔とからなり、前記支持片11a に、頭部を設
けるとともに先端部を開口した切欠部ａを設けたことに
より、前記支持片11a を弾性変形させて前記枠部12の支
持孔に容易に挿入し、挿入後は前記頭部によって前記枠
部12の支持孔から離脱してしまわないよう正確に支持で
きるようにした構成となっている。
【００２７】更に、前記格子部と、前記支持片11a およ
び前記頭部とを、一体的に形成したことにより、寸法形
状が精度よく仕上げられると共に、コスト的に有利な構
成となっている。
び前記頭部とを、一体的に形成したことにより、寸法形
状が精度よく仕上げられると共に、コスト的に有利な構
成となっている。
【００２８】以上の構成により、図１（Ａ）および図１
（Ｂ）と、図２（Ａ）および図２（Ｂ）と、図３（Ａ）
乃至図３（Ｃ）とで示すように、前記抑制手段を備えた
前記整流板９を設けたことによって、前記遠心ファン５
により前記ファンケーシング６から吹き出される吹出空
気を、前記熱交換器３のパス領域に向けて前後および左
右方向とも均一に案内できるようになって、熱交換効率
を低下させないよう効果的に防止できるとともに、図１
（Ｂ）で示すように、例えば前記本体１を床置き設置し
た状態で、前記風向板８によって略水平方向に風向を調
節した際、空気流の風切り音を抑制するとともに、前記
吹出口７の上位および下位の吹出風量を均一化して効果
的な空気調和を実現できるようにした空気調和機とな
る。
（Ｂ）と、図２（Ａ）および図２（Ｂ）と、図３（Ａ）
乃至図３（Ｃ）とで示すように、前記抑制手段を備えた
前記整流板９を設けたことによって、前記遠心ファン５
により前記ファンケーシング６から吹き出される吹出空
気を、前記熱交換器３のパス領域に向けて前後および左
右方向とも均一に案内できるようになって、熱交換効率
を低下させないよう効果的に防止できるとともに、図１
（Ｂ）で示すように、例えば前記本体１を床置き設置し
た状態で、前記風向板８によって略水平方向に風向を調
節した際、空気流の風切り音を抑制するとともに、前記
吹出口７の上位および下位の吹出風量を均一化して効果
的な空気調和を実現できるようにした空気調和機とな
る。
【００２９】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、熱交換効
率が低下しないよう防止できるとともに、風切り音を抑
制する抑制手段を備えて、吹出口からの吹出風量を均一
に分布するための整流板を設けた床置きまたは天井吊り
下げ型の空気調和機となる。
率が低下しないよう防止できるとともに、風切り音を抑
制する抑制手段を備えて、吹出口からの吹出風量を均一
に分布するための整流板を設けた床置きまたは天井吊り
下げ型の空気調和機となる。
【図１】本発明による空気調和機の説明図で、（Ａ）は
正面から視た要部断面図であり、（Ｂ）は側面から視た
要部断面図である。
正面から視た要部断面図であり、（Ｂ）は側面から視た
要部断面図である。
【図２】本発明による空気調和機の要部説明図で、
（Ａ）は整流板の斜視図であり、（Ｂ）は整流板を構成
する横桟および枠部を示す断面図である。
（Ａ）は整流板の斜視図であり、（Ｂ）は整流板を構成
する横桟および枠部を示す断面図である。
【図３】本発明による空気調和機の要部斜視図で、
（Ａ）は第一の実施例を示す整流板の斜視図であり、
（Ｂ）は第二の実施例を示す整流板の斜視図であり、
（Ｃ）は第一の実施例を示す整流板の斜視図である。
（Ａ）は第一の実施例を示す整流板の斜視図であり、
（Ｂ）は第二の実施例を示す整流板の斜視図であり、
（Ｃ）は第一の実施例を示す整流板の斜視図である。
【図４】従来例による空気調和機の説明図で、（Ａ）は
正面から視た要部断面図であり、（Ｂ）は側面から視た
要部断面図である。
正面から視た要部断面図であり、（Ｂ）は側面から視た
要部断面図である。
１ 空気調和機本体 1a 仕切板 ２ 吸込口 ３ 熱交換器 ４ 駆動モータ ５ 遠心ファン ６ ファンケーシング ７ 吹出口 ８ 風向板 ９ 整流板 10 整流板の縦桟 11 整流板の横桟 11a 支持片（含頭部） 12 整流板の枠部 ａ 切欠部 ｂ 波形状部 ｃ，c' 調節片
Claims (9)
- 【請求項１】 通風口を備えた仕切板により上下に区画
した本体の前面下部に吸込口を設け、上部に吹出口を設
け、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交換
器と、駆動モータを介して左右に連結され、前記通風口
に接続したファンケーシングに収容された複数の遠心フ
ァンとを設けてなる空気調和機において、 前記ファンケーシングの吹出側と前記熱交換器との間
に、同熱交換器のパス領域に向けて、吹出空気を前後お
よび左右方向とも均一に案内するとともに、空気流の風
切り音を抑制する抑制手段を備えた整流板を設けたこと
を特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 前記整流板が、複数の縦桟および複数の
横桟からなる格子部と、同格子部を支持する枠部とから
なることを特徴とする請求項１記載の空気調和機。 - 【請求項３】 前記格子部を、前記枠部により前記熱交
換器側が拡開になるように支持したことを特徴とする請
求項２記載の空気調和機。 - 【請求項４】 前記抑制手段が、少なくとも前記複数の
横桟の風下側先端に一体成形された波形状部からなるこ
とを特徴とする請求項１または請求項２記載の空気調和
機。 - 【請求項５】 前記波形状部は、円弧状に連続形成した
ことを特徴とする請求項４記載の空気調和機。 - 【請求項６】 前記抑制手段が、少なくとも前記複数の
横桟の風下側先端に一体成形され、同横桟に対し傾斜角
を有した調節片からなることを特徴とする請求項１乃至
請求項３記載の空気調和機。 - 【請求項７】 前記調節片が断続的に複数設けられ、相
隣る同調節片は、その先端が前記横桟を中心に相互に拡
開となる傾斜角をもたせて形成したことを特徴とする請
求項６記載の空気調和機。 - 【請求項８】 前記格子部を支持する支持部が、前記縦
桟および、または前記横桟の両端に設けた複数の支持片
と、同支持片に対応して前記枠部に設けた支持孔とから
なり、前記支持片に、頭部を設けるとともに先端部を開
口した切欠部を設けたことを特徴とする請求項２、請求
項３、請求項４、請求項６または請求項７記載の空気調
和機。 - 【請求項９】 前記格子部と、前記支持片および前記頭
部とを、一体的に形成したことを特徴とする請求項２、
請求項３または請求項８記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9023640A JPH10220858A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9023640A JPH10220858A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10220858A true JPH10220858A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12116177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9023640A Pending JPH10220858A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10220858A (ja) |
Cited By (9)
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