JP3507599B2 - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

Info

Publication number
JP3507599B2
JP3507599B2 JP28227995A JP28227995A JP3507599B2 JP 3507599 B2 JP3507599 B2 JP 3507599B2 JP 28227995 A JP28227995 A JP 28227995A JP 28227995 A JP28227995 A JP 28227995A JP 3507599 B2 JP3507599 B2 JP 3507599B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
substrate
bake
air
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28227995A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09129526A (ja
Inventor
竹志 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd, Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to JP28227995A priority Critical patent/JP3507599B2/ja
Publication of JPH09129526A publication Critical patent/JPH09129526A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3507599B2 publication Critical patent/JP3507599B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示基板や半
導体基板等の製造プロセスに適用される複数の処理部に
清浄空気(局所的なダウンフロー)を供給するようにし
た基板処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示基板や半導体基板の製造プロセ
スに適用される基板処理装置として、例えば、基板洗浄
部、レジスト塗布部及び現像部等の各基板表面処理ユニ
ットと、かかる表面処理の次工程としてのベークユニッ
ト(ホットプレートやクールプレート)が用いられる。
これらの各処理部は基本的な処理工程を考慮して配置さ
れており、それらの間を2本のハンドを持つ基板搬送ロ
ボットが走行移動し、基板を順次1枚ずつ給排すること
で、所要の処理が実行されるようになっている。
【0003】また、上記基板処理装置においては、基板
を処理する環境として、ゴミ等のないクリーンルーム内
での稼動が前提とされている。一般的には、クリーンル
ームは高レベルのクリーン度が要求されているため、そ
の容積により比例的に設備費用や維持費用が増大する。
そのためクリーンルームの容積は必要最小限となるよう
に設計されており、クリーンルーム内に設置された基板
処理装置も、設備スペースが最小となるように種々の工
夫が図られている(特開平6−338555号公報)。
図8は、従来の基板処理装置の構成を示す側面図で、ク
リーンルーム内には建物上方から清浄空気(ダウンフロ
ーRF)が供給されており、更に浮遊するパーティクル
等が基板に再付着しないように、基板処理装置自体にも
ダウンフローを積極的に利用し得るように構成されてい
る。
【0004】図8において、基板処理装置200は、ス
ピンコーター(レジスト塗布部)210と、この上部に
ホットプレートとクールプレートが積層配置されたベー
クユニット220とを備えるとともに、その前面には上
記スピンコーター210及びベークユニット220との
間でそれぞれ基板の受け渡しを行う1対の搬送ロボット
230が配設された基本構成を有する。上記ベークユニ
ット220はスピンコーター210の上部であって、可
及的に前面側に寄せて配置され、その後部にスペースを
確保し、この位置に、図示しないファン等を内蔵するダ
ウンフロー供給部240が設けられている。ダウンフロ
ー供給部240はダウンフローRFを取り込んで装置内
部に局所的な清浄空気流(ダウンフローF)を積極的に
供給するもので、基板表面処理装置210の天井部から
内部ファンでダウンフローRFを取り込み、図略の配管
及びエアフィルタ250を介してスピンコーター210
の上方から供給するようにしている。
【0005】また、図9の側面図に示す従来の基板処理
装置300は、スピンコーター等の基板表面処理ユニッ
ト310が、図の紙面奥行き方向(装置の左右方向)に
複数並設され、その上部に、ホットプレートとクールプ
レートからなるベークユニット320が所定数だけ並設
され、これらの前面側には基板搬送ロボット330が配
設されてなるものである。そして、ベークユニット32
0は、各プレートが後方に引き出し可能(仮想線で示
す)に構成され、メンテナンス処理が施せるようにして
いる。この図9の構成では、並設されたベークユニット
320の隣同士のものが所定の間隔を置いて配置されて
なり、その隙間にダウンフロー供給部を通して基板表面
処理ユニット310の上方に導くように構成、すなわち
各ベークユニットとダウンフロー供給部とが幅方向に交
互に配置された構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図8に示す基板処理装
置では、ベークユニット220の後側にダウンフロー供
給部240が並設されているため、基板表面処理ユニッ
トを小型化できたとしても、ベークユニット220とダ
ウンフロー供給部240とを合わせた前後方向長が大き
くなって床面積が増大することとなる。
【0007】また、図9に示す基板処理装置では、ダウ
ンフロー供給部とベークユニット320とが幅方向に交
互に配設された形であるので、左右方向長が大きくなっ
て、やはり床面積が増大することとなる。
【0008】本発明は、このような事情に鑑み、ダウン
フロー供給部の配置を工夫することで、装置の設置スペ
ースを低減する基板処理装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板表面処理
ユニットと、この基板表面処理ユニットの上部に1又は
2台以上並設して搭載されたベークユニットとを備え、
上記両ユニットの前面側に各ユニットとの間で基板の受
け渡しを行う基板搬送手段のための移動空間を有する基
板処理装置において、上記基板表面処理ユニットに上方
から清浄空気を送風するダウンフロー供給部を備え、こ
のダウンフロー供給部は、上記ベークユニットの上部に
設けられた外気導入部と、上記基板表面処理ユニットの
天井から下方を臨むように配置された面状のエアフィル
タの上面側に所定の高さ寸法を有して空間形成されたエ
アバッファと、上記ベークユニットの少なくとも一方側
面側を経由して設けられ、上記外気導入部と上記エアバ
ッファとを連通する配管部と、外気を上記エアバッファ
に向けて強制送風する送風機とからなるものである。
【0010】この構成によれば、基板表面処理ユニッ
ト、ベークユニット及び外気導入部が鉛直方向に配置さ
れているとともに、ベークユニットの一側面あるいは両
側面側に、また2台以上のベークユニットが並設されて
いる場合にあっては、少なくとも各ベークユニットの間
に配管部を這わせる寸法分だけ離間させておくことで、
従来装置における、送風機を内蔵するダウンフロー供給
部の配置スペースを除いた床面積の装置が得られる。ま
た、ベークユニットの側面部分にダウンフローを供給す
る配管部を這わせるのみであり、しかも配管部の送風断
面は送風機の送風能力との関係で所要の小型寸法が得ら
れる。更に、ベークユニットの後面側を開放状態にして
いるので、引き出し可能となりメンテナンス処理の容易
さが確保されている。
【0011】また、エアバッファとエアフィルタを設け
てエアを均一拡散して下面側に放出するようにしたの
で、エアフィルタ下方の基板表面処理ユニットの全体に
亘って、均一な送風が供給される。特に、基板表面処理
ユニットがスピンコーター等の場合に有効な均一空気流
が得られる。
【0012】また、請求項2記載の発明は、上記送風機
を上記外気導入部の内部に設けた構成としたので、この
外気導入部の上部には、他のユニット等が搭載されるこ
とはなく、所要寸法、送風能力の送風機が内蔵セットさ
れ、建物内のダウンフローが効果的に吸引される。
【0013】また、請求項3記載の発明は、上記外気導
入部を、吸引された外気の温度を変更する温度可変手段
を内部に備えた構成としたので、基板表面処理に好適な
温度のダウンフローが基板表面処理ユニットに供給され
る。
【0014】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の基板処理装置において、上記基板表面処理ユニット
の内部に温度センサを設け、上記温度可変手段を、検出
された温度が設定値になるように帰還制御されるように
構成したので、基板表面処理ユニットに供給されるダウ
ンフローの温度が常に所定の温度に保持される。
【0015】また、請求項5記載の発明は、基板表面処
理ユニットと、この基板表面処理ユニットの上部に、前
面が上記基板表面処理ユニットの前面に対して所定寸法
だけ後方となるように搭載された1又は2台以上並設さ
れたベークユニットと、上記基板表面処理ユニットに上
方から清浄空気を送風するダウンフロー供給部とを備
え、上記両ユニットの前面側に各ユニットとの間で基板
の受け渡しを行う基板搬送手段のための移動空間を有す
る基板処理装置において、上記ダウンフロー供給部は、
上記ベークユニットの上部に設けられた外気導入部と、
上記基板表面処理ユニットの天井から下方を臨むように
配置された面状のエアフィルタの上面側に所定の高さ寸
法を有して空間形成されたエアバッファと、上記ベーク
ユニットの前面に上記所定寸法の厚みを有し、かつ上記
基板受け渡し空間と干渉しない位置を経由して設けら
れ、上記外気導入部と上記エアバッファの上面とを連通
する配管部と、外気を上記エアバッファに向けて強制送
風する送風機とを備えてなり、上記配管部は、上記ベー
クユニットの上記基板受け渡し空間の少なくとも左右一
方側に設けられたダクトを有するものである。
【0016】この構成によれば、基板表面処理ユニッ
ト、ベークユニット及び外気導入部が鉛直方向に配置さ
れているとともに、ベークユニットを可及的に後方に寄
せて前面側にスペースを作り、このスペース部分におい
て上記基板受け渡し空間と干渉しない位置を経由してベ
ークユニットの一側面あるいは両側面側を這わせて、ま
た2台以上のベークユニットが並設されている場合にあ
っては、隣同士となる上記基板受け渡し空間の間に配管
部を這わせることで、特に、2台以上のベークユニット
の場合には各ベークユニットが接した状態で並設される
ので、従来装置における、送風機を内蔵するダウンフロ
ー供給部の配置スペースを除いた床面積の装置が得られ
る。また、ベークユニットの側面部分にダウンフローを
供給する配管部を這わせるのみであり、しかも配管部の
送風断面は送風機の送風能力との関係で所要の小型寸法
が得られる。更に、ベークユニットの後面側を開放状態
にしているので、引き出し可能となりメンテナンス処理
の容易さは確保されている。
【0017】また、請求項6記載の発明は、上記ベーク
ユニットは左右方向に3台配置され、上記ダクトを中央
のベークユニットの両側に一対設けた構成として、隣同
士となる基板受け渡し空間の間のスペースに全て配管部
を這わしたので、ダウンフローの送風量の可及的増大が
図れる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る基板処理装
置の第1実施形態を説明する側面図、図2は、その斜視
図である。
【0019】基板処理装置は液晶表示基板や半導体基板
を製造するためのもので、複数の処理工程、例えば、ス
ピンスクラバー、スピンコーター及びスピンデベロッパ
ー等の各基板表面処理ユニットと、かかる表面処理に関
連して施されるベークユニット(ホットプレートやクー
ルプレート)が用いられ、これらの各ユニットは基本的
な処理工程を考慮してシステム的に配置されている。そ
して、それらの間を2本のハンドを持つ搬送ロボットが
走行移動し、基板を順次1枚ずつ給排することで、所要
手順にしたがった基板処理が実行されるようになってい
る。
【0020】図1は、システムとしての基板処装置の一
部を示したもので、図1中、2はスピンコーター(基板
表面処理ユニット)で、スピンコーター2の上部にはベ
ークユニット3が配設されているとともに、それらの前
面側には基板Bの搬送と各処理ユニットとの間で基板B
の給排を行う基板搬送ロボット4が配置されている。そ
して、図1の紙面奥行き方向(以下の説明では、左右方
向という。)には、スピンスクラバー(回転式基板洗浄
ユニット)等、他のユニットが配設されている。
【0021】本基板処理装置1は、更にダウンフロー供
給部5を有してなり、上記ベークユニット3の上部には
建物内のダウンフローRFを装置内に取り込むための外
気導入部51が設けられているとともに、ベークユニッ
ト3の下部であってスピンコーター2の天井部にはエア
バッファ52が形成されている。このように、本基板処
理装置1は、スピンコーター2、ベークユニット3及び
ダウンフロー供給部5が鉛直方向に配設された基本構造
をなしている。
【0022】スピンコーター2は、上部及び前面が開放
され、下半部に各部材が設けられている。すなわち、下
半部には、周囲が環状のフード21で囲繞されてなり、
その内側に基板Bを昇降可能に載置する回転テーブル2
2と、この回転テーブル22上に基板Bを吸着する吸着
口23を有する吸着手段を備えるとともに、その回転中
心上にはレジスト液等の薬液滴下部(図略)が基板給排
時に退避し得るように配設された基本構成を有する。回
転テーブル22上に吸着載置された基板Bを、この回転
テーブル22を所定速度で回転させて遠心力を利用する
ことで、薬液滴下部から滴下したレジスト液で基板B表
面に均一な薄膜を形成するものである。このスピンコー
ター2には、ベークユニット3で処理された基板Bが基
板搬送ロボット4によって搬入される。
【0023】ベークユニット3は、それぞれ上面が開口
した箱体を2段に搭載した構造を有し、上段には電熱等
を利用したホットプレート部31が、下段には基板の熱
を伝熱等により吸熱するクールプレート部32が設けら
れている。このベークユニット3は前工程である図略の
スピンスクラバーで洗浄された基板Bを加熱して乾燥さ
せるとともに、室温まで冷却させるためのものである。
また、図2に示すように、ホットプレート部31及びク
ールプレート部32を構成する箱体の前面部には基板B
の給排が可能なように、それぞれ給排窓31a,32a
が形成されており、この箱体によって、内部で発生する
熱の外方への放散を可及的に抑制している。また、ベー
クユニット3は、図2に示すように左右方向にも複数台
並設されているとともに、後述するように、それぞれは
所要の間隔を置いて配置されている。
【0024】上記スピンコーター2及びベークユニット
3の前面には所要の空間が準備されており、ここに基板
搬送ロボット4が設置されている。基板搬送ロボット4
は、架台1aに立直された左右方向に延設された支壁4
0の上端に設けられたガイドレール40aと、このガイ
ドレール40aに沿って移動可能な3台の基板受け渡し
機構部41,42,43からなり、基板受け渡し機構部
41,42,43は左右方向に同期移動するようになっ
ている。
【0025】各基板受け渡し機構部の構成を簡単に説明
すると、これらは全て同一構造を有し、スカラロボット
式のアーム部44とその先端の中空ハウジング45とか
ら構成されている。アーム部44は屈伸式の2本の連結
アームを有し、図略のモータの駆動により、先端の中空
ハウジング45を水平姿勢に保持したまま垂直方向に昇
降可能にしている。また、中空ハウジング45の内部に
は、図2に一部示すように、スカラロボット式の屈伸可
能に連結された2本のアーム451,452と、その先
端のハンド453とを有する基板進退機構部が出没可能
に収納されている。この基板進退機構部は中空ハウジン
グ45内に垂直方向に並んで2個設けられており、一方
が基板搬出用のときは他方が基板搬入用として交互的に
機能するものである。また、この基板進退機構部の先端
のハンド453は二股状に分岐して一対の支持腕を有し
てなり、この支持腕上に基板Bが載置されるようになっ
ている。そして、基板Bを、その両端縁で支持した状態
で載置したハンド453を図略のモータ駆動によって2
本のアーム451,452を屈伸させることで、ハンド
453を進行方向に向けた姿勢を維持したまま、図2に
示すようにクールプレート部32の給排窓32aから進
入し、あるいは抜け出し可能にしている。
【0026】なお、3台の基板搬受け渡し機構部は、図
には表われていない各処理ユニットに対して基板の給排
を分担して行うようになっており、例えば、基板受け渡
し機構部42はベークユニット3を、基板受け渡し機構
部43はスピンコーター2を受け持ち、基板受け渡し機
構部41は図示されていない他の処理ユニットを受け持
っている。これらの点は、特に重要ではないので詳細は
省略する。
【0027】続いて、ダウンフロー供給部5の構造につ
いて説明する。ダウンフロー供給部5は、上部の外気導
入部51、エアバッファ部52及びこれらを連通する配
管部53を備えるとともに、外気導入部51には送風機
54が内蔵されている。外気導入部51はベークユニッ
ト3の上部全面に亘る面形状を有するとともに、所要の
高さを備えた直方体形状の中空ハウジングで、上面の後
側略半分には開口511が形成され、建物内上方からの
ダウンフローRFを効果的に内部に導き得るようにして
いる。この外気導入部51のハウジング内には開口51
1の前縁より前側に設けられ、前方に向けて2個並設さ
れた送風機54が備えられている。送風機54は、所要
厚みを有する横向き円筒状の枠体541、枠体541の
円筒に対し一の接線方向に開放された送風口542、及
び円筒両側面に空気を吸い込む多数の吸引孔543が穿
設された構成を有するとともに、この内部には中心軸回
りに放射状に多数設けられた図略の羽根が、図示しない
モータによって高速で回転されるようになっている。そ
して、羽根の回転により両側面の吸引孔543から吸引
された空気が送風口542から勢い良く吹き出され、こ
れにより建物のダウンフローRFから所要流量の局部的
ダウンフローF1が得られるようになっている。
【0028】エアバッファ52はベークユニット3の下
部、すなわちスピンコーター2の天井部分に所要高さの
空間を持たせて形成されたもので、この空間の下部に面
状のエアフィルタ6が天井面全域に亘って水平に張設さ
れている。エアバッファ52はエアフィルタ6の上部全
面に可及的にエアが行き渡るようにしたものである。エ
アフィルタ6は所要の厚み、例えば数十mmの厚みを有し
てなり、素材としては不織布、メッシュ状体の積層体、
あるいは多孔質材が利用可能である。かかる組成構造を
有することで、エアのクリーン化と拡散という両機能を
発揮し得るようにしている。
【0029】配管部53は外気導入部51とエアバッフ
ァ52(すなわちエアフィルタ6の上面)とを連通する
もので、外気導入部51のハウジングの底面部の前側適
所から下方に向けて四角形状のダクトが2本延設されて
いる。配管部53のダクトは、複数台並設された各ベー
クユニット3間の隙間に配設されてなり、その隙間寸法
と前後方向に所要の厚みを備えた断面形状を有する。送
風機54の送風能力はかかる断面形状に対向して好適な
風量が得られるものが採用されている。そして、配管部
53の下端はエアバッファ52の内空間に臨んでいる。
このように、各ベークユニット3をその隣同士で隙間を
置いて配設し、この隙間に配管部53のダクトのみを這
わせようにしたので、従来(図9)のように隙間に送風
機を有するダウンフロー供給部を個々に配設する場合に
比して、左右方向の幅寸法を極力抑えることができ、床
面積をその分、小さくし得る。これによりダウンフロー
のための設備費用及び維持経費を軽減することができ
る。
【0030】ダウンフロー供給部53の動作について説
明すると、送風機54が作動して羽根が回転を開始する
と、両側面の吸引孔543で、外方から内方に向かう吸
引力が生じる。このため、外気導入部51の開口511
からダウンフローRF(白抜き矢印で示す。)を強制的
に吸い込み始め、このダウンフローRFの一部が吸引孔
543から内部に吸引され、送風口542から勢い良く
吹き出されて(矢印で示す。)、配管部53に供給され
る。配管部53に導かれたエアはダクト内を下方に向け
て送られた後、エアバッファ52で水平方向全域に亘っ
て広がりながら、エアフィルタ6を経てスピンコーター
2の上方から下方に向けて空気流を形成する。これによ
り建物のダウンフローRFから所要流量の局部的ダウン
フローF1が得られる。エアフィルタ6は拡散機構を有
するものであるため、エアフィルタ6を経由した空気流
は、前面に亘って均一化した空気流となる。この結果、
空気流の乱れが極力抑制し得るので、スピンコーター2
でのレジスト液塗布処理が好適に行える。
【0031】なお、基板搬送ロボット4の上方の天井部
にも、エアフィルタ6aが設けられ、基板搬送ロボット
4に対してダウンフローF2を供給するようにして、基
板搬送ロボット4が稼動される際に発生する塵を下方に
強制的に吹き飛ばし、スピンコーター2やベークユニッ
ト3側に吹き込まないようにしている。
【0032】図3は、本発明に係る基板処理装置の第2
実施形態を説明する側面図である。この第2実施形態
は、図1に示す第1実施形態に温度可変手段7を付加し
たものである。
【0033】温度可変手段7は、ラジエータ71、ラジ
エータ71の温度を変更する温度調整手段72及び、ス
ピンコーター2の上部のダウンフローF1の気温を測定
する温度センサ73とからなる。温度可変手段7を設け
る理由は、レジスト液の塗布処理には好ましい温度条件
がある一方、この好適な温度は建物から供給されるダウ
ンフローRFの空気温度と必ずしも一致しているもので
はないこと、季節等時期的な原因によってダウンフロー
RFの温度に変動を生じること、及びダウンフローF1
は発熱体であるベークユニット3の直隣を経由して供給
されるので、スピンコーター2上では温度が多少上昇し
ていることを考慮したものである。
【0034】ラジエータ71は1本の配管を外気導入部
51の開口511の直ぐ内部を蛇行状に敷設してなり、
その両端を建物外部に設けられたポンプ74を介して廃
熱用のチラー75と循環的に連通して、内部の水を循環
させるものである。
【0035】温度センサ73はスピンコーター2の適
所、例えばエアフィルタ6の下面に取り付けられてお
り、この位置で供給される気流の温度を測定し、温度調
整手段72に測温結果を入力する。温度調整手段72は
入力された温度情報と予め設定されている設定温度とを
比較し、測定温度の方が低ければ、温度上昇指示信号を
出力し、逆であれば温度低下指示信号を出力する。温度
上昇指示信号または温度低下指示信号が出力されると、
ポンプ74の駆動力が変更され、水の循環速度や廃熱用
チラー75のファンの回転速度が変更されてるようにな
っている。例えば、ダウンフローF1の温度が設定温度
を越えた場合、水の循環速度を上昇させ、また廃熱用チ
ラー75のファンの回転速度を上昇させることで、ダウ
ンフローF1からの吸熱効率を上昇させて、気流の温度
を低下させることができる。
【0036】なお、ダウンフローRFが基本的にスピン
コーター2の適温に比して低い場合には、ラジエータ7
1による吸熱に代えて、ヒータを配設しても同様に温度
調整を行うことができる。かかる構成を採用すると、ポ
ンプ74や廃熱用チラー75が不要となり構成の簡素化
が図れるという利点がある。
【0037】図4は、本発明に係る基板処理装置の第3
実施形態を説明する側面図である。この第3実施形態
は、送風手段8を別途に設置してなるもので、建物内に
ダウンフローRFが生成されていない場合に、特に有効
である。
【0038】送風手段8は内部に送風機81と温度調整
手段82を有するとともに、送風機81の送風口と外気
導入部51とを連通する、例えばジャバラ状のダクト8
3とを有してなるものである。送風手段8の筐体には適
所、好ましくは上部に開口(図略)が形成されており、
ここからエアを吸引して、送風機81でダクト83を介
して外気導入部51に供給する。内部にはエアフィルタ
6の下面に取り付けられた温度センサ84からの測温結
果を利用して、ラジエータ(あるいはヒータ)85によ
って適温に調整されたエアをダクトに供給し得るように
している。
【0039】なお、本実施形態は、建物のダウンフロー
RFが存在する場合でも、例えば、ダウンフローRFの
温度と本装置1での基板表面処理に要求される適温とが
あまりに異なっている場合などに、活用可能である。
【0040】図5は、本発明に係る基板処理装置の第4
実施形態を説明する側面図である。この第4実施形態
は、図3に示す第2実施形態と同様な構成を有し、唯、
送風機54の配設位置が異なっている。
【0041】すなわち、送風機54がベークユニット3
の下部、すなわちスピンコーター2の天井部のエアバッ
ファ52内に設けられ、一方、外気導入部51にはラジ
エータ71が敷設されるのみで、送風機54が除かれた
分、高さ寸法が低くされている。このように構成して
も、送風機54によって建物のダウンフローRFを強制
的に開口511から吸引可能となり、スピンコーター2
に適温かつ適量のエアを供給することができる。
【0042】なお、基板搬送ロボット4の構成が第1〜
第3の実施形態と異なっているのは、スピンコーター2
とベークユニット3との間に送風機54を介在させた
分、エアバッファ52の高さ寸法が大きくなったためで
あり、基板搬送機能の点で、先の実施形態における基板
搬送ロボット4と機能上の差異はない。この基板搬送ロ
ボット14は架台1a上に左右方向に向かう平行なガイ
ドレール140aが敷設されており、2台の基板受け渡
し機構部141,142によって左右方向の移動と基板
の受け渡し動作が行われるようになっている。
【0043】図6は、本発明に係る基板処理装置の第5
実施形態を説明する側面図、図7は、その斜視図であ
る。
【0044】この第4実施形態は、ベークユニット13
がスピンコーター2の前面よりも所定寸法だけ後方とな
る位置に搭載され、配管部153がベークユニット13
の前面の開いたスペースに配設されたものである。
【0045】ベークユニット13はスピンコーター2に
比して前後方向及び幅方向に短寸法に形成可能なもので
ある。すなわち、ベークユニット13は基板Bをプレー
ト上に載置する構造だけで済み、スピンコーター2のよ
うに基板回転・昇降機構、周囲の環状フード及びレジス
ト液塗布部等の周辺構造が不要である分、小型化が可能
となり、しかも基板Bが角形である場合には一辺の長さ
と対角線の長さとの差分だけさらに小型化が可能とな
る。
【0046】図7に示すように、本実施形態では、並設
された2台のスピンコーター2の上部に3台のベークユ
ニット13が並設され、これにより幅方向の寸法は1組
のスピンコーター2の幅寸法と略一致している。一方、
前後方向にはベークユニット13が所定寸法だけ短く、
その分、ベークユニット13の前面側にスペースが得ら
れている。
【0047】ダウンフロー供給部15は、外気導入部1
51、エアバッファ152及びエアフィルタ16を備
え、これらは第1実施形態の外気導入部51、エアバッ
ファ52及びエアフィルタ6と同一構造を有するもので
ある。一方、配管部153は以下の構造を有する。配管
部153は断面四角形状の2本のダクトからなり、それ
ぞれベークユニット13の前面に配置されている。ま
た、配管部153を構成するダクトの厚みは、前述した
前後方向に短縮された寸法分に一致させ、配管部153
の前面とスピンコーター2の前面とを面一状とすること
で、基板搬送ロボット4の移動空間を好適に確保してい
る。また、その配置位置はベークユニット13の給排窓
131a,132aの前方を除いた位置、すなわち基板
搬送ロボット4のハンド453が基板Bの受け渡しを行
う際のスペースと干渉しない位置とされ、この位置を経
由して外気導入部151とエアフィルタ152、すなわ
ちエアフィルタ16の上面とを連通している。
【0048】このように、配管部153をベークユニッ
ト13の前面部に配設することで、並設されたベークユ
ニット13の隣同士のものを密着して配置できるので、
その分、幅方向寸法の短縮化が図れ、床面積を可及的に
小さくできる。
【0049】なお、本発明は、以下の変形実施態様を採
用することが可能である。 (1)第1〜第4実施形態における説明では、配管部5
3の前後方向の寸法を特に記載していなかったが、ベー
クユニット3の前半部に略等しい寸法でもよく、また、
ベークユニット3の前後方向寸法に一致した寸法でもよ
い。後者の場合には高い送風能力が得られるという利点
がある。 (2)配管部53(153)の断面形状は四角形に限定
されず、円形でもよいが、流量確保の点からは四角形が
最も効率が高いという利点がある。 (3)第5実施形態において、中央のベークユニット1
3の両側にのみ配管部153を設けたが、両側のベーク
ユニット13の給排窓131a(132a)の外側に設
けてもよい。この場合でもベークユニット13自体の外
側面に設ける場合に比して、装置の幅方向寸法を多少
(配管部153の幅寸法の1/2)小さくできることと
なる。 (4)前述の実施形態では、下部ユニットとしてスピン
コーター2を例に説明したが、下部ユニットは局所的ダ
ウンフローが要求される基板表面に対する処理を施す処
理ユニットであれば、スピンスクラバーやスピンンデベ
ロッパ等であってもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、基板表面処理ユニット
に上方から清浄空気を送風するダウンフロー供給部を、
ベークユニットの上部に設けられた外気導入部と、上記
基板表面処理ユニットの天井から下方を臨むように配置
された面状のエアフィルタの上面側に所定の高さ寸法を
有して空間形成されたエアバッファと、上記ベークユニ
ットの少なくとも一方側面側を経由して設けられ、上記
外気導入部と上記エアバッファの上面とを連通する配管
部と、外気を上記エアバッファに向けて強制送風する送
風機とで構成したので、基板表面処理ユニット、ベーク
ユニット及び外気導入部とが鉛直方向に配置でき、ベー
クユニットの一側面あるいは両側面側に、また2台以上
のベークユニットが並設されている場合に、少なくとも
各ベークユニットの間に配管部を這わせる寸法分だけ離
間させておけば済み、この結果、従来装置における、送
風機を内蔵するダウンフロー供給部の配置スペースを除
いた分、より小さい床面積の装置を得ることができる。
また、ベークユニットの後面側を開放状態に構成してい
るので、ベークユニットを後方へ引き出すことができ、
容易なメンテナンス処理が確保できる。さらに、エアバ
ッファとエアフィルタを設けたので、エアを基板表面処
理ユニットの全体に亘って均一拡散して下面側に放出し
得て、均一なダウンフローを供給することができる。特
に、基板表面処理ユニットがスピンコーター等の場合に
有効な均一空気流が得られる。
【0051】また、請求項2記載の発明によれば、上記
送風機を上記外気導入部の内部に設けた構成としたの
で、所要寸法、送風能力の送風機が内蔵セットでき、建
物内のダウンフローが効果的に活用できる。
【0052】また、請求項3記載の発明によれば、上記
外気導入部を、吸引された外気の温度を変更する温度可
変手段を内部に備えた構成としたので、基板表面処理に
好適な温度のダウンフローが基板表面処理ユニットに供
給できる。
【0053】また、請求項4記載の発明によれば、上記
基板表面処理ユニットの内部に温度センサを設け、上記
温度可変手段を、検出された温度が設定値になるように
帰還制御されるように構成したので、基板表面処理ユニ
ットに供給されるダウンフローの温度を常に所定の温度
に安定保持できる。
【0054】また、請求項5記載の発明によれば、基板
表面処理ユニットの上部に、前面が上記基板表面処理ユ
ニットの前面に対して所定寸法だけ後方となるように搭
載された1又は2台以上並設されたベークユニットを備
えた前提構成に対し、ダウンフロー供給部に上記ベーク
ユニットの前面に上記所定寸法の厚みを有し、かつ上記
基板受け渡し空間と干渉しない位置を経由して上記外気
導入部と上記エアバッファの上面とを連通する配管部を
設けた構成とし、この配管部を上記ベークユニットの基
板受け渡し空間の少なくとも左右一方側に設けたダクト
としたので、基板表面処理ユニット、ベークユニット及
び外気導入部とが鉛直方向に配置でき、更にベークユニ
ットを可及的に後方に寄せて前面側にスペースを作り、
このスペース部分において基板受け渡し空間と干渉しな
い位置を経由してベークユニットの一側面あるいは両側
面側を這わせて、また2台以上のベークユニットが並設
されている場合に、隣同士となる基板受け渡し空間の間
に配管部を這わせることで、特に、2台以上のベークユ
ニットの場合には各ベークユニットが接した状態で並設
でき、従来装置における、送風機を内蔵するダウンフロ
ー供給部の配置スペースを除いた、より小さい床面積の
装置を得ることができる。また、ベークユニットの後面
側を開放状態に構成しているので、ベークユニットを後
方へ引き出すことができ、容易なメンテナンス処理が確
保できる。
【0055】また、請求項6記載の発明によれば、上記
ベークユニットを左右方向に3台配置し、上記ダクトを
中央のベークユニットの両側に一対設けた構成として、
隣同士となる基板受け渡し空間の間のスペースに全て配
管部を這わせるようにしたので、基板受け渡しが確保で
きるとともに、ダウンフローの送風量の可及的増大が図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理装置の第1実施形態を説
明する側面図である。
【図2】図1に示す装置の主要部分を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明に係る基板処理装置の第2実施形態を説
明する側面図である。
【図4】本発明に係る基板処理装置の第3実施形態を説
明する側面図である。
【図5】本発明に係る基板処理装置の第4実施形態を説
明する側面図である。
【図6】本発明に係る基板処理装置の第5実施形態を説
明する側面図である。
【図7】図7に示す装置の主要部分を示す斜視図であ
る。
【図8】従来の基板処理装置の構成を示す側面図であ
る。
【図9】従来の基板処理装置の他の構成を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 基板処理装置 2 スピンコーター 3,13 ベークユニット 31,131 ホットプレート 32,132 クールプレート 31a,32a,131a,132a 給排窓 4,14 搬送ロボット 453 ハンド 5,15 ダウンフロー供給部 51,151 外気導入部 511,1511 開口 52,152 スピンコーター(基板表面処理ユニッ
ト) 53,153 配管部 54,154,81 送風機 6,16 エアフィルタ 7 温度可変手段 71,85 ラジエータ 72,82 温度調整手段 73,84 温度センサ 8 送風手段 83 ダクト RF ダウンフロー F1,F2 局所的なダウンフロー B 基板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/02 F24F 7/06 H01L 21/68 B05C 11/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板表面処理ユニットと、この基板表面
    処理ユニットの上部に1又は2台以上並設して搭載され
    たベークユニットとを備え、上記両ユニットの前面側に
    各ユニットとの間で基板の受け渡しを行う基板搬送手段
    のための移動空間を有する基板処理装置において、 上記基板表面処理ユニットに上方から清浄空気を送風す
    るダウンフロー供給部を備え、このダウンフロー供給部
    は、上記ベークユニットの上部に設けられた外気導入部
    と、上記基板表面処理ユニットの天井から下方を臨むよ
    うに配置された面状のエアフィルタの上面側に所定の高
    さ寸法を有して空間形成されたエアバッファと、上記ベ
    ークユニットの少なくとも一方側面側を経由して設けら
    れ、上記外気導入部と上記エアバッファとを連通する配
    管部と、外気を上記エアバッファに向けて強制送風する
    送風機とからなることを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 上記送風機は、上記外気導入部の内部に
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の基板処
    理装置。
  3. 【請求項3】 上記外気導入部は、吸引された外気の温
    度を変更する温度可変手段を内部に備えていることを特
    徴とする請求項1または2記載の基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の基板処理装置において、
    上記基板表面処理ユニットの内部には温度センサを設け
    てなり、上記温度可変手段は、検出された温度が設定値
    になるように帰還制御されるものであることを特徴とす
    る基板処理装置。
  5. 【請求項5】 基板表面処理ユニットと、この基板表面
    処理ユニットの上部に、前面が上記基板表面処理ユニッ
    トの前面に対して所定寸法だけ後方となるように搭載さ
    れた1又は2台以上並設されたベークユニットと、上記
    基板表面処理ユニットに上方から清浄空気を送風するダ
    ウンフロー供給部とを備え、上記両ユニットの前面側に
    各ユニットとの間で基板の受け渡しを行う基板搬送手段
    のための移動空間を有する基板処理装置において、 上記ダウンフロー供給部は、上記ベークユニットの上部
    に設けられた外気導入部と、上記基板表面処理ユニット
    の天井から下方を臨むように配置された面状のエアフィ
    ルタの上面側に所定の高さ寸法を有して空間形成された
    エアバッファと、上記ベークユニットの前面に上記所定
    寸法の厚みを有し、かつ上記基板受け渡し空間と干渉し
    ない位置を経由して設けられ、上記外気導入部と上記エ
    アバッファの上面とを連通する配管部と、外気を上記エ
    アバッファに向けて強制送風する送風機とを備えてな
    り、上記配管部は、上記ベークユニットの上記基板受け
    渡し空間の少なくとも左右一方側に設けられたダクトを
    有することを特徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】 上記ベークユニットは左右方向に3台配
    置され、上記ダクトは、中央のベークユニットの両側に
    一対設けられたことを特徴とする請求項5記載の基板処
    理装置。
JP28227995A 1995-10-30 1995-10-30 基板処理装置 Expired - Fee Related JP3507599B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28227995A JP3507599B2 (ja) 1995-10-30 1995-10-30 基板処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28227995A JP3507599B2 (ja) 1995-10-30 1995-10-30 基板処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09129526A JPH09129526A (ja) 1997-05-16
JP3507599B2 true JP3507599B2 (ja) 2004-03-15

Family

ID=17650369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28227995A Expired - Fee Related JP3507599B2 (ja) 1995-10-30 1995-10-30 基板処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3507599B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7681521B2 (en) 2002-11-18 2010-03-23 Tokyo Electron Limited Insulation film formation device
JP4030860B2 (ja) * 2002-11-18 2008-01-09 東京エレクトロン株式会社 絶縁膜形成装置
JP5239845B2 (ja) * 2008-12-26 2013-07-17 株式会社安川電機 基板搬送ロボット、基板搬送装置および半導体製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09129526A (ja) 1997-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3122868B2 (ja) 塗布装置
TW317644B (ja)
JP3259092B2 (ja) 現像処理方法
US4927438A (en) Horizontal laminar air flow work station
JP4825396B2 (ja) レティクル記憶検索システム
JP3910827B2 (ja) 液処理装置
JP3375294B2 (ja) 処理装置、処理システムおよび該装置における清浄エアの供給方法
KR101059309B1 (ko) 가열 장치, 도포, 현상 장치 및 가열 방법
JP3910054B2 (ja) 基板処理装置
JP3225344B2 (ja) 処理装置
JP3352865B2 (ja) 基板処理装置
US7914613B2 (en) Liquid processing apparatus, liquid processing method and storage medium
JP4606348B2 (ja) 基板処理装置及び基板搬送方法並びに記憶媒体
KR20060122287A (ko) 파티클을 효과적으로 흡입 배출할 수 있는 기판 반송 장치
JP3507599B2 (ja) 基板処理装置
JP2004269214A (ja) 浄化空気通風式の保管設備
JP3697275B2 (ja) 局所クリーン化におけるインターフェイスボックス及びそのクリーンルーム
US6338474B1 (en) Air feeder provided with by-pass bypassing cooling section, substrate processing apparatus including the same, and air supply method
JP2010182744A (ja) 基板バッファユニット
JP6902601B2 (ja) 基板処理システム
JP3521388B2 (ja) 基板搬送装置及び処理システム
KR100937153B1 (ko) 현상처리장치
JPH07235468A (ja) レジスト塗布装置
JP3635517B2 (ja) クリーンルーム内の基板保管装置
JP2008221035A (ja) 除塵装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20031216

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20031219

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071226

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees