JPH07235468A - レジスト塗布装置 - Google Patents
レジスト塗布装置Info
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- JPH07235468A JPH07235468A JP2409494A JP2409494A JPH07235468A JP H07235468 A JPH07235468 A JP H07235468A JP 2409494 A JP2409494 A JP 2409494A JP 2409494 A JP2409494 A JP 2409494A JP H07235468 A JPH07235468 A JP H07235468A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- handling unit
- baking
- section
- resist
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coating Apparatus (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は基板にレジストを塗布してベ−キ
ングする際に、その基板に塵埃が付着するのを防止でき
るようにしたレジスト塗布装置を提供することにある。 【構成】 基板に塗布されたレジストをベ−キングする
複数のベ−カ5aを有するベ−キング部5およびこのベ
−キング部によってベ−キングされた基板を冷却するク
−リング部5bとが上下方向に設けられたレジスト塗布
装置において、三次元方向に駆動され上記ベ−キング部
とク−リング部とに対して基板を搬入および搬出するハ
ンドリングユニット1と、このハンドリングユニットの
下面側に設けられ上記ハンドリングユニットの上面側の
空気を下方へ吸引する排気ファン32と、この排気ファ
ンからの排気流を上記ベ−キング部とク−リング部とに
流れ込まない方向へ導くカバ−31とを具備したことを
特徴とする。
ングする際に、その基板に塵埃が付着するのを防止でき
るようにしたレジスト塗布装置を提供することにある。 【構成】 基板に塗布されたレジストをベ−キングする
複数のベ−カ5aを有するベ−キング部5およびこのベ
−キング部によってベ−キングされた基板を冷却するク
−リング部5bとが上下方向に設けられたレジスト塗布
装置において、三次元方向に駆動され上記ベ−キング部
とク−リング部とに対して基板を搬入および搬出するハ
ンドリングユニット1と、このハンドリングユニットの
下面側に設けられ上記ハンドリングユニットの上面側の
空気を下方へ吸引する排気ファン32と、この排気ファ
ンからの排気流を上記ベ−キング部とク−リング部とに
流れ込まない方向へ導くカバ−31とを具備したことを
特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は基板に塗布されたレジ
ストを乾燥させるベ−キング部およびベ−キング部で加
熱された基板を乾燥させるク−リング部を備えたレジス
ト塗布装置に関する。
ストを乾燥させるベ−キング部およびベ−キング部で加
熱された基板を乾燥させるク−リング部を備えたレジス
ト塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハや液晶ガラス基板などの基
板に回路パタ−ンを形成する現像工程においては、上記
基板にレジストを塗布する工程、そのレジストを露光前
にベ−キングするベ−キング工程およびベ−キングされ
た基板を冷却するク−リング工程がある。これらの工程
においては、基板への塵埃の付着が歩留まりを著しく低
下させることになる。
板に回路パタ−ンを形成する現像工程においては、上記
基板にレジストを塗布する工程、そのレジストを露光前
にベ−キングするベ−キング工程およびベ−キングされ
た基板を冷却するク−リング工程がある。これらの工程
においては、基板への塵埃の付着が歩留まりを著しく低
下させることになる。
【0003】上記基板にレジストを塗布する塗布工程
は、そのレジストをベ−キングするベ−キング工程に比
べて処理時間が短いから、通常、レジスト塗布装置には
1つの塗布処理部に対して複数のベ−カを有するベ−キ
ング部を設けるようにしている。1台の装置に複数のベ
−カを設ける場合、装置の小形化を計るために複数のベ
−カを上下方向に多段に配設するということが行われて
いる。
は、そのレジストをベ−キングするベ−キング工程に比
べて処理時間が短いから、通常、レジスト塗布装置には
1つの塗布処理部に対して複数のベ−カを有するベ−キ
ング部を設けるようにしている。1台の装置に複数のベ
−カを設ける場合、装置の小形化を計るために複数のベ
−カを上下方向に多段に配設するということが行われて
いる。
【0004】一方、上記塗布処理部でレジストが塗布さ
れた基板をベ−キング部に搬入したり、ベ−キングされ
た基板を上記ベ−キング部からク−リング部へ搬入し、
さらに冷却された基板を露光工程へ受け渡すため、レジ
スト塗布装置には三次元方向に駆動されるハンドリング
ユニットが設けられている。ハンドリングユニットに設
けられたハンドを三次元方向に駆動するためには複数の
駆動機構が必要となる。駆動機構は機械的な摺動部分を
有するから、駆動されることで塵埃が発生することが避
けられない。
れた基板をベ−キング部に搬入したり、ベ−キングされ
た基板を上記ベ−キング部からク−リング部へ搬入し、
さらに冷却された基板を露光工程へ受け渡すため、レジ
スト塗布装置には三次元方向に駆動されるハンドリング
ユニットが設けられている。ハンドリングユニットに設
けられたハンドを三次元方向に駆動するためには複数の
駆動機構が必要となる。駆動機構は機械的な摺動部分を
有するから、駆動されることで塵埃が発生することが避
けられない。
【0005】上記レジスト塗布装置は通常、ク−リング
ル−ムに設置される。ク−リングル−ムは周知のように
清浄空気が天井面から床面に向かって流れているから、
上記ハンドリングユニットが駆動されることで摺動部分
から発生する塵埃はその清浄空気の流れによって床面へ
流れ、フィルタを通って清浄化される。したがって、上
記ハンドリングユニットによって搬送される基板に塵埃
は付着しずらい。
ル−ムに設置される。ク−リングル−ムは周知のように
清浄空気が天井面から床面に向かって流れているから、
上記ハンドリングユニットが駆動されることで摺動部分
から発生する塵埃はその清浄空気の流れによって床面へ
流れ、フィルタを通って清浄化される。したがって、上
記ハンドリングユニットによって搬送される基板に塵埃
は付着しずらい。
【0006】しかしながら、ハンドリングユニットを上
下方向に設けられたベ−キング部の複数のベ−カに沿っ
て上下方向に駆動すると、そのハンドリングユニットの
上下動、とくに上昇方向に駆動される際、その動きによ
って上昇気流が発生し、ハンドリングユニットの部分に
おいてク−リングル−ム内における天井方向から床方向
への空気流に乱れが生じる。
下方向に設けられたベ−キング部の複数のベ−カに沿っ
て上下方向に駆動すると、そのハンドリングユニットの
上下動、とくに上昇方向に駆動される際、その動きによ
って上昇気流が発生し、ハンドリングユニットの部分に
おいてク−リングル−ム内における天井方向から床方向
への空気流に乱れが生じる。
【0007】そのため、その上昇気流によってハンドリ
ングユニットの摺動部分から発生した塵埃が舞い上が
り、ベ−キング部やク−リング部の基板に付着してしま
うということがあった。とくに、スル−プットを上げる
ため、上記ハンドリングユニットの上下動を高速化する
と、気流が乱れ易くなるため、塵埃の基板への付着が著
しくなる。
ングユニットの摺動部分から発生した塵埃が舞い上が
り、ベ−キング部やク−リング部の基板に付着してしま
うということがあった。とくに、スル−プットを上げる
ため、上記ハンドリングユニットの上下動を高速化する
と、気流が乱れ易くなるため、塵埃の基板への付着が著
しくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のレ
ジスト塗布装置はハンドリングユニットの上下動によっ
て生じる上昇気流で塵埃が舞い上がり、その塵埃が基板
に付着するということがあった。
ジスト塗布装置はハンドリングユニットの上下動によっ
て生じる上昇気流で塵埃が舞い上がり、その塵埃が基板
に付着するということがあった。
【0009】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、ハンドリングユニットの
上下動にともなう上昇気流の発生を押さえ、塵埃が基板
に付着しずらいようにしたレジスト塗布装置を提供する
ことにある。
で、その目的とするところは、ハンドリングユニットの
上下動にともなう上昇気流の発生を押さえ、塵埃が基板
に付着しずらいようにしたレジスト塗布装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、基板に塗布されたレジストをベ−キング
する複数のベ−カを有するベ−キング部およびこのベ−
キング部によってベ−キングされた基板を冷却するク−
リング部とが上下方向に設けられたレジスト塗布装置に
おいて、三次元方向に駆動され上記ベ−キング部とク−
リング部とに対して基板を搬入および搬出するハンドリ
ングユニットと、このハンドリングユニットの下面側に
設けられ上記ハンドリングユニットの上面側の空気を下
方へ吸引する排気ファンと、この排気ファンからの排気
流を上記ベ−キング部とク−リング部とに流れ込まない
方向へ導くガイド体とを具備したことを特徴とする。
にこの発明は、基板に塗布されたレジストをベ−キング
する複数のベ−カを有するベ−キング部およびこのベ−
キング部によってベ−キングされた基板を冷却するク−
リング部とが上下方向に設けられたレジスト塗布装置に
おいて、三次元方向に駆動され上記ベ−キング部とク−
リング部とに対して基板を搬入および搬出するハンドリ
ングユニットと、このハンドリングユニットの下面側に
設けられ上記ハンドリングユニットの上面側の空気を下
方へ吸引する排気ファンと、この排気ファンからの排気
流を上記ベ−キング部とク−リング部とに流れ込まない
方向へ導くガイド体とを具備したことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成によれば、ハンドリングユニットの上
面側の空気が下方へ吸引されていることで、そのハンド
リングユニットを上昇させたときに上昇気流が発生しず
らくなるから、上昇気流による塵埃の舞い上がりが防止
される。
面側の空気が下方へ吸引されていることで、そのハンド
リングユニットを上昇させたときに上昇気流が発生しず
らくなるから、上昇気流による塵埃の舞い上がりが防止
される。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図2はこの発明のレジスト塗布装置の、各部
の配置状態の平面図である。つまり、同図中1はハンド
リングユニットであり、このハンドリングユニット1は
矢印で示すY方向および紙面に直交するZ方向(図1に
矢印で示す)である、上下方向に沿って駆動されるよう
になっている。上記ハンドリングユニット1には後述す
るようにチャック19が設けられ、このチャック19は
上記Y方向と直交するX方向に沿って駆動されるように
なっている。上記ハンドリングユニット1のY方向に沿
う方向には基板のステ−ション部3、レジスト塗布部4
およびベ−キング部5が順次配設されている。
説明する。図2はこの発明のレジスト塗布装置の、各部
の配置状態の平面図である。つまり、同図中1はハンド
リングユニットであり、このハンドリングユニット1は
矢印で示すY方向および紙面に直交するZ方向(図1に
矢印で示す)である、上下方向に沿って駆動されるよう
になっている。上記ハンドリングユニット1には後述す
るようにチャック19が設けられ、このチャック19は
上記Y方向と直交するX方向に沿って駆動されるように
なっている。上記ハンドリングユニット1のY方向に沿
う方向には基板のステ−ション部3、レジスト塗布部4
およびベ−キング部5が順次配設されている。
【0013】つぎに、図1を参照して詳細に説明する。
ク−リングル−ムのグレ−テイング2上にはフレ−ム6
が設置されている。このフレ−ム6には図1における紙
面に直交するY方向に沿ってYガイド体7が上記フレ−
ム6に立設された支持体8に支持されている。このYガ
イド体7の一側にはガイド溝9が形成され、そのガイド
溝9にはYスライダ11がスライド自在に設けられてい
る。このYスライダ11は図示しないY駆動機構によっ
て上記ガイド溝9に沿って駆動されるようになってい
る。
ク−リングル−ムのグレ−テイング2上にはフレ−ム6
が設置されている。このフレ−ム6には図1における紙
面に直交するY方向に沿ってYガイド体7が上記フレ−
ム6に立設された支持体8に支持されている。このYガ
イド体7の一側にはガイド溝9が形成され、そのガイド
溝9にはYスライダ11がスライド自在に設けられてい
る。このYスライダ11は図示しないY駆動機構によっ
て上記ガイド溝9に沿って駆動されるようになってい
る。
【0014】上記Yスライダ11には、そのスライド方
向と直交するZ方向に沿ってZガイド体12が設けられ
ている。このZガイド体12には図示しないZ駆動機構
によってZ方向に沿って駆動されるZスライダ13が設
けられている。
向と直交するZ方向に沿ってZガイド体12が設けられ
ている。このZガイド体12には図示しないZ駆動機構
によってZ方向に沿って駆動されるZスライダ13が設
けられている。
【0015】上記Zスライダ13の上端には上記Yガイ
ド体7の他側方向に向かってブラケット14が取り付け
られ、このブラケット14には上記ハンドリングユニッ
ト1が取り付けられている。このハンドリングユニット
1はZ方向に沿って立設された支持プレ−ト16を有す
る。この支持プレ−ト16には上記Y方向と直交するX
方向に沿ってガイド部材17が設けられている。このガ
イド部材17には可動部材18の上部がスライド自在に
支持されている。この可動部材18は上端に上記チャッ
ク19が設けられ、下端部は無端ベルト21に連結され
ている。この無端ベルト22は駆動プ−リ23と従動プ
−リ24との間に張設されている。
ド体7の他側方向に向かってブラケット14が取り付け
られ、このブラケット14には上記ハンドリングユニッ
ト1が取り付けられている。このハンドリングユニット
1はZ方向に沿って立設された支持プレ−ト16を有す
る。この支持プレ−ト16には上記Y方向と直交するX
方向に沿ってガイド部材17が設けられている。このガ
イド部材17には可動部材18の上部がスライド自在に
支持されている。この可動部材18は上端に上記チャッ
ク19が設けられ、下端部は無端ベルト21に連結され
ている。この無端ベルト22は駆動プ−リ23と従動プ
−リ24との間に張設されている。
【0016】上記駆動プ−リ23は上記支持プレ−ト1
6に設けられた駆動モ−タ25の回転軸に嵌着され、上
記従動プ−リ24は上記支持プレ−ト16に回転自在に
設けられている。したがって、上記駆動モ−タ25によ
り、上記無端ベルト21が駆動されれば、上記チャック
19がX方向に沿って前後方向に駆動されるようになっ
ている。
6に設けられた駆動モ−タ25の回転軸に嵌着され、上
記従動プ−リ24は上記支持プレ−ト16に回転自在に
設けられている。したがって、上記駆動モ−タ25によ
り、上記無端ベルト21が駆動されれば、上記チャック
19がX方向に沿って前後方向に駆動されるようになっ
ている。
【0017】上述したステ−ション部3、レジスト塗布
部4およびベ−キング部5は、上記チャック19と対向
する位置に、ハンドリングユニット1の駆動方向である
Y方向に沿って配設されている。上記ベ−キング部5は
複数、この実施例では4つのベ−カ5aが上下方向に積
み重ねられ、最下段にはベ−キングされた基板Pを冷却
するためのク−リング部5bが設けられている。
部4およびベ−キング部5は、上記チャック19と対向
する位置に、ハンドリングユニット1の駆動方向である
Y方向に沿って配設されている。上記ベ−キング部5は
複数、この実施例では4つのベ−カ5aが上下方向に積
み重ねられ、最下段にはベ−キングされた基板Pを冷却
するためのク−リング部5bが設けられている。
【0018】上記ベ−カ5aおよびク−リング部5bの
詳細は図示しないが、それぞれ複数のピンが突没自在に
設けられたプレ−トを有し、ベ−カ5aのプレ−トはヒ
−タによって加熱され、ク−リング部5bのプレ−トは
循環する冷却水によって冷却されるようになっている。
詳細は図示しないが、それぞれ複数のピンが突没自在に
設けられたプレ−トを有し、ベ−カ5aのプレ−トはヒ
−タによって加熱され、ク−リング部5bのプレ−トは
循環する冷却水によって冷却されるようになっている。
【0019】上記ハンドリングユニット1の下面側とな
る上記ガイド部材17の下方はガイド体としての第1の
カバ−31によって覆われている。この第1のカバ−3
1の内部には第1の排気ファン32およびその下流側に
第1のフィルタ33が設けられている。上記第1の排気
ファン32はハンドリングユニット1の上面側の空気を
吸引し、上記第1のフィルタ33を通して浄化する。
る上記ガイド部材17の下方はガイド体としての第1の
カバ−31によって覆われている。この第1のカバ−3
1の内部には第1の排気ファン32およびその下流側に
第1のフィルタ33が設けられている。上記第1の排気
ファン32はハンドリングユニット1の上面側の空気を
吸引し、上記第1のフィルタ33を通して浄化する。
【0020】上記第1のフィルタ33で浄化された空気
は、図中矢印で示すように上記カバ−31の上記支持プ
レ−ト16の後方に位置する部分に穿設された排気孔3
4から排出される。つまり、上記第1の排気ファン32
によって吸引されたハンドリングユニット1上方の空気
は上記排気孔34からX方向における上記レジスト塗布
部4やベ−キング部5の方向と反対側へ排出される。
は、図中矢印で示すように上記カバ−31の上記支持プ
レ−ト16の後方に位置する部分に穿設された排気孔3
4から排出される。つまり、上記第1の排気ファン32
によって吸引されたハンドリングユニット1上方の空気
は上記排気孔34からX方向における上記レジスト塗布
部4やベ−キング部5の方向と反対側へ排出される。
【0021】上記Zスライダ13の前面側は下端面が開
放した第2のカバ−35によって覆われている。この第
2のカバ−35の内部には複数の第2の排気ファン36
が設けられている。これら第2の排気ファン36は図中
矢印で示すように上記Zスライダ13の上面側の空気を
吸引し、上記第2のカバ−35の下端開口からグレ−テ
イング2に向かって排気するようになっている。
放した第2のカバ−35によって覆われている。この第
2のカバ−35の内部には複数の第2の排気ファン36
が設けられている。これら第2の排気ファン36は図中
矢印で示すように上記Zスライダ13の上面側の空気を
吸引し、上記第2のカバ−35の下端開口からグレ−テ
イング2に向かって排気するようになっている。
【0022】さらに、上記Yガイド体7の下方には、こ
のYガイド体7に沿って駆動されるYスライダ11の移
動方向に沿って複数の第3の排気ファン37が所定間隔
(1つのみ図示)で配設されている。この第3の排気フ
ァン37は上記Yスライダ11が駆動されることで発生
する塵埃を吸引し、グレ−テイング2に向けて排気する
ようになっている。
のYガイド体7に沿って駆動されるYスライダ11の移
動方向に沿って複数の第3の排気ファン37が所定間隔
(1つのみ図示)で配設されている。この第3の排気フ
ァン37は上記Yスライダ11が駆動されることで発生
する塵埃を吸引し、グレ−テイング2に向けて排気する
ようになっている。
【0023】つぎに上記構成のレジスト塗布装置1の作
用に付いて説明する。まず、ハンドリングユニット1は
X方向の一端側のステ−ション部3と対応する位置まで
駆動される。その位置でチャック19が前進方向に駆動
され、上記ステ−ション部3から基板Pを取り出す。
用に付いて説明する。まず、ハンドリングユニット1は
X方向の一端側のステ−ション部3と対応する位置まで
駆動される。その位置でチャック19が前進方向に駆動
され、上記ステ−ション部3から基板Pを取り出す。
【0024】上記ステ−ション部3から基板Pを取り出
すと、ハンドリングユニット1はその基板Pをレジスト
塗布部4に供給する。このレジスト塗布部4では基板P
にレジストを塗布する。レジストの塗布が終了した基板
Pは上記ハンドリングユニット1によってベ−キング部
5のベ−カ5aに供給され、そこでレジストがベ−キン
グされる。
すと、ハンドリングユニット1はその基板Pをレジスト
塗布部4に供給する。このレジスト塗布部4では基板P
にレジストを塗布する。レジストの塗布が終了した基板
Pは上記ハンドリングユニット1によってベ−キング部
5のベ−カ5aに供給され、そこでレジストがベ−キン
グされる。
【0025】レジストがベ−キングされた基板Pは上記
ハンドリングユニット1によってク−リング部5bに供
給されて所定の温度に冷却される。冷却された基板Pは
上記ハンドリングユニット1によって取り出され、次の
露光工程に供給される。
ハンドリングユニット1によってク−リング部5bに供
給されて所定の温度に冷却される。冷却された基板Pは
上記ハンドリングユニット1によって取り出され、次の
露光工程に供給される。
【0026】このような手順で上記基板Pにレジストを
ベ−キングするに際し、上記ハンドリングユニット1は
X、Y、Zの三次元方向に駆動される。そのうちで、と
くにハンドリングユニット1がZ方向における上昇方向
に駆動されるとき、その上昇力によってハンドリングユ
ニット1の上面側には上昇気流による空気流の乱れが発
生する虞がある。
ベ−キングするに際し、上記ハンドリングユニット1は
X、Y、Zの三次元方向に駆動される。そのうちで、と
くにハンドリングユニット1がZ方向における上昇方向
に駆動されるとき、その上昇力によってハンドリングユ
ニット1の上面側には上昇気流による空気流の乱れが発
生する虞がある。
【0027】しかしながら、上記ハンドリングユニット
1が上昇する際、その上面側の空気は第1の排気ファン
32によって下方へ吸引される。それによって、ハンド
リングユニット1の上面側で上昇気流により空気流が乱
れるのが阻止されるから、ハンドリングユニット1の摺
動部分で発生した塵埃が舞い上がってベ−キング部5の
各ベ−カ5aに収容された基板Pに付着するのが防止さ
れる。
1が上昇する際、その上面側の空気は第1の排気ファン
32によって下方へ吸引される。それによって、ハンド
リングユニット1の上面側で上昇気流により空気流が乱
れるのが阻止されるから、ハンドリングユニット1の摺
動部分で発生した塵埃が舞い上がってベ−キング部5の
各ベ−カ5aに収容された基板Pに付着するのが防止さ
れる。
【0028】上記第1の排気ファン32によって吸引さ
れた空気は、第1のフィルタ33で浄化されたのち、第
1のカバ−31に形成された排気孔34から上記ベ−キ
ング部5と反対側の方向へ排出される。そのため、上記
排気孔34から排気される空気にはほとんど塵埃が含ま
れていないばかりか、たとえ含まれていても、その空気
はレジスト塗布部4やベ−キング部5と反対側の方向へ
排出される。そのため、上記レジスト塗布部4やベ−キ
ング部5に位置する基板Pに塵埃が付着するようなこと
がない。
れた空気は、第1のフィルタ33で浄化されたのち、第
1のカバ−31に形成された排気孔34から上記ベ−キ
ング部5と反対側の方向へ排出される。そのため、上記
排気孔34から排気される空気にはほとんど塵埃が含ま
れていないばかりか、たとえ含まれていても、その空気
はレジスト塗布部4やベ−キング部5と反対側の方向へ
排出される。そのため、上記レジスト塗布部4やベ−キ
ング部5に位置する基板Pに塵埃が付着するようなこと
がない。
【0029】しかも、Zスライダ13で発生する塵埃は
第2のカバ−35内から第2の排気ファン36によって
グレ−テイング2に向けて排出され、またYスライダ1
1から発生する塵埃は第3の排気ファン37によって同
じくグレ−テイング2に向けて排気されるから、これら
のことによっても塵埃がステ−ション部3、レジスト塗
布部4あるいはベ−キング部5の基板Pに付着するのを
防止できる。
第2のカバ−35内から第2の排気ファン36によって
グレ−テイング2に向けて排出され、またYスライダ1
1から発生する塵埃は第3の排気ファン37によって同
じくグレ−テイング2に向けて排気されるから、これら
のことによっても塵埃がステ−ション部3、レジスト塗
布部4あるいはベ−キング部5の基板Pに付着するのを
防止できる。
【0030】なお、上記一実施例では第1の排気ファン
32の排気方向をハンドリングユニット1の後方にした
が、グレ−テイング2に向けて下方へ排気するようにし
てもよい。さらに、第2の排気ファン36と第3の排気
ファン37の排気方向にも、塵埃を除去するためのフィ
ルタを設けるようにしてもよい。
32の排気方向をハンドリングユニット1の後方にした
が、グレ−テイング2に向けて下方へ排気するようにし
てもよい。さらに、第2の排気ファン36と第3の排気
ファン37の排気方向にも、塵埃を除去するためのフィ
ルタを設けるようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明は、三次元方
向に駆動されるハンドリングユニットの下面側に、上記
ハンドリングユニットの上面側の空気を下方へ吸引する
排気ファンを設け、この排気ファンからの排気流をガイ
ド体によってベ−キング部とク−リング部とに流れ込ま
ない方向へ導くようにした。
向に駆動されるハンドリングユニットの下面側に、上記
ハンドリングユニットの上面側の空気を下方へ吸引する
排気ファンを設け、この排気ファンからの排気流をガイ
ド体によってベ−キング部とク−リング部とに流れ込ま
ない方向へ導くようにした。
【0032】そのため、上記排気ファンによる排気流
で、ハンドリングユニットが上下方向に駆動された際
に、このハンドリングユニットの上面側で上昇気流によ
る空気流の乱れが生じるのを防止できるから、上記ハン
ドリングユニットの摺動部分から発生する塵埃がベ−キ
ング部やク−リング部の基板に付着するのを防止でき
る。
で、ハンドリングユニットが上下方向に駆動された際
に、このハンドリングユニットの上面側で上昇気流によ
る空気流の乱れが生じるのを防止できるから、上記ハン
ドリングユニットの摺動部分から発生する塵埃がベ−キ
ング部やク−リング部の基板に付着するのを防止でき
る。
【図1】この発明の一実施例の全体構成を示す側面図。
【図2】同じく全体の配置状態を示す平面図。
1…ハンドリングユニット、5…ベ−キング部、5a…
ベ−カ、5b…ク−リング部、31…第1のカバ−(ガ
イド体)、32…排気ファン。
ベ−カ、5b…ク−リング部、31…第1のカバ−(ガ
イド体)、32…排気ファン。
Claims (1)
- 【請求項1】 基板に塗布されたレジストをベ−キング
する複数のベ−カを有するベ−キング部およびこのベ−
キング部によってベ−キングされた基板を冷却するク−
リング部とが上下方向に設けられたレジスト塗布装置に
おいて、三次元方向に駆動され上記ベ−キング部とク−
リング部とに対して基板を搬入および搬出するハンドリ
ングユニットと、このハンドリングユニットの下面側に
設けられ上記ハンドリングユニットの上面側の空気を下
方へ吸引する排気ファンと、この排気ファンからの排気
流を上記ベ−キング部とク−リング部とに流れ込まない
方向へ導くガイド体とを具備したことを特徴とするレジ
スト塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2409494A JPH07235468A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | レジスト塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2409494A JPH07235468A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | レジスト塗布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07235468A true JPH07235468A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12128797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2409494A Pending JPH07235468A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | レジスト塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07235468A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100310818B1 (ko) * | 1999-09-28 | 2001-10-18 | 김원남 | 엘·오·시 패키지 제조시의 다이 본딩 공정용 에폭시 스템핑 시스템 및 이를 이용한 에폭시 스템핑 방법 |
KR100292935B1 (ko) * | 1996-11-26 | 2001-10-24 | 이시다 아키라 | 기판 처리 장치 |
KR100787001B1 (ko) * | 2006-07-31 | 2007-12-18 | (주)다사로봇 | 반도체 장비 내부 분진 제거 시스템 |
KR20140102366A (ko) * | 2013-02-13 | 2014-08-22 | 세메스 주식회사 | 기판반송장치 |
-
1994
- 1994-02-22 JP JP2409494A patent/JPH07235468A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100292935B1 (ko) * | 1996-11-26 | 2001-10-24 | 이시다 아키라 | 기판 처리 장치 |
KR100310818B1 (ko) * | 1999-09-28 | 2001-10-18 | 김원남 | 엘·오·시 패키지 제조시의 다이 본딩 공정용 에폭시 스템핑 시스템 및 이를 이용한 에폭시 스템핑 방법 |
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KR20140102366A (ko) * | 2013-02-13 | 2014-08-22 | 세메스 주식회사 | 기판반송장치 |
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