JPH07122548B2 - 農産物乾燥機用の通風装置 - Google Patents

農産物乾燥機用の通風装置

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JPH07122548B2
JPH07122548B2 JP2067845A JP6784590A JPH07122548B2 JP H07122548 B2 JPH07122548 B2 JP H07122548B2 JP 2067845 A JP2067845 A JP 2067845A JP 6784590 A JP6784590 A JP 6784590A JP H07122548 B2 JPH07122548 B2 JP H07122548B2
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ventilation
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ventilation passage
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光一 山出
六郎 鹿島
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Kubota Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B21/00Arrangements or duct systems, e.g. in combination with pallet boxes, for supplying and controlling air or gases for drying solid materials or objects
    • F26B21/06Controlling, e.g. regulating, parameters of gas supply
    • F26B21/08Humidity
    • F26B21/086Humidity by condensing the moisture in the drying medium, which may be recycled, e.g. using a heat pump cycle

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、乾燥用の空気を農産物乾燥機に供給するため
の通風装置に関する。
〔従来の技術〕
かかる農産物乾燥機用の通風装置としては、例えば特開
昭62−41576号公報に開示されているように、導入され
る外気を加温するコンデンサーと冷却するエバポレータ
ーの両方を有し、且つ、農産物乾燥機に接続される通風
路と、空気量を調節するダンパーを有し、且つ、通風路
の下手側に接続される外気導入路と、前記通風路と前記
外気導入路に対して通風作用する送風ファンとを備えた
ものが知られている。
この通風装置では、コンデンサーとエバポレーターの共
働によって常温除湿された通風路からの除湿空気と、外
気導入路からの空気とを混合し、その混合空気を農産物
乾燥機へ送っている。そしてダンパを操作して外気導入
路からの空気量を増減すれば、混合空気の混合割合を任
意に調節することができ、除湿空気だけでも農産物乾燥
機に送ることもできる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の通風装置では、除湿空気のみ送る状態と、除湿空
気と外気とを混合した空気を送る状態の二通りがある
が、いずれも外気と略同じ温度の空気を送ることにな
る。したがって、外気の温度が高いときには農産物を早
期に乾燥させることができるが、外気の温度が低いとき
には、例えば冬期や寒冷地で使用するときには余り高い
乾燥効果が得られない難点がある。
本発明は、かかる実情に着目してなされたものであっ
て、その目的は、外気温の高低にかかわらず、農産物を
良好に乾燥するための通風を行えるようにすることにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る農産物乾燥機用の通風装置では、導入され
る外気を加温するコンデンサーを有し、且つ、農産物乾
燥機に接続される第1通風路と、導入される外気を除湿
するエバポレーターを有し、且つ、外部への排出口を備
えた第2通風路と、前記第1通風路から前記第2通風路
へのバイパス路と、そのバイパス路を通して前記第2通
風路から前記第1通風路へ流れる除湿空気量を調節する
調節手段と、前記第1通風路と前記第2通風路に対して
通風作用する送風手段とを備え、前記第1通風路が、前
記第2通風路の上方に配置されている点を特徴構成にし
ている。
〔作 用〕
第1通風路では、導入される外気がコンデンサーによっ
て加温されて加温空気となり、その全量が送風手段の通
風作用によって農産物乾燥機へ送られる。また、第2通
風路では、導入される外気がエバポレーターによって冷
却されて除湿空気となり、その一部が送風手段の通風作
用によってバイパス路を通して前記第1通風路へ流れ、
残りが排出口から外部に排出される。そして、第1通風
路からの加温空気とバイパス路を通した第2通風路から
の除湿空気とが混合し、この混合空気が農産物乾燥機へ
送られることになる。この場合、バイパス路を通して第
1通風路へ流れる除湿空気量と、排出口を通して外部に
流れる除湿空気量は、調節手段の操作によって背反的に
調節可能である。
前記調節手段は、外気温が高いときには、第2通風路か
ら第1通風路へ流れる除湿空気量が増大する方へ調節
し、外気温に近くて除湿空気を多く含む混合空気を農産
物乾燥機へ送り込むようにする。また、外気温が低いと
きには、除湿空気量が減少する方へ調節し、加温空気を
多く含む混合空気を送り込むようにする。
加温空気は上方へ移動するので、第1通風路の下部は上
部ほど加熱されないし、除湿空気は下方へ移動するの
で、第2通風路の上部は下部ほど冷却されない。つま
り、第1通風路と第2通風路の温度差を比較すると、第
1通風路の下部と第2通風路の上部との差が最も小さい
ことになる。したがって、第1通風路が第2通風路の上
方に配置されている状態では、伝導による熱損失が最も
少なく抑えられる。
〔発明の効果〕
その結果、加温空気を送ることができるので、外気温が
低い場合であっても農産物乾燥機の乾燥能力を高くする
ことができる。しかも、第1及び第2通風路を上下に並
べてあるので、平面視での設置スペースを減少させなが
ら、熱損失による効率の低下の減少に役立てることがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図に示すように、穀物乾燥機(A)と通風装置(B)と
が通風ダクト(1)を介して接続されている。
前記穀物乾燥機(A)には、穀粒を貯留して乾燥させる
ための貯留空間(SP)が確保され、この貯留空間(SP)
を横方向に横切る形で複数の通風路(2)が備えられて
いる。貯留空間(SP)では、上部の均分器(3)から少
量ずつ供給される穀粒と、下部の傾斜板(4)の隙間か
らロータリバルブ(5)の駆動によって少量ずつ排出さ
れる穀粒とが均衡して、穀粒全体としては最上部の通風
路(2)を越える高さのレベルを維持しながらも、穀粒
夫々については徐々に下方へ移動していくようになって
いる。また、通風路(2)は、給気枠(2a)に連結され
て、通風ダクト(1)を通して送られてきた除湿用の空
気を貯留空間(SP)へ吹き出すものと、排気枠(2b)に
連結されて、貯留空間(SP)から空気を吸い込むための
ものとがあり、いずれも下開放の山形のフレームによっ
て穀粒中に形成されている。
前記穀物乾燥機(A)では、貯留空間(SP)から排出さ
れた穀粒を再び貯留空間(SP)へ戻すことによって穀粒
を循環させながらテンパリング乾燥を行なっている。つ
まり、前記ロータリバルブ(5)の間欠駆動によって貯
留空間(SP)から適当時間ごとに排出される穀粒を下部
スクリュー(6)によって横一側へ搬送し、その搬送さ
れた穀粒を昇降機(7)によって上方へ揚送し、揚送さ
れた穀粒を上部スクリュー(8)によって上部中央へ搬
送し、その搬送された穀粒を前記均分器(3)によって
均等に貯留空間(SP)へ放散するようになっている。
尚、図中で示される(9)は、貯留空間(SP)の穀粒の
高さレベルを検出する満量計、(10)は、排気枠(2b)
へ吸気作用して貯留空間(SP)の湿り空気を外部へ排出
するための排気送風機、(11)は、貯留空間(SP)内に
浮遊する塵を外部へ排出するための除塵装置、(12)
は、穀物乾燥機(A)内に穀粒を供給するためのホッパ
ー、(13)は、穀粒の水分を計測するための単粒水分
計、(14)は、装置全体の制御を司る制御装置、()
は、風の流れである 前記通風装置(B)には、コンデンサー(15)と第1送
風ファン(16)(送風手段に相当する)とを有する第1
通風室(17)(第1通風路に相当する)と、エバポレー
ター(18)と第2送風ファン(19)(第1送風ファンと
同様に送風手段に相当する)とを有する第2通風室(2
0)(第2通風路に相当する)とが、第1通風室(17)
の真下に第2通風室(20)を配置した状態で設けられて
いる。また、前記第1通風室(17)の排出口(21)は通
風ダクト(1)に嵌合接続され、第2通風室(20)の排
出口(22)は外部に連通し、第1通風室(17)と第2通
風室(20)とは通気口(23)(バイパス路に相当する)
を介して連通している。更に、第2通風室(20)の排出
口(22)と通気口(23)の夫々に、空気量を調節するた
めのダンパー(24),(25)が設けられている。これら
ダンパー(24),(25)は、1個の電動モータ(26)の
駆動によって同時に且つ背反的に開閉操作されるよう構
成されている。
前記送風装置(B)が作動すると、第1通風室(17)で
は、導入された外気がコンデンサー(15)によって加温
された後、その加温空気の全量が第1送風ファン(16)
によって通風ダクト(1)へ送られる。また第2通風室
(20)では、導入された外気がエバポレーター(18)に
よって冷却されて除湿された後、第2送風ファン(19)
によって、その除湿空気の一部は排出口(22)から排出
されるとともに、残りは通気口(23)を通して第1通風
室(17)へ送られる。つまり、第1通風室(17)の加温
空気の全量と第2通風室(20)の除湿空気の一部が第1
通風室(17)で混合されて乾燥用の混合空気となり、そ
の混合空気が通風ダクト(1)を通して穀物乾燥機
(A)へ送られることになる。
前記穀物乾燥機(A)へ送られる混合空気の割合は、前
記第2通風室(20)から第1通風室(17)へ送られる除
湿空気の量を調節することで変更することができる。例
えば、排出口側のダンパー(24)が閉じ側へ、通気口側
のダンパー(25)が開き側へ操作されるように電動モー
タ(26)を駆動させれば、混合空気に含まれる除湿空気
の割合は増大し、排出口側のダンパー(24)が開き側
へ、通気口側のダンパー(25)が閉じ側へ操作されるよ
うに電動モータ(26)を駆動させれば、混合空気に含ま
れる除湿空気の割合は減少することになる。更に、排出
口側のダンパー(24)が全開し、通気口側のダンパー
(25)が全閉するまで電動モータ(26)を駆動させれ
ば、混合空気は加温空気のみとなる。尚、図中(27)は
圧縮機であって、この圧縮機(27)の駆動を停止すれ
ば、コンデンサー(15)やエバポレーター(18)を加温
除湿作用が停止されて、外気をそのまま乾燥用空気とし
て供給することもできる。
〔別実施例〕
先の実施例では、第2通風室(20)の除湿空気をコンデ
ンサー(15)の通風下手側へ送るように通気口(23)が
設けられているが、コンデンサー(15)の通風上手側へ
送るように通気口(23)が設けられてもよい。
前記通風装置(B)から送風するのは、穀物の乾燥機の
みならず、他の農産物に使用する乾燥機でもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る農産物乾燥機用の通風装置の概略を
湿す全体縦断面図である。 (15)……コンデンサー、(16),(19)……送風手
段、(17)……第1通風路、(18)……エバポレータ
ー、(20)……第2通風路、(22)……排出口、(23)
……バイパス路、(24),(25)……調節手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導入される外気を加温するコンデンサー
    (15)を有し、且つ、農産物乾燥機に接続される第1通
    風路(17)と、導入される外気を除湿するエバポレータ
    ー(18)を有し、且つ、外部への排出口(22)を備えた
    第2通風路(20)と、前記第1通風路(17)から前記第
    2通風路(20)へのバイパス路(23)と、そのバイパス
    路(23)を通して前記第2通風路(20)から前記第1通
    風路(17)へ流れる除湿空気量を調節する調節手段(2
    4),(25)と、前記第1通風路(17)と前記第2通風
    路(20)に対して通風作用する送風手段(16),(19)
    とを備え、前記第1通風路(17)が、前記第2通風路
    (20)の上方に配置されている農産物乾燥機用の通風装
    置。
JP2067845A 1990-03-16 1990-03-16 農産物乾燥機用の通風装置 Expired - Lifetime JPH07122548B2 (ja)

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JPS61276682A (ja) * 1985-05-30 1986-12-06 豊国工業株式会社 農産物等の乾燥装置

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