JP2002181451A - 大豆乾燥方法および大豆乾燥装置 - Google Patents

大豆乾燥方法および大豆乾燥装置

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JP2002181451A
JP2002181451A JP2000379931A JP2000379931A JP2002181451A JP 2002181451 A JP2002181451 A JP 2002181451A JP 2000379931 A JP2000379931 A JP 2000379931A JP 2000379931 A JP2000379931 A JP 2000379931A JP 2002181451 A JP2002181451 A JP 2002181451A
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drying
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soybean
soybeans
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Soichi Yamamoto
惣一 山本
Eiji Oyama
栄司 大山
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Yamamoto and Co Ltd
Yamamoto Co Ltd
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Yamamoto and Co Ltd
Yamamoto Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】貯留乾燥容器等の容器または槽内に投入してそ
れの通気床上に堆積させた大豆を流動させることによる
損傷粒の発生を防止し、かつ、大量に電力を使用する除
湿式一定湿度調整装置や加湿器を用いることなく乾燥さ
せる。 【解決手段】ビン2内に大豆を投入して通気床21上に
堆積させ、通気床21の下面側に形成した導風路aに、
送風機3により大気を送給して、通気床21上の大豆の
堆積層G内を上方に吹き抜けさせる大豆乾燥方法におい
て、堆積層Gを吹き抜けた空気を、ビン2の天井部と送
風機3により戻り空気ダクト7を通して導風路aに送給
する供給空気に対し混合させ、その混合比の調整によ
り、供給空気の湿度を、大豆子実に乾燥裂皮を生ぜしめ
ない乾燥速度で乾燥させるのに適する湿度に調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、大豆子実を、容器
または槽内に投入して、それに供給する通風により乾燥
させる大豆乾燥手段についての改良に関する。
【0002】
【従来の技術】大豆子実を、容器または槽内に投入して
通風により乾燥させる手段は、大豆を貯留乾燥容器また
は貯留乾燥槽内に投入して、その容器の、通気性の床板
で形成した通気床上に堆積させ、これに通気床の下面側
から送風機により大気を直接供給するか、その大気をヒ
ーターにより加温して湿度を調整低下させて供給するこ
とで乾燥させ、所定水分値になったところで、その水分
値と平衡する湿度とした大気を供給して貯留する手段と
して、従来から行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この大豆を貯留乾燥容
器等により乾燥する手段は、容器の通気床の下面側から
送給する大気を、その通気床の上面側に堆積している大
豆の堆積層に対し、それを下方から上方に吹き抜けてい
くように流過させることで乾燥させることから、風上側
となる堆積層の下層側が早く乾燥し上層側の乾燥が遅れ
るようになるので、容器内に投入して通気床の上面に堆
積させた大豆の堆積層を、それの下層側から容器の外に
排出搬出させて容器の上方から堆積層の上面に戻すこと
で積みかえを行なうか、容器内の通気床の上方に、竪の
スクリューオーガーを設けておいて、これの作動により
投入した堆積層を上下に撹拌流動させることが必要とな
るが、これによる大豆の流動により表面に損傷が生じて
くる問題がある。
【0004】また、乾燥の進行が遅れる穀粒層の上層側
の大豆を所定水分値にまで乾燥させたときに、乾燥の進
行の早い風上側が過乾燥となるので、これを防ぐため
に、供給する大気を一定の湿度に保持させるための電力
利用の除湿式一定湿度制御装置が必要となり、機械装置
のコスト高を招き、かつ、電力エネルギーを大量に使用
するようになる問題がある。
【0005】さらに、送給する大気の湿度が低すぎると
きには、大豆が乾き過ぎるようになることから、送給す
る大気の湿度を上昇させるための加湿器を組み込まれな
ければならず、前述の問題を一層増巾させるようにな
る。
【0006】また、容器内に堆積させた大豆に対して送
給する大気はそれの大気条件が大豆乾燥に適したものと
なっていないと、大豆子実の表面に乾燥裂皮を生ぜしめ
るようになる問題がある。
【0007】この大豆子実に乾燥裂皮を生ぜしめない大
気の条件は、それの温度は乾燥裂皮の発生にそれほど大
きな影響を与えず、大気湿度が大きく影響する。
【0008】そして、その大気湿度は、乾燥しようとす
る大豆子実の含水率により異なってくるが、大豆子実を
通風により乾燥させるときに、乾減率が毎時2〜3%程
度となる乾燥速度で乾燥させると、乾燥裂皮の発生が抑
えられることから、この2〜3%の乾減率を維持して乾
燥させていける大気湿度となっていればよいことが判っ
てきた。しかし、送給する大気の条件を、それの大気湿
度が上述の乾減率を維持して大豆を乾燥させていけるよ
うに保持せしめるには、そのために装備せしめる機械装
置にコストがかかる。また、それの制御が面倒になる別
の問題がでてくる。
【0009】本発明は、従前の貯留乾燥容器等により行
なう大豆の乾燥手段に生じている上述の問題を解消せし
めるためになされたものであって、貯留乾燥容器等の容
器または槽内に投入してそれの通気床上に堆積させる大
豆の堆積層を、それに対して積みかえるローテーション
も上下方向の撹拌流動も行なわずに静置状態に保持せし
めて、所定の乾燥が行なえるようにして、大豆を流動さ
せることによる損傷粒の発生を防止し、かつ、コスト高
を招き大量に電力を使用する除湿式一定湿度調整装置や
加湿器を用いることなく、大豆に対し送給する大気条件
を、その大豆に乾燥裂皮を生ぜしめない乾燥速度(乾減
率)を維持して乾燥させていける大気湿度に調整して送
給し得るようにする新たな手段を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】そして、本発明において
は、上述の目的を達成するための手段として、ビン2内
に大豆を投入して通気床21上に堆積させ、通気床21
の下面側に形成した導風路aに、送風機3により大気を
送給して、通気床21上の大豆の堆積層Gを上方に吹き
抜けさせて大豆を乾燥させる大豆乾燥方法において、堆
積層Gを吹き抜けた空気を、ビン2の天井部と送風機3
により大気を導風路aに送給する供給風路8とを接続す
る戻り空気ダクト7により、戻り空気として導風路aに
送給する供給空気に対し混合させ、その戻り空気と供給
空気との混合比の調整により、供給空気の湿度を、大豆
子実に乾燥裂皮を生ぜしめない乾燥速度で乾燥させるの
に適する湿度に調整して、その供給空気を大豆の堆積層
Gに供給することにより大豆の乾燥を行なうことを特徴
とする大豆の乾燥方法を提起し、また、ビン2内の底部
に、通気床21を棚設し、その通気床21の下面側に導
風路aを形成して、そこに、大気取入口80から取り込
む大気を送風機3により送給する供給風路8の下流側を
接続し、ビン2内腔の上部に、戻り空気ダクト7の上流
側を接続し、そのダクト7の下流側を、供給風路8の送
風機3よりも上流側において、その供給風路8に開度調
節自在とした循環ダンパd2を介し接続し、その戻り空
気ダクト7の途中には外部に開放する排気口70を設け
て、開度調節自在の排気口ダンパd1を装設し、供給風
路8の上流側の端部には、開度調節自在とした給気口ダ
ンパd3を装設し、循環ダンパd2・排気口ダンパd1
・給気口ダンパd3等の各ダンパの開度の調整により、
戻り空気の供給空気に対する混合比を変更調節して、供
給空気の湿度を、大豆子実に乾燥裂皮を生ぜしめない乾
燥速度で乾燥させるのに適する湿度に調整するようにし
たことを特徴とする大豆乾燥装置を提起するものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明による大豆乾燥手段は、乾
燥しようとする大豆を投入する容器(ビン)には、図1
にあるように、周壁を多角筒状乃至円筒状に形成して、
所定の場所に敷設せる基礎1の上面に構築して設置する
通常の丸型のビン2を用いてよい。
【0012】このビン2は、それの内部の穀槽部20の
底部で、床面となる基礎1の上面よりも所定の高さに上
昇させた位置に、その穀槽部20内に張り込む穀物を堆
積させるための床を通気性の通気床21に形成して棚設
し、その通気床21の下面側の空間を、大気の導風路a
に形成して、そこに送風機3により大気を送り込んで、
その導風路aから通気床21の上面に堆積させて穀物G
に対し大気を送給するようにし、かつ、この通気床21
の下面の導風路aとする空間内に、通気床21に開閉自
在に装架しておく排出口(図示省略)から排出させる乾
燥処理ずみの穀物をビン2の外に搬出するための排出コ
ンベア4を配設し、ビン2の頂部には、ビン2の外に立
設せる昇降機5により揚送して張込用の搬送コンベア6
で搬送する穀物を、ビン2内の穀槽部20に投入するた
めの投入樋60を接続連通させることで、通常の丸型ビ
ンと同様に構成してある。
【0013】そして、このビン2は、本発明手段におい
ては、ある一定の日に、または期間を経て間欠的に投入
される大豆を、通気床21上に堆積させた状態のままの
静置状態において、送風機3により送給する大気により
静置乾燥の形態で乾燥させることから、投入して堆積さ
せた大豆の堆積層Gを上下に撹拌流動させるために通常
ビン2内に装設される竪のスクリューオーガーは必要が
なく、これの装設を省略してよい。この竪のスクリュー
オーガーが装備されているビンを利用して構成するとき
は、この竪のスクリューオーガーは、作動させない状態
としておいてよい。
【0014】本発明手段は、このビン2内の通気床21
上に堆積させた大豆を静置状態において、これに送給す
る大気を、それの大気湿度が、大豆子実に乾燥裂皮を生
ぜしめない乾減率が毎時2〜3%の乾燥速度で乾燥させ
る際のその乾減率を維持して乾燥させるのに適する湿度
に調整して送給することで、大豆の乾燥を行なわすよう
にするが、そのための、大気条件の調整には、電力利用
の除湿式一定湿度制御装置および加湿器を用いずに、大
豆の堆積層に送給されて、それを流過することで、大豆
から水分を奪って湿度が上昇した戻り空気を利用し、そ
れを、大豆の堆積層に送給する大気に混合することで行
なうようにする。
【0015】そのため、ビン2には、図1にあるよう
に、投入した大豆の堆積層Gの上方の天井部に接続連通
する戻り空気ダクト7を設け、それの終端側を、ビン2
の通気床21の下方の導風路aに大気を送給する供給風
路8に対し、その供給風路8の途中に設ける送風機3よ
りも上流側において接続し、かつ、この戻り空気ダクト
7の途中には、外気に対し開放する排気口70を設けて
おき、この排気口70の内側部位および前述の供給風路
8との接続部位ならびにその供給風路8の大気取入口8
0の内側部位とに、それぞれ開度を調節自在とした排気
口ダンパd1と循環ダンパd2と給気口ダンパd3とを
設けるとともに、それらの開度をダンパ制御装置9によ
り制御させておいて、それの制御作動により、戻り空気
の送給する大気(供給空気)に対する混合比の変更が行
なわれるようにする。
【0016】このとき、このダンパd1・d2・d3の
開度の変更制御は、導風路aに設けておく湿度センサS
1とビン2内の大豆の堆積層Gの上方の天井部に設けて
おく湿度センサS2と、供給風路8の大気取入口80の
外に設けておく湿度センサS3とにより、供給風路8か
ら導風路aに送給される供給空気の湿度と、通気床21
の大豆の堆積層Gを吹き抜けた戻り空気の湿度と、大気
取入口80から取り入れる大気の湿度とを計測させ、こ
れらの計測値から、供給空気の湿度が投入した大豆を毎
時2〜3%の乾減率をもって乾燥させるのに適する湿度
とするように、供給空気に対する戻り空気の混合比を演
算させて、その混合比となるように、各ダンパd1・d
2・d3の開度を自動制御させるようにすることが有効
である。
【0017】この戻り空気を利用する本発明手段は、取
り込む大気の湿度が高く、ダンパd1・d2・d3の制
御作動では、供給空気の湿度を、前述の乾減率を維持し
て乾燥を進行させる湿度に調整し得ない場合のために、
供給風路8の大気取入口80にバーナー装置などの補助
熱源Hを設けておき、これの作動により取り込む大気の
湿度を低下させるようにする。
【0018】そして、このように構成しておく本発明手
段において、ビン2内に大豆を投入して乾燥するとき
は、大気の湿度が、大豆子実に乾燥裂皮を生ぜしめない
乾燥速度(乾減率2〜3%/h)で乾燥させていくのに
適した大気湿度である場合には、別表1の第1欄にある
ように、給気口ダンパd3と排気口ダンパd1とを全開
とし、循環ダンパd2を全閉として、バーナー装置等の
補助熱源はオフの状態で、送風機3を作動させることに
よる通風乾燥で行なう。
【0019】
【表1】
【0020】また、大気の湿度が低いときは、循環ダン
パd2を開き、送風機3の作動により導風路aから大豆
の堆積層Gを吹き抜けて戻り空気ダクト7に流れる戻り
空気が、大気取入口80から取り込まれて導風路aに送
給されていく大気に混合して、その大気を湿度を上昇さ
せた供給空気として大豆の堆積層Gに供給されていくよ
うにする。
【0021】そして、このとき、循環ダンパd2を経て
供給空気に混合していく戻り空気と供給空気との混合比
を、それにより調整される供給空気の湿度が、大豆子実
をそれに乾燥裂皮を生ぜしめない乾減率(2〜3%/
h)の乾燥速度で乾燥させる際に、その乾減率を維持さ
せるのに適する湿度となるように、循環ダンパd2の開
度を調整し、また、排気口ダンパd1の開度と給気口ダ
ンパd3の開度を調整して、大気取入口80からの大気
の取込量とこれに混合させる戻り空気の量を設定する。
【0022】この戻り空気の、供給空気に対する混合比
を設定するための循環ダンパd2・排気口ダンパd1・
給気口ダンパd3の開度の設定は、導風路aに供給空気
の湿度を検出する湿度センサS1を設け、ビン2内の天
井部に堆積層Gを吹き抜けた空気(戻り空気)の湿度を
検出する湿度センサS2を設け、また、大気取入口80
に取り入れる大気の湿度を検出する湿度センサS3を設
け、かつ、それらにより計測される湿度の信号値を、ダ
ンパ制御装置9に設けておく制御基板に導き、それに組
み込んだ演算回路により、乾減率を2〜3%/hとする
湿度とするための供給空気と戻り空気との混合比を演算
させ、それにより、各ダンパd1・d2・d3を開閉作
動させる各モーターの駆動回路を制御せしめて、各ダン
パd1・d2・d3の開度を自動制御するようにしてお
く場合にあっては、ビン2内に大豆を投入して堆積させ
て送風機3を作動させることで、自動的に各ダンパd1
・d2・d3の開度が設定される。そして、乾燥作業中
に、大気湿度の変動があれば、それにより自動調整され
る。
【0023】次に、大気湿度が高いときは、給気口ダン
パd3および排気口ダンパd1をそれぞれ全開とし、循
環ダンパd2を全閉として、バーナー装置等の補助熱源
Hを作動させて大気取入口80から取り込む大気を加温
し、それの湿度を、前述の乾減率を維持して乾燥してい
くのに適応する湿度に低下させて堆積層Gに供給し、そ
れを吹き抜けた戻り空気の全てが排気口70から外気に
放出されていくようにする。
【0024】この大気湿度が高いときの各ダンパの開度
の制御も、各ダンパd1・d2・d3の開閉作動が、湿
度センサS1・S2・S3の検出作動によるダンパ制御
装置9の制御作動により行なわれるようにしているとき
は、自動制御される。
【0025】次に、上述の大気湿度に対応させて、戻り
空気の供給空気に対する混合比を変えることで、供給す
ることで乾燥を行なう際、それにより、大豆が所定の水
分値に乾し上げられてくる乾燥終期においては、給気口
ダンパd3と排気口ダンパd1とを全閉とし、循環ダン
パd2を全開として、穀粒の堆積層Gを吹き抜けた戻り
空気の全量が再び供給空気となって供給されるように
し、これにより、ビン2内に投入した大豆の所定水分値
へのむらのない乾燥と貯留が行なわれるようにする。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明手段におい
ては、ビン2内に投入し通気床21上に堆積させた大豆
を、静値状態において、大気通風により乾燥させ、か
つ、供給する大気の湿度を戻り空気を利用し、大豆子実
に乾燥裂皮を生ぜしめない乾燥速度で乾燥させるのに適
する湿度に調整して供給することから、大豆を流動によ
る損傷を生ぜしめずに乾燥でき、また、供給する大気の
湿度調整が、除湿機とか加湿機とかの大量の電気エネル
ギーを使用する機器を用いないで行なえるので省エネル
ギーで乾燥し得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明手段の実施に用いる大豆貯留乾燥装置の
一部破断した側面図である。
【符号の説明】
G…堆積層、H…補助熱源、a…導風路、d1…排気口
ダンパ、d2…循環ダンパ、d3…給気口ダンパ、S1
・S2・S3…湿度センサ、1…基礎、2…ビン、20
…穀槽部、21…通気床、3…送風機、4…排出コンベ
ア、5…昇降機、6…搬送コンベア、60…投入樋、7
…戻り空気ダクト、70…排気口、8…供給風路、80
…大気取入口、9…ダンパ制御装置。
フロントページの続き Fターム(参考) 2B100 AA02 BB06 BC03 DA02 DA14 DA16 3L113 AA01 AB03 AC04 AC35 AC45 AC46 AC52 AC56 AC67 BA03 CA09 CB03 CB22 CB24 CB27 DA02 DA24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビン2内に大豆を投入して通気床21上
    に堆積させ、通気床21の下面側に形成した導風路a
    に、送風機3により大気を送給して、通気床21上の大
    豆の堆積層Gを上方に吹き抜けさせて大豆を乾燥させる
    大豆乾燥方法において、堆積層Gを吹き抜けた空気を、
    ビン2の天井部と送風機3により大気を導風路aに送給
    する供給風路8とを接続する戻り空気ダクト7により、
    戻り空気として導風路aに送給する供給空気に対し混合
    させ、その戻り空気と供給空気との混合比の調整によ
    り、供給空気の湿度を、大豆子実に乾燥裂皮を生ぜしめ
    ない乾燥速度で乾燥させるのに適する湿度に調整して、
    その供給空気を大豆の堆積層Gに供給することにより大
    豆の乾燥を行なうことを特徴とする大豆の乾燥方法。
  2. 【請求項2】 ビン2内に大豆を投入して通気床21上
    に堆積させ、通気床21の下面側に形成した導風路a
    に、送風機3により大気を送給して、通気床21上の大
    豆の堆積層Gを上方に吹き抜けさせて大豆を乾燥させる
    大豆乾燥方法において、堆積層Gを吹き抜けた空気を、
    ビン2の天井部と送風機3により大気を導風路aに送給
    する供給風路8とを接続する戻り空気ダクト7により、
    戻り空気として導風路aに送給する供給空気に対し混合
    させ、その戻り空気と供給空気との混合比の調整によ
    り、供給空気の湿度を、大豆子実に乾燥裂皮を生ぜしめ
    ない乾燥速度で乾燥させるのに適する湿度に調整して、
    その供給空気を大豆の堆積層Gに供給することで大豆の
    乾燥を行ない、大豆が所定の水分値に乾し上げられてく
    る乾燥終期に、穀粒の堆積層Gを吹き抜けた戻り空気の
    全量が再び供給空気となって供給されるようにして、ビ
    ン2内に投入した大豆の所定水分値へのむらのない乾燥
    と貯留が行なわれるようにすることを特徴とする大豆の
    乾燥方法。
  3. 【請求項3】 ビン2内の底部に、通気床21を棚設
    し、その通気床21の下面側に導風路aを形成して、そ
    こに、大気取入口80から取り込む大気を送風機3によ
    り送給する供給風路8の下流側を接続し、ビン2内腔の
    上部に、戻り空気ダクト7の上流側を接続し、そのダク
    ト7の下流側を、供給風路8の送風機3よりも上流側に
    おいて、その供給風路8に開度調節自在とした循環ダン
    パd2を介し接続し、その戻り空気ダクト7の途中には
    外部に開放する排気口70を設けて、開度調節自在の排
    気口ダンパd1を装設し、供給風路8の上流側の端部に
    は、開度調節自在とした給気口ダンパd3を装設し、循
    環ダンパd2・排気口ダンパd1・給気口ダンパd3等
    の各ダンパの開度の調整により、戻り空気の供給空気に
    対する混合比を変更調節して、供給空気の湿度を、大豆
    子実に乾燥裂皮を生ぜしめない乾燥速度で乾燥させるの
    に適する湿度に調整するようにしたことを特徴とする大
    豆乾燥装置。
  4. 【請求項4】 排気口ダンパd1・循環ダンパd2・給
    気口ダンパd3の各ダンパを、各別のモータにより各別
    に開度調整が行なわれるようにするとともに、それらの
    開度の開閉作動をダンパ制御装置9により制御させ、か
    つ、導風路a内には、供給空気の湿度を検出する湿度セ
    ンサS1を設け、ビン2内の天井部には大豆の堆積層G
    を吹き抜けた空気の湿度を検出する湿度センサS2を設
    け、供給風路8の大気取入口80の外部には大気湿度を
    検出する湿度センサS3を設けて、それらの検出する湿
    度の検出信号値により、ダンパ制御装置9を制御せしめ
    て各ダンパの開度を自動制御させることを特徴とする請
    求項3記載の大豆乾燥装置。
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