JPH0490488A - 農産物乾燥機用の通風装置 - Google Patents
農産物乾燥機用の通風装置Info
- Publication number
- JPH0490488A JPH0490488A JP20646290A JP20646290A JPH0490488A JP H0490488 A JPH0490488 A JP H0490488A JP 20646290 A JP20646290 A JP 20646290A JP 20646290 A JP20646290 A JP 20646290A JP H0490488 A JPH0490488 A JP H0490488A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- air
- temperature
- surrounding air
- outside air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000001035 drying Methods 0.000 title abstract description 11
- 238000005273 aeration Methods 0.000 title abstract 5
- 239000012773 agricultural material Substances 0.000 title 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 85
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 11
- 238000007791 dehumidification Methods 0.000 description 7
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000005496 tempering Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/52—Heat recovery pumps, i.e. heat pump based systems or units able to transfer the thermal energy from one area of the premises or part of the facilities to a different one, improving the overall efficiency
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、導入される外気を加温するコンデンサーを有
し且つ農産物乾燥機に接続される第1通風゛路と、導入
される外気を除湿するエバポレーターを有し且つ外部へ
の排出口を備えた第2通風路と、この第2通風路から前
記第1通風路への通気口と、その通気口を通して前記第
2通風路から前記第1通風路へ流れる除湿空気量を調節
する調節手段と、前記第1通風路と前記゛第2通風路に
対して通風作用する送風手段とが設けられた農産物乾燥
機用の通風装置間する。
し且つ農産物乾燥機に接続される第1通風゛路と、導入
される外気を除湿するエバポレーターを有し且つ外部へ
の排出口を備えた第2通風路と、この第2通風路から前
記第1通風路への通気口と、その通気口を通して前記第
2通風路から前記第1通風路へ流れる除湿空気量を調節
する調節手段と、前記第1通風路と前記゛第2通風路に
対して通風作用する送風手段とが設けられた農産物乾燥
機用の通風装置間する。
かかる農産物乾燥機用の通風装置は、ヒートポンプによ
って加温された空気又は常温除湿された空気を選択的に
、あるいは混合調整して乾燥機に送り込むものであって
、既に本発明の出願人より提案されている。
って加温された空気又は常温除湿された空気を選択的に
、あるいは混合調整して乾燥機に送り込むものであって
、既に本発明の出願人より提案されている。
この通風装置では、通常はコンデンサによって加温され
た第1通風路の空気にエバポレータによって冷却除湿さ
れた第2通風路の空気を混合することによって常温除湿
された空気を得て、農産物乾燥機に送り込む一方、外気
温が低い場合は、第2通風路から第1通風路への空気の
流れを遮断して加温空気のみを農産物乾燥機に送り込む
ことにより、冬期の使用、寒冷地での使用にも高い乾燥
効果か得られるようにしている。
た第1通風路の空気にエバポレータによって冷却除湿さ
れた第2通風路の空気を混合することによって常温除湿
された空気を得て、農産物乾燥機に送り込む一方、外気
温が低い場合は、第2通風路から第1通風路への空気の
流れを遮断して加温空気のみを農産物乾燥機に送り込む
ことにより、冬期の使用、寒冷地での使用にも高い乾燥
効果か得られるようにしている。
上述の通風装置は、常温除湿空気を送る状態と加温空気
を送る状態を手動操作することによって切り換えていた
。従って、その手動操作はある程度の経験を要するもの
であり、万一操作を誤ったり怠ったりすると農産物の乾
燥か適切に行われないことになる。
を送る状態を手動操作することによって切り換えていた
。従って、その手動操作はある程度の経験を要するもの
であり、万一操作を誤ったり怠ったりすると農産物の乾
燥か適切に行われないことになる。
本発明は、かかる実情に着目してなされたものであって
、その目的は、外気温及び相対湿度に応じて自動的に外
気の加温又は除湿を行い、常に適切な乾燥用空気を農産
物乾燥機に送り込む農産物乾燥機用の通風装置を提供す
ることにある。
、その目的は、外気温及び相対湿度に応じて自動的に外
気の加温又は除湿を行い、常に適切な乾燥用空気を農産
物乾燥機に送り込む農産物乾燥機用の通風装置を提供す
ることにある。
本発明に係る農産物乾燥機用の通風装置は、導入される
外気を加温するコンデンサーを有し且つ農産物乾燥機に
接続される第1通風路と、導入される外気を除湿するエ
バポレーターを有し且つ外部への排出口を備えた第2通
風路と、この第2通風路から前記第1通風路への通気口
と、その通気口を通して前記第2通風路から前記第1通
風路へ流れる除湿空気量を調節する調節手段と、前記第
1通風路と前記第2通風路に対して通風作用する送風手
段とが設けられたものであって、その第1の特徴構成は
外気の乾球温度を検出する温度センサと、外気の相対湿
度を検出する湿度センサと、これらのセンサの検出情報
に基づいて前記調節手段を制御する制御手段が設けられ
た点にある。
外気を加温するコンデンサーを有し且つ農産物乾燥機に
接続される第1通風路と、導入される外気を除湿するエ
バポレーターを有し且つ外部への排出口を備えた第2通
風路と、この第2通風路から前記第1通風路への通気口
と、その通気口を通して前記第2通風路から前記第1通
風路へ流れる除湿空気量を調節する調節手段と、前記第
1通風路と前記第2通風路に対して通風作用する送風手
段とが設けられたものであって、その第1の特徴構成は
外気の乾球温度を検出する温度センサと、外気の相対湿
度を検出する湿度センサと、これらのセンサの検出情報
に基づいて前記調節手段を制御する制御手段が設けられ
た点にある。
第2の特徴構成は、上記第1の特徴構成にあって、前記
制御手段か前記2つのセンサの情報に基づいて、前記コ
ンデンサーと前記エバポレーターを含むヒートポンプの
運転を断続制御するように構成されている点にある。
制御手段か前記2つのセンサの情報に基づいて、前記コ
ンデンサーと前記エバポレーターを含むヒートポンプの
運転を断続制御するように構成されている点にある。
第1の特徴構成によれば、温度センサと湿度センサによ
って検出される外気の乾球温度及び相対湿度に基づいて
、制御手段か自動的に前記調節手段を制御し、常温除湿
空気を送る状態と加温空気を送る状態を切換え、或いは
その中間状態を調節する。具体的には、例えば相対湿度
が設定湿度以上の領域において、温度が設定温度以上で
あれば常温除湿を行い、温度か設定温度以下であれば加
温を行うことによって、外気を農産物の乾燥に適した目
標設定域の温度及び相対湿度に近づけた後、農産物乾燥
機に送り込む。
って検出される外気の乾球温度及び相対湿度に基づいて
、制御手段か自動的に前記調節手段を制御し、常温除湿
空気を送る状態と加温空気を送る状態を切換え、或いは
その中間状態を調節する。具体的には、例えば相対湿度
が設定湿度以上の領域において、温度が設定温度以上で
あれば常温除湿を行い、温度か設定温度以下であれば加
温を行うことによって、外気を農産物の乾燥に適した目
標設定域の温度及び相対湿度に近づけた後、農産物乾燥
機に送り込む。
第2の特徴構成によれば、制御手段は前記2つのセンサ
の情報に基づいて、ヒートポンプの運転を断続制御する
。従って、ヒートポンプか作動中は上記第1特徴構成に
よる制置が行われ、ヒートポンプか停止中は、前記送風
手段による送風のみが行われる。このようにして、外気
の温度と相対湿度によっては、除湿も加温も行わずに、
外気をそのまま農産物乾燥機に送り込む。
の情報に基づいて、ヒートポンプの運転を断続制御する
。従って、ヒートポンプか作動中は上記第1特徴構成に
よる制置が行われ、ヒートポンプか停止中は、前記送風
手段による送風のみが行われる。このようにして、外気
の温度と相対湿度によっては、除湿も加温も行わずに、
外気をそのまま農産物乾燥機に送り込む。
第1乃至第2の特徴構成により、本発明の農産物乾燥機
用の通風装置は、センサによって検出される外気の温度
及び相対湿度に基づいて、自動的に加温空気と除湿空気
の混合を制御し、さらにヒートポンプの断続をも制御す
るので、常に適切な乾燥用空気を農産物乾燥機に送り込
むことができ、非常に便利なものとなった。
用の通風装置は、センサによって検出される外気の温度
及び相対湿度に基づいて、自動的に加温空気と除湿空気
の混合を制御し、さらにヒートポンプの断続をも制御す
るので、常に適切な乾燥用空気を農産物乾燥機に送り込
むことができ、非常に便利なものとなった。
以下、本発明の農産物乾燥機用の通風装置(以下単に通
風装置ともいう)を穀物乾燥機に適用した実施例を図面
に基づいて説明する。
風装置ともいう)を穀物乾燥機に適用した実施例を図面
に基づいて説明する。
第1図の全体側断面図に示すように、穀物乾燥機(A)
と通風装置(B)とが通風ダクト(1)を介して接続さ
れている。
と通風装置(B)とが通風ダクト(1)を介して接続さ
れている。
穀物乾燥機(A)には、穀粒を貯留して乾燥さぜるため
の貯留空間(SP)か確保され、この貯留空間(SP)
を横方向に横切る形で複数の通風路(2)か備えられて
いる。貯留空間(SP)では、上部の均分器(3)から
少量ずつ供給される穀粒と、下部の傾斜板(4)の隙間
からロータリバルブ(5)の駆動によって少量ずつ排出
される穀粒とが均衡して、穀粒全体としては最上部の通
風路(2)を越える高さのレベルを維持しながらも、穀
粒夫々については徐々に下方へ移動していくようになっ
ている。又、通風路(2)は、給気枠(2a)に連結さ
れて、通風ダクト(1)を通して送られてきた除湿用の
空気を貯留空間(SP)へ吹き出すものと、排気枠(2
b)に連結されて、貯留空間(SP)から空気を吸い込
むためのものとがあり、いずれも下開放の山形のフレー
ムによって穀粒中に形成されている。
の貯留空間(SP)か確保され、この貯留空間(SP)
を横方向に横切る形で複数の通風路(2)か備えられて
いる。貯留空間(SP)では、上部の均分器(3)から
少量ずつ供給される穀粒と、下部の傾斜板(4)の隙間
からロータリバルブ(5)の駆動によって少量ずつ排出
される穀粒とが均衡して、穀粒全体としては最上部の通
風路(2)を越える高さのレベルを維持しながらも、穀
粒夫々については徐々に下方へ移動していくようになっ
ている。又、通風路(2)は、給気枠(2a)に連結さ
れて、通風ダクト(1)を通して送られてきた除湿用の
空気を貯留空間(SP)へ吹き出すものと、排気枠(2
b)に連結されて、貯留空間(SP)から空気を吸い込
むためのものとがあり、いずれも下開放の山形のフレー
ムによって穀粒中に形成されている。
穀物乾燥機(A)では、貯留空間(SP)から排出され
た穀粒を再び貯留空間(SP)へ戻すことによって穀粒
を循環させながらテンパリング乾燥を行なっている。つ
まり、前記ロータリバルブ(5)の間欠駆動によって貯
留空間(SP)から適当時間ごとに排出される穀粒を下
部スクリュー(6)によって横−側へ搬送し、その搬送
された穀粒を昇降機(7)によって上方へ揚送し、揚送
された穀粒を上部スクリュー(8)によって上部中央へ
搬送し、その搬送された穀粒を前記均分器(3)によっ
て均等に貯留空間(SP)へ放散するようになっている
。
た穀粒を再び貯留空間(SP)へ戻すことによって穀粒
を循環させながらテンパリング乾燥を行なっている。つ
まり、前記ロータリバルブ(5)の間欠駆動によって貯
留空間(SP)から適当時間ごとに排出される穀粒を下
部スクリュー(6)によって横−側へ搬送し、その搬送
された穀粒を昇降機(7)によって上方へ揚送し、揚送
された穀粒を上部スクリュー(8)によって上部中央へ
搬送し、その搬送された穀粒を前記均分器(3)によっ
て均等に貯留空間(SP)へ放散するようになっている
。
尚、図中(9)は、貯留空間(SP)の穀粒の高さレベ
ルを検出する満量針、(10)は、排気枠(2b)へ吸
気作用して貯留空間(SP)の湿り空気を外部へ排出す
るための排気送風機、(11)は、貯留空間(SP)内
に浮遊する塵を外部へ排出するための除塵装置、(12
)は、穀物乾燥機(A)内に穀粒を供給するためのホッ
パー、(13)は、穀粒の水分を計測するための単粒水
分計、(14)は、装置全体の制御を司る制御装置であ
る。また矢印は空気の流れを示す。
ルを検出する満量針、(10)は、排気枠(2b)へ吸
気作用して貯留空間(SP)の湿り空気を外部へ排出す
るための排気送風機、(11)は、貯留空間(SP)内
に浮遊する塵を外部へ排出するための除塵装置、(12
)は、穀物乾燥機(A)内に穀粒を供給するためのホッ
パー、(13)は、穀粒の水分を計測するための単粒水
分計、(14)は、装置全体の制御を司る制御装置であ
る。また矢印は空気の流れを示す。
通風装置(B)は、上下2つの通風路に分けられ、上側
の第1通風路(17)にはコンデンサー(15)と送風
手段としての第1送風フアン(16)か設けられている
。下側の第2通風路(20)にはエバポレーター(18
)と送風手段としての第2送風フアン(19)が設けら
れている。(27)は圧縮機であって、コンデンサー(
15)とエバポレーター(18)に冷媒を循環させてヒ
ートポンプを構成している。又、前記第1通風路(17
)の排出口(21)は前記通風ダクト(1)に嵌合接続
され、第2通風路(20)の排出口(22)は外部に連
通し、第1通風路(17)と第2通風路(20)とは通
気口(23)を介して連通している。そして、通気口(
23)と排出口(22)には第2通風路(20)から第
1通風路(17)へ流れる空気量を調節する調節手段と
してのダンパー(24)、 (25)が設けられている
。これらのダンパー(24)、 (25)は、1個の電
動モータ(26)の駆動によって同時に且つ背反的に開
閉操作されるよう構成されている。
の第1通風路(17)にはコンデンサー(15)と送風
手段としての第1送風フアン(16)か設けられている
。下側の第2通風路(20)にはエバポレーター(18
)と送風手段としての第2送風フアン(19)が設けら
れている。(27)は圧縮機であって、コンデンサー(
15)とエバポレーター(18)に冷媒を循環させてヒ
ートポンプを構成している。又、前記第1通風路(17
)の排出口(21)は前記通風ダクト(1)に嵌合接続
され、第2通風路(20)の排出口(22)は外部に連
通し、第1通風路(17)と第2通風路(20)とは通
気口(23)を介して連通している。そして、通気口(
23)と排出口(22)には第2通風路(20)から第
1通風路(17)へ流れる空気量を調節する調節手段と
してのダンパー(24)、 (25)が設けられている
。これらのダンパー(24)、 (25)は、1個の電
動モータ(26)の駆動によって同時に且つ背反的に開
閉操作されるよう構成されている。
すなわち、ダンパー(24)か全開の時はダンパー (
25)が全開であり、エバポレータで冷却除湿された空
気はすべて通気口(23)を通って、第1通風路へ加え
られる。従って、通風ダクト(1)へは常温除湿された
空気か送り込まれる。一方、ダンパー(24)が全開の
時はダンパー(25)か全閉であり、エバポレータで冷
却除湿された空気はすべて外部へ放出され、通風ダクト
(1)へはコンデンサ(15)で加温された空気のみが
送り込まれる。
25)が全開であり、エバポレータで冷却除湿された空
気はすべて通気口(23)を通って、第1通風路へ加え
られる。従って、通風ダクト(1)へは常温除湿された
空気か送り込まれる。一方、ダンパー(24)が全開の
時はダンパー(25)か全閉であり、エバポレータで冷
却除湿された空気はすべて外部へ放出され、通風ダクト
(1)へはコンデンサ(15)で加温された空気のみが
送り込まれる。
通風装置(B)の上部には制御手段(28)か設けられ
、また、外気の吸込部付近には外気の乾球温度を検出す
る温度センサ(29)と外気の湿度を検出する湿度セン
サ(30)が設けられている。制御手段(28)はこれ
ら二つのセンサ(29)、 (30)の検出情報に基づ
いて、以下のようにして前記の第1、第2送風フアン(
16)、 (19)や圧縮機(27)を断続制御したり
、ダンパー(24)、 (25)を開閉制御する。
、また、外気の吸込部付近には外気の乾球温度を検出す
る温度センサ(29)と外気の湿度を検出する湿度セン
サ(30)が設けられている。制御手段(28)はこれ
ら二つのセンサ(29)、 (30)の検出情報に基づ
いて、以下のようにして前記の第1、第2送風フアン(
16)、 (19)や圧縮機(27)を断続制御したり
、ダンパー(24)、 (25)を開閉制御する。
第2図の空気線図に示すように、乾球温度か25°Cか
ら38°Cで且つ相対湿度か40%から50%である領
域を穀物の乾燥に適した空気を表す目標設定域(TA)
と定める。
ら38°Cで且つ相対湿度か40%から50%である領
域を穀物の乾燥に適した空気を表す目標設定域(TA)
と定める。
そして、外気を乾球温度と相対湿度に応して4つの領域
に分け、夫々の領域に応じて除湿や加温を行い、できる
だけ上記目標設定域(TA)に近づけてから穀物乾燥機
(A)に送り込むように制御する。以下各領域毎に説明
を加える。
に分け、夫々の領域に応じて除湿や加温を行い、できる
だけ上記目標設定域(TA)に近づけてから穀物乾燥機
(A)に送り込むように制御する。以下各領域毎に説明
を加える。
除湿域(HA)は相対湿度か60%を越え、且つ、乾球
温度が22°Cを越え38°C以下の領域であり、常温
除湿によって目標設定域(TA)に近つけることができ
る。従って、エバポレーター(18)によって冷却除湿
された空気をコンデンサー(15)によって加温された
空気に混合して常温除湿空気とする。この場合、圧縮機
(27)及び送風ファン(16)、 (19)はいずれ
も作動させる。またダンパー(24)は閉状態、ダンパ
ー(25)は開状態とする。
温度が22°Cを越え38°C以下の領域であり、常温
除湿によって目標設定域(TA)に近つけることができ
る。従って、エバポレーター(18)によって冷却除湿
された空気をコンデンサー(15)によって加温された
空気に混合して常温除湿空気とする。この場合、圧縮機
(27)及び送風ファン(16)、 (19)はいずれ
も作動させる。またダンパー(24)は閉状態、ダンパ
ー(25)は開状態とする。
加温域(CA)は相対湿度が60%を越え、乾球温度が
8°Cから22℃の領域であり、加温によって目標設定
域(TA)に近づけることができる。従って、コンデン
サー(15)によって加温された空気のみを穀物乾燥機
(A)に送り込む。この場合、圧縮機(27)及び送風
ファン(16)、 (19)はいずれも作動させるか、
ダンパー(24)を開状態、ダンパー(25)を閉状態
とする。
8°Cから22℃の領域であり、加温によって目標設定
域(TA)に近づけることができる。従って、コンデン
サー(15)によって加温された空気のみを穀物乾燥機
(A)に送り込む。この場合、圧縮機(27)及び送風
ファン(16)、 (19)はいずれも作動させるか、
ダンパー(24)を開状態、ダンパー(25)を閉状態
とする。
送風域(BA)は目標設定域(TA)を含み、上記の除
湿域(HA)及び加温域(CA)を除く全領域である。
湿域(HA)及び加温域(CA)を除く全領域である。
外気がこの領域にある場合は、除湿も加温も行わずに送
風ファン(16)、 (19)による送風のみを行う。
風ファン(16)、 (19)による送風のみを行う。
この場合、圧縮機(27)は停止し、従って、エバポレ
ーター(18)による冷却除湿やコンデンサー(15)
による加温は行われない。ダンパー(24)、 (25
)はいずれが開状態(他方か閉状態)でもかまわない。
ーター(18)による冷却除湿やコンデンサー(15)
による加温は行われない。ダンパー(24)、 (25
)はいずれが開状態(他方か閉状態)でもかまわない。
以上の領域区分の判定フローを第3図に示す。
図中、Tは外気の乾球温度、RHは外気の相対湿度を表
す。又、各領域での圧縮機(27)、送風ファン(16
)、(19) 、及びダンパー(24)、 (25)の
0N10FF制御をマトリックステーブルに表わすと第
4図のようになる。図中、ダンパーのONはダンパー(
24)か閉状態でダンパー(25)か開状態、OFFは
その逆であることを表し、バーはいずれが開状態(他方
か閉状態)でもかまわないことを表す。
す。又、各領域での圧縮機(27)、送風ファン(16
)、(19) 、及びダンパー(24)、 (25)の
0N10FF制御をマトリックステーブルに表わすと第
4図のようになる。図中、ダンパーのONはダンパー(
24)か閉状態でダンパー(25)か開状態、OFFは
その逆であることを表し、バーはいずれが開状態(他方
か閉状態)でもかまわないことを表す。
尚、穀物乾燥機(A)の制御装置(14)は、乾燥機内
部の下部傾斜板(4)に固定された穀温センサ(31)
によって、穀粒の温度を常時チエツクし、異常に穀粒の
温度が上昇したときには警報ランプ(図示せず)を点灯
させる。同様に、通風ダクト(1)に設けられた風温セ
ンサ(32)によって通風装置(B)から送り込まれる
風の温度をも常時チエツクし、この検出温度が異常に上
昇したときにも、上記警報ランプを点灯させる。
部の下部傾斜板(4)に固定された穀温センサ(31)
によって、穀粒の温度を常時チエツクし、異常に穀粒の
温度が上昇したときには警報ランプ(図示せず)を点灯
させる。同様に、通風ダクト(1)に設けられた風温セ
ンサ(32)によって通風装置(B)から送り込まれる
風の温度をも常時チエツクし、この検出温度が異常に上
昇したときにも、上記警報ランプを点灯させる。
また、通風ダクト(1)内には、電熱ヒータ(33)が
設けられており、風温センサ(32)の検出温度が定め
られた値より低いときに通電される。
設けられており、風温センサ(32)の検出温度が定め
られた値より低いときに通電される。
実施例では、制御を簡単にするために、調節手段として
のダンパー(24)、 (25)を全開又は全開の2値
状態に制御したか、モータ(26)にパルスモータを使
用し、調節手段を全開状態と全開状態の中間状態に制御
できるように構成することによって、第1通風路(17
)の加温空気に混合される第2通風路(20)の冷却除
湿空気の量を調節することができる。例えば、調節手段
(24)。
のダンパー(24)、 (25)を全開又は全開の2値
状態に制御したか、モータ(26)にパルスモータを使
用し、調節手段を全開状態と全開状態の中間状態に制御
できるように構成することによって、第1通風路(17
)の加温空気に混合される第2通風路(20)の冷却除
湿空気の量を調節することができる。例えば、調節手段
(24)。
(25)の両方を半開状態に制御すれば、エバポレータ
(18)で冷却除湿された第2通風路の空気の略半分は
調節手段(24)から外部へ放出され、残り半分が調節
手段(25)を介して第1通風路(17)へ流入し、コ
ンデンサ(15)で加温された空気と混合される。従っ
て得られる混合空気は、加温と除湿が半々に行われたも
のとなる。
(18)で冷却除湿された第2通風路の空気の略半分は
調節手段(24)から外部へ放出され、残り半分が調節
手段(25)を介して第1通風路(17)へ流入し、コ
ンデンサ(15)で加温された空気と混合される。従っ
て得られる混合空気は、加温と除湿が半々に行われたも
のとなる。
このようにすれば、第2図において、除湿域と加温域の
境に加温と除湿を半々に行う中間領域をもうけて、もっ
ときめ細かな制御を行うこともできる。
境に加温と除湿を半々に行う中間領域をもうけて、もっ
ときめ細かな制御を行うこともできる。
又、第2図の各領域(HA)、 (CA)、 (BA)
の境を定める温度及び相対湿度を制御手段(28)の操
作パネルから変更設定できるように構成してもよい。
の境を定める温度及び相対湿度を制御手段(28)の操
作パネルから変更設定できるように構成してもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すか、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すか、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
第1図乃至第4図は本発明に係る農産物乾燥機用の通風
装置と穀物乾燥機の概略を示す全体側断面図である。 (15)・・・・・・コンデンサー、(16)、 (1
9)・・・・・・送風手段、(17)・・・・・・第1
通風路、(18)・・・・・・エバポレーター、(20
)・・・・・・第2通風路、(22)・・・・・・排出
口、(23)・・・・・・通気口、(24)、 (25
)・・・・・・調節手段、(28)・・・・・・制御手
段、(29)・・・・・・温度センサ、(30)・・・
・・・湿度センサ。
装置と穀物乾燥機の概略を示す全体側断面図である。 (15)・・・・・・コンデンサー、(16)、 (1
9)・・・・・・送風手段、(17)・・・・・・第1
通風路、(18)・・・・・・エバポレーター、(20
)・・・・・・第2通風路、(22)・・・・・・排出
口、(23)・・・・・・通気口、(24)、 (25
)・・・・・・調節手段、(28)・・・・・・制御手
段、(29)・・・・・・温度センサ、(30)・・・
・・・湿度センサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、導入される外気を加温するコンデンサー(15)を
有し且つ農産物乾燥機に接続される第1通風路(17)
と、導入される外気を除湿するエバポレーター(18)
を有し且つ外部への排出口(22)を備えた第2通風路
(20)と、この第2通風路(20)から前記第1通風
路(17)への通気口(23)と、その通気口(23)
を通して前記第2通風路(20)から前記第1通風路(
17)へ流れる除湿空気量を調節する調節手段(24)
、(25)と、前記第1通風路(17)と前記第2通風
路(20)に対して通風作用する送風手段(16)、(
19)とが設けられた農産物乾燥機用の通風装置であっ
て、外気の乾球温度を検出する温度センサ(29)と、
外気の相対湿度を検出する湿度センサ(30)と、これ
らのセンサ(29)、(30)の検出情報に基づいて前
記調節手段(24)、(25)を制御する制御手段(2
8)か設けられた農産物乾燥機用の通風装置。 2、請求項1記載の農産物乾燥機用の通風装置であって
、前記制御手段(28)は、前記2つのセンサ(29)
、(30)の情報に基づいて、前記コンデンサー(15
)と前記エバポレーター(18)を含むヒートポンプの
運転を断続制御するように構成されている農産物乾燥機
用の通風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2206462A JPH0816587B2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 農産物乾燥機用の通風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2206462A JPH0816587B2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 農産物乾燥機用の通風装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0490488A true JPH0490488A (ja) | 1992-03-24 |
JPH0816587B2 JPH0816587B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=16523782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2206462A Expired - Lifetime JPH0816587B2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 農産物乾燥機用の通風装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0816587B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0682120A (ja) * | 1992-09-01 | 1994-03-22 | Kubota Corp | 農水産物の乾燥貯蔵方法 |
US10782069B2 (en) | 2014-06-10 | 2020-09-22 | Ctb, Inc. | Equilibrium moisture grain drying with heater and variable speed fan |
CN111795552A (zh) * | 2020-07-09 | 2020-10-20 | 西南科技大学 | 一种两级压缩热泵干燥系统 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010185649A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-08-26 | Omron Corp | 熱風供給装置および熱風供給方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6291786A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-27 | 三菱電機株式会社 | ヒ−トポンプ式乾燥機 |
JPS62149796U (ja) * | 1986-03-17 | 1987-09-22 |
-
1990
- 1990-08-02 JP JP2206462A patent/JPH0816587B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6291786A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-27 | 三菱電機株式会社 | ヒ−トポンプ式乾燥機 |
JPS62149796U (ja) * | 1986-03-17 | 1987-09-22 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0682120A (ja) * | 1992-09-01 | 1994-03-22 | Kubota Corp | 農水産物の乾燥貯蔵方法 |
US10782069B2 (en) | 2014-06-10 | 2020-09-22 | Ctb, Inc. | Equilibrium moisture grain drying with heater and variable speed fan |
CZ309471B6 (cs) * | 2014-06-10 | 2023-02-08 | Ctb, Inc | Systém pro sušení zrniny na principu rovnovážné vlhkosti pomocí ohřívače a ventilátoru s proměnnou rychlostí |
CN111795552A (zh) * | 2020-07-09 | 2020-10-20 | 西南科技大学 | 一种两级压缩热泵干燥系统 |
CN111795552B (zh) * | 2020-07-09 | 2023-09-22 | 西南科技大学 | 一种两级压缩热泵干燥系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0816587B2 (ja) | 1996-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6951065B2 (en) | Method and apparatus for controlling gas flow through granulate in drying hoppers | |
JPH0490488A (ja) | 農産物乾燥機用の通風装置 | |
JP2592996B2 (ja) | 穀物乾燥機 | |
JP3005777B2 (ja) | 穀物貯蔵施設 | |
JP2592997B2 (ja) | 除湿乾燥機 | |
JPH07122548B2 (ja) | 農産物乾燥機用の通風装置 | |
JPH09159361A (ja) | 穀物乾燥装置 | |
JP2995593B2 (ja) | 穀物貯蔵施設 | |
JP2002181451A (ja) | 大豆乾燥方法および大豆乾燥装置 | |
JPH072886U (ja) | 除湿乾燥機 | |
JPH051884A (ja) | 除湿乾燥機 | |
JP2995591B2 (ja) | 穀物貯蔵施設 | |
JPH0510670A (ja) | 除湿乾燥機 | |
JPH0442713Y2 (ja) | ||
JPH04235747A (ja) | 除湿乾燥機 | |
JP2533420B2 (ja) | 穀粒の除湿乾燥方法と穀粒の除湿乾燥装置 | |
JPH07284326A (ja) | 穀物サイロの穀粒冷却装置 | |
JPH051885A (ja) | 除湿乾燥機 | |
JPH02309178A (ja) | 穀物乾燥装置 | |
JP2667596B2 (ja) | 除湿乾燥機 | |
JP2523322Y2 (ja) | 循環型穀物乾燥機用の除湿乾燥装置 | |
JPH0345884A (ja) | 穀物乾燥設備 | |
JPH01228561A (ja) | 換気調整熱風恒温槽 | |
JPH04313680A (ja) | 穀粒乾燥機の除湿制御方式 | |
JPH0436581A (ja) | 穀粒乾燥機等の除湿機 |