JPH07284326A - 穀物サイロの穀粒冷却装置 - Google Patents
穀物サイロの穀粒冷却装置Info
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- JPH07284326A JPH07284326A JP7772094A JP7772094A JPH07284326A JP H07284326 A JPH07284326 A JP H07284326A JP 7772094 A JP7772094 A JP 7772094A JP 7772094 A JP7772094 A JP 7772094A JP H07284326 A JPH07284326 A JP H07284326A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】穀物サイロ内へ収容された穀粒を均等に冷却さ
せようとするものである。 【構成】穀物サイロ2aの底板5の上側には、通風板8
を設けて送風室9を形成し、この送風室9内へ冷風を送
風して、この送風室9から該通風板8を経て該穀物サイ
ロ2a内へ冷風を通過させ、この穀物サイロ2a内の穀
粒を均等に冷却する。 【効果】送風室を設け、この送風室が圧力室となること
により、冷風は均等に穀物サイロ内を通過することによ
り、穀粒は均等に冷却される。
せようとするものである。 【構成】穀物サイロ2aの底板5の上側には、通風板8
を設けて送風室9を形成し、この送風室9内へ冷風を送
風して、この送風室9から該通風板8を経て該穀物サイ
ロ2a内へ冷風を通過させ、この穀物サイロ2a内の穀
粒を均等に冷却する。 【効果】送風室を設け、この送風室が圧力室となること
により、冷風は均等に穀物サイロ内を通過することによ
り、穀粒は均等に冷却される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀物サイロの穀粒冷
却装置に関する。
却装置に関する。
【0002】
【従来の技術、および発明が解決しようとする課題】従
来は、複数台配設した穀物サイロ内へ穀温の比較的高い
乾燥済み穀粒の供給を受けて、グレンク−ラから発生す
る冷風は、通風ダクトからダンパ−が開状態になった複
数本の補助通風ダクトを経て該各穀物サイロの底板部か
ら直接この各穀物サイロ内へ送風されて通過することに
より、この冷風に所定時間に亘って穀粒は、晒されるこ
とにより冷却される。又一度冷却して貯留中の穀粒が所
定の穀温以上になると、該グレンク−ラを始動させて、
このグレンク−ラから発生する冷風を該穀粒サイクロ内
を通過させて、穀粒を冷却させる。
来は、複数台配設した穀物サイロ内へ穀温の比較的高い
乾燥済み穀粒の供給を受けて、グレンク−ラから発生す
る冷風は、通風ダクトからダンパ−が開状態になった複
数本の補助通風ダクトを経て該各穀物サイロの底板部か
ら直接この各穀物サイロ内へ送風されて通過することに
より、この冷風に所定時間に亘って穀粒は、晒されるこ
とにより冷却される。又一度冷却して貯留中の穀粒が所
定の穀温以上になると、該グレンク−ラを始動させて、
このグレンク−ラから発生する冷風を該穀粒サイクロ内
を通過させて、穀粒を冷却させる。
【0003】この冷却作業中のグレンク−ラの制御は、
通風ダンク内を通過するグレンク−ラから発生した冷風
を、この通風ダクト内に設けた温・湿度センサが検出し
て、この検出した温・湿度と設定した温・湿度とが同じ
になるように制御して、穀粒を冷却する。上記の冷却作
業において、穀物サイロの底板の数個所から、この穀物
サイロ内へ直接冷風を送風することにより、冷風が該サ
イロ内へ均等に送風されないことがあって、穀粒は均等
に冷却されないことがあった。又冷風の送風を個々の穀
物サイロ別に制御させようとするものである。
通風ダンク内を通過するグレンク−ラから発生した冷風
を、この通風ダクト内に設けた温・湿度センサが検出し
て、この検出した温・湿度と設定した温・湿度とが同じ
になるように制御して、穀粒を冷却する。上記の冷却作
業において、穀物サイロの底板の数個所から、この穀物
サイロ内へ直接冷風を送風することにより、冷風が該サ
イロ内へ均等に送風されないことがあって、穀粒は均等
に冷却されないことがあった。又冷風の送風を個々の穀
物サイロ別に制御させようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、乾燥済み穀
粒を受けて冷却しながら貯留する穀物サイロ2a,2
b,…を複数配設し、これら穀物サイロ2a,2b,…
の底板5上側には所定間隔を設けて冷風が通過する通風
板8を設けて送風室9を形成し、該送風室9内には温・
湿度センサ13,14を設けると共に、グレンク−ラ3
と該各穀物サイロ2a,2b,…の該各送風室9,9,
…とは通風ダクト19と開閉自在な通風ダンパ−22を
内装した複数の補助通風ダクト20,20,…とで連接
させて該グレンク−ラ19から発生する冷風を該各送風
室9,9,…を経て該各穀物サイロ2a,2b,…へ通
風すべく設け、該温・湿度センサ13,14が検出する
温度、及び湿度に基づいて該グレンク−ラ3の作動、及
び該各通風ダンパ−22の開閉を制御する制御装置32
を設けたことを特徴とする穀物サイロの穀粒冷却装置の
構成とする。
粒を受けて冷却しながら貯留する穀物サイロ2a,2
b,…を複数配設し、これら穀物サイロ2a,2b,…
の底板5上側には所定間隔を設けて冷風が通過する通風
板8を設けて送風室9を形成し、該送風室9内には温・
湿度センサ13,14を設けると共に、グレンク−ラ3
と該各穀物サイロ2a,2b,…の該各送風室9,9,
…とは通風ダクト19と開閉自在な通風ダンパ−22を
内装した複数の補助通風ダクト20,20,…とで連接
させて該グレンク−ラ19から発生する冷風を該各送風
室9,9,…を経て該各穀物サイロ2a,2b,…へ通
風すべく設け、該温・湿度センサ13,14が検出する
温度、及び湿度に基づいて該グレンク−ラ3の作動、及
び該各通風ダンパ−22の開閉を制御する制御装置32
を設けたことを特徴とする穀物サイロの穀粒冷却装置の
構成とする。
【0005】
【作用、および発明の効果】複数台配設した穀物サイロ
2a,2b,…内へ穀温の比較的高い乾燥済み穀粒の供
給を受けて、グレンク−ラ3から発生する冷風は、通風
ダクト19から通風ダンパ−22が開状態になった複数
本の補助通風ダクト20,20,…を経て該各穀物サイ
ロ2a,2b,…の底板5と通風板8との間に形成した
送風室9内へ送風され、この送風室9から該通風板8を
経て該穀物サイロ2a,2b,…内へ送風されて通過す
ることより、この冷風に穀粒は晒されて、設定された所
定穀温まで冷却される。
2a,2b,…内へ穀温の比較的高い乾燥済み穀粒の供
給を受けて、グレンク−ラ3から発生する冷風は、通風
ダクト19から通風ダンパ−22が開状態になった複数
本の補助通風ダクト20,20,…を経て該各穀物サイ
ロ2a,2b,…の底板5と通風板8との間に形成した
送風室9内へ送風され、この送風室9から該通風板8を
経て該穀物サイロ2a,2b,…内へ送風されて通過す
ることより、この冷風に穀粒は晒されて、設定された所
定穀温まで冷却される。
【0006】この冷却作業中のグレンク−ラ3の制御
は、冷風の送風が指定された穀物サイロ2a,2b,…
送風室9内に設けた温・湿度センサ13,14が、この
送風室9内へグレンク−ラ3から発生して送風される冷
風の温・湿度を検出して、この検出した冷風の温・湿度
と設定した温・湿度とが同じになるように、制御装置3
2で該グレンク−ラ3が制御される。又冷風の送風が指
定された穀物サイロが、例えば穀物サイロ2aであった
とすると、この穀物サイロ2aの送風室9内に設けた温
・湿度センサ13,14が、例えば所定時間(10分
間)以内に所定温度5℃以上の温度低下を、該温度セン
サ13が検出して、該制御装置32へ入力されると、こ
の穀粒サイロ2aへ冷風を送風する補助送風ダクト2
0,20の通風ダンパ22の調整が不良であると、該制
御装置32で検出される。
は、冷風の送風が指定された穀物サイロ2a,2b,…
送風室9内に設けた温・湿度センサ13,14が、この
送風室9内へグレンク−ラ3から発生して送風される冷
風の温・湿度を検出して、この検出した冷風の温・湿度
と設定した温・湿度とが同じになるように、制御装置3
2で該グレンク−ラ3が制御される。又冷風の送風が指
定された穀物サイロが、例えば穀物サイロ2aであった
とすると、この穀物サイロ2aの送風室9内に設けた温
・湿度センサ13,14が、例えば所定時間(10分
間)以内に所定温度5℃以上の温度低下を、該温度セン
サ13が検出して、該制御装置32へ入力されると、こ
の穀粒サイロ2aへ冷風を送風する補助送風ダクト2
0,20の通風ダンパ22の調整が不良であると、該制
御装置32で検出される。
【0007】上記により、穀物サイロ2aの底板5と通
風板8との間に送風室9を設け、この送風室9内へグレ
ンク−ラ3から発生する冷風を送風したことにより、こ
の送風室9が圧力室となり、このため該通風板8の全面
から該穀物サイロ2a内へ冷風を均等に送風することが
できて、穀物を均等に冷却することができた。又該各穀
物サイロ2a,2b,…の該各送風室8内へ個別に温・
湿度センサ13,14を設けたことにより、これら穀物
サイロ2a,2b,…を個別に制御することができる。
風板8との間に送風室9を設け、この送風室9内へグレ
ンク−ラ3から発生する冷風を送風したことにより、こ
の送風室9が圧力室となり、このため該通風板8の全面
から該穀物サイロ2a内へ冷風を均等に送風することが
できて、穀物を均等に冷却することができた。又該各穀
物サイロ2a,2b,…の該各送風室8内へ個別に温・
湿度センサ13,14を設けたことにより、これら穀物
サイロ2a,2b,…を個別に制御することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、穀粒を乾燥する乾燥施設の内の乾燥済
み穀粒を冷却する冷却施設1の穀物サイロ2a,2b,
…及びグレンク−ラ3等を配設した状態を示すものであ
る。
明する。図例は、穀粒を乾燥する乾燥施設の内の乾燥済
み穀粒を冷却する冷却施設1の穀物サイロ2a,2b,
…及びグレンク−ラ3等を配設した状態を示すものであ
る。
【0009】前記穀物サイロ2a,2b,…を複数台配
設し、この穀物サイロ2aは、機壁4によって外径部を
円筒状に形成すると共に、下端部は、底板5によって下
方中央部へ向けて突出させてV字状に形成して、該中央
部には、穀粒を排出する排出筒6を設け、この排出筒6
内には、排出ソレノイド7′の作動によって、開閉され
る開閉自在な排出ダンパ−7を設け、この排出ダンパ−
7の開状態により、穀粒を排出昇穀機(図示せず)を経
て機外へ排出する構成である。該各穀物サイロ2a,2
b,…内には穀温を検出する穀温センサ8′を設けてい
る。該底板5上側には、所定間隔を設けて通風板8を設
け、これら底板5と通風板8との間に送風室9を形成し
た構成あり、この通風板8はスイ−プフロワ方式として
いる。該機壁4上端部には、天井板10を設け、この天
井板10には、穀粒を移送する供給移送コンベア(図示
せず)から穀粒が供給される供給口11及び排風口12
を設けている。
設し、この穀物サイロ2aは、機壁4によって外径部を
円筒状に形成すると共に、下端部は、底板5によって下
方中央部へ向けて突出させてV字状に形成して、該中央
部には、穀粒を排出する排出筒6を設け、この排出筒6
内には、排出ソレノイド7′の作動によって、開閉され
る開閉自在な排出ダンパ−7を設け、この排出ダンパ−
7の開状態により、穀粒を排出昇穀機(図示せず)を経
て機外へ排出する構成である。該各穀物サイロ2a,2
b,…内には穀温を検出する穀温センサ8′を設けてい
る。該底板5上側には、所定間隔を設けて通風板8を設
け、これら底板5と通風板8との間に送風室9を形成し
た構成あり、この通風板8はスイ−プフロワ方式として
いる。該機壁4上端部には、天井板10を設け、この天
井板10には、穀粒を移送する供給移送コンベア(図示
せず)から穀粒が供給される供給口11及び排風口12
を設けている。
【0010】前記送風室9内には、この送風室9内を通
過する冷風の温度及び湿度を検出する温・湿度センサ1
3,14を設けている。グレンク−ラ3は、穀物サイロ
2aの下部の一方側に設け、このグレンク−ラ3は、中
央制御室15内に設けた操作装置16の温・湿度設定抓
み17,18の操作で設定した所定の温・湿度の冷風が
発生する構成であり、このグレンク−ラ3と通風ダクト
19とは連接させ、この通風ダンク19には、複数個の
補助通風ダクト20を連接して設け、これら各補助通風
ダンク20と該穀物サイロ2a,2b,…の各送風室9
とは連通させた構成である。該各補助通風ダクト20内
には、通風ソレノイド21の作動によって、開閉される
開閉自在な通風ダンパ−22を設けている。
過する冷風の温度及び湿度を検出する温・湿度センサ1
3,14を設けている。グレンク−ラ3は、穀物サイロ
2aの下部の一方側に設け、このグレンク−ラ3は、中
央制御室15内に設けた操作装置16の温・湿度設定抓
み17,18の操作で設定した所定の温・湿度の冷風が
発生する構成であり、このグレンク−ラ3と通風ダクト
19とは連接させ、この通風ダンク19には、複数個の
補助通風ダクト20を連接して設け、これら各補助通風
ダンク20と該穀物サイロ2a,2b,…の各送風室9
とは連通させた構成である。該各補助通風ダクト20内
には、通風ソレノイド21の作動によって、開閉される
開閉自在な通風ダンパ−22を設けている。
【0011】排風機23は、穀物サイロ2dの上部の一
方側に設け、この排風機23と排風ダクト24とは連接
させ、この排風ダクト24と該穀物サイロ2aの天井板
10に設けた排風口12とは、補助排風ダクト25を介
して連通させた構成である。該補助排風ダクト25内に
は、排風ソレノイド26の作動によって、開閉する開閉
自在な排風ダンパ−27を設けている。
方側に設け、この排風機23と排風ダクト24とは連接
させ、この排風ダクト24と該穀物サイロ2aの天井板
10に設けた排風口12とは、補助排風ダクト25を介
して連通させた構成である。該補助排風ダクト25内に
は、排風ソレノイド26の作動によって、開閉する開閉
自在な排風ダンパ−27を設けている。
【0012】前記グレンク−ラ3は、通風ダンパ−22
及び排風ダンパ−27の開状態により、このグレンク−
ラ3から発生する冷風は、通風ダクト19から各補助通
風ダクト20を経て、各穀物サイロ2a,2b,…の各
送風室9内へ送風され、この通風室9から通風板8を経
て、該穀物サイロ2a,2b,…内を通過して、この穀
物サイロ2a,2b,…の各天井板10の各排風口12
から各補助排風ダクト25、排風ダクト24を経て排風
機23で吸引されて機外へ排風される構成である。この
穀物サイロ2a,2b,…内を冷風が通過することによ
り、この穀物サイロ2a,2b,…内へ収容された穀粒
は、この冷風に晒されて冷却される構成である。
及び排風ダンパ−27の開状態により、このグレンク−
ラ3から発生する冷風は、通風ダクト19から各補助通
風ダクト20を経て、各穀物サイロ2a,2b,…の各
送風室9内へ送風され、この通風室9から通風板8を経
て、該穀物サイロ2a,2b,…内を通過して、この穀
物サイロ2a,2b,…の各天井板10の各排風口12
から各補助排風ダクト25、排風ダクト24を経て排風
機23で吸引されて機外へ排風される構成である。この
穀物サイロ2a,2b,…内を冷風が通過することによ
り、この穀物サイロ2a,2b,…内へ収容された穀粒
は、この冷風に晒されて冷却される構成である。
【0013】前記操作装置16は、箱形状でこの箱体の
表面板には、乾燥施設内の各種機械及び、例えば冷却施
設1のグレンク−ラ3、排風機23等を始動及び停止操
作する押ボタン式でON−OFFスイッチ方式の始動手
段28、停止操作する停止手段29、該穀物サイロ2
a,2b,…を指定するサイロ設定抓み34、穀温を設
定する穀温設定抓み35、該グレンク−ラ3から発生す
る冷風の温度及び湿度を設定する温・湿度設定抓み1
7,18、警報を発する警報装置30及び各種項目を表
示する表示部31等を設けている。
表面板には、乾燥施設内の各種機械及び、例えば冷却施
設1のグレンク−ラ3、排風機23等を始動及び停止操
作する押ボタン式でON−OFFスイッチ方式の始動手
段28、停止操作する停止手段29、該穀物サイロ2
a,2b,…を指定するサイロ設定抓み34、穀温を設
定する穀温設定抓み35、該グレンク−ラ3から発生す
る冷風の温度及び湿度を設定する温・湿度設定抓み1
7,18、警報を発する警報装置30及び各種項目を表
示する表示部31等を設けている。
【0014】制御装置32は、温・湿度センサ13,1
4が検出する検出値、始動手段28、停止手段29及び
各設定抓み17,18,34,35の操作等が入力さ
れ、これらの入力を算術論理演算及び比較演算するCP
U33等よりなり、このCPU33でグレンク−ラ3、
排出ソレノイド7′、通風ソレノイド21及び排風ソレ
ノイド26等を始動及び停止制御して、排出ダンパ−
7、通風ダンパ−22及び排風ダンパ−27等を開閉制
御する構成としている。穀物サイロ2a,2b,…内へ
収容された穀粒量によって、該通風ダンパ−22の開状
態が制御される。すなわち、穀粒が満量収容されている
ときは、該通風ダンパ−22は全開状態に制御される。
温・湿度センサ13,14が検出した検出温・湿度と、
該設定抓み17,18を操作して設定した温・湿度とが
比較され、相違していると同じになるように、該グレン
ク−ラ3が制御される構成としている。該サイロ設定抓
み34の操作で指定された穀物サイロ2a,2b,2c
以外の該穀物サイロ2dの送風室9内に設けた温度セン
サ13が、例えば所定時間(10分以内)に所定温度5
℃以上の温度低下が検出されて、この制御装置32へこ
の検出が入力されると、この穀物サイロ2dへ冷風を送
風する補助送風ダクト20内の通風ダンパ−22の調整
が不良で、閉状態であるべき所が若干開状態になってい
ると判定して、警報装置30から警報を発する構成とし
ている。又該穀物サイロ2a,2b,…内で保管中の穀
粒の穀温は、穀温センサ8′で検出されて、この制御装
置32へこの検出が入力され、検出された穀温と該穀温
設定抓み35の操作で設定した穀温とが比較され、検出
穀温の方が高穀温であると検出されると、この制御装置
32で該グレンク−ラ3が始動され、設定穀温と同じ
か、又は以下を検出するまで、このグレンク−ラ3は作
動制御される。
4が検出する検出値、始動手段28、停止手段29及び
各設定抓み17,18,34,35の操作等が入力さ
れ、これらの入力を算術論理演算及び比較演算するCP
U33等よりなり、このCPU33でグレンク−ラ3、
排出ソレノイド7′、通風ソレノイド21及び排風ソレ
ノイド26等を始動及び停止制御して、排出ダンパ−
7、通風ダンパ−22及び排風ダンパ−27等を開閉制
御する構成としている。穀物サイロ2a,2b,…内へ
収容された穀粒量によって、該通風ダンパ−22の開状
態が制御される。すなわち、穀粒が満量収容されている
ときは、該通風ダンパ−22は全開状態に制御される。
温・湿度センサ13,14が検出した検出温・湿度と、
該設定抓み17,18を操作して設定した温・湿度とが
比較され、相違していると同じになるように、該グレン
ク−ラ3が制御される構成としている。該サイロ設定抓
み34の操作で指定された穀物サイロ2a,2b,2c
以外の該穀物サイロ2dの送風室9内に設けた温度セン
サ13が、例えば所定時間(10分以内)に所定温度5
℃以上の温度低下が検出されて、この制御装置32へこ
の検出が入力されると、この穀物サイロ2dへ冷風を送
風する補助送風ダクト20内の通風ダンパ−22の調整
が不良で、閉状態であるべき所が若干開状態になってい
ると判定して、警報装置30から警報を発する構成とし
ている。又該穀物サイロ2a,2b,…内で保管中の穀
粒の穀温は、穀温センサ8′で検出されて、この制御装
置32へこの検出が入力され、検出された穀温と該穀温
設定抓み35の操作で設定した穀温とが比較され、検出
穀温の方が高穀温であると検出されると、この制御装置
32で該グレンク−ラ3が始動され、設定穀温と同じ
か、又は以下を検出するまで、このグレンク−ラ3は作
動制御される。
【0015】以下、上記実施例の作用について設定す
る。乾燥済みで穀温の比較的高温度の穀粒は、冷却施設
1の各穀物サイロ2a,2b,…内へ供給されると、操
作装置16の各設定抓み17,18,34,35を所定
位置へ操作し、始動手段28を操作することにより、通
風ソレノイド21及び排風ソレノイド26等が始動し
て、通風ダンパ−22及び排風ダンパ−27は、開状態
に制御されると共に、グレンク−ラ3は始動され、この
グレンク−ラ3から設定の温・湿の冷風が発生し、この
冷風は、通風ダクト19から各補助通風ダクト20を経
て、該各穀物サイロ2a,2b,…の各送風室9内へ送
風され、これら各送風室9から各通風板8を経て該各穀
物サイロ2a,2b,…内を通過して、各排風口12か
ら各補助排風ダクト25、各排風ダクト24を経て排風
機23で吸引されて、この排風機23で機外へ排風され
る。該各穀物サイロ2a,2b,…内の穀粒は、この冷
風に晒されて冷却され、該穀温設定抓み35で設定した
穀温まで冷却されると、制御装置32で該グレンク−ラ
3は、自動停止制御されて、このグレンク−ラ3は停止
され、穀粒の冷却が停止される。
る。乾燥済みで穀温の比較的高温度の穀粒は、冷却施設
1の各穀物サイロ2a,2b,…内へ供給されると、操
作装置16の各設定抓み17,18,34,35を所定
位置へ操作し、始動手段28を操作することにより、通
風ソレノイド21及び排風ソレノイド26等が始動し
て、通風ダンパ−22及び排風ダンパ−27は、開状態
に制御されると共に、グレンク−ラ3は始動され、この
グレンク−ラ3から設定の温・湿の冷風が発生し、この
冷風は、通風ダクト19から各補助通風ダクト20を経
て、該各穀物サイロ2a,2b,…の各送風室9内へ送
風され、これら各送風室9から各通風板8を経て該各穀
物サイロ2a,2b,…内を通過して、各排風口12か
ら各補助排風ダクト25、各排風ダクト24を経て排風
機23で吸引されて、この排風機23で機外へ排風され
る。該各穀物サイロ2a,2b,…内の穀粒は、この冷
風に晒されて冷却され、該穀温設定抓み35で設定した
穀温まで冷却されると、制御装置32で該グレンク−ラ
3は、自動停止制御されて、このグレンク−ラ3は停止
され、穀粒の冷却が停止される。
【0016】この冷却作業中は、各送風室9内に設けた
温・湿度センサ13,14は、グレンク−ラ3から発生
する冷風の温・湿度が検出され、この検出された温・湿
度と、温・湿度設定抓み17,18の操作で設定した温
・湿度とが、制御装置32で比較され、相違していると
設定の温・湿度と同じになるように、この制御装置32
で該グレンク−ラ3が制御される。
温・湿度センサ13,14は、グレンク−ラ3から発生
する冷風の温・湿度が検出され、この検出された温・湿
度と、温・湿度設定抓み17,18の操作で設定した温
・湿度とが、制御装置32で比較され、相違していると
設定の温・湿度と同じになるように、この制御装置32
で該グレンク−ラ3が制御される。
【図面の簡単な説明】 図は、この発明の一実施例を示すものである。
【図1】冷却施設の一部破断せる全体正面図。
【図2】ブロック図。
【図3】操作装置の一部破断せる拡大正面図。
2a 穀物サイロ 2b 穀物サイロ 2c 穀物サイロ 2d 穀物サイロ 3 グレンク−ラ 5 底板 8 通風板 9 送風室 13 温度センサ 14 湿度センサ 19 通風ダクト 20 補助通風ダクト 22 通風ダンパ− 32 制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 乾燥済み穀粒を受けて冷却しながら貯留
する穀物サイロ2a,2b,…を複数配設し、これら穀
物サイロ2a,2b,…の底板5上側には所定間隔を設
けて冷風が通過する通風板8を設けて送風室9を形成
し、該送風室9内には温・湿度センサ13,14を設け
ると共に、グレンク−ラ3と該各穀物サイロ2a,2
b,…の該各送風室9,9,…とは通風ダクト19と開
閉自在な通風ダンパ−22を内装した複数の補助通風ダ
クト20,20,…とで連接させて該グレンク−ラ19
から発生する冷風を該各送風室9,9,…を経て該各穀
物サイロ2a,2b,…へ通風すべく設け、該温・湿度
センサ13,14が検出する温度、及び湿度に基づいて
該グレンク−ラ3の作動、及び該各通風ダンパ−22の
開閉を制御する制御装置32を設けたことを特徴とする
穀物サイロの穀粒冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7772094A JPH07284326A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 穀物サイロの穀粒冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7772094A JPH07284326A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 穀物サイロの穀粒冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07284326A true JPH07284326A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13641733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7772094A Pending JPH07284326A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 穀物サイロの穀粒冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07284326A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100412022B1 (ko) * | 2001-10-26 | 2003-12-24 | 박은규 | 곡물 저장고 |
CN110671868A (zh) * | 2019-10-26 | 2020-01-10 | 中央储备粮镇江直属库有限公司 | 一种智能控温储粮系统 |
CN114651611A (zh) * | 2022-04-15 | 2022-06-24 | 河南工大设计研究院 | 一种低温储粮双层墙壁方筒仓及进出仓方法 |
-
1994
- 1994-04-18 JP JP7772094A patent/JPH07284326A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100412022B1 (ko) * | 2001-10-26 | 2003-12-24 | 박은규 | 곡물 저장고 |
CN110671868A (zh) * | 2019-10-26 | 2020-01-10 | 中央储备粮镇江直属库有限公司 | 一种智能控温储粮系统 |
CN114651611A (zh) * | 2022-04-15 | 2022-06-24 | 河南工大设计研究院 | 一种低温储粮双层墙壁方筒仓及进出仓方法 |
CN114651611B (zh) * | 2022-04-15 | 2023-09-15 | 河南工大设计研究院 | 一种低温储粮双层墙壁方筒仓及进出仓方法 |
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