JPH10122750A - ラック式乾燥機の送風切換装置及び送風量制御装置 - Google Patents

ラック式乾燥機の送風切換装置及び送風量制御装置

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JPH10122750A
JPH10122750A JP29944196A JP29944196A JPH10122750A JP H10122750 A JPH10122750 A JP H10122750A JP 29944196 A JP29944196 A JP 29944196A JP 29944196 A JP29944196 A JP 29944196A JP H10122750 A JPH10122750 A JP H10122750A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ラック式乾燥機において、複数の乾燥コンテナ
への熱風の送風切換を機械的に行い得て電気的設備を不
要とする。 【構成】収納乾燥コンテナ15を収納位置Bから乾燥位
置Aに移動することで、開閉弁23を乾燥コンテナ15
の固定板24によって押圧し、風路が送風路から接続口
21に接続され乾燥コンテナ15に乾燥装置13の熱風
が送風される。収納位置Bから乾燥位置Aに乾燥コンテ
ナ15を移動すると固定板24はスライド軸29を押す
ので開閉弁23は圧縮バネ32の弾性に抗しながら、送
風路12と接続口24とを連通する方向に移動し、逆に
乾燥コンテナ15を乾燥位置Aから収納位置Bに移動す
ると、開閉弁23は圧縮バネ32の弾性により送風路1
2と接続口21とを遮断する方向に移動するものとな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被乾燥物である、玉
ねぎ等の野菜、米穀等の穀物、タバコ等の嗜好品原料を
乾燥する乾燥装置であって、複数の乾燥ラックと、該乾
燥ラックを収納する複数の乾燥棚と該複数の乾燥棚の乾
燥ラックに乾燥風を送風可能にした送風路及び乾燥ラッ
クを搬送可能にした搬送装置とからなるラック式乾燥機
において、乾燥風が必要な乾燥コンテナだけに送風する
送風切換装置及び乾燥コンテナ量に応じて送風量を制御
する送風量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラック式乾燥機100において
は、図6に示すように複数の乾燥コンテナ101を収納
可能にした複数の乾燥ラック102があり、それぞれの
乾燥ラック102に乾燥風を配風する送風路103が設
けてある。この送風路103には乾燥ラック102ごと
に送風ファン104が設けてあり、乾燥コンテナ101
が収納されていない乾燥ラック102では送風ファン1
04を制御して、乾燥風の送風・停止を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これまでのラック式乾
燥機では、前述したように複数の乾燥ラックへ熱風装置
の熱風を送風するために、乾燥ラックごとに送風ファン
からなる送風装置を設けてあり、乾燥ラックの有無によ
り複数の送風ファンの制御を実施していた。
【0004】この構成では、送風ファン個々に対して電
源用の電気工事が必要であり、乾燥ラックの規模に応じ
て工事費用が嵩むだけでなく、乾燥コンテナの有無を関
知するセンサ−など送風ファンの制御のため制御機器も
必要となることから、制御の簡素化とこれら装置のコス
トダウンが望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1では、
複数個幅で複数段に区分けして形成された乾燥ラック
と、各乾燥ラックにそれぞれ乾燥風を配風する送風路及
び各送風路に乾燥風を送風する熱風装置とから乾燥装置
を構成してある。この乾燥装置の各乾燥ラックには、コ
ンテナ上面が開放され下方には送風可能な有孔棚を設け
て被乾燥物を収納可能にした乾燥コンテナを乾燥ラック
に出し入れ可能にしてあり、この乾燥コンテナを前記乾
燥部の乾燥ラックに出し入れする搬送装置を備えてラッ
ク式乾燥装置を構成してある。
【0006】このようなラック式乾燥装置において、前
記穀物コンテナの有孔棚下部には外部から乾燥風を送風
することができるよう接続口が設けてあり、前記乾燥装
置の送風路と穀物コンテナの接続口と、はめ合い可能に
してある。更に、乾燥ラックにおける乾燥コンテナ位置
を、乾燥ラック内で乾燥を行うための乾燥位置と、乾燥
コンテナを乾燥ラックに収納しておくだけの収納位置と
に移動することで、機械的に乾燥コンテナへの乾燥風の
送風・停止を切り換える送風切換装置が設けてあり、こ
のように構成されたラック式乾燥機の送風切換装置によ
って、前記課題を解決するための手段とした。
【0007】請求項2では、乾燥コンテナを乾燥位置へ
移動することで、乾燥コンテナの接続口によって押圧さ
れて開口する機械的な送風切換装置にしてある。つまり
送風と停止の切換には電気的な装置は不要となったので
ある。またこの時乾燥コンテナの移動は搬送装置によっ
て行われる。
【0008】請求項3では、乾燥装置の風量を複数段階
に制御可能にした送風量制御装置を設けてある。送風量
制御装置による制御は、乾燥中の乾燥コンテナの数量に
より乾燥装置の送風能力を複数段階に切換可能にするこ
とである。つまり、機械的な送風切換装置を設けて乾燥
する乾燥コンテナにだけ送風するので、乾燥中の乾燥コ
ンテナの量に応じた風量であればよく、このため複数段
階の風量制御を行い無駄な風量を削減している。なお風
量の低下又は上昇により熱風温度及び湿度が変化する
が、温度センサ−湿度センサ−等を設けて熱源をコント
ロ−ルすることにより対応可能である。
【0009】ラック式乾燥機では乾燥コンテナごとに入
出庫の管理が行われており、乾燥ラック個々の状態は全
て管理されている。従って、この管理デ−タによって、
現在何個の乾燥コンテナが乾燥途中であるかというデ−
タを入手して、その数量に応じて乾燥装置の送風能力を
段階的に管理しようとするものである。
【0010】これにより、乾燥装置に電気的あるいは制
御に関する設備の多くは不要となり、乾燥装置に備わる
温度と湿度の管理と、加えて風量の制御だけを行えばよ
く、送風切換装置と送風量制御装置とにより乾燥装置全
体が非常に簡素なものとなった。
【0011】さらに請求項4で、送風量制御装置は、乾
燥を要する乾燥コンテナの数量に応じて、熱風装置と各
送風路とを接続する主送風路に設けた乾燥風量を調節す
るダンパ−装置の開度を調節するようにしてある。従っ
て、乾燥コンテナあるいは乾燥ラック側にセンサ−等を
設けることもなく電気的な工事をも必要としない。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明による実施例を図1から図
5により説明するが、被乾燥物の例として穀物を例とし
て説明する。まず、ラック式乾燥機が設置される穀物乾
燥調製システム1として図1に示すものがある。穀物、
特に米を籾で荷受けする穀物乾燥調製システム1を例に
説明すると、まず籾荷受け工程2では粗選機や計量器を
経由しながら荷受けする。荷受けした籾は乾燥ラック3
b(11)に投入されると搬送装置3d(16)によっ
て搬送され、乾燥工程3の乾燥装置3aに投入される。
よって乾燥工程3で規定の水分まで乾燥され、乾燥を終
えると次の籾貯留工程4の籾タンク4aに貯留される。
籾タンク4aからは適宜必要に応じて次の籾すり粒選別
装置5aの調製工程5に排出され、ここで籾から玄米に
調製され粒大による選別が行われる。玄米は玄米貯留工
程6の玄米タンク6aに一時貯留され出荷に応じて排出
される。出荷工程7では玄米貯留工程6から排出される
玄米を計量装置7aで計量し適宜袋詰めして出荷するも
のである。
【0013】特に乾燥工程3においては乾燥装置3aに
複数個の乾燥ラック3b(11)を有しこの乾燥ラック
3b(11)に乾燥コンテナ3c(15)を収納して乾
燥を行う。乾燥コンテナ3cは規定間隔で取り出され搬
送装置3d(16)によって水分計測3eへの投入と共
に撹拌され目標水分になるまでこれが繰り返される。
【0014】本発明のラック式乾燥装置10は、このよ
うな穀物乾燥調製システム1の乾燥工程3として使用さ
れるものであり、図1及び2に示すような構成となる。
まず、複数個幅で複数段に区分けして形成された乾燥ラ
ック11と、各乾燥ラック11にそれぞれ乾燥風を送風
する送風路12及び各送風路に乾燥風を送風する熱風装
置13とから乾燥装置14を構成してある。この乾燥装
置14の各乾燥ラック11には、コンテナ上面が開放さ
れ下方には送風可能な有孔棚19を設けて穀物を収納可
能にした乾燥コンテナ15を出し入れ可能にしてあり、
この乾燥コンテナ15を前記乾燥装置14の乾燥ラック
11に出し入れする搬送装置16を備えてラック式乾燥
装置10を構成してある。ここで乾燥コンテナ15に設
けた有孔棚19は乾燥コンテナ15の途中に設けること
もあり乾燥コンテナ15の底部に設けることもあり、乾
燥コンテナ15の下方より送風して乾燥コンテナ15の
開放した上方に抜けるようにして被乾燥物がコンテナ内
に投入可能に有孔棚19が設けてあればよい。また、搬
送装置16は乾燥ラック11を左右方向に移動し、更に
上下方向にはクレ−ン部17により昇降するようにして
あり、乾燥コンテナ15はリフト部18によって乾燥ラ
ック11に収納される。以上がラック式乾燥機10の構
成となる。
【0015】このようなラック式乾燥装置10について
図3により説明する。前述したように乾燥コンテナ15
は、上面が開放され下方には送風可能な有孔棚19が設
けてあり、該有孔棚19下部のコンテナ側面20には外
部から乾燥風を送風することができるよう接続口21が
設けてあり、前記乾燥装置14の送風路12と穀物コン
テナ15の接続口21とは、はめ合い可能にしてある。
ここでの接続口21と送風路12とのはめ合いは、乾燥
コンテナ15の有孔棚19の構成により異なり、また乾
燥コンテナ15の形状に合わせて、あるいは乾燥コンテ
ナ15の機能が果たせるように送風路12を形成するこ
とも含まれるものである。
【0016】更に、乾燥ラック11における乾燥コンテ
ナ15位置を、乾燥ラック11内で乾燥を行うための乾
燥位置Aと、乾燥コンテナ15を乾燥ラックに収納して
おくだけの収納位置Bとに移動することで、機械的に乾
燥コンテナ15への乾燥風の送風・停止を切り換える送
風切換装置22が送風路12に設けてある。ここで乾燥
コンテナ15の乾燥位置Aと収納位置Bとの入れ替え
は、乾燥ラック11上でのスライドでもよく搬送装置1
6による移動でもよい。
【0017】この送風切換装置22の構成について更に
詳細に説明する。図3に示すように、乾燥コンテナ15
を収納位置Bから乾燥位置Aに移動することで、乾燥コ
ンテナ15の固定板24によって開閉弁23を押圧し、
風路が送風路12から接続口21に接続され乾燥コンテ
ナ15に熱風装置13の熱風が送風される。また、開閉
弁23は、送風路12の例えば円筒の接続口25内の設
けてあり、支持部材30に支持される軸受け26と、支
持部材31に支持され且つ開閉弁23側に固定した軸受
け27とスライドする軸受け28とにより、開閉弁23
のスライド軸29が支持してある。軸受け27と軸受け
26との間には圧縮バネ32を設けてあり、収納位置B
から乾燥位置Aに乾燥コンテナ15を移動すると、固定
板24がスライド軸29の一端を押すので、開閉弁23
は圧縮バネ32の弾性に抗しながら、送風路12と接続
口24とを連通する方向に移動し、逆に乾燥コンテナ1
5を乾燥位置Aから収納位置Bに移動すると、開閉弁2
3は圧縮バネ32の弾性により送風路12と接続口21
とを遮断する方向に移動するものとなる。
【0018】このように本発明では、乾燥コンテナ15
を収納位置Bと乾燥位置Aとの間を移動することによ
り、開閉弁23が通風路12と接続口24とを連通した
り遮断したりするので、熱風装置13の乾燥風を乾燥を
必要とする乾燥コンテナ15のみに送風することができ
る。これらのことは電気的な設備は一切必要としない機
械的な切換方式であり設備費は大いに削減できるだけで
なく、構造が単純なため確実な動作が保証できる。
【0019】なお、固定板24と支持部材30,31等
はその平面形状を図4に示すような十字形状とすること
で、風路を確保し且つ固定板24においてはスライド軸
29を押したり、また支持部材30,31においては中
央に軸受けを設けて、軸受け26,28を支持する目的
が達成できる。
【0020】
【実施例】以上の送風切換装置22が乾燥ラック11ご
とに設けてあり、乾燥状態の乾燥コンテナ15の数の大
小により乾燥風量も異なり従って熱風装置13の必要熱
量も異なる。本願では乾燥中の乾燥コンテナの数量の変
動に対応するように次の送風量制御装置を設けた。
【0021】図5によると、送風量制御装置40による
制御は、乾燥中の乾燥コンテナ15の数量により熱風装
置13の送風能力を複数段階に切換可能にすることであ
る。つまり、機械的な送風切換装置22を設けて乾燥中
の乾燥コンテナ15にだけ送風するので、乾燥中の乾燥
コンテナ15の数量に応じた必要風量であればよく、こ
のため乾燥中の乾燥コンテナ15に数量に応じた複数段
階の風量制御を行い無駄な風量を削減している。なお風
量の低下又は上昇により熱風温度及び湿度が変化する
が、排出側に温度センサ−及び湿度センサ−等を設けて
熱源をコントロ−ルすることにより対応可能である。こ
れらセンサ−は熱風発生装置には必ず備えてあるもので
特別に設ける必要はない。
【0022】ラック式乾燥機10では乾燥コンテナ15
ごとに入出庫の管理が行われており、それに伴い乾燥ラ
ック11個々の状態は全て管理されている。つまり荷受
け工程において、入荷する穀物の品種や荷受け量及び荷
受け水分等の各種デ−タが入力される。これらのデ−タ
は乾燥コンテナ15と共に入出庫管理デ−タとして記憶
される。つまりこのデ−タと共に乾燥コンテナ15がど
の乾燥ラック11に収納されているとかを管理する入出
庫管理システムが構築されているのが現状である。従っ
て、この管理システムによる管理デ−タによって、現在
何個の乾燥コンテナ15が乾燥途中であるかというデ−
タを入手して、その数量に応じて乾燥装置14の送風能
力を段階的に管理しようとするものである。
【0023】より具体的には、乾燥ラック11が30枠
設備されており、乾燥装置14の乾燥風量の制御を5段
階とすれば、乾燥中の乾燥コンテナ15が1個から6個
の範囲であれば風量1に制御する。あるいは同じく乾燥
コンテナが13個から18個の範囲であれば風量3に制
御する。更に乾燥コンテナが25個から30個の範囲で
あれば風量5と複数段階に制御すればよい。なお複数段
階を固定された5段階の風量に限定するものでなく連続
した風量調節とすることも可能である。
【0024】これにより、乾燥装置14に乾燥中の乾燥
コンテナが幾つあるかを知るセンサ−等を設けることも
なく電気的あるいは制御に関する設備の多くは不要とな
り、乾燥装置14においては、本来備わる温度と湿度の
管理と、加えて風量の制御だけを行えばよく、送風切換
装置と送風量制御装置とにより乾燥装置14全体が非常
に簡素なものとなった。
【0025】さらに、送風量制御装置40は 、入出庫
管理システム41から乾燥中の乾燥コンテナ数量を入手
すると共に乾燥コンテナ数量に応じて風量を段階的に制
御する制御装置42と、乾燥を要する乾燥コンテナ15
の数量に応じて制御装置42により制御され、熱風装置
13と各送風路12とを接続する主送風路39の開度を
制御するダンパ−装置43とからなり、前記制御装置4
2には、ダンパ−装置43の後の温度及び湿度を検知す
るセンサ−45,46を接続してあり、これらセンサ−
の信号により熱風装置13を制御する。
【0026】
【発明の効果】請求項1によると、機械的に作動する送
風切換装置を設けたので、乾燥ラック内の乾燥中の乾燥
コンテナのみに乾燥風を送ることが機械的に可能とな
り、更に面倒な電気的制御や電気配線も不要となり設備
費の削減に大いに貢献できる。
【0027】請求項2によると、乾燥コンテナの位置を
乾燥位置にセットするだけの単純な作業で切り換えが可
能となる。乾燥位置とか収納位置への移動は搬送装置で
行えるから、乾燥が必要な乾燥コンテナは、最初から乾
燥位置へセットすればよく、収納のみである場合には最
初から収納位置にセットすればよく、本発明により搬送
装置の操作が面倒になることはない。
【0028】請求項3によると、入出庫管理システムに
よる乾燥風が必要な乾燥コンテナの数量に応じた、つま
り必要な熱風量に応じて乾燥装置をコントロ−ルする送
風量制御装置を設けることで、乾燥装置は常に必要な熱
風量を発生するよう制御される。
【0029】より具体的には請求項4によって、乾燥コ
ンテナの数量をラック式乾燥装置とは異なり、乾燥調製
システム全体の入出庫管理システムで管理される乾燥中
の乾燥コンテナ数を送風量制御装置の制御装置に入手し
て、熱風装置の後に設けた風量ダンパ−を制御すること
により乾燥風量を調節するようにしたので、送風量制御
装置はより乾燥量に応じた制御が可能となる。
【0030】以上のように、送風切換装置及び送風量制
御装置によって、乾燥を必要とする乾燥コンテナのみに
乾燥風を送風することが可能で、しかも乾燥装置は乾燥
中の乾燥コンテナの数量に応じて風量を制御できる。し
かも、送風切換装置は簡単な構成の機械的切換装置であ
り、送風量切換装置は入出庫管理システムから乾燥中の
乾燥コンテナ数を乾燥装置の制御装置に入手するよう接
続すればよく、本発明により新たに過大な設備を行う必
要はなく、むしろ電気的設備の削減とシステムの簡素化
によりコストは低下できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラック式乾燥装機を設けた、穀物
乾燥調製システムのフロ−チャ−トである。
【図2】本発明に係るラック式乾燥機の側面図である。
【図3】本発明のラック式乾燥機の送風切換装置の側断
面図である。
【図4】乾燥コンテナの接続口の正面図である。
【図5】熱風制御装置の制御ブロック図である。
【図6】従来のラック式乾燥機である。
【符号の説明】
1 穀物乾燥調製システム 2 籾荷受け工程 3 乾燥工程 4 籾貯留工程 5 籾すり粒選別の調製工程 6 玄米貯留工程 7 出荷工程 10 ラック式乾燥装置 11 乾燥ラック 12 送風路 13 熱風装置 14 乾燥装置 15 乾燥コンテナ 16 搬送装置 17 クレ−ン部 18 リフト部 19 有孔棚 20 コンテナ側面 21 接続口 22 送風切換装置 23 開閉弁 24 固定板 25 接続口 26 軸受け 27 軸受け 28 軸受け 29 スライド軸 30 支持部材 31 支持部材 32 圧縮バネ 39 主送風路 40 送風量制御装置 41 入出庫管理システム 42 制御装置 43 ダンパ−装置 44 駆動装置 45 温度センサ− 46 湿度センサ− A 乾燥位置 B 収納位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の乾燥ラックと、各乾燥ラックにそ
    れぞれ乾燥風を送風する送風路及び各送風路に乾燥風を
    送風する熱風装置とから乾燥装置を構成し、コンテナ上
    面が開放され下方には送風可能な有孔棚を設けて被乾燥
    物を収納可能にした乾燥コンテナを、前記乾燥部の乾燥
    ラックに出し入れする搬送装置を備えたラック式乾燥装
    置において、前記乾燥コンテナの開孔棚下部には乾燥風
    を送風する接続口が設けてあり、前記送風路には、前記
    接続口とはめ合い可能にして且つ乾燥ラックにおける乾
    燥コンテナ位置を、乾燥を行うための乾燥位置と乾燥コ
    ンテナを収納するだけの収納位置に移動することで機械
    的に乾燥コンテナへの乾燥風の送風・停止を切り換える
    送風切換装置を設けたことを特徴とするラック式乾燥機
    の送風切換装置。
  2. 【請求項2】 送風切換装置の送風への切換は、乾燥コ
    ンテナの乾燥位置への移動で乾燥コンテナの接続口によ
    って押圧され開口するものであることを特徴とする請求
    項1に記載のラック式乾燥機の送風切換装置。
  3. 【請求項3】 複数の乾燥ラックと、各乾燥ラックにそ
    れぞれ乾燥風を送風する送風路及び各送風路に乾燥風を
    送風する熱風装置とから乾燥装置を構成し、コンテナ上
    面が開放され下方には送風可能な有孔棚を設けて穀物を
    収納可能にした複数個の乾燥コンテナを、前記乾燥部の
    乾燥ラックに出し入れする搬送装置を備え、乾燥ラック
    における乾燥コンテナ位置を、乾燥を行うための乾燥位
    置と乾燥コンテナを収納するだけの収納位置に移動する
    ことで機械的に乾燥コンテナへの乾燥風の送風・停止を
    切り換える送風切換装置が設けてあるラック式乾燥装置
    において、乾燥ラックの入庫状態を管理する入出庫管理
    システムにより管理される乾燥を要する乾燥コンテナ数
    量に応じて乾燥装置の送風能力を複数段階に切換可能に
    したことを特徴とするラック式乾燥機の送風量制御装
    置。
  4. 【請求項4】 乾燥ラック内の乾燥前の乾燥コンテナ数
    と乾燥終了の乾燥コンテナ数及び空ラック数等の数量を
    入出庫管理する管理システムと乾燥装置の制御装置とを
    連絡し、管理システムから得られる乾燥を必要とする乾
    燥コンテナ数量に基づいて、熱風装置と各送風路とを接
    続する主送風路に設けたダンパ−装置の開度を調節する
    ことを特徴とした請求項3に記載のラック式乾燥機の送
    風量制御装置。
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