JPH0345884A - 穀物乾燥設備 - Google Patents
穀物乾燥設備Info
- Publication number
- JPH0345884A JPH0345884A JP18088589A JP18088589A JPH0345884A JP H0345884 A JPH0345884 A JP H0345884A JP 18088589 A JP18088589 A JP 18088589A JP 18088589 A JP18088589 A JP 18088589A JP H0345884 A JPH0345884 A JP H0345884A
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- JP
- Japan
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- air
- drying
- exhaust
- grain storage
- humidity
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims abstract description 57
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 10
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 8
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 4
- 238000007791 dehumidification Methods 0.000 claims description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、除湿手段によって除湿した外気と除湿しない
外気とを混合した乾燥用空気を穀物貯留部に送風する送
風手段を備えた穀物乾燥設備に関する。
外気とを混合した乾燥用空気を穀物貯留部に送風する送
風手段を備えた穀物乾燥設備に関する。
穀物は高温で乾燥すると、その食味が低下することが知
られている。そこで、食味低下を抑制するために、近年
、従来の火力を利用した乾燥設備での乾燥温度(一般的
には40°C以上となる)よりも低い温度で乾燥できる
ように、除湿した外気と除湿しない外気とを混合するこ
とにより、乾燥用空気の湿度を調節できるようにして、
例えば、常温でも穀物を乾燥可能な穀物乾燥設備が提案
されている。
られている。そこで、食味低下を抑制するために、近年
、従来の火力を利用した乾燥設備での乾燥温度(一般的
には40°C以上となる)よりも低い温度で乾燥できる
ように、除湿した外気と除湿しない外気とを混合するこ
とにより、乾燥用空気の湿度を調節できるようにして、
例えば、常温でも穀物を乾燥可能な穀物乾燥設備が提案
されている。
但し、従来では、穀物乾燥設備内に取り込む外気を加温
するようには構成されていなかった。
するようには構成されていなかった。
外気の温度や湿度は、昼夜でも異なるものであり、又、
季節の違い等によっては大きく異なることになる。従っ
て、従来構成では、穀物の初期水分が同じであっても、
設定水分となるまで乾燥するために要する時間は、外気
温度や湿度に影響されて変動することになり、乾燥能率
が低い欠点があった。
季節の違い等によっては大きく異なることになる。従っ
て、従来構成では、穀物の初期水分が同じであっても、
設定水分となるまで乾燥するために要する時間は、外気
温度や湿度に影響されて変動することになり、乾燥能率
が低い欠点があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は、外気温度に拘わらず、食味低下を抑制しなが
らも、能率良く乾燥できるようにすることにある。
の目的は、外気温度に拘わらず、食味低下を抑制しなが
らも、能率良く乾燥できるようにすることにある。
本発明による穀物乾燥設備は、除湿手段によって除湿し
た外気と除湿しない外気とを混合した乾燥用空気を穀物
貯留部に送風する送風手段を備えたものであって、その
特徴構成は、以下の通りである。
た外気と除湿しない外気とを混合した乾燥用空気を穀物
貯留部に送風する送風手段を備えたものであって、その
特徴構成は、以下の通りである。
すなわち、前記穀物貯留部に設定温度で且つ設定湿度の
乾燥用空気を供給するように、前記乾燥用空気を加温す
る加温手段と、前記乾燥用空気に前記穀物貯留部からの
排気を混合する排気混合手段とを備えている点にある。
乾燥用空気を供給するように、前記乾燥用空気を加温す
る加温手段と、前記乾燥用空気に前記穀物貯留部からの
排気を混合する排気混合手段とを備えている点にある。
外気温度が低い場合には、乾燥速度が低下することにな
るので、乾燥用空気を加温することにより、外気温度が
低い場合における乾燥速度の低下を抑制できるようにす
るのである。
るので、乾燥用空気を加温することにより、外気温度が
低い場合における乾燥速度の低下を抑制できるようにす
るのである。
但し、加温すると湿度が低下することになり、例えば、
外気温度が低く且つ湿度が低い場合には、加温された乾
燥用空気の湿度が穀物乾燥に適正な湿度よりも低くなり
、乾燥速度が適正乾燥速度よりも速くなって穀物の品質
が低下する虞れがある。
外気温度が低く且つ湿度が低い場合には、加温された乾
燥用空気の湿度が穀物乾燥に適正な湿度よりも低くなり
、乾燥速度が適正乾燥速度よりも速くなって穀物の品質
が低下する虞れがある。
ところで、穀物貯留部から排気される空気の湿度は、貯
留された穀物から除去される水分によって高湿度になっ
ている。
留された穀物から除去される水分によって高湿度になっ
ている。
そこで、穀物貯留部から高湿度で排気される排気を利用
して乾燥用空気を加湿することにより、外気の温度や湿
度に拘わらず、穀物貯留部に設定温度で且つ設定湿度の
乾燥用空気を供給できるようにしているのである。
して乾燥用空気を加湿することにより、外気の温度や湿
度に拘わらず、穀物貯留部に設定温度で且つ設定湿度の
乾燥用空気を供給できるようにしているのである。
従って、外気温度や湿度に拘わらず、穀物貯留部に設定
温度で且つ設定湿度の乾燥用空気を供給できるので、乾
燥に要する時間が外気温度や湿度に影響されないように
できる。もって、食味低下を抑制しながらも、能率良く
乾燥できるに至った。
温度で且つ設定湿度の乾燥用空気を供給できるので、乾
燥に要する時間が外気温度や湿度に影響されないように
できる。もって、食味低下を抑制しながらも、能率良く
乾燥できるに至った。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図面に示すように、穀物乾燥設備は、−次空気取り入れ
口(1)から取り入れられる外気を除湿手段としてのヒ
ートンプを利用した除湿装置(2)によって除湿し、そ
の除湿装置(2)によって除湿した外気と二次空気取り
入れ口(3)から取り入れられる除湿しない外気とを混
合した乾燥用空気を加温手段としての電気式ヒータ(4
)によって加温して、送風手段としての送風機(5)に
よって穀物貯留部(6)に下方から上方に向けて通風さ
せるように構成されている。
口(1)から取り入れられる外気を除湿手段としてのヒ
ートンプを利用した除湿装置(2)によって除湿し、そ
の除湿装置(2)によって除湿した外気と二次空気取り
入れ口(3)から取り入れられる除湿しない外気とを混
合した乾燥用空気を加温手段としての電気式ヒータ(4
)によって加温して、送風手段としての送風機(5)に
よって穀物貯留部(6)に下方から上方に向けて通風さ
せるように構成されている。
そして、前記穀物貯留部(6)の排気は、貯留される穀
物から除去される水分によって高湿度となっていること
から、その高湿度の排気を利用して加湿できるようにす
るために、前記穀物貯留部(6)の上部と前記二次空気
取り入れ口(3)とを排気混合手段としての排気ダクト
(7〉で接続して、前記乾燥用空気に混合できるように
なっている。
物から除去される水分によって高湿度となっていること
から、その高湿度の排気を利用して加湿できるようにす
るために、前記穀物貯留部(6)の上部と前記二次空気
取り入れ口(3)とを排気混合手段としての排気ダクト
(7〉で接続して、前記乾燥用空気に混合できるように
なっている。
尚、詳述はしないが、前記除湿装置(2)は、前記−次
空気取り入れ口(1)から取り入れられる外気をエバポ
レータ(2a)で冷却・除湿し、コンデンサ(2b)で
加熱して外気を除湿するように構成されている。
空気取り入れ口(1)から取り入れられる外気をエバポ
レータ(2a)で冷却・除湿し、コンデンサ(2b)で
加熱して外気を除湿するように構成されている。
又、図中、(8)は前記−時空気取り入れ口(1)から
の流入空気量を調節する一次空気用ダンパ、(9)は前
記二次空気からの流入空気量を調節する二次空気用ダン
パー、(10)は前記穀物貯留部(6)への送風量を調
節する送風用ダンパー(11)は前記排気ダクト(7)
からの排気量を調節する排気用ダンパー、(12)は穀
物乾燥設備の運転を制御する制御装置である。
の流入空気量を調節する一次空気用ダンパ、(9)は前
記二次空気からの流入空気量を調節する二次空気用ダン
パー、(10)は前記穀物貯留部(6)への送風量を調
節する送風用ダンパー(11)は前記排気ダクト(7)
からの排気量を調節する排気用ダンパー、(12)は穀
物乾燥設備の運転を制御する制御装置である。
つまり、前記制御装置(12)によって、前記各ダンパ
ー(8乃至11)の設置箇所や前記穀物貯留部(6)に
おける温度及び湿度の検出情報に基づいて、前記各ダン
パー(8乃至11)の作動を制御させることにより、前
記穀物貯留部(6)へ設定温度で且つ設定湿度の乾燥用
空気を設定流量で送風できるように構成されているので
ある。
ー(8乃至11)の設置箇所や前記穀物貯留部(6)に
おける温度及び湿度の検出情報に基づいて、前記各ダン
パー(8乃至11)の作動を制御させることにより、前
記穀物貯留部(6)へ設定温度で且つ設定湿度の乾燥用
空気を設定流量で送風できるように構成されているので
ある。
但し、乾燥用空気の温度が設定温度よりも高くなってい
る場合には、前記ヒータ(4)による加温を停止させ、
且つ、外気の湿度が設定湿度よりも低い場合には、前記
除湿装置(2)の運転を停止させるようにして、運転コ
ストを抑制できるようにしである。そして、外気の湿度
が低く、前記除湿装置(2)の運転を停止しても乾燥用
空気の湿度が設定湿度よりも低い状態となる場合にのみ
、前記穀物貯留部(6)からの排気を前記二次空気に混
合させて乾燥用空気を加湿することになる。
る場合には、前記ヒータ(4)による加温を停止させ、
且つ、外気の湿度が設定湿度よりも低い場合には、前記
除湿装置(2)の運転を停止させるようにして、運転コ
ストを抑制できるようにしである。そして、外気の湿度
が低く、前記除湿装置(2)の運転を停止しても乾燥用
空気の湿度が設定湿度よりも低い状態となる場合にのみ
、前記穀物貯留部(6)からの排気を前記二次空気に混
合させて乾燥用空気を加湿することになる。
上述の構成になる穀物乾燥設備で籾を乾燥する場合を例
に説明を加えれば、籾は約38℃以上の温度で乾燥させ
ると、胴割れを生じたり食味が低下することから、胴割
れの発生や食味の低下を抑制しながら且つ能率良く乾燥
できるようにするために、乾燥用空気が30℃乃至35
℃の設定温度で且つ50%乃至60%の設定湿度に維持
されるように、且つ、前記穀物貯留部(6)に貯留され
る籾の乾燥速度(乾減率)が設定速度範囲に維持される
ように、前記各ダンパー(8乃至11)の作動を制御し
て、除湿した外気、除湿しない外気、及び、高湿度の排
気の夫々の混合率を自動調節させることになる。
に説明を加えれば、籾は約38℃以上の温度で乾燥させ
ると、胴割れを生じたり食味が低下することから、胴割
れの発生や食味の低下を抑制しながら且つ能率良く乾燥
できるようにするために、乾燥用空気が30℃乃至35
℃の設定温度で且つ50%乃至60%の設定湿度に維持
されるように、且つ、前記穀物貯留部(6)に貯留され
る籾の乾燥速度(乾減率)が設定速度範囲に維持される
ように、前記各ダンパー(8乃至11)の作動を制御し
て、除湿した外気、除湿しない外気、及び、高湿度の排
気の夫々の混合率を自動調節させることになる。
尚、前記穀物貯留部(6)に貯留される籾の水分が予め
設定した水分に達すると、運転を停止することになる。
設定した水分に達すると、運転を停止することになる。
従って、外気温度やその湿度に拘わらず、前記穀物貯留
部(6)へ設定温度で且つ設定湿度の乾燥用空気を送風
できるので、乾燥に要する時間が外気温度や湿度に影響
されないようにして、外気温度が低い場合や湿度が低い
場合にも、食味低下を抑制しながら能率良く乾燥できる
。
部(6)へ設定温度で且つ設定湿度の乾燥用空気を送風
できるので、乾燥に要する時間が外気温度や湿度に影響
されないようにして、外気温度が低い場合や湿度が低い
場合にも、食味低下を抑制しながら能率良く乾燥できる
。
本発明を実施する上で必要となる各部の具体構成は各種
変更できる。又、籾の乾燥の他、種子類や球根類の乾燥
にも使用できる。
変更できる。又、籾の乾燥の他、種子類や球根類の乾燥
にも使用できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
図面は本発明に係る穀物乾燥設備の構成を示す概略説明
図である。 (2)・・・・・・除湿手段、(4)・・・・・・加温
手段、(5)・・・・・・送風手段、(6)・・・・・
・穀物貯留部、(7)・・・・・・排気混合手段。
図である。 (2)・・・・・・除湿手段、(4)・・・・・・加温
手段、(5)・・・・・・送風手段、(6)・・・・・
・穀物貯留部、(7)・・・・・・排気混合手段。
Claims (1)
- 除湿手段(2)によって除湿した外気と除湿しない外気
とを混合した乾燥用空気を穀物貯留部(6)に送風する
送風手段(5)を備えた穀物乾燥設備であって、前記穀
物貯留部(6)に設定温度で且つ設定湿度の乾燥用空気
を供給するように、前記乾燥用空気を加温する加温手段
(4)と、前記乾燥用空気に前記穀物貯留部(6)から
の排気を混合する排気混合手段(7)とを備えている穀
物乾燥設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18088589A JPH0345884A (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | 穀物乾燥設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18088589A JPH0345884A (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | 穀物乾燥設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0345884A true JPH0345884A (ja) | 1991-02-27 |
Family
ID=16091039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18088589A Pending JPH0345884A (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | 穀物乾燥設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0345884A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04117380U (ja) * | 1991-03-30 | 1992-10-21 | 金子農機株式会社 | 除湿乾燥施設 |
JPH072885U (ja) * | 1991-08-05 | 1995-01-17 | 株式会社タナカ | 除湿乾燥機 |
-
1989
- 1989-07-13 JP JP18088589A patent/JPH0345884A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04117380U (ja) * | 1991-03-30 | 1992-10-21 | 金子農機株式会社 | 除湿乾燥施設 |
JPH072885U (ja) * | 1991-08-05 | 1995-01-17 | 株式会社タナカ | 除湿乾燥機 |
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