JP3128662B2 - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

Info

Publication number
JP3128662B2
JP3128662B2 JP03269017A JP26901791A JP3128662B2 JP 3128662 B2 JP3128662 B2 JP 3128662B2 JP 03269017 A JP03269017 A JP 03269017A JP 26901791 A JP26901791 A JP 26901791A JP 3128662 B2 JP3128662 B2 JP 3128662B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
storage
grain
storage bin
grains
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03269017A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0579764A (ja
Inventor
村 孝 道 下
田 悟 赤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Hokoku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Hokoku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanma Agricultural Equipment Co Ltd, Hokoku Kogyo Co Ltd filed Critical Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP03269017A priority Critical patent/JP3128662B2/ja
Publication of JPH0579764A publication Critical patent/JPH0579764A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3128662B2 publication Critical patent/JP3128662B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば穀物などを定置し
た状態で設定含水率まで乾燥させる乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平3−199884号公報に
示す如く、乾燥させる穀粒量に基づき除湿機を自動制御
する技術があると共に、実開昭51−102564号公
報に示す如く、複数の貯蔵ビンを一列に連結させて乾燥
風量調節する技術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、一台
の除湿機を設ける構造であるから、50乃至70トンの
生籾などを貯蔵ビンに投入させる大型のものでは、穀粒
が少ないときと多いときの必要な乾燥能力の差が大きく
なるのに対し、大きな能力の除湿機及び送風機を設ける
ことにより、穀粒が少ないときまたは水分が少ない乾燥
仕上げ時に無駄な運転が行われる不具合があると共に、
貯蔵ビンの下層側と上層側とで穀粒の乾燥状態が異なる
のを防ぐ必要があるが、貯蔵ビンに昇降機を設けて穀粒
を循環させる構造であるから、複数の貯蔵ビンを一列に
設けることにより、穀粒の搬入及び搬出構造と循環構造
が各別に構成され、乾燥むら防止構造の簡略化などを容
易に図り得ない等の問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、荷受
部からの荷受穀粒を乾燥させる荷受貯蔵部と、出荷部に
穀粒を取出す仕上げ貯蔵部を備えると共に、前記各貯蔵
部に、一列に連結させる複数の貯蔵ビンと、各貯蔵ビン
に穀粒を投入させる搬入コンベアと、各貯蔵ビンの穀粒
を送出させる搬出コンベアと、常温定湿空気を形成する
複数組の除湿機及び送風機を設け、一列全ての貯蔵ビン
穀粒量と各床下静圧に基づき、複数組の除湿機及び
送風機の運転制御により、常温定湿空気供給量を各貯蔵
ビン毎に変更する乾燥制御と、穀粒の品質確保のために
各貯蔵ビンの穀粒を入れ換えるローテーション制御とを
自動的に選択して行わせるように構成したもので、一列
の複数の貯蔵ビンに対して複数組の除湿機及び送風機を
各別に出力調節し、各貯蔵ビンの穀粒に対する常温定湿
空気供給量の適正維持並びに乾燥運転効率の向上を容易
に行い得、除湿機及び送風機の無駄な運転をなくして乾
燥コスト低減並びに乾燥貯蔵穀粒量の増大などを容易に
図り得ると共に、常温定湿空気による乾燥作業と各貯蔵
ビンの穀粒を入れ換えるローテーション作業穀粒量に
よって必要に応じて行われ、各貯蔵ビンに多量の穀粒を
入れても乾燥むらをなくして品質低下を容易に防止し
得、また搬入及び搬出コンベアを兼用するローテーショ
ン作業によって乾燥むら防止及び貯蔵ビン設置構造の簡
略化並びにカントリーエレベータなどの施設用乾燥及び
貯蔵システム制御の簡略化などを容易に行い得、穀粒処
理能力の向上並びに取扱い作業性の向上などを容易に図
り得るものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は常温定湿乾燥制御回路図、図2はカントリ
ーエレベータなどの穀物調整説明図、図3は穀物貯蔵部
の説明図であり、荷受ホッパー及び荷受計量器などを備
えて個人別・荷口別に搬入される生籾などを受付ける二
系列の荷受部(1)(2)と、前記荷受部(1)(2)
からの生籾などを貯留乾燥させる二系列の貯蔵部(3)
(4)と、該貯蔵部(3)(4)からの半乾燥または乾
燥状態の籾などを貯留乾燥させる二系列の貯蔵部(5)
(6)と、この貯蔵部(5)(6)から籾などを取出し
て玄米など精粒にするための籾摺機及び選別機などを備
える調整部(7)と、フレコン出荷タンク及びバラ出荷
タンクなどを備えて調整後の玄米などを出荷させる出荷
部(8)とを配設させ、ライスセンターまたはカントリ
ーエレベータを構成している。
【0006】また、乾燥物収納手段である複数の貯蔵ビ
ン(9)…を一列に連結させて貯蔵部(3)(4)
(5)(6)を形成すると共に、穀物搬入出昇降機(1
0)と、該昇降機(10)に切換弁(11)を介して接
続させる穀物搬入コンベア(12)(13)と、前記ビ
ン(9)…からの穀物をシャッタ(14)…を介して受
取る穀物搬出コンベア(15)と、該コンベア(15)
送り終端からの穀物を前記昇降機(10)投入部に受渡
す水分計(16)付きの計量器(17)とを備え、50
トン乃至70トンの生籾などを各ビン(9)…に夫々投
入させるように構成している。
【0007】さらに、主及び副除湿機(18a)(18
b)並びに主及び副送風機(19a)(19b)を備
え、各ビン(9)…の底部に送風ダクト(20)を挿通
させると共に、前記ダクト(20)の送風口(21)を
開閉するエアダンパ(22)と、該ダンパ(22)を開
閉作動させるモータ(23)付きの電動シリンダ(2
4)とを設け、除湿機(18a)(18b)から送風機
(19a)(19b)を介して送風ダクト(20)に送
り込む常温定湿空気を、エアダンパ(22)を介してビ
ン(9)底部に供給させ、ビン(9)内部の籾などを乾
燥させ乍ら貯留するように構成している。
【0008】また、図4に示す如く、冷却除湿用エバポ
レータ(25)(25)、常温復元用コンデンサ(2
6)(26)、及び有段出力調整自在な冷却用の主及び
副スクロールコンプレッサ(27a)(27b)などを
前記除湿機(18a)(18b)に備えると共に、モー
タ(28)によって開閉させる除湿調節フラップ(2
9)…を介して大気(湿り空気)を上方側から取入れる
外気取入ダクト(30)を備え、モータ(31)(3
2)によって開閉する定湿用ダンパ(33)(34)を
介して、コンデンサ(26)からの常温除湿空気と、ダ
クト(30)からの大気とを混合させて常温定湿空気を
形成し、この常温定湿空気を送風機(19a)(19
b)に吸込ませるように構成している。
【0009】また、前記エバポレータ(25)をコンデ
ンサ(26)よりも高い位置に支持させて冷却風路(3
5)を傾斜させて形成し、前記ダクト(30)と風路
(35)間の隔板(36)の傾斜下端部、並びに前記風
路(35)の底板(37)の傾斜下端部にドレン排水路
(38)(39)を形成し、また前記エバポレータ(2
5)(25)にドレンパン(40)(41)を取付ける
と共に、前記エバポレータ(25)下方側にコンプレッ
サ(27a)(27b)を配設させ、コンプレッサ(2
7a)(27b)を内設させる機筐底板(42)を斜設
させ、該底板(42)傾斜下端に排水路(43)を形成
するもので、結露した水並びに掃除用の洗浄水などを前
記各排水路(38)(39)(43)から機外に排出さ
せるように構成している。
【0010】さらに、図1及び図5に示す如く、前記送
風ダクト(20)の風圧を水銀柱(44)によって静圧
として計測して送風機(19a)(19b)からの風量
を検出する静圧計(45)を設け、前記水分計(1
6)、計量器(17)、及び静圧計(45)を、マイク
ロコンピュータで構成する乾燥回路(46)に入力接続
させると共に、前記乾燥回路(46)に主及び副スクロ
ールコンプレッサ(27a)(27b)の出力切換部を
接続させるもので、出力切換自在なコンプレッサ(27
a)(27b)を夫々備える二台の除湿機(18a)
(18b)を備え、非乾燥物である穀物(籾)の水分ま
たは堆積量などに基づいて前記各コンプレッサ(27
a)(27b)の出力を自動的に切換えて乾燥能力を調
整するように構成し、また常温定湿空気を供給する除湿
機(18a)(18b)及び送風機(19a)(19
b)を備える乾燥装置において、穀物の堆積量に基づい
て除湿機(18a)(18b)の運転量を自動制御する
ように構成すると共に、前記静圧計(45)の静圧出力
と穀物の堆積量によって求められる風量比を所定値に保
つように構成している。
【0011】また、除湿機(18a)(18b)及び送
風機(19a)(19b)の電源(47)のオンオフ切
換部と、各エアダンパ(22)のモータ(23)正逆転
部と、自動制御の異常を知らせる警報器(48)と、前
記昇降機(10)及びコンベア(12)(13)(1
5)及びシャッタ(14)…を作動させて各ビン(9)
…の穀物を相互に入れ換えるローテーション作業を行わ
せるローテーション制御回路(49)とを、前記乾燥回
路(46)に接続させるもので、前記のローテーション
作業時に各ビン(9)…の穀物の含水率及び堆積量(重
量)を水分計(16)及び計量器(17)によって検出
し、また静圧計(45)によってダクト(20)の静圧
(風量)を検出し、図6の出力線図に示す如く、堆積量
と静圧に基づいて風量比が求められると共に、その風量
比に基づいて単位時間当りの乾減率(乾減水分)並びに
乾減速度(安全貯留時間)が演算によって求められるも
のであり、図7のフローチャートに示す如く、前記コン
プレッサ(27a)(27b)の出力を多段に切換える
除湿能力制御と、エアダンパ(22)を開閉する風量制
御と、乾燥むら及び過乾燥を防ぐ水分制御とにより、貯
蔵ビン(9)での穀物(籾または麦)の乾燥作業が行わ
れるように構成している。
【0012】そして、図8のフローチャートに示す如
く、貯蔵ビン(9)に投入される穀物の水分及び重量に
基づいて除湿能力制御が行われるもので、水分計(1
6)及び計量器(17)の各検出値を入力させ、水分値
または堆積量に異常があるとき、制御を中止して警報器
(48)を作動させると共に、水分値及び堆積量が所定
範囲のときに各値に基づいて除湿能力を演算し、主スク
ロールコンプレッサ(27a)と副スクロールコンプレ
ッサ(27b)の各出力値(100、60、0)を組合
せて設定した目標値1〜5のいずれに前記除湿能力が近
似しているかを判断し、適正除湿能力に最も近い目標値
(1〜5のいずれか)を選んで、各コンプレッサ(27
a)(27b)の出力を切換え、水分値及び堆積量に基
づく最適除湿能力に最も近い除湿能力で2台の除湿機
(18a)(18b)を運転し、貯蔵ビン(9)の乾燥
作業を行うものであり、一方の主除湿機(18a)を主
に運転し、運転停止側がもう一方の副除湿機(18b)
に常に固定される制御を行うことによって運転初期の能
力ダウン並びに無駄な運転が行われるのを防止するもの
である。
【0013】また、図9のフローチャートに示す如く、
貯蔵ビン(9)に供給される常温定湿空気量である風量
並びに前記ビン(9)に投入される穀物重量である堆積
及び堆積穀物水分に基づいて風量制御が行われるもの
で、静圧計(45)からの床下静圧及び計量器(17)
からの堆積量・穀物水分の各検出値を入力させ、図6の
ように床下静圧と堆積量から設定される推定風量比を演
する。前記ビン(9)の穀物の品質を保つには、穀物
水分毎に安全に貯蔵出来る風量比が存在し、1日間安全
に貯蔵出来る風量比、3日間安全に貯蔵出来る風量比、
長期間安全に貯蔵出来る風量比の3種類の風量比があ
り、安全貯蔵期間が短いほど大きな風量比が必要であ
る。前記各ビン(9)の床下静圧と各ビン(9)毎の穀
物堆積量から演算した風量比と、堆積穀物水分から求め
られる1日間安全に貯蔵出来る風量比の比較にて、演算
された風量比が小さいとき、運転停止中の除湿機・送風
機の有無にて風量増加が可能か否かを判断し、停止機械
があれば運転再開による可能でないときは警報器(4
8)を作動させる。演算された風量比が1日間安全に貯
蔵出来る風量比より大きいときは、3日間安全に貯蔵出
来る風量比と比較し、3日間安全に貯蔵出来る風量比よ
り小さい場合は、各貯蔵ビンにて乾燥が開始されてから
24時間以内にローテーション指示を出力してローテー
ション作業を行わせるものであり、大きい場合は、3日
間以内にローテーション指示を出力してローテーション
作業を行わせ、穀物の乾燥むらをなくして穀物の品質を
保つものである。なお、図6にて見られるように、床下
静圧が一定では堆積重量が増えるほど風量比は小さくな
る。安全堆積量とは、堆積穀物水分から得られる安全風
量比を確保出来る穀物堆積量をいう。
【0014】上記から明らかなように、荷受部(1)
(2)からの荷受穀粒を乾燥させる荷受貯蔵部(3)
(4)と、出荷部(8)に穀粒を取出す仕上げ貯蔵部
(5)(6)を備えると共に、前記各貯蔵部(3)〜
(6)に、一列に連結させる複数の貯蔵ビン(9)と、
各貯蔵ビン(9)に穀粒を投入させる搬入コンベア(1
2)と、各貯蔵ビン(9)の穀粒を送出させる搬出コン
ベア(15)と、常温定湿空気を形成する複数組の除湿
機(18a)(18b)及び送風機(19a)(19
b)を設け、一列全ての貯蔵ビン(9)の穀粒量と各
床下静圧に基づき、複数組の除湿機(18a)(19
b)及び送風機(19a)(19b)の運転制御によ
り、常温定湿空気供給量を各貯蔵ビン(9)毎に変更す
る乾燥制御と、穀粒の品質確保のために各貯蔵ビン
(9)の穀粒を入れ換えるローテーション制御とを自動
的に選択して行わせる。そして、一列の複数の貯蔵ビン
(9)に対して複数組の除湿機(18a)(19b)及
び送風機(19a)(19b)を各別に出力調節し、各
貯蔵ビン(9)の穀粒に対する常温定湿空気供給量の適
正維持並びに乾燥運転効率の向上を行い、除湿機(18
a)(18b)及び送風機(19a)(19b)の無駄
な運転をなくして乾燥コスト低減並びに乾燥貯蔵穀粒量
の増大などを図ると共に、常温定湿空気による乾燥作業
と各貯蔵ビン(9)の穀粒を入れ換えるローテーション
作業穀粒量によって必要に応じて行われ、各貯蔵ビン
(9)に多量の穀粒を入れても乾燥むらをなくして品質
低下を防止し、また搬入及び搬出コンベア(12)(1
5)を兼用するローテーション作業によって乾燥むら防
止及び貯蔵ビン(9)設置構造の簡略化並びにカントリ
ーエレベータなどの施設用乾燥及び貯蔵システム制御の
簡略化などを行い、穀粒処理能力の向上並びに取扱い作
業性の向上などを図る。
【0015】また、図10のフローチャートに示す如
く、貯蔵ビン(9)の穀物の水分及び重量に基づいて水
分制御が行われるもので、ローテーション作業のときに
検出させる水分計(16)及び計量器(17)の各検出
値を入力させ、各ビン(9)…毎の水分偏差値を演算
し、平均水分値が所定以下で各ビン(9)…の水分差が
所定以下のとき、除湿機(18a)(18b)を停止さ
せて乾燥作業を終了させ、また平均水分値が所定以下で
各ビン(9)…の水分差が所定以下ではないとき並びに
平均水分値が所定以上ではないとき、除湿能力を維持し
て乾燥作業を続行させると共に、各ビン(9)…の平均
水分値が所定以上のとき、コンプレッサ(27a)(2
7b)の出力を上げ、或いはエアダンパ(22)を開動
させ、前記ビン(9)の除湿能力を上げて乾燥作業を行
わせるものである。
【0016】さらに、図4にも示す如く、機筐底板(4
2)などに排水路(38)(39)(43)を設けたか
ら、エバポレータ(25)に外側から水ノズルによって
吹付ける洗浄水、並びに結露によって流下する結露水な
どが良好に排出されるものである。
【0017】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、荷受部(1)(2)からの荷受穀粒を乾燥させる荷
受貯蔵部(3)(4)と、出荷部(8)に穀粒を取出す
仕上げ貯蔵部(5)(6)を備えると共に、前記各貯蔵
部(3)〜(6)に、一列に連結させる複数の貯蔵ビン
(9)と、各貯蔵ビン(9)に穀粒を投入させる搬入コ
ンベア(12)と、各貯蔵ビン(9)の穀粒を送出させ
る搬出コンベア(15)と、常温定湿空気を形成する複
数組の除湿機(18a)(18b)及び送風機(19
a)(19b)を設け、一列全ての貯蔵ビン(9)の
穀粒量と各床下静圧に基づき、複数組の除湿機(18
a)(19b)及び送風機(19a)(19b)の運転
制御により、常温定湿空気供給量を各貯蔵ビン(9)毎
に変更する乾燥制御と、穀粒の品質確保のために各貯蔵
ビン(9)の穀粒を入れ換えるローテーション制御とを
自動的に選択して行わせるように構成したもので、一列
の複数の貯蔵ビン(9)に対して複数組の除湿機(18
a)(19b)及び送風機(19a)(19b)を各別
に出力調節し、各貯蔵ビン(9)の穀粒に対する常温定
湿空気供給量の適正維持並びに乾燥運転効率の向上を容
易に行うことができ、除湿機(18a)(18b)及び
送風機(19a)(19b)の無駄な運転をなくして乾
燥コスト低減並びに乾燥貯蔵穀粒量の増大などを容易に
図ることができると共に、常温定湿空気による乾燥作業
と各貯蔵ビン(9)の穀粒を入れ換えるローテーション
作業穀粒量によって必要に応じて行われ、各貯蔵ビン
(9)に多量の穀粒を入れても乾燥むらをなくして品質
低下を容易に防止でき、また搬入及び搬出コンベア(1
2)(15)を兼用するローテーション作業によって乾
燥むら防止及び貯蔵ビン(9)設置構造の簡略化並びに
カントリーエレベータなどの施設用乾燥及び貯蔵システ
ム制御の簡略化などを容易に行うことができ、穀粒処理
能力の向上並びに取扱い作業性の向上などを容易に図る
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】常温定湿乾燥制御回路図。
【図2】穀物調整説明図。
【図3】穀物貯蔵部の説明図。
【図4】常温定湿乾燥説明図。
【図5】貯蔵ビンの乾燥説明図。
【図6】堆積量出力線図。
【図7】乾燥作業のフローチャート。
【図8】除湿能力制御のフローチャート。
【図9】風量制御のフローチャート。
【図10】水分制御のフローチャート。
【符号の説明】
(1)(2) 荷受部 (3)(4) 荷受貯蔵部 (5)(6) 仕上げ貯蔵部 (9) 貯蔵ビン (12) 搬入コンベア (15) 搬出コンベア (18a)(18b) 除湿機 (19a)(19b) 送風機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−199884(JP,A) 実開 昭51−102564(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F26B 25/00 F26B 21/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷受部(1)(2)からの荷受穀粒を乾
    燥させる荷受貯蔵部(3)(4)と、出荷部(8)に穀
    粒を取出す仕上げ貯蔵部(5)(6)を備えると共に、
    前記各貯蔵部(3)〜(6)に、一列に連結させる複数
    の貯蔵ビン(9)と、各貯蔵ビン(9)に穀粒を投入さ
    せる搬入コンベア(12)と、各貯蔵ビン(9)の穀粒
    を送出させる搬出コンベア(15)と、常温定湿空気を
    形成する複数組の除湿機(18a)(18b)及び送風
    機(19a)(19b)を設け、一列全ての貯蔵ビン
    (9)の穀粒量と各床下静圧に基づき、複数組の除湿
    機(18a)(19b)及び送風機(19a)(19
    b)の運転制御により、常温定湿空気供給量を各貯蔵ビ
    ン(9)毎に変更する乾燥制御と、穀粒の品質確保のた
    めに各貯蔵ビン(9)の穀粒を入れ換えるローテーショ
    ン制御とを自動的に選択して行わせるように構成したこ
    とを特徴とする乾燥装置。
JP03269017A 1991-09-19 1991-09-19 乾燥装置 Expired - Fee Related JP3128662B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03269017A JP3128662B2 (ja) 1991-09-19 1991-09-19 乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03269017A JP3128662B2 (ja) 1991-09-19 1991-09-19 乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0579764A JPH0579764A (ja) 1993-03-30
JP3128662B2 true JP3128662B2 (ja) 2001-01-29

Family

ID=17466519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03269017A Expired - Fee Related JP3128662B2 (ja) 1991-09-19 1991-09-19 乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3128662B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6801398B1 (en) 1993-12-10 2004-10-05 Fujitsu Limited Magnetic head suspension assembly with adhesion limiting structure

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0579764A (ja) 1993-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3128662B2 (ja) 乾燥装置
JP4545084B2 (ja) 穀物乾燥装置における乾燥制御方法
JP3005777B2 (ja) 穀物貯蔵施設
JP2002181451A (ja) 大豆乾燥方法および大豆乾燥装置
JP2995593B2 (ja) 穀物貯蔵施設
JP3047087B2 (ja) 穀物乾燥施設
JP3295740B2 (ja) 穀物調製施設
JP2587376Y2 (ja) 穀物貯留装置
JP3208497B2 (ja) 穀物乾燥施設
JP3220718B2 (ja) 穀物乾燥施設
JPH06174370A (ja) 穀物乾燥施設
JPH05123049A (ja) 穀物乾燥及び貯蔵装置
JPH0571872A (ja) 乾燥装置
JP3858340B2 (ja) 穀物乾燥施設の過乾燥防止装置
JP2592997B2 (ja) 除湿乾燥機
JP2995591B2 (ja) 穀物貯蔵施設
JP2922747B2 (ja) 穀物の乾燥貯留施設
JP4475366B2 (ja) 複数の貯留タンク付き乾燥装置
JP2832302B2 (ja) 乾燥装置
JP2833131B2 (ja) 穀物乾燥装置における穀物排出装置
JPH07139877A (ja) 穀物乾燥設備
JP2833132B2 (ja) 穀物乾燥装置
JPH01219491A (ja) 穀粒乾燥機の穀粒乾燥制御方式
JPH0842967A (ja) 穀物乾燥機
JPH10249223A (ja) コイン精米機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081117

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091117

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091117

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117

Year of fee payment: 10

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117

Year of fee payment: 10

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees