JP4352770B2 - 電極被覆用ガラス、電極被覆用着色粉末およびプラズマディスプレイ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ITO(スズがドープされた酸化インジウム)、酸化スズ等の透明電極、特にその表面の一部に銀電極が形成されている透明電極を絶縁被覆するのに適した低融点ガラス、着色粉末およびプラズマディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、薄型の平板型カラー表示装置が注目を集めている。このような表示装置においては、画像を形成する画素における表示状態を制御するために各画素に電極を形成しなければならない。画像の質の低下を防ぐために、前記電極として透明電極が用いられている。透明電極としては、ガラス基板上に形成されたITOまたは酸化スズの薄膜が多く用いられている。
【0003】
前記表示装置の表示面として使用されるガラス基板の表面に形成される透明電極は、精細な画像を実現するために細い線状に加工される。そして各画素を独自に制御するためには、このような微細に加工された透明電極相互の絶縁性を確保する必要がある。ところが、ガラス基板の表面に水分が存在する場合やガラス基板中にアルカリ成分が存在する場合、このガラス基板の表面を介して若干の電流が流れることがある。このような電流を防止するには、透明電極間に絶縁層を形成することが有効である。また、透明電極間に形成される絶縁層による画像の質の低下を防ぐためには、この絶縁層は透明であることが好ましい。
【0004】
このような絶縁層を形成する絶縁材料としては種々のものが知られているが、なかでも、透明であり信頼性の高い絶縁材料であるガラス材料が広く用いられている。
【0005】
最近大型平面カラーディスプレイ装置として期待されているプラズマディスプレイ装置(以下、PDPという。)においては、表示面として使用される前面基板、背面基板および隔壁によりセルが区画形成されており、該セル中でプラズマ放電を発生させることにより画像が形成される。前記前面基板の表面には透明電極が形成されており、この透明電極をプラズマから保護するために、プラズマ耐久性に優れたガラスにより前記透明電極の被覆することが必須である。
【0006】
このような電極被覆に用いられるガラスは、通常はガラス粉末にして使用される。すなわち、前記ガラス粉末に必要に応じてフィラー等を添加後ペースト化し、このようにして得られたガラスペーストを、透明電極が形成されているガラス基板に塗布、焼成することによって前記透明電極を被覆する。
【0007】
電極被覆用ガラスには、先に述べたような電気絶縁性の他に、たとえば、軟化点が650℃以下であること、線膨張係数が60×10−7〜100×10−7/℃であること、焼成して得られる電極被覆ガラス層の透明性が高いこと、等が求められている。
【0008】
このような要求を満たすガラスとしてたとえば、質量百分率表示で、PbO 45%、B2O3 41%、SiO2 3%、MgO 11%、からなるガラスが開示されている(特許文献1参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−313637号公報(表1、例1)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
前記開示されているガラスの1MHzにおける比誘電率は小さく9.6であり、電極被覆ガラス層の誘電率が小さいのでPDPの消費電力を低減できるという点で優れている。
【0011】
しかし、PDPにおいては電気回路上の問題等から電極被覆ガラス層の誘電率をより大きくすることが求められる場合がある。
本発明はこのような課題を解決するための電極被覆用ガラス、電極被覆用着色粉末、PDPおよびPDPの製造方法の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下記酸化物基準の質量百分率表示で、PbO 35〜55%、B2O3 15〜30%、SiO2 4〜15%、TiO2+ZrO2+La2O3+Ta2O5 0.5〜10%、Al2O3 0〜15%、BaO 0〜25%、CuO 0〜1%、CeO2 0〜1%、から本質的になる電極被覆用ガラスを提供する。
【0013】
また、前記電極被覆用ガラスの粉末と顔料を含有する電極被覆用着色粉末を提供する。
また、前面基板を構成するガラス基板上の透明電極の被覆を、当該透明電極を被覆するように前記電極被覆用ガラスの粉末または前記電極被覆用着色粉末を塗布して焼成することによって行うことを特徴とするPDPの製造方法を提供する。
また、前面基板を構成するガラス基板上の透明電極が前記電極被覆用ガラスにより被覆されているPDPを提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の電極被覆用ガラス(以下、単に本発明のガラスという。)は、通常は粉末状にして使用される。たとえば、本発明のガラスの粉末は印刷性を付与するための有機ビヒクル等を用いてガラスペーストとされ、これをガラス基板上に形成された電極上に塗布し、焼成して電極を被覆する。ここでいう有機ビヒクルは、エチルセルロース等のバインダをα−テルピネオール等の有機溶剤に溶解したものである。
PDPにおいては、本発明のガラスは前面基板の透明電極の被覆に好適に使用される。
【0015】
本発明のガラスの軟化点TSは450〜650℃であることが好ましい。650℃超では、ガラス転移点が550〜620℃である通常のガラス基板が焼成時に変形するおそれがある。TSはより好ましくは630℃以下である。
また、単層構造の電極被覆ガラス層に用いる場合等にはTSは520℃以上または520〜650℃であることが好ましい。より好ましくは550℃以上、特に好ましくは580℃以上である。
【0016】
前記ガラス基板としては、通常、50〜350℃における平均線膨張係数(以下、単に膨張係数という。)が80×10−7〜90×10−7/℃のものが用いられる。したがってこのようなガラス基板と膨張特性をマッチングさせ、ガラス基板のそりや強度の低下を防止するためには、本発明のガラスの膨張係数αは60×10−7〜90×10−7/℃であることが好ましく、70×10−7〜87×10−7/℃であることがより好ましい。
【0017】
本発明のガラスの20℃、1MHzにおける比誘電率εは10.8〜13であることが好ましい。
【0018】
本発明のガラスにおいては、Al2O3含有量が1〜10%、BaOが12〜20%であることが好ましい。
【0019】
次に本発明のガラスの組成について質量百分率表示を用いて説明する。
PbOはTSを低下させる成分であり、必須である。35%未満ではTSが高くなる。好ましくは40%以上である。55%超ではαが大きくなる。好ましくは50%以下である。
【0020】
B2O3はガラスを安定化させる成分であり、必須である。15%未満ではガラスが不安定になる。好ましくは18%以上である。30%超では耐水性が低下する、または銀発色現象が顕著になる。好ましくは28%以下である。なお銀発色現象とは、PDP前面基板のガラス基板上の透明電極上に形成された銀含有バス電極をガラスで被覆した場合に、該ガラスに銀が拡散してガラスが茶色に着色しPDPの画質が低下する現象である。
【0021】
SiO2はガラスを安定化させる成分であり、必須である。4%未満ではガラスが不安定になる。好ましくは4.5%以上である。15%超ではTSが高くなる。好ましくは12%以下である。
【0022】
B2O3およびSiO2の含有量の合計は20〜44%、好ましくは25〜40%である。
【0023】
TiO2、ZrO2、La2O3およびTa2O5はεを大きくする成分であり、いずれか1種以上を含有しなければならない。TiO2、ZrO2、La2O3およびTa2O5の含有量の合計が0.5%未満ではεが小さくなりすぎる。好ましくは1%以上である。10%超では失透しやすくなる。好ましくは7%以下である。
【0024】
TiO2を含有する場合その含有量は6%以下であることが好ましい。6%超では電極被覆ガラス層の透明性が低下するおそれがある。
【0025】
Al2O3は必須ではないが、ガラスを安定化させるために15%まで含有してもよい。15%超では失透しやすくなる。好ましくは8%以下である。Al2O3を含有する場合その含有量は1%以上であることが好ましい。より好ましくは3%以上である。
【0026】
BaOは必須ではないが、耐水性を向上させるため、分相を抑制するため、またはαを大きくするために25%まで含有してもよい。25%超ではαが大きくなりすぎる。好ましくは20%以下である。BaOを含有する場合その含有量は1%以上であることが好ましい。より好ましくは10%以上である。
【0027】
CuOおよびCeO2はいずれも必須ではないが、銀発色現象を抑制するためにそれぞれ1%まで含有してもよい。それぞれ1%超では電極被覆ガラス層自体の着色が顕著になる。CuOまたはCeO2を含有する場合それらの含有量の合計は0.2%以上であることが好ましい。
【0028】
CuOを含有する場合、TiO2含有量は0〜4.5%、すなわち、TiO2を含有しなくてもよいがTiO2を含有する場合その含有量は4.5%以下であることが好ましい。4.5%超では電極被覆ガラス層の透明性が低下するおそれがある。
【0029】
本発明のガラスは本質的に上記成分からなるが、本発明の目的を損なわない範囲でその他の成分を含有してもよい。
当該その他の成分の含有量の合計は、好ましくは10%以下、より好ましくは5%以下である。
【0030】
そのような成分としてはたとえば以下のようなものが挙げられる。すなわち、TSまたはαの調整、ガラスの安定化、化学的耐久性の向上、色調の調整等のための成分として、SrO、ZnO、Li2O、Na2O、K2O、CoO、NiO、Cr2O3等が挙げられる。また、TSを低下させるために絶縁性を低下させない範囲でF等のハロゲン成分を含有してもよい。
【0031】
CoOには銀発色現象を抑制する効果もあり、1%までの範囲で含有することが好ましい場合がある。1%超では電極被覆ガラス層自体の着色が顕著になってその透明性が低下し、PDP前面基板透明電極被覆に使用できなくなるおそれがある。好ましくは0.5%以下である。
【0032】
本発明のガラスの用途はPDP前面基板の透明電極の被覆に限定されず、たとえばPDP背面基板の不透明電極の被覆にも使用できる。この場合、光反射性、遮光性等を付与する等のためにフィラー(顔料を含む。)等と混合して用いてもよいし、着色のために顔料を混合して用いてもよい。
【0033】
光反射性を付与するためのフィラーとしては、TiO2、Al2O3およびZrO2からなる群から選ばれる1種以上の酸化物を含有する白色無機顔料が例示される。
【0034】
遮光性を付与するためのフィラーとしては、Cr2O3、CuO、MnO2、CoO、Fe2O3およびNiOからなる群から選ばれる1種以上の酸化物または前記群から選ばれる2種以上の酸化物の複合酸化物を含有する黒色無機顔料が例示される。
【0035】
PDP背面基板の不透明電極の被覆に本発明のガラスを用いる場合、本発明のガラス100質量部に対しフィラーを0.1〜40質量部の割合で添加したものを用いることが好ましい。
【0036】
PDP前面基板の透明電極の被覆を本発明のガラスを用いて行う場合、当該透明電極を被覆するように本発明のガラスの粉末をたとえばペースト状にして塗布して焼成することによって行うが、電極被覆層を着色させたい場合には本発明のガラスの粉末と顔料を含有する電極被覆用着色粉末(本発明の着色粉末)をたとえばペースト状にして塗布して焼成することによって行ってもよい。
【0037】
本発明の着色粉末は、本発明のガラスの粉末100質量部に対し顔料を典型的には0.05質量部以上の割合で含有する。PDP前面基板の透明電極を被覆する場合、顔料を1質量部以下の割合で含有することが好ましい。
顔料は、Ti、Al、Zr、Cr、CoおよびMnからなる群から選ばれる1以上の元素を含有するものであることが好ましい。青色に着色したい場合、顔料はCo、Al等を含有する青色顔料であることが好ましく、黄色に着色したい場合、顔料はTi、Sb、Ni等を含有する黄色顔料であることが好ましい。
【0038】
本発明のPDPの前面基板においては、ガラス基板の上に透明電極が形成されており、該透明電極が形成されているガラス基板の表面が本発明のガラスにより被覆されている。
【0039】
前面基板に用いられるガラス基板の厚さは通常2.8mmであり、このガラス基板自体の波長550nmの光に対する透過率(以下、T550と記す。)は典型的には90%である。また、その濁度は典型的には0.4%である。
【0040】
また、透明電極は、たとえば幅0.5mmの帯状であり、それぞれの帯状電極が互いに平行となるように形成される。各帯状電極中心線間の距離は、たとえば0.83〜1.0mmであり、この場合、透明電極がガラス基板表面を占める割合は50〜60%である。
【0041】
本発明のPDPの前面基板については、T550は70%以上であることが好ましい。70%未満ではPDPの画質が低下するおそれがある。より好ましくは74%以上である。
また、その濁度は30%以下であることが好ましい。30%超ではPDPの画質が低下するおそれがある。より好ましくは27%以下である。
【0042】
本発明のPDPは、たとえば交流方式のものであれば次のようにして製造される。すなわち、ガラス基板の表面にパターニングされた透明電極およびバス線(典型的には銀線)を形成したのち、本発明のガラスの粉末を塗布・焼成してガラス層を形成し、最後に保護膜として酸化マグネシウムの層を形成し、前面基板とする。一方、別のガラス基板の上には、パターニングされたアドレス用電極を形成したのち、ストライプ状に隔壁を形成し、さらに蛍光体層を印刷・焼成して背面基板とする。
【0043】
次に、前面基板と背面基板の周縁にシール材をディスペンサで塗布し、前記透明電極と前記アドレス用電極が対向するように組み立てた後、焼成してPDPとする。そしてPDP内部を排気して、放電空間(セル)にNeやHe−Xeなどの放電ガスを封入する。
なお、上記の例は交流方式のものであるが、本発明は直流方式のものにも適用できる。
【0044】
【実施例】
表のPbOからMgOもしくはCoOまでの欄に質量百分率で示す組成となるように、原料を調合して混合し、1200〜1350℃の電気炉中で白金ルツボを用いて1時間溶融し、薄板状ガラスに成形した後、ボールミルで粉砕し、ガラス粉末を得た。例1〜12は実施例である。
【0045】
例1〜12のガラス粉末について、以下のようにしてTS(単位:℃)、α(単位:10−7/℃)、ε、T550’(単位:%)、濁度(単位:%)を測定した。
TS:示差熱分析計を用いて測定した。
【0046】
α:ガラス粉末を成形後、表のTB(単位:℃)の欄に示す焼成温度に10分間保持する焼成によって得た焼成体を直径5mm、長さ2cmの円柱状に加工し、熱膨張計で50〜350℃における平均線膨張係数を測定した。
【0047】
ε:ガラス粉末を再溶融し、板状に成形後50mm×50mm×3mmに加工し、その両面にアルミニウム製電極を蒸着法により形成してサンプルとした。このサンプルの20℃、1MHzにおける比誘電率をLCRメータを用いて測定した。
【0048】
また、例1〜11においては前記ガラス粉末100gを、例12においてはCo、Alを含有する大日精化社製青色無機顔料ダイピロキサイドTMブルー0.3gと前記ガラス粉末100gとを混合して得られた着色粉末100.3gを、それぞれ有機ビヒクル25gと混練して、ガラスペーストを作製した。なお、有機ビヒクルは、α−テルピネオールにエチルセルロースを質量百分率表示で12%溶解して作製した。
【0049】
次に、大きさ50mm×75mm、厚さ2.8mmのガラス基板を用意し、このガラス基板の表面48mm×73mmの部分にスクリーン印刷用銀ペーストを印刷し焼成して線状銀電極(幅70μm、間隔300μm)を形成した。なお、前記ガラス基板は、質量百分率表示組成が、SiO2:58%、Al2O3:7%、Na2O:4%、K2O:6.5%、MgO:2%、CaO:5%、SrO:7%、BaO:7.5%、ZrO2:3%、ガラス転移点が626℃、膨張係数が83×10−7/℃、であるガラスからなる。
【0050】
このように銀電極が形成されたガラス基板と、銀電極が形成されていないガラス基板とを用意して、それぞれ50mm×50mmの部分に前記ガラスペーストを均一にスクリーン印刷後、120℃で10分間乾燥した。これらガラス基板を昇温速度10℃/分で表のTBの温度になるまで加熱し、さらにその温度に30分間保持して焼成した。このようにして得られたガラス層の厚さは30〜32μmであった。
【0051】
銀電極が形成されていないガラス基板上に前記ガラス層が形成された試料について、T550’(単位:%)および濁度(単位:%)を以下に述べるようにして測定した。
T550’:日立製作所社製の自記分光光度計U−3500(積分球型)を用いて波長550nmの光の透過率を測定した。試料のない状態を100%とした。T550’は好ましくは72%以上である。72%未満では、前記T550が70%以上であるPDP前面基板を得にくくなる。
【0052】
濁度:スガ試験器社製のヘーズメータ(ハロゲン球を用いたC光源)を使用した。ハロゲン球からの光をレンズによって平行光線として試料に入射させ、積分球により全光線透過率Ttと拡散透過率Tdを測定し、次式により算出した。
濁度(%)=(Td/Tt)×100 。
【0053】
【表1】
【0054】
【表2】
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば、電極被覆ガラス層の誘電率を適当な範囲、たとえば10.8〜13にできる。また、そのような電極被覆ガラス層を有するPDPが得られる。
Claims (7)
- 下記酸化物基準の質量百分率表示で、PbO 35〜55%、B2O3 15〜30%、SiO2 4〜15%、B2O3+SiO2 20〜44%、TiO2+ZrO2+La2O3+Ta2O5 0.5〜10%、Al2O3 0〜15%、BaO 0〜25%、CuO 0〜1%、CeO2 0〜1%、から本質的になる電極被覆用ガラス。
- Al2O3含有量が1〜10%、BaO含有量が12〜20%である請求項1に記載の電極被覆用ガラス。
- CuOを含有し、TiO2含有量が0〜4.5%である請求項1または2に記載の電極被覆用ガラス。
- 軟化点が520〜650℃である請求項1、2または3に記載の電極被覆用ガラス。
- 請求項1、2、3または4に記載の電極被覆用ガラスの粉末と顔料を含有する電極被覆用着色粉末。
- 前面基板を構成するガラス基板上の透明電極の被覆を、当該透明電極を被覆するように請求項1、2、3もしくは4に記載の電極被覆用ガラスの粉末または請求項5に記載の電極被覆用着色粉末を塗布して焼成することによって行うことを特徴とするプラズマディスプレイ装置の製造方法。
- 前面基板を構成するガラス基板上の透明電極が請求項1、2、3または4に記載の電極被覆用ガラスにより被覆されているプラズマディスプレイ装置。
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