JP4725045B2 - 無鉛ガラス、電極被覆用ガラス粉末およびプラズマディスプレイ装置 - Google Patents

無鉛ガラス、電極被覆用ガラス粉末およびプラズマディスプレイ装置 Download PDF

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本発明は、ITO(スズがドープされた酸化インジウム)、酸化スズ等の透明電極を絶縁被覆するのに適した無鉛ガラス、電極被覆用ガラス粉末およびプラズマディスプレイ装置(以下、PDPという。)に関する。
近年、薄型の平板型カラー表示装置が注目を集めている。このような表示装置では画像を形成する画素における表示状態を制御するために各画素に電極が形成される。このような電極としては、画像の質の低下を防ぐために、ガラス基板上に形成されたITOまたは酸化スズの薄膜等の透明電極が用いられている。
前記表示装置の表示面として使用されるガラス基板の表面に形成される透明電極は、精細な画像を実現するために細い線状に加工される。そして各画素を独自に制御するためには、このような微細に加工された透明電極相互の絶縁性を確保する必要がある。ところが、ガラス基板の表面に水分が存在する場合やガラス基板中にアルカリ成分が存在する場合、このガラス基板の表面を介して若干の電流が流れることがある。このような電流を防止するには、透明電極間に絶縁層を形成することが有効である。また、透明電極間に形成される絶縁層による画像の質の低下を防ぐべくこの絶縁層は透明であることが好ましい。
このような絶縁層を形成する絶縁材料としては種々のものが知られているが、なかでも、透明であり信頼性の高い絶縁材料であるガラス材料が広く用いられている。
最近大型平面カラーディスプレイ装置として期待されているPDPにおいては、表示面として使用される前面基板、背面基板および隔壁によりセルが区画形成されており、そのセル中でプラズマ放電を発生させることにより画像が形成される。前記前面基板の表面には透明電極が形成されており、この透明電極をプラズマから保護するために、プラズマ耐久性に優れたガラスにより前記透明電極を被覆することが必須である。
このような電極被覆に用いられるガラスは、通常はガラス粉末にして使用される。たとえば、前記ガラス粉末に必要に応じてフィラー等を添加した上で樹脂、溶剤等と混合してガラスペーストとしこれを透明電極が形成されているガラス基板に塗布後焼成する方法、前記ガラス粉末に樹脂、さらに必要に応じてフィラー等を混合して得られたスラリーをグリーンシートに成形しこれを透明電極が形成されているガラス基板上にラミネート後焼成する方法、等の方法によって前記透明電極を被覆する。
電極被覆用ガラスには、先に述べたような電気絶縁性の他に、たとえば、軟化点(Ts)が450〜650℃であること、50〜350℃における平均線膨張係数(α)が60×10−7〜90×10−7/℃であること、焼成して得られる電極被覆ガラス層の透明性が高いこと、誘電率が低いこと、等が求められており、種々のガラスが従来提案されている。
さらに、近年は鉛を含有しないガラスが望まれており、たとえば、質量百分率表示で、B 34.0%、SiO 4.4%、ZnO 49.9%、BaO 3.9%、KO 7.8%、からなる電極被覆用ガラスが開示されている(特許文献1参照。)。
特開2002−249343号公報(表1)
前記鉛を含有しないガラスは、それにより被覆されたITO膜付きガラスの可視光透過率が74%であるようなものである(特許文献1参照。)。
近年、この可視光透過率をより高くでき、かつ誘電率を低くできる無鉛ガラスおよび電極被覆用ガラス粉末、そのような無鉛ガラスによってまたはそのような電極被覆用ガラス粉末を用いて電極が被覆された前面基板を有するPDPが求められている。
本発明はこのような課題を解決するための無鉛ガラス、電極被覆用ガラス粉末およびPDPの提供を目的とする。
本発明は、下記酸化物基準のモル%表示で、B 20〜50%、SiO 5〜35%、ZnO 10〜30%、Al 〜10%、SrO 0〜10%、BaO 6〜16%、LiO 6.2〜16%、NaO+KO 0〜10%、Bi 0〜9%、CuO+CeO 0.2〜2%から本質的になり、(B+SiO+Al)/(Bi+BaO)が3.25〜7.85であり、MgOまたはCaOを含有する場合MgO+CaOが8モル%以下である無鉛ガラス(本発明のガラス1)を提供する。
また、表示面として使用される前面基板、背面基板および隔壁によりセルが区画形成されているPDPであって、前面基板を構成するガラス基板上の透明電極が前記無鉛ガラスにより被覆されているPDP(本発明のPDP)を提供する。
また、表示面として使用される前面基板、背面基板および隔壁によりセルが区画形成されているPDPであって、背面基板を構成するガラス基板上の電極が前記無鉛ガラスにより被覆されているPDP(本発明の第2のPDP)を提供する。
また、前記無鉛ガラスの粉末からなる電極被覆用ガラス粉末を提供する。
本発明によれば、誘電率が低く、PDP前面基板の電極被覆ガラス層に使用した場合に高い透過率が得られるような無鉛ガラスおよび電極被覆用ガラス粉末が得られる。
本発明の一態様によれば、銀電極被覆に用いても銀発色現象がわずかである、または同現象が認められないような無鉛ガラスおよび電極被覆用ガラス粉末が得られる。
本発明の一態様によれば、Biを含有しない、またはBiを1モル%未満の範囲で含有する前記無鉛ガラスおよび電極被覆用ガラス粉末が得られる。
また、前面基板の電極被覆ガラス層が無鉛でありながら消費電力が小さく、画質も優れるPDPを得ることが可能になる。さらには、本発明の一態様によれば前記ガラス層が無鉛であるばかりではなくBiを含有しないPDPを得ることが可能になる。
また、背面基板の電極被覆ガラス層が無鉛でありながら特にその電極が銀電極である場合において銀発色現象の抑制が可能になり、さらには当該ガラス層と銀電極との反応抑制による絶縁性低下防止が可能になる。
本発明の無鉛ガラス(以下、本発明のガラスという。)は電極被覆に好適である。なお、以下では本発明のガラスを電極被覆用ガラスとして用いる場合について説明するが、本発明のガラスの用途はこれに限定されない。また、電極被覆用ガラスとして用いる場合本発明のガラスは通常粉末状とされるが、当該粉末状のガラスは本発明の電極被覆用ガラス粉末である。
本発明のガラスは通常、粉末状にして使用される。たとえば、本発明のガラスの粉末は印刷性を付与するための有機ビヒクル等を用いてガラスペーストとされ、ガラス基板上に形成された電極上に前記ガラスペーストを塗布、焼成して電極を被覆する。なお、有機ビヒクルとはエチルセルロース等のバインダをα−テルピネオール等の有機溶剤に溶解したものである。また、先に述べたようなグリーンシート法を用いて電極を被覆してもよい。
PDPにおいては、本発明のガラスは前面基板の透明電極の被覆に好適に使用される。なお、この場合のPDPは本発明のPDPである。また、本発明のガラスはPDP背面基板の不透明電極の被覆にも使用できる。
また、本発明のガラスはPDP背面基板の電極、特に銀電極の被覆に好適に使用される。なお、この場合のPDPは本発明の第2のPDPである。
本発明のガラスをPDP背面基板の電極の被覆に用いる場合、本発明のガラスの粉末に必要に応じて耐熱顔料やセラミックスフィラーを添加したものが電極被覆材料として使用される。
耐熱顔料としては、クロム・銅を主体とする複合酸化物粉末、クロム・鉄を主体とする複合酸化物粉末等の黒色顔料、ルチル型酸化チタン粉末、アナタース型酸化チタン粉末等の白色顔料、などが例示される。
セラミックスフィラーとしては、誘電率や焼結性の調整などが可能なシリカ粉末、アルミナ粉末などが例示される。
なお、本発明のガラスはPDPの前面基板または背面基板の電極被覆に限定されず、典型的にはその他の基板上の電極、特に透明電極や銀電極の被覆に好適である。
本発明のPDPの前面基板においては、ガラス基板の上に透明電極が形成されており、そのガラス基板の表面が本発明のガラスにより被覆されている。
前面基板に用いられるガラス基板の厚さは通常2.8mmであり、このガラス基板自体の波長550nmの光に対する透過率は典型的には90%である。また、その濁度は典型的には0.4%である。
前記透明電極は、たとえば幅0.5mmの帯状であり、それぞれの帯状電極が互いに平行となるように形成される。各帯状電極中心線間の距離は、たとえば0.83〜1.0mmであり、この場合、透明電極がガラス基板表面を占める割合は50〜60%である。
本発明のPDPの前面基板については、波長550nmの光に対する透過率(T550)は77%以上であることが好ましい。77%未満ではPDPの画質が不充分になるおそれがある。より好ましくは79%以上、特に好ましくは80%以上である。
また、その濁度は26%以下であることが好ましい。26%超ではPDPの画質が不充分になるおそれがある。より好ましくは20%以下である。
本発明のPDPは、たとえば交流方式のものであれば次のようにして製造される。
ガラス基板の表面に、パターニングされた透明電極およびバス線(典型的には銀線)を形成し、その上に本発明のガラスの粉末を塗布・焼成してガラス層を形成し、最後に保護膜として酸化マグネシウムの層を形成して前面基板とする。一方、別のガラス基板の表面に、パターニングされたアドレス用電極を形成し、その上にガラス粉末を塗布・焼成してガラス層を形成し、さらにその上にストライプ状に隔壁を形成し、さらに蛍光体層を印刷・焼成して背面基板とする。なお、前記ガラス層を形成するのにガラスペーストを使用せず、グリーンシート法等を用いてもよい。
前面基板と背面基板の周縁にシール材をディスペンサで塗布し、前記透明電極と前記アドレス用電極が対向するように組み立てた後、焼成してPDPとする。そしてPDP内部を排気して、放電空間(セル)にNeやHe−Xeなどの放電ガスを封入する。
なお、上記の例は交流方式のものであるが、本発明は直流方式のものにも適用できる。
本発明の第2のPDPはたとえば次のようにして製造される。すなわち、上記本発明のPDPの製造方法において、透明電極およびバスの上に塗布するガラスの粉末は本発明のガラスの粉末に限定されないものとし、アドレス用電極の上に塗布するガラス粉末を本発明のガラスの粉末として製造される。
本発明のガラスのTsは450〜650℃であることが好ましい。650℃超では、通常使用されているガラス基板(ガラス転移点:550〜620℃)が焼成時に変形するおそれがある。
ガラス転移点が610〜630℃であるようなガラス基板を用いる等の場合には、Tsは630℃以下であることが好ましく、580〜600℃であることがより好ましい。
ガラス転移点が550〜560℃であるようなガラス基板を用いる等の場合、Tsは580℃未満であることが好ましく、また530℃以上であることが好ましい。
また、単層構造の電極被覆ガラス層に用いる場合等にはTsは好ましくは520℃以上、より好ましくは550℃以上、ガラス転移点が610〜630℃であるようなガラス基板を用いる等の場合には580℃以上であることが特に好ましい。
前記ガラス基板としては通常、αが80×10−7〜90×10−7/℃のものが用いられる。したがってこのようなガラス基板と膨張特性をマッチングさせ、ガラス基板のそりや強度の低下を防止するためには、本発明のガラスのαは好ましくは60×10−7〜90×10−7/℃、より好ましくは70×10−7〜85×10−7/℃である。
本発明のガラスは、Tsが450〜650℃、αが60×10−7〜90×10−7/℃であることが好ましい。
本発明のガラスの1MHzにおける比誘電率(ε)は9.5以下であることが好ましい。9.5超ではPDPのセルの静電容量が大きくなりすぎ、PDPの消費電力が増大するおそれがある。より好ましくは9以下、特に好ましくは8.5以下である。
本発明のガラスの250℃における比抵抗(ρ)は10Ωcm以上であることが好ましい。10Ωcm未満では電気絶縁不良が起こるおそれがある。
本発明のガラスはPDP前面基板またはPDP背面基板の銀電極被覆に用いた場合に銀発色現象を呈さない、または銀発色現象を呈したとしても顕著ではないものであることが好ましい。なお、銀発色現象とは、たとえばPDP前面基板のガラス基板上の透明電極上に形成された銀含有バス電極をガラスで被覆した場合に、そのガラスに銀が拡散しガラスが茶色または黄色に着色しPDPの画質が低下する現象である。
次に、本発明のガラスの組成についてモル百分率表示を用いて説明する。
はガラスを安定化させる成分であり、必須である。20%未満ではガラスが不安定になる。好ましくは22%以上、Tsを高くしたい、εを小さくしたい等の場合にはより好ましくは25%以上である。50%超ではTsが高くなる。好ましくは45%以下、典型的には40%以下である。
SiOはガラスを安定化させる成分であり、必須である。また、銀発色現象を抑制する効果を有する。5%未満ではガラスが不安定になり、また耐候性が低下する。TsまたはT550を高くしたい、εを小さくしたい等の場合には好ましくは7%以上、より好ましくは10%以上、特に好ましくは13%以上である。35%超ではTsが高くなる。好ましくは29%以下、より好ましくは25%以下、典型的には24%以下である。
ZnOはTsを低下させる成分であり、必須である。10%未満ではTsが高くなる。好ましくは15%以上、より好ましくは17%以上である。30%超では焼成時に結晶が析出しやすくなりT550が低くなるおそれがある。好ましくは29%以下、より好ましくは28%以下、典型的には25%以下である。
Alは必須ではないが、ガラスを安定化させるために10%まで含有してもよい。10%超では失透しやすくなる。好ましくは8%以下、より好ましくは7%以下である。Alを含有する場合その含有量は2%以上であることが好ましい。
、SiOおよびAlの含有量の合計B+SiO+Alは本発明のガラス、特にガラス1においては46%以上であることが好ましい。46%未満では前記εが大きくなるおそれがある。より好ましくは48%以上、特に好ましくは49%以上である。
SrOは必須ではないが、耐水性を向上させる、分相を抑制する、またはαを大きくするために10%まで含有してもよい。10%超ではTsが高くなる、またはT550が低くなるおそれがある。好ましくは7%以下、より好ましくは5%以下、特に好ましくは4%以下である。T550をより高くしたい等の場合には3%以下または2%以下であることが好ましい。
BaOは、分相を抑制する、αを大きくする、またはT550を高くする効果を有し、必須である。6%未満では前記効果が小さい。好ましくは7%以上、典型的には8%以上である。16%超ではαがかえって大きくなりすぎる。好ましくは14%以下である。
LiOはTsを低下させる、αを大きくする、またはT550を高くする効果を有し、必須である。2%未満では前記効果が小さい。好ましくは2.5%以上、より好ましくは4%以上、特に好ましくは5%以上である。16%超ではαが大きくなりすぎる。
なお、典型的にはLiOが4〜16%、かつBaOが5〜14%である。
NaOおよびKOはいずれも必須ではないが、Tsを低下させるため、またはαを大きくするためにいずれか一方または両者を、合計で10%までの範囲で含有してもよい。10%超ではαがかえって大きくなりすぎる。
NaOを含有する場合、その含有量は9%以下であることが好ましい。9%超ではT550が低くなるおそれがある。T550をより高くしたい等の場合にはNaO含有量は6%以下であることが好ましい。
Oを含有する場合その含有量は、好ましくは9%以下である。KOが9%超ではガラス基板との膨張特性マッチングが困難になる、または、PDPの前面基板に適用したときにそのT550が低下するおそれがある。KOの含有量は、より好ましくは6%以下、特に好ましくは4%以下、最も好ましくは3%以下である。
LiO、NaOおよびKOの含有量の合計LiO+NaO+KOは16%以下であることが好ましい。また、LiO+NaO+KOは4%以上であることが好ましい。典型的には6%以上または7%以上である。
ガラス1においては、Biは必須ではないがTsを低下させるために9%まで含有してもよい。9%超ではεが高くなるおそれがある。好ましくは5%以下、より好ましくは4%以下である。Biを含有しない、またはBiを1モル%未満の範囲で含有することが好ましい。なお、ガラス2はBiを含有しない。
モル比(B+SiO+Al)/(Bi+BaO)はガラス1においては3.25以上であり、ガラス2においては3.25以上であることが好ましい。3.25未満ではεが大きくなる、またはそのおそれがある。より好ましくは3.8以上である。
CuOおよびCeOはいずれも必須ではないが、銀発色現象を抑制したい等の場合には合計で2%まで含有してもよい。この場合、いずれか1種のみを含有してもよいが、CuOは含有することが好ましく、両者を含有することがより好ましい。CuO+CeOが2%超では電極被覆ガラス層の着色が顕著となりT550が低下する。好ましくは1.6%以下である。CuOおよび/またはCeOを含有する場合CuO+CeOは、好ましく0.2%以上、より好ましくはで0.4%以上である。CuOおよびCeOの両者を含有する場合それぞれの含有量はいずれも0.1〜0.8%であることが好ましい。
CuOを含有する場合、その含有量は好ましくは0.1%以上、より好ましくは0.2%以上、特に好ましくは0.3%以上である。
CeOを含有する場合、その含有量は好ましくは0.1%以上、より好ましくは0.2%以上、特に好ましくは0.4%以上である。
ガラス1において銀発色現象をより抑制したい等の場合には、Biが1%以上かつCuO+CeOが0.2%以上であることが好ましく、Biが1.5%以上かつCuO+CeOが0.5%以上であることがより好ましい。
この場合においてCuOをたとえば0.2%以上含有する場合、ZnO、NaOおよびKOの含有量の合計ZnO+NaO+KOは30%以下であることが好ましい。30%超ではT550が低くなるおそれがある。より好ましくは26%以下である。
本発明のガラスは本質的に上記成分からなるが、本発明の目的を損なわない範囲でその他の成分を含有してもよい。そのような成分を含有する場合、それらの含有量の合計は、好ましくは10%以下、より好ましくは5%以下である。
前記その他の成分としては、Tsもしくはαの調整、ガラスの安定化、化学的耐久性の向上等のためのTiO、ZrO、La、Tsを低下させるためのF等ハロゲン成分、等が例示される。
本発明のガラスはPbOを含有しない。
また、本発明のガラスがMgOまたはCaOを含有する場合、それらの含有量の合計はガラス1においては8%以下であり、ガラス2においては好ましくは8%以下である。8%超ではT550が低下する、またはそのおそれがある。T550をより高くしたい場合、MgO+CaOは3%以下であることが好ましく、MgOおよびCaOはそれぞれ2%以下であることがより好ましく、MgOは含有しないことが特に好ましい。
ガラス1において銀発色現象を抑制したい等の場合においては、SiOが7%以上、Alが0〜8%、SrOが0〜5%、LiOが2.5%以上、ZnO+NaO+KOが30%以下、CuOが0.2%以上であり、MgOまたはCaOを含有する場合MgO+CaOが3%以下であるものであることが好ましい。Alが0〜7%、LiOが4%以上、ZnO+NaO+KOが26%以下であることがより好ましい。また、BaOが7%以上であることがより好ましい。
本発明のガラスにおいてTsを530℃以上580℃未満としたい場合、典型的には、Bが23〜38%、SiOが6〜23%、ZnOが21〜28%、Alが4〜6%、BaOが8〜11%であって、LiOが10〜15%かつNaO+KOが0.5〜6%であるか、または、LiOが8〜15%かつNaO+KOが2〜6%である。
Tsを580℃以上630℃以下とし、かつ銀発色を抑制したい場合、典型的には、Bが29〜39%、SiOが12〜23%、ZnOが20〜28%、Alが2〜8%、BaOが14%以下、LiOが13%以下、NaO+KOが0〜6%、CuO+CeOが0.2モル%以上である。
例1〜75については表のBからCeOまでの欄にモル百分率表示で示す組成となるように、原料を調合して混合し、1200〜1350℃の電気炉中で白金ルツボを用いて1時間溶融し、薄板状ガラスに成形した後、ボールミルで粉砕し、ガラス粉末を得た。なお、表のB+Si+Alの欄にB+SiO+Alのモル百分率表示含有量を、BSiAl/BiBaの欄にモル比(B+SiO+Al)/(Bi+BaO)をそれぞれ示す。
例1、2、5、6、7、11、12、14、17、20、21、31〜33および35〜38は参考例、例3、4、8〜10、13、15、16、18、19、22、23、34、39〜75は実施例、例24〜30は比較例である。

これらガラス粉末について、軟化点Ts(単位:℃)、結晶化ピーク温度Tc(単位:℃)、前記平均線膨張係数α(単位:10−7/℃)、前記比誘電率εおよび前記比抵抗ρ(単位:Ωcm)を以下に述べるようにして測定した。結果を表に示すが、空欄は測定しなかったことを示す。
Ts、Tc:800℃までの範囲で示差熱分析計を用いて測定した。Tcの欄の「−」は、800℃までで結晶化ピークが認められなかったことを示す。なお、800℃までで結晶化ピークが認められるものは焼成時に結晶が析出し透過率を高くできないおそれがある。
α:ガラス粉末を加圧成形後、Tsより30℃高い温度で10分間焼成して得た焼成体を直径5mm、長さ2cmの円柱状に加工し、熱膨張計で50〜350℃の平均線膨張係数を測定した。
ε:ガラス粉末を再溶融し板状に成形後、加工して50mm×50mm×厚さ3mmの測定試料とした。測定試料の両面にアルミニウム電極を蒸着により作製し、LCRメータを用いて周波数1MHzでの比誘電率を測定した。
ρ:εの測定試料と同じ試料を用いて250℃の電気炉中で比抵抗を測定した。表には前記単位で表したρの常用対数を示す。
また、前記ガラス粉末100gを有機ビヒクル25gと混練してガラスペーストを作製した。なお、有機ビヒクルは、α−テルピネオールにエチルセルロースを質量百分率表示で12%溶解して作製した。
次に、大きさ50mm×75mm、厚さ2.8mmのガラス基板を用意し、このガラス基板の表面48mm×73mmの部分にスクリーン印刷用銀ペーストを印刷し焼成して銀層を形成した。なお、前記ガラス基板は、質量百分率表示組成が、SiO 58%、Al 7%、NaO 4%、KO 6.5%、MgO 2%、CaO 5%、SrO 7%、BaO 7.5%、ZrO 3%、であり、またガラス転移点が626℃、αが83×10−7/℃、であるガラスからなる。
このように銀層が形成されたガラス基板と、銀層が形成されていないガラス基板とを用意し、それぞれの50mm×50mmの部分に前記ガラスペーストを均一にスクリーン印刷後、120℃で10分間乾燥した。これらガラス基板を昇温速度10℃/分で温度がTsに達するまで加熱し、さらにその温度をTsに30分間保持して焼成した。このようにしてガラス基板上に形成されたガラス層の厚さは30〜35μmであった。
銀層が形成されていないガラス基板上に前記ガラス層が形成された試料について、波長550nmの光の透過率(単位:%)および濁度(単位:%)を以下に述べるようにして測定した。また、銀層が形成されたガラス基板上に前記ガラス層が形成された試料について、銀発色の有無を調べた。結果を表に示す。
透過率:日立製作所社製の自記分光光度計U−3500(積分球型)を用いて波長550nmの光の透過率を測定した(試料のない状態を100%とした。)。この透過率は、好ましくは78%以上、より好ましくは81%以上である。なお、この透過率に1%を加えたものが、透明電極上に被覆のために当該ガラス層を形成した場合のPDP前面基板に対する波長550nmの光の透過率に相当する。
濁度:スガ試験器社製のヘーズメータ(ハロゲン球を用いたC光源)を使用した。ハロゲン球からの光をレンズによって平行光線として試料に入射させ、積分球により全光線透過率Ttと拡散透過率Tdを測定し、次式により算出した。
濁度(%)=(Td/Tt)×100 。
この濁度は、好ましくは25%以下、より好ましくは20%以下である。なお、この濁度に1%を加えたものが、透明電極上に被覆のために当該ガラス層を形成した場合のPDP前面基板に対する濁度に相当する。
銀発色:ガラス層の色が無色、青色または青緑色のものは銀発色が抑制されているとして○、ガラス層の色が黄色のものは銀発色が顕著であるとして×とした。結果を表の銀発色Aの欄に示す。
また、銀発色現象をより顕著にさせるべくTsよりも低い温度、すなわちTsが600℃以上のものに対しては590℃で、Tsが580℃以上600℃未満のものに対しては570℃で、Tsが560℃以上580℃未満のものに対しては550℃でそれぞれ焼成して得られたガラス層について評価した。結果を表の銀発色Bの欄に示す。なお、同欄における○は銀発色Aの○と同じであるが、△はガラス層の色が薄黄色、黄緑色等であって銀発色がそれほど顕著ではなく焼成をTsで行う等によって銀発色の抑制可能性が存在するもの、×はガラス層の色が顕著な黄色であって銀発色が顕著であるものである。
参考例として、例76〜101についてはその組成からTs、α、εを計算によって求めた。その結果を表に示す。
Figure 0004725045
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Claims (13)

  1. 下記酸化物基準のモル%表示で、B 20〜50%、SiO 5〜35%、ZnO 10〜30%、Al 〜10%、SrO 0〜10%、BaO 6〜16%、LiO 6.2〜16%、NaO+KO 0〜10%、Bi 0〜9%、CuO+CeO 0.2〜2%、から本質的になり、(B+SiO+Al)/(Bi+BaO)が3.25〜7.85であり、MgOまたはCaOを含有する場合MgO+CaOが8モル%以下である無鉛ガラス。
  2. +SiO+Alが46モル%以上である請求項1に記載の無鉛ガラス。
  3. モル%表示で、SiOが7%以上、Al〜8%、SrOが0〜5%、LiOが6.2%以上、ZnO+NaO+KOが30%以下、CuOが0.2%以上であり、MgOまたはCaOを含有する場合MgO+CaOが3%以下である請求項1または2に記載の無鉛ガラス。
  4. LiO+NaO+KOが16モル%以下である請求項1、2または3に記載の無鉛ガラス。
  5. Biを含有しない、またはBiを1モル%未満の範囲で含有する請求項1〜4のいずれかに記載の無鉛ガラス。
  6. Biが1モル%以上、CuO+CeOが0.2モル%以上である請求項1〜4のいずれかに記載の無鉛ガラス。
  7. モル%表示で、Bが23〜38%、SiOが6〜23%、ZnOが21〜28%、Alが4〜6%、BaOが8〜11%であって、LiOが10〜15%かつNaO+KOが0.5〜6%、または、LiOが8〜15%かつNaO+KOが2〜6%である請求項1〜6のいずれかに記載の無鉛ガラス。
  8. モル%表示で、Bが29〜39%、SiOが12〜23%、ZnOが20〜28%、Alが2〜8%、BaOが14%以下、LiOが13%以下、NaO+KOが0〜6%、CuO+CeOが0.2モル%以上である請求項1〜6のいずれかに記載の無鉛ガラス。
  9. 軟化点が450〜650℃、50〜350℃における平均線膨張係数が60×10−7〜90×10−7/℃である請求項1〜8のいずれかに記載の無鉛ガラス。
  10. 1MHzにおける比誘電率が9.5以下である請求項1〜9のいずれかに記載の無鉛ガラス。
  11. 表示面として使用される前面基板、背面基板および隔壁によりセルが区画形成されているプラズマディスプレイ装置であって、前面基板を構成するガラス基板上の透明電極が請求項1〜10のいずれかに記載の無鉛ガラスにより被覆されているプラズマディスプレイ装置。
  12. 表示面として使用される前面基板、背面基板および隔壁によりセルが区画形成されているプラズマディスプレイ装置であって、背面基板を構成するガラス基板上の電極が請求項1〜10のいずれかに記載の無鉛ガラスにより被覆されているプラズマディスプレイ装置。
  13. 請求項1〜10のいずれかに記載の無鉛ガラスの粉末からなる電極被覆用ガラス粉末。
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