JP4351695B2 - 有機el表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、有機EL表示装置に関し、特に、消費電力を減らすことのできる有機EL表示装置に関する。
図10は、従来の有機EL表示装置の典型的な回路構成図であり、ある1つの画素における回路構成を示している。この有機EL表示装置は、ゲート線11、データ線12、電源線13、陰極線14、第1のTFT21、第2のTFT22、蓄積容量23、およびOLED(Organic Light Emitting Display)素子24で構成されている。
ここで、1段目を構成する第1のTFT21は、データ線12を通じたデータ信号を選択、保持するためのものである。また、2段目を構成する第2のTFT22は、OLED素子24を駆動するためのものである。なお、このような基本的な2段TFTの構成に対して、駆動用の第2のTFT22のVth変動を補償するために、さらに、TFTが追加された回路も発明されている。
次に、図11は、従来の有機EL表示装置の積層構造を説明するための断面図である。図11(a)は、先の図10における点線の円で示された(a)部の近傍の横断面図であり、ゲート線11とデータ線12が平行に走っている部分の断面図を示している。また、図11(b)は、先の図10における点線の円で示された(b)部の近傍の縦断面図であり、ゲート線11とデータ線12とのクロスセクション部の断面図を示している。
このような有機EL表示装置は、ゲート線11とデータ線12を交差させたアクティブマトリクス型表示装置の一種であり、第1のTFT21および第2のTFT22を、OLED素子24に対応して画素ごとにそれぞれ設けている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開W2004/049286号パンフレット
しかしながら、従来技術には次のような課題がある。
図11(b)に示すように、従来の有機EL表示装置におけるゲート線11とデータ線12は、ゲート絶縁膜を挟んでキャパシタンスを形成している。ここで、データ線12のドライバの負荷は、下式で表すことができる。
(Ro+Rd)×(Ccross+Cdg+Co) (1)
上式(1)におけるそれぞれの記号は、以下のものを表している。
Ro :ドライバ内部抵抗
Rd :データ線12の抵抗
Ccross:データ線12とゲート線11のクロス容量
Cdg :第1のTFT21、第2のTFT22のドレイン・ゲート間容量
Co :その他の線とデータ線12とのクロス容量
上式(1)において、Roに対して、Cの合計が大きいと、データ線12のドライバの負荷は大きくなる関係にある。そして、先の図11に示したように、従来技術におけるデータ線12とゲート線11は、ゲート絶縁膜を挟んで互いに交差していたために、ドライバ側から見ると大きなキャパシタンスを駆動しなければならない。
Cの合計が大きいということは、データ電圧の立ち上がり、立下りが遅くなることを意味する。この遅延の影響により、正しい電圧が表示できないといった問題の発生を回避するためには、低抵抗出力のドライバが必要となる。低抵抗出力ということは、大きなW/L、大きなモビリティーが出力段のトランジスタに必要となり、アモルファスシリコンで駆動することを困難にするといった問題があった。さらに、大きな負荷を駆動することに伴い、消費電力が上昇するといった問題もあった。
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、データ線とゲート線のクロス容量を小さくした有機EL表示装置を得ることを目的とする。
本発明に係る有機EL表示装置は、データ線とゲート線とを交差させて定義される画素ごとに、薄膜トランジスタで駆動される有機EL素子を備えた有機EL表示装置であって、薄膜トランジスタは、アモルファスシリコンの薄膜トランジスタであり、薄膜トランジスタ上に第1パッシべーション膜および第2パッシべーション膜を具備し、有機EL素子は、発光層と、発光層の下の第1電極と、発光層の上の第2電極とを具備し、データ線は、発光層の下の第1電極と共通の材料で構成され、薄膜トランジスタ上の第2パッシベーション膜上に第1電極と同時形成され、ゲート線とデータ線との間には、薄膜トランジスタのゲート絶縁膜と、薄膜トランジスタ上の第1パッシベーション膜および第2パッシベーション膜とが介在されているものである。

本発明によれば、データ線をTFTパッシベーション膜の上に形成することにより、データ線とゲート線のクロス容量を小さくした有機EL表示装置を得ることができる。この結果、アモルファスシリコンTFTをデータ線駆動ドライバとして適用することができ、消費電力を減らすことができる。
以下、本発明の有機EL表示装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
なお、本発明の実施の形態1〜4における積層構造と、従来技術における積層構造とを対比したものを最後にまとめて図9に示すが、各実施の形態の説明において、従来技術との対比を行う際に、この図9を引用するものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における有機EL表示装置の回路構成図である。基本的な構成要素および接続関係は、従来技術を示した図10と同じである。しかしながら、本実施の形態1における有機EL表示装置は、データ線12を、OLED素子24の陽極と同時に形成する点が従来技術と異なっている。
また、図2は、本発明の実施の形態1における有機EL表示装置の積層構造を説明するための断面図である。図2(a)は、先の図1における点線の円で示された(a)部の近傍の横断面図であり、ゲート線11とデータ線12が平行に走っている部分の断面図を示している。また、図2(b)は、先の図1における点線の円で示された(b)部の近傍の縦断面図であり、ゲート線11とデータ線12とのクロスセクション部の断面図を示している。
図2(a)に示すように、本実施の形態1における有機EL表示装置は、データ線12の形成を、従来技術における工程よりも後の工程であるOLED素子24の陽極を形成する際に、同時に形成している。この結果、図2(b)に示すように、ゲート線11とデータ線12との間の絶縁膜の厚さを、従来よりも厚く構成することができる。
すなわち、従来技術において、ゲート線11とデータ線12との間の絶縁膜は、ゲート絶縁膜に相当し(図11(b)参照)、0.35〜0.4μm程度の厚みであった。これに対して、本実施の形態1において、ゲート線11とデータ線12との間の絶縁膜は、パッシベーション膜1、2に相当し(図2(b)参照)、3〜5μm程度の厚みを持たせることができる。このように、本実施の形態1における有機EL表示装置は、絶縁膜の厚みを従来技術と比較して10倍以上とすることにより、10分の1以下の容量に低減できることとなる。
次に、図9を用いて、本実施の形態1における有機EL表示装置と、従来技術における有機EL表示装置との製造工程上の違いを具体的に説明する。従来技術における有機EL表示装置は、図9に示すように、第5ステップにおいて、ソース・ドレイン電極の形成と同時にデータ線を形成している(図11(a)参照)。
これに対して、本実施の形態1における有機EL表示装置は、図9に示すように、第9ステップにおいて、OLED素子24の陽極の形成と同時にデータ線を形成している(図2(a)参照)。
このような製造工程を経ることにより、本実施の形態1における有機EL表示装置は、ゲート線11とデータ線12との間に、パッシベーション膜1およびパッシベーション膜2からなる有機絶縁膜が存在することとなり、クロス容量形成部における絶縁膜の厚みを大きくすることができる(図2(b)参照)。このようにして、膜厚の大きな有機絶縁膜を介してデータ線12とゲート線11が配置されることから、クロス容量を小さくすることが可能となる。
以上のように、実施の形態1によれば、有機絶縁膜の上にデータ線を配置することにより、データ線とゲート線のクロス容量を小さくした有機EL表示装置を得ることができる。これにより、ドライバ負荷を減らすことが可能となり、アモルファスシリコンTFTをデータ線駆動ドライバとして適用することができるとともに、消費電力を減らすことができる。
なお、図2(a)におけるデータ線および表示電極(有機EL表示素子であるOLED素子24の電極に相当)の配線として透明ITOを用いた場合には、電極が透明であることから、発光方向は、図2(a)の下(ボトムエミッション)方向になる。ただし、この場合には、透明ITOによるデータ線の抵抗は、従来よりも高くなる。
一方、透明ITOを用いる代わりに、TFTソース、ドレインと同じ材料として代表的なものであるアルミ、MoあるいはAlNdなどを用いることもできる。この場合には、歩留まりがよくなるとともに、メタルの種類を増やさないことで、製造装置を増やさないで済み、装置コストも安いという長所がある。なお、この場合の有機ELは、電極が透明でないことから、図2(a)の上方向への発光になる(トップエミッション)。
実施の形態2.
先の実施の形態1においては、有機EL素子の陽極を、ソース、ドレイン電極とは別に形成していた。これに対して、本実施の形態2においては、有機EL素子の陽極を形成せずに、先の工程で形成したドレイン電極を陽極として兼用する場合について説明する。
図3は、本発明の実施の形態2における有機EL表示装置の回路構成図である。基本的な構成要素および接続関係は、先の実施の形態1における図1と同じである。しかしながら、本実施の形態2における有機EL表示装置は、ドレイン電極を、OLED素子24の陽極として兼用している点が先の実施の形態1と異なっている。
また、図4は、本発明の実施の形態2における有機EL表示装置の積層構造を説明するための断面図である。図4(a)は、先の図3における点線の円で示された(a)部の近傍の横断面図であり、ゲート線11とデータ線12が平行に走っている部分の断面図を示している。また、図4(b)は、先の図3における点線の円で示された(b)部の近傍の縦断面図であり、ゲート線11とデータ線12とのクロスセクション部の断面図を示している。
図4(a)に示すように、本実施の形態2における有機EL表示装置は、データ線12を形成する際に、OLED素子24の陽極の形成を行っていない点が、先の実施の形態1の図2(a)と異なっている。この結果として、図4(b)に示すように、ゲート線11とデータ線12との間の絶縁膜の厚さを、従来よりも厚く構成することができる点は、先の実施の形態1と同様であり、詳細な説明は省略する。
次に、図9を用いて、本実施の形態2における有機EL表示装置と、従来技術および先の実施の形態1における有機EL表示装置との製造工程上の違いを具体的に説明する。従来技術における有機EL表示装置は、図9に示すように、第5ステップにおいて、ソース・ドレイン電極の形成と同時にデータ線を形成している(図11(a)参照)。
これに対して、本実施の形態2における有機EL表示装置は、図9に示すように、第9ステップにおいて、データ線のみを形成している(図4(a)参照)。先の実施の形態1と比較すると、第9ステップにおいてOLED素子24の陽極を形成する必要がないため、その分、製造プロセスを簡略化することができる。
このような製造工程を経ることにより、先の実施の形態1と同様に、本実施の形態2における有機EL表示装置は、ゲート線11とデータ線12との間に、パッシベーション膜1およびパッシベーション膜2からなる有機絶縁膜が存在することとなり、クロス容量形成部における絶縁膜の厚みを大きくすることができる(図4(b)参照)。このようにして、膜厚の大きな有機絶縁膜を介してデータ線12とゲート線11が配置されることから、クロス容量を小さくすることが可能となる。
以上のように、実施の形態2によれば、有機EL表示素子の陽極形成を個別に行わずにドレイン電極と兼用化する場合においても、有機絶縁膜の上にデータ線を配置することにより、データ線とゲート線のクロス容量を小さくした有機EL表示装置を得ることができる。これにより、ドライバ負荷を減らすことが可能となり、アモルファスシリコンTFTをデータ線駆動ドライバとして適用することができるとともに、消費電力を減らすことができる。さらに、製造プロセスを簡略化することができる。
実施の形態3.
本実施の形態3においては、データ線を形成する前にセパレータである隔壁を形成する場合について説明する。
図5は、本発明の実施の形態3における有機EL表示装置の回路構成図である。基本的な構成要素および接続関係は、先の実施の形態1、2における図1、図3と同じである。しかしながら、本実施の形態3における有機EL表示装置は、新たに隔壁(図5には図示せず)を形成し、隔壁の形成後にOLED素子24の陰極とデータ線を同時に形成している点が、先の実施の形態1、2と異なっている。
また、図6は、本発明の実施の形態3における有機EL表示装置の積層構造を説明するための断面図である。図6(a)は、先の図5における点線の円で示された(a)部の近傍の横断面図であり、ゲート線11とデータ線12が平行に走っている部分の断面図を示している。また、図6(b)は、先の図5における点線の円で示された(b)部の近傍の縦断面図であり、ゲート線11とデータ線12とのクロスセクション部の断面図を示している。
図6(a)に示すように、本実施の形態3における有機EL表示装置は、データ線12を形成する前に隔壁を形成し、データ線の形成は、OLED素子24の陰極と同時に形成している点が、先の実施の形態1の図2(a)と異なっている。この結果として、図6(b)に示すように、ゲート線11とデータ線12との間の絶縁膜の厚さを、従来よりも厚く構成することができる点は、先の実施の形態1と同様であり、詳細な説明は省略する。
次に、図9を用いて、本実施の形態3における有機EL表示装置と、従来技術および先の実施の形態1、2における有機EL表示装置との製造工程上の違いを具体的に説明する。従来技術における有機EL表示装置は、図9に示すように、第5ステップにおいて、ソース・ドレイン電極の形成と同時にデータ線を形成している(図11(a)参照)。
これに対して、本実施の形態3における有機EL表示装置は、図9に示すように、第8ステップにおいて、隔壁の形成を行っている(図6(a)参照)。その後、第9ステップにおいてOLED素子24の陽極を形成し、第10ステップにおいて発光層を形成する。さらに、最終の第11ステップにおいて、OLED素子24の陰極を形成するとともに、データ線を形成している(図6(a)参照)。
先の実施の形態1と比較すると、第8ステップにおいて隔壁を形成するステップが追加になっている。この結果、この隔壁が、データ線を成膜するときのマスクの役割を果たし、データ線の形成をOLED素子24の陽極形成時ではなく、最終工程の陰極形成時に行うことができる。
このような製造工程を経ることにより、先の実施の形態1、2と同様に、本実施の形態3における有機EL表示装置は、ゲート線11とデータ線12との間に、パッシベーション膜1およびパッシベーション膜2からなる有機絶縁膜が存在することとなり、クロス容量形成部における絶縁膜の厚みを大きくすることができる(図6(b)参照)。このようにして、膜厚の大きな有機絶縁膜を介してデータ線12とゲート線11が配置されることから、クロス容量を小さくすることが可能となる。
以上のように、実施の形態3によれば、隔壁を形成するプロセスを追加した場合においても、有機絶縁膜の上にデータ線を配置することにより、データ線とゲート線のクロス容量を小さくした有機EL表示装置を得ることができる。これにより、ドライバ負荷を減らすことが可能となり、アモルファスシリコンTFTをデータ線駆動ドライバとして適用することができるとともに、消費電力を減らすことができる。
実施の形態4.
先の実施の形態1〜3においては、OLED素子24の陽極側を第2のTFT22に接続した場合について説明した。これに対して、本実施の形態4においては、OLED素子24の陰極側を第2のTFT22に接続する場合について説明する。
図7は、本発明の実施の形態4における有機EL表示装置の回路構成図である。基本的な構成要素は、先の実施の形態1〜3における図1、図3、図5と同じである。しかしながら、本実施の形態4における有機EL表示装置は、OLED素子24の陰極側を第2のTFT22に接続している点が先の実施の形態1〜3と異なっている。このような回路構成において、データ線12の形成を、OLED素子24の陰極と同時に形成することができる。
また、図8は、本発明の実施の形態4における有機EL表示装置の別の回路構成図である。基本的な構成要素および接続関係は、図7と同じである。しかしながら、図8の有機EL表示装置は、OLED素子24の陰極側を第2のTFT22に接続している点では、図7の構成と同じであるが、データ線12の形成を、OLED素子24の陽極および電源線13と同時に形成している点で、OLED素子24の陰極と同時に形成している図7の構成と異なる。

図7および図8の積層構造は、先の実施の形態1〜3で示した積層構造と同等であり、図示および説明を省略する。
次に、図9を用いて、本実施の形態4における有機EL表示装置と、従来技術および先の実施の形態1〜3における有機EL表示装置との製造工程上の違いを具体的に説明する。従来技術における有機EL表示装置は、図9に示すように、第5ステップにおいて、ソース・ドレイン電極の形成と同時にデータ線を形成している(図11(a)参照)。
これに対して、本実施の形態4における有機EL表示装置は、図9に示すように、第9ステップにおいて、OLED素子24の陰極の形成と同時にデータ線を形成している。すなわち、先の実施の形態1〜3と比較すると、第1ステップ〜第8ステップまでの工程は同様であり、OLED素子24の陰極とデータ線12を同時に形成するための第9ステップ〜第11ステップが異なるだけである。
このような製造工程を経ることにより、先の実施の形態1〜3と同様に、本実施の形態4における有機EL表示装置は、ゲート線11とデータ線12との間に、パッシベーション膜1およびパッシベーション膜2からなる有機絶縁膜が存在することとなり、クロス容量形成部における絶縁膜の厚みを大きくすることができる。このようにして、膜厚の大きな有機絶縁膜を介してデータ線12とゲート線11が配置されることから、クロス容量を小さくすることが可能となる。
以上のように、実施の形態4によれば、有機EL表示素子の陰極側を第2のTFTに接続した場合においても、有機絶縁膜の上にデータ線を配置することにより、データ線とゲート線のクロス容量を小さくした有機EL表示装置を得ることができる。これにより、ドライバ負荷を減らすことが可能となり、アモルファスシリコンTFTをデータ線駆動ドライバとして適用することができるとともに、消費電力を減らすことができる。
最後に、上述した本実施の形態1〜4における有機EL表示装置、および従来技術における有機EL表示装置の製造工程をまとめると、次のようになる。図9は、従来技術および本発明の実施の形態1〜4における有機EL表示装置の製造工程の比較表である。この図9に示すように、本発明の有機EL表示装置は、いずれもTFTパッシベーション膜の上にデータ線を形成することを特徴としており、この結果、クロス容量を小さくすることが可能となり、ドライバ負荷を減らすことを可能としている。
本発明の実施の形態1における有機EL表示装置の回路構成図である。 本発明の実施の形態1における有機EL表示装置の積層構造を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態2における有機EL表示装置の回路構成図である。 本発明の実施の形態2における有機EL表示装置の積層構造を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態3における有機EL表示装置の回路構成図である。 本発明の実施の形態3における有機EL表示装置の積層構造を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態4における有機EL表示装置の回路構成図である。 本発明の実施の形態4における有機EL表示装置の別の回路構成図である。 従来技術および本発明の実施の形態1〜4における有機EL表示装置の製造工程の比較表である。 従来の有機EL表示装置の典型的な回路構成図である。 従来の有機EL表示装置の積層構造を説明するための断面図である。
符号の説明
11 ゲート線、12 データ線、13 電源線、14 陰極線、23 蓄積容量、24 素子EL。

Claims (2)

  1. データ線とゲート線とを交差させて定義される画素ごとに、薄膜トランジスタで駆動される有機EL素子を備えた有機EL表示装置であって、
    前記薄膜トランジスタは、アモルファスシリコンの薄膜トランジスタであり、
    前記薄膜トランジスタ上に第1パッシべーション膜および第2パッシべーション膜を具備し、
    前記有機EL素子は、発光層と、前記発光層の下の第1電極と、前記発光層の上の第2電極とを具備し、
    前記データ線は、前記発光層の下の前記第1電極と共通の材料で構成され、前記薄膜トランジスタ上の前記第2パッシベーション膜上に前記第1電極と同時形成され、
    前記ゲート線と前記データ線との間には、前記薄膜トランジスタのゲート絶縁膜と、前記薄膜トランジスタ上の前記第1パッシベーション膜および前記第2パッシベーション膜とが介在されている
    ことを特徴とする有機EL表示装置。
  2. 請求項1に記載の有機EL表示装置において、
    前記データ線は、前記第2パッシベーション膜上に前記有機EL素子の電源線と同時形成され、前記電源線と平行に形成されることを特徴とする有機EL表示装置。
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