JP4350616B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、補助光を使用した撮像装置及びその制御方法に関するものである。
従来、銀塩カメラやビデオカメラ、電子スチルカメラ、などでは静止画の補助光としてはキセノン管を使用した閃光装置であるストロボが使用されてきた。ストロボ装置はメインコンデンサに300V程度の高電圧を充電しこの充電エネルギーをキセノン管を介して放電させることで発光エネルギーに変換し被写体を照明する。従ってコンパクトな本体に高圧部をレイアウトするため基板実装上パターン間隔などの沿面距離的問題や大きな主コンデンサの配置などレイアウト上の制限が多かった。
これに対して、白色LEDは数Vの電圧を印加することで発光が可能なため高圧を扱う場合の他の部品との沿面距離の問題点もなく、電池の電圧や能力が高ければ直接電池から駆動が可能で大きなスペースを取るメインコンデンサも不要となり小型化へのメリットがある。
一方、カメラ付き携帯電話や医療用カメラなど白色の発光ダイオード(以下白色LED)が補助光として使用されてきている。
しかしながら、白色LEDはストロボに使用されるキセノン管に比較すると輝度が著しく低い。このため撮影距離が限られ近距離で使用されるマクロストロボや手に持った範囲で撮影されるカメラ付携帯電話などで使用されて来たのである。
ところで、ストロボでの光量はガイドナンバー(以下GNo.)で示されISO感度とシャッター秒時(シャッタースピードともいう。以下同様)と光源からのの光量(cdsec)で決まる。例えば10cdの白色LEDを1/30秒間通電しISO感度を100とすればGno.は0.41となる。一般的な内蔵ストロボのGno.は6〜14程度でありこの光量を出すためには約215倍〜1200倍の光量が必要となる。
しかしながら、現在の撮像画像のローノイズ技術も発達しISO感度も高く設定できるようになってきている。最近ではISO800に上げても撮影上問題ないレベルに達してきている。
一方、白色LED自体の発光効率アップも急ピッチで行われており撮像装置の補助光として期待されてきている。現在の一般の高輝度タイプの白色LEDの効率は約40(lm/W)に達し、近い将来は蛍光灯レベル(80〜100lm/W)に達するとのことである。1W以上のパワー系の白色LEDは現在20〜25lm/Wであり同様に高効率化が急ピッチで進められている。従って、仮にISO感度で8倍、白色LEDで効率が3倍となった場合には前期白色LEDが9個〜50個程度で必要光量に達することとなり実用まであと一歩の所にある。また、白色LEDはコストも減少している。
しかしながら、現状では白色LEDの輝度がキセノン管に比較して低く複数個使用しなければならず、コストとスペース上の問題が大きい。
従って、必要個数を最小個数に減少させる必要がある。また、輝度不足から光量を得るため撮影時のシャッター秒時を長くすればガイドナンバーは大きくなるが手ぶれ写真となってしまう問題が生じる。
この手振れ写真の問題に対して電子スチルカメラでは有効な補正技術として、手振れを生じない程度のシャッター秒時で複数枚の画像を連写撮影し、撮影後の処理でその複数枚の画像を位置合わせを行いながら合成して手振れのない画像を得るという技術が提示されている。
例えば、本出願人から提案している特許文献1によれば、順次撮像した画像を経時的な位置ずれに対応して複数画面の座標変換を行った後に画像の合成を行う技術が開示されている。
また、例えば、特許文献2によれば、同様に複数枚の画像を撮影し、ずれを補正しながら合成することでぶれのない画像を得る技術が開示されている。
さらに、例えば、特許文献3によれば、連写した画像データをmotion JPEGデータとして手振れデータとともに記録し、再生時に記録されている手振れデータに応じてぶれを補正しながら連写した画像データを再生するという技術が開示されている。
特許3110797号公報 特開平9−261526号公報 特開2000−299813号公報
しかしながら、上記特許文献1乃至3に開示された技術によっても、手ぶれを補正すると共に補助光を発生させる白色LEDの使用個数を低減させてコストダウンを図るという課題は解決できていない。
つまり、特許文献1にはビデオカメラに応用した例は開示されているものの、後処理で手振れ補正、合成を行う技術は開示されておらず、補助光の効率よい使用方法とは無関係である。
また、特許文献2には電子スチルカメラへの応用例が開示されているものの、特許文献1と同様に手振れ補正と合成はカメラ内で行われる実施形態のみが開示されているため、補助光の使用方法を提案するものではない。
さらに、特許文献3は、連写された複数画像はMotion JPEGの動画として記録されるので、複数画像に対する関連づけはされているものの、それは再生時にブレ補正を行いながら再生するためのものであり、画像合成で1枚の手振れのない画像を得るような手段は開示されていない。また、補助光の使用とは関係ない。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、白色LEDを補助光として使用する際にコスト上及びスペース上の問題を解決するために使用する白色LEDの個数を低減させることを目的としている。この目的のため手振れを生じない程度のシャッター秒時で複数枚の画像を補助光撮影し、手振れ量を補正しながら合成することで白色LEDの使用個数を低減させてぶれのない画像を得ようとするものである。手振れの補正および合成のプロセスは、電子スチルカメラ内で行う必要は必ずしも無い。電子スチルカメラ内では、複数枚画像の撮影だけを行い、手振れ量補正および合成に関しては、パーソナルコンピュータ(以下PC)に取り込んで行うようにしても良い。
このようなPC上で画像の後処理を行うことは、たとえば一眼レフタイプの電子スチルカメラや高級コンパクトタイプの電子スチルカメラの多くでは、撮像素子から得られた生データ画像をそのまま保存しておくことが出来るようになっている(一般にこれをRAW画像と呼ぶ)。RAW画像は、そのままでは画像としてみることは出来ないが、PC上で色温度補正、階調補正、露出補正などを行いつつJPEG画像に変換する(銀塩のイメージから現像処理と呼ばれる)ことができる。このようなPC上での後処理は、一般的に行われている。
さらに、撮像素子の画素数増大や連写性能向上への要求のため、電子スチルカメラ内で撮像から画像の記録までの時間短縮も必要となってきており、後処理で手振れ補正、合成を行わせることにより、電子スチルカメラ側の負荷を減らすことができるメリットが有る。
また、本発明は、白色LEDの補助光を使用し必要光量を低輝度に分割し複数枚の撮影を行い、後処理で得られた画像を合成を行うことで白色LEDの使用個数を低減させ、しかも適正光量の撮影を行うものである。
上記課題を解決するために、本発明にかかる撮像装置は、第1の照明手段と該第1の照明手段より最大発光量が大きい第2の照明手段の少なくとも一方を用いた撮影が可能であり、振れを抑えるために露出時間を制限した複数回の撮影を行って得られた複数の画像を合成して適正露出の画像を得る撮像装置であって、被写体の光学像を電気信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段よって得られた複数の画像を位置合わせして合成する画像合成手段と、前記複数の画像を得るための撮影回数が所定回数未満の場合には、前記第1の照明手段による照明を行って複数回の撮影を行い、所定回数以上の場合には、前記第2の照明手段による照明を行って1回の撮影を行うように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置の制御方法は、第1の照明手段と該第1の照明手段より最大発光量が大きい第2の照明手段の少なくとも一方を用いた撮影が可能であり、振れを抑えるために露出時間を制限した複数回の撮影を行って得られた複数の画像を合成して適正露出の画像を得る撮像装置の制御方法であって、被写体の光学像を電気信号に変換する撮像ステップと、前記撮像ステップで得られた複数の画像を位置合わせして合成する画像合成ステップと、前記複数の画像を得るための撮影回数が所定回数未満の場合には、前記第1の照明手段による照明を行って複数回の撮影を行い、所定回数以上の場合には、前記第2の照明手段による照明を行って1回の撮影を行うように制御する制御ステップと、を有することを特徴とする。
さらなる本発明の特徴は、以下本発明を実施するための最良の形態および添付図面によって明らかになるものである。
以上のような構成を備える本発明によれば、補助光を分割して露光し複数毎の低輝度画像を撮影して得られた複数の画像を合成することにより適正露光を得るため、一回の露光で適正にする場合と比較し光量が少なくなり、補助光を発する照明手段の光量または必要個数を減少させることができる。
また、撮影の補助光として白色発光LED及びキセノン管による閃光装置を有し、輝度の低い白色発光LEDと輝度の高い閃光装置を距離が遠い場合やレンズのFNo.が暗い場合など、つまりGNo.に係る撮影の条件より白色発光LEDによる補助光または閃光装置による補助光を選択し、比較的近距離の場合には白色発光LEDによる補助光使用時は分割し露光させ複数毎の低輝度画像を撮影し得られた複数の画像を合成することで適正露光を得、比較的遠距離の場合には閃光装置で一回の適正露光により撮影することで、比較的近距離の場合閃光装置の充電に要す時間を排除でき、また、白色発光LEDの発光光量が閃光装置よりも安定していることから発光制御しやすく調光精度を上げることができる。
<第1の実施形態>
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の撮像装置の構成を示す図である。図1において、100は撮像装置であり、50はシステム制御回路で撮像装置100全体を制御する。10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。18はタイミング発生回路であり、撮像素子14、A/D変換器16、後述するD/A変換器26にクロック信号や制御信号の供給を行い、後述するメモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御されている。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が後述する露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。
さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、後述する画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いは後述するメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。
画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。
また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には撮像装置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御手段であり、後述するフラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能を有するものである。
42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御手段、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御手段、46は102のバリアである保護手段の動作を制御するバリア制御手段である。
48は低輝度時の白色LED等を使用した補助光手段としてのフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
露光制御手段40、測距制御手段42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う。
システム制御回路50は撮像装置100全体を制御し、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部であり、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
また、表示部54は、その一部の機能が104の光学ファインダー内に設置されている。表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、防振機能表示、等がある。
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダー104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
60、62、64、66、68及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。60はモードダイアルスイッチで、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。
62はシャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW2で、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、後述する記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
66は画像表示ON/OFFスイッチで、画像表示部28のON/OFFを設定することが出来る。この機能により、画像表示部28のOFFを設定することで光学ファインダー104を用いて撮影を行う際に、TFT LCD等から成る画像表示部への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
68はクイックレビューON/OFFスイッチで、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定する。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等がある。
80は電源制御手段で、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82はコネクタ、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池、NiCd電池、NiMH電池、Liイオン電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源手段である。
90及び94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェース、92及び96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタ、98はコネクタ92及び或いは96に記録媒体200或いは210が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知手段である。なお、本実施形態では記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明しているが、もちろん、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数でも良いし、或いは2系統以上の任意の数でも良い。また、異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。
インターフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード、或いはその他種々の記憶媒体の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
さらに、インターフェース90及び94、そしてコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。
102は、撮像装置100のレンズ10を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護手段である。
104は光学ファインダーであり、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用すること無しに、光学ファインダーのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダー104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
110は通信手段で、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。
112は通信手段110により撮像装置100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、撮像装置100とのインターフェース204、撮像装置100と接続を行うコネクタ206を備えている。
210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、撮像装置100とのインターフェース214、撮像装置100と接続を行うコネクタ216を備えている。
次に、図2乃至図6を参照して、第1の実施形態の動作を説明する。図2及び図3は本実施形態の撮像装置100の主ルーチンのフローチャートを示す。図2及び図3を用いて、撮像装置100の動作を説明する。
電池交換等の電源投入により、システム制御回路50はフラグや制御変数等を初期化し(S101)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に初期設定する(S102)。
システム制御回路50は、モードダイアル60の設定位置を判断し、モードダイアル60が電源OFFに設定されていたならば(S103)、各表示部の表示を終了状態に変更し、保護手段102のバリアを閉じて撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む撮像装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後(S105)、S103に戻る。
モードダイアル60が撮影モードに設定されていたならば(S103)、S106に進む。モードダイアル60がその他のモードに設定されていたならば(S103)、システム制御回路50は選択されたモードに応じた処理を実行し(S104)、処理を終えたならばS103に戻る。
撮影モードでは、システム制御回路50は、電源制御手段80により電池等により構成される電源86の残容量や動作情況が撮像装置100の動作に問題があるか否かを判断し(S106)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S108)、S103に戻る。
電源86に問題が無いならば(S106)、システム制御回路50は記録媒体200或いは210の動作状態が撮像装置100の動作、特に記録媒体に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否かを判断し(S107)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S108)、S103に戻る。
記録媒体200或いは210の動作状態に問題が無いならば(S107)、表示部54を用いて画像や音声により撮像装置100の各種設定状態の表示を行う(S109)。なお、画像表示部28の画像表示をONにして、画像表示部28を用いて画像や音声により撮像装置100の各種設定状態の表示を行うようにしてもよい。
続いて、画像表示部28の画像表示をONにして撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態に設定して(S110)、図3のステップ114に進む。ここで、シャッタースイッチSW1が押されていないならば(S114)、S103に戻る。シャッタースイッチSW1が押されたならば(S114)、システム制御回路50は、測距処理を行って撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値及びシャッター秒時を決定する(S115)。測光処理に於いて、必要であればフラッシュフラグをセットし、フラッシュの設定も行う。
この測距・測光処理S115の詳細については図4を用いて後述する。測距・測光処理(S115)を終えたならば次に進み、シャッタースイッチSW2が押されずに、さらにシャッタースイッチSW1も解除されたならば(S116、S117)、S103に戻る。シャッタースイッチSW2が押されたならば(S116)、システム制御回路50は、撮像素子14、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを書き込む露光処理、及び、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う現像処理からなる撮影処理を実行する(S118)。この撮影処理S129の詳細は図5を用いて後述する。
次に、システム制御回路50は、メモリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて各種画像処理を、また、圧縮・伸長回路32を用いて設定したモードに応じた画像圧縮処理を行った後、記録媒体200或いは210へ画像データの書き込みを行う記録処理を実行する(S119)。
この記録処理S119の詳細は図6を用いて後述する。記録処理S119が終了した際に、シャッタースイッチSW2が押された状態であったならば(S120)、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される連写フラグの状態を判断し(S121)、連写フラグが設定されていたならば、連続して撮影を行うためにS118に戻り、次の撮影を行う。
連写フラグが設定されていないならば(S121)、シャッタースイッチSW2が放されるまで(S120)、現在の処理を繰り返す。
シャッタースイッチSW1が押された状態であったならば(S122)、システム制御回路50は、S116に戻って次の撮影に備える。シャッタースイッチSW1が放された状態であったならば(S122)、システム制御回路50は、一連の撮影動作を終えてS103に戻る。
図4は、図3のS115における測距・測光処理の詳細なフローチャートを示す。システム制御回路50は、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む(S201)。この逐次読み込まれた画像データを用いて、画像処理回路20はTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理に用いる所定の演算、及びAF(オートフォーカス)処理を行っている。
なお、ここでの各処理は、撮影した全画素数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取って抽出し、演算に用いている。これにより、TTL方式のAE、EF、AWB、の各処理において、中央重点モード、平均モード、評価モードの各モード等の異なるモード毎に最適な演算を行うことが可能となる。
画像処理回路20での演算結果を用いて、システム制御回路50は露出(AE)が適正と判断されるまで(S202でYESとなるまで)、露光制御手段40を用いてAE制御を行う(S203)。
AE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はフラッシュが必要か否かを判断し(S204)、フラッシュが必要ならばフラッシュフラグをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶してフラッシュの準備を行う(S205)。
露出(AE)が適正と判断したならば(S202でYES)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
次に、画像処理回路20での演算結果及びAE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はホワイトバランス(AWB)が適正と判断されるまで(S206)、画像処理回路20を用いて色処理のパラメータを調節してAWB制御を行う(S207)。
ホワイトバランス(AWB)が適正と判断したならば(S206でYES)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
AE制御及びAWB制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50は測距が合焦と判断されるまで(S208)、測距制御手段42を用いてAF制御を行う(S209)。測距(AF)が合焦と判断したならば(S208)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し(S209)、測距・測光処理ルーチンS115を終了する。
フラッシュ撮影の場合は、複数枚の補助光を使用した画像が撮影され、後述するように、その後、画像処理装置にて像の位置ズレを補正しながら加算合成が行われる。このときのシャッター秒時は手振れが発生しにくい時間にする必要がある。このようなシャッター秒時は次のようにして求めることが出来る。従来より35mmフィルムを使用するカメラでは撮影レンズの焦点距離をfmmとすると、1/f(sec)のシャッター秒時であれば手振れが影響しにくいと言われている。一般的に撮像装置100の撮像素子14の画面サイズは35mmフィルムに対して小サイズの撮像素子が使用されるが、35mmフィルムに対する撮像素子の大きさの比と撮影レンズの実焦点距離から、35mmフィルムカメラ相当の焦点距離を求め、これをf'とすると、この逆数(1/f'(sec))をシャッター秒時とすれば手振れしにくいシャッター秒時とすることが出来る。光度I(cd)の白色LEDを使用したフラッシュのガイドナンバーはレンズの開放Fナンバー、最大到達距離、ISO感度、と前述の手振れの生じない程度のシャッター秒時t(sec)で決定されている。
このガイドナンバーから必要光量が換算できる。ガイドナンバーと光量Q(cdsec)の関係は、
GNo.=0.3*√(4π×0.0045×ISO感度×Q) [ISO,m]
Q=I×t.[cdsec]
として示される。ここで、分割撮影回数Nとすれば一回の発光は1/Nとなり分割発光分少ない白色LEDでカメラを構成できる。
撮影時の光量は測距装置の距離データと絞りで決定され光量が十分であれば分割発光数を少なくまたはシャッター秒時を短くし分割撮影を行うよう撮影条件を決定する。
撮影枚数については、少ないと防振効果が少なく、防振機能を使用しないで撮影したときとの差が少なくなり、また、多すぎると1枚あたりの露光量が少なくなりすぎて、後処理での動きベクトル検出の処理などが困難になったり処理にも時間が掛かったりするようになる。本実施形態では、4〜8枚程度が適切である。
以下の説明においては、フラッシュ撮影時の分割撮影枚数は4枚とした場合について説明するが、任意の枚数にした場合でも以下説明する内容を多少修正することで同様の動作が成り立つことはいうまでもない。
図5は、図3のS118における撮影処理の詳細なフローチャートを示す。
まずステップS320において、システム制御回路50は、フラッシュフラグがセットされているかどうかをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52をチェックすることによりフラッシュ48の発光が必要か否かを判断する。不要であれば、直接ステップS301に進み、必要な場合は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されている測光データに従い、露光制御部40によって、絞り機能を有するシャッター12を絞り値に応じて開放して撮像素子14を露光し(S321)、まずフラッシュが発光していない状態での外光輝度を測光する(S322)。続いて、フラッシュ48を制御することによりフラッシュである白色LEDによりプリ発光を行ってフラッシュが発光した状態の輝度を測光し(S323)、得られた2つの測光データから被写体への発光量と発光回数N回を計算し、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し、本撮影に進む。
システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光データに従い、露光制御部40により、絞り機能を有するシャッター12を得られた測光データに対応する絞り値に設定して、撮像素子14を露光する(S301、S302)。
ステップS303で、フラッシュフラグがセットされているかをチェックしてフラッシュ48が必要か否かを判断し、必要が無ければシステム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光データに従い露光終了まで露光を行い(S305)次のステップS306へ進む。フラッシュが必要な場合にはフラッシュを発光させ(S304)、システム制御回路50は、内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるデータに従って一回分のフラッシュ光を照射し露光の終了を待ちフラッシュの露光を終えたら(S305)シャッター12を閉じて(S306)、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、画像データメモリ30に撮影画像のデータを書き込む(S307)。
設定された撮影モードに応じて、フレーム処理を行う必要があるならば(S308)、システム制御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して垂直加算処理や(S309)、色処理(S310)を順次行った後、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込む。必要が無ければステップS311に直接進む。
次に、フラッシュフラグがセットされている場合(S311)は、フラッシュ撮影が終了したかどうかを判断し(S312)、終了していない場合はS301に戻り、所定回数N回の撮影が終了するまで上記のステップを繰り返す。フラッシュ撮影の所定回数が終了した場合は、次に撮影終了後の画像表示のために表示用画像データを生成するとともに、インデックス表示や再生表示のためのサムネイル画像を生成する。フラッシュ撮影で得られた個々の画像は手振れしない秒時で撮影され、適正露光よりアンダーとなっている。そのため、そのままでは表示用画像やサムネイル画像として適さない。そこで主画像として用いる画像を略撮影枚数分ゲインアップを行って表示画像データおよびサムネイル画像を生成する(S313)。具体的には、初回の主画像データの輝度情報を撮影枚数分乗算する。たとえば4枚を合成する場合は、初回の主画像の輝度情報を4倍する。このように整数倍することで、階調性は失われるが、画像表示部28に使われる液晶上では元画像に対してかなり縮小された画像が表示されるため、階調性が失われていても撮影画像の構図確認などの用途には十分である。また、ここでの画像情報がすでに輝度に対してリニア(線形)でない場合には輝度に対してリニアなデータに変換してから整数倍することが望ましい。そして次のステップS315に進む。
また、S311にてフラッシュフラグがセットされてない場合はゲインアップ処理は行わずに、撮影画像から表示画像データおよびサムネイル画像を生成する(S314)。
そして、システム制御回路50は、メモリ30から画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示画像データの転送を行う(S315)。以上で撮影処理ルーチンS118を終了する。
次に、本実施形態の画像データの記録形式について説明する。なお、本実施形態では、記録される画像データの記録形式については、撮像装置の画像ファイルフォーマット規格Exif2.2およびカメラファイルシステム規格DCF1.0に準拠している。
図6に本実施形態の画像データの記録媒体上でのディレクトリ構成、ファイル構成を示す。まず、ルートディレクトリ直下にDCFイメージルートディレクトリであるDCIMディレクトリが作られる。DCIMという名前はDCFに基づき固定である。DCIMディレクトリの下に複数のDCFディレクトリが作られる。DCFディレクトリの命名規則は、ディレクトリ名は8文字で構成され、最初の3文字はディレクトリ番号を表し、"100"〜"999"までの数字、次の5文字は自由文字であり任意の文字列である。図6では仮にDCFディレクトリ名を"100CANON"、"101CANON"、"102CANON"とする。
DCFディレクトリの下に画像データが記録される。図6では100CANONディレクトリ下に記録されている画像データの様子を表している。
DCFでは、画像データのファイル名は、ファイル名8文字、拡張子3文字で与えられ、ファイル名は最初の4文字は任意の文字列の自由文字、次の4文字はファイル番号を表す4桁の数字で"0001"〜"9999"までの範囲を取る。本実施形態では、自由文字は"IMG_"としている。
さらに、関連のあるファイル群をまとめて取り扱うことができるよう、同一ファイル番号を持つファイル群をDCFオブジェクトとすることが規定されている。DCFオブジェクトでは、ファイル番号が同一であれば、自由文字および拡張子は異なって良い。このうち、拡張子については、DCF基本ファイルとして、JPEG方式で記録された画像データに".JPG"の拡張子を与えることが規定されている。また、同一オブジェクト内ではDCF基本ファイルは一つしか存在できないと規定されている。
以上のDCFの規定に基づき、本実施形態ではフラッシュ撮影のときの撮影画像において、例えば1コマ目を主画像データとし、DCF基本ファイルの形式に則り、".JPG"の拡張子を与え、"IMG_nnnn.JPG(nnnnは"0001"〜"9999"までの範囲の任意の4桁数字。図8においては、nnnnは仮に1234としている。)"というファイル名で記録する。そして、2コマ目以降の画像を従属画像データとして、1コマ目の画像と同じファイル番号で、かつ拡張子を".Smm(mmは"01"、"02"、"03"と増える2桁の数字)"として、"IMG_nnnn.S01"、"IMG_nnnn.S02"、"IMG_nnnn.S03"というファイル名で記録し、これらを同一オブジェクトとして扱う。こうすることで、フラッシュ撮影での合成処理を行う画像処理装置での画像処理工程で、特別な処理やデータ付加を行わずに、フラッシュ撮影された一連の関連する画像を判定することが容易に行える。
次に、記録処理の動作について図7を用いて説明する。図7は、図3のS119における記録処理に対応する詳細なフローチャートである。
図7において、システム制御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して撮像素子の縦横画素比率を1:1に補間する画素正方化処理を行った後(S401)、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込む。そして、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して、設定したモードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長回路32により行う(S402)。
次に、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるフラッシュフラグの状態を判断し(S403)、フラッシュ撮影でない場合は、通常の撮影であるので、前回記録したファイル番号に対して1を足し(S404)、拡張子をJPGに設定し(S405)、インターフェース90或いは94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等の記録媒体200或いは210へ圧縮した画像データの書き込みを行う(S406)。このときインデックス用のサムネイル画像もともに書き込まれる。
記録媒体への書き込みが終わったならば、記録処理ルーチンS119を終了する。S403においてフラッシュ撮影の場合は複数回撮影した1コマ目の記録かどうかの判断を行う(S407)。フラッシュ撮影の1コマ目の場合は、2コマ目以降の拡張子名を決定するためのシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される変数mmを0に初期化する(S408)。次に、前回記録したファイル番号に対して1を足し(S409)、拡張子を".JPG"に設定し(S410)、インターフェース90或いは94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等の記録媒体200或いは210へ圧縮した画像データの書き込みを行う(S413)。このときインデックス用のサムネイル画像(図5のS313で説明したように主画像からゲインアップして求めた画像)もともに書き込まれる。
それから、フラッシュ撮影の最終コマであるかどうかの判定を行い(S414)、最終コマであれば記録処理ルーチンS119を終了する。そうでなければS401に戻る。
S407において、フラッシュ撮影した1コマ目以外の場合は、変数mmを1増やす(S411)。そして、ファイル番号は防振連写の1コマ目と同じとし、拡張子は変数mmの前にSを付けたものとして設定する(S412)。本実施形では前述のように一例としてフラッシュ撮影の複数撮影回数を4コマとしているので、これにより、フラッシュ撮影の2〜4コマ目については、それぞれ".S01"、".S02"、".S03"という拡張子が設定されることになる。そして、インターフェース90或いは94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等の記録媒体200或いは210へ圧縮した画像データの書き込みを行う(S413)。それからフラッシュ撮影の最終コマかどうかの判定を行う(S414)。最終コマであれば記録処理ルーチンS119を終了する。そうでなければS401に戻る。
次に本実施形態の画像処理装置側の処理について説明する。図8は第1の実施形態の撮像装置220と画像処理装置222の接続状態を表す図である。
撮像装置220と画像処理装置222は、接続ケーブル221で接続され、撮像装置220内の画像データは画像処理装置222に転送され、そこでフラッシュ撮影で複数枚撮影された画像の位置合わせおよび加算合成処理が行われる。接続は、撮像装置220内のインターフェース90、94に接続されたLANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、等の各種通信カードによって行われる。また、以上のような有線接続ではなく、IrDAによる赤外線接続、IEEE802.11a、同802.11b、同802.11gなどの無線LANカードによる無線接続であってもかまわない。
また、CF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等のメモリ媒体を介して画像データを転送しても良い。
画像処理装置222は、形態としては一般的なPCでも良いし、画像処理専用のグラフィックワークステーション(GWS)や画像処理専用のハードウェアでも良い。また、ダイレクトプリント機能のように直接撮像装置220と接続して印刷が行えるようなプリンタの形態であっても良い。
図9は画像処理装置222内の画像処理のフローチャートであり、撮像装置220から転送された画像を、フラッシュ画像合成処理が必要な画像だけ、自動的に判断して処理を行うようなフローである。
まず、未処理の画像データがあるかどうかを判断し(S501)、無い場合は画像処理を終了する。未処理の画像データがある場合は、それを画像処理装置内のメモリに読み込む(S502)。ここでは、まず主画像データを読むこととし、拡張子.JPGのデータを読み込む。
次に、フラッシュ撮影の画像処理が必要な画像かどうかを判断する(S503)。防振用画像処理が必要ない場合は、S501に戻って次の画像データを読み込む。フラッシュ撮影の画像合成処理が必要か否かは、読み込んだ初回の主画像データと同一ファイル番号を持ち、拡張子がSnnの従属データの有無によって判断することができる。
フラッシュ撮影の画像合成処理が必要な場合、まず読み込んだ画像データを、加算合成処理のために輝度リニアフォーマットに変換する(S504)。読み込まれた画像データは元々JPEG形式であり、ガンマ処理や、撮像装置に固有の階調補正などがされている。このままで加算処理を行うとガンマなどの影響で色調や明度、コントラストなどが変化してしまう。このため、輝度リニアなフォーマットへの変更が必要になる。
次に、画像合成のために拡張子Snnの従属画像データを1枚読み込む(S505)。このデータは撮像装置のフローで説明したように、拡張子は異なるがフォーマットはJPEG形式であるので、初回の画像データと同様に輝度リニアフォーマットへの変換を行う(S506)。
そして、初回の画像データと従属画像データの位置合わせを行う(S507)。位置合わせは2枚の画像間の動きベクトルを求めることにより行う。動きベクトルの検出には多数の公知の手法が提案されている。一例をあげると、画像を小ブロックに分割し、対応するブロック間で二次元の相関を求め、対応する全てのブロックの動きベクトルを求める。こうして求められた各領域の動きベクトルをヒストグラムに取り、動きベクトルの最頻値をその画像間の動きベクトルとする手法である。
位置合わせが完了したなら、次の従属データがあるかどうかがチェックされ(S508)、まだ残っている場合はS505に戻り、従属画像データの読み込み(S505)、輝度リニアフォーマットへの変換(S506)、初回画像との動きベクトル量の検出による位置合わせ(S507)というステップが繰り返される。
全ての従属データの読み込み、変換、位置合わせが完了したなら、次に位置合わせした画像データを全て加算して合成を行う(S509)。
合成が終了した時点で得られた画像は輝度リニアフォーマットなので、ここで再度JPEGフォーマットへの変換を行う(S510)。
また、この時点までのサムネイル画像は主画像だけをゲインアップされた画像であったので、合成が完了したこの時点で合成した画像から改めてサムネイル画像を生成する(S511)。
最後に合成した画像、サムネイル画像を保存して(S512)、S501に戻って次の画像データの処理に進む。
以上のように構成することで、画像処理装置220側で、フラッシュ撮影が行われたかどうかの判断が容易に行えるとともにフラッシュ撮影の一連の画像データが同一オブジェクトを構成するために、画像処理装置側でのフラッシュ画像の重ねあわせ処理を容易にするという効果が有る。
本実施形態では、撮像装置220が初回画像とするデータはフラッシュ撮影の1枚目を主画像とする実施形を示した。しかしながら、主画像とするのは連写中の任意のデータを主画像としてかまわない。連写の最後に撮影した画像を主画像としてもかまわない。1枚目、または最終コマを主画像とすることで、使用者にどの画像が主画像となるかを分かりやすくすることができるという効果がある。
S503での判断は、従属画像データの有無で判断しているが、これは撮像装置220側で主画像データのタグ情報にフラッシュ撮影で撮影されたかどうかを記録するようにして、画像処理装置220側ではそのタグ情報で判断するようにしてもかまわない。
以上のように、第1の実施形態ではフラッシュ撮影に先立ってプリ発光を行い本発光の光量を決定している。ここでは使用するレンズで手振れが発生しないシャッター秒時が1/60秒とすれば、このシャッター秒時に応じてフラッシュ光量を分割し照射をおこなっている。たとえばシャッター秒時が1/6秒なら1/60秒で10回、1/15秒だったなら1/60秒で4回、1/30秒であれば1/60秒で2回として分割しているため白色LEDを複数個使用しなければならない場合にもその数量を軽減することが出来る。
尚、ここではプリ発光により照射光量を求めたが、アクティブの三角測距のように距離情報が得られる場合はISO情報、距離情報から必要光量が計算可能なためプリ発光を行わなくても良い。
<第2の実施形態>
第2の実施形態は、補助光が従来のキセノンランプを用いた閃光装置及び白色LED等によるフラッシュ装置を少なくとも2つもつ場合の実施形態である。
第1の実施形態の説明でも記載したように、フラッシュ光の到達可能範囲内の被写体に対しては分割して撮影を行ったが距離が遠くなると光量もより必要なため分割回数が多くなってしまい手振れのほかに被写体が動いてしまうといった不都合が生じかねない。閃光装置では光源の輝度も高く遠距離まで撮影が出来るが閃光時間が短いために近距離での光量の制御性は白色LEDのようなフラッシュが有利である。第2の実施形態では各々の利点を生かした複数の補助光を有する撮影装置に関しての説明をおこなう。以下説明する第2の実施形態ではそのように構成される。
以下、図10を用いて第2の実施形態を説明するが、実施形態の説明においては、第1の実施形態と共通な構成、シークエンスについては説明を省略する。また、第1の実施形態では細かい説明を行ったがここでは特に簡略化したフローチャートを用いて説明をおこなう。また、本実施形態では、図1のフラッシュ48ブロック図に閃光装置であるストロボと白色LED等からなるフラッシュ装置を各々準備されている事とする。
図10は第2の実施形態の撮像装置100の撮影時のシークエンスを表す図である。 本実施形態では、図3のS118における撮影処理の詳細なフローチャートを示す。
まずステップS320において、システム制御回路50は、フラッシュフラグがセットされているかどうかをチェックすることによりフラッシュ48の発光が必要か否かを判断する。不要であれば、直接ステップS301に進み、必要な場合は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されている測光データに従い、露光制御部40によって、絞り機能を有するシャッター12を絞り値に応じて開放して撮像素子14を露光し(S321)、まずフラッシュが発光していない状態での外光輝度を測光する(S322)。続いて、撮影に先立ってプリ発光を行ってフラッシュが発光した状態の輝度を測光し(S323)、得られた2つの測光データから被写体への発光量と発光回数N回を計算し、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し、本撮影に進む。
システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光データに従い、露光制御部40により、絞り機能を有するシャッター12を得られた測光データに対応する絞り値に設定して開口し、撮像素子14を露光する(S301、S302)。
ステップS303で、フラッシュフラグがセットされているかをチェックしてフラッシュ48が必要か否かを判断し(S601)、必要が無ければシステム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光データに従い露光終了まで露光を行い(S305)次のステップS306へ進む。フラッシュが必要な場合にはストロボによる閃光装置か白色LED等によるフラッシュ装置かを白色LED等の分割発光回数N回が被写体振れを発生すると予想される回数nを比較し(S602)被写体振れの発生すると予想される回数n以上であればシステム制御回路50は、内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるデータに従って閃光であるストロボ装置を発光させて(S603)露光終了まで露光を行う(S305)。被写体振れの発生がないと予想された場合にはシステム制御回路50は、内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるデータに従って白色LED等のフラッシュ装置を発光させ(S304)分割された一回分のフラッシュ露光が終了するまで白色LEDによる露光を行う(S305)。露光が終了するとシャッター12を閉じて(S306)、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、画像データメモリ30に撮影画像のデータを書き込む(S307)。
設定された撮影モードに応じて、フレーム処理を行う必要があるならば(S308)、システム制御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して垂直加算処理や(S309)、色処理(S310)を順次行った後、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込む。必要が無ければステップS311に直接進む。
次にフラッシュのフラグがセットされているかの確認を行い補助光を必要としない場合はS314に進み、フラッシュフラグがセットされていている場合はS604に進む(S311)S604では、その補助光が閃光装置であった場合S314に進み、白色LEDのフラッシュであれば、白色LEDの発光による所定回数N回の撮影が終了するまで上記のステップを繰り返し、フラッシュ撮影の所定回数が終了した場合は(S312)、S313に進み、ここで撮影終了後の画像表示のために表示用画像データを生成するとともに、インデックス表示や再生表示のためのサムネイル画像を生成する。フラッシュ撮影で得られた個々の画像は手振れしない秒時で撮影され、適正露光よりアンダーとなっている。そのため、そのままでは表示用画像やサムネイル画像として適さない。そこで主画像として用いる画像を略撮影枚数分ゲインアップを行って表示画像データおよびサムネイル画像を生成する(S313)。具体的には、画像データの輝度情報を撮影枚数分乗算する。たとえば4枚を合成する場合は、画像の輝度情報を4倍する。このように整数倍することで、階調性は失われるが、画像表示部28に使われる液晶上では元画像に対してかなり縮小された画像が表示されるため、階調性が失われていても撮影画像の構図確認などの用途には十分である。また、ここでの画像情報がすでに輝度に対してリニア(線形)でない場合には輝度に対してリニアなデータに変換してから整数倍することが望ましい。そして次のステップ(S315)に進む。
またS311にて補助光を使用しないまたは補助光が閃光装置である場合フラッシュフラグがセットされてない場合はゲインアップ処理は行わずに、撮影画像から表示画像データおよびサムネイル画像を生成する(S314)。
そして、システム制御回路50は、メモリ30から画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示画像データの転送を行う(S315)。以上で撮影処理ルーチンS118を終了し、画像データの記録でフラッシュ使用時の画像を合成し、画像を記録することで一連の撮影動作が終了する。
以上の説明では閃光装置と白色LED等のフラッシュ装置とを光量が少ない部分をフラッシュ装置で、光量の多い場合を閃光装置で被写体を照明している。従って、近距離の撮影では小光量で光制御性の良いフラッシュ撮影を、距離では光制御性の良く光量の大きい閃光装置を使用しているため露出精度も向上させることができる。
<第3の実施形態>
第1の実施形態が分割回数N回で点灯消灯をおこなったが、ここでは一連の白色LED等を使用したフラッシュ撮影の場合N回の撮影が終了するまで点灯を続ける実施形態である。第3の実施形態において、第1の実施形態と共通な構成、シークエンスについては説明を省略する。
図11は、図3のS118における撮影処理に対応する詳細なフローチャートである。まずステップS320において、システム制御回路50は、フラッシュフラグがセットされているかどうかをチェックすることによりフラッシュ48の発光が必要か否かを判断する。不要であれば、直接ステップS301に進み、必要な場合は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されている測光データに従い、露光制御部40によって、絞り機能を有するシャッター12を絞り値に応じて開放して撮像素子14を露光し(S321)、まずフラッシュが発光していない状態での外光輝度を測光する(S322)。
続いて、プリ発光を行ってフラッシュが発光した状態の輝度を測光し(S323)、得られた2つの測光データから被写体への発光量と発光回数N回を計算し、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し、本撮影に進む。
システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光データに従い、露光制御部40により、絞り機能を有するシャッター12を得られた測光データに対応する絞り値に設定して、撮像素子14を露光する(S301、S302)。
ステップS303で、フラッシュフラグがセットされているかをチェックしてフラッシュ48が必要か否かを判断し、必要が無ければシステム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光データに従い露光終了まで露光を行い(S305)次のステップS306へ進む。フラッシュが必要な場合にはフラッシュの発光を開始させる(S304)、システム制御回路50は、内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるデータに従って露光の終了を待つ(S305)。露光を終えたら第1の実施形態ではフラッシュを1度消灯したがここではフラッシュの点灯はそのまま続け、シャッター12を閉じて(S306)、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、画像データメモリ30に撮影画像のデータを書き込む(S307)。
設定された撮影モードに応じて、フレーム処理を行う必要があるならば(S308)、システム制御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して垂直加算処理や(S309)、色処理(S310)を順次行った後、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込む。必要が無ければステップS311に直接進む。
次にフラッシュフラグがセットされている場合(S311)は、フラッシュ撮影が終了したかどうかを判断し(S311)、終了していない場合はS301に戻り、所定回数N回の撮影が終了するまで上記のステップを繰り返す。フラッシュ撮影の所定回数が終了した場合は(S312)、点灯を行っていた白色LEDでのフラッシュを消灯する(S610)、そしてここで撮影終了後の画像表示のために表示用画像データを生成するとともに、インデックス表示や再生表示のためのサムネイル画像を生成する。フラッシュ撮影で得られた個々の画像は手振れしない秒時で撮影され、適正露光よりアンダーとなっている。そのため、そのままでは表示用画像やサムネイル画像として適さない。そこで主画像として用いる画像を略撮影枚数分ゲインアップを行って表示画像データおよびサムネイル画像を生成する(S313)。具体的には、初回の主画像データの輝度情報を撮影枚数分乗算する。仮に4枚を合成する場合は、初回の画像の輝度情報を4倍する。このように整数倍することで、階調性は失われるが、画像表示部28に使われる液晶上では元画像に対してかなり縮小された画像が表示されるため、階調性が失われていても撮影画像の構図確認などの用途には十分である。また、ここでの画像情報がすでに輝度に対してリニア(線形)でない場合には輝度に対してリニアなデータに変換してから整数倍することが望ましい。そして次のステップ(S315)に進む。
また、S311にてフラッシュフラグがセットされてない場合はゲインアップ処理は行わずに、撮影画像から表示画像データおよびサムネイル画像を生成する(S314)。
そして、システム制御回路50は、メモリ30から画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示画像データの転送を行う(S315)。以上で撮影処理ルーチンS118を終了し、次に画像データの記録でフラッシュ使用時の画像を合成し、画像を記録することで一連の撮影動作を終了する。
以上の説明ではフラッシュのN回の分割撮影期間が終了するまで消灯が行われないため主被写体側で分割撮影であっても一回の撮影動作が行われている期間中である事が認識可能となる。
以上、図1から図11を用いて本発明の第1の実施形態から第3の実施形態の説明を行った。
本実施形態の説明ではレンズや鏡筒が本体と一体化された、いわゆるデジタルコンパクトカメラに適用した実施形について説明したが、レンズ交換式の一眼レフタイプの撮像装置、または静止画撮影機能を有するビデオカメラなどについても本発明が適用可能なことは言うまでもない。
シャッター12は絞りとシャッターを兼用するレンズシャッタータイプで説明を行ったが、絞りとシャッターは独立していても良い。また、シャッターはフォーカルプレーン式のシャッターで構成されても良い。
ズーム機能の無い単焦点レンズ内蔵の撮像装置であっても良いし、バリア102を有してなくとも良い。フラッシュ48も内蔵でなく、外付けフラッシュであってもかまわない。
操作系についてもモードダイアルでなく、プッシュSWの組み合わせでモードが切り替え可能なように構成しても良い。
白色発光ダイオードは赤,青、緑での三色の発光ダイオードを使用しその色を合成し白色を得るもの或いは青及び紫外系発光ダイオードと蛍光体を使用して白色を得るもののどちらでも良い。
白色LED等の光源もこれと同等の性能を有する光源であれば白色LEDに限らない。
画像の合成を外部装置で行ったが、撮影装置自体で行って良いことはいうまでもない。
プリ発光や距離とISO情報で求めた本発光の光量を分割し撮影するにあたり画像合成時にずれの大きい画像を削除するため想定される分撮影の回数を多することでも良い。
閃光装置とフラッシュ装置の切り替えは、テレ側で開放FNo.が暗くなるようなズームレンズの場合、FNo.が暗い場合に閃光装置を使用することでも良い。
画像の記録形式に関しても、本発明の実施形では、Exifの規定に基づいて、拡張子.JPGとして記録する例、およびRAWデータで記録する例を示したが、画像フォーマットの形式については以上に限定されるわけでなく、任意の画像フォーマットであっても良い。
従属画像データの拡張子の形式も本発明の実施形態での説明に限定されるものでなく、Exifで主データ用に規定されている"jpg"以外の任意の拡張子を使用することが出来る。
今後のExifの改訂、または別の新たな規格に適合した形態を取ることが可能である。
なお、記録媒体200及び210は、PCMCIAカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリカード、ハードディスク等だけでなく、マイクロDAT、光磁気ディスク、CD-RやCD-WR等の光ディスク、DVD等の相変化型光ディスク等で構成されていても勿論問題無い。
また、記録媒体200及び210がメモリカードとハードディスク等が一体となった複合媒体であっても勿論問題無い。さらに、その複合媒体から一部が着脱可能な構成としても勿論問題無い。
そして、実施形態の説明に於いては、記録媒体200及び210は撮像装置100と分離していて任意に接続可能なものとして説明したが、いずれか或いは全ての記録媒体が撮像装置100に固定したままとなっていても勿論問題無い。
また、撮像装置100に記録媒体200或いは210が、単数或いは複数の任意の個数接続可能な構成であっても構わない。
撮像装置100に記録媒体200及び210が装着する構成として説明したが、記録媒体は単数或いは複数の何れの組み合わせの構成であっても、勿論問題無い。
画像合成を行う画像処理装置の画像処理はソフトウェアで実現しても良いし、ハードウェアで実現しても良い。
また、画像処理は銀塩フィルムのラボのように、ユーザーが記憶媒体に記憶された画像をラボに持ち込んだり、インターネットなどの通信機能によりラボ側に画像を送付し、ラボ側にて画像合成処理を行うという形態でもかまわない。
さらに上記以外の本発明の趣旨に沿った範囲でさまざまな変形例の形態をとってもかまわない。
<その他の実施形態>
本発明では、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれている。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含む。
また、上記実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードがネットワークを介して配信されることにより、システム又は装置のハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD-RW、CD-R等の記憶媒体に格納され、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても、達成されることは云うまでもない。
<まとめ>
本実施形態によれば、撮影の補助光として白色発光LEDを有する撮像装置であって、補助光が必要な場合に補助光を分割して露光し、複数の補助光毎に低輝度画像を撮影して、得られた複数の画像を合成することにより適正露光を得るため、一回の露光で適正にする場合と比較し光量が少ないため1個又は複数個の発光ダイオードの光量または必要個数を減少させることが出来、コストダウンやスペースも減らせることから小型化に対する効果がある。
そして、白色LEDの補助光の光量を手ぶれの発生しない秒時で分割し発光することにより、画像合成が容易となる効果がある。
補助光の発光を、手ぶれの発生しないシャッター秒時でシャッターにより所定露光量となるよう分割露光し、所定露光となった後に消灯することにより、白色発光LEDが連続撮影中には連続点灯するようにするため、主被写体は一回の撮影中であると認識することができる。
また、撮影の補助光として白色発光LED及びキセノン管による閃光装置を有し、輝度の低い白色発光LEDと輝度の高い閃光装置を距離が遠い場合やレンズのFNo.が暗い場合など、つまりGNo.に係る撮影の条件より白色発光LEDによる補助光または閃光装置による補助光を選択し、比較的近距離の場合には白色発光LEDによる補助光使用時は分割し露光させ複数の補助光毎の低輝度画像を撮影して得られた複数の画像を合成することで適正露光を得、比較的遠距離の場合には閃光装置で一回の適正露光により撮影することによって、比較的近距離の場合閃光装置の充電に要す時間を排除できる効果や、白色発光LEDの発光光量が閃光装置よりも安定していることから発光制御しやすく調光精度が良くなる効果もある。
ここで、撮影条件とは補助光のGNo.はレンズの明るさを示すFNo.と距離の積で示される。そして、暗いレンズや距離ある被写体の場合には白色LEDの撮影で複数回の発光を数多く発光させるよりも閃光装置を使用する方が上述した調光精度に加え速射性が向上するという効果が期待できることが分かる。
また、撮影の条件とは白色発光LEDの分割発光回数が所定回数より大きい場合であるとすることにより、速射性能を向上させることができる。
白色発光LEDにより複数毎撮影された画像を合成する場合には、合成枚数が増え被写体ぶれの発生が予想される。この様なぶれの大きい画像は無理に合成すると不自然な合成画像が生成されてしまうため、このようなぶれの大きい画像を排除することにより自然な合成をすることができるようになる。
さらに、白色発光LEDには赤,青、緑での三色を合成し白色を得るものや青及び紫外系発光LEDにより蛍光体に照射し色変換を行い白色を得る物があるが本発明においてはどちらを使用してもよい。
本発明の第1乃至第3の実施形態で共通に用いられる撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の撮像装置の主ルーチンのフローチャートの一部である。 本発明の第1の実施形態の撮像装置の主ルーチンのフローチャートの一部である。 本発明の第1の実施形態の撮像装置の測距・測光ルーチンのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の撮像装置の撮影ルーチンのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の撮像装置の記録ディレクトリの構成図である。 本発明の第1の実施形態の撮像装置の記録ルーチンのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の撮像装置と画像処理装置の接続を表す図である。 本発明の第1の実施形態の画像処理装置の画像処理ルーチンのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の撮像装置の撮影ルーチンのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の撮像装置の撮影ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
10:撮影レンズ 12:シャッター 14:撮像素子 16:A/D変換器 18:タイミング発生回路 20:画像処理回路 22:メモリ制御回路 24:画像表示メモリ 26:D/A変換器 28:画像表示部 30:メモリ 32:画像圧縮・伸長回路 40:露光制御手段 42:測距制御手段 44:ズーム制御手段 46:バリア制御手段 48:フラッシュ 50:システム制御回路 52:メモリ 54:表示部 56:不揮発性メモリ 60:モードダイアルスイッチ 62:シャッタースイッチSW1 64:シャッタースイッチSW2 66:画像表示ON/OFFスイッチ 68:防振機能ON/OFFスイッチ 70:操作部 80:電源制御手段 82:コネクタ 84:コネクタ 86:電源手段 90:インターフェース 92:コネクタ 94:インターフェース 96:コネクタ 98:記録媒体着脱検知手段 100:撮像装置 102:保護手段 104:光学ファインダ 110:通信手段 112:コネクタ(またはアンテナ) 200:記録媒体 202:記録部 204:インターフェース 206:コネクタ 210:記録媒体 212:記録部 214:インターフェース 216:コネクタ 220:撮像装置 222:画像処理装置 221:接続ケーブル

Claims (5)

  1. 第1の照明手段と該第1の照明手段より最大発光量が大きい第2の照明手段の少なくとも一方を用いた撮影が可能であり、振れを抑えるために露出時間を制限した複数回の撮影を行って得られた複数の画像を合成して適正露出の画像を得る撮像装置であって、
    被写体の光学像を電気信号に変換する撮像手段と、
    前記撮像手段よって得られた複数の画像を位置合わせして合成する画像合成手段と、
    前記複数の画像を得るための撮影回数が所定回数未満の場合には、前記第1の照明手段による照明を行って複数回の撮影を行い、所定回数以上の場合には、前記第2の照明手段による照明を行って1回の撮影を行うように制御する制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記所定回数は、該所定回数の撮影を行っている間に被写体振れが発生すると予想される回数であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の照明手段による照明を行って前記複数回の撮影を行う場合、該複数回の撮影のそれぞれに対して前記第1の照明手段により略同一の光量で照明を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の照明手段の発光部は発光ダイオードで構成され、前記第2の照明手段の発光部は閃光発光管で構成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 第1の照明手段と該第1の照明手段より最大発光量が大きい第2の照明手段の少なくとも一方を用いた撮影が可能であり、振れを抑えるために露出時間を制限した複数回の撮影を行って得られた複数の画像を合成して適正露出の画像を得る撮像装置の制御方法であって、
    被写体の光学像を電気信号に変換する撮像ステップと、
    前記撮像ステップで得られた複数の画像を位置合わせして合成する画像合成ステップと、
    前記複数の画像を得るための撮影回数が所定回数未満の場合には、前記第1の照明手段による照明を行って複数回の撮影を行い、所定回数以上の場合には、前記第2の照明手段による照明を行って1回の撮影を行うように制御する制御ステップと、を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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