JP2002090820A - 画像処理装置、画像処理システム、制御方法、及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、制御方法、及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2002090820A
JP2002090820A JP2000280565A JP2000280565A JP2002090820A JP 2002090820 A JP2002090820 A JP 2002090820A JP 2000280565 A JP2000280565 A JP 2000280565A JP 2000280565 A JP2000280565 A JP 2000280565A JP 2002090820 A JP2002090820 A JP 2002090820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flash
image
photographing
images
setting condition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000280565A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhiko Ueyama
輝彦 植山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000280565A priority Critical patent/JP2002090820A/ja
Publication of JP2002090820A publication Critical patent/JP2002090820A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュを使用したパノラマ撮影であって
も、常に良好なパノラマ画像を提供できる画像処理装置
を提供する。 【解決手段】 発光設定条件を変更可能な第1フラッシ
ュ48と、本装置100へ任意に接続可能な第2フラッ
シュ400との少なくとも何れかを使用した撮影が可能
であり、当該撮影で得られた画像を処理する画像処理装
置100において、制御手段50は、第2フラッシュ接
続認識手段402での認識結果により第2フラッシュ4
00が本装置100へ接続されており、複数の画像を関
連付けた画像を生成するための連続撮影が行なわれる場
合、第2フラッシュ400の発光動作を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、静止画像
や動画像の撮像処理、記録処理、及び再生処理を行なう
ための装置或はシステムに用いられる、画像処理装置、
画像処理システム、制御方法、及びそれを実施するため
の処理ステップをコンピュータが読出可能に格納した記
憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、画像処理装置として、
固体メモリ素子を有するメモリカードを記録媒体として
備え、静止画像や動画像の記録再生処理を行なうように
なされた電子カメラや、カラー液晶パネル等の電子ファ
インダを備える電子カメラが既に普及されている。この
ような電子カメラでは、撮影前の被写体像を連続して表
示して撮影構図を決定することや、撮影して得られた画
像を記録媒体へ記録し、その後再生して表示することで
記録画像を確認すること等が可能となっている。
【0003】また、複数枚の撮影画像を組み合わせてパ
ノラマ画像を生成する機能を有する電子カメラもあり、
このような電子カメラは、利便性が高く、ユーザにとっ
て有益である。さらに、フラッシュ内蔵カメラや外部フ
ラッシュを接続するための手段を備える電子カメラも多
く利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような電子カメラ等の従来の画像処理装置において
は、例えば、複数枚の撮影画像を組み合わせてパノラマ
画像を生成する機能、及びフラッシュ発光機能を有する
従来の画像処理装置においては、バッテリが消耗するに
従って、フラッシュのチャージ時間が長くなってしまう
ため、撮影間隔が長くなってしまっていた。
【0005】特に、画像処理装置へ外部フラッシュを接
続して使用する場合、外部フラッシュについては、フラ
ッシュのチャージ時間が長くなる傾向にあり、このため
十分にフラッシュにチャージされる前に撮影を行うと、
フラッシュが発光しなかったり、或は光量不足等が生
じ、合成する撮影画像ごとの明るさや色にムラがある状
態(段付き状態)でのパノラマ画像が生成されてしまっ
ていた。
【0006】また、フラッシュが内蔵された画像処理装
置により、パノラマ画像を生成するための複数の撮影画
像を得るための撮影(パノラマ撮影)を行なう場合、そ
のパノラマ撮影の途中で、内蔵フラッシュの発光モード
や発光量の切り替えが、不適当な状態に切り替わってし
まうと、この場合も同様に、フラッシュが発光しなかっ
たり、或は光量不足等が生じ、合成する撮影画像ごとの
明るさや色にムラがある状態でのパノラマ画像が生成さ
れてしまっていた。
【0007】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、フラッシュを使用したパノラマ
撮影であっても、常に良好なパノラマ画像を提供でき
る、画像処理装置、画像処理システム、制御方法、及び
それを実施するための処理ステップをコンピュータが読
出可能に格納した記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、発光設定条件を変更可能な第1フラッシ
ュと、本装置へ任意に接続可能な第2フラッシュとの少
なくとも何れかを使用した撮影が可能であり、当該撮影
で得られた画像を処理する画像処理装置であって、複数
の画像を関連付けた画像を生成するための連続撮影を行
う撮影手段と、上記第2フラッシュが本装置へ接続され
ていることを認識する第2フラッシュ接続認識手段と、
上記第2フラッシュ接続認識手段での認識結果により上
記第2フラッシュが本装置へ接続されており、上記撮影
手段にて上記連続撮影が行なわれる場合、上記第2フラ
ッシュの発光動作を禁止する制御手段とを備えることを
特徴とする。
【0009】第2の発明は、発光設定条件を変更可能な
第1フラッシュと、本装置へ任意に接続可能な第2フラ
ッシュとの少なくとも何れかを使用した撮影が可能であ
り、当該撮影で得られた画像を処理する画像処理装置で
あって、任意の情報を外部へ提示する提示手段と、複数
の画像を関連付けた画像を生成するための連続撮影を行
う撮影手段と、上記第2フラッシュが本装置へ接続され
ていることを認識する第2フラッシュ接続認識手段と、
上記第2フラッシュ接続認識手段での認識結果により上
記第2フラッシュが本装置へ接続されており、上記撮影
手段にて上記連続撮影が行なわれる場合、警告情報を上
記提示手段により外部へ提示する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0010】第3の発明は、発光設定条件を変更可能な
第1フラッシュと、本装置へ任意に接続可能な第2フラ
ッシュとの少なくとも何れかを使用した撮影が可能であ
り、当該撮影で得られた画像を処理する画像処理装置で
あって、任意の情報を外部へ提示する提示手段と、複数
の画像を関連付けた画像を生成するための連続撮影を行
う撮影手段と、上記第2フラッシュが本装置へ接続され
ていることを認識する第2フラッシュ接続認識手段と、
上記第2フラッシュ接続認識手段での認識結果により上
記第2フラッシュが本装置へ接続されており、上記撮影
手段にて上記連続撮影が行なわれる場合、警告情報を上
記提示手段により外部へ提示すると共に、上記第2フラ
ッシュの発光動作を禁止する制御手段とを備えることを
特徴とする。
【0011】第4の発明は、少なくとも発光設定条件を
変更可能な第1フラッシュを使用した撮影が可能であ
り、当該撮影で得られた画像を処理する画像処理装置で
あって、複数の画像を関連付けた画像を生成するための
連続撮影を行う撮影手段と、上記撮影手段にて上記連続
撮影が行なわれる場合、上記第1フラッシュの発光設定
条件の変更を禁止する制御手段とを備えることを特徴と
する。
【0012】第5の発明は、少なくとも発光設定条件を
変更可能な第1フラッシュを使用した撮影が可能であ
り、当該撮影で得られた画像を処理する画像処理装置で
あって、任意の情報を外部へ提示する提示手段と、複数
の画像を関連付けた画像を生成するための連続撮影を行
う撮影手段と、上記撮影手段にて上記連続撮影が行なわ
れる際に、上記第1フラッシュの発光設定条件の変更が
行なわれようとした場合、警告情報を上記提示手段によ
り外部へ提示する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0013】第6の発明は、少なくとも発光設定条件を
変更可能な第1フラッシュを使用した撮影が可能であ
り、当該撮影で得られた画像を処理する画像処理装置で
あって、任意の情報を外部へ提示する提示手段と、複数
の画像を関連付けた画像を生成するための連続撮影を行
う撮影手段と、上記撮影手段にて上記連続撮影が行なわ
れる際に、上記第1フラッシュの発光設定条件の変更が
行なわれようとした場合、警告情報を上記提示手段によ
り外部へ提示すると共に、上記第1フラッシュの発光設
定条件の変更を禁止する制御手段とを備えることを特徴
とする。
【0014】第7の発明は、少なくとも発光設定条件を
変更可能な第1フラッシュを使用した撮影が可能であ
り、当該撮影で得られた画像を処理する画像処理装置で
あって、複数の画像を関連付けた画像を生成するための
連続撮影を行う撮影手段と、上記撮影手段にて上記連続
撮影が行なわれる場合、上記第1フラッシュの発光設定
条件を初期状態へ設定する制御手段とを備えることを特
徴とする。
【0015】第8の発明は、上記第7の発明において、
上記初期値状態は、上記第1フラッシュの発光設定条件
が発光禁止モードである状態を含むことを特徴とする。
【0016】第9の発明は、上記第1〜7の何れかの発
明において、上記第1フラッシュは、内蔵フラッシュを
含むことを特徴とする。
【0017】第10の発明は、上記第1〜7の何れかの
発明において、上記第1フラッシュの発光設定条件は、
自動発光、発光ON/OFF、シンクロ設定、及び調光
補正の少なくとも何れかの設定条件を含むことを特徴と
する。
【0018】第11の発明は、上記第1〜7の何れかの
発明において、上記複数の画像を関連付けた画像は、複
数の画像を合成したパノラマ画像を含むことを特徴とす
る。
【0019】第12の発明は、上記第1〜7の何れかの
発明において、上記複数の画像は、上記撮影手段で画素
ずらしを行って得られた複数の撮像画像を含み、上記複
数の画像を関連付けた画像は、上記複数の撮像画像から
得られる高解像度画像を含むことを特徴とする。
【0020】第13の発明は、複数の機器が互いに通信
可能に接続されてなる画像処理システムであって、上記
複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項1〜
12の何れかに記載の画像処理装置の機能を有すること
を特徴とする。
【0021】第14の発明は、発光設定条件を変更可能
な第1フラッシュと、本装置へ任意に接続可能な第2フ
ラッシュとの少なくとも何れかを使用した撮影が可能で
あり、当該撮影で得られた画像を処理する装置或いはシ
ステムの動作を制御するための制御方法であって、上記
第2フラッシュが上記装置或いはシステムへ接続されて
おり、上記装置或いはシステムにて複数の画像を関連付
けた画像を生成するための連続撮影が行なわれる場合、
上記第2フラッシュの発光動作を禁止する制御ステップ
を含むことを特徴とする。
【0022】第15の発明は、発光設定条件を変更可能
な第1フラッシュと、本装置へ任意に接続可能な第2フ
ラッシュとの少なくとも何れかを使用した撮影が可能で
あり、当該撮影で得られた画像を処理する装置或いはシ
ステムの動作を制御するための制御方法であって、上記
第2フラッシュが上記装置或いはシステムへ接続されて
おり、上記装置或いはシステムにて複数の画像を関連付
けた画像を生成するための連続撮影が行なわれる場合、
警告情報を外部へ提示する制御ステップを含むことを特
徴とする。
【0023】第16の発明は、発光設定条件を変更可能
な第1フラッシュと、本装置へ任意に接続可能な第2フ
ラッシュとの少なくとも何れかを使用した撮影が可能で
あり、当該撮影で得られた画像を処理する装置或いはシ
ステムの動作を制御するための制御方法であって、上記
第2フラッシュが上記装置或いはシステムへ接続されて
おり、上記装置或いはシステムにて複数の画像を関連付
けた画像を生成するための連続撮影が行なわれる場合、
上記第2フラッシュの発光動作を禁止すると共に、警告
情報を外部へ提示する制御ステップを含むことを特徴と
する。
【0024】第17の発明は、少なくとも発光設定条件
を変更可能な第1フラッシュを使用した撮影が可能であ
り、当該撮影で得られた画像を処理する装置或いはシス
テムの動作を制御するための制御方法であって、上記装
置或いはシステムにて複数の画像を関連付けた画像を生
成するための連続撮影が行なわれる場合、上記第1フラ
ッシュの発光設定条件の変更を禁止する制御ステップを
含むことを特徴とする。
【0025】第18の発明は、少なくとも発光設定条件
を変更可能な第1フラッシュを使用した撮影が可能であ
り、当該撮影で得られた画像を処理する装置或いはシス
テムの動作を制御するための制御方法であって、上記装
置或いはシステムにて複数の画像を関連付けた画像を生
成するための連続撮影が行なわれる際に、上記第1フラ
ッシュの発光設定条件の変更が行なわれようとした場
合、警告情報を外部へ提示する制御ステップを含むこと
を特徴とする。
【0026】第19の発明は、少なくとも発光設定条件
を変更可能な第1フラッシュを使用した撮影が可能であ
り、当該撮影で得られた画像を処理する装置或いはシス
テムの動作を制御するための制御方法であって、上記装
置或いはシステムにて複数の画像を関連付けた画像を生
成するための連続撮影が行なわれる際に、上記第1フラ
ッシュの発光設定条件の変更が行なわれようとした場
合、上記第1フラッシュの発光設定条件の変更を禁止す
ると共に、警告情報を外部へ提示する制御ステップを含
むことを特徴とする。
【0027】第20の発明は、少なくとも発光設定条件
を変更可能な第1フラッシュを使用した撮影が可能であ
り、当該撮影で得られた画像を処理する装置或いはシス
テムの動作を制御するための制御方法であって、上記装
置或いはシステムにて複数の画像を関連付けた画像を生
成するための連続撮影が行なわれる場合、上記第1フラ
ッシュの発光設定条件を初期状態へ設定する制御ステッ
プを含むことを特徴とする。
【0028】第21の発明は、上記第20の発明におい
て、上記初期値状態は、上記第1フラッシュの発光設定
条件が発光禁止モードである状態を含むことを特徴とす
る。
【0029】第22の発明は、上記第14〜20の何れ
かの発明において、上記第1フラッシュは、内蔵フラッ
シュを含むことを特徴とする。
【0030】第23の発明は、上記第14〜20の何れ
かの発明において、上記第1フラッシュの発光設定条件
は、自動発光、発光ON/OFF、シンクロ設定、及び
調光補正の少なくとも何れかの設定条件を含むことを特
徴とする。
【0031】第24の発明は、上記第14〜20の何れ
かの発明において、上記複数の画像を関連付けた画像
は、複数の画像を合成したパノラマ画像を含むことを特
徴とする。
【0032】第25の発明は、上記第14〜20の何れ
かの発明において、上記複数の画像は、上記撮影手段で
画素ずらしを行って得られた複数の撮像画像を含み、上
記複数の画像を関連付けた画像は、上記複数の撮像画像
から得られる高解像度画像を含むことを特徴とする。
【0033】第26の発明は、請求項1〜12の何れか
に記載の画像処理装置の機能、又は請求項13記載の画
像処理システムの機能を実施するための処理プログラム
を、コンピュータが読出可能に格納した記憶媒体である
ことを特徴とする。
【0034】第27の発明は、請求項14〜25の何れ
かに記載の制御方法の処理ステップを、コンピュータが
読出可能に格納した記憶媒体であることを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0036】<本実施の形態の構成>本発明は、例え
ば、図1に示すような画像処理装置100に適用され
る。上記図1において、主な構成部について説明する
と、まず、撮像素子14は、レンズユニット300を介
した被写体光(光学像)を電気信号へ光電変換する。A
/D変換器16は、撮像素子14の出力信号(アナログ
信号)をディジタル化する。タイミング発生回路18
は、撮像素子14、 A/D変換器16、 及びD/A変
換器26に対してクロック信号や制御信号を供給する回
路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路5
0により制御される。
【0037】画像処理回路20は、 A/D変換器16
からのデータ、或いはメモリ制御回路22からのデータ
に対して、所定の画素補間処理や色変換処理等の画像処
理を施す。また、画像処理回路20は、A/D変換器1
6からのデータ、すなわち撮像素子14で得られた撮像
画像のデータを用いて所定の演算処理を行う。この演算
結果は、システム制御回路50へと供給され、システム
制御回路50は、当該演算結果に基づいて、露光制御回
路340及び測距制御回路342を制御するための、T
TL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォー
カス)処理、AE(自動露出)処理、及びEF(フラッ
シュプリ発光)処理を行う。さらに、画像処理回路20
は、上記演算結果に基づいて、TTL方式のAWB(オ
ートホワイトバランス)処理をも行う。
【0038】露光制御回路340及び測距制御回路34
2は、画像処理回路20での上記演算結果に基づきシス
テム制御回路50から、TTL方式によって制御され
る。
【0039】メモリ制御回路22は、A/D変換器1
6、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像
表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮
/伸長回路32を制御する。これにより、A/D変換器
16から出力される撮像画像データが、画像処理回路2
0及びメモリ制御回路22を介して、或いは直接メモリ
制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモ
リ30へ書き込まれる。
【0040】画像表示部28は、TFTLCD等からな
り、画像表示メモリ24へ書き込まれた表示用の画像デ
ータを、D/A変換器26を介して取得して表示する。
この画像表示部28を用いて撮像画像データを逐次表示
すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能とな
る。また、画像表示部28は、システム制御回路50か
らの制御により、任意に表示をON/OFFすることが
可能なように構成されている。これにより、画像表示部
28の表示をOFFすることで、画像処理装置100全
体の電力消費を大幅に低減することができる。
【0041】メモリ30は、撮影して得られた静止画像
や動画像のデータ等を格納するためのメモリであり、所
定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十
分な記憶容量を有する。これにより、複数枚の静止画像
を連続して撮影する連射撮影や、パノラマ撮影の場合に
も、高速且つ大量の画像書き込みをメモリ30に対して
行うことが可能となる。また、メモリ30は、システム
制御回路50の作業領域等としても使用される。
【0042】圧縮/伸長回路32は、適応離散コサイン
変換(ADCT)等を行なうことで、画像データを圧縮
伸長する。例えば、圧縮/伸長回路32は、メモリ30
に格納された画像データを読み込んで、当該画像データ
に対して圧縮処理或いは伸長処理を行い、当該処理後の
画像データをメモリ30へ書き込む。
【0043】フラッシュ48は、AF補助光の投光機能
やフラッシュ調光機能を有する。外部フラッシュ着脱検
知回路402は、外部フラッシュインターフェース(I
F)401を介して、外部フラッシュ400用のコネク
タ405へ外部フラッシュ400が外部フラッシュ40
0のコネクタ404を介して接続されていることを検出
した場合、内蔵のフラッシュ48を無効にする。外部フ
ラッシュ400は、フラッシュ48と同様に、AF補助
光の投光機能及びフラッシュ調光機能を有する。
【0044】システム制御回路50は、画像処理装置1
00全体の動作制御を司る回路であり、メモリ52は、
システム制御回路50の動作制御用の定数や変数、或は
処理プログラム等を記憶する。すなわち、システム制御
回路50は、メモリ52から所定の処理プログラムを読
み出して実行することで、画像処理装置100全体の動
作制御を司る。
【0045】液晶表示回路54は、表示機能と共にスピ
ーカ等の機能をも有する。例えば、LCDやLED、発
音素子等の組み合わせにより構成されている。また、液
晶表示回路54は、画像処理装置100の本体の視認し
易い位置に単数或いは複数個所設けられており、さらに
その一部の表示機能が光学ファインダ104内に設けら
れている。このような液晶表示回路54は、システム制
御回路50での処理プログラムの実行による制御に基づ
き、文字、画像、及び音声等のデータを用いて、画像処
理装置100の動作状態やメッセージ等を表示する。
【0046】液晶表示回路54での表示内容の一例を、
以下に挙げる。 LCD等で表示する内容 シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表
示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮
影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表
示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マ
クロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、
電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表
示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、レンズ
ユニット300の着脱状態表示、通信I/F動作表示、
日付け/時刻表示、及び外部コンピュータとの接続状態
を示す表示、等。 光学ファインダ104内で表示する内容 合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッ
シュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタース
ピード表示、絞り値表示、露出補正表示、及び記録媒体
書き込み動作表示、等。 LED等で表示する内容 合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッ
シュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、記録媒体書き
込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、及び二次電池
充電状態表示、等。 ランプ等で表示する内容 セルフタイマー通知ランプ、等。セルフタイマー通知ラ
ンプとしては、AF補助光と共用して用いるようにして
もよい。
【0047】光学ファインダ104は、画像表示部28
による電子ファインダ機能を使用することなしに、光学
ファインダ104のみを用いて撮影を行うことが可能な
ようになされている。また、光学ファインダ104内に
は、上述したように、液晶表示部54の一部の機能、例
えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表
示、シャッタースピード表示、絞り値表示、及び露出補
正表示等を表示する機能が設けられている。
【0048】不揮発性メモリ56は、電気的にデータの
消去及び記録可能なメモリであり、例えば、EEPRO
M等を含んでいる。
【0049】モードダイヤルスイッチ60、シャッター
スイッチ62(SW1),64(SW2)、選択/切替
ボタン66、決定/実行ボタン68、操作部70、及び
圧縮モードボタン72はそれぞれ、画像処理装置100
に対して各種の動作指示を行なうための操作手段であ
り、スイッチやダイアル、或はタッチパネル、視線検知
によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複
数の組み合わせで構成されている。
【0050】モードダイアルスイッチ60は、電源オ
フ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モー
ド、再生モード、マルチ画面再生/消去モード、及びP
C接続モード等の各種機能モードを切り替え設定するた
めのスイッチである。
【0051】シャッタースイッチSW1(62)は、不
図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF
(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、A
WB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシ
ュプリ発光)処理等の動作開始を指示するためのスイッ
チである。シャッタースイッチSW2(64)は、不図
示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素
子14の出力信号をA/D変換器16及びメモリ制御回
路22を介してメモリ30へ書き込む露光処理、画像処
理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像
処理、メモリ30から画像データを読み出して圧縮/伸
長回路32で圧縮処理を行った後に記録媒体200或い
は210へ処理後の画像データを書き込む記録処理、等
という一連の処理の動作開始を指示するためのスイッチ
である。
【0052】選択/切り替えスイッチ66は、パノラマ
モード等の撮影や再生を実行する際に、各種機能の選択
及び切り替えを設定するためのスイッチである。決定/
実行スイッチ68は、パノラマモード等の撮影や再生を
実行する際に、各種機能の決定及び実行を設定するため
のスイッチである。
【0053】操作部70は、各種ボタンやタッチパネル
等を含み、例えば、メニューボタン、セットボタン、マ
クロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシ
ュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタ
ン、メニュー移動“+”(プラス)ボタン、メニュー移
動“−”(マイナス)ボタン、再生画像移動“+”(プ
ラス)ボタン、再生画像“−”(マイナス)ボタン、撮
影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボ
タン、画像表示部28のON/OFFを設定する画像表
示ON/OFFボタン、撮影直後の撮影画像データを画
像表示部28で自動再生するクイックレビュー機能を設
定するクイックレビューON/OFFボタン等が設けら
れている。
【0054】圧縮モードスイッチ72は、JPEG圧縮
の圧縮率を選択するための、或いは撮像素子14の出力
信号をそのままディジタル化して記録媒体へ記録するC
CDRAWモード等を選択するためのスイッチである。
【0055】ここで、JPEG圧縮のモードとしては、
例えば、ノーマルモード及びファインモードが用いられ
ている。例えば、圧縮モードスイッチ72により、JP
EG圧縮のモードが選択された場合、撮像素子14の出
力信号は、A/D変換器16、画像処理回路20、及び
メモリ制御回路22を順次介して、画像データとしてメ
モリ30へ書き込まれる。そして、メモリ30から読み
出された画像データは、圧縮/伸長回路32により、圧
縮モードスイッチ72で設定された圧縮率で圧縮処理が
施され、その後、記録媒体200或いは210へ記録さ
れる。
【0056】一方、圧縮モードスイッチ72により、C
CDRAWモードが選択された場合、撮像素子14から
は、その色フィルタの画素配列に応じて、ライン毎にそ
のまま信号読出が行われる。この出力信号は、A/D変
換器16及びメモリ制御回路22を順次介して、画像デ
ータとしてメモリ30へ書き込まれる。そして、メモリ
30から読み出された画像データは、圧縮/伸長回路3
2により、圧縮モードスイッチ72で設定された圧縮率
で圧縮処理が施され、その後、記録媒体200或いは2
10へ記録される。
【0057】電源制御回路80は、電池検出回路、DC
−DCコンバータ、及び通電するブロックを切換えるス
イッチ回路等を含み、電池の装着の有無、電池の種類、
及び電池残量の検出を行い、その検出結果及びシステム
制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを
制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部
へ供給する。電源制御回路80は、コネクタ82,84
を介して、アルカリ電池や、リチウム電池等の一次電
池、或はNiCd電池、NiMH電池、Li電池等の二
次電池、ACアダプター等を含む電源部86と接続され
ている。
【0058】インターフェース90,94は、メモリカ
ードやハードディスク等の記録媒体200,210との
インタフェースであり、コネクタ92,96を介して、
記録媒体200,210と接続される。記録媒体着脱検
知回路98は、コネクタ92,96の何れか又は一方へ
記録媒体200又は210が装着されているか否かを検
知する。
【0059】記録媒体200は、メモリカードやハード
ディスク等を含む記録媒体である。例えば、記録媒体2
00は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される
記録部202、画像処理装置100とのインタフェース
204、及び画像処理装置100と接続を行うコネクタ
206を備えている。
【0060】記録媒体210も同様に、メモリカードや
ハードディスク等の記録媒体である。例えば、記録媒体
210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成され
る記録部212、画像処理装置100とのインタフェー
ス214、及び画像処理装置100と接続を行うコネク
タ216を備えている。
【0061】尚、本実施の形態では、その一例として、
記録媒体を接続するためのインタフェース及びコネクタ
を2系統備える構成としているが、これに限られること
はない。例えば、記録媒体を接続するためのインタフェ
ース及びコネクタを、単数或いは複数、何れの系統数を
備える構成としても構わない。或は、異なる規格のイン
タフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成とし
ても構わない。インタフェース及びコネクタとしては、
PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ)カ
ード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わな
い。例えば、インタフェース90,94及びコネクタ9
2,96を、PCMCIAカードやCF(コンパクトフ
ラッシュ)カード等の規格に準拠したものを用いて構成
した場合、LANカードやモデムカード、或はUSBカ
ード、IEEE1394カード、P1284カード、S
CSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カ
ードを接続することにより、他のコンピュータやプリン
タ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属
した管理情報を転送し合うことができる。
【0062】通信回路110は、RS232CやUS
B、或はIEEE1394、P1284、SCSI、モ
デム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。
コネクタ112は、通信回路110により画像処理装置
100を他の機器と接続するコネクタとして機能し、無
線通信の場合はアンテナとして機能する。
【0063】インターフェース120は、レンズマウン
ト106内において、画像処理装置100をレンズユニ
ット300と接続するためのインタフェースである。コ
ネクタ122は、画像処理装置100をレンズユニット
300と電気的に接続するものである。例えば、コネク
タ122は、画像処理装置100とレンズユニット30
0との間で制御信号や状態信号、或はデータ信号等を送
受信すると共に、各種電圧の電流を供給する機能も備え
ている。また、コネクタ122を、電気通信のみなら
ず、光通信、音声通信等を伝達するような構成としても
良い。
【0064】レンズユニット300は、交換レンズタイ
プのレンズユニットを含んでいる。レンズマウント30
6は、レンズユニット300を画像処理装置100と機
械的に結合するものである。レンズマウント306内に
は、レンズユニット300を画像処理装置100と電気
的に接続する各種機能が設けられている。インターフェ
ース320は、レンズマウント306内において、レン
ズユニット300を画像処理装置100へ接続するため
のインタフェースである。コネクタ322は、レンズユ
ニット300を画像処理装置100と電気的に接続する
コネクタである。例えば、コネクタ322は、画像処理
装置100とレンズユニット300との間で制御信号や
状態信号、或はデータ信号等を送受信すると共に、各種
電圧の電流を供給される或いは供給する機能を有する。
また、コネクタ322を、電気通信のみならず、光通信
や音声通信等を伝達する構成としてもよい。
【0065】露光制御回路340は、絞り機能を備える
シャッタ312を制御する。また、露光制御回路340
は、フラッシュ48又は外部フラッシュ400と連携す
ることによるフラッシュ調光機能を有する。測距制御回
路342は、撮影レンズ310のフォーカシングを制御
する。ズーム制御回路344は、撮影レンズ310のズ
ーミングを制御する。レンズ制御回路350は、レンズ
ユニット300全体を制御する。また、レンズ制御回路
350は、動作用の定数、変数、プログラム等を記憶す
るメモリや、レンズユニット300固有の番号等の識別
情報、管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離等
の機能情報、現在や過去の各設定値等の各種データを保
持する不揮発メモリを有する。
【0066】<本実施の形態の動作>図2〜図10は、
上記図1の画像処理装置100の動作をフローチャート
によって示したものである。例えば、システム制御回路
50は、メモリ52に格納された図2〜図10のフロー
チャートに従った処理プログラムを読み出して実行す
る。これにより、画像処理装置100は、次のように動
作する。
【0067】先ず(図2参照)、画像処理装置100が
電池交換等により電源投入されると、システム制御回路
50は、画像処理装置100の動作制御等で使用するフ
ラグや制御変数等を初期化すると共に、画像制御装置1
00が備える各構成部の初期化処理を実行する(ステッ
プS501)。
【0068】次に、システム制御回路50は、モードダ
イアル60の操作状態を検知し(ステップS502)、
モードダイアル60が電源OFFの位置に設定されてい
た場合、終了処理を実行する(ステップS503)。具
体的には例えば、システム制御回路50は、各表示部の
表示を終了状態に変更し、レンズユニット300が保護
手段としてのバリア等を備えている場合にはそれを閉じ
て撮像14を保護し、フラグや制御変数等を含む必要な
パラメータや設定値や設定モード等の情報を不揮発性メ
モリ56に記録し、電源制御回路80により画像表示部
28を含む画像処理装置100の各構成部の不要な電源
を遮断する等の処理を実行する。その後、システム制御
回路50は、再びステップS502へと戻り、以降の処
理ステップを繰り返し実行する。
【0069】ステップS502でのモードダイアル60
の操作状態の検知結果により、モードダイアル60が他
のモードの位置に設定されていた場合、システム制御回
路50は、電源制御回路80により電池等により構成さ
れる電源86の残容量や動作情況が画像処理装置100
の動作に問題があるか否かを判断する(ステップS50
4)。この判断の結果、電源86に問題がある場合、シ
ステム制御回路50は、表示部54により、その旨をユ
ーザへ通知するために、画像や音声による所定の警告表
示を行った後(ステップS506)、再びステップS5
02へと戻り、以降の処理ステップを繰り返し実行す
る。尚、このとき画像表示部54の画像表示がONであ
る場合、システム制御回路50は、画像表示部28にお
いても、画像や音声による所定の警告表示を行う。
【0070】ステップS504の判断の結果、電源86
に問題が無い場合、システム制御回路50は、記録媒体
200又は210の動作状態が画像処理装置100の動
作、特に、記録媒体200又は210に対する画像デー
タの記録再生動作に問題があるか否かを判断する(ステ
ップS505)。この判断の結果、記録媒体200又は
210の動作状態に問題がある場合、システム制御回路
50は、表示部54により、その旨をユーザへ通知する
ために、画像や音声による所定の警告表示を行った後
(ステップS506)、再びステップS502へと戻
り、以降の処理ステップを繰り返し実行する。尚、この
とき画像表示部54の画像表示がONである場合、シス
テム制御回路50は、画像表示部28においても、画像
や音声による所定の警告表示を行う。
【0071】ステップS504の判断の結果、記録媒体
200又は210の動作状態に問題が無い場合、システ
ム制御回路50は、表示部54において、画像や音声に
より、画像処理装置100の各種設定状態の表示を行う
(ステップS507)。尚、このとき画像表示部54の
画像表示がONである場合、システム制御回路50は、
画像表示部28においても、画像処理装置100の各種
設定状態の表示を行う。
【0072】次に、システム制御回路50は、モードダ
イアル60が撮影モードに設定されているか否かを判断
する(ステップS508)。この判断の結果、撮影モー
ドに設定されていた場合、システム制御回路50は、所
定の撮影処理を実行し(ステップS509)、当該処理
後、再びステップS502へと戻り、以降の処理ステッ
プを繰り返し実行する。
【0073】ステップS508の判断の結果、モードダ
イアル60が他のモードに設定されていた場合、システ
ム制御回路50は、当該設定モードに応じた処理を実行
し(ステップS510)、当該処理後、再びステップS
502へと戻り、以降の処理ステップを繰り返し実行す
る。
【0074】ステップS508の判断の結果、モードダ
イアル60がパノラマモードに設定されていた場合、シ
ステム制御回路50は、外部フラッシュ400が接続さ
れているかを外部フラッシュ着脱検知回路402を介し
て判断する(ステップS511)。この判別の結果、外
部フラッシュ400が接続されていた場合、システム制
御回路50は、フラッシュ48に対する全てモード設定
及び発光動作を無効に設定する(ステップS512)。
その後、後述するステップS523へ進む。一方、外部
フラッシュ400が接続されていた場合には、次のステ
ップS521へ進む。
【0075】外部フラッシュ400が接続されていない
場合(図3参照)、システム制御回路50は、フラッシ
ュ48の設定モードが所定の標準状態のモードであるか
否かを判断する(ステップS521)。この判断の結
果、所定の標準状態でない場合、システム制御回路50
は、フラッシュ48のモードを標準状態へ変更し(ステ
ップS522)、その後、次のステップS523へ進
む。一方、所定の標準状態である場合には、そのまま次
のステップS523へ進む。
【0076】尚、標準状態の一例としては、フラッシュ
発光禁止モードへ設定されている状態が挙げられる。ま
た、フラッシュ48が、焦点距離に連動して発光量や照
射範囲が変化するフラッシュである場合、パノラマ撮影
に適した広角側の焦点距離であるWIDE側にレンズの焦点
距離を変更し、それと連動してフラッシュ48の発光量
や照射範囲を変更する状態が挙げられる。但し、これら
の一例に限られることはなく、パノラマ撮影に適したフ
ラッシュ48のモードに設定するのであれば、何れのモ
ードを標準状態(ホームポジション)としても良い。
【0077】ステップS523では、システム制御回路
50は、画像表示部28に対して、パノラマモード選択
画面を表示する。これにより、ユーザは、画像表示部2
8へ表示されたパノラマモード選択画面を参照し、複数
のパノラマ撮影モードから任意のモードを選択すること
ができる。
【0078】ここで、例えば、パノラマ撮影モードとし
ては、2×2パノラマモード、水平パノラマモード、及
び垂直パノラマモード等があり、複数の撮影を重ねるこ
とにより、2次元的に拡大したパノラマ画像や、水平方
向に拡大したパノラマ画像、或いは垂直方向に拡大した
パノラマ画像を作成することができるようになされてい
る。
【0079】複数の撮影により得られた一連の各画像に
は、その位置関係を示す情報が付加されていることによ
り、画像処理装置100自身で、或いはコンピュータ等
へ当該各画像を転送した後に、当該各画像を結合して1
枚のパノラマ画像を作成することが可能なようになされ
ている。
【0080】図11は、パノラマモード選択画面810
の一例を示したものである。上記図11に示すように、
パノラマモード選択画面810は、2次元的なパノラマ
画像を撮影するための2×2パノラマモードを選択する
ためのアイコン811、水平パノラマ画像を撮影するた
めの水平パノラマモードを選択するためのアイコン81
2、及び垂直パノラマ画像を撮影するための垂直パノラ
マモードを選択するためのアイコン813を含んでい
る。
【0081】ユーザは、選択/切替スイッチ66(例え
ば、“+”キー)により、アイコン811〜813の中
から所望するパノラマモードに対応するアイコンを選択
し、決定/実行スイッチ68(例えば、“SET”キ
ー)により、当該パノラマモードを決定する。
【0082】上述のようにして、選択/切換えスイッチ
66及び決定/実行スイッチ68によりユーザから所望
のパノラマモードが選択されると、システム制御回路5
0は、選択パノラマモードに応じて(ステップS52
4)、2×2パノラマモード初期設定処理(ステップS
525)、垂直パノラマモード初期設定処理(ステップ
S526)、及び水平パノラマモード初期設定処理(ス
テップS527)の何れかの処理において、フラグやパ
ラメータ、或いは変数の初期値、メモリ領域等の設定処
理、ユーザインターフェースとしての表示画面の読み出
し等の処理を実行し、選択パノラマモードに応じたパノ
ラマ撮影画面を画像表示部28に対して表示する(ステ
ップS528)。
【0083】図12(a),(b)は、水平パノラマモ
ード選択時のパノラマ撮影画面の一例を示したものであ
る。上記図12(a)は、右方向に連続して撮影を繰り
返すことでパノラマ画像を作成するための撮影画面であ
り、同図(b)は、左方向に連続して撮影を繰り返すこ
とでパノラマ画像を作成するための撮影画面である。上
記図12(a)に示すように、一連の撮影のうちの1枚
目の撮影用として、電子ファインダによるスルー画像が
「1」の領域(以下、「撮影領域」と言う)に表示され
る。このとき、1枚目の撮影完了前であれば、選択/切
換えスイッチ66(例えば、“+”キー)により、右方
向撮影(上記図12(a)に示す状態)と左方向撮影
(上記図12(b)に示す状態)を随時切換えることが
できるようになされている。撮影方向の決定は、右方向
撮影と左方向撮影のうちの所望する撮影方向の表示画面
状態で、シャッタースイッチ62,64を操作すること
で、1枚目の撮影を実行することで行われる。また、決
定/実行スイッチ68(例えば、“SET”キー)を操
作することで、水平パノラマモードでの撮影を終了する
ことができるようになされている。
【0084】図13(a),(b)は、垂直パノラマモ
ード選択時のパノラマ撮影画面の一例を示したものであ
る。上記図13(a)は、上方向に連続して撮影を繰り
返すことでパノラマ画像を作成するための撮影画面であ
り、同図(b)は、下方向に連続して撮影を繰り返すこ
とでパノラマ画像を作成するための撮影画面である。上
記図13(a)に示すように、一連の撮影のうちの1枚
目の撮影用として、電子ファインダによるスルー画像が
「1」の領域(以下、「撮影領域」と言う)に表示され
る。このとき、1枚目の撮影完了前であれば、選択/切
換えスイッチ66(例えば、“+”キー)により、上方
向撮影(上記図13(a)に示す状態)と下方向撮影
(上記図13(b)に示す状態)を随時切換えることが
できるようになされている。撮影方向の決定は、右方向
撮影と左方向撮影のうちの所望する撮影方向の表示画面
状態で、シャッタースイッチ62,64を操作すること
で、1枚目の撮影を実行することで行われる。また、決
定/実行スイッチ68(例えば、“SET”キー)を操
作することで、垂直パノラマモードでの撮影を終了する
ことができるようになされている。
【0085】図14(a),(b)は、2×2パノラマ
モード選択時のパノラマ撮影画面の一例を示したもので
ある。上記図14(a)は、2次元的に縦横計4枚の撮
影を繰り返すことで2×2のパノラマ画像を作成する際
の1枚目の撮影用の画面であり、同図(b)は、同じく
2枚目の撮影用の画面である。上記図14(a)に示す
ように、パノラマ画像の1枚目の撮影用に、電子ファイ
ンダによるスルー画像が、例えば、右上の領域(以下、
「撮影領域」と言う)に表示される。1枚目の撮影が終
了すると、当該撮影画像の再生画像が、例えば、右上の
領域へ表示される。そして、2枚目の撮影用に、電子フ
ァインダによるスルー画像が、例えば、右下の領域に表
示される。電子ファインダによる撮影領域は、撮影の度
に次の領域へと順次送られるが、任意の領域から撮影を
開始することが可能であり、また、撮影済みの領域に戻
って撮影をやり直すことも可能である。このため、選択
/切換えスイッチ66(例えば、“+”キー)により、
随時、撮影領域を移動することができるようになされて
いる。やり直し撮影領域の決定及び撮影実行は、ユーザ
が所望する領域を選択した表示画面状態で、シャッタス
イッチ62,64を操作して撮影を実行することで行わ
れる。また、決定/実行スイッチ68(例えば、“SE
T”キー)を操作することで、2×2パノラマモードで
の撮影を終了することができるようになされている。
【0086】上述のようなステップS528の処理が終
了すると(図4参照)、システム制御回路50は、シス
テム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52へ設定
したフラグや変数等を初期化する。具体的には例えば、
システム制御回路50は、パノラマ撮影開始フラグを解
除し(ステップS531)、変数m,nをそれぞれm=
1,n=1と初期化する(ステップS532,ステップ
S533)。
【0087】尚、詳細は後述するが、パノラマ撮影開始
フラグの解除とは、パノラマモードでの一連の撮影が未
だ1回も行われていないことを示している。また、変数
nは、パノラマモードの撮影において何枚目の撮影領域
であるかを示すものである。また、変数mは、水平パノ
ラマモード及び垂直パノラマモードでの撮影やり直しの
際に、撮影領域を1枚前に戻したり、戻すのを取り止め
たりするために使用している。
【0088】次に、システム制御回路50は、モードダ
イアル60の操作状態を検知し(ステップS534)、
モードダイヤル60がパノラママモード以外へ設定され
ていた場合、パノラマモードによる撮影を終了し、再び
ステップS502へ(上記図2参照)と戻り、以降の処
理ステップを繰り返し実行する。これにより、ユーザ
は、パノラマモードを随時終了して、他の撮影モードに
切換えることが可能となる。
【0089】ステップS534でのモードダイアル60
の操作状態の検知により、モードダイヤル60が変わら
ずにパノラママモードへ設定されていた場合、すなわち
画像表示部28の表示画面がパノラマ撮影画面(上記図
12〜図14参照)の状態である場合、システム制御回
路50は、ユーザからの決定/実行スイッチ68(例え
ば、“SET”キー)の操作によりパノラマモードの終
了が指示されたか否かを判断する(ステップS53
5)。この判断の結果、パノラマモードの終了が指示さ
れた場合、システム制御回路50は、パノラマモード終
了確認の画面表示を行い、当該画面上でユーザから終了
が指示されたか否かを判断する(ステップS536)。
この判断の結果、ユーザから終了が指示された場合には
ステップS511(上記図2参照)へ戻り、一方、ユー
ザから終了が指示されない場合にはステップS534へ
戻る。
【0090】ステップS535の判断の結果、パノラマ
モードの終了が指示されていない場合、システム制御回
路50は、ユーザからフラッシュ設定変更スイッチ40
3が操作(押下)されたか否かを判断する(ステップS
537)。この判断の結果、フラッシュ設定変更スイッ
チ403が操作されていない場合、そのまま後述するス
テップS541へ進む。
【0091】ステップS537の判断の結果、フラッシ
ュ設定変更スイッチ403が操作された場合、システム
制御回路50は、パノラマ撮影開始フラグの状態を判断
する(ステップS538)。この判断の結果、パノラマ
撮影開始フラグが解除されていた場合、すなわちパノラ
マモードでの一連の撮影において未だ1枚の撮影が実行
されていない場合、システム制御回路50は、フラッシ
ュ設定変更スイッチ403の操作状態に従って、フラッ
シュ48の設定を変更する(ステップ539)。その
後、後述するステップS541へ進む。
【0092】ステップS538の判断の結果、パノラマ
撮影開始フラグへの設定が行なわれていた場合、すなわ
ちパノラマモードでの一連の撮影において既に1枚の撮
影が実行されていた場合、システム制御回路50は、表
示部54及び或いは画像表示部28において、画像や音
声による所定の警告表示を行い(ステップS540)、
フラッシュ48の設定変更を無効とする。これにより、
パノラマモードでの一連の撮影の途中で、フラッシュ4
8のフラッシュ設定変更の操作が行われパノラマ合成に
不適当な画像が撮影されることを確実に防止することが
できる。その後、次のステップS541へ進む。
【0093】ステップS541では(図5参照)、シス
テム制御回路50は、画像表示部28の表示画面がパノ
ラマ撮影画面(上記図12〜図14参照)の状態であ
り、当該画面上で選択/切換スイッチ66(例えば、
“+”キー)が押下されたか否かを判別する。この判断
の結果、選択/切換スイッチ66が押下されていない場
合、後述するステップS550へ進む。
【0094】ステップS541の判断の結果、選択/切
換スイッチ66が押下されてる場合、システム制御回路
50は、パノラマモードの設定に応じて、次のような所
定の処理を実行する(ステップS542)。
【0095】まず、2×2パノラマモードである場合、
システム制御回路50は、次の撮影領域へ移動させるた
めに、変数nをn=n+1とする(ステップS54
3)。この結果、n=5となった場合(ステップS54
4)、システム制御回路50は、最初の撮影領域へ戻す
ために、変数nをn=n−4とし(ステップS54
5)、その後、後述するステップS550へ進む。n=
5でない場合には、そのまま後述するステップS550
へ進む。これにより、選択/切換えスイッチ66(例え
ば、“+”キー)を押下する度に、2×2パノラマモー
ドの4個所の撮影領域を繰り返し移動させることができ
る。例えば、右上、右下、左下、左上、右上、右
下、...と撮影領域が順次移動していく。
【0096】一方、水平パノラマモード或いは垂直パノ
ラマモードである場合、システム制御回路50は、パノ
ラマ撮影開始フラグの状態を参照し(ステップS54
6)、パノラマ撮影開始フラグが解除されていた場合、
すなわちパノラマモードでの一連の撮影において未だ1
枚の撮影が実行されていない場合、システム制御回路5
0は、それぞれの撮影方向を反転する(ステップS54
7)。その後、後述するテップS550へ進む。
【0097】尚、撮影方向の反転は、1枚目の撮影を行
うまで、繰り返し行うことができるようになされてい
る。水平パノラマモードでの撮影方向反転画面の一例
は、上記図12(a),(b)によって示される。上記
図12(a)は右方向に撮影を繰り返す際の画面であ
り、同図(b)は左方向に撮影を繰り返す際の画面であ
る。また、垂直パノラマモードでの撮影方向反転画面の
一例は、上記図13(a),(b)によって示される。
上記図13(a)は上方向に撮影を繰り返す際の画面で
あり、同図(b)は下方向に撮影を繰り返す際の画面で
ある。
【0098】ステップS546にてパノラマ撮影開始フ
ラグの状態を参照した結果、パノラマ撮影開始フラグへ
の設定が行なわれていた場合、すなわちパノラマモード
での一連の撮影において既に1枚の撮影が実行されてい
た場合、システム制御回路50は、変数mをm=m×
(−1)として、−1、+1、−1、+1...と一回
毎に符号が反転する演算処理を実行した後(ステップS
548)、変数nをn=n+mとして、一回毎にn=n
−1、n=n+1、n=n−1、n=n+1...とな
る演算処理を実行する(ステップS549)。その後、
次のステップS550へ進む。
【0099】ステップS548及びS549の処理によ
り、撮影をやり直すために、最後に撮影した1回分のみ
ではあるが撮影済みの領域に移動すること、及び撮影済
みの領域に移動することを取り止めることを繰り返し選
択することができる。例えば、n番目の撮影領域のパノ
ラマ撮影の後に、選択/切換スイッチ66(例えば、
“+”キー)を押下して、n−1番目の撮影領域のクイ
ックレビュ画像とn番目の撮影領域のクイックレビュ画
像の境界領域の繋がり具合を確認した後、一旦選択/切
換えスイッチ66(例えば、“+”キー)を放し、n番
目の撮影領域をスルー画像としてから、再度選択/切換
えスイッチ66(例えば、“+”キー)を押下して、元
のn番目の撮影領域のクイックレビュー画像とn+1番
目の撮影領域のスルー画像を表示させ、次のパノラマ撮
影を行うことができる。また、n番目の撮影領域のパノ
ラマ撮影の後に、選択/切換スイッチ66(例えば、
“+”キー)を押下して、n−1番目の撮影領域のクイ
ックレビュー画像とn番目の撮影領域のクイックレビュ
ー画像の境界領域の繋がり具合を確認した際に、撮影や
り直しを決断した場合は、一旦選択/切換えスイッチ6
6(例えば、“+”キー)を放し、n番目の撮影領域を
スルー画像として、この画面状態でシャッタースイッチ
SW2を押下することにより、新たな撮影画像と取り替
えてから、さらに次のパノラマ撮影を行うことができ
る。
【0100】ステップS550では、システム制御回路
50は、n番目の撮影領域を選択する。そして、システ
ム制御回路50は、選択撮影領域に応じて画面レイアウ
トを変更する必要があるか否かを判断する(ステップS
551)。この判断の結果、画面レイアウトを変更する
必要がない場合、そのまま後述するステップS561へ
進む。
【0101】ステップS551の判断の結果、画面レイ
アウトを変更する必要がある場合、システム制御回路5
0は、画面レイアウトを切換えて表示する(ステップS
552)。これにより、上述したような、撮影方向の反
転に対応した画面や、撮影領域の変更に対応した画面、
或いは説明のための文字や画像を更新した画面等を必要
に応じて表示することができる。また、2枚目以降の撮
影においては、既に撮影した撮影領域をクイックレビュ
ー表示状態のままに設定すると共に、次の撮影のために
移動した今度の撮影領域をスルー表示状態に設定するこ
とにより、既に撮影した画像の再生画像と次に撮影する
画像とを一部重ねて表示することが可能となる。これに
より、ユーザは、容易に次の撮影構図を決定することが
できる。その後、次のステップ561へ進む。
【0102】ステップS561では(図6参照)、シス
テム制御回路50は、画像表示部28の表示状態を、撮
像した画像データを逐次表示するスルー表示状態へと設
定する(ステップS561)。このスルー表示状態にお
いては、撮像素子14、A/D変換器16、画像処理回
路20、及びメモリ制御回路22を介して、画像表示メ
モリ24へ逐次書き込まれた画像データを、メモリ制御
回路22及びD/A変換器26を介して、画像表示部2
8での該当する撮影領域へ逐次表示することにより、電
子ファインダ機能を実現している。
【0103】次に、システム制御回路50は、シャッタ
ースイッチSW1(62)が押下されているか否かを判
断する(ステップS562)。この判断の結果、シャッ
タースイッチSW1(62)が押下されていない場合、
システム制御回路50は、再びステップS534(上記
図4参照)へと戻り、以降の処理ステップを繰り返し実
行する。
【0104】ステップS562の判断の結果、シャッタ
ースイッチSW1(62)が押下されている場合、シス
テム制御回路50は、画像表示部28の表示状態をフリ
ーズ表示状態へと設定する(ステップS563)。フリ
ーズ表示状態においては、撮像素子14、A/D変換器
16、画像処理回路20、及びメモリ制御回路22を介
した画像表示メモリ24への画像データの書き換えを禁
止し、最後に画像表示メモリ24へ書き込まれた画像デ
ータを、メモリ制御回路22及びD/A変換器26を介
して画像表示部28の該当する撮影領域に表示すること
を実現している。これにより、画像表示部28にはフリ
ーズした映像が表示される。
【0105】次に、システム制御回路50は、詳細は後
述するが、測距処理を実行することで撮影レンズ310
の焦点を被写体に合わせ、測光処理を実行することで絞
り値及びシャッター時間を決定する(ステップS56
4)。測光処理においては、必要であればフラッシュ4
8の設定をも行う。
【0106】次に、システム制御回路50は、上述した
ステップS561と同様にして、画像表示部28の表示
状態をスルー表示状態へ設定し(ステップS565)、
シャッタースイッチSW1,SW2(62,64)の操
作状態を検知する(ステップS566、ステップS56
7)。この結果、シャッタースイッチSW2が押下され
ずに、且つシャッタースイッチSW1も解除された状態
である場合、システム制御回路50は、再びステップS
534(上記図4参照)へと戻り、以降の処理ステップ
を繰り返し実行する。また、シャッタースイッチSW2
が押下されずに、且つシャッタースイッチSW1も解除
されてない状態である場合、システム制御回路50は、
ステップS566へと戻り、再度シャッタースイッチS
W1,SW2(62,64)の操作状態を検知する。
【0107】ステップS566でのシャッタースイッチ
SW2の操作状態の検知により、シャッタースイッチS
W2が押下された場合、システム制御回路50は、画像
表示部28の表示状態を固定色表示状態へ設定する(ス
テップS568)。固定色表示状態においては、撮像素
子14、A/D変換器16、画像処理回路20、及びメ
モリ制御回路22を介して画像表示メモリ24へ書き込
まれた画像データの代わりに差し替えた固定色の画像デ
ータを、メモリ制御回路22及びD/A変換器26を介
して、画像表示部28の該当する撮影領域に表示するこ
とを実現している。これにより、画像表示部28には固
定色の映像が表示される。
【0108】次に、システム制御回路50は、詳細は後
述するが、撮像素子14、A/D変換器16、画像処理
回路20、及びメモリ制御回路22を介して、或いはA
/D変換器から直接メモリ制御回路22を介して、メモ
リ30に対して撮影して得られた画像データを書き込む
露光処理や、メモリ制御回路22及び必要に応じて画像
処理回路20を用いてメモリ30へ書き込まれた画像デ
ータを読み出して各種処理を行う現像処理を含む撮影処
理を実行する(ステップS569)。
【0109】次に、システム制御回路50は、詳細は後
述するが、ステップS569の撮影処理によりメモリ3
0へ書き込まれた画像データを読み出し、当該画像デー
タをメモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24へ
と転送する表示画像処理を実行する(ステップS57
0)。
【0110】次に、システム制御回路50は、画像表示
部28の表示状態をクイックレビュー表示状態へ設定す
る(ステップS571)。クイックレビュー状態におい
ては、ステップS570での表示画像処理により画像表
示メモリ24へ転送された画像データを、メモリ制御回
路22及びD/A変換器26を介して、画像表示部28
の該当する撮影領域に表示することにより、撮影画像の
自動再生を行う電子ファインダ機能を実現している。
【0111】次に、システム制御回路50は、詳細は後
述するが、メモリ30へ書き込まれた画像データを読み
出し、当該画像データに対して、メモリ制御回路22及
び必要に応じて画像処理回路20を用いて各種画像処理
を施し、また、圧縮/伸長回路32による設定モードに
応じた圧縮処理を施す(ステップS572)。
【0112】次に、システム制御回路50は、インタフ
ェース90又は94、及びコネクタ92又は96を介し
て、メモリカードやコンパクトフラッシュカード等の記
録媒体200又は210へ、画像データの書き込みを行
う記録処理を実行する(ステップS573)。
【0113】尚、画像表示部28がONの場合、記録媒
体200又は210へ画像データの書き込みを行ってい
る間、システム制御回路50は、書込動作中であること
を明示するために、例えば、「BUSY」等のようなメ
ッセージを画像表示部28へ表示し、表示部54に対し
ても、例えば、LEDを点滅させる等の表示をも併せて
行う。
【0114】次に、システム制御回路50は、シャッタ
ースイッチSW2が放されるまで(ステップS57
4)、画像表示部28におけるクイックレビュー表示を
継続する。これにより、ユーザは、シャッタースイッチ
SW2を押下している間、撮影画像の確認を入念に行う
ことができる。
【0115】シャッタースイッチSW2が放されると、
システム制御回路50は、パノラマ撮影開始フラグを設
定して(ステップS575)、パノラマモードでの一連
の撮影において1枚目の撮影が実行済みであることを明
らかにする。これにより、ステップS546(上記図5
参照)での処理で説明したように、水平パノラマモード
或いは垂直パノラマモードでの1枚目の撮影実行後に撮
影方向を反転することを禁止することが可能となる。
【0116】次に、システム制御回路50は、次の撮影
領域へ移動するために、変数nをn=n+1とし(ステ
ップS576)、変数mをm=1として初期化した後
(ステップS577)、再びステップS534(上記図
4参照)に戻り、一連の撮影処理を繰り返し実行する。
【0117】上述のように、シャッタースイッチSW2
が放されると、処理がステップS534(上記図4参
照)へ移行し、その後、ステップS550(上記図5参
照)において次の撮影領域へと移動し、ステップS55
2(上記図5参照)において、前回を含む撮影済みの撮
影領域がクイックレビュー表示状態へ、次の撮影領域が
スルー表示状態へとそれぞれ設定され、撮影済みの画像
と、これから撮影する画像とがオーバーラップされた状
態で表示される。これにより、ユーザはパノラマ撮影の
画像繋ぎ取り等を容易に行える。
【0118】図15(a),(b)は、水平パノラマモ
ードでのn枚目の撮影終了前後の撮影画面の一例を示し
たものである。上記図15(a)は、1枚目の撮影前の
状態での撮影画面を示し、同図(b)は、1枚目の撮影
後にシャッタースイッチSW2を放した状態での撮影画
面を示している。尚、図示していないが、1枚目の撮影
後にシャッタースイッチSW2を放すまでは、上記図1
5(a)での1枚目の撮影領域が、クイックレビュー表
示となる。
【0119】図16(a),(b)は、垂直パノラマモ
ードでのn枚目の撮影終了前後の撮影画面の一例を示し
たものである。上記図16(a)は、1枚目の撮影前の
状態での撮影画面を示し、同図(b)は、1枚目の撮影
後にシャッタースイッチSW2を放した状態での撮影画
面を示している。尚、図示していないが、1枚目の撮影
後にシャッタースイッチSW2を放すまでは、上記図1
6(a)での1枚目の撮影領域が、クイックレビュー表
示となる。
【0120】図17(c),(d)、及び上記図14
(a),(b)は、2×2パノラマモードでのn枚目の
撮影終了前後の撮影画面の一例を示したものである。上
記図14(a)は、1枚目の撮影前の状態での撮影画面
を示し、同図(b)は、1枚目の撮影後にシャッタース
イッチSW2を放した状態での撮影画面、すなわち2枚
目の撮影前の状態での撮影画面を示している。また、
上記図17(c)は、2枚目の撮影後にシャッタースイ
ッチSW2を放した状態での撮影画面、すなわち3枚目
の撮影前の状態での撮影画面を示し、同図(d)は、3
枚目の撮影後にシャッタースイッチSW2を放した状態
での撮影画面、すなわち4枚目の撮影前の状態での撮影
画面を示したものである。尚、図示していないが、n枚
目の撮影後にシャッタースイッチSW2を放すまでは、
上記図14(a),(b)及び図17(c),(d)で
のn枚目の撮影領域がクイックレビュー表示となる。ま
た、シャッタースイッチSW2を放すと、次の撮影領域
であるn+1枚目の撮影領域のスルー表示が追加される
ことになる。
【0121】図7は、上記図6のステップS564で実
行される測距/測光処理の詳細を示したものである。
【0122】先ず、システム制御回路50は、撮像素子
14から電荷信号を読み出し、当該電荷信号をA/D変
換器16を介して画像処理回路20へ供給することで、
当該電荷信号に対応する画像データ(撮影画像データ)
を画像処理回路20内へ逐次取り撮り込む(ステップS
601)。画像処理回路20は、当該画像データを用い
て、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAE(自動露
出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理、及びAF
(オートフォーカス)処理に用いる所定の演算処理を実
行する。
【0123】尚、ステップS601での処理は、撮影画
像の全画素数のうちの、必要に応じた特定の部分領域の
画素を抽出し、当該画素データを上記演算処理に用いて
いる。これにより、 TTL方式でのAE、EF、AW
B、及びAFの各処理において、中央重点モード、平均
モード、及び評価モード等の異なるモード毎に最適な演
算処理を行うことが可能となる。
【0124】次に、システム制御回路50は、画像処理
回路20での演算結果を用いて、露出(AE)が適正と
判断できるまで(ステップS602)、露光制御回路4
0によるAE制御を行う(ステップS603)。
【0125】すなわち、ステップS602において、露
出(AE)が適正と判断できない場合(ステップS60
2)、システム制御回路50は、露光制御回路40によ
るAE制御を行い(ステップS603)、当該AE制御
で得られた測定データを用いて、フラッシュが必要であ
るか否かを判断する(ステップS604)。この判断の
結果、フラッシュが必要である場合、システム制御回路
50は、フラッシュフラグをセットし、フラッシュ48
又は外部フラッシュ400を充電させる(ステップS6
05)。その後、ステップS601へと再び戻る。一
方、フラッシュが必要でない場合には、そのままステッ
プS601へと再び戻る。
【0126】ステップS602において、露出(AE)
が適正と判断できた場合、システム制御回路50は、測
定データ及び/又は設定パラメータを、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52へ記憶する。そし
て、システム制御回路50は、画像処理回路20での演
算結果及びAE制御で得られた測定データを用いて、ホ
ワイトバランス(AWB)が適正と判断できるまで(ス
テップS606)、画像処理回路20により、色処理の
パラメータを調節してAWB制御を行う(ステップS6
07)。
【0127】ステップS606において、ホワイトバラ
ンス(AWB)が適正と判断できた場合、システム制御
回路50は、測定データ及び/又は設定パラメータを、
システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52へ
記憶する。そして、システム制御回路50は、AE制御
及びAWB制御で得られた測定データを用いて、測距
(AF)が合焦と判断できるまで(ステップS60
8)、測距制御回路42によるAF制御を行う(ステッ
プS609)。
【0128】ステップS608において、測距(AF)
が合焦と判断できた場合、システム制御回路50は、測
定データ及び/又は設定パラメータを、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し、その
後、本処理終了とする。
【0129】図8は、上記図6のステップS569で実
行される撮影処理の詳細を示したものである。
【0130】先ず、システム制御回路50は、システム
制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶され
た測光データにより示される絞り値に従って、露光制御
回路40によって絞り機能を有するシャッター312を
開放し(ステップS611)、撮像素子310を露光す
る(ステップS612)。
【0131】次に、システム制御回路50は、フラッシ
ュフラグを参照することで、フラッシュ48又は外部フ
ラッシュ400が必要であるか否かを判断する(ステッ
プS613)。この判断の結果、フラッシュが必要であ
る場合のみ、システム制御回路50は、フラッシュ48
又は外部フラッシュ400を発光させる(ステップS6
14)。
【0132】次に、システム制御回路50は、上記測光
データに従って撮像素子14の露光終了を待ち(ステッ
プS615)、その後、シャッター312を閉じる(ス
テップS616)。
【0133】そして、システム制御回路50は、撮像素
子14から電荷信号を読み出し、当該電荷信号を、A/
D変換器16、画像処理回路20、及びメモリ制御回路
22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ
制御回路22を介して、メモリ30へ当該電荷信号に対
応した撮影画像データを書き込み(ステップS61
7)、その後、本処理終了とする。
【0134】図9は、上記図6のステップS570で実
行される表示画像処理の詳細を示したものである。
【0135】先ず、システム制御回路50は、設定され
た撮影モードに応じて、フレーム処理を行う必要がある
か否かを判断する(ステップS621)。この判断の結
果、フレーム処理を行う必要がない場合、そのまま後述
するステップ624へ進む。
【0136】一方、ステップS621の判断の結果、フ
レーム処理を行う必要がある場合、システム制御回路5
0は、メモリ制御回路22、及び必要に応じて画像処理
回路20を用いて、メモリ30へ書き込まれた画像デー
タを読み出し、当該画像データに対して、垂直加算処理
(ステップS622)、及び色処理(ステップS62
3)を順次施し、当該処理後の画像データをメモリ30
へ書き込む。その後、次のステップS624へ進む。
【0137】ステップS624では、システム制御回路
50は、メモリ30から画像データを読み出し、当該画
像データを、メモリ制御回路22を介して画像表示メモ
リ24へと転送し(ステップS624)、その後、本処
理終了とする。
【0138】図10は、上記図6のステップS572で
実行される圧縮処理の詳細を示したものである。
【0139】先ず、システム制御回路50は、メモリ制
御回路22、及び必要に応じて画像処理回路20を用い
て、メモリ30へ書き込まれた撮影画像データを読み出
し、当該画像データに対して、撮像素子14の縦横画素
比率を1:1へと補間する画素正方化処理を施し(ステ
ップS631)、当該処理後の画像データをメモリ30
へ書き込む。そして、システム制御回路50は、メモリ
30へ書き込まれた画像データを読み出し、当該画像デ
ータに対して、圧縮/伸長回路32により、設定モード
に応じた画像圧縮処理を施し(ステップS632)、そ
の後、本処理終了とする。
【0140】上述のように、本実施の形態では、パノラ
マモードにおいて外部フラッシュ400が接続されてい
た場合、外部フラッシュ400の発光動作を無効とし、
パノラマモードでの一連の撮影の開始後は、内蔵フラッ
シュ48のフラッシュ設定モードの変更を禁止すると共
に、所定の警告を行うように構成した。これにより、当
該一連の撮影の途中で内蔵フラッシュ48の設定モード
が変更されることで、パノラマ画像生成のための画像合
成に対して不適当な画像を撮影してしまう、等というこ
とを確実に防止することができる。
【0141】尚、本発明は、上述した実施の形態に限ら
れることはない。以下に、他の実施の形態の一例を挙げ
る。
【0142】(1)撮像レンズ310としては、ズーム
レンズに限られることはなく、例えば、広角レンズと望
遠レンズを切換可能な切替レンズを用いるようにしても
よい。
【0143】(2)パノラマモード選択画面で選択可能
なパノラマモードについては(上記図11参照)、2×
2パノラマモード、水平パノラマモード、及び垂直パノ
ラマモードの3種類に限られることはなく、単数或いは
複数種類の任意の数の異なるパノラマモードを選択可能
としてもよい。また、上記図11に示したパノラマモー
ド選択画面についても、これに限られることはなく、例
えば、画像や音声を用いた任意の構成や方法による表示
画面を用いるようにしてもよい。
【0144】(3)2×2パノラマモード撮影画面にお
いて(上記図14等参照)、次元的に縦横計4枚として
説明したが、これに限られることはなく、例えば、縦横
計9枚や縦横計16枚等の、任意の数の2次元配置、或
いは3次元配置としてもよい。また、水平パノラマモー
ド撮影画面及び垂直パノラマモード撮影画面において
(上記12、上記図13等参照)、連続2枚として説明
したが、これに限られることはなく、例えば、3枚や4
枚等の、任意の数の1次元配置としてもよい。
【0145】(4)上記図12〜図17に示したパノラ
マモード撮影画面についても、これらの例に限られるこ
とはなく、例えば、画像や音声、文字、記号等を用いた
任意の構成や方法による画面を用いるようにしてもよ
い。
【0146】(5)本実施の形態では、水平パノラマモ
ード及び垂直パノラマモードでの撮影方向の反転は、1
枚目の撮影を終えた後はできないものとしたが、これに
限られることはなく、例えば、随時撮影方向を反転でき
るように構成してもよい。或いは、右方向と左方向、上
方向と下方向、或いは斜めを含む任意の方向へと随時撮
影方向を変更できるように構成してもよい。この場合、
画像表示部28の表示面積を大きくし、多数の画像表示
領域を同時に表示可能な構成等とすれば、右方向と左方
向、上方向と下方向、或いは斜めを含む任意の方向へと
随時撮影方向を変更することが可能となる。
【0147】(6)水平パノラマモード及び垂直パノラ
マモードでの撮影やり直しは、1回前の撮影画像迄とす
ることに限られることはない。例えば、任意の回数前の
撮影画像に溯って撮影やり直しできるように構成しても
よい。
【0148】(7)本実施の形態では、次に撮影する画
像表示領域をスルー表示とし、撮影済みの画像表示領域
をクイックレビュー表示として、既に撮影した画像の再
生画像と次に撮影する画像との境界領域を一部重ねて表
示する構成としたが、これに限られることはなく、例え
ば、境界領域を重ねずに表示するように構成してもよ
い。
【0149】(8)上記図12〜図17に示したパノラ
マモード撮影画面では、その一例として、画像表示領域
内へ「LIVE」や「FREEZE」という文字を表示
するように構成したが、これに限られることはなく、例
えば、この文字を表示しない構成としてもよい。
【0150】(9)上記図1では、レンズユニット30
0を、画像処理装置100と分離しており任意に接続可
能なものと構成したが、これに限られることはなく、例
えば、レンズユニット300と画像処理装置100が一
体となった構成としてもよい。また、画像処理装置10
0に対して、複数のレンズユニット300が着脱可能と
する構成にしてもよい。
【0151】(10)記録媒体200及び210として
は、PCMCIAカードやコンパクトフラッシュ等のメ
モリカード或いはハードディスク等だけに限られるこt
pはなく、例えば、マイクロDAT、光磁気ディスク、
CD−RやCD−WR等の光ディスク、DVD等の相変
化型光ディスク等を適用することも可能である。また、
記録媒体200及び210として、メモリカードとハー
ドディスク等が一体となった複合媒体を用いるようにし
てもよい。さらに、この複合媒体の一部が着脱可能な構
成としてもよい。
【0152】(11)本実施の形態においては、記録媒
体200及び210を、画像処理装置100と分離して
おり任意に接続可能なように構成したが、これに限られ
るものではなく、これらの記録媒体200及び210の
何れか或いは全ての記録媒体が、画像処理装置100に
対して固定して設けるように構成してもよい。例えば、
記録媒体200及び210の全ての記録媒体を画像処理
装置100に対して固定して設けるように構成した場
合、記録媒体の装着の有無に応じて警告の表示を行う変
わりに、記録媒体200及び210の何れか又は全ての
記録媒体が、故障や記録禁止の設定状態や記録空き領域
が無い状態等の理由から記録不可能な状態である場合等
に、その旨を示す警告の表示を行うようにしてもよい。
また、2つの記録媒体200及び210に限られること
はなく、単数或いは複数の任意の個数の記録媒体、或い
は複数の任意の個数の中の任意の組み合わせの記録媒体
を接続可能とするように構成してもよい。
【0153】(12)複数の画像を合成(関連付)して
パノラマ画像を生成する構成に限られることはなく、例
えば、画素ずらしを行いながら複数の画像を取得し、こ
れらの画像から高解像度の画像を生成する構成にも、本
発明は適用可能である。
【0154】(13)本発明は、複数の機器(例えば、
ホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プ
リンタ等)から構成されるシステムに対しても適用可能
であり、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、フ
ァクシミリ装置等)に対しても適用可能である。
【0155】(14)本発明の目的は、本実施の形態の
ホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプログ
ラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置
に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又
はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラム
コードを読みだして実行することによっても、達成され
ることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み
出されたプログラムコード自体が本実施の形態の機能を
実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体は本発明を構成することとなる。プログラムコ
ードを供給するための記憶媒体としては、ROM、フロ
ッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気
ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮
発性のメモリカード等を用いることができる。また、コ
ンピュータが読みだしたプログラムコードを実行するこ
とにより、本実施の形態の機能が実現されるだけでな
く、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュー
タ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって本実施の形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記
憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュ
ータに挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続
された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた
後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡
張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際
の処理の一部又は全部を行い、その処理によって本実施
の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うま
でもない。
【0156】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、複数の
撮影画像(静止画像及び/又は動画像)を処理(記憶処
理等)する装置或いはシステムにおいて、第2フラッシ
ュ(外部フラッシュ等)が接続され、複数の画像を関連
付けた画像を生成するための連続撮影(パノラマ撮影
等)が行なわれ、当該撮影画像の記憶処理等が行われる
場合、第2フラッシュの発光動作を禁止する、或いは警
告情報を外部へ提示(表示等)する、或いはこれらを共
に行うように構成した。また、複数の撮影画像(静止画
像及び/又は動画像)を処理(記憶処理等)する装置或
いはシステムにおいて、複数の画像を関連付けた画像を
生成するための連続撮影(パノラマ撮影等)が行なわ
れ、当該撮影画像の記憶処理(複数の画像の内の最初の
画像の撮影を行って当該撮影画像を記憶した後等)等が
行われる際に、第1フラッシュ(内蔵フラッシュ等)の
発光設定条件の変更が指示された場合、第1フラッシュ
の発光設定条件の変更を禁止する、或いは警告情報を外
部へ提示(表示等)する、或いはこれらを共に行うよう
に構成した。このような構成によれば、例えば、ユーザ
が電子カメラによりパノラマ撮影を行う際に、バッテリ
が消耗した状態で外部ストロボ(第2フラッシュ)を使
用した場合であっても、また、内蔵フラッシュ(第1フ
ラッシュ)を使用した場合であっても、合成する複数の
画像間に輝度や色等にムラが生じることがないため、良
好なパノラマ画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像処理装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】上記画像処理装置の主動作を説明するためのフ
ローチャート(S501〜S512)である。
【図3】上記画像処理装置の主動作を説明するためのフ
ローチャート(S521〜S528)である。
【図4】上記画像処理装置の主動作を説明するためのフ
ローチャート(S531〜S540)である。
【図5】上記画像処理装置の主動作を説明するためのフ
ローチャート(S541〜S552)である。
【図6】上記画像処理装置の主動作を説明するためのフ
ローチャート(S561〜S577)である。
【図7】上記画像処理装置の主動作の測距/測光処理を
説明するためのフローチャートである。
【図8】上記画像処理装置の主動作の撮影処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図9】上記画像処理装置の主動作の表示画像処理を説
明するためのフローチャートである。
【図10】上記画像処理装置の主動作の圧縮処理を説明
するためのフローチャートである。
【図11】上記画像処理装置で表示されるパノラマ撮影
モード設定画面の一例を説明するための図である。
【図12】上記画像処理装置で表示される水平パノラマ
モード初期画面の一例を説明するための図である。
【図13】上記画像処理装置で表示される垂直パノラマ
モード初期画面の一例を説明するための図である。
【図14】上記画像処理装置で表示される2×2パノラ
マモード初期画面の一例を説明するための図である。
【図15】上記水平パノラマモード初期画面の撮影終了
後の状態の一例を説明するための図である。
【図16】上記垂直パノラマモード初期画面の撮影終了
後の状態の一例を説明するための図である。
【図17】上記2×2パノラマモード初期画面の撮影終
了後の状態の一例を説明するための図である。
【符号の説明】
14 撮像素子 16 A/D変換器 18 タイミング発生回路 20 画像処理回路 22 メモリ制御回路 24 画像表示メモリ 26 D/A変換器 28 画像表示部 30 メモリ 32 圧縮/伸張回路 48 フラッシュ 50 システム制御回路 56 不揮発性メモリ 54 表示部 60 モードダイヤルスイッチ 62 シャッタースイッチSW1 64 シャッタースイッチSW2 66 選択/切替スイッチ 68 決定/実行スイッチ 70 操作部 72 圧縮モードスイッチ 80 電源制御回路 82 コネクタ 84 コネクタ 86 電源回路 90 インタフェース 92 コネクタ 94 インタフェース 96 コネクタ 98 記録媒体着脱検知回路 100 画像処理装置 104 光学ファインダ 106 レンズマウント 110 通信回路 112 コネクタ又はアンテナ 120 インタフェース 122 コネクタ 200 記録媒体 202 記録部 204 インタフェース 206 コネクタ 210 記録媒体 212 記録部 214 インタフェース 216 コネクタ 300 レンズユニット 306 レンズマウント 312 シャッター 320 インタフェース 322 コネクタ 340 露光制御回路 342 測距制御回路 344 ズーム制御回路 350 レンズシステム制御回路 400 外部フラッシュ 401 外部フラッシュインタフェース 402 外部フラッシュ着脱検知回路 403 フラッシュ設定変更スイッチ 404 コネクタ 405 コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 15/05 G03B 15/05 19/02 19/02 H04N 5/225 H04N 5/225 Z 5/238 5/238 Z // H04N 101:00 101:00

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光設定条件を変更可能な第1フラッシ
    ュと、本装置へ任意に接続可能な第2フラッシュとの少
    なくとも何れかを使用した撮影が可能であり、当該撮影
    で得られた画像を処理する画像処理装置であって、 複数の画像を関連付けた画像を生成するための連続撮影
    を行う撮影手段と、 上記第2フラッシュが本装置へ接続されていることを認
    識する第2フラッシュ接続認識手段と、 上記第2フラッシュ接続認識手段での認識結果により上
    記第2フラッシュが本装置へ接続されており、上記撮影
    手段にて上記連続撮影が行なわれる場合、上記第2フラ
    ッシュの発光動作を禁止する制御手段とを備えることを
    特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 発光設定条件を変更可能な第1フラッシ
    ュと、本装置へ任意に接続可能な第2フラッシュとの少
    なくとも何れかを使用した撮影が可能であり、当該撮影
    で得られた画像を処理する画像処理装置であって、 任意の情報を外部へ提示する提示手段と、 複数の画像を関連付けた画像を生成するための連続撮影
    を行う撮影手段と、 上記第2フラッシュが本装置へ接続されていることを認
    識する第2フラッシュ接続認識手段と、 上記第2フラッシュ接続認識手段での認識結果により上
    記第2フラッシュが本装置へ接続されており、上記撮影
    手段にて上記連続撮影が行なわれる場合、警告情報を上
    記提示手段により外部へ提示する制御手段とを備えるこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 発光設定条件を変更可能な第1フラッシ
    ュと、本装置へ任意に接続可能な第2フラッシュとの少
    なくとも何れかを使用した撮影が可能であり、当該撮影
    で得られた画像を処理する画像処理装置であって、 任意の情報を外部へ提示する提示手段と、 複数の画像を関連付けた画像を生成するための連続撮影
    を行う撮影手段と、 上記第2フラッシュが本装置へ接続されていることを認
    識する第2フラッシュ接続認識手段と、 上記第2フラッシュ接続認識手段での認識結果により上
    記第2フラッシュが本装置へ接続されており、上記撮影
    手段にて上記連続撮影が行なわれる場合、警告情報を上
    記提示手段により外部へ提示すると共に、上記第2フラ
    ッシュの発光動作を禁止する制御手段とを備えることを
    特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも発光設定条件を変更可能な第
    1フラッシュを使用した撮影が可能であり、当該撮影で
    得られた画像を処理する画像処理装置であって、 複数の画像を関連付けた画像を生成するための連続撮影
    を行う撮影手段と、 上記撮影手段にて上記連続撮影が行なわれる場合、上記
    第1フラッシュの発光設定条件の変更を禁止する制御手
    段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも発光設定条件を変更可能な第
    1フラッシュを使用した撮影が可能であり、当該撮影で
    得られた画像を処理する画像処理装置であって、 任意の情報を外部へ提示する提示手段と、 複数の画像を関連付けた画像を生成するための連続撮影
    を行う撮影手段と、 上記撮影手段にて上記連続撮影が行なわれる際に、上記
    第1フラッシュの発光設定条件の変更が行なわれようと
    した場合、警告情報を上記提示手段により外部へ提示す
    る制御手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも発光設定条件を変更可能な第
    1フラッシュを使用した撮影が可能であり、当該撮影で
    得られた画像を処理する画像処理装置であって、 任意の情報を外部へ提示する提示手段と、 複数の画像を関連付けた画像を生成するための連続撮影
    を行う撮影手段と、 上記撮影手段にて上記連続撮影が行なわれる際に、上記
    第1フラッシュの発光設定条件の変更が行なわれようと
    した場合、警告情報を上記提示手段により外部へ提示す
    ると共に、上記第1フラッシュの発光設定条件の変更を
    禁止する制御手段とを備えることを特徴とする画像処理
    装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも発光設定条件を変更可能な第
    1フラッシュを使用した撮影が可能であり、当該撮影で
    得られた画像を処理する画像処理装置であって、 複数の画像を関連付けた画像を生成するための連続撮影
    を行う撮影手段と、 上記撮影手段にて上記連続撮影が行なわれる場合、上記
    第1フラッシュの発光設定条件を初期状態へ設定する制
    御手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 上記初期値状態は、上記第1フラッシュ
    の発光設定条件が発光禁止モードである状態を含むこと
    を特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 上記第1フラッシュは、内蔵フラッシュ
    を含むことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の
    画像処理装置。
  10. 【請求項10】 上記第1フラッシュの発光設定条件
    は、自動発光、発光ON/OFF、シンクロ設定、及び
    調光補正の少なくとも何れかの設定条件を含むことを特
    徴とする請求項1〜7の何れかに記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 上記複数の画像を関連付けた画像は、
    複数の画像を合成したパノラマ画像を含むことを特徴と
    する請求項1〜7の何れかに記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 上記複数の画像は、上記撮影手段で画
    素ずらしを行って得られた複数の撮像画像を含み、 上記複数の画像を関連付けた画像は、上記複数の撮像画
    像から得られる高解像度画像を含むことを特徴とする請
    求項1〜7の何れかに記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 複数の機器が互いに通信可能に接続さ
    れてなる画像処理システムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜12の何れかに記載の画像処理装置の機能を有する
    ことを特徴とする画像処理システム。
  14. 【請求項14】 発光設定条件を変更可能な第1フラッ
    シュと、本装置へ任意に接続可能な第2フラッシュとの
    少なくとも何れかを使用した撮影が可能であり、当該撮
    影で得られた画像を処理する装置或いはシステムの動作
    を制御するための制御方法であって、 上記第2フラッシュが上記装置或いはシステムへ接続さ
    れており、上記装置或いはシステムにて複数の画像を関
    連付けた画像を生成するための連続撮影が行なわれる場
    合、上記第2フラッシュの発光動作を禁止する制御ステ
    ップを含むことを特徴とする制御方法。
  15. 【請求項15】 発光設定条件を変更可能な第1フラッ
    シュと、本装置へ任意に接続可能な第2フラッシュとの
    少なくとも何れかを使用した撮影が可能であり、当該撮
    影で得られた画像を処理する装置或いはシステムの動作
    を制御するための制御方法であって、 上記第2フラッシュが上記装置或いはシステムへ接続さ
    れており、上記装置或いはシステムにて複数の画像を関
    連付けた画像を生成するための連続撮影が行なわれる場
    合、警告情報を外部へ提示する制御ステップを含むこと
    を特徴とする制御方法。
  16. 【請求項16】 発光設定条件を変更可能な第1フラッ
    シュと、本装置へ任意に接続可能な第2フラッシュとの
    少なくとも何れかを使用した撮影が可能であり、当該撮
    影で得られた画像を処理する装置或いはシステムの動作
    を制御するための制御方法であって、 上記第2フラッシュが上記装置或いはシステムへ接続さ
    れており、上記装置或いはシステムにて複数の画像を関
    連付けた画像を生成するための連続撮影が行なわれる場
    合、上記第2フラッシュの発光動作を禁止すると共に、
    警告情報を外部へ提示する制御ステップを含むことを特
    徴とする制御方法。
  17. 【請求項17】 少なくとも発光設定条件を変更可能な
    第1フラッシュを使用した撮影が可能であり、当該撮影
    で得られた画像を処理する装置或いはシステムの動作を
    制御するための制御方法であって、 上記装置或いはシステムにて複数の画像を関連付けた画
    像を生成するための連続撮影が行なわれる場合、上記第
    1フラッシュの発光設定条件の変更を禁止する制御ステ
    ップを含むことを特徴とする制御方法。
  18. 【請求項18】 少なくとも発光設定条件を変更可能な
    第1フラッシュを使用した撮影が可能であり、当該撮影
    で得られた画像を処理する装置或いはシステムの動作を
    制御するための制御方法であって、 上記装置或いはシステムにて複数の画像を関連付けた画
    像を生成するための連続撮影が行なわれる際に、上記第
    1フラッシュの発光設定条件の変更が行なわれようとし
    た場合、警告情報を外部へ提示する制御ステップを含む
    ことを特徴とする制御方法。
  19. 【請求項19】 少なくとも発光設定条件を変更可能な
    第1フラッシュを使用した撮影が可能であり、当該撮影
    で得られた画像を処理する装置或いはシステムの動作を
    制御するための制御方法であって、 上記装置或いはシステムにて複数の画像を関連付けた画
    像を生成するための連続撮影が行なわれる際に、上記第
    1フラッシュの発光設定条件の変更が行なわれようとし
    た場合、上記第1フラッシュの発光設定条件の変更を禁
    止すると共に、警告情報を外部へ提示する制御ステップ
    を含むことを特徴とする制御方法。
  20. 【請求項20】 少なくとも発光設定条件を変更可能な
    第1フラッシュを使用した撮影が可能であり、当該撮影
    で得られた画像を処理する装置或いはシステムの動作を
    制御するための制御方法であって、 上記装置或いはシステムにて複数の画像を関連付けた画
    像を生成するための連続撮影が行なわれる場合、上記第
    1フラッシュの発光設定条件を初期状態へ設定する制御
    ステップを含むことを特徴とする制御方法。
  21. 【請求項21】 上記初期値状態は、上記第1フラッシ
    ュの発光設定条件が発光禁止モードである状態を含むこ
    とを特徴とする請求項20記載の制御方法。
  22. 【請求項22】 上記第1フラッシュは、内蔵フラッシ
    ュを含むことを特徴とする請求項14〜20の何れかに
    記載の制御方法。
  23. 【請求項23】 上記第1フラッシュの発光設定条件
    は、自動発光、発光ON/OFF、シンクロ設定、及び
    調光補正の少なくとも何れかの設定条件を含むことを特
    徴とする請求項14〜20の何れかに記載の制御方法。
  24. 【請求項24】 上記複数の画像を関連付けた画像は、
    複数の画像を合成したパノラマ画像を含むことを特徴と
    する請求項14〜20の何れかに記載の制御方法。
  25. 【請求項25】 上記複数の画像は、上記撮影手段で画
    素ずらしを行って得られた複数の撮像画像を含み、 上記複数の画像を関連付けた画像は、上記複数の撮像画
    像から得られる高解像度画像を含むことを特徴とする請
    求項14〜20の何れかに記載の制御方法。
  26. 【請求項26】 請求項1〜12の何れかに記載の画像
    処理装置の機能、又は請求項13記載の画像処理システ
    ムの機能を実施するための処理プログラムを、コンピュ
    ータが読出可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
  27. 【請求項27】 請求項14〜25の何れかに記載の制
    御方法の処理ステップを、コンピュータが読出可能に格
    納したことを特徴とする記憶媒体。
JP2000280565A 2000-09-14 2000-09-14 画像処理装置、画像処理システム、制御方法、及び記憶媒体 Pending JP2002090820A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000280565A JP2002090820A (ja) 2000-09-14 2000-09-14 画像処理装置、画像処理システム、制御方法、及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000280565A JP2002090820A (ja) 2000-09-14 2000-09-14 画像処理装置、画像処理システム、制御方法、及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002090820A true JP2002090820A (ja) 2002-03-27

Family

ID=18765377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000280565A Pending JP2002090820A (ja) 2000-09-14 2000-09-14 画像処理装置、画像処理システム、制御方法、及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002090820A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008288864A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、プログラム、編集システム及び編集方法
WO2010140513A1 (ja) * 2009-06-02 2010-12-09 株式会社トプコン ステレオ画像撮影装置及びその方法
CN102739961A (zh) * 2011-04-06 2012-10-17 卡西欧计算机株式会社 能够生成广角图像的图像处理装置
US9906719B2 (en) 2011-08-02 2018-02-27 Sony Corporation Image processing device and associated methodology for generating panoramic images
US10200609B2 (en) 2010-11-11 2019-02-05 Sony Corporation Imaging apparatus, imaging method, and program

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008288864A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、プログラム、編集システム及び編集方法
WO2010140513A1 (ja) * 2009-06-02 2010-12-09 株式会社トプコン ステレオ画像撮影装置及びその方法
JP2010283466A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Topcon Corp ステレオ画像撮影装置及びその方法
US10200609B2 (en) 2010-11-11 2019-02-05 Sony Corporation Imaging apparatus, imaging method, and program
US10362222B2 (en) 2010-11-11 2019-07-23 Sony Corporation Imaging apparatus, imaging method, and program
US10244169B2 (en) 2010-11-11 2019-03-26 Sony Corporation Imaging apparatus, imaging method, and program
US10225469B2 (en) 2010-11-11 2019-03-05 Sony Corporation Imaging apparatus, imaging method, and program
CN102739961A (zh) * 2011-04-06 2012-10-17 卡西欧计算机株式会社 能够生成广角图像的图像处理装置
US8963993B2 (en) 2011-04-06 2015-02-24 Casio Computer Co., Ltd. Image processing device capable of generating wide-range image
JP2012222495A (ja) * 2011-04-06 2012-11-12 Casio Comput Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
US9906719B2 (en) 2011-08-02 2018-02-27 Sony Corporation Image processing device and associated methodology for generating panoramic images
US11575830B2 (en) 2011-08-02 2023-02-07 Sony Group Corporation Image processing device and associated methodology for generating panoramic images
US11917299B2 (en) 2011-08-02 2024-02-27 Sony Group Corporation Image processing device and associated methodology for generating panoramic images

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8451347B2 (en) Image processing apparatus, image playing method, image pick-up apparatus, and program and storage medium for use in displaying image data
JP5366584B2 (ja) 撮像装置、画像処理方法およびプログラム
JP4350616B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
KR20060042967A (ko) 촬상장치 및 그 제어방법
JP2010050934A (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム
JP2005244311A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、及び制御プログラム
US8441555B2 (en) Image capturing apparatus with electronic zoom and recording size setting, and control method and program therefor
JP2007081741A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2006211640A (ja) 撮像装置、固体撮像装置の制御方法、及びコンピュータプログラム
JP2006295316A (ja) 撮像装置及び撮像方法及びプログラム及び記憶媒体
JP2002090820A (ja) 画像処理装置、画像処理システム、制御方法、及び記憶媒体
JP4881195B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体
JP2007049417A (ja) 撮像装置および焦点調節装置
JP2006270426A (ja) 撮像装置、その制御方法、及びコンピュータプログラム
JP2006303967A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP2004096227A (ja) 音声処理装置、方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2006222529A (ja) 撮像装置
JP2005260324A (ja) デジタルカメラ
JP2006203665A (ja) 撮像装置及び方法、並びに記録媒体及びプログラム
JP2007267000A (ja) 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP2005184609A (ja) 電子カメラ
JP2005110128A (ja) 撮像装置及び撮像制御方法
JP2007214631A (ja) 撮像装置
JP2006211392A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2006345188A (ja) 撮像装置及びその制御方法