JP4348696B2 - 導電性ボールの配列用マスクおよびそれを用いた配列装置 - Google Patents

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Description

本発明は、導電性を有するボールを被配列体に配列するマスクおよびそれを用いた配列装置に関し、特に、被配列体として電子部品の接続バンプを形成するにあたり用いられる微小な半田ボールを電子部品に配列するのに好適なマスクおよびそれを用いた配列装置に係るものである。
近年、携帯端末機器やノート型パソコンの高速化・高機能化及び小型化・薄型化が進んでおり、それらに内蔵される半導体部品や半導体部品を実装する基板などの電子部品にも小型化・薄型化が要求されるとともに接続端子数を増加させるという相反する要求がなされている。そのような要求に応じるものとして接続バンプをエリアアレイに配列したBGA(Ball Grid Array)型又はFC(Flip Chip)型の電子部品がある。
その接続バンプの製造方法として半田ボールを採用したボール方式がある。ボール方式によれば、電子部品において半田ボールが配列される電極にソルダーペースト又はフラックスを印刷する印刷工程と、ソルダーペースト又はフラックスが印刷された電極に半田ボールを配列する半田ボール配列工程と、半田ボールを加熱し溶解して接続バンプを形成する半田ボール加熱工程を経て接続バンプは製造される。
その半田ボール配列工程において半田ボールを配列する方法として、吸着ヘッド方式とマスク配列方式が周知であり、後者の一例が下記特許文献1に記載されている。マスク配列方式は、電子部品の配列位置に対応し半田ボールが挿通可能に形成された開口部を有するマスクを電子部品に対して位置合わせをし、マスクの上に供給された半田ボールを例えばスキージを用いて移動させ開口部に充填し(この動作を振込みという。)電子部品に半田ボールを配列する方式である。
ここで、半田ボールを電子部品に正確に配列するためにはマスクを電子部品にできるだけ密着した状態となるように位置決めする必要がある。しかしながら、電子部品には、接続バンプのボイドレスや境界面強度の確保および半田ボールの仮止めの目的のために粘着膜であるフラックスが塗布されている。そのフラックスがマスクに付着すると電子部品からマスクが離れ難くなってしまい、無理にマスクを剥がそうとすると破損してしまうことがある。さらに、マスクの開口部は半田ボールより若干大きい程度の径であるため、マスクの開口部に半田ボールが充填される時に半田ボールで押し広げられたフラックスが開口部に付着し、付着したフラックスに半田ボールが捕捉され、電子部品に配列されないこともある。
そこで、特許文献1のマスクの底面には、その非開口部が直接フラックスに接触しないようにマスクを支える凸部が形成されている。したがって、特許文献1のマスクによれば、マスクを電子部品に重ね合わせた時にマスクにフラックスが付着しにくいという利点がある。
特開2001−267731号公報(段落番号0024〜0026)
例えばFC用の半田ボールのように100μm以下の直径のボールを配列しようとする場合、それを配列するためのマスクの厚みは100μm前後となる。一般に、フラックスは、50μm前後の厚みで電子部品に印刷される。したがって、フラックスが付着しないようにマスクに凸部を設けた場合、マスクの非開口部の厚みが50μm以下と非常に薄いものとなりマスクの剛性の低下を招く。剛性の低いマスクを使用した場合、例えば半田ボールを移動させるスキージの動作によって生じる力や周囲の温度変化などでマスクが歪みマスクの開口部に充填された半田ボールが位置ずれしたり、フラックスがマスクに付着する可能性がある。この問題は、フラックスをより薄く印刷するとか半田ボールより小面積となるように印刷することで解消される場合もあるが、印刷設備が複雑となり多額なコストと厳密な印刷条件の管理が必要となる。
本発明は、上記した問題を鑑みてなされたものであり、導電性ボールを配列するための改良されたマスクおよびそれを用いた配列装置を提供することを目的としている。
なお、本発明で言う導電性ボールとは、Sn又はCu、Au、Ag、W、Ni、Mo、Alなど金属を主体としたボール、又はポリプロピレン又はポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアミド、酢酸セルロース、ポリエステル系などの樹脂を主体とした球体の表面に半田などの導電性金属をコーティングしたボールのことである。また、本発明で言う被配列体とは、半導体装置(チップ)または基板、ウエハー、それらのパッケージ、その他の電子部品など接続バンプとして導電性ボールが採用される電子部品、又は電子部品に接続バンプを形成するための部材、例えば導電性ボールを電子部品に搭載するため該導電性ボールが配置される部材のことである。
本発明の一態様は、切断が予定される切断線で包囲された矩形領域を含む被配列体の当該矩形領域に所定の配列パターンで導電性ボールを配列するためのマスクであって、前記配列パターンに対応し形成され前記導電性ボールが挿通可能な開口部と、非開口部と、前記非開口部の一方の面に形成された凸部とを備え、前記凸部は前記切断線に沿い矩形枠状に形成されていることを特徴とするマスクである。このマスクによれば、例えば粘着膜が形成された被配列体にマスクを位置合わせする場合において、該粘着膜が接触しないようにマスクの凸部が形成される。その際、凸部は、上記のように形成されているので、非開口部において薄肉の部分が少ない所定の剛性を有するマスクを得ることができる。さらに、このマスクは、開口部が比較的密に配置される場合に好適なものである。すなわち、そのような場合には開口部同士の間隔が狭小でその間に凸部を形成し難いが、上記のように凸部を設けることにより凸部の形成が比較的容易となる。
また、本発明の一態様は、所定の配列パターンで導電性ボールを被配列体に配列するための装置であって、前記被配列体を載置する載置台と、前記載置台に載置される被配列体に対し位置決め可能に配設された上記したマスクとを有する装置である。
上記したマスクによれば、例えば粘着膜が形成されたような被配列体にマスクを重ね合わせても、マスクの非開口部は開口部の周囲に設けられた凸部により粘着膜と接触しないのでマスクに粘着膜が付着することがなく、さらに、当該凸部は上記のように設けられているので非開口部の厚みをいたずらに減ずることなく所定の剛性を有するマスクを得ることができる。
上記した配列装置によれば、上記のようなマスクを採用しているので、導電性ボールを高い確度で被配列体に配列できる。
本発明について、その一実施様態に基づき図面を参照し説明する。なお、以下の態様のマスクは、直径が300μm以下の半田ボール、特にFCに採用されるような100μm〜50μm程度の半田ボールを配列するのに好適なものである。
図1は、本発明の一実施態様のマスクを用いた配列装置の概略構成図である。図2は、図1の部分拡大断面図である。図3は、図1のウエハーの斜視図である。図4は、図1のマスクの斜視図である。図5は、図1の配列装置の動作を説明する図である。図6は、図3とは別の態様のウエハーの斜視図である。図7は、図6のウエハーに半田ボールを配列するマスクの斜視図である。図8は、図1のマスクを部分拡大した平面図と断面図である。
まず、本態様において導電性ボールである半田ボール2が配列される被配列体であるウエハーについて説明する。図3(a)に示すように、ウエハー3は、規則的に配置された複数の半導体チップ32から構成されている。各半導体チップ32の一面(以下電極面と称する。)には、その入出力端子であり半田ボールが載置される電極31が一定のパターンで領域34の中に形成されている。そのウエハー3は、図3(b)の2点鎖線で示す切断線33に沿い個片に切断され、個々の半導体チップ32とされる。このウエハー3の電極31の上面には、図2に示すように、例えばハンダペースト又はフラックスが所定の厚みで印刷されてなる粘着膜4が予め形成されている。
上記ウエハー3に半田ボール2を配列する配列装置1は、図1に示す様に、電極面を上にしてウエハー3が載置され水平状態を保持するウエハー載置部11と、そのウエハー3に半田ボール2を配列するためのマスク13と、マスク13をウエハー3の電極面に密着させる磁石部12と、半田ボール2を振込むボール供給部14とで構成されている。なお、この配列装置は、本発明に係るマスクを採用した特に自動化を目的とした最良の形態であって、ウエハー載置部11や磁石部12、ボール供給部14は必ずしも必須の構成ではなく、必要に応じ他の構成を採用することができる。
ウエハー載置部11は、水平状態にウエハー3を取り付けるウエハー取り付け凹部113とウエハー取り付け凹部113の底部に開口した吸着管路114とを備えた載置台111と、配管116を介して吸着管路114に接続された真空ポンプ115とで構成されている。ここで、ウエハー取り付け凹部113は、ウエハー3が収まりウエハー3と載置台111の表上面が同一面となるように、ウエハー3の外形より若干大きくウエハー3の厚みとほぼ同じ深さに形成されている。
マスク13は、図4に示す様に、ウエハー3の電極31の配列パターンに対応し形成され半田ボール2が挿通可能な貫通孔状の開口部131と、非開口部132と、非開口部132の底面に配設された凸部133とで構成されている。なお、マスク13は、後述する磁石部12で吸引可能なようにNiやFeなど軟磁性材で構成されている。
凸部133は、図8(a)に示すように、電極31に対応し平面視において一定のパターンで形成された開口部131を包含する領域134について凹部135を形成することで、ウエハー3の切断線33に沿うように該領域134の外側(域外)に設けられている。この凹部135は、例えば開口部131が形成された金属の薄板にフォトリソプロセスを経てエッチング加工し形成される。したがって、凹部135を容易に形成するためは平面視において単純な形状とすることが望ましく、例えば図示するように凹部135を矩形状とし凸部133が領域134を包囲するようにすればよい。
本態様のようにウエハー3に粘着膜4が形成されている場合には、凹部135は粘着膜4に接触しないように形成され、その深さ(すなわち凸部133の高さ)は該粘着膜4の高さより深く形成される。したがって、マスク13をウエハー3に重なる状態で位置決めしたとき、凹部135は粘着膜4に接触しない。なお、開口部131に半田ボール2が充填されたときその位置ずれし難いようにするためには、図2に示す様に、凹部135の深さの上限を半田ボール2の半径と同一程度とすればよい。
上記の形態のマスク13は、ウエハー3のように非常に密に配設された電極31に半田ボール2を配列する場合に有効なものである。具体的に言うと、電極31の配設される矩形状の領域34の大きさは5mm角程度であり、電極31の大きさは100μm角程度であり、電極31の間の距離は150μm程度であり、半田ボール2の直径は80μm程度である。したがって、電極31の間で余裕のあるスペースは50μm程度であるため、図8(d)に示すように、そのスペースに対応した部分に凸部133を設けるため開口部131ごとに凹部135を形成することが難しい。このような場合においても、領域134の外側に凸部131を設けるようにすれば非開口部135の厚みをいたずらに減ずることがなく工業生産上において比較的容易に所定の剛性を有するマスク13を得ることができる。
図3に示したウエハー3とは別の配列パターンの電極31aを有するウエハー3a(図6参照)に半田ボール2を配列するためのマスク13aを図7およびその部分拡大平面図を図8(b)に示す。このウエハー3aでは、図示するように、各半導体チップ32aの電極31aは枠状の領域34に含まれるように密に配設されている。
この電極31aに半田ボール2を配列するマスク13aの凸部133aは、図8(b)に示すように、電極31の含まれる領域34に対応した領域134aに凹部135aを形成することにより領域134aの域外に設けられる。
さらに、マスクの変形例を図8(c)、(d)に示す。図8(c)のマスクは、三角形状の領域に密に配設された電極に半田ボール2を配列するためのものであり、その三角形状の領域に対応した開口部131bを含む領域134bに凹部135bを設け、その領域134bの域外を凸部133bとしたものである。
電極が密に配設されていない場合には、図8(d)に示すように、電極に対応した開口部131cごとの周囲に凹部135cを設けることにより開口部131cの開口端の周囲に凸部133cを形成してもよい。
磁石部12は、載置台111の下方に配設され、ウエハー3に位置決めされるマスク13に相対する永久磁石121と、永久磁石121を収納する磁石ホルダー122と、磁石ホルダー122を昇降させる昇降機構であるエアシリンダ123と、配管124を介してエアシリンダ123に接続された昇降切替弁125と圧縮空気源126とから構成されている。かかる構成の磁石部12によれば、昇降切替弁125を切り替えて永久磁石121をマスク13に向かい上昇させるとマスク13は磁石121に吸引されてウエハー3の電極面に密着し、永久磁石121を下降させてマスク13から遠ざければ、マスク13は、磁石121の吸引力から開放されウエハー3から離脱可能となる。なお、永久磁石121は電磁石であってもよい。
ボール供給部14は、ウエハー3に対し位置決めされたマスク13の上面に半田ボール2を供給する供給手段141と供給された半田ボール2をマスク13の開口部131に振込む振込手段であるスキージブラシ142とから構成されている。スキージブラシ142は、その先端部がマスク13の上面に当接するように配設されているとともに、図示しない水平移動手段によってマスク13の上方を水平移動する。
かかる配列装置1の動作について図5を参照し説明する。
永久磁石121を下端の位置にした状態で電極面を上にしてウエハー3をウエハー取り付け凹部113に水平状態で装着し、真空ポンプ115を作動させ、載置台111にウエハー3を固定する。(図5(a))
ウエハー3の電極31に対しマスク13の開口部131が一致するようにマスク3を位置決めし、ウエハー3の電極面にマスク13を密着した状態となるように重ねあわせる。(図5(b))このとき、マスク13にはウエハー3に形成されている粘着膜4が接触しないように凸部133が形成されているので、マスク13に粘着膜4が付着することはない。
エアシリンダ123により永久磁石121を上昇させ、永久磁石121の磁力によりマスク13をウエハー3にさらに密着固定する。(図5(c))このとき、マスク13には、それを下方に撓ませるように永久磁石121の磁力が働くが、マスク13の非開口部132には凸部133が形成され十分な剛性が確保されているので大きく撓むことなく粘着膜4が付着することがない。
供給手段141でマスク13の上に半田ボール2を供給し、スキージブラシ142を水平移動させて開口部131に半田ボール2を充填し、電極31に配列する。その後、磁石121を下降させる。(図5(d))
マスク13をウエハー3から取り外し、真空ポンプ115を停止してウエハー3の固定を解除しウエハー3を載置台112から取り出す。(図5(e))
なお、図4、7及び8で説明したマスクの凸部は連続的に配設されているが、突起状にし離散的に配設してもよい。
本発明は、上記で説明に限定されることなく、例えば医薬品や窯業などの分野において徴小な或いは不定形の粉体や粒体を基板に搭載する用途にも利用することが可能である。
本発明の一実施態様のマスクを用いた配列装置の概略構成図である。 図1の部分拡大断面図である。 図1のウエハーの斜視図である。 図1のマスクの斜視図である。 図1の配列装置の動作を説明する図である。 別の態様のウエハーの斜視図である。 図6のウエハーに半田ボールを配列するマスクの斜視図である。 図1のマスクを部分拡大した平面図と断面図である。
符号の説明
1 配列装置
11 ウエハー載置部
111 載置台
112 支持部材
113 ウエハー取り付け凹部
114 吸着経路
115 真空ポンプ
116 配管
12 磁石部
121 磁石
122 磁石ホルダー
123 昇降手段
124 配管
125 昇降切替弁
126 圧縮空気源
13 マスク
131 開口部
132 非開口部
133 凸部
134 開口部の配設領域
135 凹部
14 ボール供給部
141 供給手段
142 スキージブラシ
2 半田ボール
3 ウエハー
31 電極
32 半導体チップ
33 切断線
34 電極の配設領域
4 粘着膜

Claims (2)

  1. 切断が予定される切断線で包囲された矩形領域を含む被配列体の当該矩形領域に所定の配列パターンで導電性ボールを配列するためのマスクであって、
    前記配列パターンに対応し形成され前記導電性ボールが挿通可能な開口部と、非開口部と、前記非開口部の一方の面に形成された凸部とを備え、前記凸部は前記切断線に沿い矩形枠状に形成されていることを特徴とするマスク。
  2. 所定の配列パターンで導電性ボールを被配列体に配列するための装置であって、前記被配列体を載置する載置台と、前記載置台に載置される被配列体に対し位置決め可能に配設された請求項1に記載されたマスクとを有する装置。
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