JP4427793B2 - 導電性ボールの搭載装置 - Google Patents

導電性ボールの搭載装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4427793B2
JP4427793B2 JP2004235421A JP2004235421A JP4427793B2 JP 4427793 B2 JP4427793 B2 JP 4427793B2 JP 2004235421 A JP2004235421 A JP 2004235421A JP 2004235421 A JP2004235421 A JP 2004235421A JP 4427793 B2 JP4427793 B2 JP 4427793B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
array
mounting
holding means
wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004235421A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006054340A (ja
Inventor
元通 伊藤
正典 落合
賢一 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP2004235421A priority Critical patent/JP4427793B2/ja
Publication of JP2006054340A publication Critical patent/JP2006054340A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4427793B2 publication Critical patent/JP4427793B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies
    • H01L24/741Apparatus for manufacturing means for bonding, e.g. connectors
    • H01L24/742Apparatus for manufacturing bump connectors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods
    • H01L2224/11001Involving a temporary auxiliary member not forming part of the manufacturing apparatus, e.g. removable or sacrificial coating, film or substrate
    • H01L2224/11005Involving a temporary auxiliary member not forming part of the manufacturing apparatus, e.g. removable or sacrificial coating, film or substrate for aligning the bump connector, e.g. marks, spacers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods
    • H01L2224/113Manufacturing methods by local deposition of the material of the bump connector
    • H01L2224/1133Manufacturing methods by local deposition of the material of the bump connector in solid form
    • H01L2224/11334Manufacturing methods by local deposition of the material of the bump connector in solid form using preformed bumps
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/01Chemical elements
    • H01L2924/01005Boron [B]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/01Chemical elements
    • H01L2924/01006Carbon [C]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/01Chemical elements
    • H01L2924/01029Copper [Cu]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/01Chemical elements
    • H01L2924/01042Molybdenum [Mo]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/01Chemical elements
    • H01L2924/01074Tungsten [W]

Description

本発明は、BGA(Ball Grid Array)タイプ又はFC(Flip Chip)タイプなどエリアアレイ型の接続バンプ構造を有する半導体部品又はウエハ、パッケージに導電性ボールを搭載する搭載装置に関するものである。
近年、携帯端末機器やノート型パソコンの高速化と高機能化、及び軽量化、小型化と薄型化が進むにつれ、それらに内蔵される半導体部品や半導体部品を実装するウエハに対しては、その小型化、薄型化と接続端子数の増加という相反する性能が要求されている。その要求に応ずるものとして、BGAタイプ或いはFCタイプなどエリアアレイ型の接続バンプをパッド状の電極に形成した半導体部品、基板、ウエハまたはパッケージ(以下半導体部品、基板、ウエハおよびパッケージなどを総して電子部品と称する。)が採用されている。
例えば半田や銅など導電材を用いて接続バンプを形成する方法としては、導電材を含んだペーストを電極に印刷するペースト方式、導電性を有するボール(導電性ボール)を電極に搭載する導電性ボール方式、導電材をメッキや蒸着する膜付け方式などがある。多端子化のため電極の配列は高密度化し、それに伴い接続バンプの大きさも小型化する傾向にある。小型の接続バンプを形成する場合には、接続バンプの配列精度や生産性の面で有利な導電性ボール方式が採用される場合が多い。
導電性ボール方式によれば、前記接続バンプは、少なくとも、電極上に薄くソルダーペーストもしくはフラックスを印刷する印刷工程と、ソルダーペーストもしくはフラックスが印刷された電極に導電性ボールを搭載する搭載工程と、その導電性ボールを加熱するなどして接続バンプを形成するバンプ形成工程を経て製造される。
導電性ボールを電極に搭載する周知の方法として、負圧を利用した吸着ヘッドで半田(導電性)ボールを吸着、電極へ移送して搭載する吸着方式がある。しかしながら吸着方式では、吸着ヘッドの吸着力で導電性ボールが変形するという問題があるだけでなく、吸着力を解除しても吸着ヘッドから導電性ボールが分離されず搭載不良が生じるという問題があった。さらに、吸着時に空気中を移動した導電性ボールが帯電して、静電気で凝集した導電性ボールの集合体が電極に搭載されたり、或いは余剰の導電性ボール(いわゆる余剰ボール)が電極以外の電子部品の表面に付着し短絡の原因となるという問題があった。この問題は、特に導電性ボールの径小化に伴い顕著となってきている。
一方、吸着方式の問題を解決する方法として、特許文献1、2で例示されるように、電極の配列パターンに対応した位置決め開口部が形成された平板状のマスクを用い、導電性ボールをマスク上に供給し、導電性ボールを移動させて位置決め開口部に挿入し、位置決め開口部を通して電極に搭載する、いわゆる振込方式がある。
特開2002−171054号公報(段落番号0034〜0036) 特開平9−162533号公報(段落番号0042)
上記特許文献1、2に例示される振込方式では、導電性ボールの搭載は重力の作用で行われるので、導電性ボールの変形や搭載不良を防止できる。また、導電性ボールが帯電した場合でも、位置決め開口部の大きさの規制により凝集した導電性ボールは電極に搭載されず、加えて電極以外の電子部品の表面はマスクで遮蔽されているので余剰ボールが電極以外の部分に付着する恐れが少ない。しかし、最近ではバンプの数は膨大となってその配列は高密度化され、導電性ボールも100μm以下というような小径のものも使用されるようになってくると、次のような問題がでてきた。
図6は、フレーム90に張設されたマスク91を用い従来の振込方式で導電性ボールBBをウエハWに搭載している状態を示す模式図である。導電性ボールの直径が100μm程度と小さい場合には、それに対応してマスク91の厚みも100μm前後となる。そのようなマスク91は剛性が低いため反りなどの変形が生じやすく、そのようなマスク91とウエハWを合わせた場合にはそれらの間に隙間ができ、振り込まれた導電性ボールBがその隙間に入り込んで余剰ボールが生じる場合がある。そこでその隙間を無くすために、図6(b)に示すように、マスク91を保持しているフレーム90をウエハWの方向に押し付けてマスク91をウエハWに密着させた場合、マスク91は非常に薄いためにウエハWの外周部に対する領域に隙間が生じてしまい、その隙間に余分な導電性ボールBが入り込んでしまい余剰ボールが生じるという問題が招来する。
本発明は、上記した従来技術を鑑みてなされたものであり、マスクを使用して被配列体に導電性ボールを搭載する搭載装置において、マスクと被配列体の間に生じる隙間を抑制して余剰ボールが発生しにくい搭載装置を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、所定の配列パターンで平板状の被配列体に導電性ボールを搭載する装置であって、前記配列パターンに対応し前記導電性ボールが挿通可能な位置決め開口部を有する軟磁性を備えたマスクと、導電性ボールが搭載される搭載面を露出させた状態で前記被配列体が収納されたときに前記搭載面と相対する被配列体の面が接する平坦な底面を備えた有底孔状の収納部を有する保持手段と、前記底面に開口する貫通孔と前記貫通孔に接続された真空ポンプを有し、前記収納部に収納された被配列体の搭載面と相対する面を当該収納部の底面に吸着し被配列体の反りを矯正する吸着手段と、前記保持手段を介し前記マスクと相対するように配置された磁力発生手段とを備え、前記保持手段は、前記収納部の外部に形成されるとともに当該収納部に収納された被配列体の搭載面とほぼ同一高さの支持面を有し、前記磁力発生手段は、その平面視の大きさが前記被配列体の平面視の大きさより大で、前記マスクを引き付けて前記保持手段の支持面に密着させるよう構成されている導電性ボールの搭載装置である。かかる搭載装置によれば、保持手段の収納部に搭載面が露出するように収納された被配列体に対し該搭載面に対して上記構成の磁力発生手段でマスクを着させると、マスクは、被配列体の搭載面と密着するとともに収納部の外部に形成された保持手段の支持面にも密着した状態で支持される。したがって、実質的に、マスクを支持する面積が増加するので、マスクと被配列体の間に隙間ができる可能性が低くなる。加えて、上記搭載装置では、有底孔状の収納部は、被配列体が収納されたときに搭載面と相対する被配列体の面が接する平坦な底面を備え、前記底面に開口する貫通孔と前記貫通孔に接続された真空ポンプを有して収納部に収納された被配列体の搭載面と相対する面を収納部の平坦な底面に吸着し被配列体の反りを矯正する吸着手段を備えているので、被配列体の反りを矯正でき、被配列体とマスクとの密着性をさらに向上できる。なお、その支持面は支持手段のいかなる場所に設けてもよいが、工業生産上において支持手段の最表面に設ければ比較的低コストで形成できるので都合がよい。
さらに、保持手段は、被配列体とほぼ同一の厚みを有するとともに孔部が形成された平板状の枠体と、枠体の一面に一面が密接された平板状の支持体とを有し、孔部と支持体の一面とで上記支持手段の収納部が形成されていることが好ましい。
本発明の一態様によれば、保持手段の収納部に搭載面が露出するように収納された被配列体に対し該搭載面に対して密着するようにマスクを位置合わせするときに、マスクは、被配列体の搭載面と密着するとともに保持手段の支持面にも密着した状態で支持される。したがって、実質的に、マスクを支持する面積が増加するので、たとえばマスクを被配列体に密着させるために被配列体の側に押し付けた場合でもマスクと被配列体の間に隙間ができる可能性が低くなり余剰ボールの発生を抑制できる。
本発明について、その実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。なお、以下の各実施形態の説明においては導電性ボールとして半田ボールを対象としているが、例えば、Sn又はCu、Au、Ag、W、Ni、Mo、Alなど金属を主体とした導電性ボールは本発明に含まれる。同様に、ポリプロピレン又はポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアミド、酢酸セルロース、ポリエステル系などの樹脂を主体としたボールの表面に半田などの導電性金属をコーティングした導電性ボールは本発明に含まれる。さらに、被配列体としてウエハを対象としているが、例えば、半導体装置(チップ)、基板、ウエハ又はパッケージ、その他電子部品など接続バンプとして導電性ボールが採用される電子部品は本発明の被配列体に含まれる。また、電子部品に接続バンプを形成するための部材、例えば導電性ボールを電子部品に搭載するため該導電性ボールが配置される部材も本発明で言う被配列体に含まれる。
[実施形態1]
本発明の第1態様について図1〜3を参照し説明する。図1は、第1態様の搭載装置の概略構成図である。図2は、図1の搭載装置において半田ボールが搭載される状態を説明するための図1の部分拡大断面図である。図3は、図1の断面図である。
搭載装置1は、図1に示すように、所定の配列パターンで配設された電極Qを一面(搭載面)に有する平面視において略円形状のウエハWの該電極Qに半田ボールBを搭載する物である。この搭載装置1は、その電極Qの配列パターンに対応し半田ボールBが挿通可能に形成された位置決め開口部111を有するマスク11と、搭載面を上方に向けて露出した状態でウエハWが収納される凹状の収納部123を有する保持手段という基本的な構成を有するとともに、加えて、マスク11の上面に供給された半田ボールBを貫通穴111に振り込むための振込手段10が配設されている。
(マスク)
マスク11は、金属、樹脂又はセラミックスを主体とする素材にて平板状に形成されており、その平面視の大きさはウエハWよりおおきく、半田ボールBの直径とほぼ同一厚さに形成されている。そのように薄く大きなマスク11はそのままでは変形しやすいので、弾性のある布(紗という。)などで平面方向に張力を加えた状態で不図示のフレームなどに固定されている。そのマスク11の位置決め開口部111は、図2に示すように、貫通孔状に形成されている。位置決め開口部111の形状は、特に図示に限定されることなく、その半径方向の断面形状は、略円形状や略矩形状、略三角形状、略長孔状、略瓢箪状或いはそれらの組み合わせなど適宜選択することができ、さらに軸心方向の断面形状も、長方形状又は台形状、上下に台形が組み合わされた鼓形状或いはそれらの組み合わせなど適宜選択することができる。また、マスク11においてウエハWに対面する面は、必ずしも平坦面である必要がなく、例えば図3(b)に示すマスク11´ように、通常電極Qに塗布されるフラックスfと接触しないように底面に凹部112が形成されていてもよい。
(保持手段)
保持手段12は、ウエハWが嵌通可能な孔部1221が形成された枠体122と平板状の支持体121とから構成されており、支持体121の上面に枠体122を密設することにより支持体121の上面と孔部1221とで収納部123が形成される。ここで、枠体122は、ウエハWとほぼ同じ厚みで形成されている。したがって、枠体122の上面124(以下支持面という。)は、搭載面を上方に向け露出した状態でウエハWを収納部123に収納したときに該搭載面とほぼ同じ高さとなる。
なお、孔部1221(すなわち収納部123)の内径は、ウエハWより若干大きい程度であることが位置決め精度の面から望ましい。また、例えば平板を加工して収納部123を形成するようにしてもよいが、上記の構成とすれば、ウエハなど面積が比較的大きい割に厚みの薄いものを収納する収納部を低コストで形成できるという利点がある。さらに、収納部123の底面に開口するように貫通孔を設け、その貫通孔に真空ポンプなどを接続し、収納部123に収納されたウエアWを吸着するようにすればウエハWの反りを矯正でき、マスク11との密着性を向上できるので都合がよい。
(振込手段)
振込手段10は、例えば振込部材101としてブラシ、ゴム板または樹脂板などを用いたスクレーパー、マスク11の上面に対し横向きあるいは縦向きの姿勢で線材を配したブラシであり、マスク11の上面に供給された半田ボールBを掃引しながら動かすためにマスク11の上面に振込部材101を当接させながらその上方を手動または自動で水平移動できるように構成されている。この振込手段10において半田ボールBに直接当接する振込部材101は、半田ボールBが帯電しないように導電性のあるものを使うとよい。
上記構成の振込手段10によれば、マスク11の上面に供給された半田ボールBは、振込手段10で掃引されつつ移動されて位置決め開口部111に装入される。位置決め開口部111に装入されなかった余剰の半田ボールBや凝集していて位置決め開口部111に装入されなかった半田ボールBは、マスク11の位置決め開口部111が形成された領域の外へ掃き出されて回収される。なお、振込手段としては、供給された半田ボールBを加振して移動させるようマスク11とともに保持手段12を加震する構成、あるいは供給された半田ボールBを転動させるようマスク11とともに保持手段12を傾動する構成を採用することもできる。
上記搭載装置1の動作について説明する。
まず、保持手段12の収納部123にウエハWを装着する。この際、ウエハWはその搭載面が上方を向き露出した状態で装着される。次に、位置決め開口部111が電極Qに対してほぼ一致するようにマスク11を平面視において位置決めし、ウエハWの搭載面に対しマスク11の下面が密着した状態となるように重ね合わせる。このとき、図3に示すように、マスク11は、ウエハWに密着可能な状態となるとともに保持手段12の上面である支持面124にも密着可能な状態となる。したがって、マスク11に変形が生じていなければこの状態でマスク11とウエハWの間には隙間が形成されず、また、マスク11に変形が生じていればマスク11を下方へ押し付けることで密着させて隙間を無くすことができる。
次に、位置決め開口部111の個数以上の半田ボールBをマスク11の上面に供給し、マスク11の上面に振込部材を当接させながら振込手段10を水平移動することで半田ボールBを掃引して位置決め開口部111へ装填する。このとき、上記したようにマスク11とウエハWとの間には隙間がないのでその隙間に半田ボールBが入り込むことがない。
[実施形態2]
本発明の第2態様について図4,5を参照し説明する。図4は、第2態様の搭載装置の概略構成図である。図5は、図4の拡大断面図である。なお、図4,5では上記第1態様と同じ構成については同一符号を付しており、以下で詳細な説明を省略する。
第2態様の搭載装置2は、図4に示すように、第1態様とほぼ同様に構成されているが、1)電気鋳造されたNiやSUS430などの薄板など軟磁性のある素材をマスク21の基体として使用した点と、2)保持手段12の下部に磁力発生手段である永久磁石23を配置した点が相違している。したがって、軟磁性を有するマスク21は永久磁石23の作用する磁石により全面がほぼ一様に下方に引き付けられ、ウエハWおよび保持手段12の支持面124に全体として一様に密着する。ここで永久磁石23は、半田ボールBがウエハWに搭載された後にウエハWからマスク21を取り外すため不図示の昇降手段などで昇降されマスク21との距離が調整される。
(磁力発生手段)
力発生手段は一体物の永久磁石であってもよいが、本態様の永久磁石23のように隣接する個片の永久磁石231が異なる極性となるようにその短手の側面を密着させて略平板状に並べ配したものとすることができる。このように、隣接した磁区が異なる極性となるように個片の永久磁石を配設すると、各個片の永久磁石から生ずる磁力線の間隔が短くなり、マスク21をより強く均一に引き付けることができるという利点がある。
また、図5(a)に示すように、永久磁石23の平面視の大きさがウエハWとほぼ同じでその磁力の有効範囲がウエハWとほぼ同面積の場合には、ウエハWの外周部に対応するマスク21の領域Sが充分にウエハWの側へ引き付けられない可能性がある。したがって、図5(b)に示すように、永久磁石23´の平面視の大きさをウエハWよりも大きくしてその磁力の有効範囲がウエハWより大きくすると、マスク21はよりウエハWの全面に密着するので好ましい。このとき、永久磁石23´でウエハWの側に引き付けられたマスク21は支持面124で支持されるのでウエハWの外周部とマスク21の間に隙間ができることもない。なお、磁力発生手段は電磁石で構成することもできる。
上記搭載装置2の動作について説明する。
まず、第1態様の搭載装置1と同様に、ウエハWを保持手段12に装着し、ウエハWにマスク21を位置合わせする。次に、マスク21が充分にウエハWに密着する位置まで永久磁石23を上昇させる。このとき図5(a)に示すように、マスク21は、永久磁石23から作用する磁力にその全面が一様に引き付けられて、ウエハWに密着するとともに保持手段12の上面である支持面124にも密着する。したがって、マスク21に変形が生じていてもマスク21とウエハWの間には隙間が形成されない。その結果、振込手段10で半田ボールBを振り込むときでもその隙間に半田ボールBが入り込むことがない。
本発明は、上記の説明に限定されることなく、例えば医薬品や窯業などの分野におけるように徴小な或いは不定形の粉体や粒体を被配列体に搭載する用途にも利用することが可能である。
本発明に係る第1態様の搭載装置の概略構成図である。 図1の部分拡大断面図である。 図1の断面図である。 本発明に係る第2態様の搭載装置の概略構成図である。 図4の拡大断面図である。 従来の振込方式で導電性ボールをウエハに搭載している状態を示す模式図である。
符号の説明
1(2):搭載装置
10:振込手段、101:振込部材
11(21):マスク、111:位置決め開口部
12:保持手段、121:支持体、122:枠体
23:磁力発生手段
W:ウエハ、Q:電極
B:導電性ボール

Claims (2)

  1. 所定の配列パターンで平板状の被配列体に導電性ボールを搭載する装置であって、前記配列パターンに対応し前記導電性ボールが挿通可能な位置決め開口部を有する軟磁性を備えたマスクと、導電性ボールが搭載される搭載面を露出させた状態で前記被配列体が収納されたときに前記搭載面と相対する被配列体の面が接する平坦な底面を備えた有底孔状の収納部を有する保持手段と、前記底面に開口する貫通孔と前記貫通孔に接続された真空ポンプを有し、前記収納部に収納された被配列体の搭載面と相対する面を当該収納部の底面に吸着し被配列体の反りを矯正する吸着手段と、前記保持手段を介し前記マスクと相対するように配置された磁力発生手段とを備え、前記保持手段は、前記収納部の外部に形成されるとともに当該収納部に収納された被配列体の搭載面とほぼ同一高さの支持面を有し、前記磁力発生手段は、その平面視の大きさが前記被配列体の平面視の大きさより大で、前記マスクを引き付けて前記保持手段の支持面に密着させるよう構成されている導電性ボールの搭載装置。
  2. 前記保持手段は、前記被配列体とほぼ同一の厚みを有するとともに孔部が形成された平板状の枠体と、前記枠体の一面に一面が密接された平板状の支持体とを有し、前記孔部と前記支持体の一面とで前記収納部が形成されている請求項1に記載の導電性ボールの搭載装置。
JP2004235421A 2004-08-12 2004-08-12 導電性ボールの搭載装置 Expired - Fee Related JP4427793B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004235421A JP4427793B2 (ja) 2004-08-12 2004-08-12 導電性ボールの搭載装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004235421A JP4427793B2 (ja) 2004-08-12 2004-08-12 導電性ボールの搭載装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006054340A JP2006054340A (ja) 2006-02-23
JP4427793B2 true JP4427793B2 (ja) 2010-03-10

Family

ID=36031615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004235421A Expired - Fee Related JP4427793B2 (ja) 2004-08-12 2004-08-12 導電性ボールの搭載装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4427793B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5270192B2 (ja) * 2007-04-16 2013-08-21 アスリートFa株式会社 マスクおよびこのマスクを用いた基板の製造方法
CN114597146B (zh) * 2022-05-07 2022-07-22 深圳市立可自动化设备有限公司 一种bga植球机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006054340A (ja) 2006-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4221728B2 (ja) 導電性ボールの配列用マスクおよびそれを用いた導電性ボール配列装置
US20070130764A1 (en) Method and apparatus for mounting conductive ball
KR20050107609A (ko) 도전성 볼의 탑재 방법 및 탑재 장치
US7900807B2 (en) Conductive ball mounting apparatus and conductive ball mounting method
JP4655269B2 (ja) 導電性ボールの搭載方法および搭載装置
JP4427793B2 (ja) 導電性ボールの搭載装置
JP3770496B2 (ja) 導電性ボールの搭載方法および搭載装置
JP4348696B2 (ja) 導電性ボールの配列用マスクおよびそれを用いた配列装置
JP2008186968A (ja) ボール配列マスク
JP2006054341A (ja) 導電性ボールの搭載装置
JP4356077B2 (ja) 導電性ボールの搭載方法および搭載装置
JP2008091633A (ja) 導電性ボールの搭載方法および搭載装置
JP4811655B2 (ja) 異径ボール搭載用治具及び異径ボール搭載方法
JP3955394B2 (ja) 球状半導体装置の製造方法
JP3994389B2 (ja) 導電性ボールの搭載装置及び搭載方法
JP2008017408A (ja) 水晶振動子パッケージ、発振器、及び電子機器
JP4457354B2 (ja) 導電性ボールの搭載装置及び導電性ボールの搭載装置に組み込まれる整列部材
JP4478954B2 (ja) 導電性ボールの搭載装置
JP2007090188A (ja) 印刷材料塗布方法および印刷材料塗布装置
JP4092707B2 (ja) 導電性ボールの搭載方法および搭載装置
JP4341036B2 (ja) 導電性ボールの搭載方法および搭載装置
JP5177694B2 (ja) 導電性ボールの搭載装置
JP4822128B2 (ja) ボール配列マスクの支持装置
CN100477888C (zh) 导电性球体的搭载方法及搭载装置
JP2005347673A (ja) 導電性ボールの搭載方法および搭載装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091120

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees