JP4347311B2 - 重量物吊り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、長手方向に傾斜した状態で載置された長尺の重量物を吊り上げたり、傾斜した場所に長尺の重量物を吊り下ろす重量物吊り装置に関する。
従来、例えば、枕木を介して段積みされた長尺の重量物を払い出したり積み込んだりするのに使用する装置として、クレーンで吊り下げて使用する2点支持フォーク式自動吊具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、フォークで支持した長尺の重量物を傾斜した船床上に吊り下ろしたり、傾斜した船床に例えば、枕木を介して段積みされた長尺の重量物の下にフォークを差し込んで重量物を吊り上げる装置として、船舶荷役用吊り装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。更に、片側へもたれるように変形した状態の線材コイルを持ち上げて運搬する装置として、傾動Cフックが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
実用新案登録第2579550号公報 特許第3134117号公報 特開平5−155577号公報
しかしながら、特許文献1及び2に記載された各装置を使用し長手方向に傾斜した状態で載置された長尺の重量物を吊り上げる場合、重量物の下方に同時に2つのフォークを差し込むことができないことがあり、吊り上げ作業が実施できないという問題がある。更に、フォークで支持した長尺の重量物を傾斜した場所に載置する際にも、一方のフォークが先に着床(着荷)してフォークが支持している重量物と床(又は、下に載置している重量物)との間にフォークが挟まれて引き出すことができないことがあり、吊り下ろし作業が実施できないという問題が生じる。
また、特許文献1又は特許文献2の発明に特許文献3に記載された傾動Cフックの傾動機構を適用して、フォークを支持するフォーク支持ビームを傾斜させ左右のフォークの高さ位置を変えることにより、傾斜した重量物の吊り上げ又は傾斜した場所への重量物の吊り下ろしが可能になる。しかし、クレーン支持ビームは、クレーンとクレーン支持ビームの間に設けた取付け用ビームを介して吊り下げねばならず、フォーク支持ビームの吊り下げ構造が大がかりになると共に、装置の製作コストが増加するという問題が生じる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、長手方向に傾斜して載置された長尺の重量物を吊り上げたり、傾斜した場所に長尺の重量物を吊り下ろすことが可能なコンパクトで安価な重量物吊り装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る重量物吊り装置は、吊りビームと、該吊りビームの両側に設けられ長尺の重量物の両側をそれぞれ支持する対となる重量物支持手段と、前記吊りビームの両側上部に突出して対称に配置されるクレーンフック掛けピンを備えた重量物吊り装置において、
一方の前記クレーンフック掛けピンは、ピン位置調整手段を介して前記吊りビームに固定され、該クレーンフック掛けピンと前記吊りビームの垂直距離を調整可能となって
しかも、前記ピン位置調整手段は、前記クレーンフック掛けピンが上部に設けられている昇降フレームと、該昇降フレームを収納し前記吊りビームに固定されるガイドフレームと、一端部が前記昇降フレームに固定され他端部が前記吊りビームの一部に固定された油圧シリンダとを有する
る。
本発明に係る重量物吊り装置において、前記吊りビームはH形綱であって、前記ガイドフレームは角筒状となって、該H形綱の上部フランジ及びウェブの切欠き部分に装着されていると共に、前記ガイドフレームの中央には切欠かれた前記上部フランジの両側及びその下部に設けられている補強部材が貫通する開口部を有し、前記昇降フレームの下部側面にトラニオン継手を介して取付けられた前記油圧シリンダの伸縮ロッドの先端金物が、前記上部フランジの下部に連結金具を介して取付けられていることが好ましい。
本発明に係る重量物吊り装置において、前記ピン位置調整手段には、前記吊りビームの水平位置、及び前記吊りビームの上り傾斜及び下り傾斜のそれぞれ最大傾斜位置を検知するセンサがそれぞれ設けられていることが好ましい。
請求項1〜3記載の重量物吊り装置においては、ピン位置調整手段によりクレーンフック掛けピンと吊りビームの垂直距離が調整可能となっているので、吊りビームを長手方向に傾斜でき、対となる重量物支持手段の高さ位置を変えることが可能になる。このため、長尺の重量物の長手方向の傾斜に合わせて各重量物支持手段のレベルを調整したり、重量物を載置する場所の傾斜に合わせて各重量物支持手段のレベルを調整することができ、重量物の荷役作業を確実に実施することができる。
また、昇降フレームの昇降方向をガイドフレームで規制することができ、油圧シリンダの圧力の増減により、重量物を吊り下げた状態で、クレーンフック掛けピンと吊りビームの垂直距離を容易に調整することが可能になる。また、油圧シリンダを設けているので、重量物を吊った状態で油圧系統を構成する機器(例えば、油圧シリンダ、油圧ホース、チェックバルブ、方向電磁弁)が損傷しても、伸縮ロッドがシリンダ本体内に引き込まれて重量物を保持することができ、重量物の吊り上げや吊り下ろしの作業の安全性が確保できる。
請求項記載の重量物吊り装置においては、コンパクトかつ安価な構成でクレーンフック掛けピンと吊りビームの垂直距離の調整を容易に行うことが可能になる。
請求項記載の重量物吊り装置においては、傾斜している吊りビームを容易に水平状態に戻すことができると共に、吊りビームの傾斜角度の範囲を規定することができるので、重量物の吊り上げや吊り下ろしの作業の安全性が確保できる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1は本発明の一実施の形態に係る重量物吊り装置の説明図、図2(A)、(B)はそれぞれ同重量物吊り装置の吊りビームを実質的に水平にした際の昇降フレームのガイドフレーム内での状態を模式的に示す側断面図、正断面図、図3(A)、(B)はそれぞれ同重量物吊り装置の吊りビームが上り傾斜の最大傾斜位置にある状態を模式的に示す側断面図、正断面図、図4(A)、(B)はそれぞれ同重量物吊り装置の吊りビームが下り傾斜の最大傾斜位置にある状態を模式的に示す側断面図、正断面図である。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係る重量物吊り装置10は、吊りビーム11と、吊りビーム11の両側に設けられ長尺の重量物の両側をそれぞれ支持する対となる重量物支持手段12と、吊りビーム11の両側上部に突出して対称に配置されるクレーンフック掛けピン13、14を備え、一方のクレーンフック掛けピン13は、ピン位置調整手段15を介して吊りビーム11に固定され、クレーンフック掛けピン13と吊りビーム11の垂直距離を調整可能となっている。以下、詳細に説明する。
吊りビーム11は、重量物の重量に応じて断面形状を選定し、重量物の長さに応じて全長を調整したH形鋼を用いて形成することができる。
また、各重量物支持手段12は、例えば、吊りビーム11の下部フランジ17上に固定される固定部材18と、固定部材18の下部に吊り下げ機構19を介して回動自在に支持されるリフターフレーム20と、リフターフレーム20の一端側に垂直に固定された支柱21に実質的に水平になるように基部側が取付けられリフターフレーム20と共に回動するフォーク22と、リフターフレーム20の他端側に昇降可能に設けられ下降して先部がフォーク22の先側に掛止される支持ピン23を備えたフォーク支持機構24とを有している。
ここで、吊り下げ機構19は、固定部材18にピン25を介して傾動可能に取付けられる傾動部材26と、傾動部材26の下部の幅方向(吊りビームの長手方向)の両側に上端部が取付けられ下端部がリフターフレーム20の上面部に取付けられる実質的に同一長さのチェーン27とを有している。
リフターフレーム20は、チェーン27の下端部が取付けられるチェーン固定部28と、チェーン固定部28内に搭載された減速機付きの旋回用電動機を備えた図示しない旋回機構を介してチェーン固定部28の下部に対して旋回可能に連結する旋回連結部29と、旋回連結部29で中央部が支持される主フレーム30とを有している。そして、主フレーム30の一端側には、主フレーム30に対してその軸心が垂直になるように支柱21の基部が固定され、支柱21の先端部には、支柱21に対して垂直になるようにフォーク22の基部が固定されている。
このような構成とすることにより、旋回用電動機を駆動させることにより、吊り下げた状態のリフターフレーム20を旋回させることができ、フォーク22を実質的に水平の状態に保持しながらリフターフレーム20と共に回動することができる。
フォーク支持機構24は、主フレーム30の他端側に搭載された減速機付きの昇降用電動機31と、昇降用電動機31の図示しない回転軸に取付けられた歯車32と、歯車32が噛合するラック33が側部に取付けられて主フレーム30の他端側に設けられた図示しない挿通孔内を歯車32の回転により昇降する支持ピン23と、主フレーム30の他端側の上部に取付けられ昇降する支持ピン26を収容する空間部が内側に形成されたバランスウエイト34とを有している。なお、支持ピン23の先部には、フォーク22の先部に形成された図示しない貫通孔を支持ピン23の先部と共に貫通して貫通孔の縁部に掛止する図示しない掛止部材が設けられている。
このような構成とすることにより、昇降用電動機31を駆動させて歯車32を回転させると歯車32はラック33と噛み合って支持ピン23を昇降させることができる。このため、昇降用電動機31を駆動させて支持ピン23の先部をフォーク22の先部に設けた貫通孔内を通過させ掛止部材をフォーク22の貫通孔の縁部に掛止することができる。これによって、フォーク22の両端部を支柱21と支持ピン23で支えることができる。
図1、図2に示すように、ピン位置調整手段15は、クレーンフック掛けピン13が上部に設けられている昇降フレーム35と、昇降フレーム35を収納し吊りビーム11に固定される角筒状のガイドフレーム36と、一端部が昇降フレーム35に固定され他端部が吊りビーム11の一部に固定された油圧シリンダ37とを有している。ここで、クレーンフック掛けピン13は、昇降フレーム35の上部に固定されたピン支持部38により両側が支持されている。また、油圧シリンダ37は、昇降フレーム35の下部側面にトラニオン継手39を介して取付けられたシリンダ本体40と、シリンダ本体40から突出する伸縮ロッド41を備え、伸縮ロッド41の先端金物42が連結金具43を介して吊りビーム11の上部フランジ44の下部に取付けられている。
またガイドフレーム36は、昇降フレーム35の側板部材50をその幅方向の両側から挟んで平行に配置される対となる端板部材54と、端板部材54をその幅方向の両側から挟んで平行に配置される対となる連結部材55とを有している。そして、ガイドフレーム36は、吊りビーム11の上部フランジ44及びウェブ58の一部を除去して形成された切欠き部分に装着され、端板部材54及び連結部材55の上部側は上部フランジ44に固定され、端板部材54及び連結部材55の下端部は下部フランジ17に固定されている。このような構成とすることにより、昇降フレーム35をガイドフレーム36内に収納することができる。
各ピン支持部38は、クレーンフック掛けピン13が挿通可能な内径を有する、例えば、環状部材で形成することができ、クレーンフック45が装入可能な隙間を設けて対向して昇降フレーム35の上部側面を形成する取付け部材46に固定されている。また、一方の取付け部材46(図1、図2では吊りビーム11の中央側)の外側には、クレーンフック掛けピン13を収容するピンガイドケース47が取付けられている。ここで、クレーンフック掛けピン13の基側には半径方向外側に向けて操作レバー48が取付けられている。また、ピンガイドケース47の側部にはその長手方向に沿って、ピンガイドケース47内に収容されたクレーンフック掛けピン13に設けられた操作レバー48が貫通状態で移動可能な溝が形成され、クレーンフック掛けピン13の先部にはノックピン49が装入されるノックピン用孔が形成されている。
このような構成とすることにより、操作レバー48をピンガイドケース47の溝内で取付け部材46側に向けて移動することによりピンガイドケース47内に収容されたクレーンフック掛けピン13をピンガイドケース47内から引き出してその両側をピン支持部38で支持される状態にすることができ、クレーンフック掛けピン13の先部にノックピン49を装入することで、クレーンフック掛けピン13をピン支持部38で両側が支持された状態に固定することができる。また、操作レバー48を溝内でピンガイドケース47の基側に向けて移動することにより、ピン支持部38で両側が支持された状態のクレーンフック掛けピン13をピンガイドケース47内に収容することができる。
昇降フレーム35は、その上部側で取付け部材46を介して各ピン支持部38を両側から挟んで保持する対となる側板部材50を有している。また、各側板部材50の上部側の中央には、上方に開口しクレーンフック45が装入可能な幅を有するクレーンフック用切り欠き部51が形成されている。これによって、昇降フレーム35の上部側にクレーンフック45を装入してクレーンフック掛けピン13に掛止する際に必要な空間を確保することができる。更に、昇降フレーム35には、取付け部材46を介した側板部材50同士の連結を補強するために、側板部材50の中間部同士を連結する一対の第1の補強材52、側板部材50の下部同士を連結する一対の第2の補強材53が設けられている。
なお、上部フランジ44の上方に突出した部分の端板部材54は端板補強材56を介して、上部フランジ44の上方に突出した部分の連結部材55は連結板補強材57を介してそれぞれ上部フランジ44に固定されている。また、各端板部材54で挟まれる範囲の吊りビーム11のウェブ58は、下部フランジ17との連結部側を端板部材54の下端の位置決めを行うガイド部59として残す以外は全て取り除かれている。
ここで、昇降フレーム35の各側板部材50の中央部には昇降側開口部60が形成され、ガイドフレーム36の連結部材55の中央よりも上部側には開口部61が形成されている。そして、昇降側開口部60及び開口部61には、中央部に開口部が形成された補強部材62が貫通し、補強部材62の両側は切欠かれた上部フランジ44の両側及びその下部に留めボルト63を介して固定されている。また、上部フランジ44の中央に形成された切欠き部分には、その幅方向(吊りビーム11の幅方向)両縁部を連結し、上部フランジ44の一部となるフランジ連結材64が下面を補強部材62の上面に当接させて設けられている。
また、油圧シリンダ37に設けられた伸縮ロッド41の先端金物42は補強部材62の中央部に形成された開口部内に装入され、連結金具43を介してフランジ連結材64の下面側に取付けられている。ここで、油圧シリンダ37のシリンダ本体40は、その上部に取付けられたシリンダ取付け金具65の両側部を、側板部材50の下部側面に両側が固定されたシリンダ固定部材66に設けられたトラニオン継手39で支持することにより、昇降フレーム35に取付けられている。このような構成とすることにより、油圧シリンダ37を吊りビーム11の幅方向に傾動させることができ、更に、伸縮ロッド41の先端金物42は連結金具43を介してフランジ連結材64の下面側、すなわち、上部フランジ44の下面側に取付けられているので、上部フランジ44の下面側を伸縮ロッド41で押圧する際に伸縮ロッド41に曲げモーメントが作用するのを防止できる。
ガイドフレーム36の、例えば、一方の端板部材54の下側には、吊りビーム11が水平位置となった際のガイドフレーム36内における昇降フレーム35の下端位置を検知する水平位置検知センサ67が、水平位置検知センサ67の下方には、吊りビーム11が上り傾斜の最大傾斜位置なった際のガイドフレーム36内における昇降フレーム35の下端位置を検知する上り最大傾斜位置検知センサ68が、水平位置検知センサ67の上方には、吊りビーム11が下り傾斜の最大傾斜位置なった際のガイドフレーム36内における昇降フレーム35の下端位置を検知する下り最大傾斜位置検知センサ69がそれぞれ設けられている。ここで、水平位置検知センサ67、上り最大傾斜位置検知センサ68、下り最大傾斜位置検知センサ69には、例えば、近接スイッチを使用することができる。
このような構成とすることにより、図1に示すように、吊りビーム11の上部フランジ44に載置された油圧ユニット70から図示しない電磁弁の操作で油圧ホース71を介して作動油を油圧シリンダ37に供給してシリンダ本体40内の油圧を大きくすることにより、図3に示すように、伸縮ロッド41を上昇させることができ、連結金具43を介して上部フランジ44の下面側を押圧することにより、昇降フレーム35に対して吊りビーム11を上昇させることができる。また、電磁弁の操作で油圧ホース71を介してシリンダ本体40内の作動油を排出しシリンダ本体40内の油圧を低下することにより、図4に示すように、伸縮ロッド41を下降させ昇降フレーム35に対して吊りビーム11を下降させることができる。その結果、クレーンフック掛けピン13と吊りビーム11の垂直距離、すなわち、クレーンフック掛けピン13の軸心位置と吊りビーム11の上部フランジ44上面との距離Hを伸縮することが可能となる。なお、電磁弁の操作で油圧シリンダ37に供給する(排出する)作動油を停止することで、上昇中(下降中)の吊りビーム11を任意の位置で停止させその位置で保持することができる。
図1に示すように、他方のクレーンフック掛けピン14の両側は、クレーンフック掛けピン14が挿通可能な内径を有する、例えば、環状部材で形成された対となるピン支持部72で支持され、その基側には半径方向外側に向けて図示しない操作レバーが取付けられている。そして、各ピン支持部72の間には、クレーンフック45が装入可能な隙間が設けられている。また、各ピン支持部72を挿通させて両側が支持された状態のクレーンフック掛けピン14の軸心位置と吊りビーム11の上部フランジ44上面との距離が、昇降フレーム35の下端位置が水平位置検知センサ67で検知されたときのクレーンフック掛けピン13の軸心位置と上部フランジ44上面との距離と実質的に同一になるように、各ピン支持部72は、取付け部材73を介して吊りビーム11の上部フランジ44に固定されている。
更に、一方のピン支持部72の外側には、クレーンフック掛けピン14を収容可能なピンガイドケース74が設けられている。なお、ピンガイドケース74の側部にはその長手方向に沿って、ピンガイドケース74内に収容されたクレーンフック掛けピン14に設けられた操作レバーが貫通状態で移動可能な図示しない溝が形成され、クレーンフック掛けピン14の先部には図示しないノックピンが装入されるノックピン用孔が形成されている。
このような構成とすることにより、操作レバーをピンガイドケース74の溝内でピン支持部72側に向けて移動することによりクレーンフック掛けピン14をピンガイドケース74内から引き出してその両側をピン支持部72で支持される状態にすることができ、クレーンフック掛けピン14の先部にノックピンを装入することで、クレーンフック掛けピン14をピン支持部72で両側が支持された状態に固定することができる。また、操作レバーをピンガイドケース74の溝内でピンガイドケース74の基側に向けて移動することにより、ピン支持部72で両側が支持された状態のクレーンフック掛けピン14をピンガイドケース74内に収容することができる。そして、ピン支持部38、72で両側がそれぞれ支持されたクレーンフック掛けピン13、14にクレーンフック45をそれぞれ掛止することにより、吊りビーム11を水平状態で吊り下げることができ、ピン位置調整手段15の昇降フレーム35をガイドフレーム36内で昇降させることにより、吊りビーム11を吊りビーム11の長手方向に任意の角度で傾斜させることができる。
図1に示すように、ピン位置調整手段15の油圧ユニット70並びにピン位置調整手段15が設けられた側に配置される重量物支持手段12の旋回用電動機及び昇降用電動機31への電力は、図示しないクレーン桁に設けられた第1のコネクターボックス75に第1の動力用電源ケーブル76を介して接続する第1の動力盤77から図示しない電源ケーブルにより供給される。また、クレーンフック掛けピン14が設けられた側に配置される重量物支持手段12の旋回用電動機及び昇降用電動機31への電力は、図示しないクレーン桁に設けられた第2のコネクターボックス78に第2の動力用電源ケーブル79を介して接続する第2の動力盤80から図示しない電源ケーブルを用いて供給される。
続いて、本発明の一実施の形態に係る重量物吊り装置10を使用して、傾斜した床の上に枕木を介して段積みされた長尺の重量物を吊り上げて払い出す際の方法について説明する。
先ずクレーンに設けられた対となるクレーンフック45を、重量物吊り装置10の吊りビーム11に設けられたクレーンフック掛けピン13、14に掛止する。次いで、両側の重量物支持手段12のリフターフレーム20の旋回連結部29を操作して主フレーム30を吊りビーム11と平行に(フォーク22の長手方向が吊りビーム11と平行になるように)配置してから、クレーンを段積みされた長尺の重量物の上方の所定位置まで移動させることにより、重量物吊り装置10を重量物の上方位置に配置する。
そして、重量物吊り装置10の重量物支持手段12に設けられたフォーク22で重量物の両側を支持できるように、クレーンフック45を下降させる。ここで、フォーク22はリフターフレーム20の主フレーム30に平行に配置されているためフォーク22は吊りビーム11と平行に(水平状態で)下降するので、フォーク22の高さ位置を吊り上げようとする重量物を載置している枕木で形成された隙間の高さ位置に合うように調整する。
ここで、クレーンフック掛けピン13側の重量物支持手段12のフォーク22で支持する重量物の下面の高さ位置がクレーンフック掛けピン14が配置されている側の重量物支持手段12のフォーク22で支持する重量物の下面の高さ位置より高い(低い)場合は、先ず、クレーンフック掛けピン14側のフォーク22が重量物を載置している枕木で形成された隙間内に装入可能な高さ位置に来るように吊りビーム11を下降させる。そして、ピン位置調整手段15の油圧シリンダ37を操作して伸縮ロッド41を上昇(下降)させて、ピン位置調整手段15が設けられた側のフォーク22が重量物を載置している枕木で形成された隙間内に装入可能な高さ位置に来るように吊りビーム11を傾斜させる。次いで、各重量物支持手段12に設けられた旋回用電動機を駆動させてリフターフレーム20を旋回させることにより、吊りビーム11と平行に配置されたフォーク22を旋回させ各フォーク22を枕木で形成された隙間内に装入する。
なお、ピン支持部38、72で両側がそれぞれ支持されたクレーンフック掛けピン13、14間の距離(例えば、5000〜7000mm)に対して、ピン位置調整手段15の昇降フレーム35のガイドフレーム36内での最大移動距離(水平位置検知センサ67と上り最大傾斜位置検知センサ68又は下り最大傾斜位置検知センサ69との間隔(40〜60mm))は小さいので、昇降フレーム35の移動距離をクレーンフック掛けピン13、14間の軸心位置の差と近似することができる。このため、油圧シリンダ37の伸縮ロッド41の上昇(下降)距離を調整することで、ピン位置調整手段15側のフォーク22の高さを重量物を載置している枕木で形成された隙間内に装入可能な高さ位置に容易に調整することができる。ここで、伸縮ロッド41の過度な上昇(下降)は、上り最大傾斜位置検知センサ68(下り最大傾斜位置検知センサ69)により防止されるので、過度な吊りビーム11の傾斜も防止される。
各フォーク22が枕木で形成された隙間内に装入されると、各重量物支持手段12に設けられた昇降用電動機31を駆動させて支持ピン23を下降させて、支持ピン23の先部をフォーク22の先部に形成された貫通孔にそれぞれ貫通させる。そして、支持ピン23の先部に設けたを掛止部材を貫通孔の縁部に掛止する。これによって、重量物を持ち上げるフォーク22の両端部が支柱21と支持ピン23で支持される状態になる。次いで、クレーンフック45を上昇させると吊りビーム11が上昇し、吊りビーム11と共にフォーク22を支持する重量物支持手段12が上昇するので、重量物が吊り上げられる。
次いで、本発明の一実施の形態に係る重量物吊り装置10を使用して、傾斜した床の上に枕木を介して段積みされた長尺の重量物の上に重量物を吊り下ろして段積みする際の方法について説明する。
先ず、クレーンを操作して重量物吊り装置10の各重量物支持手段12に設けられたフォーク22で両側が支持された重量物を段積みする場所の上方位置に搬送する。そして、段積みされている重量物の上面の両側に枕木を載置して、フォーク22で両側が支持された重量物が載置した枕木で支持されるようにクレーンフック45を徐々に下降させる。
ここで、ピン位置調整手段15が配置されている側の重量物支持手段12のフォーク22で支持している側の重量物の下面が当接する枕木の高さ位置が、クレーンフック掛けピン14が配置されている側の重量物支持手段12のフォーク22で支持している側の重量物の下面が当接する枕木の高さ位置より高い場合は、先ず、ピン位置調整手段15の油圧シリンダ37を操作して伸縮ロッド41を上昇させて吊りビーム11を傾斜させて、ピン位置調整手段15側のフォーク22で支持している側の重量物の下面の高さ位置をクレーンフック掛けピン14側のフォーク22で支持している側の重量物の下面の高さ位置より上方に配置する。そして、クレーンフック45を徐々に下降させて、クレーンフック掛けピン14側のフォーク22で支持している重量物の下面を枕木に当接させる。次いで、ピン位置調整手段15の油圧シリンダ37を操作して伸縮ロッド41を下降させて吊りビーム11の傾斜を小さくしてピン位置調整手段15側のフォーク22で支持している側の重量物の下面を枕木に当接させる。これによって、重量物は各重量物支持手段12のフォーク22で支持された状態から枕木で支持される状態になり、各フォーク22は枕木で形成された隙間内に装入されている状態になる。
一方、ピン位置調整手段15が配置されている側の重量物支持手段12のフォーク22で支持している側の重量物の下面が当接する枕木の高さ位置がクレーンフック掛けピン14が配置されている側の重量物支持手段12のフォーク22で支持している側の重量物の下面が当接する枕木の高さ位置より低い場合は、先ず、クレーンフック45を徐々に下降させて、クレーンフック掛けピン14側のフォーク22で支持している重量物の下面を枕木に当接させる。次いで、ピン位置調整手段15の油圧シリンダ37を操作して伸縮ロッド41を下降させて吊りビーム11を傾斜させてピン位置調整手段15側のフォーク22で支持している側の重量物の下面を枕木に当接させる。これによって、重量物は各重量物支持手段12のフォーク22で支持された状態から枕木で支持される状態になり、各フォーク22は枕木で形成された隙間内に装入されている状態になる。
次いで、支持ピン23の先部に設けた掛止部材と貫通孔の縁部との間の掛止状態を解除し、更に、昇降用電動機31を駆動させて支持ピン23を上昇させて、支持ピン23をバランスウエイト34内に収容する。そして、旋回用電動機を駆動させてリフターフレーム20を旋回させることにより各フォーク22を枕木で形成された隙間内から引き出す。これによって、フォーク22は吊りビーム11に平行に配置される状態になるので、クレーンフック45を上昇させることにより、重量物吊り装置10を載置した重量物から離脱させることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明の重量物吊り装置を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
例えば、吊りビームの水平位置、及び前記吊りビームの上り傾斜及び下り傾斜のそれぞれ最大傾斜位置を検知するセンサをそれぞれガイドフレームの下側に設けたが、ガイドフレームの上側、例えば、吊りビームの上部フランジから突出する部分のガイドフレームに設けてもよい。
本発明の一実施の形態に係る重量物吊り装置の説明図である。 (A)、(B)はそれぞれ同重量物吊り装置の吊りビームを実質的に水平にした際の昇降フレームのガイドフレーム内での状態を模式的に示す側断面図、正断面図である。 (A)、(B)はそれぞれ同重量物吊り装置の吊りビームが上り傾斜の最大傾斜位置にある状態を模式的に示す側断面図、正断面図である。 (A)、(B)はそれぞれ同重量物吊り装置の吊りビームが下り傾斜の最大傾斜位置にある状態を模式的に示す側断面図、正断面図である。
10:重量物吊り装置、11:吊りビーム、12:重量物支持手段、13、14:クレーンフック掛けピン、15:ピン位置調整手段、17:下部フランジ、18:固定部材、19:吊り下げ機構、20:リフターフレーム、21:支柱、22:フォーク、23:支持ピン、24:フォーク支持機構、25:ピン、26:傾動部材、27:チェーン、28:チェーン固定部、29:旋回連結部、30:主フレーム、31:昇降用電動機、32:歯車、33:ラック、34:バランスウエイト、35:昇降フレーム、36:ガイドフレーム、37:油圧シリンダ、38:ピン支持部、39:トラニオン継手、40:シリンダ本体、41:伸縮ロッド、42:先端金物、43:連結金具、44:上部フランジ、45:クレーンフック、46:取付け部材、47:ピンガイドケース、48:操作レバー、49:ノックピン、50:側板部材、51:クレーンフック用切り欠き部、52:第1の補強材、53:第2の補強材、54:端板部材、55:連結部材、56:端板補強材、57:連結板補強材、58:ウェブ、59:ガイド部、60:昇降側開口部、61:開口部、62:補強部材、63:留めボルト、64:フランジ連結材、65:シリンダ取付け金具、66:シリンダ固定部材、67:水平位置検知センサ、68:上り最大傾斜位置検知センサ、69:下り最大傾斜位置検知センサ、70:油圧ユニット、71:油圧ホース、72:ピン支持部、73:取付け部材、74:ピンガイドケース、75:第1のコネクターボックス、76:第1の動力用電源ケーブル、77:第1の動力盤、78:第2のコネクターボックス、79:第2の動力用電源ケーブル、80:第2の動力盤

Claims (3)

  1. 吊りビームと、該吊りビームの両側に設けられ長尺の重量物の両側をそれぞれ支持する対となる重量物支持手段と、前記吊りビームの両側上部に突出して対称に配置されるクレーンフック掛けピンを備えた重量物吊り装置において、
    一方の前記クレーンフック掛けピンは、ピン位置調整手段を介して前記吊りビームに固定され、該クレーンフック掛けピンと前記吊りビームの垂直距離を調整可能となって
    しかも、前記ピン位置調整手段は、前記クレーンフック掛けピンが上部に設けられている昇降フレームと、該昇降フレームを収納し前記吊りビームに固定されるガイドフレームと、一端部が前記昇降フレームに固定され他端部が前記吊りビームの一部に固定された油圧シリンダとを有することを特徴とする重量物吊り装置。
  2. 請求項記載の重量物吊り装置において、前記吊りビームはH形綱であって、前記ガイドフレームは角筒状となって、該H形綱の上部フランジ及びウェブの切欠き部分に装着されていると共に、前記ガイドフレームの中央には切欠かれた前記上部フランジの両側及びその下部に設けられている補強部材が貫通する開口部を有し、前記昇降フレームの下部側面にトラニオン継手を介して取付けられた前記油圧シリンダの伸縮ロッドの先端金物が、前記上部フランジの下部に連結金具を介して取付けられていることを特徴とする重量物吊り装置。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項に記載の重量物吊り装置において、前記ピン位置調整手段には、前記吊りビームの水平位置、及び前記吊りビームの上り傾斜及び下り傾斜のそれぞれ最大傾斜位置を検知するセンサがそれぞれ設けられていることを特徴とする重量物吊り装置。
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