JP4345780B2 - 再生装置、再生方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

再生装置、再生方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、再生装置、再生方法およびコンピュータプログラムに関する。
近日、インターネットラジオ、音楽および映像などのコンテンツデータを、該コンテンツデータが格納されるコンテンツ配信サーバから、ユーザが保有し、TCP/IPプロトコルでの通信機能を具備するオーディオ機器や映像機器などの再生装置に配信するサービスが行われている。例えば、ユーザは、再生装置において、コンテンツ配信サーバが配信可能なコンテンツデータのリストを取得し、該リストから所望するコンテンツデータを選択し、該コンテンツデータを受信することができる。
このような再生装置は、コンテンツ配信サーバから受信するコンテンツデータを一時記憶するためのバッファを備え、該バッファに所定のデータ量のコンテンツデータが記憶されると、該コンテンツデータの再生を開始することができる。このとき、該バッファのコンテンツデータの記憶状況、すなわちバッファリングの経過状況を表示すれば、ユーザは再生開始までの残時間を把握可能である。
一方、上記再生装置が、DNS(Domain Name Server)や、デフォルトゲートウェイなどの設定の問題でインターネットに直接は接続できない場合、またはコンテンツ配信サーバから配信されるコンテンツデータの形式に対応するモジュールを具備しない場合には、コンテンツデータを再生装置において視聴できない。このような場合を想定し、コンテンツ配信サーバと再生装置の間にホームサーバ(例えばPC:Personal Computer)を設け、該ホームサーバがコンテンツ配信サーバからコンテンツデータを受信し、該コンテンツデータを再生装置が対応可能な形式に変換し、再生装置に送信するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、上記システムにおいて、ホームサーバにおけるコンテンツデータのバッファリングの経過状況を、再生装置に表示する技術も提案されている。この場合、ユーザは、再生装置に表示されるホームサーバのバッファリングの経過状況を、コンテンツデータの再生開始までの残時間を判断する目安としていた。
特開2003−255959号公報
しかし、実際には、コンテンツデータの再生を開始するには再生装置のバッファにも所定のデータ量のコンテンツデータが記憶される必要がある。したがって、再生装置にホームサーバのコンテンツデータのバッファリングの経過状況のみを表示しても、ユーザはコンテンツデータの再生開始までの残時間を適確に把握することができなかった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ユーザに、第1のバッファおよび第2のバッファの両者を合せた記憶状態を通知可能な、新規かつ改良された再生装置、再生方法およびコンピュータプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、第1のサーバから受信した圧縮デジタルデータを第1のバッファに一時記憶し、第1のバッファが、圧縮デジタルデータの復号に十分な量である第1のデータ量の圧縮デジタルデータを一時記憶すると、第1のバッファから圧縮デジタルデータを読み出して、非圧縮デジタルデータに復号する第2のサーバと通信可能な再生装置が提供される。上記再生装置は、第2のサーバとデータを送受信する通信部と、第2のサーバから通信部を介して受信した非圧縮デジタルデータを一時記憶する第2のバッファと、第2のバッファから読み出された非圧縮デジタルデータをD/A変換して出力するD/A変換部と、第2のバッファに、D/A変換部が出力中断なく動作可能な第2のデータ量の非圧縮デジタルデータが一時記憶されると、第2のバッファが一時記憶する非圧縮デジタルデータがD/A変換部に転送されるように制御する制御部と、第1のバッファおよび第2のバッファの記憶状態を通知するための通知情報を生成する通知情報生成部と、を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、通知情報生成部は、第2のサーバの第1のバッファが一時記憶する圧縮デジタルデータのデータ量と、再生装置の第2のバッファが一時記憶する非圧縮デジタルデータのデータ量とに基づいて、第1および第2のバッファの記憶状態を示す通知情報を生成する。したがって、ユーザは、該通知情報に基づいて、第1のバッファの記憶状態と第2のバッファの記憶状態とを合せたバッファ全体での記憶状態を適確に把握することができる。
制御部は、第2のサーバから、第1のバッファに第1のデータ量の圧縮デジタルデータが記憶されたことを示す終了通知を通信部を介して受信すると、非圧縮デジタルデータを要求する要求情報を通信部を介して送信し、要求情報に応じて、第2のサーバから送信された非圧縮デジタルデータを通信部を介して受信すると、該非圧縮デジタルデータを第2のバッファに一時記憶するようにしてもよい。
通知情報生成部は、第1のバッファが一時記憶している圧縮デジタルデータのデータ量と、第2のバッファが記憶している非圧縮デジタルデータのデータ量と、に基づいて通知情報を生成するようにしてもよい。かかる構成によれば、通知情報生成部は、データの通信速度に拘らず、任意の時点において、第1のバッファおよび第2のバッファが一時記憶するデータ量を示す通知情報を生成することができる。
通知情報は、第1のバッファおよび第2のバッファの記憶状態を音波により通知する音波情報であってもよい。かかる構成によれば、通知情報は、第1のバッファおよび第2のバッファの記憶状態に応じた周波数、振幅、無音周期などを有する音波として表現することができる。したがって、ユーザは、再生装置を視認せず、音波を聴取するのみで第1のバッファおよび第2のバッファの記憶状態を認知可能である。
通知情報は、第1のバッファおよび第2のバッファの記憶状態を画像により通知する画像情報であってもよい。かかる構成によれば、ユーザは、視覚を通じて第1のバッファおよび第2のバッファの記憶状態を把握することができる。
通知情報は、第1のデータ量および第2のデータ量を基準にした、第1のバッファおよび第2のバッファが一時記憶するデータ量の割合を示す数値情報であってもよい。かかる構成によれば、第1のバッファおよび第2のバッファの記憶状態がより詳細に通知情報に反映されるため、ユーザは第1のバッファおよび第2のバッファの記憶状態を精密に認知することができる。
通知情報は、圧縮デジタルデータのファイル形式に応じて第1のバッファが記憶している圧縮デジタルデータのデータ量を示す第1の割合、および第2のバッファが記憶している非圧縮デジタルデータのデータ量を示す第2の割合の、数値情報に対する重み付けを変更するようにしてもよい。かかる構成によれば、第1のバッファに第1のデータ量の圧縮デジタルデータが一時記憶されるのに要する時間と、第2のバッファに第2のデータ量の非圧縮デジタルデータが一時記憶されるのに要する時間と、に差異があった場合でも、数値情報の単位時間当たりの変化率をほぼ一定に維持することができる。
通知情報生成部は、第2のサーバから前記第1のバッファに前記第1のデータ量の圧縮デジタルデータが記憶されたことを示す終了通知を受信すると、生成する通知情報の内容を切替えるようにしてもよい。かかる構成によれば、通知情報生成部は少なくとも2種類の通知情報を生成し、ユーザは、いずれの通知情報が生成されているかに基づいて、第1のサーバから終了通知が送信されたか否かを判断することができる。
通知情報生成部は、第1のバッファが一時記憶している圧縮デジタルデータのデータ量と、第2のバッファが一時記憶している非圧縮デジタルデータのデータ量と、に基づいて、生成する通知情報の内容を段階的に切替えるようにしてもよい。
通知情報生成部は、第2のバッファが一時記憶する非圧縮デジタルデータのデータ量が、第2のデータ量に達すると、生成する通知情報の内容を維持するようにしてもよい。かかる構成によれば、通知情報生成部は、第2のバッファが第2のデータ量の非圧縮デジタルデータを一時記憶したことをトリガに生成する通知情報の内容を維持し、ユーザは、通知情報の内容が維持されると、第2のバッファが第2のデータ量の非圧縮デジタルデータを一時記憶したものと判断することができる。
通知情報生成部は、第2のバッファが一時記憶する非圧縮デジタルデータのデータ量が、第2のデータ量に達すると、通知情報の生成を停止するようにしてもよい。かかる構成によれば、通知情報生成部は、第2のバッファが第2のデータ量の非圧縮デジタルデータを一時記憶したことをトリガに通知情報の生成を停止し、ユーザは、通知情報の生成が停止すると、第2のバッファが第2のデータ量の非圧縮デジタルデータを一時記憶したものと判断することができる。
通知情報生成部は、第1のバッファが第1のサーバから圧縮デジタルデータを受信し始めると、通知情報の生成を開始するようにしてもよい。
制御部は、通信部を介して、第1のバッファの記憶状態を取得するようにしてもよい。かかる構成によれば、例えば、制御部が要求することにより、または第2のサーバが第1のバッファの記憶状態を定期的に送信することにより、制御部は第1のバッファの記憶状態を取得し、該取得した第1のバッファの記憶状態を通知情報生成部に出力することができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1のサーバから受信した圧縮デジタルデータを第1のバッファに一時記憶し、第1のバッファが、圧縮デジタルデータの復号に十分な量である第1のデータ量の圧縮デジタルデータを一時記憶すると、第1のバッファから圧縮デジタルデータを読み出して、非圧縮デジタルデータに復号する第2のサーバと接続可能な再生装置の再生方法が提供される。上記再生方法は、第2のサーバから非圧縮デジタルデータを受信するステップと、受信した非圧縮デジタルデータを第2のバッファに一時記憶するステップと、D/A変換部が出力中断なく動作可能な第2のデータ量の非圧縮デジタルデータが第2のバッファに一時記憶されると、第2のバッファが一時記憶する非圧縮デジタルデータをD/A変換部に転送するステップと、第2のバッファから転送された非圧縮デジタルデータをD/A変換部がD/A変換してアナログデータを出力するステップとを含み、第1のバッファに圧縮デジタルデータが一時記憶されてから、第2のバッファに第2のデータ量の非圧縮デジタルデータが一時記憶されるまでの少なくとも一期間に、第1のバッファおよび第2のバッファの記憶状態を通知するための通知情報を生成するステップをさらに含むことを特徴とする。
かかる構成によれば、第2のサーバの第1のバッファが一時記憶する圧縮デジタルデータのデータ量と、再生装置の第2のバッファが一時記憶する非圧縮デジタルデータのデータ量とに基づいて、第1および第2のバッファの記憶状態を示す通知情報が生成される。したがって、ユーザは、該通知情報に基づいて、第1のバッファの記憶状態と第2のバッファの記憶状態とを合せたバッファ全体での記憶状態を適確に把握することができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、第1のサーバから受信した圧縮デジタルデータを第1のバッファに一時記憶し、前記第1のバッファが、前記圧縮デジタルデータの復号に十分な量である第1のデータ量の前記圧縮デジタルデータを一時記憶すると、前記第1のバッファから前記圧縮デジタルデータを読み出して、非圧縮デジタルデータに復号する第2のサーバと通信可能な再生装置であって、前記第2のサーバとデータを送受信する通信部と、前記第2のサーバから前記通信部を介して受信した前記非圧縮デジタルデータを一時記憶する第2のバッファと、前記第2のバッファから読み出された前記非圧縮デジタルデータをD/A変換して出力するD/A変換部と、前記第2のバッファに、前記D/A変換部が出力中断なく動作可能な第2のデータ量の前記非圧縮デジタルデータが一時記憶されると、前記第2のバッファが一時記憶する前記非圧縮デジタルデータが前記D/A変換部に転送されるように制御する制御部と、前記第1のバッファおよび前記第2のバッファの記憶状態を通知するための通知情報を生成する通知情報生成部と、を備える再生装置として機能させることを特徴とする、コンピュータプログラムが提供される。
かかる構成によれば、再生装置として機能するコンピュータを構成する通知情報生成部は、第2のサーバの第1のバッファが一時記憶する圧縮デジタルデータのデータ量と、再生装置の第2のバッファが一時記憶する非圧縮デジタルデータのデータ量とに基づいて、第1および第2のバッファの記憶状態を示す通知情報を生成する。したがって、ユーザは、該通知情報に基づいて、第1のバッファの記憶状態と第2のバッファの記憶状態とを合せたバッファ全体での記憶状態を適確に把握することができる。
以上説明したように本発明によれば、ユーザに、第1のバッファおよび第2のバッファの両者を合せた記憶状態を通知することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、本発明の一実施形態にかかる再生装置が適用されるコンテンツ転送システムについて概略的に説明する。
図1は、本実施形態にかかるコンテンツ転送システム10の全体構成を示した説明図である。コンテンツ転送システム10は、コンテンツ配信サーバ12、通信網16、ホームサーバ20、スイッチングハブ22、ホームネットワーク24および再生装置30を備える。
コンテンツ配信サーバ12は、ホームサーバ20から配信要求があったコンテンツデータを、通信網16を介してホームサーバ20に配信する第1のサーバとして機能する。コンテンツデータとは、音楽、講演、インターネットラジオなどの音楽データや、映画、テレビジョン番組、ビデオプログラム、写真、絵画、図表などの映像データや、ゲーム、ソフトフェアなどの任意のデータを含む概念である。
また、コンテンツ配信サーバ12は、上記コンテンツデータを、該コンテンツデータを圧縮した圧縮デジタルデータ(以下、単に圧縮データ)としてホームサーバ20に配信することができる。例えば、コンテンツデータが音楽データであった場合、音楽データの圧縮方式として、ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)、MP3(MPEG Audio Layer−3)、AAC(Advanced Audio Coding)およびWMA(Windows(登録商標) Media Audio)などの方式があげられる。
なお、コンテンツ配信サーバ12は、コンテンツデータをストリーミング方式やダウンロード方式など、多様なファイル方式(あるいは、ファイル形式)によりホームサーバ20に配信することができる。ここで、ストリーミング方式とは、ホームサーバ20のコンテンツデータの再生速度あるいは転送速度に同期しながら、コンテンツデータを配信する方式である。すなわち、ホームサーバ20側から見ると、コンテンツデータを受信しながら再生、あるいは転送する方式といえる。一方、ダウンロード方式とは、コンテンツデータの全体をホームサーバ20に配信した後に、ホームサーバ20においてコンテンツデータの再生あるいは転送を開始する方式である。
ホームサーバ20は、コンテンツ配信サーバ12と再生装置30とを中継する第2のサーバとして機能する。より詳細に説明すると、ホームサーバ20は、コンテンツ配信サーバ12が配信可能なコンテンツデータを示すコンテンツリストを再生装置30に送信する。そして、ホームサーバ20は、再生装置30が上記コンテンツリストのうちから選択したコンテンツデータをコンテンツ配信サーバ12に要求し、該コンテンツデータの圧縮データを受信する。さらに、ホームサーバ20は、該圧縮データを復号し、復号した非圧縮データを再生装置30に送信する。
なお、コンテンツ配信サーバ12が圧縮データをホームサーバ20に送信する方式は、以下ではストリーミング方式を想定して説明するが、送信方式はこれに限定されず、ダウンロード形式であってもよい。また、非圧縮データの形式としては、サンプリング周波数44.1KHz、量子化ビット16ビットのリニアPCM(Pulse Code Modulation)があげられる。
このようなコンテンツ配信サーバ12およびホームサーバ20は、具体的には、PC(Personal Computer)、家庭用映像処理装置(DVDレコーダ、ビデオデッキなど)、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、携帯用音楽再生装置、携帯用映像処理装置、PDA(Personal Digital Assistant)、家庭用ゲーム機器、携帯用ゲーム機器、家電機器、AVコンポなどの情報処理装置で構成することができる。なお、ホームサーバ20をPCで構成する場合、ホームサーバ20をユーザが直接操作するための操作部(例えば、キーボード)や、ディスプレイを設けなくてもよい。
再生装置30は、例えば、ユーザによるコンテンツデータの再生要求の受信、およびコンテンツデータの再生を行う。再生装置30は、表示部354を備え、該表示部354にホームサーバ20からスイッチングハブ22およびホームネットワーク24を介して取得したコンテンツリストを表示する。そして、ユーザがコンテンツリストから所望のコンテンツデータを選択すると、再生装置30は、該コンテンツデータの配信をホームサーバ20を介してコンテンツ配信サーバ12に要求する。なお、ホームネットワーク24は、無線、有線を問わず、家庭内LAN(Local Area Network)で構成することもでき、ホームサーバ20と、1または2以上の再生装置とを接続することができる。
その後、再生装置30は、コンテンツ配信サーバ12からホームサーバ20を介して非圧縮データを受信しながら、音声出力部344において該非圧縮データを再生することができる。上記のような再生装置30は、非圧縮データを再生可能な音声再生装置、映像再生装置またはゲーム機器であってもよい。また、再生装置30を、DLNA(Digital Living Network Alliance)ガイドラインで規定されるDMP(Digital Media Player)、すなわちホームサーバ20のクライアント機器に相当するように構成し、ホームサーバ20をDMS(Digital Media Server)に相当するように構成してもよい。
なお、ホームサーバ20と再生装置30とは、10BASE−2や1000BASE−Tなどの有線で接続してイーサネット(登録商標)を形成しても、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineer)802.11グループで規格される無線LAN(Local Area Network)を形成するようにしてもよい。また、ホームサーバ20と再生装置30とは、通信プロトコルとしてTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に従って、相互にデータを送受信するように構成してもよい。また、再生装置30も、ホームサーバ20と同様に、PC、家庭用映像処理装置、携帯電話、PHS、携帯用音楽再生装置、携帯用映像処理装置、PDA、家庭用ゲーム機器、携帯用ゲーム機器、家電機器、AVコンポなどの情報処理装置で構成することができる。
このように、本実施形態にかかる再生装置30は、コンテンツデータを復号するためのモジュール、例えば、再生装置30は、デコーダや、インターネット接続モジュールを備える必要がないため、廉価に製造することができる。また、コンテンツデータの復号はホームサーバ20で行われるため、高い精度でコンテンツデータを復号することができる。
次に、ホームサーバ20および再生装置30の詳細な構成について説明する。
図2は、本実施形態にかかるホームサーバ20の構成を示したブロック図である。
ホームサーバ20は、通信部210、ストレージ装置220、通信バッファ232と受信バッファ234を備えるメモリ230、デコーダ240、制御部250およびバッファリング状況監視部260を備える。
通信部210は、通信網16を介して、コンテンツ配信サーバ12と、圧縮データや、コンテンツ配信要求などの各種情報の送受信を行う。また、通信部210は、再生装置30と、非圧縮データや、コンテンツリストなどの各種情報の送受信を行う。通信部210は、該各種情報の送受信を行う際に、通信バッファ232を用いることができる。
ストレージ装置220は、例えば、コンテンツ配信サーバ12から受信した圧縮データを記憶する記憶媒体として機能する。ホームサーバ20が、コンテンツデータをストリーミング再生、あるいはストリーミング転送する際にはストレージ装置220を用いる必要は無いが、ダウンロード方式を採用した場合には、コンテンツデータ全体を該ストレージ装置220が記憶することとなる。
なお、ストレージ装置220の記憶媒体は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリや、ハードディスクおよびフレキシブルディスクなどの磁気ディスクや、CD−R(Compact Disk Recordable)/RW(ReWritable)、DVD−R(Digital Versatile Disk Recordable)/RW/+R/+RW/RAM(Ramdam Access Memory)、BD(Blu−Ray Disc(登録商標))―R/BD−REなどの光ディスクおよびMO(Magneto Optical)ディスクなどの記憶媒体であってもよい。
メモリ230は、コンテンツ配信サーバ12または再生装置30とデータを円滑に送受信するために用いられる通信バッファ232と、デコーダ240に安定して圧縮データを転送するための受信バッファ234とを備える。メモリ230は、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)およびRDRAM(Rambus DRAM)などで構成することができる。
受信バッファ234は、コンテンツ配信サーバ12から受信した圧縮データを一時記憶する第1のバッファとして機能する。そして、受信バッファ234に一時記憶された圧縮データは、制御部250の制御に基づいてデコーダ240に転送される。また、コンテンツ配信サーバ12が、ダウンロード方式で圧縮データを送信した場合には、ストレージ装置220が記憶する該圧縮データを記憶し、受信バッファ234は、ストレージ装置220から読み出された圧縮データを一時記憶する。なお、受信バッファ234は、メモリ230と別個のメモリとして設けてもよい。
デコーダ240は、受信バッファ234から転送された圧縮データを、所定の符号化単位、例えばフレーム単位で復号(デコード)し、非圧縮デジタルデータ(以下、単に非圧縮データ)を生成する。そして、生成された非圧縮データは、制御部250の制御の下、通信バッファ232に一時記憶され、再生装置30に出力する。
制御部250は、例えば、中央演算処理装置(CPU)、ROM、RAMなどで構成され、ホームサーバ20の動作全般を制御する。例えば、コンテンツ配信サーバ12から圧縮データを受信しながら、非圧縮データを再生装置30に送信するストリーミング転送処理を制御する。該ストリーミング転送処理の詳細については後述する。
バッファリング状況監視部260は、受信バッファ234が一時記憶する圧縮データのデータ量の様子、すなわちバッファリング状況を監視し、該バッファリング状況を再生装置30に送信する。具体的には、バッファリング状況は、受信バッファ234が一時記憶する圧縮データの実データ量や、所定の基準データ量(例えば、後述する第1のデータ量)に対する該実データ量の割合などを想定する。該バッファリング状況の送信は、定期的に行っても、再生装置30からの要求があったときに行っても、受信バッファ234が一時記憶する圧縮データのデータ量が所定値に達する度に行ってもよい。
図3は、再生装置30の構成を示したブロック図である。再生装置30は、通信部310、通信バッファ332と受信バッファ334を備えるメモリ330、D/A変換器340、操作部348、制御部350、表示部354、バッファリング状況監視部360、通知情報生成部370および通知部380を備える。また、音声出力装置としての音声出力部344が再生装置30に外付けされているが、かかる例に限定されず、再生装置30が、スピーカやイヤホンなどの音声出力装置を内蔵してもよい。
通信部310は、ホームサーバ20と各種情報の送受信を行う。例えば、ホームサーバ20が取得可能なコンテンツデータを示すコンテンツリストを受信したり、該コンテンツリストのうちからユーザが所望したコンテンツデータの送信を要求したり、該コンテンツデータを復号した非圧縮データを受信したりする。通信部310は、上記コンテンツリストや非圧縮データを送受信する際に、通信バッファ332を用いることができる。
メモリ330は、ホームサーバ20と円滑にデータを送受信するために用いられる通信バッファ332と、非圧縮データを安定してD/A変換器に転送するための受信バッファ334とを備える。メモリ330は、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)、RDRAM(Rambus DRAM)で構成することができる。
受信バッファ334は、ホームサーバ20から通信部310を介して受信した非圧縮データを一時記憶する第2のバッファとして機能する。そして、受信バッファ334に一時記憶された非圧縮データは、制御部350の制御に基づいて読み出され、D/A変換器340に転送される。なお、再生装置30では、ホームサーバ20のストレージ装置220が記憶するデータを受信して再生することもできる。
D/A変換器340は、受信バッファ334から転送された非圧縮データを、デジタル形式からアナログ形式に変換、すなわちD/A変換し、再生信号を生成する再生部として機能する。例えば、リニアPCMの非圧縮データを、電流加算方式によりアナログ形式の再生信号に変換することができる。そして、アナログ形式に変換され生成された再生信号は、音声出力部344に出力され、音声出力部344によりコンテンツデータが再生される。なお、音声出力部344は、コンテンツデータが音楽データであればスピーカやヘッドホンなどに相当し、コンテンツデータが映像データであれば映像表示部に相当する。また、D/A変換器340は、デジタル形式のデータをアナログ形式に変換するD/A変換部の一例であり、ハードウェアで構成しても、ソフトウェアで構成してもよい。
操作部348は、例えば、タッチパネル、ボタン、スイッチ、レバー、ダイヤルや、リモートコントローラが発生する赤外線信号用の受光部などからなる操作手段と、この操作手段に対するユーザ操作に応じて操作信号を生成して制御部350に出力する入力制御回路などから構成されている。再生装置30のユーザは、この操作部348を操作することにより、再生装置30に対して各種のデータを入力したり、処理動作を指示したりすることができる。この操作部348に対するユーザによる操作内容としては、例えば、コンテンツリストからのコンテンツの選択、コンテンツの再生/一時停止/早送り/巻き戻し/音量調整等があげられる。
制御部350は、例えば、CPU、ROM、RAMなどで構成され、再生装置30の動作全般を制御する。例えば、ホームサーバ20から非圧縮データを受信する受信処理と、受信バッファ334から非圧縮データを読み出してD/A変換器340に転送する転送処理と、を含むストリーミング再生処理を制御する。該ストリーミング再生の詳細については後述する。
表示部354は、ホームサーバ20から受信した、コンテンツ配信サーバ12が配信可能なコンテンツデータを示すコンテンツリストを表示する。ユーザは、該コンテンツリストの表示に基づいて所望のコンテンツデータを送信要求することができる。表示部354は、その他、再生中のコンテンツデータのタイトルや作成者などの情報を表示するようにしてもよい。表示部354は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)装置や、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイ装置などの表示装置で構成される。
ここで、本実施形態において行われるストリーミング転送、およびストリーミング再生について図4〜図6を参照して説明する。
図4は、ストリーミング転送、およびストリーミング再生の概要を示した説明図である。まず、ホームサーバ20の受信バッファ234は、コンテンツ配信サーバ12から圧縮データの受信を開始する。そして、受信バッファ234に所定量(第1のデータ量)の圧縮データがバッファリングされると、制御部250は、該圧縮データをデコーダ240へ転送し始める。デコーダ240は、転送された圧縮データを非圧縮データに復号して、制御部250が、該非圧縮データが通信部210を介して再生装置30に送信されるように制御する。該ホームサーバ20の一連の動作を含む処理を、本明細書においてストリーミング転送と称している。なお、受信バッファ234の圧縮データの受信およびデコーダ240への圧縮データの出力は、継続的、あるいは断続的に行われる。
再生装置30が、通信部310を介して非圧縮データの受信を開始し、受信バッファ334に、所定量(第2のデータ量)の非圧縮データがバッファリングされると、制御部350は、該非圧縮データをD/A変換器340へ転送し始める。D/A変換器340は、転送された非圧縮データをデジタル形式からアナログ形式に変換した再生信号を生成し、音声出力部344が該再生信号に基づいてコンテンツデータを再生する。該再生装置30の一連の動作を含む処理を、本明細書においてはストリーミング再生と称している。
図5は、ホームサーバ20が行うストリーミング転送の詳細な動作の流れを示したフローチャートである。まず、ホームサーバ20は、コンテンツ配信サーバ12にコンテンツデータが圧縮された圧縮データの送信を要求する(S400)。そして、ホームサーバ20は、コンテンツ配信サーバ12が、ホームサーバ20からの圧縮データの要求に応じて配信する圧縮データを受信し、受信バッファ234に圧縮データを一時記憶、すなわちバッファリングさせる(S404)。
次いで、ホームサーバ20の制御部250は、バッファリングデータ量、すなわち受信バッファ234が一時記憶する圧縮データのデータ量が、第1のデータ量に達したか否かを判断する(S408)。ここで、第1のデータ量とは、後段処理の圧縮データのデコードを開始するのに十分なデータ量である。デコード処理は、圧縮データをフレーム単位に分割し、該フレーム単位で圧縮データを伸張する処理である。したがって、第1のデータ量は、少なくとも上記1フレーム分の圧縮データのデータ量に設定することができる。
S408において、バッファリングデータ量が第1のデータ量に達していないと判断された場合、ホームサーバ20は、再びコンテンツ配信サーバ12に圧縮データの配信を要求する(S400)。S408において、バッファリングデータ量が第1のデータ量に達していると判断された場合、ホームサーバ20は、制御部250の制御の下、再生装置30に受信バッファ234への圧縮データのバッファリングの終了通知としてのバッファリング終了通知を送信する(S412)。
続いて、再生装置30から、バッファリング終了通知に応じて非圧縮データの送信要求があると、ホームサーバ20の制御部250は、圧縮データを受信バッファ234から読み出してデコーダ240に転送し始める(S414)。デコーダ240は、圧縮データが転送されると、圧縮データを非圧縮データにデコードし、該非圧縮データを再生装置30に出力する(416)。そして、ホームサーバ20の制御部250は、受信バッファ234に所定の空き容量が存在するか判断する(S420)。空き容量とは、受信バッファ234の記憶容量のうちで、圧縮データが書き込まれていない容量、あるいは、既にデコーダ240に読み出され不用となった圧縮データが書き込まれている容量などを意味する。また、所定の空き容量とは、あらかじめ設定された任意のデータ量であっても、受信バッファ234が記憶するデータの最小単位分のデータ量であってもよい。
S420において、受信バッファ234に空き容量がないと判断された場合、ホームサーバ20は、S416に示した処理を再度行う。S420において、受信バッファ234に空き容量があると判断された場合、ホームサーバ20の制御部250は、要求した圧縮データの全体を受信したか否かを判断する(S424)。要求した圧縮データの全体を受信していないと判断した場合、ホームサーバ20は、圧縮データをコンテンツ配信サーバ12に要求し、該圧縮データの受信およびバッファリングを行う(S428)。その後、再度S416に示した処理を行う。
S424において、ホームサーバ20の制御部250が、要求した圧縮データの全体を受信したと判断した場合、制御部250は、受信バッファ234からデコーダ240に転送されていない圧縮データをデコーダ240に転送し、デコーダ240が該圧縮データを非圧縮データにデコードし、該非圧縮データを再生装置30に送信する(S432)。
図6は、再生装置30が行うストリーミング再生の詳細な流れを示したフローチャートである。まず、再生装置30の制御部350は、ホームサーバ20からバッファリング終了通知を受信すると(S500)、ホームサーバ20に非圧縮データの送信を要求する(S504)。そして、制御部350は、ホームサーバ20から通信部310を介して非圧縮データを受信すると(S506)、該非圧縮データを受信バッファ334にバッファリングする(S508)。
次いで、再生装置30の制御部350は、受信バッファ334が一時記憶する非圧縮データのデータ量、すなわちバッファリングデータ量が第2のデータ量に達したか否かを判断する(S512)。ここで、第2のデータ量は、少なくとも、D/A変換器340が再生信号を継続的に生成するために必要なデータ量に設定することができる。
S512において、受信バッファ334のバッファリングデータ量が第2のデータ量に達していないと判断された場合、再生装置30は、再度S504に示した処理を行う。S512において、受信バッファ334のバッファリングデータ量が第2のデータ量に達していると判断された場合、再生装置30の制御部350は、受信バッファ334からD/A変換器340への非圧縮データの転送を開始する(S514)。
その後、再生装置30のD/A変換器340は、受信バッファ334から転送された非圧縮データをD/A変換し、再生信号を出力する(S516)。再生装置30の音声出力部344は、該再生信号に基づいてコンテンツデータを再生できる。
さらに、再生装置30の制御部350は、受信バッファ334に空き容量が存在するか判断する(S520)。ここで、空き容量とは、受信バッファ334の記憶容量のうちで、非圧縮データが書き込まれていない容量、あるいは、既にD/A変換器340に読み出され不用となった非圧縮データが書き込まれている容量などを意味する。また、所定の空き容量とは、あらかじめ設定された任意のデータ量であっても、受信バッファ334が記憶するデータの最小単位分のデータ量であってもよい。
S520において、受信バッファ334に空き容量が存在しないと判断された場合には、再生装置30は、S516の処理を再度行う。S520において、受信バッファ334に空き容量が存在すると判断された場合には、再生装置30の制御部350は、ホームサーバ20に要求した非圧縮データの全体を受信したか否かを判断する(S528)。非圧縮データの全体を受信していないと判断した場合には、再生装置30は、ホームサーバ20に残りの非圧縮データの送信を要求し、該非圧縮データの受信およびバッファリングを行う(S532)。その後、再生装置30は、再度ステップ516の処理を行う。
S528において、再生装置30の制御部350が非圧縮データの全体を受信したと判断した場合には、制御部350は、受信バッファ334からD/A変換器340に未転送の非圧縮データを転送し、D/A変換器340は転送された非圧縮データのD/A変換を行う。
図3を参照して、再生装置30の構成の説明に戻ると、バッファリング状況監視部360は、受信バッファ334が一時記憶する非圧縮データのデータ量の様子、すなわち受信バッファ334のバッファリング状況を監視し、該バッファリング状況を通知情報生成部370に出力する。具体的には、バッファリング状況は、受信バッファ334が一時記憶する非圧縮データの実データ量や、所定の基準データ量(例えば、第2のデータ量)に対する該実データ量の割合などを想定する。
通知情報生成部370は、ホームサーバ20の受信バッファ234のバッファリング状況、および再生装置30の受信バッファ334のバッファリング状況の入力を受け、受信バッファ234および受信バッファ334のバッファリング状況をユーザに通知するための通知情報を生成する。
通知部380は、通知情報生成部370が生成した通知情報をユーザに通知する。該通知部による通知情報の通知方法は多様であり、詳細は後述するが、一例として、画像の表示、音声の出力および振動の発生などを用いた通知方法が考えられる。なお、通知部380が、通知情報を画像を用いて通知する場合には、通知部380と表示部354とを別個に設ける必要はない。
ここで、通知部380が、通知情報生成部370が生成する通知情報に基づいて通知情報を通知する通知方法の一例を、図7〜図10を参照して説明する。
図7は、通知部380による通知情報の通知方法の一例を示した説明図である。図7に示した例では、通知情報生成部370は、ホームサーバ20の受信バッファ234および再生装置30の受信バッファ334のバッファリング状況が、数値情報としてパーセンテージを用いて通知部380に表示されるよう通知情報を生成する。
図7(a)は、ホームサーバ20の受信バッファ234が、圧縮データをバッファリングし始める時点で表示される通知情報である。当該時点では、ホームサーバ20の受信バッファ234および再生装置30の受信バッファ334はデータを全く記憶していないため、「0%」の通知情報が表示される。この後、ホームサーバ20の受信バッファ234が圧縮データをバッファリングするにつれて、該通知情報の値を増加させることができる。
図7(b)は、ホームサーバ20の受信バッファ234が、上記第1のデータ量の圧縮データをバッファリングし、再生装置30がホームサーバ20からバッファリング終了通知を受信した時点で表示される通知情報である。当該時点では、ホームサーバ20の受信バッファ234のバッファリングは終了しているが、再生装置30の受信バッファ334はデータを記憶していないため、「50%」の通知情報が表示される。
なお、当該パーセンテージは、図7(b)に示しているように、第1のデータ量に対して、受信バッファ234がバッファリングしている圧縮データのデータ量の割合に、第1の重み係数0.5を乗じた値であってもよい。例えば、「18%」の通知情報が通知部380に表示されたときには、受信バッファ234が、第1のデータ量の36%のデータ量の圧縮データを一時記憶していると考えられる。
図7(c)は、再生装置30の受信バッファ334が、第2のデータ量の非圧縮データを記憶した時点で表示される通知情報である。当該時点では、ホームサーバ20の受信バッファ234および再生装置30の受信バッファ334のバッファリングが完了しているので、「100%」の通知情報が通知部380に表示される。
なお、再生装置30がバッファリング終了通知を受信した後のパーセンテージは、図7(c)に示しているように、第2のデータ量に対して、受信バッファ334がバッファリングしている非圧縮データのデータ量の割合に、第2の重み係数0.5を乗じた値と、50%との和をとった値であってもよい。例えば、「74%」の通知情報が表示されたときには、受信バッファ234のバッファリングは終了しており、受信バッファ334が、第2のデータ量の48%の非圧縮データを一時記憶していると考えられる。
このように、本実施形態によれば、ホームサーバ20の受信バッファ234だけでなく、再生装置30の受信バッファ334のバッファリング状況も考慮した通知情報が表示されるため、ユーザは、コンテンツデータの再生開始までの残時間を適確に把握することができる。
なお、図7に示した例では、ホームサーバ20の受信バッファ234がバッファリングを終了した時点で「50%」の通知情報が表示される場合、すなわち第1の重み係数が0.5である場合を示しているが、第1の重み係数の値は適宜変更してもよい。
例えば、受信バッファ234のバッファリングより、受信バッファ334のバッファリングに時間を要する場合には、第1の重み係数の値を下げ、第2の重み係数の値を上げることができる。または、第1の重み係数の値は、コンテンツデータが配信される形式、例えばストリーミング形式か、またはダウンロード形式かに応じて自動的に変更されるように構成してもよい。
図8は、通知部380による通知情報の他の通知方法の一例を示した説明図である。図8に示した例では、通知情報生成部370は、ホームサーバ20の受信バッファ234および再生装置30の受信バッファ334のバッファリング状況が、「R」の文字の点滅、または点灯による形式で通知部380に表示されるように、画像情報としての通知情報を生成する。
図8(a)は、ホームサーバ20の受信バッファ234が圧縮データのバッファリングを開始してから、受信バッファ234のバッファリングが終了するまで通知部380に表示される通知情報である。「R」の周囲に付した短線は、「R」が点滅している様子を示している。また、該短線の本数は点滅速度を示しており、短線の本数が多いほど点滅速度が速いことを意味する。
図8(b)は、ホームサーバ20の受信バッファ234が圧縮データのバッファリングを終了し、再生装置30の受信バッファ334が非圧縮データのバッファリングを開始してから、受信バッファ334のバッファリングが完了するまで通知部380に表示される通知情報である。図8(b)に示したように、通知部380は、再生装置30の受信バッファ334が非圧縮データのバッファリングを開始すると、「R」の点滅速度の速い通知情報を表示することができる。なお、該点滅速度の切替は、再生装置30が上記バッファリング終了通知を受信したことをトリガーに行われてもよい。
図8(c)は、再生装置30の受信バッファ334が非圧縮データのバッファリングを完了した後に通知部380に表示される通知情報である。図8(c)のように、「R」の周囲には短線が付されていない状態は、「R」が点灯したままの状態を示している。
このように、当該通知情報の通知例によれば、ユーザは、「R」の文字の点滅速度および点滅の有無に基づいて、現在のホームサーバ20の受信バッファ234、および再生装置30の受信バッファ334のバッファリング状況を把握することができる。
なお、通知部380に表示される文字は「R」に限られず、任意のアルファベットや、記号であってもよい。また、点滅速度の切替は、再生装置30がホームサーバ20からバッファリング終了通知を受信したときに限られず、現在のホームサーバ20の受信バッファ234、および再生装置30の受信バッファ334の記憶状態に応じて段階的に切替えるよう構成してもよい。
図9は、通知部380による通知情報の他の通知方法の一例を示した説明図である。図9に示した例では、通知情報生成部370は、ホームサーバ20の受信バッファ234および再生装置30の受信バッファ334のバッファリング状況が、帯状のメータとして通知部380に表示されるよう通知情報を生成する。
図9のように、受信バッファ234および受信バッファ334のバッファリング状況を帯状のメータで通知部380に通知するには、まず、通知情報生成部370が図7を用いて説明したように、受信バッファ234および受信バッファ334のバッファリング状況をパーセンテージで算出する。そして、該算出されたパーセンテージの大小に応じて、帯状のメータの面積を決定することができる。
図9に示した例では、帯状のメータの面積が大きいほど、受信バッファ234および受信バッファ334のバッファリングが進んでいることを示している。すなわち、バッファリングが進むと、図9(a)、図9(b)、図9(c)の順で帯状のメータの面積が連続的に増加する。したがって、当該通知情報の通知方法によれば、ユーザは、該帯状のメータを視認することで、直感的に受信バッファ234および受信バッファ334のバッファリング状況を把握可能である。
図10は、通知部380による通知情報の他の通知方法の一例を示した説明図である。図10に示した例では、通知情報生成部370は、ホームサーバ20の受信バッファ234および再生装置30の受信バッファ334のバッファリング状況が、音波として通知部380から出力されるように、音波情報としての通知情報を生成する。
より詳細に説明すると、通知情報生成部370は、受信バッファ234および受信バッファ334のバッファリング状況が進むにつれて、単位時間当たりの音波の出力回数を増加させる。図10に示した例では、通知情報生成部370は、受信バッファ234および受信バッファ334の記憶状態を示すパーセンテージを計算し、該パーセンテージの値に応じて、放物線状に通知部380による音波の出力回数が変化するよう通知情報を生成している。
例えば、受信バッファ234および受信バッファ334のバッファリングが完了する瞬間には、1秒あたり4回の音波を通知部380が出力するようにしてもよい。また、バッファリングが完了した後は、通知情報の生成を終了する、すなわち通知部380による音波の出力を中断することができる。なお、音波は、「ピ、ピ、ピ、」という電子音であっても、人間による音声であってもよい。
当該通知情報の通知方法によれば、通知情報を音波により通知するため、通知情報を画像で通知するための表示画面を設ける必要が無く、コストの削減を図ることができる。また、ユーザが、他の作業を行いながら、音波を聴取するのみで受信バッファ234および受信バッファ334のバッファリングを適確に把握できる。また、音波の通知周期を放物線状に変化させるため、ユーザは、通知周期の速さだけでなく、通知周期の変化の度合いも、受信バッファ234および受信バッファ334のバッファリング状況を把握するための目安とすることができる。
次に、本実施形態にかかるコンテンツ転送システム10の動作の流れを説明する。
図11は、本実施形態にかかるコンテンツ配信システム10の動作の流れを示したタイムチャートである。まず、ホームサーバ20は、再生装置30に、現在コンテンツ配信サーバ12から取得可能なコンテンツデータを示すコンテンツリストを送信する(S600)。そして、再生装置30は、該コンテンツリストのうちからユーザにより選択されたコンテンツデータをホームサーバ20に要求する(S604)。
次いで、ホームサーバ20は、再生装置30から要求されたコンテンツデータを、さらにコンテンツ配信サーバ12に要求する(S608)。その後、コンテンツ配信サーバ12は、ホームサーバ20から要求されたコンテンツデータを、該コンテンツデータが圧縮された圧縮データとしてホームサーバ20への配信を開始する(S612)。該圧縮データの配信は、再生装置30が要求したコンテンツデータの圧縮データ全体を配信するまで行われる(S616)。
そして、ホームサーバ20の受信バッファ234は、コンテンツ配信サーバ12から受信した圧縮データの一時記憶、すなわちバッファリングを開始する(S620)。次いで、ホームサーバ20は、再生装置30に、受信バッファ234のバッファリング状況の通知を開始する(S624)。さらに、再生装置30は、ホームサーバ20から受信バッファ234のバッファリング状況を通知されると、該バッファリング状況に基いて通知情報の生成を開始する(S628)。
その後、受信バッファ234のバッファリングが終了すると(S632)、ホームサーバ20は、再生装置30に、バッファリングの終了を通知する(S636)。そして、ホームサーバ20は、受信バッファ234にバッファリングした圧縮データの、非圧縮データへの復号および非圧縮データの再生装置30への送信を開始する(S640、S644)。該非圧縮データの生成および送信の開始は、再生装置30からの要求に応じて行われるようにしてもよい。
次いで、再生装置30の受信バッファ334は、ホームサーバ20が送信した非圧縮データの受信およびバッファリングを開始する(S648)。その後、再生装置30は受信バッファ334のバッファリング状況を考慮した通知情報を生成する。そして、再生装置30は、受信バッファ334のバッファリングが終了すると(S652)、通知情報の生成を終了する(S656)。さらに、再生装置30の制御部350は、受信バッファ334から非圧縮データを読出し、該非圧縮データのD/A変換器340への転送を開始する(S660)。

以上説明したように、本実施形態にかかる再生装置30は、ホームサーバ20の受信バッファ234のバッファリング状況だけでなく、再生装置30の受信バッファ334のバッファリング状況を考慮した通知情報を生成することができる。
したがって、ホームサーバ20の受信バッファ234のバッファリング状況のみを考慮して通知情報を生成した場合に、受信バッファ234のバッファリングの完了がユーザに通知されてから、コンテンツデータの再生が開始されるまでに間が生じるという問題を解消することができる。
また、通知情報を、ホームサーバ20の受信バッファ234および再生装置30の受信バッファ334のバッファリング状況をパーセンテージで表示すれば、ユーザが、より詳細な受信バッファ234および受信バッファ334のバッファリング状況を把握可能となる。
また、コンピュータを上述したような再生装置として機能させるコンピュータプログラムおよびそのプログラムを記憶した記憶媒体も提供される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、通知情報生成部370が、文字や記号を用いた画像や、音波により通知情報を生成する例を示したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、通知情報生成部370は、受信バッファ234および受信バッファ334のバッファリング状況に応じて、再生装置30の表示部や、通知部380が発光する光の色を変化させるようにしてもよい。
また、通知部380を、再生装置30の外部に設けてもよい。かかる構成によれば、再生装置30とユーザが遠隔して位置していても、ユーザは容易に受信バッファ234および受信バッファ334のバッファリング状況を把握することができる。また、通知情報生成部370は、受信バッファ234および受信バッファ334のバッファリング状況に応じて、通知部380を振動させるようにしてもよい。
また、上記ではホームサーバ20がコンテンツ配信サーバ12から圧縮データを受信する例を示したが、ホームサーバ20はコンテンツ配信サーバ12から非圧縮データを受信することもできる。この場合、ホームサーバ20は特段のデコード処理を行うことなく、該非圧縮データを再生装置30に転送するように構成してもよい。
また、上記では、通知部380が、受信バッファ234および受信バッファ334のバッファリング状況を、まとめて表示する例を示したが、それぞれ別個に表示するようにしてもよい。例えば、図7に示したような数値情報を2段にして設け、上段の数値情報は受信バッファ234のバッファリング状況を、下段の数値情報は受信バッファ334のバッファリング状況を示すようにしてもよい。
また、通知情報生成部370が通知情報の生成を開始するタイミングは、再生装置30がホームサーバ20のコンテンツデータを要求したときであってもよい。また、通知情報生成部370は、図11に示したS628のステップから、S656のステップまでの全期間にわたって通知情報を生成しなくてもよく、S628のステップから、S656のステップまでの間の一部の期間、すなわち一期間に通知情報を生成するように構成してもよい。
本発明の一実施形態にかかるコンテンツ転送システムの構成を示した説明図である。 同実施形態にかかるホームサーバの構成を示したブロック図である。 同実施形態にかかる再生装置の構成を示したブロック図である。 ストリーミング転送、およびストリーミング再生の概要を示した説明図である。 同実施形態にかかるホームサーバが行うストリーミング転送の詳細な動作の流れを示したフローチャートである。 同実施形態にかかる再生装置が行うストリーミング再生の詳細な流れを示したフローチャートである。 同実施形態にかかる通知部による通知情報の通知方法の一例を示した説明図である。 同実施形態にかかる通知部による通知情報の他の通知方法の一例を示した説明図である。 同実施形態にかかる通知部による通知情報の他の通知方法の一例を示した説明図である。 同実施形態にかかる通知部による通知情報の他の通知方法の一例を示した説明図である。 同実施形態にかかるコンテンツ転送システムの動作の流れを示したタイムチャートである。
符号の説明
10 コンテンツ転送システム
12 コンテンツ配信サーバ
20 ホームサーバ
30 再生装置
210 通信部
234 受信バッファ
240 デコーダ
250 制御部
310 通信部
334 受信バッファ
340 D/A変換器
350 制御部
370 通知情報生成部

Claims (13)

  1. 第1のサーバから受信した圧縮デジタルデータを第1のバッファに一時記憶する第2のサーバであって、さらに、前記第1のバッファが、前記圧縮デジタルデータの復号に十分な量である第1のデータ量の前記圧縮デジタルデータを一時記憶すると、前記第1のバッファから前記圧縮デジタルデータを読み出して非圧縮デジタルデータに復号する前記第2のサーバ、と通信可能な再生装置において:
    前記第2のサーバとデータを送受信する通信部と;
    前記第2のサーバから前記通信部を介して受信した前記非圧縮デジタルデータを一時記憶する第2のバッファと;
    前記第2のバッファから読み出された前記非圧縮デジタルデータをD/A変換して出力するD/A変換部と;
    前記第2のバッファに、前記D/A変換部が出力中断なく動作可能な第2のデータ量の前記非圧縮デジタルデータが一時記憶されると、前記第2のバッファが一時記憶する前記非圧縮デジタルデータが前記D/A変換部に転送されるように制御する制御部と;
    前記第1のバッファのバッファリング状況が前記通信部により前記第2のサーバから受信され、前記第1のデータ量に対して前記第1のバッファが一時記憶しているデータ量の割合に第1の重み係数を乗算し、前記第2のデータ量に対して前記第2のバッファが一時記憶しているデータ量の割合に第2の重み係数を乗算し、当該第1の重み係数及び第2の重み係数がそれぞれ乗算された割合を合算させた値に基づいて、前記第1のバッファおよび前記第2のバッファの記憶状態を通知するための通知情報を生成する通知情報生成部と;
    を備えることを特徴とする、再生装置。
  2. 前記制御部は、前記第2のサーバから、前記第1のバッファに前記第1のデータ量の圧縮デジタルデータが記憶されたことを示す終了通知を前記通信部を介して受信すると、前記非圧縮デジタルデータを要求する要求情報を前記通信部を介して送信し、
    前記要求情報に応じて、前記第2のサーバから送信された前記非圧縮デジタルデータを前記通信部を介して受信すると、該非圧縮デジタルデータを前記第2のバッファに一時記憶することを特徴とする、請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記通知情報は、前記第1のバッファおよび前記第2のバッファの記憶状態を音波により通知する音波情報であることを特徴とする、請求項2に記載の再生装置。
  4. 前記通知情報は、前記第1のバッファおよび前記第2のバッファの記憶状態を画像により通知する画像情報であることを特徴とする、請求項2に記載の再生装置。
  5. 前記通知情報生成部は、前記第1のサーバから前記第2のサーバへ前記圧縮デジタルデータを配信する形式に応じて、前記第1の重み係数及び第2の重み係数がそれぞれ変更されることを特徴とする、請求項1に記載の再生装置。
  6. 前記通知情報生成部は、前記第2のサーバから前記終了通知を受信すると、生成する通知情報の内容を切替えることを特徴とする、請求項2に記載の再生装置。
  7. 前記通知情報生成部は、前記第1のバッファが一時記憶している圧縮デジタルデータのデータ量と、前記第2のバッファが一時記憶している非圧縮デジタルデータのデータ量と、に基づいて、生成する通知情報の内容を段階的に切替えることを特徴とする、請求項1に記載の再生装置。
  8. 前記通知情報生成部は、前記第2のバッファが一時記憶する非圧縮デジタルデータのデータ量が、前記第2のデータ量に達すると、生成する前記通知情報の内容を維持することを特徴とする、請求項1に記載の再生装置。
  9. 前記通知情報生成部は、前記第2のバッファが一時記憶する非圧縮デジタルデータのデータ量が、前記第2のデータ量に達すると、前記通知情報の生成を停止することを特徴とする、請求項1に記載の再生装置。
  10. 前記通知情報生成部は、前記第1のバッファが前記第1のサーバから前記圧縮デジタルデータを受信し始めると、前記通知情報の生成を開始することを特徴とする、請求項1に記載の再生装置。
  11. 前記制御部は、前記通信部を介して、前記第1のバッファの記憶状態を取得することを特徴とする、請求項1に記載の再生装置。
  12. 第1のサーバから受信した圧縮デジタルデータを第1のバッファに一時記憶する第2のサーバであって、さらに、前記第1のバッファが、前記圧縮デジタルデータの復号に十分な量である第1のデータ量の前記圧縮デジタルデータを一時記憶すると、前記第1のバッファから前記圧縮デジタルデータを読み出して非圧縮デジタルデータに復号する前記第2のサーバ、と通信可能な再生装置における再生方法において:
    前記第2のサーバから前記非圧縮デジタルデータを受信するステップと;
    前記受信した前記非圧縮デジタルデータを第2のバッファに一時記憶するステップと;
    D/A変換部が出力中断なく動作可能な第2のデータ量の前記非圧縮デジタルデータが前記第2のバッファに一時記憶されると、前記第2のバッファが一時記憶する前記非圧縮デジタルデータを前記D/A変換部に転送するステップと;
    前記第2のバッファから転送された前記非圧縮デジタルデータを前記D/A変換部がD/A変換してアナログデータを出力するステップと;
    を含み、
    前記第1のバッファに前記圧縮デジタルデータが一時記憶されてから、前記第2のバッファに前記第2のデータ量の非圧縮デジタルデータが一時記憶されるまでの少なくとも一期間に、前記第1のバッファのバッファリング状況が前記第2のサーバから受信され、前記第1のデータ量に対して前記第1のバッファが一時記憶しているデータ量の割合に第1の重み係数を乗算し、前記第2のデータ量に対して前記第2のバッファが一時記憶しているデータ量の割合に第2の重み係数を乗算し、当該第1の重み係数及び第2の重み係数がそれぞれ乗算された割合を合算させた値に基づいて、前記第1のバッファおよび前記第2のバッファの記憶状態を通知するための通知情報を生成するステップをさらに含むことを特徴とする、再生方法。
  13. コンピュータを、第1のサーバから受信した圧縮デジタルデータを第1のバッファに一時記憶する第2のサーバであって、さらに、前記第1のバッファが、前記圧縮デジタルデータの復号に十分な量である第1のデータ量の前記圧縮デジタルデータを一時記憶すると、前記第1のバッファから前記圧縮デジタルデータを読み出して非圧縮デジタルデータに復号する前記第2のサーバ、と通信可能であり、
    前記第2のサーバとデータを送受信する通信部と;
    前記第2のサーバから前記通信部を介して受信した前記非圧縮デジタルデータを一時記憶する第2のバッファと;
    前記第2のバッファから読み出された前記非圧縮デジタルデータをD/A変換して出力するD/A変換部と;
    前記第2のバッファに、前記D/A変換部が出力中断なく動作可能な第2のデータ量の前記非圧縮デジタルデータが一時記憶されると、前記第2のバッファが一時記憶する前記非圧縮デジタルデータが前記D/A変換部に転送されるように制御する制御部と;
    前記第1のバッファのバッファリング状況が前記通信部により前記第2のサーバから受信され、前記第1のデータ量に対して前記第1のバッファが一時記憶しているデータ量の割合に第1の重み係数を乗算し、前記第2のデータ量に対して前記第2のバッファが一時記憶しているデータ量の割合に第2の重み係数を乗算し、当該第1の重み係数及び第2の重み係数がそれぞれ乗算された割合を合算させた値に基づいて、前記第1のバッファおよび前記第2のバッファの記憶状態を通知するための通知情報を生成する通知情報生成部と;
    を備える再生装置として機能させることを特徴とする、コンピュータプログラム。
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