JP2016213569A - コンテンツ再生システム - Google Patents

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Abstract

【課題】制御装置から自発的にコンテンツを送信するシステムにおいて、再生装置を切り替える場合に、コンテンツの再生音を滑らかにつなげるコンテンツ再生システムを提供する。【解決手段】無線通信端末は、コンテンツ再生装置20Aによるコンテンツの再生中に、コンテンツ再生装置20Bの選択を受け付けるとS20、コンテンツ再生装置20Aから再生経過時間を算出しS21、コンテンツ再生装置20Bの遅延時間を読み出すS22。さらに、再生経過時間と遅延時間とから再生開始時間を算出しS23、コンテンツ再生装置20Bに対して、再生開始時間から始まるコンテンツと再生開始の指示を送信するS25。コンテンツ再生装置20Bは、再生開始時間から始まるコンテンツを受信し、受信したコンテンツを再生するS26。【選択図】図10

Description

この発明は、複数の再生装置を用いてコンテンツを再生する技術に関し、特に再生装置の切り替え時における再生音のつながりを確保する技術に関する。
コンテンツサーバから取得したコンテンツを再生する再生装置と、その再生装置の動作を制御する制御装置(コントローラ)とを備えたコンテンツの再生システムが知られている。例えば、特許文献1は、第1の再生装置でのコンテンツの再生中に、第2の再生装置においてそのコンテンツの再生を移行させる際に、コンテンツの提供が途切れないようにする技術が開示されている。
特開2014−131113号公報
しかし、特許文献1の方法では、第2の再生装置におけるコンテンツの取得から再生までに発生する遅延時間を考慮していないために、第1の再生装置で再生されていたコンテンツの再生音と、第2の再生装置において再生が開始されるコンテンツの再生音との時間的な連続性が失われ、聴感上の違和感があった。また、近年では、制御装置にコンテンツサーバの機能を持たせ、制御装置から自発的にコンテンツを送信するシステムも知られているが、このようなシステムにおいても同様に、第1の再生装置で再生されていたコンテンツの再生音と、第2の再生装置において再生が開始されるコンテンツの再生音との時間的な連続性を保ち、聴感上の違和感を無くすことが望まれている。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、制御装置から自発的にコンテンツを送信するシステムにおいて、再生装置を切り替える場合に、コンテンツの再生音を滑らかにつなげることが可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明のコンテンツ再生システムは、複数のコンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積部と、前記蓄積部からコンテンツを受信して再生する複数の再生装置と、前記再生装置と前記蓄積部を通信により制御する制御装置とを備えるコンテンツ再生システムであって、前記制御装置は、前記複数の再生装置における一の再生装置の選択を受け付ける装置選択受付部と、前記複数のコンテンツにおける一のコンテンツの選択を受け付けるコンテンツ選択受付部と、前記装置選択受付部により受け付けた選択に係る再生装置に対して前記一のコンテンツが送信されてから前記再生装置において前記一のコンテンツが再生可能となるまでの遅延時間を取得する遅延時間取得部と、前記選択に係る再生装置に対して前記一のコンテンツを送信するよう前記蓄積部に指示すると共に、前記選択に係る再生装置に対して前記一のコンテンツの再生開始を指示する再生開始指示部と、少なくとも、前記選択に係る再生装置に対して前記一のコンテンツを送信してからの経過時間に基づいて、再生経過時間を算出する再生経過時間算出部と、前記一のコンテンツの再生中に、前記装置選択受付部により他の再生装置の選択を受け付けた際には、前記再生経過時間算出部で算出した前記再生経過時間と、前記遅延時間取得部により取得した前記他の再生装置の遅延時間とに基づいて、再生開始時間を算出する再生開始時間算出部と、を備え、前記再生開始指示部は、前記一のコンテンツの再生中に、前記装置選択受付部により前記他の再生装置の選択を受け付けた際には、前記再生開始時間からの前記一のコンテンツを送信するよう前記蓄積部に指示すると共に、前記他の再生装置に対して、前記一のコンテンツの再生開始を指示し、前記複数の再生装置のそれぞれは、前記蓄積部から送信される前記一のコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、前記受信したコンテンツを再生する再生部と、を備える、ことを特徴とする。
本発明のコンテンツ再生システムによれば、装置選択受付部により一の再生装置の選択を受け付け、コンテンツ選択受付部により一のコンテンツの選択を受け付けると、遅延時間取得部は、一の再生装置に対して一のコンテンツが送信されてから一の再生装置において一のコンテンツが再生可能となるまでの遅延時間を取得する。また、再生開始指示部は、一の再生装置に対して、一のコンテンツを送信するよう蓄積部に指示すると共に、一の再生装置に対して一のコンテンツの再生開始を指示する。さらに、再生経過時間算出部は、少なくとも、一の再生装置に対して一のコンテンツを送信してからの経過時間に基づいて再生経過時間を算出する。一の再生装置における一のコンテンツの再生中に、装置選択受付部により他の再生装置の選択を受け付けた際には、再生開始時間算出部は、算出した再生経過時間と、他の再生装置が一のコンテンツを蓄積部から取得して再生可能となるまでの遅延時間に基づいて、再生開始時間を算出する。再生開始指示部は、再生開始時間からの一のコンテンツを送信するよう蓄積部に指示すると共に、他の再生装置に対して再生開始を指示する。他の再生装置のコンテンツ取得部は蓄積部から送信される位置のコンテンツを受信し、再生部は再生開始の指示にしたがって、受信したコンテンツを再生する。その結果、他の再生装置が再生を開始するタイミングは、一の再生装置における一のコンテンツの再生経過時間と、遅延時間とに基づくタイミングとなり、さらに、他の再生装置が再生を開始するコンテンツは、再生開始時間からのコンテンツなので、他の再生装置において再生開始するタイミングと、コンテンツの再生位置とを一致させて、時間的に滑らかにつながったコンテンツの再生が行われる。
上述したコンテンツ再生システムにおいて、前記複数の再生装置のそれぞれは、遅延時間測定部を備え、前記遅延時間測定部は、前記一のコンテンツの受信を開始するタイミングから、前記一のコンテンツを受信して再生可能となるまでの処理の終了タイミングまでの時間を遅延時間として測定し、前記遅延時間取得部は、前記遅延時間測定部によって測定された遅延時間を取得するようにしてもよい。この場合は、遅延時間測定部は、一のコンテンツの受信を開始するタイミングから、一のコンテンツを取得して再生可能となるまでの処理の終了タイミングまでの時間を測定する。遅延時間取得部は、前記遅延時間測定部によって測定された遅延時間を取得する。したがって、コンテンツを送信する制御装置とコンテンツ再生装置との間の通信環境、コンテンツのフォーマット等によって異なる遅延時間が正確に測定されることになり、他の再生装置において再生開始するタイミングと、コンテンツの再生位置との一致の精度を向上させる。なお、遅延時間の測定は、再生開始の指示を行う度に行ってもよいし、一度だけ測定して、その後は記憶させた測定値を用いてもよい。また、遅延時間の測定は、システムを構築する際に、再生装置を検出した時に行ってもよい。
上述したコンテンツ再生システムにおいて、前記コンテンツ再生システムは、前記複数の再生装置における予め定められた遅延時間を蓄積する遅延時間蓄積部を備え、前記遅延時間取得部は、前記遅延時間蓄積部から前記遅延時間を取得するようにしてもよい。この場合には、一のコンテンツのコンテンツ蓄積部からの取得から再生可能となるまでの遅延時間を、予め遅延時間蓄積部に蓄積しておき、遅延時間取得部は、遅延時間蓄積部から既定の遅延時間を取得し、再生開始時間算出部は、取得した遅延時間と、再生経過時間とに基づいて、再生開始時間を算出する。したがって、簡易な構成で、コンテンツを送信する制御装置とコンテンツ再生装置との間の通信環境、コンテンツのフォーマット等によって異なる遅延時間が正確に測定されることになり、他の再生装置において再生開始するタイミングと、コンテンツの再生位置との一致の精度を向上させる。なお、遅延時間蓄積部は、制御装置に設けてもよいし、再生装置に設けてもよい。なお、遅延時間の取得は、再生開始の指示を行う度に行ってもよいし、一度だけ取得して、その後は記憶させた値を用いてもよい。また、遅延時間の取得は、システムを構築する際に、再生装置を検出した時に行ってもよい。
上述したコンテンツ再生システムにおいて、より好ましい態様としては、再生経過時間算出部は、前記一のコンテンツを送信してからの時間を計測することにより前記経過時間を取得し、取得した当該経過時間と前記遅延時間取得部により取得した前記遅延時間とに基づいて、再生経過時間を算出するようにしてもよい。この場合には、簡易な構成で、コンテンツを送信する制御装置とコンテンツ再生装置との間の通信環境、コンテンツのフォーマット等によって異なる遅延時間が正確に測定されることになり、他の再生装置において再生開始するタイミングと、コンテンツの再生位置との一致の精度を向上させる。
上述したコンテンツ再生システムにおいて、より好ましい態様としては、再生経過時間算出部は、前記再生装置における再生経過時間を前記経過時間として前記再生装置から取得し、取得した当該経過時間に基づいて再生経過時間を算出するようにしてもよい。この場合には、コンテンツを送信する制御装置とコンテンツ再生装置との間の通信環境、コンテンツのフォーマット等によって異なる遅延時間が精度良く測定されることになり、他の再生装置において再生開始するタイミングと、コンテンツの再生位置との一致の精度を向上させる。
上述したコンテンツ再生システムにおいて、より好ましい態様としては、前記制御装置は、前記再生開始指示部により前記他の再生装置に対して前記再生開始時間からの前記一のコンテンツの再生開始が指示された際に、前記一の再生装置に対して、前記再生開始時間に基づいたタイミングで、前記一のコンテンツの再生停止を指示する再生停止指示部を備えるようにしてもよい。この場合は、再生開始指示部により他の再生装置に対して再生開始が指示されると、再生停止指示部は、現在コンテンツを再生している一の再生装置に対して再生開始時間にコンテンツの再生を停止するように指示する。したがって、一の再生装置による再生と他の再生装置による再生との重なりを無くしつつ、時間的に滑らかにつながったコンテンツの再生が行われる。
本発明の第1実施形態のコンテンツ再生システムの概略構成を示す図である。 無線通信端末の構成を示すブロック図である。 コンテンツ再生装置の構成を示すブロック図である。 コンテンツサーバでのコンテンツの管理構造を説明する図である。 第1再生リストの構造の一例を示す図である。 第2再生リストの構造の一例を示す図である。 無線通信端末の制御部が実現する機能的構成を示す機能ブロック図である。 コンテンツ再生装置の制御部が実現する機能的構成をしけ示す機能ブロック図である。 コンテンツ再生システムにおける処理の流れを示すシーケンスチャートである。 コンテンツ再生システムにおける処理の流れを示すシーケンスチャートである。 コンテンツ再生装置を切り替えた際の音のつながりを説明するための図である。 無線通信端末における表示例を示す図である。 無線通信端末における表示例を示す図である。 無線通信端末における表示例を示す図である。 第2実施形態におけるコンテンツ再生システムの処理の流れを示すシーケンスチャートである。 コンテンツ再生装置を切り替えた際の音の時間的なつながりを説明するための図である。 第2実施形態におけるコンテンツ再生システムの処理の流れを示すシーケンスチャートである。 コンテンツ再生装置を切り替えた際の音の時間的なつながりを説明するための図である。 第2実施形態におけるコンテンツ再生システムの処理の流れを示すシーケンスチャートである。 第3実施形態におけるコンテンツ再生システムの処理の流れを示すシーケンスチャートである。 第3実施形態におけるコンテンツ再生システムの処理の流れを示すシーケンスチャートである。 第4実施形態におけるコンテンツ再生システムの処理の流れを示すシーケンスチャートである。 第4実施形態におけるコンテンツ再生システムの処理の流れを示すシーケンスチャートである。 経過時間等の一例を説明するための図である。 第5実施形態におけるコンテンツ再生システムの処理の流れを示すシーケンスチャートである。 第5実施形態におけるコンテンツ再生システムの処理の流れを示すシーケンスチャートである。 変形例におけるコンテンツ再生システムの処理の流れを示すシーケンスチャートである。 比較例におけるコンテンツ再生装置切り替え時の音の途切れを説明するための図である。
<A:第1実施形態>
以下、図面を参照しつつ本発明の第1実施形態を説明する。図1は、コンテンツ再生システム1の概略構成を示す図である。コンテンツ再生システム1は、家庭内のパーソナルコンピュータやAV(Audio Visual)機器を相互に接続するためのプロトコルであるUPnP(Universal Plug and Play)に基づくネットワークAVシステムである。コンテンツ再生システム1は、無線通信端末10と、コンテンツ再生装置20A,20Bとを備える。無線通信端末10は、コントロールポイントとも呼ばれる制御装置であり、ここではスマートフォンである。コンテンツ再生装置20A,20Bは、メディアレンダラとも呼ばれる再生装置であり、ここではオーディオプレーヤである。
本実施形態においては、メディアサーバとも呼ばれるコンテンツサーバの機能を無線通信端末10が備えている。無線通信端末10は、コンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積部を有し、無線通信端末10上で選択されたコンテンツをストリーミング形式によってコンテンツ再生装置20A,20Bに送信する。無線通信端末10が蓄積するコンテンツは、ここでは楽曲に関するものである。コンテンツ再生装置20A,20Bは、無線通信を用いた無線通信端末10による制御の下で、無線通信端末10との通信により、無線通信端末10からコンテンツを取得して再生する。なお、本実施形態では、無線通信端末10を1つだけ用いた例について説明するが、無線通信端末10は複数存在していてもよい。
図2は、無線通信端末10の構成を示すブロック図である。図2に示すように、無線通信端末10は、制御部11と、UI(User Interface)部12と、無線通信部13と、音声入出力部14と、記憶部15とを備える。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)を含む演算装置やメモリを備える。演算装置は、メモリや記憶部15に記憶されたプログラムを実行することにより、無線通信端末10の動作を制御する。UI部12は、タッチパネルを備え、ユーザからの操作を受け付ける操作部と、画像により情報を報知する表示部としての機能を兼ね備えるものである。無線通信部13は、無線通信回路やアンテナを備え、コンテンツ再生装置20A,20Bに接続するためのインタフェースである。音声入出力部14は、受話音声などを収音するマイクロホンや送話音声などを放音するスピーカを備え、無線通信端末10における音声の入出力に関する機能を実現する。
記憶部15は、例えばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)を備え、制御部11が用いる各種のプログラムを記憶する。また、本実施形態においては、コンテンツ再生装置20Aとコンテンツ再生装置20Bの規定の遅延時間についても記憶部15に予め記憶されているものとする。規定の遅延時間の詳細については後述する。
記憶部15は、さらに、第1再生リスト記憶部151及びコンテンツ蓄積部152として機能するを記憶する。第1再生リスト記憶部151は、コンテンツ再生装置20A,20Bに再生させる複数のコンテンツを列挙しリスト化した第1再生リスト151−1を記憶するものである。第1再生リスト151−1は、例えば図65に示されるデータ構造を有する。図65において、「1」や「2」のように各行の冒頭の数字が再生順を示し、それに後続する「A1」や「A2」が再生対象であるコンテンツを識別するコンテンツ識別子である。
図2に示すように、コンテンツ蓄積部152は、コンテンツDB(Data Base)331及び属性情報DB332を有している。コンテンツDB331は、無線通信端末10が提供するコンテンツを蓄積するデータベースである。属性情報DB332は、コンテンツDB331に蓄積された各コンテンツの属性を示す属性情報を蓄積するデータベースである。属性情報は、例えば、アーティストの名称などを含み各アーティストを識別するアーティスト識別子や、アルバム等の名称などを含み各アルバム等を識別するアルバム等識別子、コンテンツの名称などを含み各コンテンツを識別するコンテンツ識別子、アルバム等内でのデフォルトでの再生順(例えば、音楽アルバムにおけるトラック番号)、アルバム等を構成するコンテンツの総数、著作権保護情報、コンテンツDB331における各コンテンツの所在を示すアドレス情報(例えば、URI;Uniform Resource Identifier)を含む。
図4は、無線通信端末10でのコンテンツの管理構造を説明する図である。無線通信端末10では属性情報が示す属性に基づいて、図4に示す階層構造に従って各コンテンツが管理される。図4において、各ブロックに示すアルファベット、又はアルファベットと数値の組み合わせは、アーティスト識別子(「アーティスト」と示した階層)、アルバム等識別子(「アルバム等」と示した階層)、コンテンツ識別子(「コンテンツ」と示した階層)を表す。
図4に示すように、コンテンツ蓄積部152に蓄積される各コンテンツは、アーティスト単位でグループ化され、更に、各アーティストに関するアルバム等単位でさらに細分化してグループ化されている。このようなグループ化は、属性情報に記述されたアーティスト識別子及びアルバム等識別子から特定可能である。また、アルバム等識別子について、括弧書きで「abm」と記述したものは音楽アルバムに対応することを意味し、括弧書きで「ply」と記述したものはプレイリストに対応することを意味する。また、コンテンツ識別子にあって、符号の末尾の数値はアルバム等内でのデフォルトでの再生順を表し、特に、音楽アルバムについてはトラック番号に対応している。
図3は、コンテンツ再生装置20A,20Bの構成を示すブロック図である。図3に示すように、コンテンツ再生装置20A,20Bは、制御部21と、無線通信部22と、ネットワーク通信部23と、スピーカ24と、記憶部25と、表示部26とを備える。
制御部21は、CPUを含む演算装置やメモリを備える。演算装置は、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより、コンテンツ再生装置20A,20Bの動作を制御する。無線通信部22は、無線通信回路やアンテナを備え、無線通信端末10に接続するためのインタフェースである。ネットワーク通信部23は、通信ネットワーク90に接続するためのインタフェースである。スピーカ24は、制御部21から供給される楽音信号に応じて放音する放音部である。表示部26は、例えばFL(Fluorescent Lamp)ディスプレイであり、再生中のコンテンツに関する情報などを表示する。
記憶部25は、例えばハードディスク装置を備え、制御部21が動作するためのプログラムを記憶する。また、記憶部25は第2再生リスト記憶部251として機能する。第2再生リスト記憶部251に記憶される第2再生リスト251−1は、コンテンツ再生装置20A,20Bで再生するコンテンツを再生順に列挙しリスト化したものである。第2再生リスト251−1は、例えば図6に示されるデータ構造を有する。第2再生リスト251のデータ構造は、基本的に第1再生リストのそれと共通する。
図7は、無線通信端末10の制御部11が実現する機能的構成を示す機能ブロック図である。制御部11は、プログラムを実行することにより、装置選択受付部111、コンテンツ選択受付部112、再生開始指示部113、再生経過時間算出部114、遅延時間取得部115、再生開始時間算出部116、および再生停止指示部117に相当する機能を実現する。
装置選択受付部111は、複数の再生装置における一の再生装置の選択を受け付ける。本実施形態では、コンテンツ再生システム1がコンテンツ再生装置20Aとコンテンツ再生装置20Bの2つのコンテンツ再生装置を備えており、ユーザは、コンテンツの再生を行うコンテンツ再生装置をこれらのコンテンツ再生装置から選択することができる。装置選択受付部111は、ユーザによりUI部12が操作されることで、コンテンツ再生装置20Aとコンテンツ再生装置20Bのいずれかの再生装置の選択を受け付ける。
コンテンツ選択受付部112は、複数のコンテンツにおける一のコンテンツの選択を受け付ける。本実施形態では、コンテンツ選択受付部112は、装置選択受付部111による再生装置の選択の受け付けが行われると、UI部12にアーティストやアルバム等を表示させる。ユーザによりUI部12が操作されることでアーティストやアルバム等が選択されると、コンテンツサーバ30にアクセスしてコンテンツの属性を表す属性情報を取得する。例えば、再生対象のコンテンツに関するアーティストを指定するものであったり、アルバム等を指定したりするものなどのように、再生の対象とするコンテンツの範囲が指定されると、それらのコンテンツの属性を示す属性情報を取得する。
コンテンツ選択受付部112は、属性情報を取得すると、コンテンツリストを生成し、UI部12に表示させ、ユーザによりUI部12が操作されることで、複数のコンテンツの中から一つのコンテンツの選択を受け付ける。
再生開始指示部113は、装置選択受付部111により受け付けた選択に係るコンテンツ再生装置に対して、コンテンツ選択受付部112により受け付けた選択に係る一のコンテンツのコンテンツDB331からの読み取ると共に、当該コンテンツの再生開始指示を無線通信部13に供給する。本実施形態では、再生開始指示部113は、再生開始の指示と共に、選択されたコンテンツ及び当該コンテンツに係るコンテンツ識別子を、無線通信部13に供給する。
また、本実施形態においては、再生開始指示部113は、コンテンツの再生中に、装置選択受付部111により他の再生装置の選択を受け付けた際には、当該他の再生装置に対して、前記コンテンツを、再生開始時間算出部116により算出した再生開始時間から再生開始するように指示する。つまり、再生開始指示部113は、当該他の再生装置に対して、前記コンテンツの前記再生開始時間からの再生開始の指示を無線通信部13に供給する。
再生経過時間算出部114は、コンテンツの再生中に、装置選択受付部111により他の再生装置の選択を受け付けた際に、前記コンテンツを再生中の再生装置に対してコンテンツを送信してからの経過時間と、当該再生装置の遅延時間とに基づいて再生中のコンテンツの再生経過時間を取得算出する。
遅延時間取得部115は、装置選択受付部111により再生装置の選択を受け付けた際に、当該再生装置が前記コンテンツを無線通信端末10から取得し、再生の準備を行って再生可能となるまでの遅延時間を取得する。本実施形態では、記憶部15に予め記憶させておいた既定の遅延時間を遅延時間取得部115が読み取る。
再生開始時間算出部116は、再生経過時間算出部114によって取得した再生経過時間と、遅延時間取得部115によって取得した遅延時間に基づいて、再生開始時間を算出する。
再生停止指示部117は、再生開始指示部116により前記他の再生装置に対して再生開始時間からの前記コンテンツの再生開始が指示された際に、前記コンテンツを再生していた再生装置に対して、前記コンテンツの再生停止を指示する。なお、本実施形態においては再生停止処理を実行しない例について説明するので、制御部11は再生停止指示部117として機能しない。再生停止処理については、後述する第2実施形態等で説明する。
図8は、コンテンツ再生装置20A,20Bの制御部21が実現する機能的構成を示す機能ブロック図である。制御部21は、プログラムを実行することにより、コンテンツ取得部212と、再生部214と、遅延時間読出部215に相当する機能を実現する。
コンテンツ取得部212は、無線通信部22を介して無線通信端末10から再生開始の指示と共に送信される再生の対象となるコンテンツを受信することによりコンテンツの取得を行う。
再生部214は、コンテンツ取得部212が取得した前記コンテンツを再生する。再生部214は、取得したコンテンツに応じた楽音信号を生成してスピーカ24に出力し、その楽音信号に応じてスピーカ24に放音させる。
遅延時間読出部215は、無線通信部22を介して無線通信端末10からの遅延時間要求を受けた際に、記憶部25に予め記憶させておいた既定の遅延時間を読み出し、無線通信部22を介して無線通信端末10に対して既定の遅延時間を出力する。
図9乃至図11は、コンテンツ再生システム1における処理の流れを示すシーケンスチャートである。無線通信端末10のユーザはUI部12を操作して、コンテンツを再生するためのアプリケーションプログラムの起動を指示する。この指示に応じて、制御部11はアプリケーションプログラム読み出して実行し、まず、自端末と無線通信可能なコンテンツ再生装置20Aおよびコンテンツ再生装置20Bを無線通信部13により探索して、UI部12にその一覧を表示する。図12にその一覧の表示例を示す。図12においては、コンテンツ再生装置20AがDMR1と表示され、コンテンツ再生装置20BがDMR2と表示されている。
UI部12がユーザにより操作されてコンテンツ再生装置20Aまたはコンテンツ再生装置20Bが選択されると、装置選択受付部111として機能する制御部11は、この選択を受け付ける(S1)。本実施形態では、一例として、コンテンツ再生装置20Aが選択されたものとする。図12においては、DMR1を示すボタンの色が選択色に変わり、コンテンツ再生装置20Aが選択されたことを示している。
コンテンツ選択受付部112として機能する制御部11は、再生の対象とするコンテンツを選択する操作を受け付ける(S2)。制御部11は、例えばアーティスト単位やアルバム等単位で、再生の対象とするコンテンツを選択する操作をUI部12により受け付ける。ここでは、制御部11は、図55に示されるアーティスト識別子「PQR」のアーティストの「ABC」というアルバムに関するコンテンツの選択を受け付けたとする。
続いて、制御部11は、コンテンツ蓄積部152に記憶されている属性情報DB332から、選択されたコンテンツに対応するものを読み出す(S3)。
次に、制御部11は、読み出した属性情報に基づいて、コンテンツリストを生成する(S5)。生成したコンテンツリストの内容は、UI部12により表示され、ユーザによる選択が可能となる。図13にコンテンツリストの表示例を示す。図13に示すように、UI部12の最上部には、選択されたコンテンツ再生装置20Aを示す「DMR1」が表示されており、その下方には、コンテンツリストに含まれる個々の楽曲の名前が表示される。
UI部12がユーザにより操作されて、再生対象のコンテンツとして、いずれかの楽曲が選択されると、制御部11は、再生の対象とするコンテンツを選択する操作を受け付ける(S5)。コンテンツ選択受付部112として機能する制御部11は、選択されたコンテンツのコンテンツ識別子を、第1再生リスト記憶部151に記憶させた第1再生リスト151−1に書き込む。そして、再生開始指示部113として機能する制御部11は、選択されたコンテンツのコンテンツ識別子に基づいて、コンテンツ蓄積部152に記憶されているコンテンツDB331から再生対象となるコンテンツを読み出す(S6)。また、遅延時間取得部115として機能する制御部11は、予め記憶部15に記憶させておいたコンテンツ再生装置20Aにおける既定の遅延時間を読み出す(S7)。遅延時間とは、コンテンツ再生装置20Aまたはコンテンツ再生装置20Bが再生の開始に必要なデータ量を無線通信端末10から受信し、記憶部25にバッファリングを行い、データのフォーマットに応じて解凍等の処理を行って、再生可能となるまでの時間をいう。本実施形態においては、コンテンツ再生装置20A及びコンテンツ再生装置20Bの遅延時間は、予め製造時等に測定され、既定値として記憶部15に記憶されているものとする。一例として、読み出した遅延時間D2は0:01(1秒)であったとする。
次に、再生開始指示部113として機能する制御部11は、コンテンツ識別子及び読み出したコンテンツと共に、再生開始の指示を、無線通信部13を介してコンテンツ再生装置20A宛てに送信する(S8)。また、再生経過時間算出部116として機能する制御部11は、コンテンツ再生装置20Aにおける再生経過時間の計測を開始する(S9)。なお、この段階では、前記コンテンツをコンテンツ再生装置20Aに送信してからの経過時間の計測を開始することになるが、後述するように再生装置の切り替えを受け付けた後には、上述のように読み出したコンテンツ再生装置20Aの遅延時間を考慮してコンテンツ再生装置20Aにおける再生経過時間を算出することになる。
コンテンツ再生装置20Aの制御部21は、無線通信部22を介して無線通信端末10により送信されたコンテンツ識別子及びコンテンツと再生指示を受信して、これを取得する。制御部21は、記憶部25に記憶させた第2再生リスト251にコンテンツ識別子を書き込む。そして、制御部21は、コンテンツのデータのフォーマットに応じて処理を行い、再生の準備を行う。例えば、圧縮して符号化されているデータについては、解凍処理を行う。制御部21は、再生の準備が完了したところで、選択されたコンテンツの再生を開始する(S10)。
無線通信端末10の制御部11は、コンテンツの再生中においてはコンテンツの属性情報に基づいて、アーティスト名、アルバム名、楽曲名等をUI部12に表示させる。コンテンツ属性情報は再生装置から取得しても良い。また、ユーザがUI部12を操作して、自端末と無線通信可能なコンテンツ再生装置の一覧を表示させるモードを選択した時には、例えば図14に示すようにコンテンツ再生装置の一覧をUI部12に表示させる。
そして、UI部12がユーザにより操作されて、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置として、現在再生を行っているコンテンツ再生装置ではなく、別のコンテンツ再生装置であるコンテンツ再生装置20Bが選択されると、装置選択受付部111として機能する制御部11は、この選択を受け付ける(S20)。図14においては、DMR2を示すボタンの色が選択色に変わり、コンテンツ再生装置20Bが選択されたことを示している。
コンテンツの再生中に、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置として別のコンテンツ再生装置としてコンテンツ再生装置20Bが選択された場合には、再生経過時間算出部114としての機能する制御部11は、この時点までの経過時間と、ステップS7で読み出したコンテンツ再生装置20Aの規定の遅延時間D2とを考慮して、現在コンテンツの再生を行っているコンテンツ再生装置20Aにおける再生を開始してからの再生経過時間を算出する(S21)。例えば、図11に示すように、コンテンツ再生装置20Aに再生開始指示を行うと共にステップS9で再生経過時間の計測を開始した時間が0:00であったとして、コンテンツ再生装置20Bが選択された時間が0:06であったとする。この場合には、計測を開始してからの経過時間は0:06(6秒)となるが、コンテンツ再生装置20Aの規定の遅延時間D2が0:01(1秒)なので、コンテンツ再生装置20A内においてコンテンツの再生を開始してからの相対的な時間は、計測を開始してからの経過時間0:06から規定の遅延時間D2の0:01を差し引いた0:05(5秒)となる。このように、再生経過時間算出部114としての機能する制御部11は、計測を開始してからの経過時間から、現在再生を行っているコンテンツ再生装置の規定の遅延時間を差し引くことによって、再生経過時間T1を算出する。この例の場合には、再生経過時間T1は0:05(5秒)となる。
次に、遅延時間取得部115として機能する制御部11は、予め記憶部15に記憶させておいたコンテンツ再生装置20Bの既定の遅延時間を読み出す(S22)。一例として、読み出した遅延時間D23は0:01(1秒)であったとする。制御部11は、遅延時間の読み出しが終了すると、再生開始時間算出部116として機能しコンテンツ再生装置20Bにおける再生開始時間の算出を行う(S23)。再生開始時間の算出は、再生経過時間T1と、遅延時間D3を加算することにより行う。図11に示すように、コンテンツの再生中にコンテンツ再生装置20Aからコンテンツ再生装置20Bへの切り替えが選択された際には、コンテンツ再生装置20Aにおける再生経過時間T1以降のタイミングからの再生開始をコンテンツ再生装置20Bに指示すれば、コンテンツとしては時間的につながることになる。つまり、コンテンツ再生装置20Aにおいては再生開始から再生経過時間T1までコンテンツが再生され、コンテンツ再生装置20Bにおいては再生経過時間T1以降からのコンテンツが再生されるので、コンテンツは時間的に途切れなく再生されることになる。但し、上述したように、コンテンツ再生装置20Bは、再生開始の指示の直後に再生を開始できる訳ではなく、再生開始までは上述した遅延時間D3が必要となる。そこで、制御部11は、再生経過時間T1に既定の遅延時間D3を加算して、コンテンツ再生装置20Bに指示する再生開始時間ST1を算出する。
(数1)
再生開始時間ST1=再生経過時間T1+既定の遅延時間D3
この例では、再生経過時間T1が0:05で、遅延時間D3が0:01だとすると、再生開始時間ST1は0:06(6秒)となる。なお、コンテンツ再生装置20Bの再生中に再びコンテンツ再生装置20Aが選択された場合には、コンテンツ再生装置20Bにおける再生経過時間T1にコンテンツ再生装置20Aの規定の遅延時間D2を加算して再生開始時間ST1を算出すればよい。さらに多くのコンテンツ再生装置があり、別のコンテンツ再生装置が選択された場合には、選択されたコンテンツ再生装置の規定の遅延時間と再生経過時間T1とを加算して再生開始時間ST1を算出すればよい。
制御部11は、再生開始時間ST1の算出が完了すると、再生開始時間ST1からのコンテンツをコンテンツ蓄積部152のコンテンツDB331から読み出す(S24)。この例の場合には、0:06からのコンテンツを読み出す。そして、制御部11は、コンテンツ再生装置20Bに対して、読み出したコンテンツ及び当該コンテンツに対応するコンテンツ識別子と共に、再生開始の指示を無線通信部13を介して送信する(S25)。
無線通信部22を介して、無線通信端末10からコンテンツ及びコンテンツに対応するコンテンツ識別子と、再生開始の指示とを受信したコンテンツ再生装置20Bのコンテンツ取得部212として機能する制御部21は、無線通信部22を介して再生開始時間ST1からのコンテンツのデータを受信すると、記憶部25にバッファリングを行い、必要な場合には、解凍等の処理を行って、再生可能となるまでの処理を行う。コンテンツ再生装置20Bは、受信を開始してから当該処理の完了までの遅延時間D3の間は再生を行うことができないが、本実施形態では、上述したように既に遅延時間D3を考慮したデータを受信している。したがって、再生部214として機能するコンテンツ再生装置20Bの制御部21が再生可能となるまでの処理の完了後に再生を開始すると(S26)、前記コンテンツはコンテンツ再生装置20Bにおいて0:06(6秒)から再生されることになる。つまり、コンテンツ再生装置20Aにおける再生開始から0:06経過後に、0:06からのコンテンツが再生されることになる。その結果、図11に示すように、コンテンツは時間的に滑らかにつながって再生され、聴感上の違和感のない再生が行われることになる。
図28に比較例を示す。図28においては、コンテンツの連続再生時のコンテンツの波形を上段に、再生装置切り替え時におけるコンテンツの波形を下段に示している。図28に示すように、0秒で再生が開始され、1秒で別の再生装置への切り替えが選択されたとする。この比較例では、選択された別の再生装置で再生を開始する際、選択が行われた時点である1秒からのコンテンツを再生するようになっている。したがって、選択された別の再生装置での再生が可能になるまでの遅延時間が1秒であったとすると、最初の再生装置において再生が開始された0秒から2秒経過した時に、選択された別の再生装置での再生が開始される。しかし、この時に再生されるコンテンツは、1秒の再生位置からのコンテンツとなり、コンテンツは時間的に滑らかにつながらず、聴感上の違和感のある再生になってしまう。
しかし、本実施形態によれば、再生開始から2秒経過時に、2秒の再生位置からのコンテンツが再生されることになり、コンテンツは時間的に滑らかにつながり、聴感上の違和感のない再生が行われる。
以上説明した実施形態のコンテンツ再生システム1では、無線通信端末において第1のコンテンツ再生装置とコンテンツが選択されると、当該コンテンツを無線通信端末から自発的に第1のコンテンツ再生装置に送信すると共に当該コンテンツの再生開始を第1のコンテンツ再生装置に指示する。また、無線通信端末は第1のコンテンツ再生装置の規定の遅延時間を読み取ると共に、第1のコンテンツ再生装置に対して前記コンテンツを送信してからの経過時間と、読み取った遅延時間とに基づいて、再生経過時間を算出する。さらに、第1のコンテンツ再生装置における前記コンテンツの再生中に、無線通信端末において再生装置として別の第2のコンテンツ再生装置の選択が行われた場合には、無線通信端末は第2のコンテンツ再生装置の規定の遅延時間を読み取る。そして、無線通信端末は、上述のように算出した第1のコンテンツ再生装置における再生経過時間と、読み取った既定の遅延時間とに基づいて、再生開始時間を算出し、第2のコンテンツ再生装置に対して、算出した再生開始時間からのコンテンツと、当該コンテンツの再生開始を指示するようにする。したがって、無線通信端末から自発的にコンテンツ再生装置に対してコンテンツを送信する構成の場合であっても、最初にコンテンツの再生を開始する第1のコンテンツ再生装置における再生開始時間からの経過時間と、次にコンテンツの再生を開始する第2のコンテンツ再生装置で再生開始されるコンテンツの再生開始タイミングとが一致し、時間的に滑らかにつながった聴感上の違和感のない再生が行われることになる。特に、本実施形態においては、コンテンツ再生装置20Aによるコンテンツの再生中に、コンテンツ再生装置20Bに対してコンテンツの再生開始を指示するが、コンテンツ再生装置20Aによるコンテンツの再生は継続される。したがって、音の途切れがなく、時間的に滑らかなつながりを実現することができる。
なお、本実施形態においては、予め2つのコンテンツ再生装置が無線通信端末と無線接続されている例について説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、コンテンツ再生装置20Aのコンテンツの再生時には無線通信端末と無線接続されていなかったコンテンツ再生装置20Bを新たに参加無線通信端末と無線接続させる場合にも適用可能である。この場合には、無線通信端末と無線接続する際に必要となる処理の時間を遅延時間に含め、予め測定して記憶部15に記憶させておくようにしてもよい。また、電源OFFからONまでの起動時間などを予め測定しておき、測定した時間を遅延時間に含めて記憶部15に記憶させておいても良い。
<B:第2実施形態>
次に、図15ないし図19を参照しつつ、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、コンテンツ再生装置20Bへの再生開始指示を行う際に、それまでコンテンツを再生していたコンテンツ再生装置20Aにおける再生を停止させる例である。図15は第1実施形態における図10に対応するシーケンスチャートである。なお、図15において、図10に示す処理と共通の処理については同一のステップ番号を付してある。
図15に示すように、本実施形態における無線通信端末10の再生開始指示部113および再生停止指示部117として機能する制御部11は、開始時間からのコンテンツの読み出し後に(S24)、コンテンツ再生装置20Aに対して、再生停止の指示を無線通信部13を介して行う(S40)と共に、コンテンツ再生装置20Bへのコンテンツ及び当該コンテンツの識別子並びに再生開始指示の送信(S25)を行う。無線通信部22を介して再生停止の指示を受信したコンテンツ再生装置20Aの制御部21は、コンテンツの再生を停止させる(S41)。その結果、図16に示すように、コンテンツ再生装置20Aにおいて再生が停止されてから、コンテンツ再生装置20Bにおいて再生が開始されるまでの間、無音状態となる。しかし、第1実施形態と同様に、コンテンツ再生装置20Bにおけるコンテンツの再生開始位置は、コンテンツ再生装置20Aでの再生開始からコンテンツ再生装置20Bにおける再生開始までの経過時間と一致するため、コンテンツにおける時間的なつながりは維持されており、例えばリズムが乱れる等の聴感上の違和感は生じさせない。
また、図17に示すように、再生停止時間にコンテンツ再生装置20Aに対して再生停止を指示するようにしてもよい。図17は、第1実施形態における図10に対応するシーケンスチャートである。図17に示す例では、再生開始指示部113および再生停止指示部117として機能する制御部11は、開始時間からのコンテンツの読み出し後に(S24)、コンテンツ再生装置20Aにおける再生停止時間の設定を行う(S50)。具体的には、第1実施形態で説明した再生開始時間ST1を、再生停止時間ST2として設定する。制御部11は、再生停止時間ST2の設定が完了すると(S50)、コンテンツ再生装置20Bへのコンテンツ及び当該コンテンツの識別子並びに再生開始指示の送信(S25)を行う。そして、制御部11は、コンテンツ再生装置20Aに対して、設定した再生停止時間ST2後に、再生停止指示を、無線通信部13を介して送信する(S51)。なお、再生停止指示のタイミングは、再生停止時間ST2と一致していてもよいし、再生停止時間ST2より少し後でもよい。
無線通信部22を介して再生停止指示を受信したコンテンツ再生装置20Aの制御部21は、コンテンツの再生を停止させる(S52)。上述したように、再生停止時間ST2は、再生開始時間ST1と同じなので、図18に示すように、コンテンツ再生装置20Aにおいて再生が停止されるタイミングと、コンテンツ再生装置20Bにおいて再生が開始されるタイミングが等しくなり、無音状態がなくなる。しかも、第1実施形態と同様に、コンテンツ再生装置20Bにおけるコンテンツの再生開始位置は、コンテンツ再生装置20Aでの再生開始からコンテンツ再生装置20Bにおける再生開始までの経過時間と一致するため、コンテンツにおける時間的なつながりは維持されており、例えばリズムが乱れる等の聴感上の違和感は生じさせない。
さらに、図19に示すように、無線通信端末10の制御部11がコンテンツ再生装置20Aに対して再生停止時間を指定し、コンテンツ再生装置20Aの制御部21が指定された再生停止時間に再生を停止するようにしてもよい。図19は、第1実施形態における図10に対応するシーケンスチャートである。図19に示す例では、再生開始指示部113および再生停止指示部117として機能する制御部11は、開始時間からのコンテンツの読み出し後に(S24)、コンテンツ再生装置20Aにおける再生停止時間の設定を行う(S50)。具体的には、第1実施形態で説明した再生開始時間ST1を、再生停止時間ST2として設定する。制御部11は、再生停止時間ST2の設定が完了すると(S50)、コンテンツ再生装置20Aに対して、再生停止時間ST2を含む再生停止指示を無線通信部13を介して送信する(S51)。また、制御部11は、コンテンツ再生装置20Bへのコンテンツ及び当該コンテンツの識別子並びに再生開始指示の送信(S25)を行う。無線通信部22を介して再生停止指示を受信したコンテンツ再生装置20Aの制御部21は、直ちに再生を停止させるのではなく、再生停止時間ST2になった時にコンテンツの再生を停止させる(S53)。上述したように、再生停止時間ST2は、再生開始時間ST1と同じなので、この場合も図18に示すように、コンテンツ再生装置20Aにおいて再生が停止されるタイミングと、コンテンツ再生装置20Bにおいて再生が開始されるタイミングが等しくなり、無音状態がなくなる。しかも、第1実施形態と同様に、コンテンツ再生装置20Bにおけるコンテンツの再生開始位置は、コンテンツ再生装置20Aでの再生開始からコンテンツ再生装置20Bにおける再生開始までの経過時間と一致するため、コンテンツにおける時間的なつながりは維持されており、例えばリズムが乱れる等の聴感上の違和感は生じさせない。
以上のように、本実施形態によれば、コンテンツを無線通信端末から自発的にコンテンツ再生装置に送信する構成において、最初に再生を開始したコンテンツ再生装置20Aにおける再生を停止させる場合でも、コンテンツにおける時間的なつながりを維持して、例えばリズムが乱れる等の聴感上の違和感のない再生を行うことができる。
<C:第3実施形態>
次に、図20及び図21を参照しつつ、本発明の第3実施形態について説明する。上述した実施形態では、無線通信端末10の記憶部15に各コンテンツ再生装置の既定の遅延時間を記憶させた構成を採用したが、本実施形態は、各コンテンツ再生装置の記憶部25に既定の遅延時間を記憶させる構成を採用する。図20及び図21は本実施形態のコンテンツ再生システム1における処理の流れを示すシーケンスチャートであり、第1実施形態の図9及び図10にそれぞれ対応している。なお、図20及び図21において、図10及び図11に示す処理と共通の処理については同一のステップ番号を付してある。
無線通信端末10においてコンテンツ再生装置20Aとコンテンツが選択され、選択されたコンテンツをコンテンツDB331から読み出すまでの処理(S1〜S6)は第1実施形態と同様である。無線通信端末10の制御部11は、コンテンツをコンテンツDB331から読み出すと(S6)、遅延時間取得部115として機能し、コンテンツ再生装置20Aに対して、遅延時間の送信要求を送信する(S60)。無線通信部22を介して、無線通信端末10から遅延時間の送信要求を受信したコンテンツ再生装置20Bの制御部21は、遅延時間読出部215として機能し、遅延時間蓄積部としての記憶部25に予め記憶させておいたコンテンツ再生装置20Aの既定の遅延時間を読み出す(S61)。本実施形態においては、遅延時間は、予め製造時等に測定され、既定値として記憶部25に記憶されているものとする。制御部21は、遅延時間の読み出しが終了すると、無線通信部22を介して遅延時間を無線通信端末10に送信する(S62)。無線通信端末10の再生開始指示部113として機能する制御部11は、無線通信部13を介してコンテンツ再生装置20Aから遅延時間を受信すると、コンテンツ再生装置20Aに対してコンテンツ及び当該コンテンツの識別子と再生開始指示とを送信する(S8)。また、再生開始時間算出部116として機能する制御部11は、コンテンツ再生装置20Aにおける再生経過時間の計測を開始する(S9)。
第1実施形態と同様に、コンテンツ再生中に別のコンテンツ再生装置であるコンテンツ再生装置20Bが選択されると、制御部11は、この選択を受け付け(S20)、再生経過時間の算出を行う(S21)。制御部11は、この時点までの経過時間と、コンテンツ再生装置20Aから取得したコンテンツ再生装置20Aの規定の遅延時間D2とを考慮して、現在コンテンツの再生を行っているコンテンツ再生装置20Aにおける再生を開始してからの再生経過時間を算出する。次に、遅延時間取得部115として機能する制御部11は、コンテンツ再生装置20Bに対して、遅延時間の送信要求を送信する(S63)。無線通信部22を介して、無線通信端末10から遅延時間の送信要求を受信したコンテンツ再生装置20Bの遅延時間読出部としての機能する制御部21は、予め記憶部25に記憶させておいたコンテンツ再生装置20Bの既定の遅延時間を読み出す(S64)。
無線通信端末10の再生開始時間算出部116として機能する制御部11は、無線通信部13を介してコンテンツ再生装置20Bから遅延時間を受信すると、第1実施形態と同様に、コンテンツ再生装置20Bにおける再生開始時間の算出を行う(S23)。なお、この例では、コンテンツ再生装置20Aから遅延時間を取得するために要する時間はゼロとしている。より正確に再生開始時間を算出するためには、コンテンツ再生装置20Aから遅延時間を取得するために要する時間を再生開始時間に加算すればよい。
また、ステップS24以降の処理については第1実施形態と同様である。
以上のように、無線通信端末10からコンテンツ再生装置に自発的にコンテンツを送信する構成において、各再生装置の規定の遅延時間は、各再生装置の記憶部に記憶させておくようにしてもよい。また、第2実施形態のようにコンテンツ再生装置に再生停止指示を送信する構成において、各再生装置の規定の遅延時間を各再生装置の記憶部に記憶させておき、各再生装置から規定の遅延時間を取得する本実施形態の構成を適用することが可能である。
<D:第4実施形態>
次に、図22乃至図24を参照しつつ、本発明の第4実施形態について説明する。上述した各実施形態では、既定の遅延時間を予め記憶部に記憶させておき、必要なタイミングで既定の遅延時間を読み出す構成について説明した。しかしながら、本発明はこの構成に限定される訳ではなく、遅延時間を測定するように構成することも可能である。図22図23に本実施形態の処理のシーケンスチャートを示す。図22は第1実施形態における図9のシーケンスチャートに対応しており、図23は第実施形態における図10のシーケンスチャートに対応している。また、図24は、経過時間等の一例を説明するための図である。
無線通信端末10においてコンテンツ再生装置20Aとコンテンツが選択され、選択されたコンテンツをコンテンツDB331から読み出すまでの処理(S1〜S6)は第1実施形態と同様である。無線通信端末10の制御部11は、コンテンツをコンテンツDB331から読み出すと(S6)、遅延時間取得部115として機能し、コンテンツ再生装置20Aに対して、再生対象のコンテンツと共に遅延時間の送信要求を送信する(S70)。無線通信部22を介して、無線通信端末10から再生対象のコンテンツと遅延時間の送信要求を受信したコンテンツ再生装置20Aの制御部21は、遅延時間測定部として機能し、受信したコンテンツに対して再生可能となるまでの処理を行って遅延時間の測定を行う(S71)。具体的には、制御部21は、ネットワーク通信部23を介してコンテンツのデータを受信すると、記憶部25にバッファリングを行い、必要な場合には、解凍等の処理を行って、再生可能となるまでの処理を行う。制御部21は、コンテンツの受信開始時から、再生可能となるまでの処理の完了時までの時間を測定し、測定した時間を遅延時間D2とする。一例として、遅延時間D2は0:01(1秒)であったとする。制御部21は、遅延時間の測定が終了すると、無線通信部22を介して遅延時間を無線通信端末10に送信する(S72)。
無線通信端末10の再生開始指示部113として機能する制御部11は、無線通信部13を介してコンテンツ再生装置20Aから遅延時間を受信すると、コンテンツ再生装置20Aに対してコンテンツ及び当該コンテンツの識別子と再生開始指示とを送信する(S8)。また、再生開始時間算出部116として機能する制御部11は、コンテンツ再生装置20Aにおける再生経過時間の計測を開始する(S9)。
第1実施形態と同様に、コンテンツ再生中に別のコンテンツ再生装置であるコンテンツ再生装置20Bが選択されると、制御部11は、この選択を受け付け(S20)、再生経過時間の算出を行う(S21)。制御部11は、この時点までの経過時間と、コンテンツ再生装置20Aから取得したコンテンツ再生装置20Aの測定した遅延時間D2とを考慮して、現在コンテンツの再生を行っているコンテンツ再生装置20Aにおける再生を開始してからの再生経過時間を算出する。次に、遅延時間取得部115として機能する制御部11は、コンテンツ再生装置20Bに対して、再生対象のコンテンツと共に遅延時間の送信要求を送信する(S73)。制御部11は、遅延時間の送信要求を送信した時間を時間T2として記憶部15に記憶させる。本実施形態では一例として、時間T2は0:05であったとする。
無線通信部22を介して、無線通信端末10から再生対象のコンテンツと遅延時間の送信要求を受信したコンテンツ再生装置20Bの制御部21は、遅延時間測定部として機能し、ステップS71の場合と同様に、受信したコンテンツに対して再生可能となるまでの処理を行って遅延時間の測定を行う(S74)。制御部21は、コンテンツの受信開始時から、再生可能となるまでの処理の完了時までの時間を測定し、測定した時間を遅延時間D3とする。一例として、遅延時間D3は0:01(1秒)であったとする。制御部21は、遅延時間の測定が終了すると、無線通信部22を介して遅延時間を無線通信端末10に送信する(S75)。
再生開始時間算出部116として機能する無線通信端末10の制御部11は、無線通信部13を介してコンテンツ再生装置20Bから遅延時間D3を受信すると、遅延時間D3を受信した時間を時間T3として記憶部15に記憶させる。本実施形態では、一例として、遅延時間を受信した時間T3は、0:06.5(6.5秒の表現、以降同様)であったとする。そして、制御部11は、再生開始時間の算出を行う(S23)。再生開始時間の算出は、再生経過時間T1と、遅延時間D3と、遅延時間取得時間D4とを加算することにより行う。再生経過時間T1は、第1実施形態で説明したように、ステップS9で再生経過時間の計測を開始した時間から、コンテンツ再生装置20Aの遅延時間D2を差し引くことによって算出する。遅延時間取得時間D4とは、図24に示すように遅延時間を受信した時間T3から、遅延時間の送信要求を送信した時間T2を差し引いた時間である。本実施形態では、一例として、遅延時間を受信した時間T3が0:06.5、再生経過時間T2が0:05なので、遅延時間取得時間D4は、0:01.5となる。
(数2)
再生開始時間ST1=再生経過時間T1+遅延時間D3+遅延情報取得時間D4
この例では、再生経過時間T1が0:05で、遅延時間D3が0:01、遅延情報取得時間D4が0:015だとすると、再生開始時間ST1は0:07.5(7.5秒)となる。図24にこれらの時間の関係を示す。
制御部11は、再生開始時間ST1の算出が完了すると、コンテンツDB331から、再生開始時間ST1である0:07.5(7.5秒)からからのコンテンツの読み出しを行い(S24)、コンテンツ再生装置20Bに対して、読み出したコンテンツと当該コンテンツに対応するコンテンツ識別子と共に、再生開始の指示を無線通信部13を介して送信する(S25)。これ以降の処理は、図10に示す第1実施形態と同様であり、コンテンツ再生装置20Bにおいては、再生開始時間ST1である0:07.5(7.5秒)からからのコンテンツの再生が行われることになる(S26)。つまり、コンテンツ再生装置20Aにおける再生開始から0:07.5経過後に、0:07.5からのコンテンツが再生されることになる。その結果、図24に示すように、コンテンツは時間的に滑らかにつながって再生され、聴感上の違和感のない再生が行われることになる。なお、コンテンツ再生装置20Bの再生中にコンテンツ再生装置20Aへの切り替えが選択された場合には、上述と同様の処理を行い、コンテンツ再生装置20Aにおいて遅延時間測定部として機能する制御部21が遅延時間を測定する。
以上のように、無線通信端末10からコンテンツ再生装置に自発的にコンテンツを送信する構成において、各再生装置の規定の遅延時間は、各再生装置において測定するようにしてもよい。また、第2実施形態のようにコンテンツ再生装置に再生停止指示を送信する構成において、各再生装置の遅延時間を各再生装置で測定する本実施形態の構成を適用することが可能である。
<E:第5実施形態>
次に、図25及び図26を参照しつつ、本発明の第5実施形態について説明する。上述した各実施形態では、再生経過時間を無線通信端末10において単独で算出する例について説明した。本実施形態では、無線通信端末10からの要求に応じてコンテンツ再生装置が再生経過時間を計測し、無線通信端末10がコンテンツ再生装置から再生経過時間を取得する構成について説明する。図25及び図26に本実施形態の処理のシーケンスチャートを示す。図25は第1実施形態における図9のシーケンスチャートに対応しており、図26は第1実施形態における図10のシーケンスチャートに対応している。
無線通信端末10においてコンテンツ再生装置20Aとコンテンツが選択され、選択されたコンテンツをコンテンツDB331から読み出すまでの処理(S1〜S6)は第1実施形態と同様である。但し、本実施形態では、無線通信端末10の制御部11は、コンテンツ再生装置20Aの遅延時間の読み出し処理を行わない。無線通信端末10の再生開始指示部113として機能する制御部11は、選択されたコンテンツをコンテンツDB331から読み出すと(S6)、コンテンツ再生装置20Aに対してコンテンツ及び当該コンテンツの識別子と再生開始指示とを送信する(S8)。
コンテンツ再生装置20Aの制御部21は、無線通信部22を介して無線通信端末10により送信されたコンテンツ識別子及びコンテンツと再生指示を受信して、これを取得する。制御部21は、記憶部25に記憶させた第2再生リスト251にコンテンツ識別子を書き込む。そして、制御部21は、コンテンツのデータのフォーマットに応じて処理を行い、再生の準備を行う。例えば、圧縮して符号化されているデータについては、解凍処理を行う。制御部21は、再生の準備が完了したところで、選択されたコンテンツの再生を開始する(S10)。
次に、制御部21は、コンテンツ再生装置20A内でのコンテンツの再生経過時間の計測を開始する(S11)。第1実施形態と同様に、コンテンツ再生中に別のコンテンツ再生装置であるコンテンツ再生装置20Bが選択されると、制御部11は、この選択を受け付け(S20)、コンテンツ再生装置20Bに対して再生経過時間要求を送信する(S80)。
コンテンツ再生装置20Bの制御部21は、無線通信部22を介して再生経過時間要求を受信すると、ステップS11で開始したコンテンツの再生経過時間の計測結果を参照し、再生経過時間を取得する(S81)、制御部21は、取得した再生経過時間を無線通信端末10に送信する(S82)。
以下、第1実施形態と同様に、制御部11は、コンテンツ再生装置20Bの規定の遅延時間D3を読み取り(S22)、取得した再生経過時間と規定の遅延時間D3とから再生開始時間を算出する(S23)。そして、制御部11は、再生開始時間からのコンテンツをコンテンツDB331から読み出し(S24)、当該コンテンツ及び当該コンテンツの識別子と共に再生開始指示をコンテンツ再生装置20Bに送信する。コンテンツ再生装置20Bの制御部21は受信したコンテンツを再生するが(S26)、当該コンテンツは、再生を行う再生装置がコンテンツ再生装置20Bに切り替えられた時点までのコンテンツ再生装置20Aでの再生経過時間と、コンテンツ再生装置20Bとの遅延時間を考慮した時間からのコンテンツとなっている。したがって、第1実施形態と同様に、コンテンツ再生装置20Bにおけるコンテンツの再生開始位置は、コンテンツ再生装置20Aでの再生開始からコンテンツ再生装置20Bにおける再生開始までの経過時間と一致するため、コンテンツにおける時間的なつながりは維持されており、例えばリズムが乱れる等の聴感上の違和感は生じさせない。
なお、コンテンツ再生装置20Aに再生経過時間要求を送信してから再生経過時間を受信するまでの時間を無線通信端末10において計測し、当該計測した時間と、受信した再生経過時間とから最終的な再生計測時間を算出するようにしてもよい。
以上のように、無線通信端末10からコンテンツ再生装置に自発的にコンテンツを送信する構成において、各再生装置において再生経過時間を測定するようにしてもよい。また、第2実施形態のようにコンテンツ再生装置に再生停止指示を送信する構成において、各再生装置の遅延時間を各再生装置で測定する本実施形態の構成を適用することが可能である。さらに、第3実施形態のように既定の遅延時間を各再生装置の記憶部に記憶させる構成、あるいは、第4実施形態のように遅延時間を各再生装置で計測する構成にも本実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態を適宜組合せてもよい。
<F:変形例>
以上本発明の各実施形態について説明したが、これら実施形態に以下の変形を加えても勿論良い。
(1)第1実施形態乃至第4実施形態においては、無線通信端末10が単独で再生経過時間を算出する構成について説明したが、本発明はこの構成に限定される訳ではない。例えば、図27に示すように、コンテンツ再生装置20Aでコンテンツの再生を行った後(S10)、コンテンツ再生装置20Aから再生開始の報告を受信し(S90)、無線通信端末10において再生開始の報告を受信した時間を再生開始時間として記憶してもよい(S91)。このように構成すれば、コンテンツ再生中に他のコンテンツ再生装置が選択された際に、その時点の時間から、記憶しておいた再生開始時間を差し引くことにより、再生経過時間を算出することができる。
(2)上述した実施形態においては、第1のコンテンツ再生装置によるコンテンツの再生中に、第2のコンテンツ再生装置の選択が行われた際に、再生経過時間を確認する、あるいは算出する例について説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、コンテンツ再生装置と無線通信端末との間で所定間隔ごとに通信を行って、再生経過時間を確認するようにしてもよい。
(3)上述した各実施形態では、第1のコンテンツ再生装置によるコンテンツの再生中に、第2のコンテンツ再生装置の選択が行われると、毎回遅延時間の読み出し、または遅延時間測定を行う例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、システムにおいて無線通信が確立され、無線通信に接続されたコンテンツ再生装置が検出された際に、コンテンツ再生装置の記憶部から遅延時間を読み出し、読み出した遅延時間を無線通信端末の記憶部に記憶させ、その後は無線通信端末の記憶部に記憶させた遅延時間を用いて無線通信端末において再生開始時間を算出するようにしてもよい。また、無線通信に接続されたコンテンツ再生装置が検出された際に、無線通信端末の記憶部に記憶させておいた遅延時間を用いて再生開始時間を算出するようにしてもよい。さらに、無線通信に接続されたコンテンツ再生装置が検出された際に、コンテンツ再生装置において遅延時間を測定し、測定した遅延時間を用いて無線通信端末において再生開始時間を算出するようにしてもよい。また、無線通信に接続されたコンテンツ再生装置が検出された際に、コンテンツ再生装置において遅延時間を測定し、測定した遅延時間をコンテンツ再生装置の記憶部に記憶させ、その後はコンテンツ再生装置の記憶部に記憶させた遅延時間を用いてコンテンツ再生装置において再生開始時間を算出するようにしてもよい。
また、無線通信端末からコンテンツ再生装置に対して既定の遅延時間を問い合わせる場合、あるいは、コンテンツ再生装置から無線通信端末に既定の遅延時間を問い合わせる場合には、上述した実施形態のように、毎回問い合わせるのではなく、一度問い合わせたて取得した遅延時間を無線通信端末またはコンテンツ再生装置の記憶部に記憶させておき、それ以降はコンテンツ再生装置または無線通信端末に問い合わせることなく、記憶させた遅延時間を用いて再生開始時間を算出するようにしてもよい。さらに、コンテンツ再生装置においてして遅延時間を測定する場合には、上述した実施形態のように遅延時間を毎回測定するのではなく、一度測定した遅延時間を記憶部に記憶させておき、それ以降は記憶させた遅延時間を用いて再生開始時間を算出するようにしてもよい。
また、コンテンツ再生装置ごとに事前決められた遅延時間が設定されている場合、例えば工場出荷時等に遅延時間が設定されている場合には、再生開始時間の算出処理の際に、固定値としてその遅延時間の値を用いるようにしてもよい。さらに、無線通信端末から、各コンテンツ再生装置に対して、全てフォーマットについて事前に遅延時間を測定しておくように指示しておき、測定の結果は各コンテンツ再生装置の記憶部に記憶させておいてもよい。この場合には、必要時において各コンテンツ再生装置から遅延時間を取得すればよい。遅延時間を事前に測定する場合、あるいは、再生開始指示の直前に遅延時間を測定する場合には、全てのフォーマットのデータについて一括して測定してもよいし、これから再生開始指示を送信するフォーマットのデータについてだけ測定するようにしてもよい。また、遅延時間の測定の際には、いずれかの装置の記憶部に記憶させておいたネットワーク環境に基づく遅延時間やサーバごとの処理速度に基づく遅延時間等を参照するようにしてもよい。なお、一度だけ遅延時間の測定を行って、その後は測定結果を使い続けてもよいし、測定を行わずにユーザが個別に設定できるようにしてもよい。
(4)予め記憶部に記憶させておく遅延時間は、フォーマットに応じて異なる遅延時間を記憶させておくようにしてもよい。例えば、WAV形式のデータについての遅延時間、MP3形式のデータについての遅延時間を記憶部に記憶させておくようにしてもよい。WAV形式のデータはデータのサイズが大きいため0:03の遅延時間がかかる場合でも、同一のコンテンツのMP3形式のデータはサイズが小さいため0:01の遅延時間で済むことがある。
また、無線通信端末の処理速度によっても遅延時間が異なるので、複数の無線通信端末を備える場合には、無線通信端末ごとの遅延情報を記憶部に記憶させるようにしてもよい。例えば、無線通信端末10Aと無線通信端末10Bを備えた場合、無線通信端末10AにおいてはWAV形式のデータの遅延時間は0:03で、MP3形式のデータの遅延時間は0:01であり、無線通信端末10BにおいてはWAV形式のデータの遅延時間は0:04で、MP3形式のデータの遅延時間は0:02、というように記憶部に記憶させておけばよい。さらに、無線通信端末10内においてコンテンツDB331からコンテンツを読み出す際に要する時間を遅延時間に含めるようにしてもよい。
さらに、無線接続の環境によっても速度が違うので、例えば、無線LAN1の場合には遅延時間は0:02、無線LAN2の場合には遅延時間は0:03のように記憶しておき、無線通信端末10やフォーマットによる遅延時間に加算して、記憶部に記憶しておけばよい。上述の例では、無線通信端末10Aと無線通信端末10Bを用いる際に、無線接続が無線LAN1であれば、上記各遅延時間に0:02を加算すればよい。したがって、無線LAN1の環境下で無線通信端末10においてはWAV形式のデータの遅延時間は0:05(0:03+0:02)で、MP3形式のデータの遅延時間は0:03(0:01+0:02)であり、コンテンツサーバ30BにおいてはWAV形式のデータの遅延時間は0:06(0:04+0:02)で、MP3形式のデータの遅延時間は0:04(0:02+0:02)、というように記憶部に記憶しておけばよい。
(5)上述した実施形態では、無線通信端末10がコンテンツDB331と属性情報DB332との双方を有していたが、コンテンツDB331のみを有し、他の装置が属性情報DB332を有していてもよい。この構成であっても、無線通信端末10及びコンテンツ再生装置20の双方が属性情報DBにアクセスして属性情報を取得すれば、上述した実施形態と同等の作用効果を奏する。
(6)上述した実施形態のコンテンツは、楽曲に関するものであったが、本発明のコンテンツの内容は特定のものに限定されない。例えば、本発明のコンテンツは、動画や静止画などの映像を表すものであってもよいし、楽曲および映像の双方を表すものであってもよい。この場合、コンテンツ再生装置20A,20Bは、無線通信端末10から取得したコンテンツから映像信号を生成し、これを外部モニタに出力することでコンテンツを再生する過程を含む。また、無線通信端末10がストリーミング形式でコンテンツを送信する構成に限らず、コンテンツ再生装置20A,20Bがプログレッシブダウンロードのようにデータをダウンロードしながら再生する形式でもよい。要するに、コンテンツ再生装置20A,20Bがコンテンツを取得しつつ、既に取得したコンテンツを再生する構成であればよい。
(7)本発明の制御装置は、スマートフォン以外の端末であってもよく、例えば、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)やモバイルコンピュータ、リモコンなどの、通信を行うことのできる種々の装置とすることができる。本発明のコンテンツ再生装置は、オーディオプレーヤ以外であってもよく、例えばパーソナルコンピュータ、スピーカ、ステレオ、テレビなどの、配信されるコンテンツを再生できる再生装置であればよい。また、本発明のコンテンツ再生システムは、いわゆるネットワークAVシステムに相当するものでなくてもよく、蓄積部から取得したコンテンツを再生する再生装置と、この再生装置を通信により制御する制御装置とを備えるシステムであればよい。また、本発明の蓄積部に相当するものは、本発明の再生装置からみて外部装置に相当するものに限らず、例えば再生装置からみて内部装置に相当するものであってもよい。さらに、上述の実施形態においては、蓄積部としてのコンテンツ蓄積部152を制御装置としての無線通信端末10内に設ける例について説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、無線通信端末10により通信可能な蓄積部を別途設けてもよい。この場合には、無線通信端末10が所定のコンテンツを送信するように蓄積部に指示すると共に、再生装置に対して当該コンテンツの再生開始を指示するように構成すればよい。
(8)上述した実施形態における無線通信端末10の制御部11や、コンテンツ再生装置20の制御部21によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD、FD)など)、光記録媒体(光ディスク(CD、DVD)など)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録した状態で提供し得る。また、インターネットのようなネットワーク経由でダウンロードさせることも可能である。また、制御部11や制御部21によって実現される機能は、1又は複数のソフトウェアにより実現されてもよいし、1又は複数のハードウェアにより実現されてもよい。
(9)上述した実施形態においては、秒単位の再生時間や遅延時間を例に挙げて説明したが、再生時間や遅延時間は、秒単位だけでなく、ms(ミリ秒)単位、あるいはμs(マイクロ秒)単位でもよく、さらには、最小単位のフレームで取得しても良い。
1…オーディオ信号処理システム、10…端末装置、11…制御装置、12…UI部、13…無線通信部、15…記憶部、20A,20B…コンテンツ再生装置、21…制御部、22…無線通信部、23…ネットワーク通信部、25…ネットワーク通信部、30…コンテンツサーバ、31…制御部、32…ネットワーク通信部、33…記憶部、90…通信ネットワーク、111…装置選択受付部、112…コンテンツ選択受付部、113…再生開始指示部、114…再生経過時間取得部、115…遅延時間取得部、116…再生開始時間算出部、D2,D3…遅延時間、T1…再生経過時間。

Claims (6)

  1. 複数のコンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積部と、前記蓄積部からコンテンツを受信して再生する複数の再生装置と、前記再生装置と前記蓄積部を通信により制御する制御装置とを備えるコンテンツ再生システムであって、
    前記制御装置は、
    前記複数の再生装置における一の再生装置の選択を受け付ける装置選択受付部と、
    前記複数のコンテンツにおける一のコンテンツの選択を受け付けるコンテンツ選択受付部と、
    前記装置選択受付部により受け付けた選択に係る再生装置に対して前記一のコンテンツが送信されてから前記再生装置において前記一のコンテンツが再生可能となるまでの遅延時間を取得する遅延時間取得部と、
    前記選択に係る再生装置に対して前記一のコンテンツを送信するよう前記蓄積部に指示すると共に、前記選択に係る再生装置に対して前記一のコンテンツの再生開始を指示する再生開始指示部と、
    少なくとも、前記選択に係る再生装置に対して前記一のコンテンツを送信してからの経過時間に基づいて、再生経過時間を算出する再生経過時間算出部と、
    前記一のコンテンツの再生中に、前記装置選択受付部により他の再生装置の選択を受け付けた際には、前記再生経過時間算出部で算出した前記再生経過時間と、前記遅延時間取得部により取得した前記他の再生装置の遅延時間とに基づいて、再生開始時間を算出する再生開始時間算出部と、を備え、
    前記再生開始指示部は、前記一のコンテンツの再生中に、前記装置選択受付部により前記他の再生装置の選択を受け付けた際には、前記再生開始時間からの前記一のコンテンツを送信するよう前記蓄積部に指示すると共に、前記他の再生装置に対して、前記一のコンテンツの再生開始を指示し、
    前記複数の再生装置のそれぞれは、
    前記蓄積部から送信される前記一のコンテンツを受信するコンテンツ取得部と、
    前記受信したコンテンツを再生する再生部と、を備える、
    ことを特徴とするコンテンツ再生システム。
  2. 前記複数の再生装置のそれぞれは、遅延時間測定部を備え、
    前記遅延時間測定部は、前記一のコンテンツの受信を開始するタイミングから、前記一のコンテンツを受信して再生可能となるまでの処理の終了タイミングまでの時間を遅延時間として測定し、
    前記遅延時間取得部は、前記遅延時間測定部によって測定された遅延時間を取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生システム。
  3. 前記コンテンツ再生システムは、前記複数の再生装置における予め定められた遅延時間を蓄積する遅延時間蓄積部を備え、
    前記遅延時間取得部は、前記遅延時間蓄積部から前記遅延時間を取得する、
    ことを特徴する請求項1に記載のコンテンツ再生システム。
  4. 再生経過時間算出部は、前記一のコンテンツを送信してからの時間を計測することにより前記経過時間を取得し、取得した当該経過時間と前記遅延時間取得部により取得した前記遅延時間とに基づいて、再生経過時間を算出する、
    ことを特徴する請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のコンテンツ再生システム。
  5. 再生経過時間算出部は、前記再生装置における再生経過時間を前記経過時間として前記再生装置から取得し、取得した当該経過時間に基づいて再生経過時間を算出する、
    ことを特徴する請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のコンテンツ再生システム。
  6. 前記制御装置は、前記再生開始指示部により前記他の再生装置に対して前記再生開始時間からの前記一のコンテンツの再生開始が指示された際に、前記一の再生装置に対して、前記再生開始時間に基づいたタイミングで、前記一のコンテンツの再生停止を指示する再生停止指示部を備える、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一に記載のコンテンツ再生システム。
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