JP2008171194A - 通信システム、通信方法、サーバ及び端末 - Google Patents

通信システム、通信方法、サーバ及び端末 Download PDF

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Abstract

【課題】従来と比して一段とコミュニケーション時の利便性を向上させる。
【解決手段】提供サーバ11が、所定のチャットページのアドレスと所定の接続時刻とを記した接続情報Ciを生成して、これを接続情報Ciの配信を要求しているコミュニケーション端末12に配信する。接続情報Ciを受信したコミュニケーション端末12は、この接続情報Ciに記された接続時刻になるまで待ち受け、接続時刻になると、この接続情報Ciに記されたアドレスのチャットページに自動的に接続する。こうすることで、提供サーバ11から接続情報Ciを受信したコミュニケーション端末12を確実に同じ時刻に同じチャットページに接続させることができるので、容易且つ確実に複数のユーザに同じ時間にコミュニケーションさせることができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、通信システム、通信方法、サーバ及び端末に関し、例えば、サーバに接続される端末を介してユーザがコミュニケーションするコミュニケーションシステムに適用して好適なものである。
従来、チャットルームや掲示板といった仮想のコミュニケーション場所を提供するページ(Webページ)に接続している端末を介してユーザにコミュニケーションさせるコミュニケーションシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−160021公報
ところで、この種のコミュニケーションシステムは、電子メールなどのコミュニケーション手段とは異なり、仮想のコミュニケーション場所を提供するページに接続している複数の端末のユーザが同じ時間に(リアルタイムに)コミュニケーションできることが特徴であり大きな利点でもある。
しかしながら、従来のコミュニケーションシステムでは、たまたま同じ時間に同じ仮想のコミュニケーション場所を利用しているユーザが複数存在する場合に、これら複数のユーザが同じ時間にコミュニケーションできるだけであって、実際に複数のユーザに同じ時間にコミュニケーションさせるためには、例えば、仮想のコミュニケーション場所を提供するページのアドレス(つまり端末の接続先)とその利用時刻とを、各ユーザに対して前もって知らせる必要があった。
つまり、従来のコミュニケーションシステムでは、複数のユーザが同じ時間にコミュニケーションし得る環境を提供するだけであって、実際に複数のユーザに同じ時間にコミュニケーションさせるためには、各ユーザに対して端末を所定の時刻に所定の接続先に接続させる操作をさせなければならず、この点が同じ時間にコミュニケーションするうえでの利便性を損なう大きな要因となっていた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来と比して一段と利便性を向上した通信システム、通信方法、サーバ及び端末を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、複数の端末と、当該複数の端末と同時に接続可能なサーバとを有する通信システムにおいて、サーバに、仮想のコミュニケーション場所となる所定の接続先への接続時刻を絶対時刻で示す接続時刻情報と当該接続時刻に接続する接続先を示す接続先識別情報とを含む接続情報を生成する接続情報生成手段と、接続情報生成手段により生成された接続情報を端末に配信するサーバ通信手段とを設け、端末に、サーバから配信される接続情報を受信する端末通信手段と、受信した接続情報に含まれる接続時刻情報に示される接続時刻になったかどうかを監視する監視手段と、監視手段により接続時刻になったことを認識すると、受信した接続情報に接続時刻情報と共に含まれる接続先識別情報に従って、接続先へ接続するように端末通信手段を制御する制御手段とを設けるようにした。
こうすることで、本発明の通信システムは、ユーザに対して端末を所定の時刻に所定の接続先に接続させる操作を行わせることなく、サーバから接続情報を受信した端末を確実に同じ時刻に同じ接続先(仮想のコミュニケーション場所を提供する接続先)に接続させることができる。
本発明によれば、ユーザに対して端末を所定の時刻に所定の接続先に接続させる操作を行わせることなく、サーバから接続情報を受信した端末を確実に同じ時刻に同じ接続先(仮想のコミュニケーション場所を提供する接続先)に接続させることができるので、容易且つ確実に複数のユーザに同じ時間にコミュニケーションさせることができ、かくして従来と比して一段と利便性を向上した通信システム、通信方法、サーバ及び端末を実現できる。
以下、図面について、本発明の実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)第1の実施の形態の概要
まず、第1の実施の形態の概要を説明する。ちなみにこの概要を説明した後、第1の実施の形態の具体例の説明に移る。
図1において1は、全体として通信システムのシステム構成を示し、この通信システム1は、複数の端末2(2A、2B、2C、…)と、複数の端末2(2A、2B、2C、…)と同時に接続可能なサーバ3とで構成される。
サーバ3は、仮想のコミュニケーション場所を提供する所定の接続先への接続時刻を絶対時刻で示す接続時刻情報とこの接続時刻に接続する接続先を示す接続先識別情報とを含む接続情報を生成する接続情報生成部4と、接続情報生成部4により生成された接続情報を端末2に配信するサーバ通信部5とを有する。
複数の端末2(2A、2B、2C、…)のそれぞれは、サーバ3から配信される接続情報を受信する端末通信部6と、受信した接続情報に含まれる接続時刻情報に示される接続時刻になったかどうかを監視する監視部7と、監視部7により接続時刻になったことを認識すると、受信した接続情報に接続時刻情報と共に含まれる接続先識別情報に従って、接続先へ接続するように端末通信部6を制御する制御部8とを有する。
ここで、仮想のコミュニケーション場所を提供する所定の接続先は、複数の端末2(2A、2B、2C、…)のそれぞれの端末通信部6が例えば図示しないネットワークを介して通信可能な接続先であればよく、サーバ3に限定されるものではない。
このようなシステム構成により、通信システム1は、ユーザに対して端末2を所定の時刻に所定の接続先に接続させる操作を行わせることなく、サーバ3から接続情報を受信した端末2を確実に同じ時刻に同じ接続先(仮想のコミュニケーション場所を提供する接続先)に接続させることができるので、容易且つ確実に複数のユーザに同じ時間にコミュニケーションさせることができ、かくして従来と比して一段と利便性を向上することができる。
(1−2)第1の実施の形態の具体例
(1−2−1)コミュニケーションシステムの構成
つづけて、第1の実施の形態の具体例を説明する。図2において10は、上述した通信システム1の具体例であるコミュニケーションシステムを示し、仮想のコミュニケーション場所(例えばチャットルーム)をユーザに提供するチャットページを開設している提供サーバ11と、提供サーバ11が開設しているチャットページにネットワークNTを介して接続することで、チャットが利用可能となる複数のコミュニケーション端末12(12A、12B、12C、…)とで構成される。
ここで、このコミュニケーションシステム10を構成する提供サーバ11が上述したサーバ3の具体例である。またコミュニケーション端末12が上述した端末2の具体例であり、複数のコミュニケーション端末12(12A、12B,12C、…)のそれぞれは、同一構成とする。
(1−2−2)提供サーバ及びコミュニケーション端末の機能構成
提供サーバ11は、図3に示すように、制御部20が全体を統括的に制御するようになされている。すなわち提供サーバ11の制御部20は、開設しているチャットページのアドレスをもとに、ネットワークNTを介してコミュニケーション端末12がこのチャットページに接続してきたことを通信部21で認識すると、このアドレスに対応するチャットページのページデータを記憶部22から読み出して、これを通信部21からネットワークNTを介してコミュニケーション端末12に送信する。
この結果、このチャットページに接続してきたコミュニケーション端末12には、チャットページのページデータに基づくチャットルーム画面(詳しくは後述する)が表示される。これによりこのコミュニケーション端末12を介してユーザがチャットできる状態(チャットルームに入室した状態)となる。
そして、提供サーバ11の制御部20は、チャットページに接続しているコミュニケーション端末12から、ユーザにより入力された会話文のデータ(これを会話データとも呼ぶ)が送信されてくると、これを通信部21で受信して、この受信した会話データに基づく会話文がチャットルーム画面に表示されるようにチャットページのページデータを更新した後、この更新したページデータを通信部21からネットワークNTを介してチャットページに接続している全てのコミュニケーション端末12に送信する。
このような会話データの受信から更新したページデータの送信までの処理を提供サーバ11の制御部20は、チャットページに接続している全てのコミュニケーション端末12との間でリアルタイムに実行する。
こうすることで、提供サーバ11は、チャットページに接続しているコミュニケーション端末12を介してユーザに入力された会話文を、このチャットページに接続している全てのコミュニケーション端末12にリアルタイムに表示させることができ、この結果、同じチャットページに同じ時間に接続しているコミュニケーション端末12が複数存在するのであれば、つまり同じチャットルームを同じ時間に利用しているユーザが複数存在するのであれば、これらのユーザにリアルタイムにコミュニケーションさせることができる。
このようにして、提供サーバ11は、コミュニケーション端末12を介してそのユーザにチャットサービスを提供するようになされている。ここで、提供サーバ11の接続情報生成部23及び操作部24については後述する自動接続機能と共に説明する。
一方、コミュニケーション端末12は、図4に示すように、制御部30が全体を統括的に制御するようになされている。このコミュニケーション端末12は、ネットワークNTを介してチャットするためのブラウザ機能を有しており、例えば、ユーザにより操作部31を介してブラウザの起動命令が入力されると、この起動命令に応じて、ブラウザ処理部32が、図5に示すようなブラウザ画面40を表示部33に表示する。
ブラウザ画面40は、チャットページのアドレスを入力するためのアドレス入力欄41と、アドレス入力欄41に入力されたアドレスをもとにチャットページに接続する命令が割り当てられた接続ボタン42と、接続したチャットページのページデータに基づく画面(例えばチャットルーム画面)が表示されるページ画面表示領域43とで構成される。
そして、コミュニケーション端末12の制御部30は、ユーザにより操作部31を介して、ブラウザ画面40のアドレス入力欄41にチャットページのアドレスが入力されて接続ボタン42が押下されたことを認識すると、アドレス入力欄41に入力されたアドレスをもとに通信部34を制御することで、ネットワークNTを介して提供サーバ11が開設しているチャットページに接続する。
このチャットページに接続した結果、提供サーバ11から、このチャットページのページデータが送信されてくると、コミュニケーション端末12の制御部30は、このページデータを通信部34で受信して、ブラウザ処理部32に送る。ブラウザ処理部32は、図6に示すように、このページデータに基づくチャットルーム画面44を、ブラウザ画面40のページ画面表示領域43に表示する。
チャットルーム画面44は、コミュニケーション端末12のユーザ名を入力するためのユーザ名入力欄45と、会話文を入力するための会話入力欄46と、会話入力欄46に入力された会話文を送信する命令が割り当てられた送信ボタン47と、同じチャットルームを利用しているユーザに入力された会話文がリアルタイムに表示される会話表示領域48とで構成される。
すなわちコミュニケーション端末12の制御部30は、ユーザにより操作部31を介してユーザ名入力欄45にユーザ名(例えば「AAA」)が入力され、さらに会話入力欄46に会話文(例えば「みなさんこんにちは」)が入力されて送信ボタン47が押下されたことを認識すると、会話入力欄46に入力された会話文の会話データを、通信部34から、接続しているチャットページに送信する。なお、この会話データには、ユーザ名入力欄45に入力されたユーザ名が紐付けられており、どのユーザにより入力された会話文であるかが特定できるようになされている。
この会話データを送信した結果、チャットページを開設している提供サーバ11から、送信した会話データに基づく会話文(例えば「みなさんこんにちは」)がこの会話文を入力したユーザ名(例えば「AAA」)を特定できるような形(例えば「AAA>みなさんこんにちは」)でチャットルーム画面40の会話表示領域48に表示されるように更新されたページデータが送信されてくると、コミュニケーション端末12の制御部30は、この更新されたページデータを通信部34で受信して、ブラウザ処理部32に送る。ブラウザ処理部32は、この更新されたページデータに基づき、ブラウザ画面40のページ画面表示領域43に表示しているチャットルーム画面44を更新する。
この結果、図7に示すように、コミュニケーション端末12の表示部33に表示されるブラウザ画面40の会話表示領域48には、このコミュニケーション端末12のユーザにより入力された会話文(例えば「みなさんこんにちは」)が、入力したユーザ名(例えば「AAA」)を特定できるような形(例えば「AAA>みなさんこんにちは」)で表示される。
そして、コミュニケーション端末12の制御部30は、例えば、同じチャットページに接続している他のコミュニケーション端末12から、ユーザに入力された会話文の会話データがチャットページに送信されることで、提供サーバ11から、更新されたページデータが送信されてくると、その都度、この更新されたページデータに基づき、ブラウザ画面40のページ画面表示領域43に表示しているチャットルーム画面44を更新する。
この結果、図8に示すように、ブラウザ画面40の会話表示領域48には、同じチャットルームを利用している複数のユーザに入力された会話文(例えば、「AAA>みなさんこんにちは」、「BBB>こんにちは、お久しぶりです」、「CCC>ヤッホー」)がリアルタイムに表示されていく。
このようにして、コミュニケーション端末12は、提供サーバ11が開設しているチャットページに接続することで、このチャットページに接続している他のコミュニケーション端末との間で、チャットが利用できるようになされている。ここで、コミュニケーション端末12の監視部35については後述する自動接続機能と共に説明する。
ここまで説明したチャット機能にくわえて、このコミュニケーションシステム10では、提供サーバ11から配信される接続情報(後述する)にしたがって、コミュニケーション端末12が、所定のチャットページに所定の時刻に自動的に接続する機能(これを自動接続機能とも呼ぶ)を有している。ここで、この自動接続機能について説明する。
提供サーバ11の接続情報生成部23は、例えば、システム管理者により操作部24を介してチャットページのアドレスと、そのチャットページにコミュニケーション端末12を接続させる接続時刻が絶対時刻(例えば年月日時分秒)で指定されると、これに応じて、図9に示すような接続情報Ciを生成する。
この接続情報Ciは、例えば、容易に編集可能なプレインテキスト形式のファイルであるとする。そしてこの接続情報Ciには、指定されたチャットページのアドレス(例えば「htpt//***.**/chatroom01.**」)と、指定された接続時刻(例えば「2006/12/25PM6:30:00」)とが記される。
このような接続情報Ciが接続情報生成部23により生成された後、提供サーバ11の制御部20は、この接続情報Ciを通信部21からネットワークNTを介して、接続情報Ciの配信を要求してきたコミュニケーション端末12に配信する。
このようにして、提供サーバ11は、所定のチャットページのアドレスと、このアドレスのチャットページへの接続時刻とを記した接続情報Ciをコミュニケーション端末12に配信するようになされている。
一方、コミュニケーション端末12の制御部30は、接続情報Ciの配信要求を通信部34からネットワークNTを介して提供サーバ11に送信した結果として、提供サーバ11から配信される接続情報Ciを通信部34で受信すると、この接続情報Ciに記された接続時刻を監視部35に送る。
監視部35は、内部にタイマーを持ち、このタイマーから得られる現在時刻が接続時刻になるまで監視する。そしてこの監視部35は、現在時刻が接続時刻になると、この旨を制御部30に通知する。制御部30は、監視部35から接続時刻になった旨の通知を受けると、接続情報Ciに記されたアドレスをもとに通信部34を制御することで、このアドレスのチャットページに接続する。
このようにして、コミュニケーション端末12は、提供サーバ11から受信した接続情報Ciに記された接続時刻になると、自動的にこの接続情報Ciに記されたアドレスのチャットページに接続するようになされている。
このような自動接続機能により、コミュニケーションシステム10では、提供サーバ11から接続情報Ciを受信したコミュニケーション端末12を同じ時刻に同じチャットページに自動的に接続させることができるので、容易且つ確実に複数のユーザに同じ時間にコミュニケーションさせることができる。
(1−2−3)自動接続処理手順
ここで、上述した自動接続機能を実行する場合の処理手順(これを自動接続処理手順とも呼ぶ)について、図10に示すシーケンスチャートを用いて詳しく説明する。ちなみに、この自動接続処理手順は、主として、提供サーバ11の制御部20とコミュニケーション端末12の制御部30とによって実行される処理手順である。
コミュニケーション端末12の制御部30は、ステップSP1において、接続情報Ciの配信要求を提供サーバ11に対して通信部34から送信する。ここで、コミュニケーション端末12の制御部30は、例えば、配信要求を数秒間隔で繰り返し送信するように通信部34を制御(ポーリング制御)するようになされている。
一方、提供サーバ11の制御部20は、例えば操作部24を介してチャットページのアドレスとそのチャットページへの接続時刻とが指定されると、ステップSP10において、指定されたチャットページのアドレスと接続時刻とを記した接続情報Ciを接続情報生成部23で生成して、次のステップSP11に移る。
ステップSP11において提供サーバ11の制御部20は、接続情報生成部23で生成した接続情報Ciを、接続情報Ciの配信を要求しているコミュニケーション端末12に対して通信部34から送信する。ここで、提供サーバ11の制御部20は、複数のコミュニケーション端末12から接続情報Ciの配信要求を受けている場合、複数のコミュニケーション端末12のそれぞれに対して接続情報Ciを送信する。
コミュニケーション端末12の制御部30は、提供サーバ11から配信された接続情報Ciを通信部34で受信すると、ステップSP1からステップSP2に移る。ステップSP2においてコミュニケーション端末12の制御部30は、受信した接続情報Ciに記された接続時刻を認識して、これを監視部35に送り、次のステップSP3に移る。
ステップSP3においてコミュニケーション端末12の制御部30は、監視部35から接続時刻になった旨の通知を受けるまで待ち受ける。そして、コミュニケーション端末12の制御部30は、監視部35から接続時刻になった旨の通知を受けると、ステップSP4に移り、接続情報Ciに記されたアドレスをもとに通信部34を制御して、このアドレスのチャットページに接続する。
この結果、提供サーバ11からコミュニケーション端末12に対して、チャットページのページデータが送信されることで、コミュニケーション端末12の表示部33には、自動的にチャットルーム画面44が表示される。これにより、このコミュニケーション端末12を介してユーザがチャットできる状態(チャットルームに入室した状態)となる。
ここで、複数のコミュニケーション端末12に接続情報Ciが配信されている場合、これら複数のコミュニケーション端末12のユーザが同時に同じチャットルームに入室したことになる。
このような自動接続処理手順にしたがって、コミュニケーション端末12は、提供サーバ11から受信した接続情報Ciに指定された時刻に、この接続情報Ciに指定されたアドレスのチャットページに自動的に接続するようになされている。
(1−2−4)第1の実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、この第1の実施の形態のコミュニケーションシステム10では、提供サーバ11が、所定のチャットページのアドレスと所定の接続時刻とを記した接続情報Ciを生成して、これを接続情報Ciの配信を要求しているコミュニケーション端末12に配信する。
接続情報Ciを受信したコミュニケーション端末12は、この接続情報Ciに記された接続時刻になるまで待ち受け、接続時刻になると、この接続情報Ciに記されたアドレスのチャットページに自動的に接続する。
こうすることにより、このコミュニケーションシステム10では、例えば、複数のユーザが同じ時間にチャットを楽しもうとした場合に、複数のユーザに対してコミュニケーション端末12を所定の時刻に所定のチャットページに接続させる操作を行わせることなく、提供サーバ11から接続情報Ciを受信したコミュニケーション端末12を同じ時刻に同じチャットページに自動的に接続させることができるので、容易且つ確実に接続情報Ciを受信したコミュニケーション端末12のユーザにチャットさせることができる。
以上の構成によれば、この第1の実施の形態のコミュニケーションシステム10は、ユーザに対してコミュニケーション端末12を所定の時刻に所定のチャットページに接続させる操作を行わせることなく、提供サーバ11から接続情報Ciを受信したコミュニケーション端末12を確実に同じ時刻に同じチャットページに接続させることができるので、容易且つ確実に複数のユーザに同じ時間にコミュニケーションさせることができ、かくして従来と比して一段とチャット利用時の利便性を向上することができる。
(2)第2の実施の形態
次に、第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態では、接続情報Ciに音楽データのプレイリストが含まれ、この接続情報Ciを受信したコミュニケーション端末12が、この接続情報Ciに記された接続時刻になると、自動的にこの接続情報Ciに記されたアドレスのチャットページに接続すると共に、この接続情報Ciに含まれるプレイリストにしたがって音楽データを再生するようになされている。
この実施例では、コミュニケーションシステム10の全体的なシステム構成については第1の実施の形態と同様とし、提供サーバ11及びコミュニケーション端末12の機能構成については第1の実施の形態と異なるものとする。したがって、ここでは、提供サーバ11及びコミュニケーション端末12の機能構成について説明する。
(2−1)提供サーバ及びコミュニケーション端末の機能構成
図3との同一部分に同一符号を付して示す図11に示すように、この実施例の提供サーバ11は、第1の実施の形態の機能構成(制御部20、通信部21、記憶部22、接続情報生成部23及び操作部24)に、音楽データを記憶する音楽データ記憶部50を追加した機能構成を有する。
この提供サーバ11は、上述した第1の実施の形態と同様にコミュニケーション端末12を介してそのユーザにチャットサービスを提供するようになされ、また音楽データ記憶部50に記憶された音楽データを配信する音楽配信サービスをコミュニケーション端末12を介してそのユーザに提供するようにもなされている。なお、この実施例での提供サーバ11は、音楽データ記憶部50に記憶された音楽データを、例えば、複数のコミュニケーション端末12での利用が許可された試聴用の音楽データとして、コミュニケーション端末12にストリーミング配信するようになされている。
実際上、音楽データ記憶部50には複数の音楽データが記憶されていると共に、各音楽データには曲タイトルやアーティスト名などの関連情報と音楽データを一意に識別可能な波形IDとが付され、この波形IDにより各音楽データが個別に管理されるようになされている。ちなみに、この波形IDは、音楽データごとに異なる波形の特徴を、その音楽データのIDとして利用するものである。
そして、提供サーバ11の制御部20は、ネットワークNTを介して、コミュニケーション端末12から音楽データ(つまり試聴用の音楽データ)のストリーミング配信要求が送信されてくると、これを通信部21で受信し、この受信したストリーミング配信要求に含まれる波形IDに該当する音楽データを音楽データ記憶部50から読み出して、音楽データのストリーミング配信要求を送信してきたコミュニケーション端末12にストリーミング配信する。この結果、このストリーミング配信した音楽データがコミュニケーション端末12でストリーミング再生される。
このようにして、提供サーバ11は、コミュニケーション端末12を介してそのユーザに音楽配信サービスを提供するようになされている。
また、この提供サーバ11の接続情報生成部23は、チャットページのアドレスとこのチャットページへの接続時刻だけでなく、このチャットページに接続したコミュニケーション端末12に再生させる音楽データのプレイリストを含んだ接続情報Ciを生成するようにもなされている。
具体的に言うと、接続情報生成部23は、例えば、システム管理者により操作部24を介して、チャットページのアドレスとこのチャットページにコミュニケーション端末12を接続させる接続時刻とが指定されると共に、このチャットページに接続したコミュニケーション端末12に再生させる音楽データのプレイリストが指定されると、これに応じて、図12に示すような接続情報Ciを生成する。
この接続情報Ciは、編集可能なプレインテキスト形式のファイルであるとする。そしてこの接続情報Ciには、1行目に、指定されたチャットページのアドレス(例えば「htpt//***.**/chatroom01.**」)と、指定された接続時刻(例えば「2006/12/25PM6:30:00」)とが記され、2行目以降に、指定されたプレイリストPLが記される。
このプレイリストPLは、コミュニケーション端末12に再生させる音楽データごとの情報(これを音楽データ情報とも呼ぶ)を1行ずつ再生順に並べたリストであり、音楽データ情報として、音楽データの再生開始時刻となる絶対時刻(例えば「2006/12/25PM6:31:00」)と、音楽データを一意に識別可能な波形ID(例えば「ID0000123ALK」)と、音楽データに基づく曲のアーティスト名(例えば「ノーザンオールスターズ」)と曲タイトル(例えば「勝手にシンドイバット」)とが示されている。ちなみに、このプレイリストPLに示される音楽データは、チャットページに接続したコミュニケーション端末12に再生させる音楽データであるから、その再生開始時刻は、少なくとも接続時刻以降に設定される。
このように、この実施例の接続情報Ciには、所定の音楽データの再生開始時刻を示すプレイリストPLが含まれている。
そして、提供サーバ11の制御部20は、この接続情報Ciを通信部21からネットワークNTを介して、接続情報Ciの配信を要求してきたコミュニケーション端末12に配信する。
このようにして、提供サーバ11は、所定のチャットページのアドレスと、このアドレスのチャットページへの接続時刻とにくわえて、所定の音楽データの再生開始時刻を示すプレイリストPLを記した接続情報Ciをコミュニケーション端末12に配信するようになされている。
一方、コミュニケーション端末12は、図4との同一部分に同一符号を付した図13に示すように、第1の実施の形態の機能構成(制御部30、操作部31、ブラウザ処理部32、表示部33、通信部34、監視部35)に、音楽データを記憶する音楽データ記憶部60と、音楽データを再生処理する再生処理部61と、再生処理部61で再生処理された音楽データに基づく音楽を出力する出力部62と、音楽データの再生処理時にバッファとして利用される一時記憶部63とを追加した機能構成でなる。
すなわち、このコミュニケーション端末12は、チャットするためのブラウザ機能にくわえて、音楽データを再生する音楽再生機能を有している。
実際上、音楽データ記憶部60には複数の音楽データを記憶することができ、各音楽データには曲タイトルやアーティスト名などの関連情報と音楽データを一意に識別可能な波形IDとが付され、この波形IDにより各音楽データが個別に管理されるようになされている。
そして、コミュニケーション端末12の制御部30は、例えば、操作部31を介して、音楽データ記憶部60に記憶している音楽データを再生するよう命令されると、これに応じて、音楽データ記憶部60から音楽データを読み出し、この読み出した音楽データを再生処理部61に送る。
再生処理部61は、音楽データに対して復号処理、イコライジング処理、デジタルアナログ変換処理及び増幅処理などの再生処理を施すことにより音楽信号を得、この音楽信号を出力部62に送る。この結果、出力部62から音楽信号に基づく音楽(つまり曲)が出力される。
このようにして、コミュニケーション端末12は、音楽データ記憶部60に記憶している音楽データを再生するようになされている。
また、コミュニケーション端末12の制御部30は、提供サーバ11から音楽データ(つまり試聴用の音楽データ)がストリーミング配信されてくると、この音楽データを通信部34で受信しながら、この音楽データの受信し終えた部分から順に一時記憶部63に記憶させていく。そして、制御部30は、一時記憶部63に数秒分の音楽データがたまると、この数秒分の音楽データを一時記憶部63から読み出して再生処理部61に送ることでこの数秒分の音楽データを再生すると共に、再び一時記憶部63に数秒分の音楽データがたまるのを待つ。
このような処理(これをストリーミング再生処理とも呼ぶ)により、コミュニケーション端末12は、提供サーバ11からストリーミング配信されてくる音楽データをストリーミング再生するようにもなされている。
さらに、コミュニケーション端末12の制御部30は、接続情報Ciの配信要求を通信部34からネットワークNTを介して提供サーバ11に送信した結果として、提供サーバ11から配信される接続情報Ciを通信部34で受信すると、この接続情報Ciに記された接続時刻と、この接続情報Ciに含まれるプレイリストPLに記された各音楽データの再生開始時刻とを監視部35に送ると共に、このプレイリストPLにより指定された各音楽データの取得先を設定する。
具体的に言うと、制御部30は、プレイリストPLに記されている波形IDを検索条件として音楽データ記憶部60から音楽データを検索することで、プレイリストPLに指定された各音楽データが、音楽データ記憶部60に記憶されているかどうかを判別し、音楽データ記憶部60に記憶されていると判別した音楽データについては、その取得先を音楽データ記憶部60に設定し、記憶していないと判別した音楽データについては、その取得先を提供サーバ11に設定するようになされている。
一方、監視部35は、内部のタイマーから得られる現在時刻が接続時刻になるまで監視する。そしてこの監視部35は、現在時刻が接続時刻になると、この旨を制御部30に通知する。制御部30は、監視部35から接続時刻になった旨の通知を受けると、接続情報Ciに記されたアドレスをもとに通信部34を制御することで、このアドレスのチャットページに接続する。
このとき、ブラウザ処理部32は、図5との同一部分に同一符号を付した図14に示すようなブラウザ画面40を表示部33に表示する。このブラウザ画面40は、第1の実施の形態の構成(アドレス入力欄41、接続ボタン42、ページ画面表示領域43)に、再生中の音楽データの情報(再生経過時間、曲タイトル、アーティスト名などでなり、これを再生情報とも呼ぶ)が表示される再生情報表示領域70を追加した構成でなる。
このとき、ブラウザ画面40のアドレス入力欄41には、接続情報Ciに記されたアドレスが表示され、またページ画面表示領域43には、接続情報Ciに記されたアドレスをもとに接続したチャットページのページデータに基づくチャットルーム画面44が表示される。このとき、再生情報表示領域70には、まだ再生情報は表示されない。
このようにコミュニケーション端末12の表示部33にチャットルーム画面44が表示されることで、コミュニケーション端末12を介してユーザがチャットできる状態(チャットルームに入室した状態)となる。
さらに、監視部35は、内部のタイマーから得られる現在時刻がプレイリストPLに記された各音楽データの再生開始時刻のうちの1曲目の再生開始時刻になるまで監視する。そしてこの監視部35は、現在時刻が1曲目の再生開始時刻になると、この旨を制御部30に通知する。制御部30は、監視部35から1曲目の再生開始時刻になった旨の通知を受けると、接続情報Ciに含まれるプレイリストPLにしたがって1曲目の音楽データの再生を自動的に開始する。
ここで、この1曲目の音楽データの取得先が音楽データ記憶部60に設定されている場合、制御部30は、この1曲目の音楽データを、その波形IDをもとに音楽データ記憶部60から読み出して、その再生開始時刻に再生を開始する。また、この1曲目の音楽データの取得先が提供サーバ11に設定されている場合、制御部30は、この1曲目の音楽データの波形IDを含んだストリーミング配信要求を提供サーバ11に送信することで、この1曲目の音楽データを提供サーバ11から受信して、その再生開始時刻にストリーミング再生を開始する。
ちなみに、音楽データをストリーミング再生する場合、制御部30は、提供サーバ11との通信によるタイムラグを考慮して、再生開始時刻よりも前にストリーミング配信要求を提供サーバ11に送り、音楽データの頭数秒分を一時記憶部63に記憶させておくことで、音楽データ記憶部60から再生する場合と同様に、再生開始時刻ちょうどに音楽データのストリーミング再生を開始し得るようになされている。
こうすることで、コミュニケーションシステム10では、接続情報Ciを受信した全てのコミュニケーション端末12(つまり同じチャットページに接続している全てのコミュニケーション端末12)に対して、同じ時間に同じ曲の音楽データを再生させることができ、結果として、コミュニケーション端末12を介して同じチャットルームに入室している全てのユーザに対して、同じ時間に同じ音楽を聴取させることができる。
このようにして1曲目の音楽データの再生が開始されると、ブラウザ処理部32は、図15に示すように、ブラウザ画面40の再生情報表示領域70に対して、再生を開始した1曲目の音楽データの再生情報を表示する。これにより、コミュニケーション端末12は、現在再生中の音楽データに基づく音楽の曲タイトルやアーティスト名などをユーザに認識させることができる。
そして、コミュニケーション端末12の制御部30は、監視部35から、現在時刻がプレイリストPLに記された2曲目の再生開始時刻になった旨の通知を受けると、1曲目の音楽データの再生を停止すると共に2曲目の音楽データの再生を開始する。このときブラウザ処理部32は、ブラウザ画面40の再生情報表示領域70に表示している再生情報を2曲目の音楽データの再生情報に更新する。以後、制御部30及びブラウザ処理部32は、このような処理をプレイリストPLに記された曲数分だけ繰り返す。
また、このとき、コミュニケーション端末12の制御部30は、音楽を聴取しているユーザにより操作部31を介してブラウザ画面40のユーザ名入力欄45にユーザ名(例えば「AAA」)が入力され、さらに会話入力欄46に会話文(例えば「この曲かっこいい!!」)が入力されて送信ボタン47が押下されたことを認識すると、会話入力欄46に入力された会話文の会話データを、通信部34から、接続しているチャットページに送信する。
このようにして、会話データを送信した結果、または同じチャットページに接続している他のコミュニケーション端末12から会話データが送信された結果、更新されたページデータが送信されてくると、コミュニケーション端末12の制御部30は、その都度、この更新されたページデータを通信部34で受信して、ブラウザ処理部32に送る。ブラウザ処理部32は、この更新されたページデータに基づき、ブラウザ画面40のページ画面表示領域43に表示しているチャットルーム画面44を更新する。
この結果、図16に示すように、ブラウザ画面40の会話表示領域48には、同じチャットルームを利用している複数のユーザに入力された会話文(例えば、「AAA>この曲かっこいいよね!!」、「BBB>私も同感!」、「CCC>そうかなあ…」、「DDD>ノーザン最高!!」)がリアルタイムに表示されていく。
このように、コミュニケーションシステム10では、提供サーバ11から接続情報Ciを受信したコミュニケーション端末12を同じ時刻に同じチャットページに自動的に接続させることができるだけでなく、同じチャットページに接続しているコミュニケーション端末12に対して同じ時間に同じ曲の音楽データを再生させることができる。
(2−2)自動処理手順
ここで、上述したチャットページへの自動接続から音楽データの自動再生までの処理手順(これを自動処理手順とも呼ぶ)について、図17及び図18に示すシーケンスチャートを用いて詳しく説明する。ちなみに、この自動処理手順は、主として、提供サーバ11の制御部20とコミュニケーション端末12の制御部30とによって実行される処理手順である。
コミュニケーション端末12の制御部30は、ステップSP20において、接続情報Ciの配信要求を提供サーバ11に対して通信部34から送信する。ここで、コミュニケーション端末12の制御部30は、例えば、配信要求を数秒間隔で繰り返し送信するように通信部34を制御(ポーリング制御)するようになされている。
一方、提供サーバ11の制御部20は、例えば操作部24を介してチャットページのアドレスとそのチャットページへの接続時刻とプレイリストPLとが指定されると、ステップSP40において、指定されたチャットページのアドレスと接続時刻とプレイリストPLとを記した接続情報Ciを接続情報生成部23で生成して、次のステップSP41に移る。
ステップSP41において提供サーバ11の制御部20は、接続情報生成部23で生成した接続情報Ciを、接続情報Ciの配信を要求しているコミュニケーション端末12に対して通信部21から送信する。ここで、提供サーバ11の制御部20は、複数のコミュニケーション端末12から接続情報Ciの配信要求を受けている場合、複数のコミュニケーション端末12のそれぞれに対して接続情報Ciを送信する。
コミュニケーション端末12の制御部30は、提供サーバ11から配信された接続情報Ciを通信部34で受信すると、ステップSP20からステップSP21に移る。ステップSP21においてコミュニケーション端末12の制御部30は、受信した接続情報Ciに記された接続時刻と、この接続情報Ciに含まれるプレイリストPLに記された各音楽データの再生開始時刻とを認識して、これらを監視部35に送ると共に、このプレイリストPLにより指定された各音楽データの取得先を音楽データ記憶部60または提供サーバ11のどちらかに設定して、次のステップSP22に移る。
ステップSP22においてコミュニケーション端末12の制御部30は、監視部35から接続時刻になった旨の通知を受けるまで待ち受ける。そして、コミュニケーション端末12の制御部30は、監視部35から接続時刻になった旨の通知を受けると、ステップSP23に移り、接続情報Ciに記されたアドレスをもとに通信部34を制御して、このアドレスのチャットページに接続し、次のステップSP24に移る。
この結果、提供サーバ11からコミュニケーション端末12に対して、チャットページのページデータが送信されることで、コミュニケーション端末12の表示部33には、自動的にチャットルーム画面44が表示される。これにより、このコミュニケーション端末12を介してユーザがチャットできる状態(チャットルームに入室した状態)となる。
ここで、複数のコミュニケーション端末12に接続情報Ciが配信されている場合、これら複数のコミュニケーション端末12のユーザが同時に同じチャットルームに入室したことになる。
ステップSP24においてコミュニケーション端末12の制御部30は、接続情報Ciに含まれているプレイリストPLのn番目(nは整数)の音楽データの取得先が提供サーバ11に設定されているかどうかを判定する。ここでnの初期値は1とする。つまりここではまず1番目の音楽データの取得先が提供サーバ11に設定されているかどうかを判定する。
このステップSP24で肯定結果を得ると、このときコミュニケーション端末12の制御部30は、ステップSP25に移り、ステップSP25において、n番目(この場合1番目)の音楽データのストリーミング配信要求を通信部34から提供サーバ11に対して送信する。
n番目(この場合1番目)の音楽データのストリーミング配信要求が送信されてくると、提供サーバ11の制御部20は、これを通信部21で受信し、ステップSP42において、このストリーミング配信要求に指定された音楽データを音楽データ記憶部50から読み出して、このストリーミング配信要求を送信してきたコミュニケーション端末12に対してストリーミング配信する。
提供サーバ11からn番目(この場合1番目)の音楽データがストリーミング配信されてくると、コミュニケーション端末12の制御部30は、ステップSP26において、この音楽データを通信部21で受信しながら、その頭数秒分を一時記憶部63に記憶させて、次のステップSP27に移る。
これに対して、上述のステップSP24で肯定結果を得ると、このことは、n番目(この場合1番目)の音楽データの取得先が音楽データ記憶部60に設定されていることを意味し、このときコミュニケーション端末12の制御部30は、ステップSP27に移る。
ステップSP27においてコミュニケーション端末12の制御部30は、監視部35からn番目(この場合1番目)の音楽データの再生開始時刻になった旨の通知を受けるまで待ち受ける。そして、コミュニケーション端末12の制御部30は、監視部35からn番目(この場合1番目)の音楽データの再生開始時刻になった旨の通知を受けると、ステップSP28に移る。
ステップSP28においてコミュニケーション端末12の制御部30は、n番目(この場合1番目)の音楽データの再生を開始して、次のステップSP29に移る。ここで、n番目(この場合1番目)の音楽データの取得先が提供サーバ11であるならば、制御部30は、提供サーバ11から受信して一時記憶部36に記憶してあるn番目(この場合1番目)の音楽データの頭数秒分を読み出して再生を開始する一方、n番目(この場合1番目)の音楽データの取得先が音楽データ記憶部60であるならば、n番目(この場合1番目)の音楽データをこの音楽データ記憶部60から読み出して再生を開始する。
ステップSP29においてコミュニケーション端末12の制御部30は、n番目(この場合1番目)の音楽データがプレイリストPLの最後の音楽データであるかどうかを判定する。このステップSP29で否定結果を得ると、このことは、プレイリストPLにn+1番目の音楽データが記されていることを意味し、このときコミュニケーション端末12の制御部30は、ステップSP30に移り、nを+1して、再びステップSP24に戻り、n番目(この場合2番目)の音楽データの取得先が提供サーバ11に設定されているかどうかを判定する。
これに対して、上述のステップSP29で肯定結果を得ると、このことは、n番目(この場合1番目)の音楽データがプレイリストPLの最後の音楽データであることを意味し、このとき、コミュニケーション端末12の制御部20は、再生中のn番目(この場合1番目)の音楽データを終わりまで再生する。
このような自動処理手順にしたがって、コミュニケーション端末12は、提供サーバ11から受信した接続情報Ciに指定された時刻に、この接続情報Ciに指定されたアドレスのチャットページに自動的に接続して、さらにこの接続情報Ciに含まれるプレイリストPLに指定された音楽データを指定された時刻に自動的に再生するようになされている。
ちなみに、提供サーバ11は、接続情報Ciに記されたプレイリストPLの最後の音楽データの再生が終了した時点(最後の音楽データの再生時間により特定)で、この接続情報Ciを無効にすると共に、この接続情報Ciに記されたアドレスのチャットページに対応するチャットルームを利用できなくする(書き込みを禁止する)ようにしてもよい。
(2−3)第2の実施の形態による動作及び効果
以上の構成において、この第2の実施の形態のコミュニケーションシステム10では、提供サーバ11が、所定のチャットページのアドレスとこのチャットページに接続する接続時刻とにくわえて、所定の音楽データの再生開始時刻を示すプレイリストPLを記した接続情報Ciを生成して、これを接続情報Ciの配信を要求しているコミュニケーション端末12に配信する。
接続情報Ciを受信したコミュニケーション端末12は、この接続情報Ciに記された接続時刻になるまで待ち受け、接続時刻になると、この接続情報Ciに記されたアドレスのチャットページに自動的に接続する。さらに、コミュニケーション端末12は、この接続情報CiのプレイリストPLにしたがって、所定の音楽データの再生を指定された時刻に自動的に開始する。
こうすることで、このコミュニケーションシステム10では、提供サーバ11から接続情報Ciを受信したコミュニケーション端末12を同じ時刻に同じチャットページに自動的に接続させることができるだけでなく、同じチャットページに接続しているコミュニケーション端末12に対して同じ時間に同じ曲の音楽データを再生させることができるので、複数のユーザに対して、あたかも同じ場所で同じ時間に同じ音楽を聞いているようなライブ感を味わわせながらコミュニケーションさせることができる。換言すれば、このコミュニケーションシステム10では、コミュニケーション端末12を介して同じチャットルームに入室している全てのユーザに対して、時間と音楽を共有させることができる。
また、このコミュニケーションシステム10のコミュニケーション端末12は、接続情報CiのプレイリストPLに指定された音楽データを再生する場合に、この指定された音楽データがローカルの音楽データ記憶部60に記憶されているのであれば、この音楽データを音楽データ記憶部60から読み出して再生し、音楽データ記憶部60に記憶されていないのであれば、この音楽データに対応する、複数のコミュニケーション端末12での利用が許可された試聴用の音楽データを提供サーバ11から受信してストリーミング再生する。
こうすることで、このコミュニケーションシステム10では、音楽データの著作権を保護しつつ、複数のコミュニケーション端末12に同じ曲の音楽データを再生させることができる。
さらに、このコミュニケーションシステム10のコミュニケーション端末12は、接続情報CiのプレイリストPLに指定された時刻に、指定された音楽データに対応する試聴用の音楽データをストリーミング再生する場合、提供サーバ11との通信によるタイムラグを考慮して、再生開始時刻よりも前にストリーミング配信要求を提供サーバ11に送り、音楽データの頭数秒分を一時記憶部63に記憶させておくことにより、ローカルに保持されている音楽データを再生する場合と同様に、再生開始時刻ちょうどに試聴用の音楽データのストリーミング再生を開始することができる。
こうすることで、コミュニケーションシステム10では、接続情報Ciを受信した全てのコミュニケーション端末12に対して、同時に同じ曲の音楽データを再生させることができる。
以上の構成によれば、この第2の実施の形態のコミュニケーションシステム10は、提供サーバ11から接続情報Ciを受信したコミュニケーション端末12を同じ時刻に同じチャットページに自動的に接続させることができるだけでなく、同じチャットページに接続しているコミュニケーション端末12に対して同じ時間に同じ曲の音楽データを再生させることができるので、複数のユーザに対して、同じ時間に同じ音楽を聞きながらコミュニケーションさせることができ、かくして、従来にはない新しいコミュニケーションの楽しみ方をユーザに提供することができる。
(2−4)第2の実施の形態に対する他の実施の形態
なお、この第2の実施の形態では、プレイリストPLに各音楽データの再生開始時刻が指定されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この再生開始時刻を省略するようにしてもよい。この場合、コミュニケーション端末12の制御部30は、
接続情報Ciに記された接続時刻になると同時に、またはこの接続時刻からあらかじめ全てのコミュニケーション端末12に設定された時間(例えば3分)経過後に、プレイリストPLに指定された1曲目の音楽データの再生を開始することで、同じチャットページに接続している他のコミュニケーション端末12とほぼ同じ時間に同じ音楽データを再生することができる。
(3)第3の実施の形態
次に、第3の実施の形態について説明する。この第3の実施の形態では、提供サーバ11が、チャットルームを提供する複数のチャットページを有するチャットサイトを開設しており、コミュニケーション端末12が、このチャットサイトのトップページに接続することで提供サーバ11から送信されてくるページデータに基づきチャットルーム選択画面(詳しくは後述する)を表示して、このチャットルーム選択画面を介してユーザに選択されたチャットルームのページ(チャットページ)に所定の時刻に接続するようになされている。
この実施例では、コミュニケーションシステム10の全体的なシステム構成及び提供サーバ11の機能構成及びコミュニケーション端末12の機能構成については第2の実施の形態と同様とする。よって、ここでは、チャットルームの選択を主に説明する。
(3−1)チャットルームの選択
提供サーバ11の制御部20は、開設しているチャットサイトのトップページのアドレスをもとに、ネットワークNTを介してコミュニケーション端末12がこのトップページに接続してきたことを通信部21で認識すると、このトップページのページデータ(つまりコミュニケーション端末12に表示させるチャットルーム選択画面に対応するページデータ)を記憶部22から読み出して、これを通信部21からネットワークNTを介してコミュニケーション端末12に送信する。
コミュニケーション端末12の制御部30は、提供サーバ11が開設しているチャットサイトのトップページに接続した結果、提供サーバ11から、このトップページのページデータが送信されてくると、このページデータを通信部34で受信して、ブラウザ処理部32に送る。ブラウザ処理部32は、図19に示すように、このページデータに基づくチャットルーム選択画面80を、ブラウザ画面40のページ画面表示領域43に表示する。
このチャットルーム選択画面80は、複数のチャットルーム(例えばチャットルームA、チャットルームB、チャットルームC、…)のそれぞれを模式的に表す複数の建造物81(81A、81B、81C、…)が道路82に沿って配された仮想空間を斜め上から見下ろした画像でなる。
また、このチャットルーム選択画面80の仮想空間内には、コミュニケーション端末12のユーザを模式的に表した人物アイコン83が配される。この人物アイコン83は、ユーザによるコミュニケーション端末12の操作部31の操作に応じて、この仮想空間内を自由に移動することができるようになされている。
そして、このチャットルーム選択画面80では、人物アイコン83を所望のチャットルームに対応する建造物81内に移動させることで、所望のチャットルームをユーザが選択できるようになされている。ちなみに、複数の建造物81(81A、81B、81C、…)のそれぞれには、対応するチャットルームを選択したユーザの数を示すユーザアイコン84が重ねて表示されるようにもなされている。
具体的に言うと、コミュニケーション端末12のブラウザ処理部32は、ユーザによる操作部31の操作に応じて、人物アイコン83を仮想空間内で移動させる。このときコミュニケーション端末12の制御部30は、ブラウザ処理部32から、人物アイコン83の現在位置を取得して、これを通信部34から、提供サーバ11に送信する。
提供サーバ11の制御部20は、コミュニケーション端末12から人物アイコン83の現在位置が送信されてくると、これを通信部21で受信して、この人物アイコン83の現在位置がチャットルーム選択画面80の仮想空間内に配された建造物81内であるかどうかを判定する。ちなみに、提供サーバ11の制御部20は、例えば、チャットルーム選択画面80に対応するページデータをもとに、仮想空間内に配された建造物81の位置を、認識するようになされている。
そして、提供サーバ11の制御部20は、人物アイコン83の現在位置が建造物81内である場合、その建造物81(例えば建造物81A)に対応するチャットルーム(例えばチャットルームA)がコミュニケーション端末12のユーザにより選択されたと認識して、選択されたチャットルームのページに所定時刻に接続させるための接続情報Ciをこのコミュニケーション端末12に送信する。
この接続情報Ciには、選択されたチャットルームのページのアドレスと、このチャットルームへの接続時刻と、このチャットルームに接続したコミュニケーション端末12に再生させる音楽データのプレイリストPLが記されている。ここで、このプレイリストPLは、例えば、チャットルームごとに異なるようになされている。つまり、この接続情報Ciは、チャットルームごとに異なる。
そして、この接続情報Ciを受信したコミュニケーション端末12は、この接続情報Ciに記された接続時刻になるまで待ち受け、接続時刻になると、この接続情報Ciに記されたアドレスのチャットルームのページに自動的に接続する。さらに、コミュニケーション端末12は、この接続情報CiのプレイリストPLにしたがって、所定の音楽データの再生を指定された時刻に自動的に開始する。
こうすることで、コミュニケーションシステム10では、コミュニケーション端末12を、そのユーザが前もって選択したチャットルーム(つまり予約したチャットルーム)のページに所定の時刻に自動的に接続させることができる。つまり、この実施例のコミュニケーションシステム10では、コミュニケーション端末12のユーザに対して、あらかじめどのチャットルームでチャットするのかを選択させることができる。
また、提供サーバ11の制御部20は、チャットルーム選択画面80を介してユーザにより任意のチャットルームが選択されたと認識したとき、このチャットルームを選択したユーザの数を更新すると共に、この更新した数に応じたユーザアイコン84がこのチャットルームに対応する建造物81(例えば建造物81A)に重ねて表示されるようにトップページのページデータを更新する。
こうすることで、コミュニケーションシステム10では、例えば、ユーザがチャットルーム選択画面90を介してチャットルームを選択する場合に、どのチャットルームにユーザが多く集まるのか、つまりどのチャットルームが人気なのかを認識させることもできる。
(3−2)自動処理手順
ここで、上述したチャットサイトのトップページへの接続からユーザにより選択されたチャットルームのページに自動接続して音楽データを自動再生するまでの処理手順(これを自動処理手順とも呼ぶ)について、図20に示すシーケンスチャートを用いて詳しく説明する。ちなみに、この自動処理手順は、主として、提供サーバ11の制御部20とコミュニケーション端末12の制御部30とによって実行される処理手順である。
コミュニケーション端末12の制御部30は、ステップSP50において、例えば、ユーザにより操作部31を介して提供サーバ11が開設しているチャットサイトのトップページへの接続命令が入力されると、この接続命令に応じて、このチャットサイトのトップページに接続する。
提供サーバ11の制御部20は、チャットサイトのトップページにコミュニケーション端末12が接続してきたことを通信部21で認識すると、ステップSP60において、このトップページのページデータ(つまりコミュニケーション端末12に表示させるチャットルーム選択画面に対応するページデータ)を記憶部22から読み出して、これを通信部21からコミュニケーション端末12に送信する。
コミュニケーション端末12の制御部30は、提供サーバ11から送信されてくるページデータを通信部34で受信すると、ステップSP51において、ブラウザ処理部32によりこのページデータに基づくチャットルーム選択画面80を、表示部33に表示して、次のステップSP52に移る。
ステップSP52においてコミュニケーション端末12の制御部30は、ユーザによる操作部31の操作に応じてチャットルーム選択画面80の仮想空間内を移動可能な人物アイコン83の現在位置をブラウザ処理部32から所定間隔で取得して、この取得した現在位置を通信部34から提供サーバ11に送信する。
提供サーバ11の制御部20は、コミュニケーション端末12から送信されてくる人物アイコン83の現在位置を通信部21で受信すると、この人物アイコン83の現在位置がチャットルーム選択画面80の仮想空間内に配された、チャットルームを模式的に示した建造物81内であるかどうかを判定する。
このステップSP61で否定結果を得ると、このことは人物アイコン83の現在位置が建造物81外であること、つまり人物アイコン83が建造物81の中に入っていないことを意味し、このとき提供サーバ11の制御部20は、人物アイコン83の現在位置が建造物81内となるまで、つまり人物アイコン83が建造物81の中に入るまで待ち受ける。
これに対してこのステップSP61で肯定結果を得ると、このことは人物アイコン83の現在位置が建造物81内であること、つまり人物アイコン83がいずれかの建造物81の中に入ったことを意味し、このとき提供サーバ11の制御部20は、ステップSP62に移る。ステップSP62において提供サーバ11の制御部20は、人物アイコン83が入った建造物81に対応付けたチャットルームをコミュニケーション端末12のユーザが選択したと認識して、次のステップSP63に移る。
ステップSP63において提供サーバ11の制御部20は、ユーザにより選択されたチャットルームに対応する接続情報Ciを記憶部22から読み出して、これを通信部21からコミュニケーション端末12に送信すると共に、このチャットルームを選択したユーザの数を更新して、さらにこの更新した数に応じたユーザアイコン84がこのチャットルームに対応する建造物81に重ねて表示されるようにトップページのページデータを更新する。
コミュニケーション端末12の制御部30は、提供サーバ11から送信されてくる接続情報Ciを通信部34で受信すると、ステップSP53において、受信した接続情報Ciに記された接続時刻と、この接続情報Ciに含まれるプレイリストPLに記された各音楽データの再生開始時刻とを認識して、これらを監視部35に送ると共に、このプレイリストPLにより指定された各音楽データの取得先を音楽データ記憶部60または提供サーバ11のどちらかに設定して、次のステップSP54に移る。
ステップSP54においてコミュニケーション端末12の制御部30は、監視部35から接続時刻になった旨の通知を受けるまで待ち受ける。そして、コミュニケーション端末12の制御部30は、監視部35から接続時刻になった旨の通知を受けると、ステップ55に移り、接続情報Ciに記されたアドレスをもとに通信部34を制御して、このアドレスのページ、つまりコミュニケーション端末12のユーザにより選択されたチャットルームのページに接続する。
この結果、提供サーバ11からコミュニケーション端末12に対して、ユーザにより選択されたチャットページのページデータが送信されることで、コミュニケーション端末12の表示部33には、自動的にチャットルーム画面44が表示される。これにより、このコミュニケーション端末12を介してユーザがチャットできる状態(チャットルームに入室した状態)となる。
このようにして、ユーザにより選択されたチャットルームのページに自動的に接続した後、コミュニケーション端末12の制御部30は、上述した第2の実施の形態の自動処理手順のステップSP24以降の処理と同様の処理を実行することで、接続情報Ciに記されたプレイリストPLに指定された音楽データを指定された時刻に自動的に再生する。
このような自動処理手順にしたがって、コミュニケーション端末12は、ユーザにより選択されたチャットルームのページに、提供サーバ11から受信した接続情報Ciに指定された時刻に自動的に接続して、さらにこの接続情報Ciに含まれるプレイリストPLに指定された音楽データを指定された時刻に自動的に再生するようになされている。
このようにこの第3の実施の形態のコミュニケーションシステム10は、コミュニケーション端末12を、そのユーザが前もって選択したチャットルーム(つまり予約したチャットルーム)のページに所定の時刻に自動的に接続させることができる。つまり、この実施例のコミュニケーションシステム10は、コミュニケーション端末12のユーザに対して、あらかじめどのチャットルームでチャットするのかを選択させることができ、かくして、一段とチャット利用時の利便性を向上することができる。
(3−3)第3の実施の形態に対する他の実施の形態
なお、この第3の実施の形態では、提供サーバ11側で、人物アイコン83が建造物81内に入ったかどうかを判定するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、このような判定をコミュニケーション端末12側に実行させて、どのチャットルームが選択されたのかを、コミュニケーション端末12から提供サーバ11に通知するようにしてもよい。
(4)第4の実施の形態
次に、第4の実施の形態について説明する。この第4の実施の形態では、提供サーバ11側の現在時刻と、提供サーバ11に接続されるコミュニケーション端末12側の現在時刻との同期を取るようになされている。
この実施例では、コミュニケーションシステム10の全体的なシステム構成については第2の実施の形態と同様とし、提供サーバ11及びコミュニケーション端末12の機能構成については第2の実施の形態と異なるものとする。したがって、ここでは、提供サーバ11及びコミュニケーション端末12の機能構成について説明する。
(4−1)提供サーバ及びコミュニケーション端末の機能構成
図11との同一部分に同一符号を付した図21に示すように、この実施例の提供サーバ11は、第2の実施の形態の機能構成(制御部20、通信部21、記憶部22、接続情報生成部23、操作部24及び音楽データ記憶部50)に、提供サーバ11側の現在時刻を示す時刻情報を生成する時刻情報生成部90を追加した機能構成を有する。
この提供サーバ11は、時刻情報生成部90で生成した時刻情報を所定のページデータに記したうえで、このページデータをコミュニケーション端末12に送信するようになされている。
具体的に言うと、提供サーバ11の制御部20は、開設しているチャットページにコミュニケーション端末12が接続してきたことを通信部21で認識すると、このチャットページのページデータを記憶部22から読み出すと共に、時刻情報生成部90に対して時刻情報生成命令を送る。
時刻情報生成部90は、この時刻情報生成命令にしたがい、図示しないタイマーから現在時刻を得ると共に、現在時刻からページデータがコミュニケーション端末12に受信されるまでに要する大よその時間(例えば30秒)を算出することで現在時刻に対するオフセットを得る。そして、時刻情報生成部90は、現在時刻とそのオフセットとを示す時刻情報を生成して、これを提供サーバ11の制御部20に送る。
提供サーバ11の制御部20は、記憶部22から読み出したチャットページのページデータに時刻情報生成部90から得られた時刻情報を記した後、このページデータを通信部21からコミュニケーション端末12に送信する。
このようにして、提供サーバ11は、コミュニケーション端末12に対して、ページデータを媒介に、提供サーバ11側の現在時刻とそのオフセットとを示す時刻情報を送信するようになされている。
一方、コミュニケーション端末12は、図13との同一部分に同一符号を付した図22に示すように、第2の実施の形態の機能構成(制御部30、操作部31、ブラウザ処理部32、表示部33、通信部34、監視部35、音楽データ記憶部60、再生処理部61、出力部62、一時記憶部63)に、提供サーバ11から得られる時刻情報をもとにコミュニケーション端末12側の現在時刻を調整する時刻調整部100を追加した機能構成でなる。
このコミュニケーション端末12は、提供サーバ11から送信されてくるページデータに記された時刻情報をもとに、時刻調整部100がコミュニケーション端末12側の現在時刻を調整するようになされている。
具体的に言うと、コミュニケーション端末12の制御部30は、提供サーバ11から送信されてくるページデータを通信部34で受信すると、このページデータから時刻情報を抽出して、これを時刻調整部100に送る。
時刻調整部100は、時刻情報に示される提供サーバ11側の現在時刻とそのオフセットとに基づいてコミュニケーション端末12側の現在時刻を調整(つまりタイマーを調整)することにより、コミュニケーション端末12側の現在時刻を提供サーバ11側の現在時刻に同期させる。
このようにして、コミュニケーション端末12は、提供サーバ11側の現在時刻にコミュニケーション端末12側の現在時刻を合わせるようになされている。
こうすることで、コミュニケーションシステム10では、提供サーバ11に接続される全てのコミュニケーション端末12のタイマーを同期させることができる。
(4−2)時刻同期処理手順
ここで、上述したコミュニケーション端末12によるチャットサイトへの接続から現在時刻の調整までの処理手順(これを時刻同期処理手順とも呼ぶ)について、図23に示すシーケンスチャートを用いて詳しく説明する。ちなみに、この時刻同期処理手順は、主として、提供サーバ11の制御部20とコミュニケーション端末12の制御部30とによって実行される処理手順である。
コミュニケーション端末12の制御部30は、ステップSP70において、例えば、ユーザにより操作部31を介して提供サーバ11が開設しているチャットページへの接続命令が入力されると、この接続命令に応じて、このチャットページに接続する。
提供サーバ11の制御部20は、チャットページにコミュニケーション端末12が接続してきたことを通信部21で認識すると、ステップSP80において、このチャットページのページデータを記憶部22から読み出すと共に、時刻情報生成部90に、現在時刻とそのオフセットとを示す時刻情報を生成させて、次のステップSP81に移る。
ステップSP81において提供サーバ11の制御部20は、チャットページのページデータに時刻情報生成部90に生成させた時刻情報を記して、このページデータを通信部21からコミュニケーション端末12に送信する。
コミュニケーション端末12の制御部30は、提供サーバ11から送信されてくるチャットページのページデータを通信部34で受信すると、ステップSP71において、このページデータに記された時刻情報に基づいて、時刻調整部100にコミュニケーション端末12側の現在時刻を調整(つまりタイマーを調整)させることで、コミュニケーション端末12側の現在時刻を、提供サーバ11側の現在時刻に同期させる。
このような時刻同期処理手順にしたがって、コミュニケーション端末12は、現在時刻を、提供サーバ11側の現在時刻に同期させるようになされている。
このようにこの第4の実施の形態のコミュニケーションシステム10は、コミュニケーション端末12が、提供サーバ11から送信される時刻情報をもとに、提供サーバ11側の現在時刻にコミュニケーション端末12側の現在時刻を合わせるようにしたことにより、提供サーバ11に接続される全てのコミュニケーション端末12のタイマーを同期させることができ、かくして、提供サーバ11から接続情報Ciを受信したコミュニケーション端末12を、より正確に、同じ時刻に同じチャットサイトに接続させて、同じ時間に同じ曲の音楽データを再生させることができる。
(4−3)第4の実施の形態に対する他の実施の形態
なお、この第4の実施の形態では、提供サーバ11から送信されるページデータに記された時刻情報をもとに、各コミュニケーション端末12が、タイマー(内部時計)を調整するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、図24に示すように、各コミュニケーション端末12が、ネットワークNTを介して接続されたNTP(Network Time Protocol)サーバ110から現在時刻とそのオフセットとを示すNTP情報を取得して、このNTP情報をもとに、タイマーを調整するようにしてもよい。
実際上、このNTPサーバ110は、GPS(Global Positioning System)などを利用して正確な現在時刻を得ることができるようになされている。したがって、コミュニケーションシステム10では、各コミュニケーション端末12が、このNTPサーバ110から送信されるNTP情報をもとに、タイマーを調整することで、一段と正確に、全てのコミュニケーション端末12のタイマーを同期させることができる。
ここで、このような場合の時刻同期処理手順について、図25に示すシーケンスチャートを用いて詳しく説明する。
コミュニケーション端末12の制御部30は、ステップSP90において、NTP情報の取得要求を通信部34からNTPサーバ110に対して送信する。
NTPサーバ110は、コミュニケーション端末12からNTP情報の取得要求が送信されてくると、ステップSP100において、この取得要求に応じ、現在時刻とそのオフセットとを示すNTP情報を生成して、これをコミュニケーション端末12に対して送信する。
コミュニケーション端末12の制御部30は、NTPサーバ110から送信されてくるNTP情報を通信部34で受信すると、ステップSP91において、このNTP情報に基づいて、時刻調整部100にコミュニケーション端末12側の現在時刻を調整(つまりタイマーを調整)させる。
このような時刻同期処理手順にしたがって、コミュニケーション端末12は、現在時刻を、NTPサーバ110側の現在時刻に同期させるようになされている。
(5)第5の実施の形態
次に、第5の実施の形態について説明する。この第5の実施の形態では、コミュニケーション端末12のブラウザ画面40に表示されるチャットルーム画面44に、ユーザの感情を模式的に表す複数のアイコン(これを感情アイコンとも呼び、詳しくは後述する)が配され、この感情アイコンがユーザにより選択されると、この感情アイコンに対応する音声データが、同じチャットルームを利用しているユーザのコミュニケーション端末12で再生されるようになされている。
この実施例では、コミュニケーションシステム10の全体的なシステム構成及び提供サーバ11の機能構成及びコミュニケーション端末12の機能構成については第2の実施の形態と同様とする。よって、ここでは、主に感情アイコンについて説明する。
(5−1)感情アイコン
コミュニケーション端末12の制御部30は、提供サーバ11から受信した接続情報Ciに記された接続時刻になった旨の通知を監視部35から受けると、接続情報Ciに記されたアドレスをもとに通信部34を制御することで、このアドレスのチャットページに自動的に接続する。
この結果、コミュニケーション端末12のブラウザ画面40には、図14との同一部分に同一符号を付した図26に示すようなチャットルーム画面44が表示される。このチャットルーム画面44は、第2の実施の形態の構成(ユーザ名入力欄45、会話入力欄46、送信ボタン47、会話表示領域48)に、複数の感情アイコン120(120A、120B)を追加した構成でなる。
この実施例では、このチャットルーム画面44に追加される複数の感情アイコン120として、例えば、ユーザの感情のひとつである満足を模式的に表す満足アイコン120Aと、ユーザの感情のひとつである不満を模式的に表す不満アイコン120Bとが用意されているとする。
そして、コミュニケーション端末12の制御部30は、ユーザにより操作部31を介して満足アイコン120Aまたは不満アイコン120Bが押下されたことを認識すると、この旨を通信部34を介して提供サーバ11に通知する。
提供サーバ11の制御部20は、コミュニケーション端末12から満足アイコン120Aまたは不満アイコン120Bが押下された旨の通知を受けたことを通信部21で認識すると、押下された感情アイコン120に対応する音声データを音楽データ記憶部50から読み出す。この場合、音楽データ記憶部50には、満足アイコン120Aに対応する音声データとして例えば「ワーワー、パチパチ」のような拍手喝采として聞こえる音声データが記憶され、不満アイコン120Bに対応する音声データとして例えば「ブー、ブー」のようなブーイングとして聞こえる音声データが記憶されているとする。
そして、提供サーバ11の制御部20は、音楽データ記憶部50から読み出した音声データを、同じチャットページに接続している全てのコミュニケーション端末12、つまり感情アイコン120を押下したユーザと同じチャットルームを利用しているユーザのコミュニケーション端末12に送信する。
この結果、感情アイコン120を押下したユーザと同じチャットルームを利用しているユーザのコミュニケーション端末12から、感情アイコン120に対応する音声データに基づく音声が出力される。
こうすることで、この実施例のコミュニケーションシステム10では、チャット時に、ユーザの感情を音声として、同じチャットルームを利用している他のユーザに容易に伝えることができるので、例えば、同じチャットルームを利用している複数のユーザに対して、同じ時間に同じ音楽を聴きながら、文字だけでなく、感情を表す音声を使って、コミュニケーションさせることができる。
(5−2)感情音声再生処理手順
ここで、上述した感情アイコン120の押下から感情アイコンに対応する音声データの再生までの処理手順(これを感情音声再生処理手順とも呼ぶ)について、図27に示すシーケンスチャートを用いて詳しく説明する。ちなみに、この感情音声再生処理手順は、主として、提供サーバ11の制御部20とコミュニケーション端末12の制御部30とによって実行される処理手順である。
コミュニケーション端末12の制御部30は、ステップSP110において、例えば、ユーザにより操作部31を介して、表示しているチャットルーム画面44に配された感情アイコン120のいずれかが押下されたことを認識すると、ステップSP111に移り、この旨を通信部34を介して提供サーバ11に通知する。
提供サーバ11の制御部20は、コミュニケーション端末12から感情アイコン120が押下された旨の通知を受けたことを通信部21で認識すると、ステップSP120において、押下された感情アイコン120に対応する音声データを音楽データ記憶部50から読み出して、これを通信部21から同じチャットページに接続している全てのコミュニケーション端末12に送信する。
コミュニケーション端末12の制御部30は、提供サーバ11から送信されてくる音声データを通信部34で受信すると、ステップSP112において、この音声データを再生処理部61に送ることにより再生する。この結果、同じチャットページに接続している全てのコミュニケーション端末12、つまり感情アイコン120を押下したユーザと同じチャットルームを利用している全てのユーザのコミュニケーション端末12から、感情アイコン120を押下したユーザの感情を表す音声が出力される。
このような感情音声再生処理手順にしたがって、コミュニケーション端末12は、ユーザにより押下された感情アイコン120に対応する音声データを提供サーバ11から受信して再生するようになされている。
このようにこの第5の実施の形態のコミュニケーションシステム10は、チャット時に、ユーザの感情を音声として、同じチャットルームを利用している他のユーザに容易に伝えることができるので、例えば、同じチャットルームを利用している複数のユーザに対して、同じ時間に同じ音楽を聴きながら、文字だけでなく、感情を表す音声を使って、コミュニケーションさせることができる。よって、このコミュニケーションシステム10では、例えば、チャット時に、ユーザが音楽を聴いてどのような感情を抱いたのかを、他のユーザに音声として容易に伝えることができる。換言すれば、このコミュニケーションシステム10では、ユーザが、他のユーザが音楽を聴いてどのような感情を抱いたのかを音声により容易に知ることができる。
(5−3)第5の実施の形態に対する他の実施の形態
なお、この第5の実施の形態では、提供サーバ11が、コミュニケーション端末12から感情アイコン120が押下された旨の通知を受けると、その都度、その感情アイコン120に対応する音声データを、各コミュニケーション端末12に送信して再生させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、提供サーバ11が、所定期間、感情アイコン120が押下された旨の通知を受けた回数を感情アイコン120ごとにカウント(集計)して、所定期間経過後に、そのカウントに応じた音声データを、各コミュニケーション端末12に送信して再生させるようにしてもよい。
具体的に言うと、提供サーバ11の制御部20は、例えば、コミュニケーション端末12に配信した接続情報Ciに記されたプレイリストPLの1番目の音楽データの再生開始時刻から、最後の音楽データの再生が終了する時刻(例えば最後の音楽データの再生時間により特定した時刻)まで、感情アイコン120が押下された旨の通知を受けた回数を感情アイコン120ごとにカウントする。
そして、提供サーバ11の制御部20は、このカウントの値をもとに、押下された回数が最も多かった感情アイコン120を特定して、この感情アイコン120とその押下された回数に対応する音声データを音楽データ記憶部50から読み出す。この場合、音楽データ記憶50には、満足アイコン120Aとその回数に対応する音声データとして、10人分の拍手喝采として聞こえる音声データ、50人分の拍手喝采として聞こえる音声データ、100人分の拍手喝采として聞こえる音声データが記憶され、不満アイコン120Bとその回数に対応する音声データとして、例えば、例えば10人分のブーイングとして聞こえる音声データ、50人分のブーイングとして聞こえる音声データ、100人分のブーイングとして聞こえる音声データが記憶されているとする。
つまり、提供サーバ11の制御部20は、例えば、押下された回数が最も多かった感情アイコン120が満足アイコン120Aであった場合、さらにこの回数が1〜10であれば10人分の拍手喝采として聞こえる音声データを読み出し、この回数が11〜50であれば50人分の拍手喝采として聞こえる音声データを読み出し、この回数が51回以上であれば100人分の拍手喝采として聞こえる音声データを読み出すようになされている。
そして、提供サーバ11の制御部20は、このようにして読み出した音声データを、通信部21から同じチャットページに接続している全てのコミュニケーション端末12に送信する。この結果、この音声データが、各コミュニケーション端末12で再生される。
こうすることで、コミュニケーションシステム10は、チャット時に、プレイリストPLに指定された音楽を聴いた複数のユーザがどのような感情を抱いたのかを、複数のユーザの感情の総意を表す音声として、各ユーザに伝えることができる。すなわち、このコミュニケーションシステム10は、同じチャットルームを利用しているユーザに対して、あたかもライブ会場にみんなで集まって音楽を聴いている感覚でコミュニケーションさせることができる。
ここで、このような場合の感情再生処理手順について、図28に示すシーケンスチャートを用いて詳しく説明する。ちなみに、この感情音声再生処理手順は、主として、提供サーバ11の制御部20とコミュニケーション端末12の制御部30とによって実行される処理手順である。
提供サーバ11の制御部20は、コミュニケーション端末12に配信した接続情報Ciに記されたプレイリストPLの1番目の音楽データの再生開始時刻になると、ステップSP130において、各感情アイコン120が押下された回数のカウントを開始する。
コミュニケーション端末12の制御部20は、ステップSP140において、例えば、ユーザにより操作部31を介して、表示しているチャットルーム画面44に配された感情アイコン120のいずれかが押下されたことを認識すると、ステップSP141に移り、この旨を通信部34を介して提供サーバ11に通知する。
提供サーバ11の制御部20は、コミュニケーション端末12から感情アイコン120が押下された旨の通知を受けたことを通信部21で認識すると、ステップSP131において、この通知に基づき、押下された感情アイコン120を特定して、この感情アイコン120が押下された回数のカウント値を更新(+1)し、次のステップSP132に移る。
ステップSP132において提供サーバ11の制御部20は、プレイリストPLの最後の音楽データの再生終了時刻になったかどうかを判定する。このステップSP132で否定結果を得ると、提供サーバ11の制御部20は、再びステップSP131に戻り、カウントを継続する。
そして提供サーバ11の制御部20は、プレイリストPLの最後の音楽データの再生終了時刻になったことにより、このステップSP132で肯定結果を得ると、ステップSP133に移る。ステップSP133において提供サーバ11の制御部20は、カウントを終了し、カウント値が一番大きい感情アイコン120(つまり押下された回数が最も多い感情アイコン120)とそのカウント値(つまり押下された回数)に対応する音声データを音楽データ記憶部50から読み出して、これを通信部21から同じチャットページに接続している全てのコミュニケーション端末12に送信する。
コミュニケーション端末12の制御部30は、提供サーバ11から送信されてくる音声データを通信部34で受信すると、ステップSP142において、この音声データを再生処理部61に送ることにより再生する。
このような感情音声再生処理手順にしたがって、コミュニケーション端末12は、チャットサイトに接続しているコミュニケーション端末12を介して感情アイコン120が押下された回数に対応する音声データを提供サーバ11から受信して再生するようになされている。
なお、ここでは、感情アイコン120が押下された回数をカウントとした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、感情アイコン120を押下したユーザの数をカウントするようにしてもよい。つまりこの場合、1ユーザが100回同じ感情アイコン120を押下しても1回しか押下しなくても、カウントの値は同じとなる。
また、ここでは、提供サーバ11が、押下された回数が最も多かった感情アイコン120を特定し、この感情アイコン120とその押下された回数に対応する音声データを音楽データ記憶部50から読み出して、コミュニケーション端末12に送信して再生させるようにしたが、本発明はこれに限らず、例えば、押下された感情アイコン120のそれぞれについて、その押下された回数に対応する音声データを音楽データ記憶部50から読み出し、読み出した全ての音声データをコミュニケーション端末12に送信して再生させるようにしてもよい。
具体的に言うと、例えば、同じチャットルームを利用している複数のユーザにより、満足アイコン120Aが50回、不満アイコン120Bが5回押下されたとすると、提供サーバ11の制御部20は、満足アイコン120Aが50回押下された場合に対応する音声データと、不満アイコン120Bが5回押下された場合に対応する音楽データとを読み出して、これらをコミュニケーション端末12に送信する。
コミュニケーション端末12の制御部30は、この2つの音声データを例えば、順番に生成させてもよいし、合成して再生するようにしてもよい。こうすることで、コミュニケーションシステム10では、同じチャットルームを利用している複数のユーザが、それぞれどのような感情を抱いたのかを、より正確にユーザに伝えることができる。
(6)第6の実施の形態
次に、第6の実施の形態について説明する。この第6の実施の形態では、コミュニケーション端末12がユーザ操作にしたがってプレイリストPLを生成し、これを提供サーバ11にアップロードすることで、このプレイリストPLを記した接続情報Ciが提供サーバ11で生成されるようになされている。
この実施例では、コミュニケーションシステム10の全体的なシステム構成及び提供サーバ11の機能構成については第2及び第3の実施の形態と同様とする。よって、ここでは、主にコミュニケーション端末12の機能構成について説明する。
(6−1)コミュニケーション端末の機能構成
図13との同一部分に同一符号を付した図29に示すように、この実施例のコミュニケーション端末12は、第2の実施の形態の機能構成(制御部30、操作部31、ブラウザ処理部32、表示部33、通信部34、監視部35、音楽データ記憶部60、再生処理部61、出力部62、一時記憶部63)に、プレイリストPLを生成するプレイリスト生成部130を追加した機能構成でなる。
すなわち、このコミュニケーション端末12は、チャットするためのブラウザ機能、音楽データを再生する音楽再生機能にくわえて、プレイリストPLを生成するプレイリスト生成機能を有している。
具体的に言うと、コミュニケーション端末12のプレイリスト生成部130は、ユーザにより操作部31を介して、所望の音楽データとその再生開始時刻とが指定されると、これに応じて、指定された音楽データの音楽データ情報を指定された再生開始時刻の早い順(つまり再生順)に並べたプレイリストPLを生成する。
ここで、指定可能な音楽データとしては、コミュニケーション端末12の音楽データ記憶部60に記憶されている音楽データ(つまりローカルの音楽データ)及び提供サーバ11から配信可能な音楽データとする。ちなみに、提供サーバ11から配信可能な音楽データをユーザに指定させる場合、例えば、コミュニケーション端末12が、提供サーバ11が開設している音楽データ配信ページに接続することで、ブラウザ画面40に表示される配信可能な音楽データのリスト画面を介して指定させればよい。
よって、プレイリスト生成部130は、ローカルの音楽データが指定された場合には、音楽データ記憶部60から、この指定された音楽データに付された波形IDと関連情報(アーティスト名及び曲タイトル)とを読み出し、この波形ID及び関連情報と指定された再生開始時刻とを指定された音楽データの音楽データ情報とする一方、提供サーバ11から配信可能な音楽データが指定された場合、この指定された音楽データの波形IDと関連情報(アーティスト名及び曲タイトル)とを提供サーバ11から取得して、この波形ID及び関連情報と指定された再生開始時刻とを指定された音楽データの音楽データ情報とするようになされている。
そして、コミュニケーション端末12の制御部30は、このようにしてプレイリスト生成部130により生成されたプレイリスト(これをユーザプレイリストとも呼ぶ)PLを、通信部34から提供サーバ11に送信することで、アップロードする。
この結果、提供サーバ11により、このアップロードされたユーザプレイリストPLを記した接続情報Ciが生成される。
なお、この実施例の提供サーバ11には、あらかじめチャットルームのページが複数用意されており、提供サーバ11は、ユーザプレイリストPLがアップロードされると、これら複数のページのうちの1つをこのユーザプレイリストPLに割り当てて、このページのアドレスと、このページへの接続時刻と、ユーザプレイリストPLとを記した接続情報Ciを生成する。
そして、提供サーバ11は、第3の実施の形態で説明したチャットルーム選択画面80を介して、ユーザプレイリストPLに割り当てたページに対応するチャットルームが選択できるようにして、このチャットルームを選択したユーザのコミュニケーション端末12にユーザプレイリストPLを記した接続情報Ciを送信する。
こうすることで、この実施例のコミュニケーションシステム10では、複数のユーザに対して、あるユーザが選んだ音楽を聞かせながらコミュニケーションさせることができる。
(6−2)プレイリスト生成処理手順
ここで、上述したユーザプレイリストPLの生成から生成情報Ciの送信までの処理手順(これをプレイリスト生成処理手順とも呼ぶ)について、図30に示すシーケンスチャートを用いて詳しく説明する。ちなみに、このプレイリスト生成処理手順は、主として、提供サーバ11の制御部20とコミュニケーション端末12の制御部30及びプレイリスト生成部130とによって実行される処理手順である。
コミュニケーション端末12のプレイリスト生成部130は、ステップSP150において、例えば、ユーザにより操作部31を介して、音楽データとその再生開始時刻とが指定されたことを認識すると、次のステップSP151に移る。
ステップSP151においてコミュニケーション端末12のプレイリスト生成部130は、ローカルの音楽データが指定されたのかどうかを判定する。このステップSP151で否定結果を得ると、このことは提供サーバ11から配信可能な音楽データが指定されたことを意味し、このときプレイリスト生成部130は、ステップSP152に移る。
ステップSP152においてコミュニケーション端末12のプレイリスト生成部130は、任意の音楽データが指定された旨を、通信部34を介して提供サーバ11に通知する。
提供サーバ11の制御部20は、コミュニケーション端末12から任意の音楽データが指定された旨の通知を受けたことを通信部21で認識すると、ステップSP160において、この通知に基づき、指定された音楽データを特定して、この音楽データの波形ID及び関連情報を通信部21からコミュニケーション端末12に送信する。
コミュニケーション端末12のプレイリスト生成部130は、ステップSP153において、提供サーバ11から送信されてくる、指定された音楽データの波形ID及び関連情報を通信部34を介して取得し、次のステップSP155に移る。
これに対して、上述のステップSP151で肯定結果を得ると、このことはローカルの音楽データが指定されたことを意味し、このときコミュニケーション端末12のプレイリスト生成部130は、ステップ154に移る。ステップSP154において、プレイリスト生成部130は、指定された音楽データの波形ID及び関連情報を音楽データ記憶部60から取得して、次のステップSP155に移る。
ステップSP155においてコミュニケーション端末12のプレイリスト生成部130は、取得した波形ID及び関連情報と指定された再生開始時刻とを、指定された音楽データの音楽データ情報として、次のステップSP156に移る。
ステップSP156においてコミュニケーション端末12のプレイリスト生成部130は、ユーザにより操作部31を介して、音楽データの指定を終了する操作がなされたかどうかを判定する。このステップSP156で否定結果を得ると、このことは、ユーザがまだ音楽データの指定を継続しようとしていることを意味し、このときプレイリスト生成部130は、ステップSP150に戻る。
これに対して、このステップSP156で肯定結果を得ると、このことは、ユーザが音楽データの指定を終了したことを意味し、このときプレイリスト生成部130は、ステップSP157に移る。
ステップSP157においてコミュニケーション端末12のプレイリスト生成部130は、指定された音楽データの音楽データ情報を、再生開始時刻の早い順に並べたユーザプレイリストPLを生成する。
プレイリスト生成部130によりユーザプレイリストPLが生成されると、ステップSP158においてコミュニケーション端末12の制御部30は、このユーザプレイリストPLを、通信部34から提供サーバ11に送信することで、アップロードする。
提供サーバ11の制御部20は、コミュニケーション端末12からユーザプレイリストPLがアップロードされると、ステップSP161において、あらかじめ用意された複数のページのうちの1つをこのユーザプレイリストPLに割り当てて、このユーザプレイリストPLを割り当てたページのアドレスと、操作部24を介して指定されたこのページへの接続時刻と、このユーザプレイリストPLとを記した接続情報Ciを生成して、次のステップSP162に移る。
ステップSP162において提供サーバ11の制御部20は、チャットルーム選択画面80を介して、アップロードされたユーザプレイリストPLに割り当てたページに対応するチャットルームを選択したユーザのコミュニケーション端末12に対して、アップロードされたユーザプレイリストPLを記した接続情報Ciを送信する。
このようなプレイリスト生成処理手順にしたがって、コミュニケーション端末12は、ユーザプレイリストPLを生成して提供サーバ11にアップロードするようになされ、提供サーバ11は、アップロードされたユーザプレイリストPLを記した接続情報Ciを生成して配信するようになされている。
このようにこの第6の実施の形態のコミュニケーションシステム10は、コミュニケーション端末12を利用してユーザの指示に応じたプレイリストPLを生成することができるので、複数のユーザに対して、あるユーザが選んだ音楽を聞かせながらコミュニケーションさせることができる。すなわち、この実施例のコミュニケーションシステム10は、ユーザプレイリストPLが割り当てられたページのチャットルームを利用しているユーザに対して、あたかも個人が主催した音楽鑑賞会に参加しているような感覚でコミュニケーションさせることができる。
(6−3)第6の実施の形態に対する他の実施の形態
なお、この第6の実施の形態では、コミュニケーション端末12側でユーザプレイリストPLを生成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、提供サーバ11側でユーザプレイリストPLを生成するようにしてもよい。
この場合、図11との同一部分に同一符号を付した図31に示すように、提供サーバ11に、プレイリスト生成部140を新たに設けるようにすればよい。
具体的に言うと、提供サーバ11のプレイリスト生成部140は、通信部21を介して、コミュニケーション端末12のユーザにより、所望の音楽データ(提供サーバ11から配信可能な音楽データ)とその再生開始時刻とが指定されると、この指定された音楽データの波形IDと関連情報(アーティスト名及び曲タイトル)とを音楽データ記憶部50から取得して、この波形ID及び関連情報と指定された再生開始時刻とを指定された音楽データの音楽データ情報として、ユーザプレイリストPLを生成する。
そして、提供サーバ11の制御部20は、このようにしてプレイリスト生成部140によりユーザプレイリストPLが生成されると、あらかじめ用意された複数のページのうちの1つをこのユーザプレイリストPLに割り当てて、このページのアドレスと、このページへの接続時刻と、ユーザプレイリストPLとを記した接続情報Ciを生成する。
そして、提供サーバ11の制御部20は、チャットルーム選択画面80を介して、ユーザプレイリストPLに割り当てたページに対応するチャットルームを選択したユーザのコミュニケーション端末12にユーザプレイリストPLを記した接続情報Ciを送信する。
こうすることで、コミュニケーションシステム10は、コミュニケーション端末12の構成からプレイリスト生成部130を省略してコミュニケーション端末12の構成を簡易にしつつ、ユーザの指示に応じたプレイリストPLを生成させることができる。
ここで、このような場合のプレイリスト生成処理手順について、図32に示すシーケンスチャートを用いて詳しく説明する。ちなみに、このプレイリスト生成処理手順は、主として、提供サーバ11の制御部20及びプレイリスト生成部140とコミュニケーション端末12の制御部30とによって実行される処理手順である。
コミュニケーション端末12の制御部30は、ステップSP170において、例えば、ユーザにより操作部31を介して、1つ以上の任意の音楽データ(提供サーバ11から配信可能な音楽データ)とその再生開始時刻とが指定されたことを認識すると、この旨を、通信部34を介して提供サーバ11に通知する。
提供サーバ11のプレイリスト生成部140は、コミュニケーション端末12から1つ以上の任意の音楽データとその再生開始時刻とが指定された旨の通知を受けたことを通信部21を介して認識すると、ステップSP180において、この通知に基づき、指定された音楽データを全て特定して、この音楽データの波形ID及び関連情報を音楽データ記憶部50から取得し、次のステップSP181に移る。
ステップSP181において提供サーバ11のプレイリスト生成部140は、取得した波形ID及び関連情報と指定された再生開始時刻とを、指定された音楽データの音楽データ情報として、次のステップSP182に移る。
ステップSP182において提供サーバ11のプレイリスト生成部140は、指定された全ての音楽データの音楽データ情報を、再生開始時刻の早い順に並べたユーザプレイリストPLを生成する。
プレイリスト生成部140によりユーザプレイリストPLが生成されると、ステップSP183において提供サーバ11の制御部20は、あらかじめ用意された複数のページのうちの1つをこのユーザプレイリストPLに割り当てて、このユーザプレイリストPLを割り当てたページのアドレスと、操作部24を介して指定されたこのページへの接続時刻と、このユーザプレイリストPLとを記した接続情報Ciを生成して、次のステップSP184に移る。
ステップSP184において提供サーバ11の制御部20は、チャットルーム選択画面80を介して、ユーザプレイリストPLに割り当てたページに対応するチャットルームを選択したユーザのコミュニケーション端末12に対して、ユーザプレイリストPLを記した接続情報Ciを送信する。
このようなプレイリスト生成処理手順にしたがって、提供サーバ11は、ユーザプレイリストPLを生成して、このユーザプレイリストPLを記した接続情報Ciをコミュニケーション端末12に配信するようになされている。
また、この第6の実施の形態では、接続情報Ciに記されるプレイリストPLをユーザの指示のもとに生成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、接続情報Ciそのものをユーザの指示のもと生成するようにしてもよい。
この場合、例えば、接続情報Ciの接続時刻とプレイリストPLをユーザに指定させて、チャットページのアドレスを提供サーバ11側で自動的に設定するようにしてもよいし、提供サーバ11に用意された利用可能なチャットルーム(つまり空いているチャットルーム)のページをユーザに選択させることで、チャットページのアドレスも指定させるようにしてもよい。
(7)第7の実施の形態
次に、第7の実施の形態を説明する。この第7の実施の形態では、提供サーバ11及びコミュニケーション端末12をハードウェア構成により実現する。図33に示す提供サーバ11は、例えば図11に示した機能構成の提供サーバ11をハードウェア構成により実現した例であり、キーボードやマウスでなる操作入力部200がユーザによって操作されると、操作入力部200でこれを認識し、その操作に応じた操作入力信号を入力処理部201に送る。入力処理部201は、供給される操作入力信号に対して所定の処理を施すことにより、操作入力信号を操作コマンドに変換し、これをバス202を介して中央処理ユニット(CPU:Central Processing Unit )203に送る。
中央処理ユニット203は、ROM(Read Only Memory)204又はハードディスクドライブ205にあらかじめ記憶されている基本プログラムやアプリケーションプログラムなどの各種プログラムをバス202を介してRAM(Random Access Memory)206に読み出す。そして中央処理ユニット203は、RAM206上で展開したこれら各種プログラムに従って全体を制御すると共に、所定の演算処理や、入力処理部201から与えられる操作コマンドに応じた各種処理を実行する。
具体的に言うと、中央処理ユニット203は、必要に応じて、通信処理部207及びネットワークインタフェース208を順次介して、ネットワークNT上のコミュニケーション端末12にアクセスする。また、ハードディスクドライブ205には、複数の音楽データが記憶されており、中央処理ユニット203は、必要に応じて、この音楽データを、通信処理部207及びネットワークインタフェース208を順次介して、コミュニケーション端末12に配信する。
ところで、この提供サーバ11は、中央処理ユニット203がROM204またはハードディスクドライブ205にあらかじめ記憶された各種プログラムにしたがって各種処理を実行するようになされているので、上述した機能構成の提供サーバ11の各種機能(つまり実行する処理)に応じて、ROM204またはハードディスクドライブ205に記憶させる各種プログラムを適宜選定することにより、中央処理ユニット203を機能構成の制御部20及び接続情報生成部23と同様に機能させることができ、また通信処理部207及びネットワークインタフェース208を機能構成の通信部21と同様に機能させることができ、さらにハードディスクドライブ205を記憶部22及び音楽データ記憶部50と同様に機能させることができ、さらに操作入力部200及び入力処理部201を操作部24と同様に機能させることができる。
したがって、提供サーバ11は、図33に示すようなハードウェア構成で、上述した第1乃至第6の実施の形態での機能構成による各種機能を実現することができ、かくして、上述した第1乃至第6の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
一方、図34に示すコミュニケーション端末12は、例えば図13に示した機能構成のコミュニケーション端末12をハードウェア構成により実現した例であり、キーボードやマウスでなる操作入力部300がユーザによって操作されると、操作入力部300でこれを認識し、その操作に応じた操作入力信号を入力処理部301に送る。入力処理部301は、供給される操作入力信号に対して所定の処理を施すことにより、操作入力信号を操作コマンドに変換し、これをバス302を介して中央処理ユニット(CPU:Central Processing Unit )303に送る。
中央処理ユニット303は、ROM304又はハードディスクドライブ305にあらかじめ記憶されている基本プログラムやアプリケーションプログラムなどの各種プログラムをバス302を介してRAM306に読み出す。そして中央処理ユニット303は、RAM306上で展開したこれら各種プログラムに従って全体を制御すると共に、所定の演算処理や、入力処理部301から与えられる操作コマンドに応じた各種処理を実行する。
具体的に言うと、中央処理ユニット303は、例えば、ユーザにより操作入力部300を介して提供サーバ11にアクセスするための操作入力信号が入力されると、通信処理部307及びネットワークインタフェース308を順次介して、ネットワークNT上の提供サーバ11にアクセスする。
さらに、中央処理ユニット303は、ユーザにより操作入力部300を介して、CDなどの記録媒体に記録された音楽データを録音するための操作入力信号が入力されると、メディアドライブ309により記録媒体から音楽データを読み出すと共に、読み出した音楽データをデータ処理回路310に送る。データ処理回路310は、メディアドライブ309から与えられた音楽データを圧縮符号化してハードディスクドライブ305に記憶する。
さらに、中央処理ユニット303は、ユーザにより操作入力部300を介してハードディスクドライブ305内の音楽データが指定され、再生要求する操作入力信号が入力されると、これに応じてハードディスクドライブ305から、指定された音楽データを読み出してデータ処理回路310に送る。データ処理回路310は、音楽データを復号した後、イコライジング処理、デジタルアナログ変換処理、増幅処理などの音声処理を施して、この結果得られた音楽信号をスピーカ311に送出する。この結果、スピーカ311から音楽信号に基づく音楽(つまり曲)が出力される。
さらに、中央処理ユニット303は、ユーザにより操作入力部300を介して、所望の音楽データの配信を要求するための操作入力信号が入力されると、これに応じて提供サーバ11に所望の音楽データの配信を要求する。この結果として、提供サーバ11から配信される所望の音楽データを、中央処理ユニット303は、ネットワークインタフェース308及び通信処理部307を順次介して受信して、この受信した音楽データをデータ処理回路310に送る。この結果、スピーカ311から、受信した音楽データに基づく音楽(つまり曲)が出力される。
さらに、中央処理ユニット303は、所定のプレイリストにしたがって音楽データを再生するように要求する操作入力信号が入力されると、これに応じてハードディスクドライブ305または提供サーバ11から、プレイリストに指定されている音楽データを取得して、プレイリストに指定される順番にデータ処理回路310に送る。この結果、スピーカ311から、音楽データに基づく音楽(曲)がプレイリストに指定された順番で出力される。
さらに、中央処理ユニット303は、各種プログラムの実行結果(例えばブラウザ画面40)に応じた表示用データを生成して、これを表示処理部312に送る。表示処理部312は、表示用データに基づく画面をディスプレイ313に表示する。
ところで、このコミュニケーション端末12は、中央処理ユニット303がROM304またはハードディスクドライブ305にあらかじめ記憶された各種プログラムにしたがって各種処理を実行するようになされているので、上述した機能構成のコミュニケーション端末12の各種機能(つまり実行する処理)に応じて、ROM304またはハードディスクドライブ305に記憶させる各種プログラムを適宜選定することにより、中央処理ユニット303を機能構成の制御部30及び監視部35と同様に機能させることができ、また操作入力部300及び入力処理部301を機能構成の操作部31と同様に機能させることができ、さらに表示処理部312を機能構成のブラウザ処理部32と同様に機能させることができ、さらにディスプレイ313を機能構成の表示部33と同様に機能させることができ、さらに通信処理部307及びネットワークインタフェース308を機能構成の通信部34と同様に機能させることができ、さらにハードディスクドライブ305を機能構成の音楽データ記憶部60と同様に機能させることができ、さらにデータ処理回路310を機能構成の再生処理部61と同様に機能させることができ、さらにスピーカ311を機能構成の出力部62と同様に機能させることができ、さらにRAM306を機能構成の一時記憶部63と同様に機能させることができる。
したがって、コミュニケーション端末12は、図34に示すようなハードウェア構成で、上述した第1乃至第6の実施の形態での機能構成による各種機能を実現することができ、かくして、上述した第1乃至第6の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、この第7の実施の形態では、提供サーバ11の中央処理ユニット203がROM204またはハードディスクドライブ205にあらかじめ記憶された各種プログラムにしたがって、各種機能に基づく処理を実行する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、各種プログラムを、CDやDVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体に記録しておき、中央処理ユニット203がこの記録媒体から読み出した各種プログラムにしたがって、各種機能に基づく処理を実行するようにしてもよいし、この記録媒体から各種プログラムをハードディスクドライブ205にインストールするようにしてもよい。
またコミュニケーション端末12も同様に、各種プログラムを、CDやDVDなどの記録媒体に記録しておき、中央処理ユニット303がこの記録媒体から読み出した各種プログラムにしたがって、各種機能に基づく処理を実行するようにしてもよいし、この記録媒体から各種プログラムをハードディスクドライブ305にインストールするようにしてもよい。
(8)他の実施の形態
なお、上述の実施の形態(例えば第2の実施の形態)では、コミュニケーション端末12が、プレイリストPLに指定された音楽データのうちのローカル(音楽データ記憶部60)にない音楽データについては、提供サーバ11から試聴用の音楽データを受信してストリーミング再生するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、コミュニケーション端末12のユーザが、提供サーバ11から任意の音楽データを自由にダウンロードし得る定額制のサービスに加入しているのであれば、この音楽データをダウンロードして再生するようにしてもよい。
具体的に言うと、コミュニケーション端末12の制御部30は、接続情報CiのプレイリストPLに指定された音楽データのうち、ローカル(音楽データ記憶部60)にない音楽データについては、その取得先を提供サーバ11に設定する。そして、コミュニケーション端末12の制御部30は、取得先を提供サーバ11に設定した音楽データについては、その再生開始時刻に間に合うように、あらかじめ提供サーバ11からダウンロードして音楽データ記憶部60に記憶しておき、再生開始時刻になると、音楽データ記憶部60から読み出して再生する。
こうすることで、コミュニケーション端末12は、ストリーミング再生する場合と同様、提供サーバ11からダウンロードした音楽データの再生を再生開始時刻ちょうどに開始することができる。
また、上述の実施の形態(例えば第2の実施の形態)では、提供サーバ11が音楽データをコミュニケーション端末12にストリーミング配信する場合、音楽データ記憶部50から読み出した音楽データをコミュニケーション端末12にストリーミング配信するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、特定のコミュニケーション端末12が提供サーバ11の代わりにホストとなって、所定の音楽データを再生しながら、この再生した音楽データを提供サーバ11を経由させて他のコミュニケーション端末12にストリーミング配信するようにしてもよい。
こうすることで、例えば提供サーバ11が保持していない音楽データであっても、複数のコミュニケーション端末12にストリーミング再生させることができる。
さらに、上述の実施の形態(例えば第2の実施の形態)では、提供サーバ11が、接続情報Ciの配信だけでなく、音楽データの配信も行うようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、コミュニケーションシステム10に、音楽データの配信サービスを提供する音楽配信サーバを別途設けて、この音楽配信サーバからコミュニケーション端末12に対して音楽データをストリーミング配信するようにしてもよい。
この場合も、コミュニケーション端末12は、例えばプレイリストPLに記された波形IDをもとに音楽配信サーバに対して音楽データのストリーミング配信を要求すればよい。
さらに、上述の実施の形態(例えば第1の実施の形態や第3の実施の形態)では、提供サーバ11が、チャットルームを提供する1または複数のチャットページを開設している場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、コミュニケーションシステム10に、チャットページを開設しているチャットサーバを別途設けて、提供サーバ11が、このチャットサーバが開設しているチャットページのアドレスと接続時刻とを記した接続情報Ciを生成するようにしてもよい。つまり、チャットページの場所は、限定されるものではない。
さらに、上述の実施の形態(例えば第2の実施の形態)では、音楽データを識別する識別情報として波形IDを用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、音楽データのローカルでのファイル位置を示すパス(相対パスまたは絶対パス)や、音楽データのネットワーク上でのファイル位置を示すURI(Uniform Resource Identifier)を、音楽データを識別する識別情報として用いてもよい。
この場合、プレイリストPLには、各音楽データの音楽データ情報として、これら複数の識別情報のうちの1つまたは複数を記すようにしてもよい。つまり、少なくともこれら複数の識別情報のうちの1つが音楽データ情報として記されていればよい。実際上、ある音楽データの識別情報として、相対パスと絶対パスとURIとが記されている場合、コミュニケーション端末12の制御部30は、例えば、相対パス、絶対パス、URIの順で、音楽データを検索すればよい。
さらに、上述の実施の形態(例えば第2の実施の形態)では、コミュニケーション端末12の音楽データ記憶部60に記憶されている音楽データにあらかじめ波形IDが付されているようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、コミュニケーション端末12の制御部30が、音楽データ記憶部60に記憶されている音楽データの関連情報を、提供サーバ11に送信することで、この結果として提供サーバ11から返信されてくる波形IDを音楽データに付与するようにしてもよい。
この場合、提供サーバ11は、例えば、関連情報と波形IDとを対応付けたデータベースを有していて、このデータベースから波形IDを得て、コミュニケーション端末12に送信するようにしてもよいし、このようなデータベースを有する外部のサーバから波形IDを得て、コミュニケーション端末12に送信するようにしてもよい。
また、コミュニケーション端末12に、特定の波形解析部を設けて、または波形解析ツールをインストールして、これらを利用してコミュニケーション端末12が音楽データの波形を解析して波形IDを得るようにしてもよい。
さらに、上述の実施の形態(例えば第2の実施の形態)では、ブラウザ画面40に、プレイリストPLにより指定された音楽データのうちの再生中の音楽データの情報(再生情報)を表示する再生情報表示領域70を設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、図16との対応部分に同一符号を付した図35に示すように、プレイリストPLそのものを表示するプレイリスト表示領域400を設けるようにしてもよい。
このようにすれば、ブラウザ画面40では、ユーザに対して、再生中の音楽データの情報だけでなく、1つ前に再生されていた音楽データの情報や、次に再生される音楽データの情報なども認識させることができる。
また、このようにしてプレイリストPLを表示する場合、例えば、提供サーバ11が、同じチャットページに接続しているコミュニケーション端末12で上述した感情アイコン120が押下された回数を、コミュニケーション端末12に通知することで、コミュニケーション端末12が、この回数に応じて、プレイリストPLの表示色を変えるようにしてもよいし、この回数に応じて、特定の画像(例えば顔画像)をプレイリストPLに貼り付けるようにしてもよい。
具体的に言うと、コミュニケーション端末12の制御部30は、提供サーバ11から通知される感情アイコン120が押下された回数が多くなるほど、プレイリストPLの表示色の彩度を上げたり、貼り付ける顔画像の数を増やすようにする。
さらに、提供サーバ11は、感情アイコン120が押下された回数だけでなく、チャットへの書き込み数を、コミュニケーション端末12に通知することで、プレイリストPLの表示形態を変化させるようにしてもよい。
このようにすることで、コミュニケーションシステム10は、チャットルームを利用しながら、プレイリストPLを育てるような新たな楽しみ方をユーザに提供することもできる。
さらに、ブラウザ画面40の所定位置に、同じチャットルームを利用しているユーザの推定人数(大よその数)を表示するようにしてもよい。この場合、提供サーバ11が、例えば、接続情報Ciを配信したコミュニケーション端末12の数を、コミュニケーション端末12に通知することで、コミュニケーション端末12の制御部30は、この数を、同じチャットルームを利用しているユーザの推定人数として表示する。
さらに、上述の実施の形態(例えば第2の実施の形態)では、接続情報Ciに、チャットページのアドレスと接続時刻とプレイリストPLとが記されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、以下のような情報が追加で記されてもよい。
例えば、接続有効期限を記すようにしてもよい。この場合、コミュニケーション端末12の制御部30は、例えば、電源オフなどにより、現在時刻が接続時刻を過ぎていたとしても、この接続有効期限内であるならば、接続情報Ciに記されたアドレスのチャットページに接続する。このとき、プレイリストPLにより指定された音楽データの再生が既に開始されていることがあるが、この場合、コミュニケーション端末12の制御部30は、音楽データの再生が開始されてからどの位時間が経過しているかを算出して、この算出結果をもとに、音楽データの再生を途中から開始する。こうすることで、途中からチャットページに接続してきたコミュニケーション端末12でも、最初からチャットページに接続しているコミュニケーション端末12と同じ時間に同じ音楽を再生することができる。なお、接続有効期限が過ぎた場合には、該当するチャットページへの接続が禁止されて、このチャットページに対応するチャットルームが利用できなくなる。ただし、チャットの内容を参照することまでを禁止しなくてもよい。
また、画像データを記すようにしてもよい。この場合、例えば、Base64エンコードの画像データを直接記すようにしてもよいし、画像ファイル名と、この画像ファイル名により指定される画像データのプレイリストPL内での表示位置とを記すようにしてもよい。画像データとしては、ユーザが作成したイラストの画像データやアルバムジャケット写真の画像データなどが考えられる。
このようにプレイリストPL自体に画像データを貼り付けることで、例えば、図36に示すように、プレイリスト表示領域400にプレイリストPLを表示した場合に、このプレイリストPLに記された画像データに基づく画像401を表示することができるので、よりユーザを楽しませることができる。
さらに、プレイリストPLに記される各音楽データの音楽データ情報として、以下のような情報が追加されていてもよい。
例えば、音楽データの取得先(例えば提供サーバ11または上述した音楽配信サーバなど)のURIや、音楽データの取得先から音楽データを取得するときに必要となる取得先で音楽データを一意に識別可能な情報(例えば曲ID、アルバムID、アーティストIDなど)や、最後の音楽データの再生終了時刻などが追加されていてもよい。
また、再生開始時刻に付随させて、音楽データを繰り返し再生するかどうかを示す繰り返し情報が追加されていてもよい。この繰り返し情報に繰り返し再生する旨が示されている場合、コミュニケーション端末12の制御部30は、例えば、次の音楽データの再生開始時刻になる前に、現在の音楽データの再生が終了するようなときに、次の音楽データの再生開始時刻になるまで、現在の音楽データの再生を繰り返すことで、何も音楽データが再生されない時間が続くような状況を回避し得るようになされている。
ちなみに、再生開始時刻は音楽データの再生時間よりも優先される時刻であるので、例えば、現在の音楽データの再生が終了する前に、次の音楽データの再生開始時刻になるような場合には、コミュニケーション端末12の制御部30は、現在の音楽データの再生を、中断、またはフェードアウトするなどして、次の音楽データの再生に切り換えるようになされている。
さらに、上述の実施の形態(例えば第2の実施の形態)では、接続情報Ciに記される接続時刻、及びプレイリストPLに指定される各音楽データの再生開始時刻が、「2006/12/25PM6:30:00」などのように「年月日時分秒」の形式で設定されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば「時分秒」の形式で設定されるようにしてもよい。
この場合、コミュニケーション端末12は、毎日、指定された接続時刻(「時分秒」)に指定のチャットページに接続して指定された音楽データを再生するようにすることができる。また、これに限らず、接続情報Ciに、接続時刻にくわえて、例えば「毎週木曜日」などのような、接続時刻を限定する情報を記すようにすれば、コミュニケーション端末12が、毎週木曜日に指定された接続時刻(「時分秒」)に指定のチャットページに接続して指定された音楽データを再生するようにすることもできる。
さらにこの場合、毎週木曜日などの限定に限らず、2006年12月24日〜2006年12月25日のように、期間を限定するようにしてもよい。このようにすれば、例えばクリスマス限定のチャットルームなどを提供することが可能となる。
なお、このような時刻の限定は、接続時刻と、各音楽データの再生開始時刻とで、それぞれ個別に設定されるようにしてもよい。
さらに、上述の実施の形態(例えば第2の実施の形態)では、接続情報Ciに記されたプレイリストPLの最後の音楽データの再生が終了した時点で、接続情報Ciを無効にすると共に、この接続情報Ciに記されたアドレスのチャットページに対応するチャットルームを利用できなくするようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この接続情報Ciを再度有効にして、この接続情報Ciに記されたアドレスのチャットページに対応するチャットルームを再度利用できるようにしてもよい。
具体的に言うと、提供サーバ11は、接続情報Ciに基づいて、チャットページに接続してきたコミュニケーション端末12に対して、図16との同一部分に同一符号を付した図37に示すようなチャットルーム画面44を表示させるためのページデータを送信する。
この図37に示すチャットルーム画面44には、現在利用しているチャットルームを再利用する年月日を入力するための再利用年月日入力欄500と、この再利用年月日入力欄500に入力された年月日を、チャットルームの再利用年月日として提供サーバ11に申請するための再利用申請ボタン510が追加されている。
そして、コミュニケーション端末12の制御部30は、再利用年月日入力欄500に年月日(例えば「2007年1月3日」)が入力されて再利用申請ボタン510が押下されると、再利用年月日入力欄500に入力された年月日を現在利用しているチャットルームの再利用年月日として提供サーバ11に送信する。
提供サーバ11の制御部20は、コミュニケーション端末12から、現在利用しているチャットルーム(つまり現在コミュニケーション端末12が接続しているチャットページで提供されているチャットルーム)の再利用年月日(例えば「2007年1月3日」)が送信されてくると、これを受信した後、コミュニケーション端末12がプレイリストPLの最後の音楽データの再生を終了した時点で、接続情報Ciに記されている接続時刻及び音楽データの再生開始時刻の年月日の部分(例えば「2006年12月25日」)を、この再利用年月日(例えば「2007年1月3日」)に更新することで接続情報Ciを再度有効にし、これをコミュニケーション端末12に再配信する。
この結果、コミュニケーション端末12は、再利用年月日になると、再度同じチャットページに接続することができ、ユーザに対して同じチャットルームを再度利用させることができる。
さらに、上述の実施の形態(例えば第3の実施の形態)では、コミュニケーション端末12のブラウザ画面40に、チャットルーム選択画面80を表示するようにしたが、このチャットルーム画面40に配される複数の建造物81(81A、81B、81C、…)のそれぞれに、対応するチャットルームの利用開始予定時刻(つまり接続時刻)や、チャットルーム利用時に再生される音楽の情報(例えば、プレイリストPLに指定された音楽データのジャンル、曲タイトル、アーティスト名など)を表示するようにしてもよい。
このようにすれば、このチャットルーム選択画面80では、ユーザに対して、各チャットルームが何時利用可能になって、どのような音楽について語り合う場であるのかを認識させることができるので、チャットルーム選択時の利便性をより向上させることができる。
さらに、上述の実施の形態(例えば第5の実施の形態)では、感情アイコン120が押下されると、その感情アイコン120に対応する音声データが、同じチャットルームを利用しているユーザのコミュニケーション端末12で再生されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図26との対応部分に同一符号を付した図38に示すように、感情アイコン120の押下に応じて、この感情アイコン120に対応する画像(例えば顔画像)600が、会話文の一種として、会話表示領域48に表示されるようにしてもよい。
このようにすれば、コミュニケーションシステム10では、ユーザの感情を音声だけでなく画像として他のユーザに容易に伝えることができる。
さらに、上述の実施の形態では、接続情報Ciを受信する数については、特に限定していないが、例えば、コミュニケーション端末12が、複数のチャットページに対応する複数の接続情報Ciを受信するようにしてもよく、現在有効とする接続情報Ciをこれら複数の接続情報Ciのなかからユーザに選択させることで、この選択された接続情報Ciに基づいて、所定のチャットページに所定の時刻に接続するようにしてもよい。
さらに、上述の実施の形態では、仮想のコミュニケーション場所として、チャットルームを提供するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、掲示板を提供するようにしてもよいし、これら以外の仮想コミュニケーション場所を提供するようにしてもよい。
さらに、上述の実施の形態(例えば第2の実施の形態)では、音楽データのプレイリストPLを用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、映像データ、プログラムデータなど、この他種々のコンテンツのプレイリストを用いるようにして、同じ時間に同じ映像やゲームなどを楽しみながら、チャットルームを利用できるようにしてもよい。また、本発明は、端末2及びコミュニケーション端末12として、パーソナルコンピュータや、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistance )、ゲーム機などの、種々の端末に広く適用することができる。
さらに、提供サーバ11及びコミュニケーション端末12は、上述した複数の実施の形態のうちの1つの形態が実装されていてもよいし、複数の実施の形態、または実施の形態の一部が実装されていてもよい。
本発明は、チャットや掲示板を提供するサービスで広く利用することができる。
第1の実施の形態による通信システムの概要を示すブロック図である。 第1の実施の形態によるコミュニケーションシステムの構成を示す略線図である。 第1の実施の形態による提供サーバの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態によるコミュニケーション端末の構成を示すブロック図である。 ブラウザの構成(1)を示す略線図である。 ブラウザの構成(2)を示す略線図である。 ブラウザの構成(3)を示す略線図である。 ブラウザの構成(4)を示す略線図である。 第1の実施の形態による接続情報の構成を示す略線図である。 自動接続処理手順を示すシーケンスチャートである。 第2の実施の形態による提供サーバの構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態による接続情報の構成を示す略線図である。 第2の実施の形態によるコミュニケーション端末の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態によるブラウザの構成(1)を示す略線図である。 第2の実施の形態によるブラウザの構成(2)を示す略線図である。 第2の実施の形態によるブラウザの構成(3)を示す略線図である。 第2の実施の形態による自動処理手順を示すシーケンスチャートである。 図17に示す自動処理手順を示すシーケンスチャートに続くシーケンスチャートである。 第3の実施の形態によるチャットルーム選択画面の構成を示す略線図である。 第3の実施の形態による自動処理手順を示すシーケンスチャートである。 第4の実施の形態による提供サーバの構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態によるコミュニケーション端末の構成を示す略線図である。 第4の実施の形態による時刻同期処理手順を示すシーケンスチャートである。 他の実施の形態によるコミュニケーションシステムの構成を示す略線図である。 NTP情報を利用する場合の時刻同期処理手順を示すシーケンスチャートである。 第5の実施の形態によるチャットルーム画面の構成を示す略線図である。 第5の実施の形態による感情音声再生処理手順を示すシーケンスチャートである。 他の実施の形態による感情音声再生処理手順を示すシーケンスチャートである。 第6の実施の形態によるコミュニケーション端末の構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態によるプレイリスト生成処理手順を示すシーケンスチャートである。 他の実施の形態による提供サーバの構成を示すブロック図である。 他の実施の形態によるプレイリスト生成処理手順を示すシーケンスチャートである。 第7の実施の形態による提供サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 第7の実施の形態によるコミュニケーション端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 他の実施の形態によるブラウザの構成(1)を示す略線図である。 他の実施の形態によるブラウザの構成(2)を示す略線図である。 他の実施の形態によるブラウザの構成(3)を示す略線図である。 他の実施の形態によるブラウザの構成(4)を示す略線図である。
符号の説明
1……通信システム、2…端末、3……サーバ、4、23……接続情報生成部、5……サーバ通信部、6……端末通信部、7、35……監視部、8、20、30……制御部、10……コミュニケーションシステム、11……提供サーバ、12……コミュニケーション端末、21、34……通信部、22……記憶部、24、31……操作部、32……ブラウザ処理部、33……表示部、40……ブラウザ画面、44……チャットルーム画面、50、60……音楽データ記憶部、61……再生処理部、62……出力部、63……一時記憶部、80……チャットルーム選択画面、90……時刻情報生成部、100……時刻調整部、110……NTPサーバ、120……感情アイコン、130、140……プレイリスト生成部、Ci……接続情報、PL……プレイリスト。

Claims (33)

  1. 複数の端末と、当該複数の端末と同時に接続可能なサーバとを有する通信システムにおいて、
    上記サーバは、
    仮想のコミュニケーション場所を提供する所定の接続先への接続時刻を絶対時刻で示す接続時刻情報と当該接続時刻に接続する接続先を示す接続先識別情報とを含む接続情報を生成する接続情報生成手段と、
    上記接続情報生成手段により生成された上記接続情報を上記端末に配信するサーバ通信手段と
    を具え、
    上記端末は、
    上記サーバから配信される上記接続情報を受信する端末通信手段と、
    受信した上記接続情報に含まれる上記接続時刻情報に示される上記接続時刻になったかどうかを監視する監視手段と、
    上記監視手段により上記接続時刻になったことを認識すると、受信した上記接続情報に上記接続時刻情報と共に含まれる上記接続先識別情報に従って、上記接続先へ接続するように上記端末通信手段を制御する制御手段と
    を具える
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 上記接続先は、接続してきた上記端末に仮想のコミュニケーション場所となるデータを配信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 上記接続情報には、コンテンツの再生を指示するプレイリストが含まれており、
    上記端末は、コンテンツ再生手段を具え、
    上記制御手段は、上記監視手段により上記接続時刻になったことを認識すると、受信した上記接続情報に上記接続時刻情報と共に含まれる上記接続先識別情報に従って、上記接続先へ接続するように上記端末通信手段を制御すると共に、受信した上記接続情報に含まれる上記プレイリストにしたがってコンテンツを再生するよう上記コンテンツ再生手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 上記プレイリストには、コンテンツの識別情報と当該コンテンツの再生を開始する再生開始時刻を絶対時刻で示す再生開始時刻情報とが記されており、
    上記監視手段は、上記プレイリストに記された上記再生開始時刻情報に示される上記再生開始時刻になったかどうかを監視し、
    上記制御手段は、上記監視手段により上記再生開始時刻になったことを認識すると、上記プレイリストに記された識別情報により識別されるコンテンツの再生を開始するように上記コンテンツ再生手段を制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  5. 上記コンテンツは、上記サーバから配信されるコンテンツである
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  6. 上記コンテンツは、上記サーバからストリーミング配信されるコンテンツである
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
  7. 上記制御手段は、上記プレイリストに記された識別情報により識別されるコンテンツを、当該コンテンツの再生開始時刻より前に上記サーバから受信し終えるように、上記端末通信手段を制御する
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
  8. 上記端末は、コンテンツを記録する記録手段を具え、
    上記制御手段は、上記プレイリストに記された識別情報に基づいて上記記録手段から当該識別情報により識別されるコンテンツを検索し、検索の結果得られたコンテンツを再生するように上記コンテンツ再生手段を制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  9. 上記サーバは、
    上記サーバが計時している時刻を示す時刻情報を生成する時刻情報生成手段を具え、
    上記サーバ通信手段は、上記時刻情報生成手段が生成した上記時刻情報を上記端末に送信し、
    上記端末は、上記端末通信手段により受信した上記時刻情報に示される上記サーバが計時している時刻に、上記端末が計時している時刻を同期させるように当該時刻を調整する時刻調整手段を具える
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  10. 上記端末は、上記サーバからストリーミング配信される上記コンテンツの少なくとも一部を一時的に記憶する一時記憶手段を具え、
    上記制御手段は、上記プレイリストに記された識別情報により識別されるコンテンツの少なくとも先頭部分を、当該コンテンツの再生開始時刻より前に上記サーバから受信して上記一時記憶手段に一時記憶させ、当該コンテンツの再生開始時刻になったことを認識すると、上記一時記憶手段に一時記憶させた上記コンテンツの先頭部分から再生するように上記コンテンツ再生手段を制御する
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信システム。
  11. 上記端末は、ユーザの感情を示す情報を入力する入力手段を具え、
    上記制御手段は、上記入力手段により上記ユーザの感情を示す情報が入力されると、当該ユーザの感情を示す情報が入力された旨を、上記サーバに通知するように上記端末通信手段を制御し、
    上記サーバは、当該ユーザの感情を示す情報が入力された旨の通知を受けると、当該感情に応じて、音声データを選択する選択手段を具え、
    上記サーバ通信手段は、上記選択手段により選択された音声データを、上記端末に配信する
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  12. 上記選択手段は、上記端末から上記ユーザの感情を示す情報が入力された旨の通知を受けた回数を所定期間集計して、当該感情と当該集計した回数とに応じて、音声データを選択する
    ことを特徴とする請求項11に記載の通信システム。
  13. 複数の端末と、当該複数の端末と同時に接続可能なサーバとが通信する通信方法において、
    上記サーバが、仮想のコミュニケーション場所を提供する所定の接続先への接続時刻を絶対時刻で示す接続時刻情報と当該接続時刻に接続する接続先を示す接続先識別情報とを含む接続情報を生成する接続情報生成ステップと、
    上記サーバが、上記接続情報生成ステップで生成した上記接続情報を上記端末に配信する接続情報配信ステップと、
    上記端末が、上記サーバから配信される上記接続情報を受信する接続情報受信ステップと、
    上記端末が、受信した上記接続情報に含まれる上記接続時刻情報に示される上記接続時刻になったかどうかを監視する監視ステップと、
    上記端末が、上記監視ステップで上記接続時刻になったことを認識すると、受信した上記接続情報に上記接続時刻情報と共に含まれる上記接続先識別情報に従って、上記接続先へ接続する接続ステップと
    を具えることを特徴とする通信方法。
  14. 複数の端末と同時に接続可能なサーバであって、
    仮想のコミュニケーション場所を提供する所定の接続先へ上記端末を接続させる接続時刻を絶対時刻で示す接続時刻情報と当該接続時刻に接続する接続先を示す接続先識別情報とを含む接続情報を生成する接続情報生成手段と、
    上記接続情報生成手段により生成された上記接続情報を上記端末に配信するサーバ通信手段と
    を具えることを特徴とするサーバ。
  15. 上記接続情報には、上記端末にコンテンツの再生を指示するプレイリストが含まれている
    ことを特徴とする請求項14に記載のサーバ。
  16. 上記プレイリストには、コンテンツの識別情報と当該コンテンツの再生を上記端末に開始させる再生開始時刻を絶対時刻で示す再生開始時刻情報とが記されている
    ことを特徴とする請求項15に記載のサーバ。
  17. 上記コンテンツを、上記端末に配信する
    ことを特徴とする請求項15に記載のサーバ。
  18. 上記コンテンツを、上記端末にストリーミング配信する
    ことを特徴とする請求項17に記載のサーバ。
  19. 計時している時刻を示す時刻情報を生成する時刻情報生成手段を具え、
    上記サーバ通信手段は、上記時刻情報生成手段が生成した上記時刻情報を上記端末に送信する
    ことを特徴とする請求項15に記載のサーバ。
  20. 上記端末からユーザの感情を示す情報が入力された旨の通知を受けると、当該感情に応じて、音声データを選択する選択手段を具え、
    上記サーバ通信手段は、上記選択手段により選択された音声データを、上記端末に配信する
    ことを特徴とする請求項15に記載のサーバ。
  21. 上記選択手段は、上記端末から上記ユーザの感情を示す情報が入力された旨の通知を受けた回数を所定期間集計して、当該感情と当該集計した回数とに応じて、音声データを選択する
    ことを特徴とする請求項20に記載のサーバ。
  22. サーバと接続可能な端末であって、
    上記サーバから配信される、仮想のコミュニケーション場所を提供する所定の接続先への接続時刻を絶対時刻で示す接続時刻情報と当該接続時刻に接続する接続先を示す接続先識別情報とを含む接続情報を受信する端末通信手段と、
    受信した上記接続情報に含まれる上記接続時刻情報に示される上記接続時刻になったかどうかを監視する監視手段と、
    上記監視手段により上記接続時刻になったことを認識すると、受信した上記接続情報に上記接続時刻情報と共に含まれる上記接続先識別情報に従って、上記接続先へ接続するように上記端末通信手段を制御する制御手段と
    を具えることを特徴とする端末。
  23. 上記端末通信手段は、上記接続先へ接続した結果として、上記接続先から配信される上記仮想のコミュニケーション場所となるデータを受信する
    ことを特徴とする請求項22に記載の端末。
  24. コンテンツ再生手段を具え、
    上記接続情報には、コンテンツの再生を指示するプレイリストが含まれており、
    上記制御手段は、上記監視手段により上記接続時刻になったことを認識すると、受信した上記接続情報に上記接続時刻情報と共に含まれる上記接続先識別情報に従って、上記接続先へ接続するように上記端末通信手段を制御すると共に、受信した上記接続情報に含まれる上記プレイリストにしたがってコンテンツを再生するよう上記コンテンツ再生手段を制御する
    ことを特徴とする請求項22に記載の端末。
  25. 上記プレイリストには、コンテンツの識別情報と当該コンテンツの再生を開始する再生開始時刻を絶対時刻で示す再生開始時刻情報とが記されており、
    上記監視手段は、上記プレイリストに記された上記再生開始時刻情報に示される上記再生開始時刻になったかどうかを監視し、
    上記制御手段は、上記監視手段により上記再生開始時刻になったことを認識すると、上記プレイリストに記された識別情報により識別されるコンテンツの再生を開始するように上記コンテンツ再生手段を制御する
    ことを特徴とする請求項24に記載の端末。
  26. 上記コンテンツ再生手段は、上記サーバから配信されるコンテンツを再生する
    ことを特徴とする請求項24に記載の端末。
  27. 上記コンテンツ再生手段は、上記サーバからストリーミング配信されるコンテンツを再生する
    ことを特徴とする請求項26に記載の端末。
  28. 上記制御手段は、上記プレイリストに記された識別情報により識別されるコンテンツを、当該コンテンツの再生開始時刻より前に上記サーバから受信し終えるように、上記端末通信手段を制御する
    ことを特徴とする請求項26に記載の端末。
  29. コンテンツを記録する記録手段を具え、
    上記制御手段は、上記プレイリストに記された識別情報に基づいて上記記録手段から当該識別情報により識別されるコンテンツを検索し、検索の結果得られたコンテンツを再生するように上記コンテンツ再生手段を制御する
    ことを特徴とする請求項24に記載の端末。
  30. 上記サーバから受信した時刻情報に示される上記サーバが計時している時刻に、端末側で計時している時刻を同期させるように当該時刻を調整する時刻調整手段を具える
    ことを特徴とする請求項24に記載の端末。
  31. 上記サーバからストリーミング配信される上記コンテンツの少なくとも一部を一時的に記憶する一時記憶手段を具え、
    上記制御手段は、上記プレイリストに記された識別情報により識別されるコンテンツの少なくとも先頭部分を、当該コンテンツの再生開始時刻より前に上記サーバから受信して上記一時記憶手段に一時記憶させ、当該コンテンツの再生開始時刻になったことを認識すると、上記一時記憶手段に一時記憶させた上記コンテンツの先頭部分から再生するように上記コンテンツ再生手段を制御する
    ことを特徴とする請求項27に記載の端末。
  32. ユーザの感情を示す情報を入力する入力手段を具え、
    上記制御手段は、上記入力手段により上記ユーザの感情を示す情報が入力されると、当該ユーザの感情を示す情報が入力された旨を、上記サーバに通知するように上記端末通信手段を制御し、上記ユーザの感情を示す情報が入力された旨を通知した結果として、上記サーバから送信されてくる、上記サーバが上記ユーザの感情に応じて選択した音声データを再生するように上記コンテンツ再生手段を制御する
    ことを特徴とする請求項24に記載の端末。
  33. 上記制御手段は、上記ユーザの感情を示す情報が入力された旨を通知した結果として、上記サーバから送信されてくる、上記サーバが上記ユーザの感情と当該感情を示す情報が入力された旨の通知を受けた回数とに応じて選択した音声データを再生するように上記コンテンツ再生手段を制御する
    ことを特徴とする請求項32に記載の端末。
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