JP4368138B2 - ネットワークシステム、電子機器端末およびサーバ装置並びにコンテンツの配信再生方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばインターネットラジオなどのインターネットを通じたコンテンツ提供サービスを受けるようにするためのネットワークシステム、および当該システムに使用する電子機器端末並びにサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットを通じたコンテンツ提供サービスが多々存在する。その一つとして、ラジオ放送局がインターネットを介してオーディオコンテンツの放送を行なうインターネットラジオが知られている。
【0003】
このインターネットラジオのコンテンツを受信して聴取しようとする場合には、インターネットアカウント、ブラウザ用ソフトウエア、オーディオ情報処理ソフトウエア、スピーカ、選局や音量調整等用操作部が必要となる。この種のインターネットラジオ受信システムの一例の構成が特許文献1(特表2003−502887号公報)に記載されている。
【0004】
上記特許文献1に示される受信システムは、ユーザインターフェースの外観が、ラジオ放送受信機を真似て作られたものである。そして、その受信システムとしては、スタンドアローン型のものと、パーソナルコンピュータを中心に構成した装置とが示されている。後者の例を図15に示す。
【0005】
すなわち、図15に示すように、この受信システムは、ユーザインターフェースを構成するラジオボックス10と、パーソナルコンピュータシステム20とで構成されている。ラジオボックス10とパーソナルコンピュータシステム20のパーソナルコンピュータ21とは、USB(Universal SerialBus)、SCSI(Small Computer System Interface)などにより、ケーブル11によって接続される。
【0006】
ラジオボックス10は、ボリュームつまみや、ラジオ放送受信機の場合のチューニングつまみおよび選局された局や周波数を表示するディスプレイなどを備えている。そして、チューニングつまみを操作することにより、指定された周波数数字がディスプレイに表示されるが、当該周波数指定は、ここでは、インターネットラジオの放送局の識別名として使用される。
【0007】
パーソナルコンピュータシステム20は、パーソナルコンピュータ21に対して、ディスプレイ22と、スピーカ23,23と、モデム24とが接続されて構成される。モデム24は、電話回線25を通じてインターネット12に接続されている。
【0008】
パーソナルコンピュータ21には、インターネットラジオ局のURL(Uniform Resource Locator)と、ラジオボックス10で指定される周波数との対応テーブルの情報がメモリに記憶されて保持されている。
【0009】
ラジオ聴取ユーザがラジオボックス10のチューニングつまみを操作して周波数を指定すると、その周波数情報は、通信ケーブル11を通じてパーソナルコンピュータ21に渡される。すると、パーソナルコンピュータ21では、前記メモリの対応テーブルの情報を参照して、指定されたインターネットラジオ局のURLを検出する。そして、当該URLを用いてインターネット12を通じてインターネットラジオ局にアクセスして、ラジオ放送データを受け取る。そして、受け取ったデータをデコードして、オーディオ信号を再生し、スピーカ23,23により音響変換して、放音させるようにする。
【0010】
この受信システムによれば、従来のラジオ放送電波を受信する装置と同じ感覚で、インターネットラジオを楽しむことができる。
【0011】
【特許文献1】
特表2003−502887号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の特許文献1に記載の受信システムは、パーソナルコンピュータシステム20が設置された部屋でしか、インターネットラジオを聴取することができず、いわゆる携帯型ラジオのように、部屋を移動してインターネットラジオを聴取するような使用形態は困難である。
【0013】
上記の受信システムでも、各部屋に電話回線に接続できるモジュラージャックが設置され、パーソナルコンピュータシステム20全体を移動させるようにすれば、部屋を移動してインターネットラジオを聴取することは可能である。しかし、パーソナルコンピュータシステム20全体を持ち運ぶことは、非現実的であって、また、実用的ではない。
【0014】
そこで、各部屋に、図15に示したシステムを設置することが考えられるが、インターネットラジオシステムの機能を実現するためには、インターネットとの通信機能の回路と、Webの解読機能と、オーディオ出力する回路をすべて持ち、高速のCPU(Central Processing Unit)に加え、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)として、かなり多目の容量を必要とするため、コスト高となり、ユーザの経済的負担が大きくなってしまう。
【0015】
この発明は、以上の点にかんがみ、例えば、家庭の各部屋で、インターネットを通じたコンテンツなどの種々のコンテンツを再生することができるようにするネットワークシステムを比較的安価に実現することができるようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1の発明によるネットワークシステムは、
第1のネットワークを通じてサーバ装置と電子機器端末とが接続されると共に、前記サーバ装置が前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークに接続されるネットワークシステムにおいて、
前記電子機器端末は、
番組コンテンツの選択を指示するための入力操作手段と、
前記入力操作手段を通じた、番組コンテンツの選択指示に応じて放送番組を選局受信および復調して、前記放送番組の信号を出力する放送受信手段と、
番組コンテンツを選択指示するために表示画面に表示される複数の番組コンテンツ選択用表示情報の中から、前記入力操作手段を通じた、番組コンテンツ選択用表示情報の選択指示に応じて、前記サーバ装置に、前記第2のネットワークを通じて取得した番組コンテンツを送信するように要求するコマンドであって、前記番組コンテンツ選択用表示情報の選択指示に応じた番組コンテンツを指定するための指定情報を含むコマンドを、前記第1のネットワークを通じて前記サーバ装置に対して送信する端末送信手段と、
前記サーバ装置から送られてくる前記番組コンテンツのデジタルデータと前記放送受信手段からの前記放送番組の信号とのいずれかを、前記入力操作手段を通じた指示に応じて選択的に再生する再生手段と、
を備え、
前記サーバ装置は、
前記電子機器端末からの前記コマンドを受信したときに、予め記憶してある、前記指定情報と前記第2のネットワーク上のアドレス情報との対応情報を用いて、前記受信したコマンドに含まれる前記指定情報に対応するアドレス情報を特定し、当該特定したアドレス情報を用いて、前記要求された番組コンテンツのデジタルデータを前記第2のネットワークを通じて取得し、取得した番組コンテンツを前記電子機器端末に送信するサーバ送信手段を備える
ことを特徴とする。
【0017】
また、請求項4の発明は、請求項1に記載のネットワークシステムにおいて、
前記サーバ装置は、
前記電子機器端末からの前記コマンドに応じて、前記ネットワークを通じて前記コンテンツのデジタルデータを取得するデータ受信手段を備え、
前記サーバ送信手段は、この取得したデジタルデータを前記電子機器端末に前記ネットワークを通じて送信する
ことを特徴とする。
【0018】
上述の構成の請求項1または請求項4の発明によれば、電子機器端末は、コンテンツを要求するコマンド、特に請求項4の発明の場合には、例えばインターネットを通じて取得されるコンテンツを要求するコマンドを、ネットワークを通じてサーバ装置に送信する。
【0019】
このコマンドを受け取ったサーバ装置は、請求項4の発明の場合には、当該コマンドに応じてインターネットへアクセスし、要求されたコンテンツをインターネットから取得する。そして、請求項1または請求項4の発明においては、取得したコンテンツのデータをデコードし、デコード結果のデジタルデータをネットワークを通じて電子機器端末に送る。
【0020】
電子機器端末は、サーバ装置からネットワークを通じて送られてくるコンテンツのデコード結果のデジタルデータを受信して、当該デジタルデータに基づいて音響再生および/または画像表示をする。
【0021】
したがって、例えば、インターネットラジオシステムの機能を実現するための、インターネットとの通信機能の回路、Webの解読機能、高速のCPU、大容量のROM、RAMなど、コスト高となる構成部分は、サーバ装置が備え、電子機器端末は、ネットワークに接続するための機能と、サーバ装置へのコマンド要求機能と、デコード結果のデジタルデータから再生音声および/または再生画像を得るための音響再生手段および/または画像表示手段を備えればよいので、電子機器端末は安価に構成できる。
【0022】
そこで、例えば電話回線に接続されるモジュラージャックがある部屋にサーバ装置を設置するとともに、各部屋にネットワークに接続するためのネットワーク接続部を設けて、ホームネットワークシステムを構築し、各部屋のネットワーク接続部に電子機器端末を接続するようにすることにより、安価なホームネットワークシステムを実現することが可能になる。
【0023】
また、請求項6の発明は、請求項1に記載のネットワークシステムにおいて、
前記電子機器端末は、マイクロホンを備え、前記サーバ装置に送るコマンドは、前記マイクロホンで収音されたユーザ音声のデジタルデータで構成されると共に、
前記サーバ装置は、前記ネットワークを通じて受信した前記ユーザ音声のデジタルデータを音声認識する音声認識手段を備え、この音声認識結果により、前記コマンドを判別する
ことを特徴とする。
【0024】
上述の構成の請求項6の発明によれば、電子機器端末のユーザは、マイクロホンを通じてサーバ装置に送るコマンドを発音して音声入力する。電子機器端末は、この音声によるコマンドをデジタルデータとして、サーバ装置に送る。
【0025】
サーバ装置は、音声認識手段を用いて、この音声データについて音声認識を行い、入力されたコマンドを判別し、当該コマンドにより要求されるコンテンツを例えばインターネットから取得し、デコードして、そのデコード結果を電子機器端末に送信するようにする。
【0026】
この請求項6の発明によれば、ユーザは、電子機器端末の操作部を通じてコマンドの入力操作をする必要がなくなり、非常に便利である。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、この発明によるネットワークシステムの実施形態を、図を参照しながら説明する。以下に説明する実施形態は、インターネットを通じてコンテンツを取得する場合であって、当該コンテンツとして、インターネットラジオのコンテンツを取得する場合の例である。
【0028】
図1は、この実施形態のネットワークシステム全体の構成を示す図であり、スイッチングハブ3に対して、パーソナルコンピュータ1と、電子機器端末2A,2B,2Cと、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム4とが接続されて、いわゆるホームLAN(Local Area Network)の構成とされている。ADSLモデム4は電話回線5を通じてインターネット12に接続されている。
【0029】
この例では、LANは、例えばイーサネット(登録商標)が用いられ、スイッチングハブ3とパーソナルコンピュータ1との間、スイッチングハブ3と電子機器端末2A,2B,2Cとの間およびスイッチングハブ3とADSLモデム4との間は、それぞれイーサネット(登録商標)用のLANケーブル6によって、接続されている。
【0030】
パーソナルコンピュータ1は、サーバ装置を構成するもので、以下、この明細書では、パーソナルコンピュータ1は、PCサーバ1と称することとする。このPCサーバ1は、スイッチングハブ3を介して、電子機器端末2A,2B,2Cとコマンドおよびコンテンツのデジタルデータのやり取りをする機能と、スイッチングハブ3およびADSLモデム4を介してインターネット12に対して通信を行なう機能と、Webの解読機能とを、少なくとも備える。
【0031】
また、この実施形態のPCサーバ1は、インターネットラジオのコンテンツを電子機器端末2A,2B,2Cに提供する機能だけでなく、ジュークボックスの機能を備えている。
【0032】
PCサーバ1が備えるインターネットラジオのコンテンツを電子機器端末2A,2B,2Cに提供する機能は、電子機器端末からのコマンドに応じて、インターネット12を通じてインターネットラジオのコンテンツを取得し、当該取得したコンテンツのデータをデコードして、電子機器端末に提供する機能である。
【0033】
また、PCサーバ1は、ジュークボックスの機能のため、音楽コンテンツのデータベースを備え、当該データベースから電子機器端末からのコマンドにより要求された音楽コンテンツを電子機器端末に送るようにする。
【0034】
さらに、この実施形態のPCサーバ1は、電子機器端末からのユーザ音声によるコマンドを音声認識し、当該音声認識結果に応じた処理を行なうことができるようにされている。このPCサーバ1の詳細な構成については、後述する。
【0035】
次に、電子機器端末2A,2B,2Cのそれぞれは、少なくとも、LANケーブル6が接続されるとコネクタと、LAN(この例では、イーサネット(登録商標))用の通信インターフェースと、インターネットを通じて取得されるコンテンツを要求するコマンドの入力をユーザから受け付ける機能と、受け付けたコマンドをPCサーバ1に送信する機能と、このコマンドに対応してPCサーバから送られてくるコンテンツのデコード結果のデジタルデータから音声出力を得るための音響再生手段を備える。
【0036】
音響再生手段は、この例では、電子機器端末2A,2B,2Cの本体に内蔵されるスピーカで構成される。しかし、音響再生手段としては、電子機器端末2A,2B,2Cの本体に設けられるオーディオ出力端子に接続される外部スピーカであってもよい。また、電子機器端末本体に設けられるヘッドホン端子に接続されるヘッドホンシステムであってもよい。
【0037】
この実施形態においては、電子機器端末2A,2B,2Cは、できるだけ安価に構成することができるように、例えばラジオ受信機能付きのCD(Compact Disc)プレーヤやミニディスク(登録商標)プレーヤ、また、コンポーネントステレオシステムなどの既存の音響再生用電子機器を利用した構成とされている。
【0038】
すなわち、電子機器端末2A,2B,2Cのそれぞれは、前述のような既存の音響再生用電子機器に、上記のLANに接続する機能と、コマンドをPCサーバ1に送り、PCサーバからデジタルデータを受け取って、自身が持つ音響再生手段により再生するようにする機能とを付加したような構成とされる。この電子機器端末の詳細な構成例については、後で詳述する。
【0039】
PCサーバ1と、電子機器端末2A,2B,2Cのそれぞれとの間の通信は、この実施形態では、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)で、HTTP(HyperText Transfer Protocol)を用いてデータ転送を行なう。なお、UDP(User Datagram Protocol)を用いてデータ転送を行なうようにしてもよいが、この実施形態では、確実性のために、TCP/IPを用いるものである。
【0040】
PCサーバ1および電子機器端末2A,2B,2Cは、MAC(Media Access Control)アドレスを備えているので、PCサーバ1は、LANに接続された電子機器端末2A,2B,2CのMACアドレスを登録し、コンテンツのデコードデータをそれら電子機器端末2A,2B,2Cに送り出すときには、それら電子機器端末2A,2B,2Cが、PCサーバ1に登録された端末であるかどうかを確認してからデータ送出を行なうようにする。
【0041】
そして、この実施形態では、PCサーバ1においては、ジュークボックス機能用の音楽コンテンツデータベースにおいて、各曲は、CDやミニディスク(登録商標)のアルバム単位の階層構造により管理するようにしている。さらに、この実施形態では、インターネットラジオのコンテンツも、ジュークボックス機能のコンテンツも、アルバムとトラックという概念で統一して、すべて番号でアクセスができるようにしている。
【0042】
例えば、図2に示すように、この実施形態では、ジュークボックスのコンテンツの場合には、音楽コンテンツデータベースのアルバム名はアルバム番号と対応付けられ、また、曲名はトラック番号と対応付けられている。そして、インターネットラジオのコンテンツの場合には、放送局名はアルバム番号と対応付けられ、また、番組名はトラック番号と対応付けられている。
【0043】
したがって、電子機器端末からのPCサーバ1に対するコンテンツの要求コマンドは、アルバム番号と、トラック番号とを含んで構成されるが、この実施形態では、LAN上に複数個のPCサーバが存在することを可能とすることを考慮して、コンテンツの管理は、この実施形態の場合には、サーバ名と、アルバム名と、トラック番号とによってなされる。
【0044】
そして、PCサーバ1には、これら番号情報からなるコマンドと、ジュークボックス機能の場合には、音楽コンテンツデータベースから、要求された曲を読み出すためのアドレス情報との対応が、インターネットラジオの場合には、要求された放送局の放送番組にアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)アドレスとの対応が、メモリに記憶されて管理されている。
【0045】
電子機器端末2A,2B,2Cからのコマンドは、この例では、例えば図3(A),(B)に示すように、サーバ番号*アルバム番号*トラック番号のような形態とされる。後述するように、サーバ番号は、電子機器端末2A,2B,2CがPCサーバ1に初めてアクセスしたときに、PCサーバ1から電子機器端末2A,2B,2Cに与えられ、電子機器端末2A,2B,2Cは、当該サーバ番号を記憶して、コンテンツの要求コマンドをPCサーバ1に送るときに、自動的に付加するようにする。したがって、ユーザは、コマンド番号としては、アルバム番号と、トラック番号とを入力するものである。
【0046】
ここで、「*」は各番号を区分けするためのセパレータの役割をするものであり、ユーザが直接入力するようにしてもよいし、アルバム番号、トラック番号のそれぞれの桁数が定められている場合には、電子機器端末2A,2B,2Cがユーザからの番号入力を、予め定まった順、例えばアルバム番号→トラック番号の順に受け付けて、自動的に付加するようにすることもできる。
【0047】
後者の場合には、記号「*」を入力する必要がないので、電子機器端末2A,2B,2Cは、ユーザからのコマンド入力を受ける手段としては、ユーザからの番号入力を受け付けることができる機能を備えていればよい。
【0048】
なお、予め、サーバ番号、アルバム番号、トラック番号のそれぞれの桁数が定められている場合であって、それらの番号の順番を、例えばサーバ番号→アルバム番号→トラック番号のように定めている場合であれば、PCサーバ装置1が、それぞれの番号を特定することは可能であるので、セパレータ「*」は無くても良い。
【0049】
ジュークボックスの場合と、インターネットラジオとの区別は、例えばアルバム番号で行われる。例えば、アルバム番号の1000番〜4999番はジュークボックス用のアルバム名に割り当てられ、5000番〜9999番はインターネットラジオの放送局名に割り当てられる。なお、0000番〜0999番は、その他のコマンド用とされる。
【0050】
したがって、図3(A)の番号列は、ジュークボックスの特定のアルバム名の特定の曲を指定するためのものの例であり、当該番号列に音楽コンテンツデータベースのメモリアドレスが対応する。また、図3(B)の番号列は、インターネットラジオの特定の放送局名の特定の放送番組を指定するためのものの例であり、当該番号列はインターネット上のURLアドレスが対応する。PCサーバ1は、これらの対応テーブルを記憶している。
【0051】
[PCサーバ1のハードウエア構成例]
図4は、PCサーバ1の構成例を示すもので、CPU100に対して、システムバス101を介して、ROM102と、RAM103と、アクセス番号管理部104と、LAN(この例ではイーサネット(登録商標))用の通信インターフェース105と、パケット分解/生成部106と、インターネットラジオデジタル部107と、音声認識部108と、音楽コンテンツデータベース109と、音楽コンテンツデコード部110と、が接続されて構成されている。
【0052】
なお、図4において、点線で囲んで示すように、アクセス番号管理部104と、パケット分解/生成部106と、インターネットラジオデジタル部107と、音声認識部108と、音楽コンテンツデータベース109と、音楽コンテンツデコード部110は、CPUの高速化に伴い、ソフトウエアによっても十分に実現することができる。
【0053】
アクセス番号管理部104は、前述の図2および図3(A),(B)を用いて説明した、コマンド番号と音楽コンテンツデータベース109のメモリアドレスとの対応、およびコマンド番号とインターネットラジオのURLアドレスとの対応を管理するための管理情報を備える。管理情報としては、例えば、コマンド番号と、前記メモリアドレスやURLアドレスとの対応テーブルが用いられる。
【0054】
パケット分解/生成部106は、LANから取り込んだパケットを分解してコマンドデータなどを取り出す処理を行なうと共に、LANに送出するデジタルオーディオデータをパケット化する処理を行なう。
【0055】
インターネットラジオデコード部107は、要求した番組データを、インターネットラジオ局からインターネット12を通じてPCサーバ1に取り込んだときに、当該取り込んだ番組データをデコードして、デジタルオーディオデータを出力する。ここで、デコード結果のデジタルオーディオデータは、D/A変換器によりアナログオーディオ信号に戻すことができるもので、例えばPCMオーディオデータとされる。
【0056】
音声認識部108は、電子機器端末2A,2B,2Cからの音声コマンドを音声認識するためのものである。すなわち、この実施形態では、後述するように、電子機器端末2A,2B,2Cでは、ユーザがマイクロホンを通じて、アルバム名および曲名、また、インターネットラジオ放送局名および番組名などの検索コマンドを音声入力することにより、コマンド入力をして、当該音声コマンドにより、PCサーバ1に検索依頼をすることができるようにされている。また、前述したコマンド番号を、ユーザがマイクロホンを通じて音声入力して、音声コマンドとすることができるようにされている。この場合には、電子機器端末2A,2B,2Cからは、コマンドとして、音声コマンドがPCサーバ1に送られてくるので、PCサーバ1では、音声認識部108で当該音声コマンドを音声認識して、コマンド内容を判別するようにする。
【0057】
音楽コンテンツデータベース109は、前述したようにジュークボックス機能のための音楽コンテンツを格納している記憶部であり、例えばハードディスク装置、光ディスク装置、半導体メモリなどからなる。前述したように、この音楽コンテンツデータベースには、アルバム名および曲名に対応して、当該アルバム名および曲名で特定されるコンテンツが格納されている。そして、この実施形態においては、音楽コンテンツは、記憶容量を少なくするため、圧縮されて格納されている。
【0058】
音楽コンテンツデコード部110は、音楽コンテンツデータベース109から読み出された圧縮されている音楽コンテンツの圧縮を解凍して、デジタルオーディオデータを出力する。
【0059】
[電子機器端末のハードウエア構成例]
図5は、電子機器端末の構成例を示すものである。この図5は、ラジオ受信機能付きのCDプレーヤの構成を備える電子機器端末2Aの場合の構成例である。
【0060】
すなわち、この例の電子機器端末2Aは、CPU200に対して、システムバス201を介して、ROM202と、RAM203と、CD205の再生用のCDプレーヤ部204と、キー入力操作部207が接続されるキー入力インターフェース206と、デジタル入力端子208が接続されるI/Oポート209と、リモコン送信機211からのリモコン信号を受信したり、応用によってはサーバ装置からの指示によりリモコンコード送信も可能なリモコン送受信部210と、AM/FM受信復調部212と、LCD(Liquid Crystal Display)が接続されるLCDコントローラ214と、オーディオ信号を出力するためのI/Oポート215と、I/Oポート220および228と、通信インターフェース221と、パケット分解/生成部222と、アクセス番号管理部223とが接続されている。
【0061】
なお、パケット分解/生成部222と、アクセス番号管理部223とは、図5において点線で囲んで示すように、ソフトウエアで実現される場合も多い。
【0062】
キー入力操作部207およびリモコン送信機211は、この例では、モード切り換えキーを備え、電子機器端末2Aは、このモード切り換えキーにより、AMラジオ受信モードと、FMラジオ受信モードと、CD再生モードと、インターネットラジオモードと、ジュークボックスモードと、音声検索モードとに切り換え可能とされている。このモード切り換えキーは、各モード用の複数個のキーで構成されていてもよいし、1個のモード切り換えキーの操作により、各モードを切り換えることができるようにされていても良い。
【0063】
AMラジオ受信モードおよびFMラジオ受信モードにおいては、AM/FM受信復調部212には、CPU200の制御に従って、キー入力操作部207やリモコン送信機211を通じたユーザの選局操作に応じた選局制御信号が供給される。そして、AM/FM受信デコード部212では、アンテナ212ATで受信された放送電波から、ユーザ選択に応じた放送局が選局受信され、その放送局の番組のアナログオーディオ信号が再生される。そして、そのアナログオーディオ信号は、スイッチ回路217を通じ、アンプ218を通じてスピーカ219に供給されて、ラジオ番組が音響再生される。
【0064】
また、CD再生モードにおいては、CDがCDドライブ204に装填され、キー入力操作部207やリモコン送信機211を通じたユーザのCD再生指示操作が入力されると、CPU200の制御に従って、CDドライブ204から、指定されたトラック番号の曲が読み出されて、デコードされる。そして、デコードの結果得られたデジタルオーディオ信号は、I/Oポート215に転送される。
【0065】
I/Oポート215から出力されるデジタルオーディオ信号は、D/A変換器216に供給されてアナログオーディオ信号に戻され、当該アナログオーディオ信号がスイッチ回路217およびアンプ218を通じてスピーカ219に供給されて音響再生される。
【0066】
なお、スイッチ回路217は、I/Oポート210からの切り換え制御信号により、AMラジオ受信モード時およびFMラジオ受信モード時は、図示の状態に切り換えられ、CD再生のとき、および、PCサーバ1からのコンテンツ提供サービスを受けるインターネットラジオモードと、ジュークボックスモードと、音声検索モードのときには、図示の状態とは逆の状態に切り換えられる。
【0067】
この実施形態の電子機器端末2Aでは、システムバス201に対して、LAN(この例ではイーサネット(登録商標))用の通信インターフェース221と、パケット分解/生成部222と、アクセス番号管理部223が接続される点が、通常のラジオ付きCDプレーヤと構成が異なる。通信インターフェース221に接続される端子224は、LAN用のコネクタで構成される。
【0068】
パケット分解/生成部222は、CPU200の制御の下に、LANから取り込んだパケットを分解して、PCサーバ1から送られてくるデジタルオーディオデータ等を抽出して、I/Oポート215に転送したりする処理を行なうと共に、LANに送出するコマンドデータをパケット化する処理を行なう。
【0069】
アクセス番号管理部223は、記憶部を備えており、この記憶部には、サーバ名とサーバ番号との対応とが記憶されている。また、放送局名、あるいは、アルバム名とコマンド番号との対応が記憶されている。コマンド番号のキー入力時、インターネットラジオモードやジュークボックスモードの場合に、インターネットラジオおよびジュークボックスのコマンド番号としてそれぞれに割り当てられたコマンド番号の範囲内でのみ、コマンド番号の入力が許可される。
【0070】
また、この実施形態では、電子機器端末2Aは、LCD213の画面に順次にコマンド番号と、放送局名やアルバム名とを表示させて、コマンド番号を検索できるコマンド番号検索サーチ機能を備えるようにされている。すなわち、このコマンド番号サーチの場合には、このアクセス番号管理部223の記憶部に記憶されている放送局に対応するコマンド番号が順次に読み出され、それがLCD213に表示される。このとき、放送局名を同時に表示することもできる。ユーザは、この表示を見て、自分がアクセスしたい、放送局やアルバムなどを選択することができる。
【0071】
前述したように、音声検索モードのときには、ユーザが音声で検索コマンドを発音することにより、検索コマンドが入力される。そして、この例においては、この音声による検索コマンドの入力は、プッシュボタンを押下している間だけ、音声入力することができるPTT(Push To Talk)方式により行われる。プッシュボタンが押されたことは、I/Oポート228を通じてCPU200へ知らされる。
【0072】
このため、この実施形態では、電子機器端末2Aにおいては、マイクロホン224が設けられると共に、キー入力操作部207には、PTT用のプッシュボタンキーが設けられる。そして、マイクロホン224からの音声信号は、PTT用のプッシュボタンキーを押下している間だけオンとなるスイッチ回路225を通じてアンプ226に供給される。そして、このアンプ226を通じて音声信号は、A/D変換部227に供給されて、デジタルオーディオ信号に変換された後、I/Oポート228を通じてシステムバス201に入力される。
【0073】
後述するように、システムバス201に入力されたデジタルオーディオ信号は、CPU200の制御により、パケット分解/生成部222でパケット化され、音声コマンドのパケットとして、通信インターフェース221を通じてPCサーバ1に対して送出される。
【0074】
また、この実施形態では、PCサーバ1からは、デジタルオーディオ信号の他に、ジュークボックスの場合の曲名やアーティスト名、インターネットラジオの場合の放送番組名などの文字データが存在する場合には、それらの文字データを電子機器端末2A,2B,2Cに対して送るようにしている。
【0075】
そのため、電子機器端末2Aは、PCサーバ1から送られてきたパケットのデータが、文字データであったときに、その文字データをLCD213に表示できる形態のデータに変換し、前記ジュークボックスの曲名やアーティスト名、インターネットラジオの放送番組名などをLCD213に表示するようにする機能を備える。つまり、そのためのプログラムがROM202に格納されている。
【0076】
なお、図5は、ラジオ受信機能付きCDプレーヤの構成の電子機器端末2Aの場合であるが、この図5に示した構成部分のうち、CPU200、システムバス201、ROM202、RAM203、通信インターフェース221、パケット分解/生成部222、およびキー入力操作部207、リモコン送信機211、マイクロホン224などのコマンド入力手段、音響再生手段は、他の電子機器端末2B,2Cも同様に備えるものである。
【0077】
ここで、キー入力操作部207と、リモコン送信機211およびリモコン送受信部210とは、必ずしも両方を備えている必要はなく、操作指示を受けるだけの場合は、いずれか一つを少なくとも備えればよい。サーバ装置からの要求に応じて操作指示を送信する応用の場合は、リモコン送受信部210は必要である。
【0078】
また、音響再生手段としては、前述もしたように、電子機器端末は、必ずしもスピーカを備えている必要はなく、音声信号出力端子を備えているだけでもよい。ただし、ネットワークシステムとしては、音声信号出力端子に接続されるスピーカやヘッドホンを備える必要がある。
【0079】
[電子機器端末での処理動作]
次に、以上のような構成を備える電子機器端末の処理動作を、図5に示した電子機器端末2Aの場合を例にとって、図6〜図10のフローチャートを参照しながら説明する。なお、図6〜図10の動作は、電子機器端末2Aに電源が投入されたときに開始される処理動作であり、主としてCPU200が実行する。
【0080】
図6に示すように、電源が投入されると、ラストモードの状態になる(ステップS1)。ここで、ラストモードとは、AMラジオ受信モード、FMラジオ受信モード、ジュークボックスモード、インターネットラジオモード、音声検索モードのうちの、前回、電源がオフにされたときのモード、つまり、最後のモードを言う。初めて、電子機器端末2Aに電源が投入されたイニシャル時には、例えば、AMラジオ受信モードまたはFMラジオ受信モードとなる。
【0081】
次に、CPU200は、前記ラストモードの状態から、モード切り換え操作がなされたか否か判別し(ステップS2)、モード切り換え操作がなされなかった判別したときには、電源がオフにされたか否か判別し(ステップS12)、電源がオフにされなかったと判別したときには、ステップS1に戻り、電源がオフにされたと判別したときには、処理を終了する。
【0082】
ステップS2でモード切り換え操作がなされたと判別したときには、CPU200は、PCサーバ1へのアクセスのモード、つまり、ジュークボックスモード、インターネットラジオモード、音声検索モードのうちのいずれかに変更されたか否か判別する(ステップS3)。このステップS3で、PCサーバ1へのアクセスモードへの変更操作がなされていないと判別したときには、CPU200は、AMラジオ受信モードまたはFMラジオ受信モードに変更されたか否か判別する(図7のステップS21)。
【0083】
AMラジオ受信モードまたはFMラジオ受信モードへの変更の入力操作がなされたと判別したときには、CPU200は、通信インターフェース221、パケット分解/生成部222への電源電圧の供給を停止して、これらの回路部をオフにする、あるいは、これらの回路部への電源電圧の供給は停止しないが、これらの回路部を動作させない状態(スタンバイ状態)にする(ステップS22)。このようにするのは、AMラジオ受信モードまたはFMラジオ受信モード時に、LANにおける通信に関係する回路部分からのノイズが飛び込むのを防止するためである。
【0084】
そして、CPU200は、キー入力操作部207やリモコン送信機211を通じたユーザの選局操作に応じた制御信号をAM/FM受信復調部212に供給すると共に、スイッチ回路217を、図示の状態、つまり、AM/FM受信復調部212側に切り換える切り換え制御信号をI/Oポート220から出力するように制御して、AMラジオ放送番組あるいはFMラジオ放送番組の受信の処理を行なう。
【0085】
すると、AM/FM受信復調部212での受信処理の結果、得られたアナログオーディオ信号がスイッチ回路217を通じ、アンプ218を通じてスピーカ219に供給され、ユーザにより選択指示されたラジオ番組が音響再生される(ステップS23)。
【0086】
次に、CPU200は、AMラジオ受信モードまたはFMラジオ受信モード時の状態から、モード切り換え操作がなされたか否か判別し(ステップS24)、モード切り換え操作がなされなかったと判別したときには、電源がオフにされたか否か判別し(ステップS25)、電源がオフにされなかったと判別したときには、ステップS23に戻り、電源がオフにされたと判別したときには、処理を終了する。
【0087】
また、ステップS21で、AMラジオ受信モードまたはFMラジオ受信モードに変更されたと判別したときには、CPU200は、CD再生モードに切り換えられたと判断して、前述したようにして、CDプレーヤ部204に対して、指定されたトラック番号の曲を読み出して、デコード処理を実行させるように指示する。
【0088】
また、CPU200は、CDプレーヤ部204からのデジタルオーディオ信号を、I/Oポート215から出力するように制御すると共に、スイッチ回路217を、図示の状態とは逆の状態、つまり、D/A変換器216側に切り換える切り換え制御信号をI/Oポート220から出力するように制御する(ステップS26)。
【0089】
したがって、CDプレーヤ部205でデコードされて得られたデジタルオーディオ信号は、I/Oポート215からD/A変換器227に供給されて、アナログオーディオ信号に変換され、そのアナログオーディオ信号がスイッチ回路217およびスピーカ218を通じてスピーカ219に供給されて、音響再生される。
【0090】
次に、CPU200は、CD再生モードの状態から、モード切り換え操作がなされたか否か判別し(ステップS27)、モード切り換え操作がなされなかった判別したときには、電源がオフにされたか否か判別し(ステップS28)、電源がオフにされなかったと判別したときには、ステップS26に戻って、CD再生モードを継続し、電源がオフにされたと判別したときには、処理を終了する。
【0091】
そして、ステップS24またはステップS27において、モード切り換え操作がなされたと判別したときには、図6のステップS3に戻る。
【0092】
図6のステップS3において、PCサーバ1へのアクセスモードへの変更操作がなされたと判別したときには、CPU200は、通信インターフェース221やパケット分解/生成部222に電源を投入し、あるいは、スタンバイ状態にあったこれら通信インターフェース221やパケット分解/生成部222を動作状態にして、当該電子機器端末2AがLANを通じてPCサーバに接続されているかどうか判別する(ステップS4)。また、このとき、CPU200は、スイッチ回路217を図示の状態とは逆の状態に切り換える。
【0093】
このステップS4で、PCサーバ1に接続されていないと判別したときには、CPU200は、例えばLCD213に、PCサーバ1に接続されていないことを文字表示したり、スピーカ219を通じて音声により報知したりすることにより、電子機器端末2AがPCサーバ1に接続されていないことをユーザに警告報知する(ステップS5)。そして、ステップS3でのモード切り換え操作が判別される前のモードの状態に戻る(ステップS6)。
【0094】
そして、次に、CPU200は、モード切り換え操作がなされたか否か判別し(ステップS7)、モード切り換え操作がなされなかったときには、電源がオフにされたか否か判別し(ステップS8)、電源がオフにされなかったと判別したときには、ステップS6に戻って、ステップS2でのモード切り換え操作前の状態を継続し、電源がオフにされたと判別したときには、処理を終了する。そして、ステップS7において、モード切り換え操作がなされたと判別したときには、ステップS3に戻る。
【0095】
また、ステップS4で、サーバ装置に接続されていると判別したときには、CPU200は、LANを通じてPCサーバ1に対して初めてアクセスするのかどうか判別し(ステップS9)、初めてのアクセスであると判別したときには、PCサーバ1に対してイニシャル通信(初期通信)を行なう(ステップS10)。
【0096】
このとき、このステップS10では、電子機器端末2AのCPU200は、サーバ名を番号(サーバ番号)として、図示を省略した不揮発性メモリ部に格納し、その後、インターネットラジオやジュークボックスの場合のコマンド番号に含めるように準備をする。
【0097】
なお、PCサーバ1では、この初期通信において電子機器端末2AのMACアドレスを取得して、それをメモリに登録して管理するようにする。この初期通信によるサーバ番号の電子機器端末への登録は、自動的に行なうようにすることもできるし、PCサーバ1および電子機器端末2Aにおいてユーザの操作を介在させて、初期設定を行なうようにすることにより、初期設定登録を行なうようにしても良い。
【0098】
また、ステップS9で、PCサーバ1へのアクセスが初めてのアクセスではないと判別したときには、最後に使用したサーバ番号(前記不揮発性メモリに記憶されている)を、インターネットラジオやジュークボックスの場合のコマンド番号に含めるように準備をする(ステップS11)。
【0099】
そして、ステップS10またはステップS11の後には、電子機器端末2AのCPU200は、PCサーバ1との間で認証作業を行ない(図8のステップS31)、認証が取れないときには、LCD213にその旨を表示する等のエラー処理をする(ステップS32)。そして、ステップS2でモード切り換え操作が判別される前のモードの状態に戻る(ステップS33)。
【0100】
そして、次に、CPU200は、モード切り換え操作がなされたか否か判別し(ステップS34)、モード切り換え操作がなされなかったときには、電源がオフにされたか否か判別し(ステップS35)、電源がオフにされなかったと判別したときには、ステップS33に戻って、ステップS2でのモード切り換え操作前の状態を継続し、電源がオフにされたと判別したときには、処理を終了する。そして、ステップS34において、モード切り換え操作がなされたと判別したときには、ステップS3に戻る。
【0101】
ステップS31で認証がOKであると判別したときには、CPU200は、切り換え指定されたモードは、インターネットラジオモードであるか否か判別し(ステップS36)、インターネットラジオモードであると判別したときには、インターネットラジオモードの処理ルーチンを実行する(ステップS37)。このインターネットラジオモードの処理ルーチンについては、後述する。
【0102】
ステップS36で、切り換え指定されたモードは、インターネットラジオモードではないと判別したときには、CPU200は、ジュークボックスモードが指定されたか否か判別し(ステップS38)、ジュークボックスモードが指定されたと判別したときには、ジュークボックスモードの処理ルーチンを実行する(ステップS39)。ジュークボックスモードの処理ルーチンについては、後述する。
【0103】
ステップS38で、切り換え指定されたモードは、ジュークボックスモードではないと判別したときには、CPU200は、音声検索モードが指定されたと判別して、音声検索モードの処理ルーチンを実行する(ステップS40)。音声検索モードの処理ルーチンについては後述する。
【0104】
後述するように、ステップS37のインターネットラジオモード、ステップS39のジュークボックスモード、およびステップS40の音声検索モードにおいて、モード切り換え操作がなされたと判別したときには、ステップS3に戻る。
【0105】
[インターネットラジオモードの処理ルーチン]
インターネットラジオモードに切り換えられたときには、まず、電子機器端末2AのCPU200は、コマンド番号の入力を待つ(ステップS41)。前述したように、この実施形態の場合、コマンド番号の入力方法には、キー入力操作部207やリモコン送信機211が備える数字入力キーが用いられてなされる場合と、コマンド番号サーチによりなされる場合がある。
【0106】
CPU200は、ステップS41で、数字キー入力による、あるいはコマンド番号サーチによるコマンド番号の入力を受けたと判別したときには、CPU200は、当該受け付けたコマンド番号を送信データとして、前述のサーバ番号に組み合わせてセットして、パケット分解/生成部222で送信パケットを生成し、通信インターフェース221を通じて、PCサーバ1に対して送信するようにする(ステップS42)。
【0107】
PCサーバ1では、後述するように、当該コマンド番号を識別することにより、インターネットラジオのコマンドであることを判別し、その判別結果に応じてインターネットを通じてインターネットラジオ局にアクセスし、要求された番組のコンテンツデータを受信して、インターネットラジオデコード部107でデコードする。そして、PCサーバ1は、このコンテンツのデコードデータ(デジタルオーディオ信号)をパケット化して、電子機器端末2Aに送ってくる。
【0108】
また、このとき、PCサーバ1は、要求された番組コンテンツについて、例えば番組名や番組情報に付随する文字情報が付加情報として存在するときには、当該文字情報も、電子機器端末2Aに送るようにする。
【0109】
そこで、電子機器端末2AのCPU200では、当該PCサーバ1から送られてくるデジタルデータの受信を監視し(ステップS43)、当該デジタルデータの受信を確認したら、受信したデジタルデータは、文字情報かオーディオデータかを、例えばパケットのヘッダから判別する(ステップS44)。
【0110】
ステップS44で、受信したデジタルデータが文字情報であると判別したときには、CPU200は、当該文字情報を表示データに変換して、LCD213に表示する(ステップS45)。そして、ステップS43に戻る。
【0111】
また、ステップS44で、受信したデジタルデータがオーディオデータであると判別したときには、受信したデジタルオーディオデータを、I/Oポート215を通じてD/A変換器216に転送する(ステップS46)。デジタルオーディオ信号は、このD/A変換器216で、アナログオーディオ信号に変換され、スイッチ回路217およびアンプ218を通じてスピーカ219に供給されて、音響再生される。
【0112】
次に、CPU200は、数字キー入力による、あるいはコマンド番号サーチによるコマンド番号の入力(コマンド番号の変更入力)があったか否かにより放送番組の変更指示があったか否か判別し(ステップS47)、コマンド番号の変更入力があったと判別したときには、ステップS42に戻り、当該変更入力されたコマンド番号をPCサーバ1に送り、インターネットラジオの放送番組の変更をPCサーバ1に要求するようにする。
【0113】
ステップS47で、放送番組の変更指示がないと判別したときには、CPU200は、モード切り換え操作がなされたか否か判別し(ステップS48)、モード切り換え操作がなされなかったときには、電源がオフにされたか否か判別し(ステップS49)、電源がオフにされなかったと判別したときには、ステップS43に戻って、インターネットラジオモードを継続し、電源がオフにされたと判別したときには、処理を終了する。
【0114】
そして、ステップS48において、モード切り換え操作がなされたと判別したときには、PCサーバ1にアクセス終了コマンドを送り(ステップS50)、図6のステップS3に戻る。ここで、アクセス終了コマンドは、例えば「0001」などの予め定められたコマンド番号とされる。
【0115】
[ジュークボックスモードの処理ルーチン]
ジュークボックスモードにおいては、先ず、CPU200は、インターネットラジオモードの場合と同様にして、コマンド番号の入力を待つ(ステップS61)。
【0116】
CPU200は、ステップS61で、数字キー入力による、あるいはコマンド番号サーチによるコマンド番号の入力を受けたと判別したときには、CPU200は、当該受け付けたコマンド番号を送信データとして、前述のサーバ番号に組み合わせてセットして、パケット分解/生成部222で送信パケットを生成し、通信インターフェース221を通じて、PCサーバ1に対して送信するようにする(ステップS62)。
【0117】
PCサーバ1では、後述するように、当該コマンド番号を識別することにより、ジュークボックスのコマンドであることを判別し、その判別結果に応じて音楽コンテンツデータベース109から、要求されたアルバムのコンテンツデータ(圧縮データ)を読み出して、音楽コンテンツデコード部110で伸長デコードする。そして、PCサーバ1は、このコンテンツのデコードデータ(デジタルオーディオ信号)をパケット化して、電子機器端末2Aに送ってくる。
【0118】
また、このとき、PCサーバ1は、要求されたアルバムコンテンツについて、例えば曲名などの文字情報が付加情報として存在するときには、当該文字情報も、電子機器端末2Aに送るようにする。
【0119】
そこで、電子機器端末2AのCPU200では、当該PCサーバ1から送られてくるデジタルデータの受信を監視し(ステップS63)、当該デジタルデータの受信を確認したら、受信したデジタルデータは、文字情報かオーディオデータかを、例えばパケットのヘッダから判別する(ステップS64)。
【0120】
ステップS64で、受信したデジタルデータが文字情報であると判別したときには、CPU200は、当該文字情報を表示データに変換して、LCD213に表示する(ステップS65)。そして、ステップS63に戻る。
【0121】
また、ステップS64で、受信したデジタルデータがオーディオデータであると判別したときには、受信したデジタルオーディオデータを、I/Oポート215を通じてD/A変換器216に転送する(ステップS66)。デジタルオーディオ信号は、このD/A変換器216で、アナログオーディオ信号に変換され、スイッチ回路217およびアンプ218を通じてスピーカ219に供給されて、音響再生される。
【0122】
次に、CPU200は、数字キー入力による、あるいはコマンド番号サーチによるコマンド番号の入力(コマンド番号の変更入力)があったか否かによりアルバムの変更指示があったか否か判別し(ステップS67)、コマンド番号の変更入力があったと判別したときには、ステップS62に戻り、当該変更入力されたコマンド番号をPCサーバ1に送り、アルバムの変更をPCサーバ1に要求するようにする。
【0123】
ステップS67で、アルバムの変更指示がないと判別したときには、CPU200は、モード切り換え操作がなされたか否か判別し(ステップS68)、モード切り換え操作がなされなかったときには、電源がオフにされたか否か判別し(ステップS69)、電源がオフにされなかったと判別したときには、ステップS63に戻って、ジュークボックスモードを継続し、電源がオフにされたと判別したときには、処理を終了する。
【0124】
そして、ステップS68において、モード切り換え操作がなされたと判別したときには、PCサーバ1にアクセス終了コマンドを送り(ステップS70)、図6のステップS3に戻る。
【0125】
[音声検索モードの処理ルーチン]
先ず、CPU200は、PTT用のプッシュボタンが押されたかどうかにより、マイクロホン224からのユーザ音声入力による検索コマンドの入力があったか否か判別し(ステップS81)、ユーザ音声入力による検索コマンドの入力があったと判別したときには、マイクロホン224からの音声信号を、A/Dコンバータ227でデジタル信号に変換して、パケット分解/生成部222のバッファメモリに取り込む(ステップS82)。
【0126】
そして、CPU200は、パケット分解/生成部222で、当該取り込んだ音声検索コマンドを送信データとする送信パケットを生成させ、当該生成した送信パケットを、通信インターフェース221を通じて、PCサーバ1に対して送信するようにする(ステップS83)。
【0127】
PCサーバ1では、この音声検索コマンドを音声認識して、検索コマンド内容を識別する。そして、音声検索コマンド内容がインターネットラジオの放送局および番組を指示するものであれば、PCサーバ1は、前述したように、インターネットラジオ局にアクセスし、指定された放送番組のコンテンツを取得して、インターネットラジオデコード部107でデコードする。そして、PCサーバ1は、このコンテンツのデコードデータ(デジタルオーディオ信号)をパケット化して、電子機器端末2Aに送るようにする。
【0128】
また、PCサーバ1では、音声検索コマンド内容がジュークボックスのアルバム名を指示するものであれば、指定されたアルバムのコンテンツを、音楽コンテンツデータベース109から読み出し、音楽コンテンツデコード部110で伸長デコードする。そして、PCサーバ1は、このコンテンツのデコードデータ(デジタルオーディオ信号)をパケット化して、電子機器端末2Aに送るようにする。
【0129】
なお、この場合において、音声による検索コマンドは、インターネットラジオの場合の放送局名や番組名、また、ジュークボックスの場合のアルバム名や曲名を、直接にユーザが発声するようにしたものだけではなく、前述したコマンド番号をユーザが発声するようにしてものであってもよいことは前述した通りである。そして、後者の場合には、PCサーバ1では、音声認識によりコマンド番号を認識したとき、それに基づき、アクセス番号管理部104を参照して、当該コマンドにより何が要求されているかを判別するようにする。
【0130】
また、後述するように、この実施形態では、PCサーバ1で、音声認識に失敗したときには、PCサーバ1は、電子機器端末に、音声認識エラーを通知するようにする。
【0131】
以上のことから、この実施形態では、この音声検索モードにおいては、音声PCサーバ1からは、音声データと、付加情報としての文字情報と、場合によっては音声認識エラーの情報が送られてくる。
【0132】
そこで、電子機器端末2AのCPU200では、当該PCサーバ1から送られてくるデジタルデータの受信を監視し(ステップS84)、当該デジタルデータの受信を確認したら、音声認識エラーの通知であるか否か判別し(ステップS85)、音声認識エラーの通知であると判別したときには、音声認識エラーをLCD213に表示すると共に、スピーカ219からエラーを示す音声を放音して、ユーザに通知し(ステップS86)、ステップS81に戻る。
【0133】
また、ステップS85で、音声認識エラーの通知を受信しなかったと判別したときには、CPU200は、受信したデジタルデータは、文字情報かオーディオデータかを、例えばパケットのヘッダから判別する(ステップS87)。
【0134】
ステップS87で、受信したデジタルデータが文字情報であると判別したときには、CPU200は、当該文字情報を表示データに変換して、LCD213に表示する(ステップS88)。そして、ステップS84に戻る。
【0135】
また、ステップS87で、受信したデジタルデータがオーディオデータであると判別したときには、受信したデジタルオーディオデータを、I/Oポート215を通じてD/A変換器216に転送する(ステップS89)。デジタルオーディオ信号は、このD/A変換器216で、アナログオーディオ信号に変換され、スイッチ回路217およびアンプ218を通じてスピーカ219に供給されて、音響再生される。
【0136】
次に、CPU200は、PTT用のプッシュボタンが押されたかどうかにより、マイクロホン224からのユーザ音声入力による検索コマンドの変更入力があったか否か判別し(ステップS90)、検索コマンドの変更入力があったと判別したときには、ステップS82に戻り、音声入力によるコマンドをA/D変換して取り込むようにする。
【0137】
ステップS90で、音声検索コマンドの変更入力がないと判別したときには、CPU200は、モード切り換え操作がなされたか否か判別し(ステップS91)、モード切り換え操作がなされなかったときには、電源がオフにされたか否か判別し(ステップS92)、電源がオフにされなかったと判別したときには、ステップS90に戻り、電源がオフにされたと判別したときには、処理を終了する。
【0138】
そして、ステップS91において、モード切り換え操作がなされたと判別したときには、PCサーバ1にアクセス終了コマンドを送り(ステップS93)、図6のステップS3に戻る。
【0139】
[PCサーバ1の処理動作]
図12〜図14のフローチャートを参照して、PCサーバ1の処理動作を説明する。
【0140】
先ず、PCサーバ1のCPU100は、電子機器端末からのアクセスを待ち(ステップS101)、電子機器端末からのアクセスがあったと判別したときには、当該アクセスをしてきた電子機器端末が登録された端末であるか否かにより認証作業を行なう(ステップS102)。
【0141】
ステップS102で、アクセスしてきた電子機器端末が未登録であって、認証が取れなかったと判別したときには、CPU100は、アクセスしてきた電子機器端末に認証エラーを通知する(ステップS103)。
【0142】
また、ステップS102で、アクセスしてきた電子機器端末の認証が取れたと判別したときには、CPU100は、電子機器端末からのパケットを受信して、パケット分解/生成部106で分解して、データ内容を認識する(ステップS104)。
【0143】
そして、CPU100は、送られてきたデータがインターネットラジオの選局を要求するコマンド番号であるか否か判別し(ステップS105)、そうであれば、アクセス番号管理部104を参照して、当該コマンド番号から放送局名および放送番組を認識し(ステップS106)、その認識された放送局および放送番組に対応するURLアドレスを、アクセス番号管理部104から読み出して、インターネット12を通じてアクセスする(ステップS107)。
【0144】
次に、CPU100は、当該インターネットラジオ局から送られてくる放送番組コンテンツを受信し、インターネットラジオデコード部107でデコードして、デジタルオーディオ信号を再生する(ステップS108)。そして、CPU100は、再生して得たデジタルオーディオ信号を、パケット分解/生成部106においてパケット化するように指示し、さらに、生成されたパケットを通信インターフェース105を通じて、アクセスしてきた電子機器端末に送信するように制御する(ステップS109)。
【0145】
そして、CPU100は、電子機器端末から新たなパケットを受信したか否か判別し(ステップS110)、新たなパケットを受信しなかったときには、ステップS108に戻る。また、ステップS110で、電子機器端末から新たなパケットを受信したと判別したときには、CPU100は、新たに受信したパケットをパケット分解/生成部106で分解して、データ内容を認識する(ステップS111)。
【0146】
そして、CPU100は、送られてきたデータがインターネットラジオの選局を要求するコマンド番号であるか否か判別し(ステップS112)、そうであれば、ステップS106に戻って、当該コマンド番号から放送局名および放送番組を認識し、前述したようにして、その新たな放送局名および放送番組のコンテンツをインターネット12から取得するようにする。
【0147】
また、ステップS112で、送られてきたデータがインターネットラジオの選局を要求するコマンド番号でなかったと判別したときには、CPU100は、終了コマンドであるか否か判別し(ステップS113)、終了コマンドであれば、電子機器端末との通信を終了して、この処理ルーチンを終了する。終了コマンドでないと判別したときには、図13のステップS121に進む。また、ステップS105で、送られてきたデータがインターネットラジオの選局を要求するコマンド番号でなかったと判別したときにも、図13のステップS121に進む。
【0148】
図13のステップS121では、送られてきたデータがジュークボックスのアルバム選択コマンドであるか否か判別し、そうであれば、アクセス番号管理部104を参照して、当該コマンド番号からアルバム名を認識し(ステップS122)、その認識したアルバム名のコンテンツを、音楽コンテンツデータベース109から読み出す(ステップS123)。
【0149】
次に、CPU100は、音楽コンテンツデータベース109から読み出した音楽コンテンツを、音楽コンテンツデコード部110でデコードして、デジタルオーディオ信号を再生する(ステップS124)。そして、CPU100は、再生して得たデジタルオーディオ信号を、パケット分解/生成部106においてパケット化するように指示し、さらに、生成されたパケットを通信インターフェース105を通じて、アクセスしてきた電子機器端末に送信するように制御する(ステップS125)。
【0150】
そして、CPU100は、電子機器端末から新たなパケットを受信したか否か判別し(ステップS126)、新たなパケットを受信しなかったと判別したときには、ステップS123に戻る。また、ステップS126で、電子機器端末から新たなパケットを受信したと判別したときには、CPU100は、新たに受信したパケットをパケット分解/生成部106で分解して、データ内容を認識する(ステップS127)。
【0151】
そして、CPU100は、送られてきたデータがジュークボックスのアルバムを指定するコマンド番号であるか否か判別し(ステップS128)、そうであれば、ステップS122に戻って、当該コマンド番号からアルバム名を認識し、前述したようにして、その新たなアルバム名のコンテンツを音楽コンテンツデータベース109から読み出す動作をする。
【0152】
また、ステップS128で、送られてきたデータがジュークボックスの新たなアルバム名を指定するコマンド番号でなかったと判別したときには、送られてきたデータがインターネットラジオの選局を要求するコマンド番号であるか否か判別し(ステップS129)、そうであれば、図12のステップS106に戻って、当該コマンド番号から放送局名および放送番組を認識し、前述したようにして、その新たな放送局名および放送番組のコンテンツをインターネット12から取得するようにする。
【0153】
また、ステップS112で、送られてきたデータがインターネットラジオの選局を要求するコマンド番号でなかったと判別したときには、CPU100は、終了コマンドであるか否か判別し(ステップS130)、終了コマンドであれば、電子機器端末との通信を終了して、この処理ルーチンを終了する。終了コマンドでないと判別したときには、図14のステップS141に進む。また、ステップS121で、送られてきたデータがジュークボックスのアルバム名を指定するコマンド番号でなかったと判別したときにも、図14のステップS141に進む。
【0154】
図14のステップS141では、CPU100は、送られてきたデータが音声検索コマンドであるか否か判別し、音声検索コマンドではないと判別したときには、コマンド受信エラーを電子機器端末に送信する(ステップS142)。そして、図12のステップS101に戻る。
【0155】
そして、CPU100は、送られてきたデータが音声検索コマンドであると判別したときには、その音声検索コマンドの情報を音声認識部108に送って、音声認識を行ない(ステップS143)、認識した音声検索コマンドが何であるか識別する(ステップS144)。
【0156】
そして、CPU100は、音声検索コマンドがインターネットラジオの選局を要求するコマンドであるか否か判別し(ステップS145)、インターネットラジオの選局を要求するコマンドであると判別したときには、放送局名および放送番組を認識する(ステップS146)。そして、図12のステップS107に戻り、その認識された放送局および放送番組に対応するURLアドレスを、アクセス番号管理部104から読み出して、インターネット12を通じてアクセスする。
【0157】
また、ステップS145で、音声検索コマンドがインターネットラジオの選局を要求するコマンドではないと判別したときには、CPU100は、ジュークボックスのアルバム選択のコマンドであるか否か判別し(ステップS147)、ジュークボックスのアルバム選択のコマンドであると判別したときには、アルバム名を認識する(ステップS148)。そして、図13のステップS123に戻り、CPU100は、その認識したアルバム名のコンテンツを、音楽コンテンツデータベース109から読み出す。
【0158】
ステップS147で、音声検索コマンドがインターネットラジオの選局を要求するコマンドではないと判別したときには、CPU100は、終了コマンドであるか否か判別し(ステップS149)、終了コマンドでなければ、音声認識エラーを電子機器端末に返送する(ステップS150)。また、ステップS149で、終了コマンドであると判別したときには、処理ルーチンを終了する。
【0159】
以上のようにして、この実施形態においては、電子機器端末からPCサーバにコマンドを送ると、PCサーバからコンテンツのデコードデータ(デジタルオーディオ信号)が送られてくるようにしたので、電子機器端末の構成を非常に簡単にすることができる。
【0160】
すなわち、電子機器端末は、インターネット12へのアクセス機能やコンテンツデータのデコード機能を有せずに、PCサーバとの通信機能と、PCサーバへのコマンド要求機能と、PCサーバからのコンテンツのデコードデータをD/A変換して音響再生する機能を備えるだけの簡単な構成で実現することができる。
【0161】
そして、この実施形態では、電子機器端末は、PCサーバとネットワークにより接続されていれば、設置場所は問わないので、例えばPCサーバを中心としたホームネットワークの構成として、各部屋に電子機器端末を設置することにより、インターネットラジオなどの利用が可能となるものである。
【0162】
[他の例]
なお、以上の実施形態の説明では、音声検索コマンドは、インターネットラジオやジュークボックスのコンテンツを要求するコマンドの場合であるが、例えばPCサーバ1が他のデータベースを備える場合に、それらのデータベースに格納されている情報の検索コマンドとすることもできる。
【0163】
例えば、PCサーバ1に辞書データベースや百科事典データベースを設ける。これらのデータベースは、例えば光ディスクなどにデータベースとして格納されているものを用いることもできるし、インターネットから取得したデータをディスクやメモリに保存したものでもよい。既存のデータベースにインターネットからのデータを追加したものであってもよい。
【0164】
そして、この場合には、電子機器端末では音声検索コマンドとして、その検索キーワードを音声入力させるようにする。そして、そのキーワードからなる音声検索コマンドをPCサーバ1に送るようにする。
【0165】
この変形例の場合には、上述の例のようなインターネットラジオの番組検索やジュークボックスのアルバム検索に加えて、これらの辞書データベースや百科事典データベースから、音声検索コマンドによる検索キーワードに基づいてユーザが希望する事項を検索することができ、非常に便利である。
【0166】
そして、その場合に、PCサーバ1での検索結果は、それがテキストデータ(文字データ)であるときに、それをそのままPCサーバ1から電子機器端末に送るようにしてもよいし、PCサーバ1に音声合成手段を設け、検索結果のテキストデータを当該音声合成手段により音声データに変更して、電子機器端末に送るようにしても良い。
【0167】
検索結果のテキストデータを音声データに変更して電子機器端末に送るようにした場合には、電子機器端末は、テキストデータから生成される文字を表示するための大画面のディスプレイを不要とすることができるので、電子機器端末を安価に構成できるというメリットがある。
【0168】
なお、上述の実施形態では、コマンド番号の入力の場合に、それに先立ち、モード切り換えキーを操作するようにしたが、インターネットラジオと、ジュークボックスとは共通のPCサーバアクセスモードとして、前述した図3に示したコマンド番号をダイレクトに入力することにより、より簡便な操作入力で済むようにすることができる。
【0169】
また、音声検索モードの場合は、PTT用プッシュボタンを押したときに、当該音声検索モードになったと認識するようにして、音声検索モードへのモード切り換え操作を省略するようにすることもできる。
【0170】
また、以上の説明は、コンテンツのデータがオーディオデータの場合について説明したが、コンテンツのデータが映像データの場合、あるいは映像データおよびオーディオデータの場合であっても、この発明は適用可能である。
【0171】
そのように、映像データがコンテンツデータに含まれる場合には、例えば、電子機器端末は、CRT(Cathode Ray Tube)やLCDなどからなる映像表示手段を備えるようにし、PCサーバにコマンドを送り、そのコマンドに対する応答として、デジタル映像データを受信し、それをA/D変換して、アナログ映像信号を得、映像表示手段の画面に映出するようにする。
【0172】
また、上述の実施形態の説明では、電子機器端末は、従来からある電子機器にLANを通じた通信のための機能を設けた構成としたが、電子機器端末は、このような構成に限られるものではないことは言うまでもない。
【0173】
例えば、LANを通じた通信の機能と、コマンドを入力するための手段と、音響再生手段あるいは映像表示手段とを備えただけの簡易な構成の電子機器端末とすることもできる。その場合に、コマンドを入力するための手段として、マイクロホンを用いるようにし、PCサーバで音声認識をするようにすれば、電子機器端末の構成が非常に簡単になると共に、ユーザは、何らのキー操作を行なうことなく、インターネットラジオなどのコンテンツを楽しむことができる。
【0174】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、サーバ装置にコストがかかる部分を集中的に持たせ、電子機器端末は、既存の電子機器を若干変更するだけの簡単な構成とすることができるので、例えば、インターネットを通じたコンテンツの提供サービスを、家庭の各部屋で受けることができるようにするネットワークシステムを比較的安価に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるネットワークシステムの実施形態の全体の概要を説明するための図である。
【図2】この発明の実施形態において提供されるコンテンツを説明するための図である。
【図3】この発明の実施形態において使用されるコマンドの一例を説明するための図である。
【図4】この発明の実施形態におけるサーバ装置の一例の構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の実施形態における電子機器端末の一例の構成を示すブロック図である。
【図6】この発明の実施形態における電子機器端末における処理動作を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。
【図7】この発明の実施形態における電子機器端末における処理動作を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。
【図8】この発明の実施形態における電子機器端末における処理動作を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。
【図9】この発明の実施形態における電子機器端末における処理動作を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。
【図10】この発明の実施形態における電子機器端末における処理動作を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。
【図11】この発明の実施形態における電子機器端末における処理動作を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。
【図12】この発明による実施形態におけるサーバ装置における処理動作を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。
【図13】この発明による実施形態におけるサーバ装置における処理動作を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。
【図14】この発明による実施形態におけるサーバ装置における処理動作を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。
【図15】従来のインターネットラジオの受信システムを説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1…サーバ装置(PCサーバ)、2A,2B,2C…電子機器端末、3…スイッチングハブ、12…インターネット、6…LANケーブル、104,223…アクセス番号管理部、105,221…通信インターフェース、106,222…パケット分解/生成部、107…インターネットラジオデコード部、108…音声認識部、219…スピーカ、225…マイクロホン
Claims (18)
- 第1のネットワークを通じてサーバ装置と電子機器端末とが接続されると共に、前記サーバ装置が前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークに接続されるネットワークシステムにおいて、
前記電子機器端末は、
番組コンテンツの選択を指示するための入力操作手段と、
前記入力操作手段を通じた、番組コンテンツの選択指示に応じて放送番組を選局受信および復調して、前記放送番組の信号を出力する放送受信手段と、
番組コンテンツを選択指示するために表示画面に表示される複数の番組コンテンツ選択用表示情報の中から、前記入力操作手段を通じた、番組コンテンツ選択用表示情報の選択指示に応じて、前記サーバ装置に、前記第2のネットワークを通じて取得した番組コンテンツを送信するように要求するコマンドであって、前記番組コンテンツ選択用表示情報の選択指示に応じた番組コンテンツを指定するための指定情報を含むコマンドを、前記第1のネットワークを通じて前記サーバ装置に対して送信する端末送信手段と、
前記サーバ装置から送られてくる前記番組コンテンツのデジタルデータと前記放送受信手段からの前記放送番組の信号とのいずれかを、前記入力操作手段を通じた指示に応じて選択的に再生する再生手段と、
を備え、
前記サーバ装置は、
前記電子機器端末からの前記コマンドを受信したときに、予め記憶してある、前記指定情報と前記第2のネットワーク上のアドレス情報との対応情報を用いて、前記受信したコマンドに含まれる前記指定情報に対応するアドレス情報を特定し、当該特定したアドレス情報を用いて、前記要求された番組コンテンツのデジタルデータを前記第2のネットワークを通じて取得し、取得した番組コンテンツを前記電子機器端末に送信するサーバ送信手段を備える
ことを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項1に記載のネットワークシステムにおいて、
前記サーバ装置は、番組コンテンツのデジタルデータを格納する記憶手段を備え、
前記電子機器端末からの前記コマンドに応じて、前記要求された番組コンテンツのデジタルデータを上記記憶手段より読み出して、前記電子機器端末に送信する
ことを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項2に記載のネットワークシステムにおいて、
前記サーバ装置は、
前記番組コンテンツの圧縮デジタルデータをデコードして前記デジタルデータを生成するデコード手段を備え、
前記記憶手段に格納される圧縮デジタルデータを、前記デコード手段でデコードし、生成されたデジタルデータを前記電子機器端末に送信する
ことを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項1に記載のネットワークシステムにおいて、
前記サーバ装置は、
前記番組コンテンツの圧縮デジタルデータをデコードして前記デジタルデータを生成するデコード手段を備え、
前記第2のネットワークを通じて取得した前記番組コンテンツの圧縮デジタルデータを、前記デコード手段でデコードし、生成されたデジタルデータを前記電子機器端末に送信する
ことを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項1に記載のネットワークシステムにおいて、
前記電子機器端末は、マイクロホンを備え、前記サーバ装置に送る前記コマンドは、前記マイクロホンで収音されたユーザ音声のデジタルデータで構成されると共に、
前記サーバ装置は、前記第1のネットワークを通じて受信した前記ユーザ音声のデジタルデータを音声認識する音声認識手段を備え、この音声認識結果により、前記コマンドを判別する
ことを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項1に記載のネットワークシステムにおいて、
前記サーバ装置は、前記番組コンテンツに関する付加情報を前記電子機器端末に送信する手段を備え、
前記電子機器端末は、前記番組コンテンツに関する付加情報を受信して、ユーザに提供する出力手段と、
を備えることを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項1に記載のネットワークシステムにおいて、
前記電子機器端末から前記サーバ装置に送られる前記コマンドは、前記サーバ装置を識別するサーバ識別情報と、前記番組コンテンツを特定するためのコンテンツ識別情報とからなる
ことを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項1に記載のネットワークシステムにおいて、
前記電子機器端末は、前記放送受信手段による受信機能が前記電子機器端末で選択されているときには、前記コマンドの送出および前記デジタルデータの受信のための回路部を電源オフまたはスタンバイ状態にする
ことを特徴とするネットワークシステム。 - 第2のネットワークに接続されるサーバ装置に対して、前記第2のネットワークとは異なる第1のネットワークを通じて接続される電子機器端末であって、
番組コンテンツの選択を指示するための入力操作手段と、
前記入力操作手段を通じた、番組コンテンツの選択指示に応じて放送番組を選局受信および復調して、前記放送番組の信号を出力する放送受信手段と、
番組コンテンツを選択指示するために表示画面に表示される複数の番組コンテンツ選択用表示情報の中から、前記入力操作手段を通じた、番組コンテンツ選択用表示情報の選択指示に応じて、前記サーバ装置に、前記第2のネットワークを通じて取得した番組コンテンツを送信するように要求するコマンドであって、前記番組コンテンツ選択用表示情報の選択指示に応じた番組コンテンツを指定するための指定情報を含むコマンドを、前記第1のネットワークを通じて前記サーバ装置に対して送信する端末送信手段と、
前記サーバ装置から送られてくる前記番組コンテンツのデジタルデータと前記放送受信手段からの前記放送番組の信号とのいずれかを、前記入力操作手段を通じた指示に応じて選択的に再生する再生手段と、
を備えることを特徴とする電子機器端末。 - 請求項9に記載の電子機器端末において、
マイクロホンを備え、前記サーバ装置に送る前記コマンドは、前記マイクロホンで収音されたユーザ音声のデジタルデータとされる
ことを特徴とする電子機器端末。 - 請求項9に記載の電子機器端末において、
前記放送受信手段による受信機能が当該電子機器端末で選択されているときには、前記コマンドの送出および前記デジタルデータの受信のための回路部を電源オフまたはスタンバイ状態にする
ことを特徴とする電子機器端末。 - 番組コンテンツの選択を指示するための入力操作手段と、
前記入力操作手段を通じた、番組コンテンツの選択指示に応じて放送番組を選局受信および復調して、前記放送番組の信号を出力する放送受信手段と、
番組コンテンツを選択指示するために表示画面に表示される複数の番組コンテンツ選択用表示情報の中から、前記入力操作手段を通じた、番組コンテンツ選択用表示情報の選択指示に応じて、前記サーバ装置に、第1のネットワークを通じて取得した番組コンテンツを送信するように要求するコマンドであって、前記番組コンテンツ選択用表示情報の選択指示に応じた番組コンテンツを指定するための指定情報を含むコマンドを、前記第1のネットワークを通じて前記サーバ装置に対して送信する端末送信手段と、
前記サーバ装置から送られてくる前記番組コンテンツのデジタルデータと前記放送受信手段からの前記放送番組の信号とのいずれかを、前記入力操作手段を通じた指示に応じて選択的に再生する再生手段と、
を備える電子機器端末と前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを通じて接続されるサーバ装置であって、
前記電子機器端末からの前記コマンドを受信したときに、予め記憶してある、前記指定情報と前記第2のネットワーク上のアドレス情報との対応情報を用いて、前記受信したコマンドに含まれる前記指定情報に対応するアドレス情報を特定し、当該特定したアドレス情報を用いて、前記要求された番組コンテンツのデジタルデータを前記第2のネットワークを通じて取得し、取得した番組コンテンツを前記電子機器端末に送信するサーバ送信手段を備える
ことを特徴とするサーバ装置。 - 請求項12に記載のサーバ装置において、
番組コンテンツのデジタルデータを格納する記憶手段を備え、
前記電子機器端末からの前記コマンドに応じて、前記要求された番組コンテンツのデジタルデータを上記記憶手段より読み出して、前記電子機器端末に送信することを特徴とするサーバ装置。 - 請求項13に記載のサーバ装置において、
前記番組コンテンツの圧縮デジタルデータをデコードして前記デジタルデータを生成するデコード手段を備え、
前記記憶手段に格納される前記番組コンテンツの圧縮デジタルデータを、前記デコード手段でデコードし、生成されたデジタルデータを前記電子機器端末に送信することを特徴とするサーバ装置。 - 請求項12に記載のサーバ装置において、
前記番組コンテンツの圧縮デジタルデータをデコードして前記デジタルデータを生成するデコード手段を備え、
前記第1のネットワークを通じて取得した前記番組コンテンツの圧縮デジタルデータを、前記デコード手段でデコードし、生成されたデジタルデータを前記電子機器端末に送信する
ことを特徴とするサーバ装置。 - 請求項12に記載のサーバ装置において、
前記電子機器端末からの前記コマンドは、前記電子機器端末より送信されたユーザ音声のデジタルデータで構成されるものであって、
前記ユーザ音声のデジタルデータを音声認識する音声認識手段を備え、この音声認識結果により、前記コマンドを判別する
ことを特徴とするサーバ装置。 - 請求項12に記載のサーバ装置において、
前記番組コンテンツに関する付加情報を、前記番組コンテンツのデジタルデータとともに前記電子機器端末に送信する
ことを特徴とするサーバ装置。 - 第1のネットワークを通じてサーバ装置と電子機器端末とが接続されると共に、前記サーバ装置が前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークに接続されるネットワークシステムにおけるコンテンツの配信再生方法において、
前記電子機器端末は、
番組コンテンツの選択を指示するための入力操作手段を通じた、番組コンテンツの選択指示に応じて放送番組を選局受信および復調して、前記放送番組の信号を出力する放送受信工程と、
番組コンテンツを選択指示するために表示画面に表示される複数の番組コンテンツ選択用表示情報の中から、前記入力操作手段を通じた、番組コンテンツ選択用表示情報の選択指示に応じて、前記サーバ装置に、前記第2のネットワークを通じて取得した番組コンテンツを送信するように要求するコマンドであって、前記番組コンテンツ選択用表示情報の選択指示に応じた番組コンテンツを指定するための指定情報を含むコマンドを、前記第1のネットワークを通じて前記サーバ装置に対して送信する端末送信工程と、
前記サーバ装置から送られてくる前記番組コンテンツのデジタルデータと前記放送受信工程で受信した前記放送番組の信号とのいずれかを、前記入力操作手段を通じた指示に応じて選択的に再生する再生工程と、
を備え、
前記サーバ装置は、
前記電子機器端末からの前記コマンドを受信したときに、予め記憶してある、前記指定情報と前記第2のネットワーク上のアドレス情報との対応情報を用いて、前記受信したコマンドに含まれる前記指定情報に対応するアドレス情報を特定し、当該特定したアドレス情報を用いて、前記要求された番組コンテンツのデジタルデータを前記第2のネットワークを通じて取得し、取得した番組コンテンツを前記電子機器端末に送信するサーバ送信工程を備える
ことを特徴とするコンテンツの配信再生方法。
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