JP2007323157A - クライアント・サーバシステム、サーバ装置、ファイル共有方法及びプログラム - Google Patents

クライアント・サーバシステム、サーバ装置、ファイル共有方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ファイル格納部におけるファイル格納効率の向上を図るとともに、リアルタイムの映像の視聴を適正に行う。
【解決手段】サーバ装置1と、このサーバ装置と所定の通信回線を介して接続されたクライアント端末とを備えるファイル共有システムであって、サーバ装置は、ファイル格納部13に格納された複数のファイルのうち、クライアント端末にて再生不可能な形式のファイルに対応させて当該クライアント端末にて再生可能なフォーマットの仮想ファイルf2を生成するファイル処理部12と、クライアント端末から送信されたファイル指定情報に基づいて、仮想ファイルの再生が指示されている場合に、ファイル格納部に記憶されている関連付情報d1の再生不可能なファイルの内容に従って再生可能データを生成するデータ生成部14とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、サーバ装置とクライアント端末とでファイルを共有するクライアント・サーバシステム、これに備わるサーバ装置、ファイル共有方法及びプログラムに関する。
近年、家庭内のパーソナルコンピュータ(PC)やAV(Audio Visual)機器等をネットワークを介して接続し、各機器に保存されている画像や音声データ等のコンテンツファイルを共有するシステムが開発されている。
このファイル共有システム200は、例えば、図9に示すように、PCをサーバ装置201とし、AV機器をクライアント端末202として、これらサーバ装置201とクライアント端末201をLAN等の所定の通信回線Nを介して接続することにより構成されている。
そして、ユーザによるクライアント端末202の操作部(図示略)等の所定操作に基づいて、サーバ装置201のファイル格納部213に保存されている動画ファイル213a等をクライアント端末に送信することで当該動画ファイル213a等を再生することができるようになっている。
ところで、クライアント端末202としては、各種のAV機器を適用することができるが、機器によっては、サーバ装置201から提供されるファイルのフォーマット(ファイル形式)に対応していないものがあり、この場合、当該ファイルの再生を行うことができないこととなる。即ち、例えば、JPEG形式の静止画ファイル213bやスライドファイル213c(図9参照)等をスライドショー再生する場合に、PCであれば電子アルバムソフトやスライドショーソフトを利用して再生することもできるが、DVDプレイヤ等のAV機器等では、当該ソフトを持っていない場合があり、スライドショー再生することができないこととなる。
そこで、複数の静止画像データを基にして、これらの画像データが所定時間ずつ順に表示される動画ファイルを生成して記録媒体に記録させておくことにより、DVDプレイヤ等の再生装置であってもスライドショー再生することができるようになる(例えば、特許文献1参照)。
また、近年では、PDA(Personal Digital Assistant)等のポータブル機器が普及してきており、このポータブル機器を上記システムのクライアント端末として使用することもできる。これにより、「PCに保存してある写真のスライドショー」や「玄関のドアフォンのリアルタイムの映像」等をポータブル機器の画面に表示させて手元で視聴することができることとなる。
特開2003−259303号公報
しかしながら、上記特許文献1等のように、予めサーバ装置にスライドショー自体を動画ファイルとして記憶しておく場合、動画ファイルは容量が大きいことから大容量のメモリが必要となるといった問題がある。特に、動画ファイルが増えるに従ってより大容量のメモリが必要となり、スライドショー再生に備えて動画ファイルを記憶しておくというのではメモリのファイル格納効率が悪くなってしまう。
また、ドアフォンの映像のようにリアルタイムの映像をクライアント端末にて視聴する場合、予め動画ファイルを作成してサーバ装置に記憶することができないといった問題がある。
そこで、本発明の課題は、ファイル格納部におけるファイル格納効率の向上を図ることができるとともに、リアルタイムの映像の視聴を適正に行うことができるクライアント・サーバシステム、サーバ装置、ファイル共有方法及びプログラムを提供することである。
請求項1に記載の発明は、
ファイルを格納するファイル格納部(例えば、図3のファイル格納部13等)を有するサーバ装置(例えば、図1のサーバ装置1等)と、このサーバ装置と所定の通信回線(例えば、図1の無線ネットワークN等)を介して接続されたクライアント端末(例えば、図1のクライアント端末2等)とを備え、前記サーバ装置と前記クライアント端末とで前記ファイルを共有するクライアント・サーバシステム(例えば、図1のファイル共有システム100等)であって、
前記クライアント端末は、
所定形式のファイルを再生するファイル再生手段(例えば、図2の再生処理部22等)と、
前記ファイル格納部に格納された前記ファイルの中で、前記ファイル再生手段により再生されるファイルを指定するファイル指定情報を送信するファイル指定情報送信手段(例えば、図2の通信I/F部21等)とを備え、
前記サーバ装置は、
前記ファイル格納部に格納された前記ファイルのうち、前記ファイル再生手段により再生不可能な形式のファイルに対応させて前記所定形式の仮想ファイルを生成する仮想ファイル生成手段(例えば、図3のファイル処理部12等)と、
前記仮想ファイル生成手段により生成された前記仮想ファイルと前記ファイル再生手段により再生不可能な形式のファイルの内容とを関連付けて記憶する関連付情報記憶手段と(例えば、図3のファイル格納部13等)、
前記ファイル指定情報送信手段から送信され受信した前記ファイル指定情報に基づいて、前記仮想ファイル生成手段により生成された前記仮想ファイルの再生が指示されているか否かを判定する判定手段(例えば、図3の制御部16等)と、
前記判定手段により前記仮想ファイルの再生が指示されていると判定された場合に、当該仮想ファイルと関連付けて前記関連付情報記憶手段に記憶されている前記ファイルの内容に従って前記所定形式の再生可能データを生成する再生可能データ生成手段(例えば、図3のデータ生成部14等)とを備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のクライアント・サーバシステムにおいて、
前記クライアント端末は、
前記ファイル格納部に格納されている前記ファイルのファイルリストを前記サーバ装置に要求するファイルリスト要求手段(例えば、図2の通信I/F部21等)を備え、
前記サーバ装置は、
前記ファイルリスト要求手段からの前記ファイルリストの要求に対して、前記仮想ファイルを含むファイルリストを前記クライアント端末に送信するファイルリスト送信手段(例えば、図3の通信I/F部11等)を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、
ファイルを格納するファイル格納部(例えば、図3のファイル格納部13等)を有し、前記ファイルを共有するクライアント端末(例えば、図1のクライアント端末2等)と所定の通信回線(例えば、図1の無線ネットワークN等)を介して接続されたサーバ装置(例えば、図1のサーバ装置1等)であって、
前記ファイル格納部に格納された前記ファイルのうち、前記クライアント端末により再生不可能な形式のファイルに対応させて当該クライアント端末にて再生可能な所定形式の仮想ファイルを生成する仮想ファイル生成手段(例えば、図3のファイル処理部12等)と、
前記仮想ファイル生成手段により生成された前記仮想ファイルと前記クライアント端末により再生不可能な形式のファイルの内容とを関連付けて記憶する関連付情報記憶手段(例えば、図3のファイル格納部13等)と、
前記クライアント端末から送信されて受信した、前記ファイル格納部に格納された前記ファイルの中で前記クライアント端末により再生されるファイルを指定するファイル指定情報に基づいて、前記仮想ファイル生成手段により生成された前記仮想ファイルの再生が指示されているか否かを判定する判定手段(例えば、図3の制御部16等)と、
前記判定手段により前記仮想ファイルの再生が指示されていると判定された場合に、当該仮想ファイルと関連付けて前記関連付情報記憶手段に記憶されている前記ファイルの内容に従って前記所定形式の再生可能データを生成する再生可能データ生成手段(例えば、図3のデータ生成部14等)とを備えることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、
ファイルを格納するファイル格納部(例えば、図3のファイル格納部13等)を有するサーバ装置(例えば、図1のサーバ装置1等)と、このサーバ装置と所定の通信回線(例えば、図1の無線ネットワークN等)を介して接続されたクライアント端末(例えば、図1のクライアント端末2等)とで前記ファイルを共有するファイル共有方法であって、
前記ファイル格納部に格納された前記ファイルのうち、前記クライアント端末により再生不可能な形式のファイルに対応させて当該クライアント端末にて再生可能な所定形式の仮想ファイルを生成する処理と、
生成された前記仮想ファイルと前記クライアント端末により再生不可能な形式のファイルの内容とを関連付けて記憶する処理と、
前記クライアント端末から送信されて受信した、前記ファイル格納部に格納された前記ファイルの中で前記クライアント端末により再生されるファイルを指定するファイル指定情報に基づいて、生成された前記仮想ファイルの再生が指示されているか否かを判定する処理と、
前記仮想ファイルの再生が指示されていると判定された場合に、当該仮想ファイルと関連付けて記憶されている前記ファイルの内容に従って前記所定形式の再生可能データを生成する処理とを行うことを特徴としている。
請求項5に記載の発明のプログラムは、
ファイルを格納するファイル格納部(例えば、図3のファイル格納部13等)を有し、前記ファイルを共有するクライアント端末(例えば、図1のクライアント端末2等)と所定の通信回線(例えば、図1の無線ネットワークN等)を介して接続されたサーバ装置(例えば、図1のサーバ装置1等)に、
前記ファイル格納部に格納された前記ファイルのうち、前記クライアント端末により再生不可能な形式のファイルに対応させて当該クライアント端末にて再生可能な所定形式の仮想ファイルを生成する機能と、
生成された前記仮想ファイルと前記クライアント端末により再生不可能な形式のファイルの内容とを関連付けて記憶する機能と、
前記クライアント端末から送信されて受信した、前記ファイル格納部に格納された前記ファイルの中で前記クライアント端末により再生されるファイルを指定するファイル指定情報に基づいて、生成された前記仮想ファイルの再生が指示されているか否かを判定する機能と、
前記仮想ファイルの再生が指示されていると判定された場合に、当該仮想ファイルと関連付けて記憶されている前記ファイルの内容に従って前記所定形式の再生可能データを生成する機能と、を実現させることを特徴としている。
本発明によれば、クライアント端末にて再生不可能なファイルであっても、クライアント端末にて再生ファイルが指定された後に、当該クライアント端末にて再生可能なデータを生成することができ、これにより、普段不要なファイルをファイル格納部に格納しておく必要がなくなって、メモリのファイル格納効率の向上を図ることができる。さらに、リアルタイムの映像であっても、視聴の必要が生じた段階で再生可能データを生成することができ、当該映像のリアルタイム性を確保して適正に視聴することができる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用したクライアント・サーバシステムの好適な一実施形態として例示するファイル共有システム100の概略構成を模式的に示した図である。
本実施形態のファイル共有システム(クライアント・サーバシステム)100は、例えば、図1に示すように、サーバ装置1とクライアント端末2とが無線ネットワークN(通信回線)を介して情報通信可能に接続され、サーバ装置1のファイル格納部13(図3参照)に格納された所定のフォーマット(ファイル形式)のファイルをクライアント端末2にて視聴することができるようになっている。
無線ネットワークNは、例えば、Bluetooth(登録商標)規格やIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11規格に準じた無線LAN(Local Area Network)などのネットワークである。
先ず、クライアント端末2について図2を参照して説明する。
図2は、クライアント端末2の概略構成を示すブロック図である。
クライアント端末2は、例えば、PDA等のポータブル機器から構成され、図2に示すように、通信I/F部21と、再生処理部22と、表示部23と、発音部24と、操作入力部25と、制御部26等を備えて構成されている。
通信I/F部21は、例えば、無線ネットワークNを介して、サーバ装置1との間で各種情報の送受信を行うものであり、サーバ装置1との間で無線信号の送受信を行うためのアンテナ21aやRF(Radio Frequency)変換器(図示省略)、Bluetooth規格やIEEE802.11規格に準じた無線LANに接続するための無線LANカード(図示省略)等を備えている。
また、通信I/F部21は、ファイルリスト要求手段として、サーバ装置1のファイル格納部13に格納されているファイルのファイルリスト(後述)の要求信号をサーバ装置1に送信(要求)するようになっている。
さらに、通信I/F部21は、ファイル指定情報送信手段として、ファイル格納部13に格納されたファイルの中で再生されるファイルを指定するファイル指定情報を送信するようになっている。具体的には、例えば、表示部23にサーバ装置1により管理されるファイルのファイルリスト画面(図示略)等が表示された状態で、ユーザによる操作入力部25の所定操作に基づいてクライアント端末2にて再生される所定のファイルが選択指示された場合に、当該ファイルを指定するファイル指定情報を送信するようになっている。
再生処理部22は、例えば、通信I/F部21により受信された圧縮ファイル(圧縮動画ファイル等)に対して当該圧縮ファイルのフォーマットに応じた処理を施することで当該圧縮ファイルをデコードして、表示部23や発音部24等に出力するものである。
ここで、再生処理部22は、ファイル再生手段として、例えば、MPEG形式(フォーマット)の動画ファイルのみデコード可能となっており、静止画ファイルやスライド再生ファイル(後述)はデコード不可能(再生不可能)となっている。
表示部23は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)等から構成され、再生処理部22から出力され入力された画像情報に従って所定の動画を表示するものである。
発音部24は、例えば、アンプやスピーカー等から構成され、再生処理部22から出力され入力された音情報に従って所定の音を発するものである。
操作入力部25は、例えば、数値、文字等を入力するためのデータ入力キーや、データの選択、送り操作等を行うための上下左右移動キーや各種機能キー(図示略)等を備え、ユーザにより操作されたキーの操作信号を制御部26に出力するようになっている。
制御部26は、例えば、各部を統括的に制御するものであり、具体的には、CPUと、CPUにより実行される動作プログラムを固定的に記憶したROMと、ワークメモリとして使用されるRAM(何れも図示略)等により構成されている。
次に、サーバ装置1について図3を参照して説明する。
図3は、サーバ装置1の概略構成を示すブロック図である。
サーバ装置1は、例えば、PC等から構成され、図3に示すように、通信I/F部11と、ファイル処理部12と、ファイル格納部13と、データ生成部14と、操作入力部15と、制御部16等を備えて構成されている。
ファイル処理部12は、例えば、クライアント端末2からのファイル指定情報に従った所定ファイルのファイル格納部13からの読出し及びファイル格納部13へのファイルの格納等を制御して、ファイル格納部13に格納されているファイルを管理するものである。
また、ファイル処理部12は、仮想ファイル生成手段として、例えば、ファイル格納部13に格納されているファイルのうち、クライアント端末2にて再生不可能なフォーマットのファイルに応じて当該クライアント端末2にて再生可能なフォーマットの仮想ファイルf2を生成するようになっている。
即ち、ファイル処理部12は、クライアント端末2から送信されて通信I/F部11にて受信された当該クライアント端末2の属性情報(後述)のデコード可能ファイル形式に基づいて、クライアント端末2にて再生不可能なフォーマットのファイル(例えば、プレゼンテーション用スライド再生ファイルである「slide1.ppt」、静止画ファイルである「photo1.jpeg」や「photo2.jpeg」等)を特定する。そして、ファイル処理部12は、例えば、再生不可能なフォーマットのファイルと対応付けて、クライアント端末2にて再生可能なフォーマット(例えば、動画ファイル「.mpeg」)の仮想ファイルf2(例えば、「slide1.mpeg」、「photoalbum1.mpeg」)等を生成するようになっている。
ここで、クライアント端末2にて再生不可能なファイルと仮想ファイルf2との対応付けは、関連付情報d1を用いて行われる。
即ち、ファイル処理部12は、当該再生不可能なフォーマットのファイルの内容と仮想ファイルf2とを関連付ける関連付情報d1を作成するようになっている。具体的には、関連付情報d1によって、例えば、仮想ファイル「slide1.mpeg」と「slide1.ppt」のプレゼンテーション再生とが関連付けられ、また、仮想ファイル「photoalbum1.mpeg」と「photo1.jpeg」や「photo2.jpeg」、…の静止画のスライドショー再生とが関連付けられるようになっている。
なお、作成された関連付情報d1は、例えば、関連付情報記憶手段としてのファイル格納部13に記憶されるようになっている。
ファイル格納部13は、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)等から構成され、サーバ装置1により再生等される各種フォーマットのファイルを格納するものである。具体的には、ファイル格納部13には、例えば、実体のある実ファイルf1と、実体のない仮想ファイルf2と、関連付情報d1、音楽ファイルd2等が格納されている。
実ファイルf1としては、例えば、動画ファイルである「movie1.mpeg」や「movie2.mpeg」、プレゼンテーション用スライド再生ファイルである「slide1.ppt」、静止画ファイルである「photo1.jpeg」や「photo2.jpeg」等が記憶されている。
仮想ファイルf2としては、例えば、関連付情報d1により「slide1.ppt」のプレゼンテーション再生と関連付けられた「slide1.mpeg」、並びに「photo1.jpeg」や「photo2.jpeg」等のスライドショー再生と関連付けられた「photoalbum1.mpeg」等が記憶されている。
音楽ファイルd2は、例えば、画像ファイルがスライドショー再生、プレゼンテーション再生等される場合に、バックグラウンドにて再生されるAudioデータ等に係るファイルである。
制御部16は、例えば、各部を統括的に制御するものであり、具体的には、CPUと、CPUにより実行される動作プログラムを固定的に記憶したROMと、ワークメモリとして使用されるRAM(何れも図示略)等により構成されている。
また、制御部16は、判定手段として、クライアント端末2から送信され通信I/F部11にて受信したファイル指定情報に基づいて、仮想ファイルf2の再生が指示されているか否か、即ち、実ファイルf1及び仮想ファイルf2のうち何れのファイルが指定されているか否かを判定するようになっている。
データ生成部14は、再生可能データ生成手段として、例えば、制御部16にて仮想ファイルf2の再生が指示されていると判定された場合に、関連付情報d1に基づいて仮想ファイルf2と関連付けられているファイルの内容に従ってクライアント端末2にて再生可能なフォーマットの再生可能データを生成する再生可能データ生成処理を行うものである。
具体的には、データ生成部14は、例えば、図4に示すように、仮想ファイルf2に対応する所定のプレイリストP1(後述;図5(a)参照)に従って順次画像ファイルを読み込んでいき、さらに、当該画像ファイルをMPEG形式の画像サイズに合わせて変換して、スライドショーの動作に合わせて出力するスライドショー実行部141と、このスライドショー再生部141から順次転送されてくるファイルを所定の圧縮形式でエンコードしてストリーミングデータ(例えば、「photoalbum1.mpegストリーミングデータ」等)を生成していき制御部16に出力するMPEGエンコーダ142とを備えている。
スライドショー実行部141は、例えば、関連付情報d1に基づいて仮想ファイルf2(例えば、「photoalbum1.mpeg」等)と関連付けられているファイル(例えば、「photo1.jpeg」、「photo2.jpeg」等)が所定の順番で並んだスライドショー用のプレイリストP1(図5(a)参照)を作成する。
このプレイリストP1には、例えば、図5(a)に示すように、画像ファイル名(例えば、「photo1」、「photo2」等)が表示順に並んで規定され、さらに、これらをスライドショー再生する際のパラメータ(Parameters)やバックグラウンドミュージック(BGM)等が規定されている。
パラメータとしては、例えば、一枚当たりの表示時間(t1)や切り換え時間(t2)や切り換え時の表示効果等が挙げられる。
なお、プレイリストは、例えば、画像のスライドショー再生の順番が画像ファイルのファイル名順に規定されたものに限られず、ユーザからの指示に従って若しくはランダムで所定の順番に変更したプレイリストP2であっても良い(図5(b)参照)。
また、スライドショー実行部141は、例えば、図6に示すように、最初の単一画像表示区間1にて、MPEG形式の画像サイズに合わせて変換された「Photo1」の画像を1枚当たりの表示時間t1の間継続してMPEGエンコーダ142に入力するようになっている。そして、スライドショー実行部141は、例えば、単一画像表示区間1の直後の切り換え表示区間1にて、切り換え前後の画像として「Photo1」と「Photo2」の画像を設定された切り換え効果に従って合成して、MPEGのフレームレートに合わせた周期(例えば、30fps等)でMPEGエンコーダ142に順次入力するようになっている。
上記の処理を、スライドショー実行部141は、プレイリストP1の最後に規定された画像「PhotoN」まで繰り返すようになっている。
なお、スライドショー再生に合わせて、例えば、音楽などをバックグラウンドミュージックとして再生する場合には、上記の画像のエンコードとは別に、ファイル格納部13から所定のAudioデータを取得して、そのエンコードを行い、MPEGエンコードされた映像データと、エンコードされたAudioデータを多重化するようにしても良い。
操作入力部15は、例えば、クライアント端末2の操作入力部25と略同様に、数値、文字等を入力するためのデータ入力キーや、データの選択、送り操作等を行うための上下左右移動キーや各種機能キー(図示略)等を備え、ユーザにより操作されたキーの操作信号を制御部16に出力するようになっている。
通信I/F部11は、例えば、無線ネットワークNを介して、クライアント端末2との間で各種情報の送受信を行うものであり、クライアント端末2の通信I/F部21と略同様の構成をなしている。即ち、通信I/F部11は、例えば、クライアント端末2との間で無線信号の送受信を行うためのアンテナ11aやRF(Radio Frequency)変換器(図示省略)、Bluetooth規格やIEEE802.11規格に準じた無線LANに接続するための無線LANカード(図示省略)等を備えている。
また、通信I/F部11は、ファイルリスト送信手段として、クライアント端末2からのファイルリストの要求に対して、制御部16の制御下にて、ファイル処理部12から取得された仮想ファイルf2を含むファイルリストをクライアント端末2に送信するようになっている。
ここで、ファイルリストは、具体的には、例えば、実ファイルf1(例えば、「movie1.mpeg」、「movie2.mpeg」、「slide1.ppt」、「photo1.jpeg」、「photo2.jpeg」等)及び仮想ファイルf2(例えば、「slide1.mpeg」、「photoalbum1.mpeg」等)の両方がリストアップされたものである。
次に、クライアント・サーバシステムにおけるファイル共有に係る動作について説明する。
先ず、サーバ装置1とクライアント端末2との通信開始の際の通信開始処理について図7を参照して説明する。
図7は、通信開始処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
サーバ装置1とクライアント端末2間の通信開始の際には、図7に示すように、先ず、クライアント端末2の制御部26は、サーバ装置1との通信回線のオープンを要求する(ステップS1)。当該要求は、クライアント端末2の通信I/F部21から送信され、無線ネットワークNを介してサーバ装置1に送られる。
サーバ装置1にあっては、クライアント端末2から送信された通信回線のオープン要求を通信I/F部11を介して受信すると(ステップS2)、制御部16は、所定の判定プログラム(図示略)の実行に基づいて当該クライアント端末2との間で通信回線をオープンできるか否かを判定する(ステップS3)。
ここで、通信回線をオープンできると判定されると(ステップS3;YES)、制御部16は、オープン要求に対する肯定応答「ACK」を通信I/F部11を介してクライアント端末2に返信する(ステップS4)。
クライアント端末2にあっては、サーバ装置1から送信された応答「ACK」を通信I/F部21を介して受信すると(ステップS5)、制御部26は、当該クライアント端末2自身の属性情報を通信I/F部21を介してサーバ装置1に送信する(ステップS6)。
ここで、属性情報としては、例えば、表示可能な画像サイズ、エンコードされた動画ファイルのデコード性能(例えば、エンコード可能な符合レート(Mbps)等)、デコード可能なファイル形式(例えば、MPEGファイル等)、通信可能速度(例えば、通信速度レート(Mbps)等)等が挙げられる。
サーバ装置1にあっては、クライアント端末2から送信された属性情報を通信I/F部11を介して受信すると(ステップS7)、制御部16は、属性情報の受信の確認応答「ACK」を通信I/F部11を介してクライアント端末2に返信する(ステップS8)。
これにより、サーバ装置1とクライアント端末2との間でファイル共有が可能となる。
次に、クライアント端末2にて所定ファイルを視聴する際のファイル再生処理について図8を参照して説明する。
図8は、ファイル再生処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、先ず、クライアント端末2は、サーバ装置1のファイル格納部13に格納されているファイルのファイルリストを要求する(ステップS21)。当該要求は、クライアント端末2の通信I/F部21から送信され、無線ネットワークNを介してサーバ装置1に送られる。
サーバ装置1にあっては、クライアント端末2から送信されたファイルリスト要求を通信I/F部11を介して受信すると(ステップS22)、制御部16は、ファイル処理部12から実ファイルf1及び仮想ファイルf2を含むファイルリストを取得して通信I/F部11を介してクライアント端末2に送信する(ステップS23)。
クライアント端末2にあっては、サーバ装置1から送信されファイルリストを通信I/F部21を介して受信すると(ステップS24)、制御部26は、表示部23を制御して当該ファイルリストにリストアップされたファイルをファイルリスト画面(図示略)等に表示させる(ステップS25)。
ここで、ユーザによる操作入力部25の所定操作に基づいて所定のファイル(例えば、仮想ファイルf2「photoalbum1.mpeg」等)が選択されると(ステップS26)、制御部26は、当該ファイルの転送(読み出し)を指示するファイル指定情報を通信I/F部21を介してサーバ装置1に送信する(ステップS27)。
サーバ装置1にあっては、クライアント端末2から送信されたファイル指定情報を通信I/F部11を介して受信すると(ステップS28)、制御部16は、当該ファイル指定情報に係るファイルのファイル属性をファイル処理部12から読み出して、実ファイルf1及び仮想ファイルf2のうち何れのファイルの再生が指示されているか否かを判定する(ステップS29)。
ここで、仮想ファイルf2の再生が指示されていると判定されると(ステップS29;仮想ファイル)、制御部16は、当該仮想ファイルf2に対応する関連付情報d1をファイル格納部13から取得して、当該関連付情報d1に従って仮想ファイルf2の実体(例えば、「photo1.jpeg」や「photo2.jpeg」、…の静止画のスライドショー再生)を判断する(ステップS30)。
その後、データ生成部14は、制御部16の制御下にて、クライアント端末2にて再生可能なフォーマットの再生可能データ(例えば、「photoalbum1.mpegストリーミングデータ」等)を生成する。
再生可能データ生成処理にあっては、制御部16は、先ず、データ生成部14の初期設定を行う(ステップS31)。具体的には、制御部16は、クライアント端末2の属性情報に基づいて、生成するデータのファイル名(例えば、「photoalbum1.mpeg」等)、動画のエンコード形式、画像サイズ、符号化レート等を設定する。
初期設定後、データ生成部14のスライドショー実行部141は、関連付情報d1に基づいてスライドショー用のプレイリスト(例えば、プレイリストP1)を作成して、このプレイリストに従って仮想ファイルf2と関連付けられたファイル(例えば、「photo1.jpeg」、「photo2.jpeg」等)をファイル格納部13から順次読み出していきMPEG形式の画像サイズに合わせて変換して、当該画像を1枚当たりの表示時間継続してMPEGエンコーダ142に入力する。また、スライドショー実行部141は、切り換え表示区間1にて、切り換え前後の画像を設定された切り換え効果に従って合成してMPEGのフレームレートに合わせてMPEGエンコーダ142に順次入力する。
MPEGエンコーダ142は、入力されてくるファイルをエンコードしてストリーミングデータを生成していき、当該データを制御部16に転送する(ステップS32)。
制御部16は、データ生成部14から順次転送されてくるストリーミングデータを通信I/F部11を介してクライアント端末2に送信する(ステップS33)。
クライアント端末2にあっては、制御部26は、サーバ装置1から送信され通信I/F部21を介して受信したストリーミングデータを再生処理部22に転送していき(ステップS34)、再生処理部22は、ストリーミングデータを所定のフォーマットでデコードして、表示部23や発音部24等に出力する(ステップS35)。
これにより、表示部23や発音部24からストリーミングデータに応じた所定の動画(画像や音声)が再生(出力)される。
なお、ステップS29にて、実ファイルf1の再生が指示されていると判定されると(ステップS29;実ファイル)、ステップS31にて移行して、制御部16は、再生指示に係る実ファイルf1をファイル格納部13から読み出してデータ生成部14に転送し、当該データ生成部14にて生成されたストリーミングデータを通信I/F部11を介してクライアント端末2に送信する。
以上のように、本実施形態のファイル共有システム100によれば、クライアント端末2からの要求に応じて実ファイルf1及び仮想ファイルf2を含むファイルリストを提供するので、クライアント端末2にて再生不可能なファイルであっても仮想ファイル化することにより実際に存在しているファイルのように見せかけることができる。
そして、クライアント端末2にて再生ファイルが指定された後に初めて当該クライアント端末2にて再生可能なデータを生成することにより、普段不要なファイルをファイル格納部13に格納しておく必要がなくなって、ファイル格納効率の向上を図ることができる。
また、再生可能データの生成をクライアント端末2にて再生が指示された必要な場合しか行わないため、サーバ装置1の消費電力の削減にも寄与することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、ファイル再生処理にて、仮想ファイル「photoalbum1.mpeg」に対応する「photo1.jpeg」や「photo2.jpeg」、…の静止画のスライドショー再生を行うようにしたが、これに限られるものではなく、仮想ファイル「slide1.mpeg」に対応する「slide1.ppt」のプレゼンテーション再生を行うような構成のものであっても良い。
さらに、ファイル再生処理にあっては、リアルタイムの映像をクライアント端末2に送信して再生するようにしても良い。
即ち、例えば、サーバ装置1にドアフォンの映像(画像や音)を入力可能に接続して、ドアフォンから送信され受信した映像をデータ生成部14にてエンコードし、ストリーミングデータとしてクライアント端末2に送信することにより、当該クライアント端末2にて再生可能となるような構成としても良い。
これにより、リアルタイムの映像であっても、クライアント端末2となる機器の種類の制約を受けることなく、視聴の必要が生じた段階で再生可能データを生成することができ、当該映像のリアルタイム性を確保して適正に視聴することができる。
また、サーバ装置1にテレビジョン信号の受信機能を具備して、受信した信号の画像や音をデータ生成部14にてエンコードしてクライアント端末2に送信することによって、テレビジョン信号の受信機能を具備しないクライアント端末2であっても、リアルタイムでのテレビ視聴を確保することができる。
なお、上記実施形態における再生可能ファイルのデータ通信は、例えば、ストリーミングデータの形態で行うものに限られるものではない。
さらに、関連付情報d1は、上記実施形態で例示したものに限られるものではなく、例えば、動画をインデキシングした静止画の生成、高フレームレートの動画をスロー再生にした動画ファイルに変換、音声データのレートを変更して早送り再生した音声ファイルに変換、音声データのピッチを変更した音声データの生成等であっても良い。
また、上記実施形態では、クライアント端末2として、PDA等のポータブル機器を例示して説明したが、これに限られるものではなく、例えば、所定のファイル形式の画像データや音データに基づく画像表示や発音等が可能なAV機器等であれば如何なるものであっても良い。
さらに、サーバ装置1は、仮想ファイル生成手段、関連付情報記憶手段、判定手段、再生可能データ生成手段としての機能を、CPU等の中央演算処理装置による所定のプログラム等の実行に基づいて実現するようにしても良い。
即ち、制御部16のROMには、図示は省略するが、ファイル格納部13に格納されファイルのうち、クライアント端末2により再生不可能な形式のファイルに対応させて当該クライアント端末2にて再生可能な所定形式の仮想ファイルf2を生成するプログラムと、生成された仮想ファイルf2とクライアント端末2により再生不可能な形式のファイルの内容とを関連付けて記憶するプログラムと、クライアント端末2から送信されて受信した、ファイル格納部13に格納されたファイルの中でクライアント端末2により再生されるファイルを指定するファイル指定情報に基づいて、生成された仮想ファイルf2の再生が指示されているか否かを判定するプログラムと、仮想ファイルf2の再生が指示されていると判定された場合に、当該仮想ファイルf2と関連付けて記憶されているファイルの内容に従って所定形式の再生可能データを生成するプログラム等が記憶され、これらの各プログラムが制御部16のCPUにより適宜読み出されて実行されるようにしても良い。
また、上記実施形態では、スライドショー再生の際にプレイリストを生成するようにしたが、これに限られるものではなく、例えば、一のディレクトリを一のアルバムとみなして、当該ディレクトリに格納されている画像ファイルを順次スライドショー再生するようにしても良い。この場合には、ディレクトリ名と仮想ファイル名とが対応することとなる。
さらに、上記実施形態では、通信回線として無線LANなどの無線ネットワークNを例示して説明したが、これに限られるものではなく、例えば、有線ネットワークであっても良い。
加えて、当該通信回線は、家庭内にて構築されたものであっても良いし、屋外にて構築されたものであっても良い。
また、上記実施形態では、クライアント・サーバシステムとしてファイル共有システム100を例示して説明したが、共有対象物はファイルに限られるものではなく、各種のデータや情報といった通信可能なものであれば如何なるものであっても良い。
本発明を適用したクライアント・サーバシステムの好適な一実施形態として例示するファイル共有システムの概略構成を模式的に示した図である。 図1のファイル共有システムを構成するクライアント端末の概略構成を示すブロック図である。 図1のファイル共有システムを構成するサーバ装置の概略構成を示すブロック図である。 図3のサーバ装置のデータ生成部による再生可能データ生成処理の行程を模式的に示した図である。 図4の再生可能データ生成処理に係るプレイリストを模式的に示した図である。 図4のデータ生成部による再生可能データ生成処理における動作概念を模式的に示した図である。 図1のファイル共有システムによる通信開始処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図1のファイル共有システムによるファイル再生処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 従来のファイル共有システムの概略構成を示す図である。
符号の説明
100 ファイル共有システム(クライアント・サーバシステム)
1 サーバ装置
11 通信I/F部(ファイルリスト送信手段)
12 ファイル処理部(仮想ファイル生成手段)
13 ファイル格納部(関連付情報記憶手段)
14 データ生成部(再生可能データ生成手段)
16 制御部(判定手段)
2 クライアント端末
21 通信I/F部(ファイル指定情報送信手段、ファイルリスト要求手段)
22 再生処理部(ファイル再生手段)
25 操作入力部
N 無線ネットワーク(通信回線)

Claims (5)

  1. ファイルを格納するファイル格納部を有するサーバ装置と、このサーバ装置と所定の通信回線を介して接続されたクライアント端末とを備え、前記サーバ装置と前記クライアント端末とで前記ファイルを共有するクライアント・サーバシステムであって、
    前記クライアント端末は、
    所定形式のファイルを再生するファイル再生手段と、
    前記ファイル格納部に格納された前記ファイルの中で、前記ファイル再生手段により再生されるファイルを指定するファイル指定情報を送信するファイル指定情報送信手段とを備え、
    前記サーバ装置は、
    前記ファイル格納部に格納された前記ファイルのうち、前記ファイル再生手段により再生不可能な形式のファイルに対応させて前記所定形式の仮想ファイルを生成する仮想ファイル生成手段と、
    前記仮想ファイル生成手段により生成された前記仮想ファイルと前記ファイル再生手段により再生不可能な形式のファイルの内容とを関連付けて記憶する関連付情報記憶手段と、
    前記ファイル指定情報送信手段から送信され受信した前記ファイル指定情報に基づいて、前記仮想ファイル生成手段により生成された前記仮想ファイルの再生が指示されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記仮想ファイルの再生が指示されていると判定された場合に、当該仮想ファイルと関連付けて前記関連付情報記憶手段に記憶されている前記ファイルの内容に従って前記所定形式の再生可能データを生成する再生可能データ生成手段とを備えることを特徴とするクライアント・サーバシステム。
  2. 前記クライアント端末は、
    前記ファイル格納部に格納されている前記ファイルのファイルリストを前記サーバ装置に要求するファイルリスト要求手段を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記ファイルリスト要求手段からの前記ファイルリストの要求に対して、前記仮想ファイルを含むファイルリストを前記クライアント端末に送信するファイルリスト送信手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のクライアント・サーバシステム。
  3. ファイルを格納するファイル格納部を有し、前記ファイルを共有するクライアント端末と所定の通信回線を介して接続されたサーバ装置であって、
    前記ファイル格納部に格納された前記ファイルのうち、前記クライアント端末により再生不可能な形式のファイルに対応させて当該クライアント端末にて再生可能な所定形式の仮想ファイルを生成する仮想ファイル生成手段と、
    前記仮想ファイル生成手段により生成された前記仮想ファイルと前記クライアント端末により再生不可能な形式のファイルの内容とを関連付けて記憶する関連付情報記憶手段と、
    前記クライアント端末から送信されて受信した、前記ファイル格納部に格納された前記ファイルの中で前記クライアント端末により再生されるファイルを指定するファイル指定情報に基づいて、前記仮想ファイル生成手段により生成された前記仮想ファイルの再生が指示されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記仮想ファイルの再生が指示されていると判定された場合に、当該仮想ファイルと関連付けて前記関連付情報記憶手段に記憶されている前記ファイルの内容に従って前記所定形式の再生可能データを生成する再生可能データ生成手段とを備えることを特徴とするサーバ装置。
  4. ファイルを格納するファイル格納部を有するサーバ装置と、このサーバ装置と所定の通信回線を介して接続されたクライアント端末とで前記ファイルを共有するファイル共有方法であって、
    前記ファイル格納部に格納された前記ファイルのうち、前記クライアント端末により再生不可能な形式のファイルに対応させて当該クライアント端末にて再生可能な所定形式の仮想ファイルを生成する処理と、
    生成された前記仮想ファイルと前記クライアント端末により再生不可能な形式のファイルの内容とを関連付けて記憶する処理と、
    前記クライアント端末から送信されて受信した、前記ファイル格納部に格納された前記ファイルの中で前記クライアント端末により再生されるファイルを指定するファイル指定情報に基づいて、生成された前記仮想ファイルの再生が指示されているか否かを判定する処理と、
    前記仮想ファイルの再生が指示されていると判定された場合に、当該仮想ファイルと関連付けて記憶されている前記ファイルの内容に従って前記所定形式の再生可能データを生成する処理とを行うことを特徴とするファイル共有方法。
  5. ファイルを格納するファイル格納部を有し、前記ファイルを共有するクライアント端末と所定の通信回線を介して接続されたサーバ装置に、
    前記ファイル格納部に格納された前記ファイルのうち、前記クライアント端末により再生不可能な形式のファイルに対応させて当該クライアント端末にて再生可能な所定形式の仮想ファイルを生成する機能と、
    生成された前記仮想ファイルと前記クライアント端末により再生不可能な形式のファイルの内容とを関連付けて記憶する機能と、
    前記クライアント端末から送信されて受信した、前記ファイル格納部に格納された前記ファイルの中で前記クライアント端末により再生されるファイルを指定するファイル指定情報に基づいて、生成された前記仮想ファイルの再生が指示されているか否かを判定する機能と、
    前記仮想ファイルの再生が指示されていると判定された場合に、当該仮想ファイルと関連付けて記憶されている前記ファイルの内容に従って前記所定形式の再生可能データを生成する機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010056739A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および記憶媒体
JP2010283584A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Casio Computer Co Ltd ファイル生成装置、ファイル生成方法、及びファイル生成プログラム

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