以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1を参照して、本発明の実施の携帯に係るコンテンツ配信システムについて説明する。コンテンツ配信システムは、たとえば、コンテンツを配信可能なデジタルメディアサーバ(DMS(Digital Media Server))として機能するコンテンツ配信装置と、デジタルメディアプレーヤー(DMP(Digital Media Player))として機能する映像表示装置とを備えるホームネットワークシステム10として実現される。図1は、ホームネットワークシステム10のシステム構成を表わす図である。
ホームネットワークシステム10は、デジタルメディアサーバ200と、映像表示装置の一態様であるテレビ110,120,130と、PDA140と、携帯電話800とを備える。デジタルメディアサーバ200と各映像表示装置とは、ホームネットワーク190を介してそれぞれ接続されている。デジタルメディアサーバ200およびテレビ110は、リビング102に配置されている。テレビ120は、寝室122に配置されている。テレビ130は、子供部屋132に配置されている。PDA140および携帯電話800は、たとえばホームネットワーク190に設けられている接続ターミナル(図示しない)を介してホームネットワークシステム10に接続される。あるいは、PDA140,携帯電話800において情報記録媒体の着脱が可能である場合には、各映像表示装置は、その媒体を介してホームネットワークシステム10に接続される。
図2を参照して、本実施の形態に係るデジタルメディアサーバ200の具体的構成を説明する。図2は、デジタルメディアサーバ200として機能するコンピュータシステムのハードウェア構成を表わすブロック図である。
デジタルメディアサーバ200は、データバスに接続されたCPU210と、デジタルメディアサーバ200の使用者による指示の入力を受け付けるマウス220およびキーボード230と、入力されたデータあるいはCPU210によるプログラムの実行により生成されるデータを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)240と、大容量のデータを格納可能なハードディスク250と、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)駆動装置260と、モニタ280と、通信IF(Interface)290とを含む。CD−ROM駆動装置260には、CD−ROM262が装着可能である。
デジタルメディアサーバ200における処理は、各ハードウェアおよびCPU210により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、RAM240あるいはハードディスク250に予め記憶されている。また、ソフトウェアは、CD−ROM262その他のデータ記録媒体に格納されて、プログラム製品として流通している場合もある。あるいは、当該ソフトウェアは、インターネットその他の通信回線に接続している情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。このようなソフトウェアは、CD−ROM駆動装置260その他の読取装置によりそのデータ記録媒体から読み取られた後に、あるいは、通信IF290を介してダウンロードされた後に、ハードディスク250に格納される。そのソフトウェアは、ハードディスク250からRAM240に実行可能な形式として読み出され、そして、CPU210によって実行される。
図2に示されるデジタルメディアサーバ200を構成する各ハードウェアは、一般的なものである。したがって、以下で説明する本発明の最も本質的な部分は、RAM240、ハードディスク250、CD−ROM262その他のデータ記録媒体に格納された、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、デジタルメディアサーバ200として機能するコンピュータシステムの各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
図3を参照して、本発明に係るデジタルメディアサーバ200の構成についてさらに説明する。図3は、デジタルメディアサーバ200によって実現される機能を概念的に表わすブロック図である。
デジタルメディアサーバ200は、ホームネットワーク190に接続され各映像表示装置から情報を受信する受信部310と、受信部310によって受信された情報から映像表示装置によるコンテンツの配信の要求を検知する配信要求検知部320と、受信部310によって受信された情報から映像表示装置の表示装置における表示領域のサイズの情報を取得する表示サイズ情報取得部330と、配信要求検知部320によって検知された要求に基づいてハードディスク250に格納されているコンテンツを読み出すコンテンツ読出部340と、コンテンツ読出部340によって読み出されたコンテンツと、表示サイズ情報取得部330によって取得された表示サイズの情報とに基づいて、配信要求を送信した映像表示装置に応じたコンテンツのデータを生成する配信データ生成部350と、表示サイズ情報取得部330によって取得された、各映像表示装置の表示領域におけるサイズの情報を格納する表示サイズ情報記憶部360と、受信部310を介して受信された信号あるいは外部から取得された信号により実現されるコンテンツを格納するコンテンツ記憶部370と、配信データ生成部350によって生成されたコンテンツを当該コンテンツの配信を要求した映像表示装置に送信する送信部380とを含む。
好ましくは、表示サイズ情報取得部330は、映像表示装置が備える表示装置の解像度を取得する。あるいは、表示サイズ情報取得部330は、当該解像度を特定するための情報を取得する。この場合、デジタルメディアサーバ200は、当該情報が関連付けられている解像度情報から、当該映像表示装置の解像度を取得する。
好ましくは、配信データ生成部350は、配信を求める映像表示装置における解像度に合わせて映像コンテンツのデータを間引くことにより、配信用の映像コンテンツのデータを生成する。これにより、映像表示装置における解像度がデジタルメディアサーバ200において予め規定されている解像度よりも小さい場合には、配信される解像度は映像表示装置の解像度まで落とされる。なお、映像信号に対する間引き処理は、当業者にとって容易に理解できるものであるため、ここでは詳細な説明は述べない。
ここで、図2および図3の対応は、たとえば、以下のとおりである。すなわち、受信部310および送信部380は、通信IF290によって実現される。配信要求検知部320と、表示サイズ情報取得部330と、コンテンツ読出部340と、配信データ生成部350とは、CPU210によって実現される。表示サイズ情報記憶部360とコンテンツ記憶部370とは、たとえばハードディスク250によって実現される。
図4を参照して、デジタルメディアサーバ200のデータ構造について説明する。図4は、ハードディスク250におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。ハードディスク250は、映像表示装置の表示領域のサイズの情報を格納するための領域410〜418と、入力が受付けられたコンテンツを格納するための領域420〜428と、デジタルメディアサーバ200の動作を規定するためのプログラムを格納する領域430〜434とを含む。
各映像表示装置についてのサイズ情報を特定するための番号は、領域410に格納されている。ホームネットワーク190において映像表示装置を特定するためのアドレスは、領域412に格納されている。映像表示装置を識別するためのデータ(DMP−ID)は、領域414に格納されている。各映像表示装置が備える表示部の表示領域の大きさを表わす情報は、領域416に格納されている。当該情報は、たとえば、表示領域の解像度、あるいは解像度に対応付けられた番号等である。当該情報が取得された日付情報は、領域418に格納されている。領域410〜領域418に格納されているデータは、それぞれ相互に関連付けられている。したがって、たとえば領域410,412,414のいずれかを特定することにより、該当する映像表示装置の表示サイズの情報を取得することができる。
各映像表示装置に配信可能なコンテンツに関し、たとえば映画は、領域420に格納されている。ドラマは、領域422に格納されている。スポーツに関するコンテンツは、領域424に格納されている。その他のコンテンツも、ハードディスク250において確保された領域に同様に格納されている。デジタルメディアサーバ200が、映像表示装置からコンテンツを配信する要求を受信したとき、その要求に含まれるコンテンツを特定するためのデータに基づいて、領域420から428に格納されているデータが読み出され、その要求を送信した映像表示装置に送信される。
各コンテンツは、各々の属性情報として、ビットレート、当該コンテンツが表示される表示装置として予め想定されている解像度等を含む。当該解像度が配信を要求した映像表示装置における解像度と異なる場合には、後述するように、当該コンテンツのデータ量は、当該映像表示装置に合わせて変換される。
図4を再び参照して、デジタルメディアサーバ200の基本的な動作を実現するためのオペレーティングシステムは、領域434に格納されている。映像表示装置が備える表示装置における表示領域のサイズ情報を取得するための表示サイズ情報要求プログラムは、領域432に格納されている。配信を求める映像表示装置にコンテンツを送信するためのコンテンツ配信プログラムは、領域430に格納されている。領域430〜434に格納されているプログラムは、たとえば図2に示されるCPU210によって実行される。これらのプログラムが実行されると、他の領域に格納されているデータが読み出され、読み出されたデータは、通信IF290を介してホームネットワーク190に送出される。
ここで、図5を参照して、デジタルメディアサーバ200から映像表示装置に送信される信号500について説明する。図5は、信号500の概念的な構成を表わす図である。信号500は、ヘッダ510と、制御コード520と、制御コードによって規定される内容の対象530と、伝送内容が正確であるか否かを確認するためのCRC(Cyclic Redundancy Check)540とを含む。
ヘッダ510は、送信先を特定するためのデータと、送信元(すなわちデジタルメディアサーバ200)を特定するためのデータ(たとえば送信元アドレス)とを含む。このような構成を有する信号500がデジタルメディアサーバ200から各映像表示装置に送信されると、信号500を受信した映像表示装置は、自己の内部メモリに格納されている表示サイズ情報を読み出して、その情報が含まれる信号をデジタルメディアサーバ200に返信する。この処理については後述する。
信号500が送信されるタイミングは、デジタルメディアサーバ200がホームネットワーク190と映像表示装置との接続を検知した時、予め設定された送信タイミングが到来した時、デジタルメディアサーバ200がホームネットワーク190に接続された映像表示装置からのコンテンツの配信要求を受信した時、あるいは、デジタルメディアサーバ200の使用者が信号500を送信する指示を入力した時等である。
次に、図6を参照して、デジタルメディアサーバ200の制御構造について説明する。図6は、映像表示装置がホームネットワーク190に接続された場合にCPU210が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS610にて、デジタルメディアサーバ200のCPU210は、映像表示装置の接続を検知する。当該接続は、たとえば、外部からの信号の受信が通信IF290を介して行なわれた場合に検知される。
ステップS620にて、CPU210は、映像表示装置に対して、その装置が備えるディスプレイの最大表示サイズ情報の送信要求を送信する。この要求は、たとえば図5に示される制御構造を有する信号500によって実現される。具体的には、CPU210は、上記接続の検知に基づいて送信要求を含む信号を生成し、当該信号を通信IF290を介して映像表示装置に送信する。なお、送信要求が送信されるタイミングは、上記の場合に限られない。たとえば、デジタルメディアサーバ200がコンテンツの配信要求を受信した時に、当該送信要求が生成され、送信されてもよい。
ステップS630にて、CPU210は、映像表示装置から当該最大表示サイズ情報を受信する。ステップS640にて、CPU210は、最大表示サイズ情報をハードディスク250において予め確保された領域に保存する。これにより、デジタルメディアサーバ200は、ホームネットワーク190に接続されている各映像表示装置の表示領域のサイズ情報を取得することができる。
図7を参照して、デジタルメディアサーバ200の制御構造についてさらに説明する。図7は、デジタルメディアサーバ200がコンテンツを配信するために実行する圧縮処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS710にて、CPU210は、映像表示装置からコンテンツの配信要求を受信する。配信要求は、当該端末を識別するためのデータと配信が求められているコンテンツを識別するためのデータとを含む。ステップS720にて、CPU210は、ハードディスク250からその映像表示装置の最大表示サイズ情報(図4における領域416)を読み出す。
ステップS730にて、CPU210は、配信が要求されたコンテンツのデータ量を圧縮する必要があるか否かを判断する。この判断は、たとえば読み出した表示サイズ情報と当該コンテンツが当初記録されているサイズ情報とを比較することにより行なわれる。たとえば、映像表示装置のサイズ情報とコンテンツのそのサイズ情報とが一致する場合には、CPU210は、当該コンテンツのデータ量を圧縮する必要はないと判断する。このような場合は、たとえば、コンテンツにおいて予め規定されている解像度と映像表示装置における解像度とが一致する場合である。CPU210がデータ量を圧縮する必要があると判断すると(ステップS730にてYES)、処理はステップS740に移される。そうでない場合には(ステップS730にてNO)、処理はステップS760に移される。
ステップS740にて、CPU210は、読み出した表示サイズ情報に基づいて映像表示装置に合わせてコンテンツのデータを圧縮する。たとえば、CPU210は、映像表示装置の解像度になるまで、コンテンツの解像度を落とすための間引き処理を実行する。間引き処理は、たとえば単純間引きであるが、その他の処理であってもよい。
ステップS750にて、CPU210は、その映像表示装置に圧縮後のコンテンツを配信する。ステップS760にて、CPU210は、その映像表示装置に対して読み出したコンテンツを圧縮することなくそのまま配信する。
このようにして、映像を表示するためのデータがデジタルメディアサーバ200から映像表示装置に配信されると、映像表示装置は、配信されたデータに基づいて当該映像を表示する。
そこで、図8を参照して、本実施の形態に係る映像表示装置として機能する携帯電話800について説明する。図8は、携帯電話800のハードウェア構成を表わすブロック図である。
図8に示されるように、携帯電話800は、信号の送受信を行なうアンテナ808と、通話を制御するための通信部802と、携帯電話800の動作を制御するための処理を実行するCPU810と、指示の入力を受け付けるメイン操作部820およびサブ操作部830と、被写体を撮影して映像信号を出力するカメラ840と、データを不揮発的に格納するフラッシュメモリ844と、データを揮発的に格納するRAM846と、予め準備された情報を格納するデータ用ROM848と、入力されるデータに基づいて映像を表示するメインディスプレイ850およびサブディスプレイ860と、予め設定された信号処理を音声信号に対して行なうための音声信号処理回路870と、マイク872と、スピーカ874と、入力される信号に基づいて発光するLED(Light Emitting Diode)876と、通信回線を介してデータの通信を行うデータ通信IF878と、メモリカード駆動部880と、入力される制御信号に基づいて発振する発振回路884とを含む。メモリカード駆動部880には、メモリカード882が装着される。
アンテナ808が信号を受信すると、その信号は通信部802に入力される。通信部802は、入力信号に対して予め定められた処理を実行してCPU810に対して処理後の信号を送出する。一方、CPU810から出力される送信用の信号は、通信部802に入力される。通信部802が予め定められた送信処理を実行して出力すると、出力された信号は、アンテナ808を介して無線送信される。
メイン操作部820は、たとえばカーソル移動キー、12キーその他のボタン(図示しない)により実現される。あるいは、ダイヤル式の入力装置によっても実現可能である。携帯電話800のユーザがメイン操作部820を介して指示を入力すると、その指示に対応する信号がメイン操作部820から出力され、CPU810に入力される。CPU810は、その入力信号に対して予め定められた処理を実行する。なお、ユーザによる指示は、たとえばカーソルを移動する指示、カーソルによる項目の選択を確定して実行する指示その他の指示を含む。サブ操作部830は、たとえば押下に応じた信号を出力するボタンによって実現される。当該ボタンは、複数であってもよい。サブ操作部830も、メイン操作部820と同様に、操作に応じて予め規定された信号をCPU810に送信する。
具体的には、メイン操作部820は、メディアサーバ200による提供が可能なコンテンツの一覧をメインディスプレイ850に表示するための指示を受け付ける。さらに、メイン操作部820は、選択された画像に対する選択の確定の指示を受け付ける。これにより、ユーザが視聴を希望するコンテンツが選択される。
メインカメラ840は、たとえば固体撮像素子CCD(Charge Coupled Device)により実現される。メインカメラ840は、被写体を撮像してその被写体の映像信号を生成して出力する。出力された信号は、CPU810に入力される。CPU810は、その信号に対して予め定められた処理を実行して、メインディスプレイ850あるいはサブディスプレイ860に出力する。この処理には、たとえばメインディスプレイ850あるいはサブディスプレイ860の画像表示領域の大きさに応じて画像表示用のデータを生成する処理が含まれる。
マイク872は、音声の入力を受け付けて、その音声を信号に変換して出力する。出力された信号は音声信号処理回路870に入力される。音声信号処理回路870は、予め定められた信号処理を実行してCPU810に出力する。この処理には、たとえば音声信号の出力レベルの調整が含まれる。CPU810は、この信号を通信部802に出力し、アンテナ808を介して無線送信する。あるいは、CPU810は、その信号をデータ通信IF878に出力する。
携帯電話800がアンテナ808を介して受信した音声信号は、通信部802とCPU810とを経て音声信号処理回路870に入力される。音声信号処理回路870は、その信号を予め定められた処理に基づいて変換し、スピーカ874に出力する。
フラッシュメモリ844は、各処理の実行のためのデータを記憶する。フラッシュメモリ844におけるデータ構造および各処理については、後述する。
RAM846は、CPU810が実行する処理データを一時的に格納する。CPU810は、RAM846に格納されているデータを読み出し、予め定められた複数の処理を実行する。実行される各処理は、デジタルメディアサーバ200と通信するための処理、フラッシュメモリ844その他の記憶装置に格納されている映像音声信号を読み出してメインディスプレイ850あるいはサブディスプレイ860に映像を表示する処理、音声をスピーカ874に出力させる処理、通信部802を介した通話処理などを含む。
データ用ROM848は、携帯電話800が有するアプリケーションプログラム(たとえばメール編集プログラム、画像処理プログラム、音声再生プログラム、その他のプログラム)を記憶する。これらのプログラムは、CPU810により読み出されて、予め定められた処理が実行された後、各処理に対応したデータがRAM846に書き込まれる。メインディスプレイ850あるいはサブディスプレイ860はそのデータに基づいて画像を表示する。
メインディスプレイ850およびサブディスプレイ860は、たとえば液晶、有機EL(Electro Luminescence)等により実現される。いずれのディスプレイも、その他のデバイスによって実現されてもよい。各ディスプレイは、CPU810により読み出されたデータに基づいて画像を表示する。
LED876は、電話の着信あるいはメール受信の検知に応答してCPU810により出力される発光指令に基づいて、予め定められた色による発光動作を行なう。この場合、LED876は、特定の色に限られず、複数の色を含んでもよい。また、発光手段は、LED876に限られず他の態様であってもよい。
データ通信IF878は、たとえば通信ケーブル(図示せず)を介してデータ通信をするためのインターフェイスである。このインターフェイスの態様は、特に限られない。
発振回路884は、電話の着信、メールの受信その他の状態を振動により報知する。電話あるいはメールの受信が検知されると、CPU810は、予め定められた振動周波数に基づいて発振する指令を発振回路884に送出する。発振回路884は、当該指令に基づいて発振する。なお、この発振の態様は、電話の発信者あるいはメール送信者に応じて切り換えるようにしてもよい。また、発振手段は発振回路884に限られない。
メモリカード駆動部880は、データの読み込みおよび書き込みが可能であり、着脱が可能なメモリカード882を駆動する。すなわち、メモリカード882がメモリカード駆動部880に装着されると、メモリカード882に格納されているデータが読み出され、RAM846に一時的に書き込まれる。あるいは、メモリカード駆動部880は、CPU810からの指令に基づいて、RAM846に格納されているデータをメモリカード882に書き込む。このように、携帯電話800に対して着脱可能なデータ記録媒体を備えることにより、ユーザが設定したデータその他携帯電話800の各記憶装置に格納されているデータを、その他の情報通信装置に移送することができる。
上記したように、本実施の形態に係る携帯電話800の機能は、各ハードウェアおよびCPU810により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、フラッシュメモリ844、RAM846、データ用ROM848等の記憶手段に予め記憶されている場合がある。あるいは、メモリカード882その他の着脱可能な情報記録媒体に格納されてプログラム製品として流通し、メモリカード駆動部880によりその情報記録媒体から読み取られて、フラッシュメモリ844に一旦格納される場合もある。そのソフトウェアは、フラッシュメモリ844からRAM846に読み出されて、CPU810によって実行される。図8に示される携帯電話800のハードウェア構成は、上記の構成およびその動作の範囲内において、コンピュータ装置に対応し、この範囲内において一般的なものである。したがって、本発明の最も本質的な部分は、フラッシュメモリ844、RAM846、データ用ROM848、メモリカード882その他の記憶装置に記録されたソフトウェアであるともいえる。なお、このコンピュータ装置の各ハードウェアの動作は周知であるので、ここではその説明は繰り返さない。
なお、携帯電話800は、折り畳み可能な構成でなくてもよい。また、携帯電話800は、必ずしも複数の表示装置を有する必要はなく、少なくとも1つの表示装置を有していればよい。また、携帯電話800は、必ずしもメモリカード駆動部880を有する必要はない。また、記憶装置の構成は、図8に示されるような構成に限られず、携帯電話800は少なくとも1つの記憶装置を有していればよい。
次に、図9を参照して、携帯電話800を実現するCPU810の構成について説明する。図9は、CPU810によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。
CPU810は、メインディスプレイ850の表示サイズの情報の送信の要求を検知する送信要求検知部910と、その要求の検知に基づいてデータ用ROM848に予め書込まれている表示サイズ情報を読み出すための読出部920と、読出部920によって読み出された表示サイズ情報をデータ通信IF878を介して送信するための送信制御部930と、ホームネットワーク190を介して取得され、フラッシュメモリ844に格納されるコンテンツの表示を制御するためのコンテンツ表示制御部940とを含む。
これらの機能は、たとえば、CPU810が各機能を実現するための処理を実行するプログラムを実行することにより、実現される。各プログラムは、フラッシュメモリ844あるいはデータ用ROM848に格納されている。
図10を参照して、携帯電話800のデータ構造について説明する。図10は、フラッシュメモリ844におけるデータの格納の一態様を表わす図である。フラッシュメモリ844は、携帯電話800の製品情報を格納するための領域1010〜1014と、データ通信IF878あるいはメモリカード882を介して取得されたコンテンツを格納するための領域1020,1022とを含む。
携帯電話800が属する種類を特定するための機器番号(mobile)は、領域1010に格納されている。携帯電話800に固有な製造番号(12345678)は、領域1012に格納されている。メインディスプレイ850の表示サイズは、領域1014に格納されている。当該表示サイズは、たとえば解像度として、640×480のように表わされる。コンテンツとして取得されたドラマは、領域1020に格納されている。またニュースは、領域1022に格納されている。さらに他のコンテンツが別の領域に格納されていてもよい。
次に、図11を参照して、携帯電話800からデジタルメディアサーバ200に対して送信される信号1100について説明する。図11は、信号1100の構造を概念的に表わす図である。信号1100は、データを格納する領域1110〜1140を含む。
ヘッダは、領域1110に格納されている。制御コードは、領域1120に格納されている。制御コードに含まれる内容に対するデータは、領域1130に格納されている。CRCは、領域1140に格納されている。ヘッダは、信号1100の送信先(デジタルメディアサーバ200)を特定するためのデータ(たとえば送信先アドレス)と、信号1100の送信元(携帯電話800)を特定するためのデータ(送信元アドレス)とを含む。制御コードの内容は、たとえば「回答送信」である。領域1130には、回答の内容である最大表示サイズ情報が解像度(640×480)として格納されている。
信号1100が携帯電話800からデジタルメディアサーバ200に送信されるタイミングは、上述のように、デジタルメディアサーバ200からの送信要求を受信した後に限られない。たとえば、携帯電話800がホームネットワーク190に接続された時に、信号1100が送信されてもよい。この場合、領域1120には、制御コードとして「回答送信」に代えて、ホームネットワーク190への接続に応答して送信されることを表わすデータが格納される。また、領域1130には、解像度以外に、複数の解像度の中からいずれかを識別するための識別番号が格納されてもよい。
図12を参照して、携帯電話800の制御構造について説明する。図12は、携帯電話800のCPU810が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。以下の処理は、たとえば、携帯電話800がホームネットワーク190に接続された時、携帯電話800とデジタルメディアサーバ200との間で予め設定された初期化のための通信処理が行なわれる時などに実行される。
ステップS1210にて、CPU810は、ホームネットワーク190を介してデジタルメディアサーバ200から最大表示サイズ情報の送信要求を受信する。この送信要求は、たとえば図5に示される信号500によって実現される。ステップS1220にて、CPU810は、フラッシュメモリ844から最大表示サイズ情報を読み出す。ステップS1230にて、CPU810は、読み出した最大表示サイズ情報を含む送信用のデータを生成する。このデータは、たとえば図11に示される信号1100として実現される。ステップS1240にて、CPU810は、デジタルメディアサーバ200に対して生成した送信用のデータを送信する。
このようにして最大表示サイズ情報がデジタルメディアサーバ200に送信されると、図4に示されるように、新たな情報が領域410〜418に書き込まれる。デジタルメディアサーバ200は、その情報に基づいて映像表示装置に応じたコンテンツデータを生成し、配信する。
そこで、以上のような構造およびフローチャートに基づく本実施の形態に係るデジタルメディアサーバ200と携帯電話800との動作について説明する。
[デジタルメディアサーバ200による最大表示サイズ情報の取得]
携帯電話800がホームネットワーク190に接続されると(ステップS610)、デジタルメディアサーバ200はその接続を検知する。デジタルメディアサーバ200は携帯電話800に対して最大表示サイズ情報の送信要求を送信する(ステップS620)。携帯電話800がその要求を受信すると(ステップS1210)、最大表示サイズ情報はフラッシュメモリ844から読み出される(ステップS1220)。その情報が含まれる信号1100が生成され(ステップS1230)、デジタルメディアサーバ200に送信されると(ステップS1240,S630)、デジタルメディアサーバ200は、その情報を含む信号を受信し、ハードディスク250において確保された領域に格納する(ステップS640、図4)。
[コンテンツの配信]
その後、デジタルメディアサーバ200が携帯電話800からコンテンツの配信要求を受信すると(ステップS710)、配信が要求されたコンテンツのデータは、携帯電話800のメインディスプレイ850の最大表示サイズに合わせて圧縮される(ステップS750)。そのデータがデジタルメディアサーバ200から携帯電話800に配信され(ステップS750)、フラッシュメモリ844に格納される。ユーザが携帯電話800に対して映像を再生する指示を入力すると、携帯電話800は、メイン操作部820を介した再生指令の入力に基づいてそのコンテンツをメインディスプレイ850に表示する。
以上のようにして、本実施の形態に係るホームネットワークシステム10によると、コンテンツを配信するデジタルメディアサーバ200は、配信を要求する映像表示装置に応じたデータサイズを有するコンテンツに変換し、変換後のコンテンツを当該映像表示装置に送信する。映像表示装置は、受信したコンテンツのデータサイズを変換することなく当該コンテンツを表示する。
<変形例>
以下、本実施の形態の変形例について説明する。本発明に係るコンテンツ配信装置として機能するデジタルメディアサーバは、たとえば図2に示されるような構成を有するコンピュータシステム以外に、HDDレコーダ、DVDプレーヤーその他のデジタル信号で表わされるコンテンツを送信可能な装置によっても実現可能である。
そこで、図13を参照して、デジタルメディアサーバの他の態様であるHDD内蔵DVDレコーダ1300について説明する。図13は、HDD内蔵DVDレコーダ1300のハードウェア構成を表わすブロック図である。
HDD内蔵DVDレコーダ1300は、データを格納するためのメモリ1312と、格納されているデータおよび外部から入力される指示に基づいて予め定められた処理を実行するシステム制御回路1310と、外部から使用者の指示の入力を受け付ける操作部1322と、リモコン信号を受信して所定の制御信号をシステム制御回路1310に出力する受光部1324と、時刻を計測して当該時刻を表わす信号をシステム制御回路1310に出力する計時回路1326と、HDD内蔵DVDレコーダ1300の作動状態を表わす情報を表示する表示部1328とを含む。ここで、作動状態とは、たとえば、HDD内蔵DVDレコーダ1300における時刻情報、後述するチューナによる受信状態、番組の録画状態等である。
HDD内蔵DVDレコーダ1300は、さらに、テレビジョン放送用の電波を受信するアンテナ1390と、受信された電波から、システム制御回路1310によって指示された周波数の電波を選局するチューナ1330と、外部から映像および音声信号の入力を受け付ける外部入力部1332と、入力される信号に対して予め定められた圧縮処理を実行することにより符号化するMPEG(Moving Picture Experts Group)エンコーダ1352と、システム制御回路1310からの指示に基づいてデジタルデータの書き込みを受け付け、当該デジタルデータを格納するハードディスク装置1340と、DVD1372の装着を受け付け、DVD1372を駆動し、映像音声データの記録および再生を行なうDVD駆動装置1370と、圧縮されている映像音声信号を復号するMPEGデコーダ1354と、映像の表示画面にHDD内蔵DVDレコーダ1300の作動状態その他の情報を表示する信号を生成するOSD(On Screen Display)画像生成回路1314と、OSD画像生成回路1314により生成された信号とMPEGデコーダ1354からの出力信号とを合成して出力する合成回路1358と、入力されるデジタル信号をアナログ信号に変換して出力するD/A(Digital to Analog)変換部1360と、ホームネットワーク190の接続を受け付けてホームネットワーク190に対して映像音声信号を出力する出力部1368とを含む。
ハードディスク装置1340は、ハードディスク1344と、ハードディスク1344に対するデータの記録および再生を行なうヘッド1342とを含む。HDD内蔵DVDレコーダ1300は、ホームネットワーク190を介して携帯電話800その他の映像表示装置に接続される。
また、ネットワークを介してコンテンツの配信を受ける映像表示装置は、図8に示される携帯電話800に限られない。映像表示装置は、映像が表示される表示領域の大きさを識別する情報(たとえば解像度)をコンテンツ配信装置に送信可能な装置であれば、実現される。たとえば、図1に示されるように、テレビ110,120,130あるいはPDA140によっても実現される。
そこで、図14を参照して、本発明に係る映像表装置として機能するテレビ1400について説明する。図14は、テレビ1400のハードウェア構成を表わすブロック図である。
図14に示されるように、テレビ1400は、放送信号を受信するアンテナ1402と、外部からの信号の入力を受け付ける外部入力部1404と、リモコン装置(図示しない)からの制御信号を受信する受光部1406と、テレビ1400の視聴者による指示を受け付ける操作部1408と、テレビ1400による動作を制御するCPU(Central Processing Unit)1410と、CPU1410により指示されたチャンネルを選局するチューナ1414と、切換回路1416と、CPU1410からの指示に基づいて切換回路1416からの信号に対する処理を行なう信号処理回路1420と、ドライバ1428と、ディスプレイ1430と、アンプ1436a,1436bと、スピーカ1440a,1440bと、ホームネットワーク190に接続される通信I/F1450とを備える。CPU1410は、メモリ1412を含む。信号処理回路1420は、分離回路1422と、OSD(On Screen Display)回路1424とを含む。
アンテナ1402により受信された放送信号は、チューナ1414に伝送される。チューナ1414は、CPU1410からの制御信号に基づいて選局が指示されたチャンネルを選択する。
外部入力部1404により入力が受け付けられた映像音声信号は、切換回路1416に伝送される。外部入力部1404は、映像信号と音声信号とを別々に入力を受け付けるものであってもよいし、各々の信号を伝送するケーブルを1つにまとめたものであってもよい。
切換回路1416は、CPU1410からの切換指令に基づいてチューナ1414から出力される信号と外部入力部1404から出力される信号とのいずれかを選択的に出力する。切換回路1416から出力された信号は、分離回路1422に入力される。分離回路1422は、CPU1410からの指令に基づいて、映像信号と音声信号とを分離するための処理を実行する。分離回路1422から出力される映像信号は、OSD回路1424に入力される。分離回路1422から出力される音声信号は、アンプ1436a,1436bにそれぞれ伝送される。
OSD回路1424は、CPU1410からの指令に基づいてディスプレイ1430に画像を表示するための信号を生成する。画像は、文字情報を含む。文字情報には、チューナ1414により選局されているチャンネルを表わす数字、音量レベルを表わす表示、テレビ1400の動作を表わす表示を含む。動作を表わす表示は、音量のアップまたはダウン、コントラストの変更等を含む。より具体的には、OSD回路1424は、分離回路1422から出力される映像信号とメモリ1412に格納されているデータに基づいて生成される画像信号とを合成し、当該合成により生成された信号をドライバ1428に対して出力する。
ドライバ1428は、OSD回路1424から出力される信号に基づいてディスプレイ1430における映像の表示処理を実行する。アンプ1436a,1436bは、分離回路1422から出力される各々の音声信号を増幅してスピーカ1440a,1440bにそれぞれ伝送する。スピーカ1440a,1440bは、その信号に基づいて音声を出力する。
通信I/F1450は、ホームネットワーク190を介してデジタルメディアサーバ200と通信する。たとえば、通信I/F1450は、デジタルメディアサーバ200によって送信された、表示サイズ情報の送信要求を受信する。あるいは、通信I/F1450は、当該要求に応答してCPU1410によって読み出された表示サイズ情報が含まれるデータを、デジタルメディアサーバ200に送信する。
上記のような構成を有するテレビ1400のCPU1410は、たとえば、図9に示されるような各機能を実現する。これらの機能は、CPU1410に各機能に対応する処理を実現するソフトウェアを実行させることにより実現される。したがって、CPU1410の機能の詳細は、繰り返さない。
テレビ1400は、通信I/F1450を介してホームネットワーク190に接続されてデジタルメディアサーバ200と通信することにより、コンテンツの配信を受けることが可能になり、映像表示装置として機能する。この場合も、配信されるコンテンツのデータは、テレビ1400のディスプレイ1430における最大表示サイズに応じて変換されているため再度変換する必要がない。その結果、テレビ1400は、配信されたコンテンツを遅延なく表示することができる。
以上のようにして、本実施の形態に係るデジタルメディアサーバ200によれば、映像表示装置としての携帯電話800あるいはテレビ1400が備える表示装置に応じたデータサイズのコンテンツが配信される。したがって、コンテンツの配信時におけるホームネットワーク190の通信帯域を必要以上に使用しないため、ホームネットワーク190における他の通信が妨げられることを防止することができる。また、各映像表示装置は、既に圧縮されたデータに基づいて映像を表示する処理を実行すればよい。したがって、映像の表示の際に、再度の圧縮処理を行なう必要がなくなるため、各端末のCPUその他の演算処理装置の能力を必要以上に使用する必要がなくなる。これにより、コンテンツが表示される品質を向上させることができる。また、各演算処理装置他の処理のために使用することができる。また、演算処理装置のスペックを増大させる必要がなくなるため、映像表示装置のコストの増加を抑制することができる。さらに、映像表示装置は、再生に使用されないデータを保存する必要がなくなるため、コンテンツを保存するためのメモリの容量が増加することを防止できる。
なお、上記の実施の形態においては、コンテンツ配信システムの一態様として、家庭内におけるホームネットワーク190を使用するホームネットワークシステム10について説明してきたが、ネットワークの態様は、ホームネットワーク190に限られない。たとえば、インターネットに接続されるネットワークであってもよい。
また、映像表示装置からコンテンツ配信装置に対して送信される信号の構成は、図11に示されるものに限られない。たとえば、映像表示装置の表示領域のサイズ情報(たとえば解像度)と、コンテンツの配信要求とが、1つの信号としてコンテンツ配信装置に送信されてもよい。
そこで、図15を参照して、他の局面における信号の構成について説明する。図15は、2つの制御コードを有する信号1500の構成を概念的に表わす図である。信号1500は、データを格納する領域1510〜1560を含む。信号1500は、映像表示装置における解像度と、配信が指示されたコンテンツの名称とを含む。
具体的には、ヘッダは、領域1510に格納されている。2つの制御コードのうち第1番目の制御コードは、領域1520に格納されている。当該制御コードに対するデータ項目は、領域1530に格納されている。第2番目の制御コードは、領域1540に格納されている。当該制御コードに対するデータ項目は、領域1550に格納されている。CRCは、領域1560に格納されている。
信号1500がたとえば携帯電話800からデジタルメディアサーバ200に送信されると、デジタルメディアサーバ200は、領域1530に格納されている解像度を読み出し、ハードディスク250における領域410〜418に格納する(図4)。デジタルメディアサーバ200は、コンテンツのデータサイズを当該解像度にまで落とす処理を実行する。デジタルメディアサーバ200は、そのようにして生成されたコンテンツを、信号1500を送信した携帯電話800に配信する。これにより、表示領域の情報とコンテンツの配信要求との同期を取りつつ当該コンテンツの配信を実現することができる。コンテンツの配信を求める映像表示装置における解像度の情報が常に最新のものになるため、配信用のコンテンツが誤った解像度に基づいて変換されることを防止することができる。
また、表示領域の情報を当該配信要求とは別個に送信する場合に比べて、映像表示装置とコンテンツ配信装置との間の通信を簡略化することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 ホームネットワークシステム、102 リビング、110,120,130、1400 テレビ、122 寝室、132 子供部屋、140 PDA、200 デジタルメディアサーバ、262 CD−ROM、500,1100,1500 信号、808,1402 アンテナ、882 メモリカード、1300 HDD内蔵DVDレコーダ、1372 DVD、1428 ドライバ、1436a,1436b アンプ。