JP4342812B2 - ロック装置付きドアはね上げ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロック装置付きドアはね上げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明者は、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、及び特許文献6において、ドアのはね上げ装置を提案している。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−310039
【0004】
【特許文献2】
特開平11−334376
【0005】
【特許文献3】
特開2000−313362
【0006】
【特許文献4】
特開2001−105866
【0007】
【特許文献5】
特開2001−121964
【0008】
【特許文献6】
特開平9−323546
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記の文献に記載のドアのはね上げ装置は、はね上げ機構としては安定した特性を示すものであるが、ドアの開放状態の安定性については、なお一層の改良が望まれる。よって、本発明の目的は、ドアの開放状態が安定して維持されるロック装置付きドアはね上げ装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1の視点において、荷箱のはね上げドアと、ばね機構と、前記はね上げドアと前記ばね機構との間に連結されたリンク機構と、前記荷箱に内蔵され、前記はね上げドアと該はね上げドアに対して静止されている定置部材との間を連結する別のリンク機構を、該はね上げドアが開放位置から下がらないよう、解除可能にロックすることにより、前記はね上げドアを該開放位置で停止させるロック機構と、を有し前記ロック機構は、前記別のリンク機構に設けられたカム部と、前記カム部と摺接し自重、付勢又は操作により前記別のリンク機構をロックする位置とロックを解除する位置との間を移動する爪と、を含んで構成される、ことを特徴とするロック装置付きドアはね上げ装置及びそれを有する荷箱を提供する。
【0011】
本発明は、第2の視点において、荷箱のはね上げドアと、ばね機構と、前記はね上げドアと前記ばね機構との間に連結されたリンク機構と、前記荷箱に内蔵され、前記はね上げドアと該はね上げドアに対して静止されている定置部材との間を連結する別のリンク機構を、該はね上げドアが開放位置から下がらないよう、解除可能にロックすることにより、前記はね上げドアを該開放位置で停止させるロック機構と、を有し、前記ロック機構は、前記別のリンク機構に対して静止している部材に形成された溝と、前記別のリンク機構に連結されるレバーと、前記レバーに取付けられ前記溝と係合して該溝内で自重、付勢又は操作により前記別のリンク機構をロックする位置とロックを解除する位置との間を移動するピンと、を含んで構成される、ことを特徴とするロック装置付きドアはね上げ装置及びそれを有する荷箱を提供する。
【0014】
本発明によれば、ロック機構がドアに連結されたリンク機構を解除可能に停止させることによって、ドアの開放状態が安定して維持される。これによって、強風によってドアが煽られたときも、ドアの開放状態が安定して維持され、操作者が一層安心して、例えば、荷降ろし作業ができるようになる。また、荷箱内にロック装置が配置されていることにより、ロックの安定性が向上され、ロック装置と荷物等との干渉も防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明のロック装置付きドアはね上げ装置は、はね上げ式ドア、例えば、バン型トラックの荷箱、コンテナ、倉庫、或いは展示又はステージ活動ができる各種荷箱のはね上げ式ドアに好適に適用される。
【0016】
本発明の好ましい実施の形態においては、ドアとばね機構を連結するリンク機構ではなく、ドアとドアに対して静止している定置部材とを連結する別のリンク機構にロック機構が作用する。
【0017】
本発明の好ましい実施の形態においては、はね上げドアの内側と荷箱との間に配置されたリンク機構にロック機構が作用する。
【0018】
本発明の他の好ましい実施の形態においては、はね上げドアの外側にリンク機構とそれに作用するばね機構が配置され、はね上げドアの内側と荷箱との間に配置され且つはね上げドアに連結された別のリンク機構にロック機構が作用する。
【0019】
本発明の好ましい実施の形態においては、荷箱の屋根とはね上げドアの外側に亘ってリンク機構が配置され、荷箱の屋根上に前記リンク機構に作用するばね機構が配置され、はね上げドアの内側と荷箱との間に配置され且つはね上げドアに連結された別のリンク機構にロック機構が作用する。
【0020】
【実施例】
【0021】
[第1の実施例(参考例)]
【0022】
図1は、本発明によるロック装置付きドアはね上げ装置が好適に適用される荷箱の例を説明するための図であって、(A)後部開放式バン型トラック、(B)側部開放式バン型トラックの斜視図である。後述する本発明の一実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置は、図1(A)に示した荷箱1の後部ドア2aのロック装置付きドアはね上げ装置、又は図1(B)に示した荷箱1の側部ドア2bのロック装置付きドアはね上げ装置として好適に適用される。
【0023】
図2は、本発明の第1の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置の正面図である。図3は、図2のX−X断面図である。
【0024】
図2及び図3を参照すると、本発明の第1の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置は、荷箱1のはね上げドア2と、ばね機構4と、はね上げドア2とばね機構4との間に連結されたリンク機構3と、荷箱1に内蔵され、リンク機構3を、はね上げドア2が開放位置から下がらないよう、解除可能にロックすることにより、はね上げドア2を開放位置で停止させるロック機構5と、を有する。
【0025】
ばね機構4は、ばねの付勢力をリンク機構3に伝達するばねロッド16と、カバー20に内蔵され、カバー20に支持されたばね受けと、ばねロッド16に取付けられたばね受けとの間で圧縮介装さればねロッド16を図2中左方へ付勢しているばねとを含んで構成される。
【0026】
リンク機構3は、はね上げドア2の内側にピン6を介して連結された第1のリンク部材7と、第1のリンク部材7にピン8を介して連結され、荷箱1に対して定置されているカバー20にピン10を介して枢支された第2のリンク部材9と、第2のリンク部材9にピン11を介して連結された第3のリンク部材12とを含んで構成されている。カバー20にはピン13を介してレバー14が枢支されている。第3のリンク部材12、レバー14及びばねロッド16は、ピン15を介して互いに連結されている。
【0027】
ロック機構5は、リンク機構3が備える第2のリンク部材9に設けられたカム部9aと、カム部9aと摺接し自重、付勢又は操作によりリンク機構3をロックするロック位置Rとロックを解除するロック解除位置Lとの間を移動する爪17と、を含んで構成されている。爪17は、ピン18を介してカバー20に枢支されている。爪17は、ロックばね19によりロック位置Rに向かって付勢されている。
【0028】
本発明の第1の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置の動作を説明する。
【0029】
引き続き図2及び図3を参照すると、操作者が、閉止状態にあるはね上げドア2を持ち上げると、ばね機構4の付勢力がリンク機構3を介してはね上げドア2に作用して、はね上げドア2がはね上がっていく。このとき、第2のリンク部材9が揺動し、ロックばね19の付勢力によって、爪17の先端がロック解除位置Lからロック位置Rに移動する。かくして、ロック機構5は、はね上げドア2が開放位置から下がることを防止する。なお、ロック解除は、はね上げドア2の操作、或いは爪17に後述の図4に示すような操作機構を連結することにより行うことができる。
【0030】
このように、ロック機構5は、はね上げドア2を開放位置で停止させることができるため、強風下においても、操作者は安心して開放されたはね上げドア2の下で荷降ろし作業をすることができる。また、ロック機構5は、荷箱1内に配置されているため、ロックの安定性が向上され及びロック装置と荷物等との干渉が防止される。
【0031】
[第2の実施例]
【0032】
図4は、本発明の第2の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置の正面図である。図5は、図4の部分動作図であってロック解除状態を示す図である。図6(A)及び図6(B)は、図4の部分動作図であってロック状態を示す図であり、図6(A)は上面図、図6(B)は正面図である。
【0033】
図4〜図6(B)を参照すると、本発明の第2の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置は、荷箱1のはね上げドア2と、ばね機構4と、はね上げドア2とばね機構4との間に連結されたリンク機構3と、荷箱1に内蔵され、はね上げドア2とはね上げドア2に対して静止されている定置部材であるカバー20との間を連結する別のリンク機構3aを、はね上げドア2が開放位置から下がらないよう、解除可能にロックすることにより、はね上げドア2を開放位置で停止させるロック機構5と、を有する。
【0034】
ばね機構4及びリンク機構3は、はね上げドアの外側に設けられた別のカバー20aに内蔵されている(特開2001−121964参照)。ばね機構4は、ばねの付勢力をリンク機構3に伝達するばねロッドと、別のカバー20aに内蔵され、別のカバー20aに支持されたばね受けと、ばねロッドに取付けられたばね受けとの間で圧縮介装さればねロッドを付勢しているばねとを含んで構成される。
【0035】
別のリンク機構3aは、はね上げドア2の内側にピン30を介して連結された第1のアーム31と、第1のアーム31にピン32を介して連結され、荷箱1に対して定置されているカバー20にピン34を介して枢支された第2のアーム33とを含んで構成されている。
【0036】
ロック機構5は、別のリンク機構3aが備える第2のアーム33に設けられたカム部33aと、カム部33aと摺接し自重、付勢又は操作により別のリンク機構3aをロックするロック位置Rとロックを解除するロック解除位置Lとの間を移動する爪35と、を含んで構成されている。爪35は、ピン36を介してカバー20に枢支されている。爪35は、自重によりロック位置Rに向かって付勢されている。
【0037】
爪35にはプーリー38に縣回された紐39がピン37を介して連結されている。荷箱1に対して静止ないし定置された部材(例えば、車台)にはフック40が取付けられ、フック40に紐39を掛けることができる。
【0038】
本発明の第2の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置の動作を説明する。
【0039】
引き続き図4〜図6(B)を参照すると、操作者が、閉止状態にあるはね上げドア2を持ち上げると、ばね機構4の付勢力がリンク機構3を介してはね上げドア2に作用して、はね上げドア2がはね上がっていく。このとき、第2のアーム33が揺動し、爪35がロック位置Rで第2のアーム33と係合可能となる。はね上げドア2が開放位置まではね上がった際、操作者が紐39をフック40から外すことにより、爪35は自重によりロック位置Rへ向かって揺動して、第2のアーム33が図5中時計方向に揺動することを防止する。かくして、ロック機構5は、はね上げドア2が開放位置から下がることを防止する。なお、ロック解除は、紐39を引いてフック40に掛けることにより行うことができる。
【0040】
このように、ロック機構5は、はね上げドア2を開放位置で停止させることができるため、強風下においても、操作者は安心して開放されたはね上げドア2の下で荷降ろし作業をすることができる。また、ロック機構5は、荷箱1内に配置されているため、ロックの安定性が向上され及びロック装置と荷物等との干渉が防止される。
【0041】
[第3の実施例]
【0042】
図7は、本発明の第3の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置の正面図である。図8は、図7のA−A断面図である。
【0043】
図7及び図8を参照すると、本発明の第3の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置は、荷箱1のはね上げドア2と、ばね機構4と、はね上げドア2とばね機構4との間に連結されたリンク機構3と、荷箱1に内蔵され、リンク機構3を一時的にロックすることにより、はね上げドア2を一時的に所定位置で停止させるロック機構5と、を有する。
【0044】
ばね機構4は、ばねの付勢力をリンク機構3に伝達するばねロッド16と、カバー20に内蔵され、カバー20に支持されたばね受けと、ばねロッド16に取付けられたばね受けとの間で圧縮介装さればねロッド16を図7中左方へ付勢しているばねとを含んで構成される。
【0045】
リンク機構3は、はね上げドア2の内側にピン6を介して連結された第1のリンク部材7と、第1のリンク部材7にピン8を介して連結され、荷箱1に対して定置されているカバー20にピン10を介して枢支された第2のリンク部材9と、第2のリンク部材9にピン11を介して連結された第3のリンク部材12とを含んで構成されている。カバー20にはピン13を介してレバー14が枢支されている。第3のリンク部材12、レバー14及びばねロッド16は、ピン15を介して互いに連結されている。
【0046】
ロック機構5は、リンク機構3に対して静止しているカバー20に形成された溝50と、リンク機構5が備える第2のリンク部材9にピン53を介して連結される第1のレバー52と、第1のレバー52に取付けられ溝50と係合して溝50内で自重、付勢又は操作によりリンク機構3をロックするロック位置Rとロックを解除する解除位置Lとの間を移動するピン51と、を含んで構成されている。
【0047】
ピン51には、第2のレバー54を介してプーリー38に縣回された紐39が連結されている。荷箱1に対して定置された部材(例えば、車台)には図5のフック40が取付けられ、フック40に紐39を掛けることができる。
【0048】
本発明の第3の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置の動作を説明する。
【0049】
引き続き図7及び図8を参照すると、操作者が、紐39を図5のフック40から外して、閉止状態にあるはね上げドア2を持ち上げると、ばね機構4の付勢力がリンク機構3を介してはね上げドア2に作用して、はね上げドア2がはね上がっていく。このとき、第2のリンク部材9が揺動すると共に、ピン51は溝50のロック解除位置Lからロック位置Rへ移動して溝50と係合し、第2のリンク部材9が図7中時計方向に揺動することを制止する。かくして、ロック機構5は、はね上げドア2が開放位置から下がることを防止する。なお、ロック解除は、紐39を引いて図5のフック40に掛けることにより行うことができる。
【0050】
このように、ロック機構5は、はね上げドア2を開放位置で停止させることができるため、強風下においても、操作者は安心して開放されたはね上げドア2の下で荷降ろし作業をすることができる。また、ロック機構5は、荷箱1内に配置されているため、ロックの安定性が向上され及びロック装置と荷物等との干渉が防止される。
【0051】
[第4の実施例(参考例)]
【0052】
図9は、本発明の第4の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置の正面図である。
【0053】
図9を参照すると、本発明の第4の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置は、荷箱1のはね上げドア2と、ばね機構4と、はね上げドア2とばね機構4との間に連結されたリンク機構3と、荷箱1に内蔵され、リンク機構3を、はね上げドア2が開放位置から下がらないよう、解除可能にロックすることにより、はね上げドア2を開放位置で停止させるロック機構5と、を有する。
【0054】
ばね機構4は、ばねの付勢力をリンク機構3に伝達するばねロッド16と、カバー20に内蔵され、カバー20に支持されたばね受けと、ばねロッド16に取付けられたばね受けとの間で圧縮介装さればねロッド16を図9中左方へ付勢しているばねとを含んで構成される。
【0055】
リンク機構3は、はね上げドア2の内側にピン6を介して連結された第1のリンク部材7と、第1のリンク部材7にピン8を介して連結され、荷箱1に対して定置されているカバー20にピン10を介して枢支された第2のリンク部材9と、第2のリンク部材9にピン11を介して連結された第3のリンク部材12とを含んで構成されている。カバー20にはピン13を介してレバー14が枢支されている。第3のリンク部材12、レバー14及びばねロッド16は、ピン15を介して互いに連結されている。
【0056】
ロック機構5は、リンク機構3が備える第3のリンク部材12に設けられたカム部12aと、カム部12aと摺接し自重、付勢又は操作によりリンク機構3をロックするロック位置Rとロックを解除するロック解除位置Lとの間を移動するロックピン60と、ロックピン60をロック位置Rに向かって付勢するロックばね61と、を含んで構成される、
【0057】
本発明の第4の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置の動作を説明する。
【0058】
引き続き図9を参照すると、操作者が、閉止状態にあるはね上げドア2を持ち上げると、ばね機構4の付勢力がリンク機構3を介してはね上げドア2に作用して、はね上げドア2がはね上がっていく。このとき、第3のリンク部材12が図9中左方に並進し、ロックピン60がロックばね61の付勢力によってロック解除位置Lからロック位置Rに移動する。かくして、ロック機構5は、第3のリンク部材9が初期位置に戻ることを制止することにより、はね上げドア2が開放位置から下がることを防止する。なお、ロック解除は、操作者がはね上げドア2を閉止方向に操作することにより行うことができる。この操作により、ロックピン60と第3のリンク部材12の係合が解除され、はね上げドア2を閉じることが可能となる。
【0059】
このように、ロック機構5は、はね上げドア2を開放位置で停止させることができるため、強風下においても、操作者は安心して開放されたはね上げドア2の下で荷降ろし作業をすることができる。また、ロック機構5は、荷箱1内に配置されているため、ロックの安定性が向上され及びロック装置と荷物等との干渉が防止される。
【0060】
[第5の実施例]
【0061】
図10は、本発明の第5の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置の正面図である。
【0062】
図10を参照すると、本発明の第5の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置は、荷箱1のはね上げドア2と、ばね機構4と、はね上げドア2とばね機構4との間に連結されたリンク機構3と、荷箱1に内蔵され、はね上げドア2とはね上げドア2に対して静止されている定置部材であるカバー20との間を連結する別のリンク機構3aを、はね上げドア2が開放位置から下がらないよう、解除可能にロックすることにより、はね上げドア2を開放位置で停止させるロック機構5と、を有する。
【0063】
ばね機構4及びリンク機構3は、はね上げドアの外側と荷箱1の屋根上に亘って配置され、特に、ばね機構4は屋根上に設けられた別のカバー20aに内蔵されている(特開平9−323546参照)。ばね機構4は、ばねの付勢力をリンク機構3に伝達するばねロッドと、別のカバー20aに内蔵され、別のカバー20aに支持されたばね受けと、ばねロッドに取付けられたばね受けとの間で圧縮介装さればねロッドを図10中左方へ付勢しているばねとを含んで構成される。
【0064】
別のリンク機構3a及びロック機構5の構成、並びに本実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置の動作及び効果については、本発明の第2の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置の説明を参照するものとする。
【0065】
【発明の効果】
本発明によれば、ドアの開放状態が安定して維持されるロック装置付きドアはね上げ装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)及び(B)は、本発明によるロック装置付きドアはね上げ装置が好適に適用される荷箱の例を説明するための図であって、(A)後部開放式バン型トラック、(B)側部開放式バン型トラックの斜視図である。
【図2】 本発明の第1の実施例(参考例)に係るロック装置付きドアはね上げ装置の正面図である。
【図3】 図2のX−X断面図である。
【図4】 本発明の第2の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置の正面図である。
【図5】 図4の部分動作図であってロック解除状態を示す図である。
【図6】 (A)及び(B)は、図4の部分動作図であってロック状態を示す図であり、(A)は上面図、(B)は正面図である。
【図7】 本発明の第3の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置の正面図である。
【図8】 図7のA−A断面図である。
【図9】 本発明の第4の実施例(参考例)に係るロック装置付きドアはね上げ装置の正面図である。
【図10】 本発明の第5の実施例に係るロック装置付きドアはね上げ装置の正面図である。

Claims (2)

  1. 荷箱のはね上げドアと、
    ばね機構と、
    前記はね上げドアと前記ばね機構との間に連結されたリンク機構と、
    前記荷箱に内蔵され、前記はね上げドアと該はね上げドアに対して静止されている定置部材との間を連結する別のリンク機構を、該はね上げドアが開放位置から下がらないよう、解除可能にロックすることにより、前記はね上げドアを該開放位置で停止させるロック機構と、
    を有し、
    前記ロック機構は、前記別のリンク機構に設けられたカム部と、前記カム部と摺接し自重、付勢又は操作により前記別のリンク機構をロックする位置とロックを解除する位置との間を移動する爪と、を含んで構成される、ことを特徴とするロック装置付きドアはね上げ装置。
  2. 荷箱のはね上げドアと、
    ばね機構と、
    前記はね上げドアと前記ばね機構との間に連結されたリンク機構と、
    前記荷箱に内蔵され、前記はね上げドアと該はね上げドアに対して静止されている定置部材との間を連結する別のリンク機構を、該はね上げドアが開放位置から下がらないよう、解除可能にロックすることにより、前記はね上げドアを該開放位置で停止させるロック機構と、
    を有し、
    前記ロック機構は、前記別のリンク機構に対して静止している部材に形成された溝と、前記別のリンク機構に連結されるレバーと、前記レバーに取付けられ前記溝と係合して該溝内で自重、付勢又は操作により前記別のリンク機構をロックする位置とロックを解除する位置との間を移動するピンと、を含んで構成される、ことを特徴とするロック装置付きドアはね上げ装置。
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