JP4342122B2 - 静電容量型物理量センサと検出装置 - Google Patents

静電容量型物理量センサと検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4342122B2
JP4342122B2 JP2001166350A JP2001166350A JP4342122B2 JP 4342122 B2 JP4342122 B2 JP 4342122B2 JP 2001166350 A JP2001166350 A JP 2001166350A JP 2001166350 A JP2001166350 A JP 2001166350A JP 4342122 B2 JP4342122 B2 JP 4342122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
physical quantity
diaphragm
pressure
switch
capacitance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001166350A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002357498A (ja
Inventor
敬一 島岡
則一 太田
博文 船橋
誠一郎 石王
康利 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Denso Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Denso Corp
Priority to JP2001166350A priority Critical patent/JP4342122B2/ja
Priority to US10/157,229 priority patent/US6647795B2/en
Publication of JP2002357498A publication Critical patent/JP2002357498A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4342122B2 publication Critical patent/JP4342122B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/14Measuring force or stress, in general by measuring variations in capacitance or inductance of electrical elements, e.g. by measuring variations of frequency of electrical oscillators
    • G01L1/142Measuring force or stress, in general by measuring variations in capacitance or inductance of electrical elements, e.g. by measuring variations of frequency of electrical oscillators using capacitors
    • G01L1/144Measuring force or stress, in general by measuring variations in capacitance or inductance of electrical elements, e.g. by measuring variations of frequency of electrical oscillators using capacitors with associated circuitry
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/14Measuring force or stress, in general by measuring variations in capacitance or inductance of electrical elements, e.g. by measuring variations of frequency of electrical oscillators
    • G01L1/142Measuring force or stress, in general by measuring variations in capacitance or inductance of electrical elements, e.g. by measuring variations of frequency of electrical oscillators using capacitors
    • G01L1/148Measuring force or stress, in general by measuring variations in capacitance or inductance of electrical elements, e.g. by measuring variations of frequency of electrical oscillators using capacitors using semiconductive material, e.g. silicon

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Pressure Sensors (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、静電容量型物理量センサと静電容量型物量検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の静電容量型物理量センサを備えた静電容量型物理量検出装置の一例を図14から図18を参照して説明する。図14は従来の静電容量型圧力検出装置のブロック図である。図15は静電容量型圧力センサの概略平面図であり、封止膜を除いた状態の平面図を示している。図16は図15のA−B線の断面図であり、図17はC−D線の断面図であり、図18はE−F線の断面図である。
図14に示すように、従来の静電容量型圧力検出装置1は、静電容量型圧力センサ10と、容量検出回路64を備えている。静電容量型圧力センサ10は、感圧容量Cの感圧キャパシタ20と、基準容量Cの基準キャパシタ30を有する。感圧キャパシタ20は検出電圧Vの入力端子60に接続されている。基準キャパシタ30は基準電圧Vの入力端子62に接続されている。感圧キャパシタ20と基準キャパシタ30はそれぞれ容量検出回路64に接続されている。容量検出回路64は電圧VOUTの出力端子78に接続されている。
【0003】
静電容量型圧力センサ10は、実際にはシリコン基板上にダイアフラムを形成することで製造されている。具体的には、静電容量型圧力センサ10は、図16から図18に示すように、シリコン基板80と、シリコン基板80からギャップ82を隔てて形成されたダイアフラム84と、ダイアフラム84の周縁に形成されたダイアフラム84の支持部86を備えている。
シリコン基板80には、その表面側に感圧容量下部電極22bと、基準容量下部電極32bが形成されている。感圧容量下部電極22bは感圧容量下部電極リード24bを介して感圧容量下部電極端子26b(図15と図16参照)に接続され、基準容量下部電極32bは基準容量下部電極リード34bを介して基準容量下部電極端子36b(図15と図16参照)に接続されている。シリコン基板80の表面は、基板保護膜88(図16から図18参照)で覆われている。
ダイアフラム84は、多結晶シリコン膜からなる半導体膜92と、シリコン窒化膜からなる封止膜96で構成されている。半導体膜92には、感圧容量上部電極22aと、基準容量上部電極32aが形成されている。感圧容量上部電極22aは感圧容量上部電極リード24aを介して感圧容量上部電極端子26a(図15と図17参照)に接続され、基準容量上部電極32aは基準容量上部電極リード34aを介して基準容量上部電極端子36a(図15と図17参照)に接続されている。
図16から図18に示す感圧容量上部電極22aと感圧容量下部電極22bによって図14に示す感圧キャパシタ20が構成されている。図16から図18に示す基準容量上部電極32aと基準容量下部電極32bによって図14に示す基準キャパシタ30が構成されている。
【0004】
所定の圧力が図16から図18に示すダイアフラム84に印加されると、ギャップ82は封止された真空の圧力基準室として機能するから、印加された圧力に比例してダイアフラム84がたわんで変形する。ダイアフラム84が変形すると、感圧容量上部電極22aと感圧容量下部電極22b間の距離が変化する。この両電極間の距離が変化すると両電極間の容量が変化する。図14に示す構成によって感圧キャパシタ20の感圧容量Cの変化と基準キャパシタ30の基準容量Cの差をとり、容量検出回路64で電圧値VOUTに変換することによって、ダイアフラム84に印加された圧力の大きさを検出することができる。
基準キャパシタ30は、センサ10が置かれている環境温度によって静電容量が変化することを補償し、センサ10から出力される電圧値VOUTが温度に影響されず、圧力のみに影響されるように用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の静電容量型圧力センサ1では、図19のグラフに示すように、印加圧力がPになるまでは、出力電圧VOUTと印加圧力が比例する。しかし、印加圧力がPになると、図16から図18に示したダイアフラム84は変形量の大きい中央部からシリコン基板80に接触し始めるため、出力電圧が印加圧力に比例しなくなり、徐々に飽和する。さらに印加圧力がPになると、ダイアフラム84の中央部付近が完全にシリコン基板80に接触し、この結果、印加圧力を増加させても出力電圧VOUTは飽和状態となり、印加圧力を検出できなくなる。
ダイアフラム84の厚さを厚くしたり、あるいはダイアフラム84の直径を小さくすれば、印加圧力に対するダイアフラム84の変形量が小さくなるため、検知可能な圧力の範囲を広くすることができる。しかしながらその反面、ダイアフラム84の厚さを厚くしたり、あるいは直径を小さくすると、センサの感度が低下してしまい、検出可能な圧力の分解能が粗くなってしまうという問題が生じる。
【0006】
広い範囲の物理量(圧力、加速度、振動、音圧等)を検知でき、かつ、その範囲の全てにおいて感度良く物理量の微小な変化を検知できるのが理想ともいえる。しかしながら、そのような静電容量型物理量センサの実現は難しい。一方、実際に静電容量型物理量センサを使用する場合には、測定範囲のうちでも高感度が要求される範囲と要求されない範囲があるのが通常である。通常は、測定する物理量が大きくなるにつれて、検出可能な分解能が粗くなることが許容されることが多い。
本発明者はこのような事実に着目し、高感度が要求される範囲では物理量の微小な変化を検知でき、高感度が要求されない範囲では広い範囲の物理量を検知できる静電容量型物理量センサを実現することを目的として鋭意研究を進めた結果、本発明を着想するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用と効果】
本発明の静電容量型物理量センサは、固定電極を持つ基板と、基板からギャップを隔てて形成された可動電極を持つダイアフラムと、ダイアフラムの周縁に形成されたダイアフラムの支持部を備えている。支持部より内側に、基板のギャップ側の面および/またはダイアフラムのギャップ側の面からギャップ内に伸びる導電性の突出部が複数形成されている。突出部に対向する対向面に導電層が形成されている。本発明の静電容量型物理量センサは、ダイフラムが撓んで突出部が導電層に接触したときに導通するスイッチを内蔵していることを特徴とする。本発明の静電容量型物理量センサではさらに、各突出部が、異なる物理量をダイアフラムに加えた時に、対向面に接触することを特徴とする(請求項1)。
本発明者は、ダイアフラムに加わる物理量の大きさによってダイアフラムの物理量検知領域の大きさを変化させることができる静電容量型物理量センサを実現した。
このセンサでは、突出部がその対向面に接触する前は、ダイアフラムの物理量検知領域は支持部で支持された範囲内の広い領域である。このため、突出部がその対向面に接触する前は、物理量の微小な変化を検知できる。
一方、所定の物理量が加わると、突出部がその対向面に接触する。突出部がその対向面に接触すると、突出部はダイアフラムの周縁に形成された支持部と同様の役割を果たし、ダイアフラムの物理量検知領域は突出部で支持された範囲内の領域となる。突出部は支持部より内側に形成されているから、突出部が対向面に接触する前よりもダイアフラムの物理量検知領域は狭くなる。このため、突出部がその対向面に接触する前に比べて、物理量に対するダイアフラムの変形量が小さくなる。よって、ダイアフラムに大きな物理量が加わっても、ダイアフラムの中央部が基板に接触して物理量が検出不能となるのを防止できる。このため、突出部がその対向面に接触した後は、広い範囲の物理量を検知できる。
このセンサによれば、高感度が要求される範囲では物理量の微小な変化を検知でき、高感度が要求されない範囲では広い範囲の物理量を検知できる。
しかもこのセンサは、ダイフラムが撓んで突出部が導電層に接触したときに導通するスイッチを内蔵していることから、そのスイッチの状態から、突出部が対向面に接触しているのか否かが分る。突出部が対向面に接触しない状態で、物理量を高感度に検知しているのか、あるいは、突出部が対向面に接触した状態で、広い範囲の物理量を粗い感度で検知しているのかが分る。
さらに、異なる物理量をダイアフラムに加えた時に、各突出部が対向面に接触することから、物理量検知領域の大きさをより細かく設定することができる。このため、物理量の微小な変化を検知する段階や、広い範囲の物理量を検知する段階をより細かく設定することができる。
【0009】
請求項1に記載の静電容量型物理量センサにおいては、突出部がダイアフラム変形時の等高線に沿って形成されていることが好ましい(請求項2)。
ここで、「突出部が…等高線に沿って形成されている」とは、1つの突出部が等高線に沿って形成されている場合と、複数の突出部が等高線に沿って形成されている場合の両方を含む。
このセンサによると、1つの突出部が等高線に沿って形成されていると、所定の物理量が加わった場合に、1つの突出部の各部位をその対向面に同時に接触させることができる。また、複数の突出部が等高線に沿って形成されていると、所定の物理量が加わった場合に、各突出部をその対向面に同時に接触させることができる。このため、このセンサによれば、この突出部によってダイアフラムが安定して支持された状態で物理量を検出することができる。
【0010】
請求項1又は2に記載の静電容量型物理量センサにおいては、ダイアフラムは基準容量電極をさらに持つことが好ましい(請求項3)。
このセンサによると、基準容量電極のみを設けるダイアフラムを別途設ける必要がない。また、可動電極と基準容量電極が同一のダイアフラムに形成され、近接した位置にあることから、可動電極と基準容量電極の温度環境がほぼ同様となる。このため、これらの容量の差をとることで温度の影響を相殺することができる。
【0011】
本発明はまた、静電容量型物理量検出装置をも実現する。この検出装置は、請求項1から3のいずれかに記載の静電容量型物理量センサと、突出部が対向面に接触する前後を通じて、物理量の変化に対する物理量検出パラメータ値の変化の割合がほぼ同じとなるように、固定電極と可動電極の組から得られる値を補正する手段を備えている(請求項4)。ここで、「物理量検出パラメータ値」とは、加えられる物理量の変化に応じて変化する静電容量の値、あるいはこの静電容量の変化に応じて変化する電圧値等をいう。
この検出装置によると、加えられる物理量の大きさが変化しても物理量の変化に対する物理量検出パラメータ値の変化の割合がほぼ同じとなるので、物理量検出パラメータ値に対応する物理量の大きさを容易に認識できる。
【0012】
請求項4に記載の補正手段は、突出部が対向面に接触する前後を通じて、物理量の変化に対する物理量検出パラメータ値の変化の割合がほぼ同じとなるように、突出部がその対向面に接触する前および/または接触した後に固定電極と可動電極の組から得られる値を補正することが好ましい(請求項5)。
この検出装置によると、物理量検出パラメータ値の補正を適切に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】
本実施例の静電容量型圧力検出装置の構成を図1から図5を参照して説明する。図1は本実施例の静電容量型圧力検出装置のブロック図である。図2は静電容量型圧力センサの概略平面図であり、封止膜を除いた状態の平面図を示している。図3は、図2のA−B線断面図であり、図4はC−D線断面図であり、図5はE−F線断面図である。
図1に示すように、本実施例の静電容量型圧力検出装置101は、静電容量型圧力センサ110と、容量検出回路164と、ROM172と、信号処理回路174等を備えている。静電容量型圧力センサ110は、感圧容量Cの感圧キャパシタ120と、基準容量Cの基準キャパシタ130と、第1スイッチ140と、第2スイッチ150を有する。感圧キャパシタ120は、検出電圧Vの入力端子160に接続されている。基準キャパシタ130は、基準電圧Vの入力端子162に接続されている。感圧キャパシタ120と基準キャパシタ130はそれぞれ容量検出回路164に接続されている。
【0015】
第1スイッチ140は抵抗170aと直列に接続されており、第2スイッチ150は抵抗170bと直列に接続されている。第1スイッチ140と抵抗170aの組と、第2スイッチ150と抵抗170bの組は並列に接続されており、電圧源168に接続されている。第1スイッチ140と抵抗170aの間、および第2スイッチ150と抵抗170bの間からはそれぞれ接続線が伸びており、各接続線はROM172に接続されている。
上記した容量検出回路164とROM172は、信号処理回路174に接続されている。信号処理回路174は電圧VSENの出力端子178に接続されている。
【0016】
静電容量型圧力センサ110は、実際にはシリコン基板上にダイアフラムを形成することで製造されている。具体的には、静電容量型圧力センサ110は、図3から図5に示すように、シリコン基板180と、シリコン基板180からギャップ182を隔てて形成されたダイアフラム184と、ダイアフラム184の周縁に形成されたダイアフラム184の支持部186を備えている。
シリコン基板180には、感圧容量下部電極122bと、基準容量下部電極132bと、第1下部スイッチ142bと、第2下部スイッチ152bが形成されている。これらは、高伝導度特性が得られるようにシリコン基板180に不純物が高濃度拡散された層で形成されている。感圧容量下部電極122bは感圧容量下部電極リード124bを介して感圧容量下部電極端子126b(図2と図3参照)に接続され、基準容量下部電極132bは基準容量下部電極リード134bを介して基準容量下部電極端子136b(図2と図3参照)に接続されている。第1下部スイッチ142bは第1下部スイッチリード144bを介して第1下部スイッチ端子146b(図2参照)に接続され、第2下部スイッチ152bは第2下部スイッチリード154bを介して第2下部スイッチ端子156b(図2参照)に接続されている。シリコン基板180の表面は、基板保護膜188(図3から図5参照)で覆われている。
【0017】
ダイアフラム184は、多結晶シリコン膜からなる半導体膜192と、シリコン窒化膜からなる封止膜196で構成されている。半導体膜192には、感圧容量上部電極122aと、基準容量上部電極132aと、第1上部スイッチ(突出部の一例)142aと、第2上部スイッチ(突出部の一例)152aが形成されている。これらは、高伝導度特性が得られるように半導体膜192に不純物が高濃度拡散された層で形成されている。感圧容量上部電極122aは感圧容量上部電極リード124aを介して感圧容量上部電極端子126a(図2と図4参照)に接続され、基準容量上部電極132aは基準容量上部電極リード134aを介して基準容量上部電極端子136a(図2と図4参照)に接続されている。また、第1上部スイッチ142aは第1上部スイッチリード144aを介して第1上部スイッチ端子146a(図2参照)に接続され、第2上部スイッチ152aは第2上部スイッチリード154aを介して第2上部スイッチ端子156a(図2参照)に接続されている。
【0018】
感圧容量上部電極122aは、図2の平面図に示すように円板状に形成されており、この感圧容量上部電極122aと対向する位置に同じ円板状の感圧容量下部電極122b(図3から図5参照)が配置されている。
感圧容量上部電極122aの外周を囲うように第2上部スイッチ152aが形成されている。第2上部スイッチ152aは半導体膜192の変形時の等高線に沿ってリング状に形成されている。第2上部スイッチ152aは図3から図5に示すように、半導体膜192のギャップ182側の面からギャップ182内に突出している。この第2上部スイッチ152aと対向する位置に同じ大きさのリング状の第2下部スイッチ152bが配置されている。
第2上部スイッチ152aの外周を囲うように第1上部スイッチ142aが形成されている。第1上部スイッチ142aは半導体膜192の変形時の等高線に沿ってリング状に形成されている。第1上部スイッチ142aは図3から図5に示すように、半導体膜192のギャップ182側の面からギャップ182内に突出している。第1上部スイッチ142aの突出幅は第2上部スイッチ152aの突出幅よりも大きい。第1上部スイッチ142aと第2上部スイッチ152aの突出幅は、ダイアフラム184に圧力が印加されたときに、第1上部スイッチ142aが先に第1下部スイッチ142bに接触し、その後、第2上部スイッチ152aが第2下部スイッチ152bに接触するような幅に調整されている。
【0019】
図3から図5に示す感圧容量上部電極122aと感圧容量下部電極122bによって図1に示す感圧キャパシタ120が構成されている。図3から図5に示す基準容量上部電極132aと基準容量下部電極132bによって図1に示す基準キャパシタ130が構成されている。図3から図5に示す第1上部スイッチ142aと第1下部スイッチ142bによって図1に示す第1スイッチ140が構成されている。図3から図5に示す第2上部スイッチ152aと第2下部スイッチ152bによって図1に示す第2スイッチ150が構成されている。
【0020】
図1に示す容量検出回路164は、スイッチドキャパシタ回路等で構成すればよい。スイッチドキャパシタ回路は通常の半導体加工プロセスによって容易に形成できるため、静電容量型圧力センサ110と同一の基板上に形成して集積化することも容易である。また、図1に示す信号処理回路174は、基本的には、容量検出回路164からの出力電圧VOUTとROM172からの補正係数を乗算する乗算回路等で構成すればよい。さらに、図1に示すROM172は、例えば、バッテリバックアップ付きのRAM、フラッシュメモリ、不揮発性RAM等の他の記憶手段であってもよい。これらの信号処理回路174やROM172も、静電容量型圧力センサ110と同一の基板上に形成して集積化することができる。
【0021】
次に、本実施例の静電容量型圧力検出装置101の静電容量型圧力センサ110の製造方法の一例を図6から図11を参照して説明する。以下の製造方法によって、上記したダイアフラム構造と電極対構造を実現する。
図6に示すように、熱拡散法やイオン注入法等によってシリコン基板180の表面に局部的に不純物を添加して拡散層(感圧容量下部電極122b、基準容量下部電極132b、第1下部スイッチ142b、第2下部スイッチ152b)を形成する。続いて、CVD法等でシリコン窒化膜を堆積させて耐エッチング特性を有する基板保護膜188を形成する。続いて、CVD法等によってシリコン酸化膜を堆積させて犠牲層190を形成する。続いて、図7に示すように、レジスト(図示省略)をマスクにしてドライエッチングを行い、犠牲層190をパターニングする。このパターニングは、後に第1上部スイッチ142aと第2上部スイッチ142bとなる部分を形成するために行うものであるため、第1上部スイッチ142aと第2上部スイッチ142bとなる部分の深さは変えてパターニングする。実際には、最初に第1上部スイッチ142aの形成部のみを所定深さにまでエッチングし、続いて、第1上部スイッチ142aの形成部と第2上部スイッチ142bの形成部を同時にエッチングする。この結果、第1上部スイッチ142aの形成部では第2上部スイッチ142bの形成部よりも深くエッチングされる。
【0022】
続いて、図8に示すように、CVD法等で多結晶シリコン膜を堆積させて耐エッチング特性を有する半導体膜192を形成する。続いて、図9に示すように、熱拡散法やイオン注入法等によって半導体膜192の表面に局部的にリン等のp型不純物を添加して拡散層(感圧容量上部電極122a、基準容量上部電極132a、第1上部スイッチ142a、第2上部スイッチ152a)を形成する。なお、温度によっては上記拡散層から半導体膜192にリーク電流が流れる場合があるので、それを防止するために半導体膜192にn型不純物を若干添加しておくことが好ましい。続いて、図10に示すように、半導体膜192にエッチング孔194を形成し、ウェットエッチングによって犠牲層190を除去する。エッチングの際のエッチング液には、犠牲層190を形成するシリコン酸化膜をエッチングして半導体膜192を形成する多結晶シリコン膜と基板保護膜188を形成するシリコン窒化膜をエッチングしにくいエッチング液(例えばフッ化水素酸溶液等)を用いることが好ましい。なお、エッチングは、上記したウェットエッチングの他にも、無水フッ酸ガスと水蒸気あるいはメチルアルコールガスの混合ガスによるドライエッチング等で行ってもよい。続いて、図11に示すように、封止膜196を形成し、エッチング孔194を封止する。これにより、ギャップ182は真空状態となり、圧力基準室として機能する。また、ダイアフラム184とダイアフラム184の支持部186が形成される。
【0023】
なお、上記実施例では、犠牲層190をCVD法によってシリコン酸化膜で形成したが、例えば熱酸化法によるシリコン酸化膜でもよい。要するに、シリコン基板180上に安定に堆積し、半導体膜192を形成する多結晶シリコンよりもエッチング速度が極めて速い材料であればよい。
【0024】
次に、本実施例の静電容量型圧力検出装置101の動作を説明する。
所定の圧力が図3から図5に示すダイアフラム184に印加されると、ギャップ182は封止された真空の圧力基準室として機能するから、印加された圧力に比例してダイアフラム184がたわんで変形する。ダイアフラム184が変形すると、感圧容量上部電極122aと感圧容量下部電極122b間の距離が変化する。この両電極間の距離が変化すると両電極間の容量が変化する。図1に示す構成によってこの感圧キャパシタ120の感圧容量Cの変化と基準キャパシタ130の基準容量Cの差をとり、容量検出回路164で電圧値VOUTに変換する。印加圧力と電圧値VOUTの関係が図12に実線で示されている。
【0025】
図12に示すように、印加圧力がPになると、ダイアフラム184の変形によって第1上部スイッチ142aが第1下部スイッチ142bに接触し、第1スイッチ140がオンする。このとき以降、接触し合った第1上部スイッチ142aと第1下部スイッチ142bが、圧力によって変化するダイアフラム領域を画定する。即ち、第1上部スイッチ142aと第1下部スイッチ142bの内側領域が圧力に応じて変形する領域となる。変形領域の直径が小さくなるために、ダイアフラム184は変形しづらくなり、それ以降は、印加圧力の増加量に対する電圧値VOUTの増加量が減少する。さらに印加圧力がPになると、第2上部スイッチ152aが第2下部スイッチ152bに接触し、第2スイッチ150がオンする。このとき以降、接触し合った第2上部スイッチ152aと第2下部スイッチ152bが、圧力によって変化するダイアフラム領域を画定する。即ち、第2上部スイッチ152aと第2下部スイッチ152bの内側領域のみが圧力に応じて変形する領域となる。変形領域の直径がさらに小さくなるために、ダイアフラム184はさらに変形しづらくなり、それ以降は、印加圧力の増加量に対する電圧値VOUTの増加量がさらに減少する。
各スイッチ140、150がオンすることで、ダイアフラム184の支持状態が変化する。第1スイッチ140がオンすると、ダイアフラム184の圧力検知領域は、支持部186で支持された直径L(図5参照)の円形領域から第1上部スイッチ142aで支持された直径Lの円形領域に減少する。さらに第2スイッチ150がオンすると、ダイアフラム184の圧力検知領域は、第1上部スイッチ142aで支持された直径Lの円形領域から第2上部スイッチ152aで支持された直径Lの円形領域に減少する。ダイアフラム184の圧力検知領域が減少すると、印加圧力の変化量に対するダイアフラム184の変形量(たわみ量)が減少する。この結果、感圧容量電極122aと122b間の距離の変化量も減少するので、感圧容量電極122aと122b間の感圧容量の変化量(電圧値VOUTの変化量)も減少するのである。
【0026】
本センサでは、図1に示すように、第1スイッチ140がオンすると、電圧源168から抵抗170aに電圧がかかる。この電圧がROM172に伝達される結果、ROM172から補正係数信号が出力される。この補正係数信号は信号処理回路174に入力される。信号処理回路174には、容量検出回路164から出力された電圧VOUTも入力されており、この電圧VOUTに補正係数信号による補正係数を乗じた値VSENが信号処理回路174から出力される。
このようにして、第1スイッチ140がオンした後の印加圧力の変化に対する電圧VSENの変化の割合が、第1スイッチ140がオンする前の印加圧力の変化に対する電圧VOUTの変化の割合とほぼ同じとなるように補正する。同様にして、第2スイッチ150がオンした後の印加圧力の変化に対する電圧VSENの変化の割合が、第1スイッチ140がオンする前の印加圧力の変化に対する電圧VOUTの変化の割合とほぼ同じとなるように補正する。この結果、図12に示すように、補正前の印加圧力と出力電圧VOUTの関係は実線に示すように折れ線状となっていたが、補正後の印加圧力と出力電圧VSENの関係は点線に示すようにほぼ直線状にリニア化される。
なお、上記実施例では、第1スイッチ140あるいは第2スイッチ150がオンしている間の電圧VOUTに補正係数を乗じる構成としているが、第1スイッチ140あるいは第2スイッチ150がオンする前の電圧VOUTに1より小さい補正係数を乗じる構成としてもよい。また、第1スイッチ140あるいは第2スイッチ150がオンする前とオンした後の両方の電圧VOUTにそれぞれ異なる補正係数を乗じる構成としてもよい。
また、上記実施例では、第1スイッチ140あるいは第2スイッチ150がオンしている間は電圧VOUTに補正係数を乗じる構成としているが、容量検出回路164から出力された電圧VOUTが所定の電圧値VあるいはV以上の間の電圧VOUTに補正係数を乗じる構成としてもよい。また、電圧VOUTがVあるいはV以上となる前の電圧VOUTに1より小さい補正係数を乗じる構成としてもよく、電圧VOUTがVあるいはV以上になる前となった後の両方の電圧VOUTにそれぞれ異なる補正係数を乗じる構成としてもよい。
また、上記実施例では、電圧VOUTに補正係数を乗じているが、電圧VOUTを補正係数で割ったり、電圧VOUTに補正係数を加えたり、あるいは引いたりすることで、スイッチがオンした後の印加圧力の変化に対する電圧VSENの変化の割合が、スイッチがオンする前の印加圧力の変化に対する電圧VOUTの変化の割合とほぼ同じとなるように補正してもよい。
【0027】
以上、本発明の実施例の静電容量型圧力センサについて説明したが、本発明の適用範囲は上記の実施例になんら限定されるものではない。すなわち、本発明は、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。
本実施例では、図3から図5に示すように、第1上部スイッチ142aと第2上部スイッチ152aの方を半導体膜192のギャップ182側の面からギャップ182内に突出させているが、本発明の適用範囲はこれに限られない。例えば、図13に示すように、第1下部スイッチ142bと第2下部スイッチ152bの方をシリコン基板180のギャップ182側の面からギャップ182内に突出させてもよい。この突出部は、CVD法等でシリコン基板180上に多結晶シリコン膜を堆積させてエッチングにより不要部分を除去した後、熱拡散法やイオン注入法によってその多結晶シリコン膜に不純物を添加することで形成すればよい。また、上部と下部のスイッチの両方を突出させてもよい。
【0028】
また、本実施例では、圧力によってダイアフラム184がたわんで静電容量が変化する場合を例示したが、本発明は、加速度や振動や音圧等の物理量によってダイアフラム184がたわんで静電容量が変化する場合一般に適用することができる。
また、本実施例では、内外2重にリング状の突出部142a、152aを設けて感度を2段に切換えているが、切換え段数は2段に限られない。ダイアフラム184の平面形状が円形の場合には、リング状の突出部142a、152aを設ける代わりに、リングに沿って配置された複数の柱状の突出部を用いてもよい。また、ダイアフラム184の平面形状が例えば正方形等の場合には、ダイアフラム184の変形時の等高線(変形量が同じ位置を結ぶ線)に沿って、単数または複数の突出部を配置することが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の静電容量型圧力検出装置のブロック図。
【図2】本実施例の静電容量型圧力センサの概略平面図。
【図3】図2のA−B線断面図。
【図4】図2のC−D線断面図。
【図5】図2のE−F線断面図。
【図6】図2のセンサの製造工程の一部を示した図(1)。
【図7】図2のセンサの製造工程の一部を示した図(2)。
【図8】図2のセンサの製造工程の一部を示した図(3)。
【図9】図2のセンサの製造工程の一部を示した図(4)。
【図10】図2のセンサの製造工程の一部を示した図(5)。
【図11】図2のセンサの製造工程の一部を示した図(6)。
【図12】本実施例の静電容量型圧力検出装置の印加圧力−出力電圧特性を示した図。
【図13】他の実施例の静電容量型圧力センサの図4に相当する図。
【図14】従来の静電容量型圧力検出装置のブロック図。
【図15】従来の静電容量型圧力センサの概略平面図。
【図16】図15のA−B線断面図。
【図17】図15のC−D線断面図。
【図18】図15のE−F線断面図。
【図19】従来の静電容量型圧力検出装置の印加圧力−出力電圧特性を示した図。
【符号の説明】
101:静電容量型圧力検出装置
110:静電容量型圧力センサ
120:感圧キャパシタ
122:感圧容量電極
124:感圧容量電極リード
126:感圧容量電極端子
130:基準キャパシタ
132:基準容量電極
134:基準容量電極リード
136:基準容量電極端子
140:第1スイッチ
142:第1上部・下部スイッチ(突出部の一例)
144:第1スイッチリード
146:第1スイッチ端子
150:第2スイッチ
152:第2上部・下部スイッチ(突出部の一例)
154:第2スイッチリード
156:第2スイッチ端子
160:電圧Vの入力端子
162:電圧Vの入力端子
164:容量検出回路
168:電圧源
170:抵抗
172:ROM
174:信号処理回路
178:電圧VSENの出力端子
180:シリコン基板
182:ギャップ
184:ダイアフラム
186:ダイアフラムの支持部
188:基板保護膜
190:犠牲層
192:半導体膜
194:エッチング孔
196:封止膜
198:エッチング孔の封止部

Claims (5)

  1. 固定電極を持つ基板と、基板からギャップを隔てて形成された可動電極を持つダイアフラムと、ダイアフラムの周縁に形成されたダイアフラムの支持部を備え、
    支持部より内側に、基板のギャップ側の面および/またはダイアフラムのギャップ側の面からギャップ内に伸びる導電性の突出部が複数形成されており、
    その突出部に対向する対向面に導電層が形成されており、
    ダイフラムが撓んで突出部が導電層に接触したときに導通するスイッチを内蔵しており、
    各突出部は、異なる物理量をダイアフラムに加えた時に、対向面に接触することを特徴とする静電容量型物理量センサ。
  2. 突出部がダイアフラムの変形時の等高線に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の静電容量型物理量センサ。
  3. ダイアフラムは、基準容量電極をさらに持つことを特徴とする請求項1又は2に記載の静電容量型物理量センサ。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の静電容量型物理量センサと、突出部が対向面に接触する前後を通じて、物理量の変化に対する物理量検出パラメータ値の変化の割合がほぼ同じとなるように、固定電極と可動電極の組から得られる値を補正する手段を備えた静電容量型物理量検出装置。
  5. 請求項4に記載の補正手段は、突出部が対向面に接触する前後を通じて、物理量の変化に対する物理量検出パラメータ値の変化の割合がほぼ同じとなるように、突出部がその対向面に接触する前および/または接触した後に固定電極と可動電極の組から得られる値を補正することを特徴とする静電容量型物理量検出装置。
JP2001166350A 2001-06-01 2001-06-01 静電容量型物理量センサと検出装置 Expired - Fee Related JP4342122B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001166350A JP4342122B2 (ja) 2001-06-01 2001-06-01 静電容量型物理量センサと検出装置
US10/157,229 US6647795B2 (en) 2001-06-01 2002-05-30 Capacitive physical load sensor and detection system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001166350A JP4342122B2 (ja) 2001-06-01 2001-06-01 静電容量型物理量センサと検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002357498A JP2002357498A (ja) 2002-12-13
JP4342122B2 true JP4342122B2 (ja) 2009-10-14

Family

ID=19008895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001166350A Expired - Fee Related JP4342122B2 (ja) 2001-06-01 2001-06-01 静電容量型物理量センサと検出装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6647795B2 (ja)
JP (1) JP4342122B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016526170A (ja) * 2013-06-04 2016-09-01 株式会社村田製作所 改良された圧力センサー構造

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060149168A1 (en) * 2002-08-19 2006-07-06 Robert Czarnek Capacitive uterine contraction sensor
US7383737B1 (en) * 2007-03-29 2008-06-10 Delphi Technologies, Inc Capacitive pressure sensor
JP5295071B2 (ja) * 2009-10-28 2013-09-18 京セラ株式会社 圧力検出装置用基体および圧力検出装置
JP5292600B2 (ja) * 2009-11-30 2013-09-18 三菱電機株式会社 加速度センサ
US10183857B2 (en) * 2012-08-21 2019-01-22 Robert Bosch Gmbh MEMS pressure sensor with multiple membrane electrodes
JP6314530B2 (ja) * 2014-02-21 2018-04-25 大日本印刷株式会社 圧力センサおよび圧力検知装置
JP6981885B2 (ja) * 2018-01-23 2021-12-17 アズビル株式会社 静電容量型圧力センサの異常検知方法および装置
US10896032B2 (en) * 2018-11-02 2021-01-19 Accenture Global Solutions, Limited System and method for certifying and deploying instruction code
US11340123B2 (en) * 2019-08-12 2022-05-24 Parker-Hannifin Corporation Electroactive polymer pressure sensor having corrugating capacitor
DE102021207736A1 (de) 2021-07-20 2023-01-26 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Drucksensor mit Kontakterkennung der Auslenkung der Membran sowie Drucksensorsystem

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4204244A (en) * 1978-01-23 1980-05-20 Motorola, Inc. Electromechanical pressure transducer
US4380041A (en) * 1978-09-25 1983-04-12 Motorola Inc. Capacitor pressure transducer with housing
US4852443A (en) * 1986-03-24 1989-08-01 Key Concepts, Inc. Capacitive pressure-sensing method and apparatus
JPH0750789B2 (ja) 1986-07-18 1995-05-31 日産自動車株式会社 半導体圧力変換装置の製造方法
US4933807A (en) * 1989-08-23 1990-06-12 Key Concepts, Inc. Method of and apparatus for improved capacitive displacement and pressure sensing including for electronic musical instruments
DE4042335A1 (de) 1990-02-12 1991-08-14 Fraunhofer Ges Forschung Drucksensoranordnung mit einem drucksensor, einem referenzelement und einer messschaltung
JP3399688B2 (ja) * 1995-03-29 2003-04-21 長野計器株式会社 圧力センサ
JPH09257618A (ja) * 1996-03-26 1997-10-03 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 静電容量型圧力センサおよびその製造方法
US5942692A (en) * 1997-04-10 1999-08-24 Mks Instruments, Inc. Capacitive pressure sensing method and apparatus avoiding interelectrode capacitance by driving with in-phase excitation signals
JP3380996B2 (ja) * 1999-02-02 2003-02-24 ニッタ株式会社 静電容量式力覚センサ
US6148674A (en) * 1999-09-15 2000-11-21 Park; Kyong M. Shielded capacitive pressure sensor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016526170A (ja) * 2013-06-04 2016-09-01 株式会社村田製作所 改良された圧力センサー構造
JP2017122722A (ja) * 2013-06-04 2017-07-13 株式会社村田製作所 改良された圧力センサー構造

Also Published As

Publication number Publication date
US6647795B2 (en) 2003-11-18
JP2002357498A (ja) 2002-12-13
US20020178828A1 (en) 2002-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7159466B2 (en) Piezo resistance type semiconductor device and its manufacturing method
JP4342122B2 (ja) 静電容量型物理量センサと検出装置
JP3362714B2 (ja) 静電容量型圧力センサおよびその製造方法
JPH06307960A (ja) 圧力センサ
US6225140B1 (en) CMOS compatable surface machined pressure sensor and method of fabricating the same
CN101819077B (zh) 半导体压力传感器及其制造方法
JP3551527B2 (ja) 半導体感歪センサの製造方法
US6352874B1 (en) Method of manufacturing a sensor
US8991262B2 (en) Capacitive pressure sensor, manufacturing method thereof, and pressure sensor package
JP4168497B2 (ja) 半導体力学量センサの製造方法
WO2007026782A1 (ja) コンデンサマイクロホン及びコンデンサマイクロホンの製造方法
KR100904994B1 (ko) 압력센서 제조방법 및 그 구조
JP2007303922A (ja) 静電容量型圧力センサ
JPH03114272A (ja) 感歪センサおよびその製造方法
JP3633555B2 (ja) 半導体力学量センサ
JP4174853B2 (ja) 半導体力学量センサの製造方法及び半導体圧力センサの製造方法
JPH10111203A (ja) 静電容量式半導体センサ及びその製造方法
JP4178574B2 (ja) 半導体力学量センサ及びその製造方法
JP3906548B2 (ja) スイッチ式加速度センサ及びその製造方法
JP2011102775A (ja) 半導体圧力センサおよびその製造方法
CN115165174B (zh) 一种mems压阻式压力传感器及其制备方法
JP4771290B2 (ja) 圧力センサの製造方法
JP2024081034A (ja) Memsセンサおよびmemsセンサの製造方法
JP3473462B2 (ja) 半導体加速度センサ及びその製造方法
JP3638469B2 (ja) 半導体加速度センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090630

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090707

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130717

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees