JP3380996B2 - 静電容量式力覚センサ - Google Patents

静電容量式力覚センサ

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JP3380996B2
JP3380996B2 JP24747699A JP24747699A JP3380996B2 JP 3380996 B2 JP3380996 B2 JP 3380996B2 JP 24747699 A JP24747699 A JP 24747699A JP 24747699 A JP24747699 A JP 24747699A JP 3380996 B2 JP3380996 B2 JP 3380996B2
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森本  英夫
和廣 岡田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、静電容量式力覚
センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の静電容量式力覚センサとしては、
例えば図14に示す如く、固定電極Dx+,Dx−,Dy
+,Dy−を有した基板90と、操作軸91aを有し且つ導
電性を有した皿状の金属ダイヤフラム91とをリベット92
により一体化して成るものがある。この力覚センサで
は、前記操作軸91aを傾倒させると金属ダイヤフラム91
が変形して、前記金属ダイヤフラム91と固定電極Dx
+,Dx−,Dy+,Dy−との間の静電容量が変化す
るようになっている。
【0003】しかしながら、従来の静電容量式力覚セン
サではに示すような問題がある。 金属ダイヤフラム91への操作軸91aとの結合(カシ
メ止め等)や、金属ダイヤフラム91と基板90とのリベッ
ト結合等の面倒な組み立て作業が必要であり、コスト高
となってしまう。 金属ダイヤフラム91と基板90との間に水等が侵入し
やすく、用途によっては防水対策用のシール部材が別途
必要になってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、面倒な組み立て作業が少なく且つ部品点数を増やす
ことなく容易に防水及び防塵対策ができる静電容量式力
覚センサを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(請求項1記載の発明) この発明は、90°間隔で電極が配置された固定電極群
が形成された基板と、全体が弾性を有するゴム又は樹脂
により一体成形され且つ少なくとも前記固定電極群と対
向する面が導電性ゴム又は導電性樹脂により構成されて
いる可動電極板とを具備すると共に、前記固定電極群と
可動電極板とから複数の可変静電容量部を構成し、一方
の直線上で対向する可変静電容量部の静電容量の変化に
より操作部に作用したX軸方向の力の大きさ及び正負方
向が検出でき、他方の直線上で対向する可変静電容量部
の静電容量の変化により操作部に作用したY軸方向の力
の大きさ及び正負方向が検出できるようにしてある静電
容量式センサにおいて、90°間隔で配置された四つの
電極で囲まれた基板部分に独立する接点用ランドを形成
すると共に、前記接点用ランドと対向する可動電極板部
分に電気接点となる突起を形成し、前記突起と接点用ラ
ンドとによりスイッチを構成させてある。 (請求項2記載の発明) この発明は、90°間隔で電極が配置された固定電極群
が形成された基板と、全体がエラストマーにより一体成
形され且つ少なくとも前記固定電極群と対向する面が導
電性エラストマーにより構成されている可動電極板とを
具備すると共に、前記固定電極群と可動電極板とから複
数の可変静電容量部を構成し、一方の直線上で対向する
可変静電容量部の静電容量の変化により操作部に作用し
たX軸方向の力の大きさ及び正負方向が検出でき、他方
の直線上で対向する可変静電容量部の静電容量の変化に
より操作部に作用したY軸方向の力の大きさ及び正負方
向が検出できるようにしてある静電容量式センサにおい
て、90°間隔で配置された四つの電極で囲まれた基板
部分に独立する接点用ランドを形成すると共に、前記接
点用ランドと対向する可動電極板部分に電気接点となる
突起を形成し、前記突起と接点用ランドとによりスイッ
チを構成させてある。 (請求項3記載の発明) この発明の静電容量式センサは、上記請求項1又は2記
載の発明に関し、90°間隔で配置された四つの電極で
囲まれた基板部分に独立する電極を形成してあり、前記
した独立する電極と可動電極板とにより構成される可変
静電容量部の静電容量の変化により操作部に作用したZ
軸方向の力の大きさ及び正負方向が検出できるようにし
てある。 (請求項4記載の発明) この発明の静電容量式センサは、上記請求項1乃至3の
いずれかに記載の発明に関し、可動電極板には、ゴム又
は樹脂より成る凸状の操作部が一体成形されている。 (請求項5記載の発明) この発明の静電容量式センサは、上記請求項1乃至3の
いずれかに記載の発明に関し、可動電極板には、エラス
トマーより成る凸状の操作部が一体成形されている。 (請求項6記載の発明) この発明の静電容量式センサは、上記請求項1乃至5の
いずれかに記載の発明に関し、可動電極板には操作部を
囲む態様で周凸部が形成されており、前記周凸部を取付
部材に押圧する態様で可動電極板を取り付けたときに
は、周凸部の弾性復帰力により取付部材と可動電極板と
の間のシール性が確保されるようにしてある。 (請求項7記載の発明) この発明の静電容量式センサは、上記請求項1又は2記
載の発明に関し、基板と可動電極板とを金属フレームで
包み込むと共に前記金属フレームの一部を折り曲げて可
動電極板が基板及び金属フレームに対して圧接する態様
で固定してあり、前記可動電極板の弾性復帰力によって
生じるシール性により可変静電容量部に異物が外部から
侵入しないようにしてある。 (請求項8記載の発明) この発明の静電容量式センサは、上記請求項7記載の発
明に関し、金属フレームが導電性を有するものであり、
前記金属フレームを介して可動電極板を特定の電圧に保
持するようにしてある。 (請求項9記載の発明) この発明の静電容量式センサは、上記請求項4又は5記
載の発明に関し、操作部に空間部を設けてある。
【0006】なお、上記発明の静電容量式力覚センサの
機能については、以下の発明の実施の形態の欄で詳述す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に従って説明する。 (実施形態1)図1は、この発明の実施形態1の静電容
量式力覚センサSの断面図を示している。
【0008】この静電容量式力覚センサSは、基本的に
は図1に示すように、基板1と、前記基板1上に配置さ
れた可動電極板2とを具備するものであり、図1の二点
鎖線に示される如くケーシングKの上壁kにビスBによ
り取り付けるようにして形成されている。
【0009】基板1は、図1や図2に示すように、その
上面に接点用ランドL、及びレジスト膜Rで覆われた固
定電極Dx+,Dx−,Dy+,Dy−,Dz+が形成
されていると共に、下面に静電容量/電圧変換用の電子
部品Eが配置されており、また、四隅には上記ビスBを
挿通するための貫通孔hを穿設してある。なお、固定電
極Dx+,Dx−,Dy+,Dy−,Dz+をレジスト
膜Rで覆ってあるのは、後述する導電性ゴム層部21と直
接接触するようなことがないようにするためである。
【0010】可動電極板2は、図1に示すように、全体
が弾性ゴムにより一体成形されており、具体的には上側
のシリコンゴム部20(樹脂で構成されたものでもよい)
と下側の導電性ゴム部21(導電性樹脂で構成されたもの
でもよい)とから構成されている。この可動電極板2の
材料は常温付近で大きなゴム弾性を示す高分子物質(エ
ラストマー)であればよく、例えば、架橋した天然ゴム
や合成ゴム、熱可塑性ウレタンゴム、スパンデックスや
ポリカーボネート弾性樹脂、スポンジゴムなどが採用で
きる。
【0011】前記シリコンゴム部20は、図1に示すよう
に、その上面に短軸状の操作部20aを立設してあり、外
周部には上記した上壁kとの圧接によりシール性を発揮
する周凸部20bを設けてあると共に前記操作部20と周凸
部20bとの間を真円状のダイヤフラム部20cとしてあ
る。他方、導電性ゴム部21は、図1に示すように、その
下面に上記固定電極Dx+,Dx−,Dy+,Dy−,
Dz+が入る程度の大きさの平面視円形状の凹み部21a
を設けてある。
【0012】なお、上記可動電極板2は操作部20aに力
を加えるとダイヤフラム部20cに応力が集中して変形す
る起歪体を形成しており、導電性ゴム部21の固定電極と
対向する部分は、後述するように固定電極Dx+,Dx
−,Dy+,Dy−,Dz+との関係で可変静電容量部
Cx+,Cx−,Cy+,Cy−,Cz+を構成する電
極Dとして機能する。
【0013】ここで、この静電容量式力覚センサSは、
図1に示すケーシングKへの取り付け状態では以下に示
す機能が発揮されている。 周凸部20bが上壁kからの押圧力により弾性変形し
て、導電性ゴム部21と接点用ランドLとが圧接状態とな
り、可変静電容量部Cx+,Cx−,Cy+,Cy−,
Cz+への液体やゴミの侵入が阻止(シール性が発揮)
され、他方、上壁kの下面と周凸部20bとが圧接状態と
なり、上壁kに形成された孔Hからの液体やゴミの侵入
が阻止される。つまり、このセンサSの構成を採用した
場合、板状シート部材を特別に設けなくとも各所のシー
ル性が確保できる。 上記した導電性ゴム部21と接点用ランドLとの接触に
より可動電極板2の導電性ゴム部21全体がGND電位と
なる。よって、接点用ランドLと固定電極Dx+,Dx
−,Dy+,Dy−,Dz+との間に電位差を設けるこ
とにより上記した可変静電容量部Cx+,Cx−,Cy
+,Cy−,Cz+を発生させることができる。 なお、このセンサSの構成を採用した場合、従来の技
術の欄で記載したような面倒な組み立て作業がない。
【0014】この静電容量式力覚センサSは上記のよう
な構成であるから、操作部20aを操作すると以下に示す
ように機能する。
【0015】先ず、図3に示すように、操作部20aにX
軸方向の力Fx又はモーメントMxを加えると、電極D
と固定電極Dx+との間のギャップが小さくなり、可変
静電容量部Cx+の静電容量が大きくなる。他方、電極
Dと固定電極Dx−との間のギャップは変化しないか又
は大きくなり、可変静電容量部Cx+の静電容量は変化
しないか又は小さくなる。このことは対称性によりY軸
方向の力Fy又はモーメントMyを加えた場合も固定電
極Dy+,Dy−について同様のことが言える。つま
り、XY平面では、加える力の大きさと方向に応じて電
極Dを構成する導電性ゴム部21が変形し、それに対応し
て可変静電容量部Cx+,Cx−,Cy+,Cy−,C
z+の静電容量が変化する。なお、上記した操作部20a
への力又はモーメントが無くなると、元の状態に復帰す
る。
【0016】次に、図4に示すように、操作部20aにZ
軸方向の力Fzを加えると、電極Dと固定電極Dz+と
の間のギャップが小さくなり、可変静電容量部Cz+の
静電容量は大きくなる。また、電極Dと固定電極Dx
+,Dx−,Dy+,Dy−,Dz+との間のギャップ
は均等に小さくなり可変静電容量部Cx+,Cx−,C
y+,Cy−の静電容量はほぼ等しく大きくなる。
【0017】以上のことから、可変静電容量部Cx+,
Cx−,Cy+,Cy−,Cz+の静電容量は三次空間
に加える力の大きさに対応して変化することが判った。
したがって、図5に示すような回路を構成すれば、操作
部20aに加える力の大きさと方向を、X,Y,Z軸方向
の成分の電圧変化として検出することができる。なお、
図5に示した回路にかえて図6に示した回路(Y及びZ
軸の回路は省略している)を採用しても同様の効果を得
ることができる。図6中、Vx1 ,Vx2 は周期的に変
化するものとする。 (実施形態2)図7は、この発明の実施形態2の静電容
量式力覚センサSの断面図を示しており、図8は前記静
電容量式力覚センサSの外観斜視図を示している。
【0018】この実施形態では単独での組み立てを考慮
しており、静電容量式力覚センサSは、図7や図8に示
すように、基板1と可動電極板2とを金属フレームF内
に収容すると共に、前記金属フレームFにおける上壁f
1と折曲片f2とにより基板1と可動電極板2とを積層
した状態で挟圧保持したものである。したがって、上記
実施形態1と同様にこの可変静電容量部Cx+,Cx
−,Cy+,Cy−,Cz+への液体やゴミの侵入が阻
止(シール性が発揮)され、また、導電性ゴム部21と接
点用ランドLとの接触により可動電極板2の導電性ゴム
部21全体がGND電位となっている。ここで、図7や図
8に示した符号f3はハンダ付きリード端子であり、こ
れを介して接点用ランドLと固定電極Dx+,Dx−,
Dy+,Dy−,Dz+との間に電位差が付与される。
【0019】なお、上記可動電極板2は、操作部20aも
含めて全体を導電性ゴムにより構成するようにしてもよ
い。
【0020】また、導電性ゴム部21をGND(グラン
ド)電位にする手段として上記実施形態において接点用
ランドLを設けることなく、図9に示す如く、導電性ゴ
ム部21を金属フレームFと接触させ、前記金属フレーム
Fのリード端子f3をGNDに接続するようにしてもよ
い。 (実施形態3)この実施形態3の静電容量式力覚センサ
Sは、図10に示すように、基板1にレジスト膜Rで覆わ
れた固定電極Dx+,Dx−,Dy+,Dy−のみを配
設し、これら固定電極Dx+,Dx−,Dy+,Dy−
で囲まれる部分(図1や図7でDz+が存在していた部
分)と対向する導電性ゴム部21部分に突起21dを垂下さ
せて構成してある。このセンサSでは前記突起21dの下
端を基板1側に接触させてあり、突起21dがテコの支点
の如く機能するようにしてある。したがって、この構造
のセンサSをジョイスティックとして使用した場合、操
作性が安定するという効果がある。 (実施形態4)この実施形態4の静電容量式力覚センサ
Sは、図11に示すように、レジスト膜Rで覆われた固定
電極Dx+,Dx−,Dy+,Dy−で囲まれた基板部
分に独立する接点用ランドL1(レジスト膜R無し)を
形成すると共に、前記接点用ランドL1と対向する導電
性ゴム部21部分に電気接点となる突起21eを形成してあ
り、前記突起21eと接点用ランドL1とによりスイッチ
を構成させたものである。 (実施形態5)この実施形態4の静電容量式力覚センサ
Sは、図12や図13に示すように、操作感を向上させるた
めに操作部20aの内部に空間部t(中空)とすることが
できる。 (その他の実施形態)上記実施形態1〜5に示された静
電容量式力覚センサSに関し、操作性を向上させるため
に操作部20aの先端を凸又は凹にしても良い。
【0021】手で操作する力以外の力を測定する場合
は、用途に合わせて操作部の形状を変更しても良い。例
えば操作部の先端をベアリング等の取り付けが可能な形
状にし、糸の張力を測定する用途にも供することができ
る。
【0022】
【発明の効果】この発明は上記構成を有するものである
から以下の効果を奏する。
【0023】発明の実施の形態段の欄の説明から明らか
なように、面倒な組み立て作業が少なく且つ部品点数を
増やすことなく容易に防水及び防塵対策ができる静電容
量式力覚センサを提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1の静電容量式力覚センサ
の組み立て断面図。
【図2】前記力覚センサの基板及び固定電極の平面図。
【図3】前記力覚センサの操作部にX軸方向の力又はモ
ーメントが生じたときの断面図。
【図4】前記力覚センサの操作部にZ軸方向の力が生じ
たときの断面図。
【図5】前記力覚センサに採用される回路図。
【図6】前記力覚センサに採用される他の実施形態の回
路図。
【図7】この発明の実施形態2の静電容量式力覚センサ
の断面図。
【図8】この発明の実施形態2の静電容量式力覚センサ
の外観斜視図。
【図9】前記発明の実施形態2の静電容量式力覚センサ
に関連する力覚センサの断面図。
【図10】この発明の実施形態3の静電容量式力覚センサ
の断面図。
【図11】この発明の実施形態4の静電容量式力覚センサ
の断面図。
【図12】この発明の実施形態5の静電容量式力覚センサ
の断面図。
【図13】この発明の実施形態5の静電容量式力覚センサ
に関連する力覚センサの断面図。
【図14】先行技術の静電容量式力覚センサの断面図。
【符号の説明】
S 静電容量式力覚センサ D 可動電極板 Dx+ 固定電極 Dx− 固定電極 Dy+ 固定電極 Dy− 固定電極 Dz+ 固定電極 Cx+ 可変静電容量部 Cx− 可変静電容量部 Cy+ 可変静電容量部 Cy− 可変静電容量部 Cz+ 可変静電容量部 1 基板 2 可動電極板 20 シリコンゴム部 20a 操作部 21 導電性ゴム部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06F 3/033 330 G01D 5/24 B (56)参考文献 特開2000−193538(JP,A) 特開 平7−200164(JP,A) 特開 平10−91333(JP,A) 特開 平6−324801(JP,A) 特開 平7−151623(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 7/00 G01B 7/16 G01D 5/24 G01L 1/14 G01L 5/16 G06F 3/033 330

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 90°間隔で電極が配置された固定電極
    群が形成された基板と、全体が弾性を有するゴム又は樹
    脂により一体成形され且つ少なくとも前記固定電極群と
    対向する面が導電性ゴム又は導電性樹脂により構成され
    ている可動電極板とを具備すると共に、前記固定電極群
    と可動電極板とから複数の可変静電容量部を構成し、一
    方の直線上で対向する可変静電容量部の静電容量の変化
    により操作部に作用したX軸方向の力の大きさ及び正負
    方向が検出でき、他方の直線上で対向する可変静電容量
    部の静電容量の変化により操作部に作用したY軸方向の
    力の大きさ及び正負方向が検出できるようにしてある静
    電容量式センサにおいて、90°間隔で配置された四つ
    の電極で囲まれた基板部分に独立する接点用ランドを形
    成すると共に、前記接点用ランドと対向する可動電極板
    部分に電気接点となる突起を形成し、前記突起と接点用
    ランドとによりスイッチを構成させてあることを特徴と
    する静電容量式センサ。
  2. 【請求項2】 90°間隔で電極が配置された固定電極
    群が形成された基板と、全体がエラストマーにより一体
    成形され且つ少なくとも前記固定電極群と対向する面が
    導電性エラストマーにより構成されている可動電極板と
    を具備すると共に、前記固定電極群と可動電極板とから
    複数の可変静電容量部を構成し、一方の直線上で対向す
    る可変静電容量部の静電容量の変化により操作部に作用
    したX軸方向の力の大きさ及び正負方向が検出でき、他
    方の直線上で対向する可変静電容量部の静電容量の変化
    により操作部に作用したY軸方向の力の大きさ及び正負
    方向が検出できるようにしてある静電容量式センサにお
    いて、90°間隔で配置された四つの電極で囲まれた基
    板部分に独立する接点用ランドを形成すると共に、前記
    接点用ランドと対向する可動電極板部分に電気接点とな
    る突起を形成し、前記突起と接点用ランドとによりスイ
    ッチを構成させてあることを特徴とする静電容量式セン
    サ。
  3. 【請求項3】 90°間隔で配置された四つの電極で囲
    まれた基板部分に独立する電極を形成してあり、前記し
    た独立する電極と可動電極板とにより構成される可変静
    電容量部の静電容量の変化により操作部に作用したZ軸
    方向の力の大きさ及び正負方向が検出できるようにして
    あることを特徴とする請求項1又は2記載の静電容量式
    センサ。
  4. 【請求項4】 可動電極板には、ゴム又は樹脂より成る
    凸状の操作部が一体成形されていることを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の静電容量式センサ。
  5. 【請求項5】 可動電極板には、エラストマーより成る
    凸状の操作部が一体成形されていることを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の静電容量式センサ。
  6. 【請求項6】 可動電極板には操作部を囲む態様で周凸
    部が形成されており、前記周凸部を取付部材に押圧する
    態様で可動電極板を取り付けたときには、周凸部の弾性
    復帰力により取付部材と可動電極板との間のシール性が
    確保されるようにしてあることを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれかに記載の静電容量式センサ。
  7. 【請求項7】 基板と可動電極板とを金属フレームで包
    み込むと共に前記金属フレームの一部を折り曲げて可動
    電極板が基板及び金属フレームに対して圧接する態様で
    固定してあり、前記可動電極板の弾性復帰力によって生
    じるシール性により可変静電容量部に異物が外部から侵
    入しないようにしてあることを特徴とする請求項1又は
    2記載の静電容量式センサ。
  8. 【請求項8】 金属フレームが導電性を有するものであ
    り、前記金属フレームを介して可動電極板を特定の電圧
    に保持するようにしてあることを特徴とする請求項7記
    載の静電容量式センサ。
  9. 【請求項9】 操作部に空間部を設けてあることを特徴
    とする請求項4又は5記載の静電容量式センサ。
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Cited By (1)

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