JP2002357498A - 静電容量型物理量センサと検出装置 - Google Patents

静電容量型物理量センサと検出装置

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JP2002357498A JP2001166350A JP2001166350A JP2002357498A JP 2002357498 A JP2002357498 A JP 2002357498A JP 2001166350 A JP2001166350 A JP 2001166350A JP 2001166350 A JP2001166350 A JP 2001166350A JP 2002357498 A JP2002357498 A JP 2002357498A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高感度が要求される範囲では物理量の微小な
変化を検知でき、高感度が要求されない範囲では広い範
囲の物理量を検知できる静電容量型物理量センサを実現
する。 【解決手段】 静電容量型物理量センサ110は、固定
電極122bを持つ基板180と、基板180からギャ
ップ182を隔てて形成された可動電極122aを持つ
ダイアフラム184と、ダイアフラム184の周縁に形
成されたダイアフラム184の支持部186を備え、支
持部186より内側に、ダイアフラム184のギャップ
182側の面からギャップ182内に伸びる突出部14
2a、152aが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、静電容量型物理
量センサと静電容量型物量検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来の静電容量型物理量センサを備え
た静電容量型物理量検出装置の一例を図14から図18
を参照して説明する。図14は従来の静電容量型圧力検
出装置のブロック図である。図15は静電容量型圧力セ
ンサの概略平面図であり、封止膜を除いた状態の平面図
を示している。図16は図15のA−B線の断面図であ
り、図17はC−D線の断面図であり、図18はE−F
線の断面図である。図14に示すように、従来の静電容
量型圧力検出装置1は、静電容量型圧力センサ10と、
容量検出回路64を備えている。静電容量型圧力センサ
10は、感圧容量Cの感圧キャパシタ20と、基準容
量Cの基準キャパシタ30を有する。感圧キャパシタ
20は検出電圧Vの入力端子60に接続されている。
基準キャパシタ30は基準電圧Vの入力端子62に接
続されている。感圧キャパシタ20と基準キャパシタ3
0はそれぞれ容量検出回路64に接続されている。容量
検出回路64は電圧VOUTの出力端子78に接続され
ている。
【0003】静電容量型圧力センサ10は、実際にはシ
リコン基板上にダイアフラムを形成することで製造され
ている。具体的には、静電容量型圧力センサ10は、図
16から図18に示すように、シリコン基板80と、シ
リコン基板80からギャップ82を隔てて形成されたダ
イアフラム84と、ダイアフラム84の周縁に形成され
たダイアフラム84の支持部86を備えている。シリコ
ン基板80には、その表面側に感圧容量下部電極22b
と、基準容量下部電極32bが形成されている。感圧容
量下部電極22bは感圧容量下部電極リード24bを介
して感圧容量下部電極端子26b(図15と図16参
照)に接続され、基準容量下部電極32bは基準容量下
部電極リード34bを介して基準容量下部電極端子36
b(図15と図16参照)に接続されている。シリコン
基板80の表面は、基板保護膜88(図16から図18
参照)で覆われている。ダイアフラム84は、多結晶シ
リコン膜からなる半導体膜92と、シリコン窒化膜から
なる封止膜96で構成されている。半導体膜92には、
感圧容量上部電極22aと、基準容量上部電極32aが
形成されている。感圧容量上部電極22aは感圧容量上
部電極リード24aを介して感圧容量上部電極端子26
a(図15と図17参照)に接続され、基準容量上部電
極32aは基準容量上部電極リード34aを介して基準
容量上部電極端子36a(図15と図17参照)に接続
されている。図16から図18に示す感圧容量上部電極
22aと感圧容量下部電極22bによって図14に示す
感圧キャパシタ20が構成されている。図16から図1
8に示す基準容量上部電極32aと基準容量下部電極3
2bによって図13に示す基準キャパシタ30が構成さ
れている。
【0004】所定の圧力が図16から図18に示すダイ
アフラム84に印加されると、ギャップ82は封止され
た真空の圧力基準室として機能するから、印加された圧
力に比例してダイアフラム84がたわんで変形する。ダ
イアフラム84が変形すると、感圧容量上部電極22a
と感圧容量下部電極22b間の距離が変化する。この両
電極間の距離が変化すると両電極間の容量が変化する。
図14に示す構成によって感圧キャパシタ20の感圧容
量Cの変化と基準キャパシタ30の基準容量Cの差
をとり、容量検出回路64で電圧値VOUTに変換する
ことによって、ダイアフラム84に印加された圧力の大
きさを検出することができる。基準キャパシタ30は、
センサ10が置かれている環境温度によって静電容量が
変化することを補償し、センサ10から出力される電圧
値VOUTが温度に影響されず、圧力のみに影響される
ように用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 上記した従来の静電
容量型圧力センサ1では、図19のグラフに示すよう
に、印加圧力がPになるまでは、出力電圧VOU
印加圧力が比例する。しかし、印加圧力がPになる
と、図16から図18に示したダイアフラム84は変形
量の大きい中央部からシリコン基板80に接触し始める
ため、出力電圧が印加圧力に比例しなくなり、徐々に飽
和する。さらに印加圧力がPになると、ダイアフラム
84の中央部付近が完全にシリコン基板80に接触し、
この結果、印加圧力を増加させても出力電圧VOUT
飽和状態となり、印加圧力を検出できなくなる。ダイア
フラム84の厚さを厚くしたり、あるいはダイアフラム
84の直径を小さくすれば、印加圧力に対するダイアフ
ラム84の変形量が小さくなるため、検知可能な圧力の
範囲を広くすることができる。しかしながらその反面、
ダイアフラム84の厚さを厚くしたり、あるいは直径を
小さくすると、センサの感度が低下してしまい、検出可
能な圧力の分解能が粗くなってしまうという問題が生じ
る。
【0006】広い範囲の物理量(圧力、加速度、振動、
音圧等)を検知でき、かつ、その範囲の全てにおいて感
度良く物理量の微小な変化を検知できるのが理想ともい
える。しかしながら、そのような静電容量型物理量セン
サの実現は難しい。一方、実際に静電容量型物理量セン
サを使用する場合には、測定範囲のうちでも高感度が要
求される範囲と要求されない範囲があるのが通常であ
る。通常は、測定する物理量が大きくなるにつれて、検
出可能な分解能が粗くなることが許容されることが多
い。本発明者はこのような事実に着目し、高感度が要求
される範囲では物理量の微小な変化を検知でき、高感度
が要求されない範囲では広い範囲の物理量を検知できる
静電容量型物理量センサを実現することを目的として鋭
意研究を進めた結果、本発明を着想するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用と効果】 本発
明の静電容量型物理量センサは、固定電極を持つ基板
と、基板からギャップを隔てて形成された可動電極を持
つダイアフラムと、ダイアフラムの周縁に形成されたダ
イアフラムの支持部を備え、支持部より内側に、基板の
ギャップ側の面および/またはダイアフラムのギャップ
側の面からギャップ内に伸びる突出部が形成されている
ことを特徴とする(請求項1)。本発明者は、ダイアフ
ラムに加わる物理量の大きさによってダイアフラムの物
理量検知領域の大きさを変化させることができる静電容
量型物理量センサを実現した。このセンサでは、突出部
がその対向面に接触する前は、ダイアフラムの物理量検
知領域は支持部で支持された範囲内の広い領域である。
このため、突出部がその対向面に接触する前は、物理量
の微小な変化を検知できる。一方、所定の物理量が加わ
ると、突出部がその対向面に接触する。突出部がその対
向面に接触すると、突出部はダイアフラムの周縁に形成
された支持部と同様の役割を果たし、ダイアフラムの物
理量検知領域は突出部で支持された範囲内の領域とな
る。突出部は支持部より内側に形成されているから、突
出部が対向面に接触する前よりもダイアフラムの物理量
検知領域は狭くなる。このため、突出部がその対向面に
接触する前に比べて、物理量に対するダイアフラムの変
形量が小さくなる。よって、ダイアフラムに大きな物理
量が加わっても、ダイアフラムの中央部が基板に接触し
て物理量が検出不能となるのを防止できる。このため、
突出部がその対向面に接触した後は、広い範囲の物理量
を検知できる。このセンサによれば、高感度が要求され
る範囲では物理量の微小な変化を検知でき、高感度が要
求されない範囲では広い範囲の物理量を検知できる。
【0008】請求項1に記載の静電容量型物理量センサ
においては、突出部が複数形成されており、各突出部は
その対向面に異なる物理量をダイアフラムに加えること
で接触することが好ましい(請求項2)。このセンサに
よると、物理量検知領域の大きさをより細かく設定する
ことができる。このため、物理量の微小な変化を検知す
る段階や、広い範囲の物理量を検知する段階をより細か
く設定することができる。
【0009】請求項1または2に記載の静電容量型物理
量センサにおいては、突出部がダイアフラム変形時の等
高線に沿って形成されていることが好ましい(請求項
3)。ここで、「突出部が…等高線に沿って形成されて
いる」とは、1つの突出部が等高線に沿って形成されて
いる場合と、複数の突出部が等高線に沿って形成されて
いる場合の両方を含む。このセンサによると、1つの突
出部が等高線に沿って形成されていると、所定の物理量
が加わった場合に、1つの突出部の各部位をその対向面
に同時に接触させることができる。また、複数の突出部
が等高線に沿って形成されていると、所定の物理量が加
わった場合に、各突出部をその対向面に同時に接触させ
ることができる。このため、このセンサによれば、この
突出部によってダイアフラムが安定して支持された状態
で物理量を検出することができる。
【0010】請求項1から3のいずれかに記載の静電容
量型物理量センサにおいては、ダイアフラムは基準容量
電極をさらに持つことが好ましい(請求項4)。このセ
ンサによると、基準容量電極のみを設けるダイアフラム
を別途設ける必要がない。また、可動電極と基準容量電
極が同一のダイアフラムに形成され、近接した位置にあ
ることから、可動電極と基準容量電極の温度環境がほぼ
同様となる。このため、これらの容量の差をとることで
温度の影響を相殺することができる。
【0011】本発明はまた、静電容量型物理量検出装置
をも実現する。この検出装置は、請求項1から4のいず
れかに記載の静電容量型物理量センサと、加えられる物
理量の大きさが変化しても物理量の変化に対する物理量
検出パラメータ値の変化の割合がほぼ同じとなるよう
に、物理量検出パラメータ値を補正する手段を備えてい
る(請求項5)。ここで、「物理量検出パラメータ値」
とは、加えられる物理量の変化に応じて変化する静電容
量の値、あるいはこの静電容量の変化に応じて変化する
電圧値等をいう。この検出装置によると、加えられる物
理量の大きさが変化しても物理量の変化に対する物理量
検出パラメータ値の変化の割合がほぼ同じとなるので、
物理量検出パラメータ値に対応する物理量の大きさを容
易に認識できる。
【0012】請求項5に記載の補正手段は、突出部がそ
の対向面に接触する前と接触した後で物理量の変化に対
する物理量検出パラメータ値の変化の割合がほぼ同じと
なるように、突出部がその対向面に接触する前および/
または接触した後の物理量検出パラメータ値を補正する
ことが好ましい(請求項6)。この検出装置によると、
物理量検出パラメータ値の補正を適切に行える。
【0013】また、請求項5に記載の補正手段は、物理
量検出パラメータ値が所定値になる前となった後で物理
量の変化に対する物理量検出パラメータ値の変化の割合
がほぼ同じとなるように、物理量検出パラメータ値が所
定値になる前および/または所定値になった後の物理量
検出パラメータ値を補正してもよい(請求項7)。この
検出装置によっても、物理量検出パラメータ値の補正を
適切に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】 本実施例の静電容量型圧力検出
装置の構成を図1から図5を参照して説明する。図1は
本実施例の静電容量型圧力検出装置のブロック図であ
る。図2は静電容量型圧力センサの概略平面図であり、
封止膜を除いた状態の平面図を示している。図3は、図
2のA−B線断面図であり、図4はC−D線断面図であ
り、図5はE−F線断面図である。図1に示すように、
本実施例の静電容量型圧力検出装置101は、静電容量
型圧力センサ110と、容量検出回路164と、ROM
172と、信号処理回路174等を備えている。静電容
量型圧力センサ110は、感圧容量Cの感圧キャパシ
タ120と、基準容量Cの基準キャパシタ130と、
第1スイッチ140と、第2スイッチ150を有する。
感圧キャパシタ120は、検出電圧Vの入力端子16
0に接続されている。基準キャパシタ130は、基準電
圧Vの入力端子162に接続されている。感圧キャパ
シタ120と基準キャパシタ130はそれぞれ容量検出
回路164に接続されている。
【0015】第1スイッチ140は抵抗170aと直列
に接続されており、第2スイッチ150は抵抗170b
と直列に接続されている。第1スイッチ140と抵抗1
70aの組と、第2スイッチ150と抵抗170bの組
は並列に接続されており、電圧源168に接続されてい
る。第1スイッチ140と抵抗170aの間、および第
2スイッチ150と抵抗170bの間からはそれぞれ接
続線が伸びており、各接続線はROM172に接続され
ている。上記した容量検出回路164とROM172
は、信号処理回路174に接続されている。信号処理回
路174は電圧VSENの出力端子178に接続されて
いる。
【0016】静電容量型圧力センサ110は、実際には
シリコン基板上にダイアフラムを形成することで製造さ
れている。具体的には、静電容量型圧力センサ110
は、図3から図5に示すように、シリコン基板180
と、シリコン基板180からギャップ182を隔てて形
成されたダイアフラム184と、ダイアフラム184の
周縁に形成されたダイアフラム184の支持部186を
備えている。シリコン基板180には、感圧容量下部電
極122bと、基準容量下部電極132bと、第1下部
スイッチ142bと、第2下部スイッチ152bが形成
されている。これらは、高伝導度特性が得られるように
シリコン基板180に不純物が高濃度拡散された層で形
成されている。感圧容量下部電極122bは感圧容量下
部電極リード124bを介して感圧容量下部電極端子1
26b(図2と図3参照)に接続され、基準容量下部電
極132bは基準容量下部電極リード134bを介して
基準容量下部電極端子136b(図2と図3参照)に接
続されている。第1下部スイッチ142bは第1下部ス
イッチリード144bを介して第1下部スイッチ端子1
46b(図2参照)に接続され、第2下部スイッチ15
2bは第2下部スイッチリード154bを介して第2下
部スイッチ端子156b(図2参照)に接続されてい
る。シリコン基板180の表面は、基板保護膜188
(図3から図5参照)で覆われている。
【0017】ダイアフラム184は、多結晶シリコン膜
からなる半導体膜192と、シリコン窒化膜からなる封
止膜196で構成されている。半導体膜192には、感
圧容量上部電極122aと、基準容量上部電極132a
と、第1上部スイッチ(突出部の一例)142aと、第
2上部スイッチ(突出部の一例)152aが形成されて
いる。これらは、高伝導度特性が得られるように半導体
膜192に不純物が高濃度拡散された層で形成されてい
る。感圧容量上部電極122aは感圧容量上部電極リー
ド124aを介して感圧容量上部電極端子126a(図
2と図4参照)に接続され、基準容量上部電極132a
は基準容量上部電極リード134aを介して基準容量上
部電極端子136a(図2と図4参照)に接続されてい
る。また、第1上部スイッチ142aは第1上部スイッ
チリード144aを介して第1上部スイッチ端子146
a(図2参照)に接続され、第2上部スイッチ152a
は第2上部スイッチリード154aを介して第2上部ス
イッチ端子156a(図2参照)に接続されている。
【0018】感圧容量上部電極122aは、図2の平面
図に示すように円板状に形成されており、この感圧容量
上部電極122aと対向する位置に同じ円板状の感圧容
量下部電極122b(図3から図5参照)が配置されて
いる。感圧容量上部電極122aの外周を囲うように第
2上部スイッチ152aが形成されている。第2上部ス
イッチ152aは半導体膜192の変形時の等高線に沿
ってリング状に形成されている。第2上部スイッチ15
2aは図3から図5に示すように、半導体膜192のギ
ャップ182側の面からギャップ182内に突出してい
る。この第2上部スイッチ152aと対向する位置に同
じ大きさのリング状の第2下部スイッチ152bが配置
されている。第2上部スイッチ152aの外周を囲うよ
うに第1上部スイッチ142aが形成されている。第1
上部スイッチ142aは半導体膜192の変形時の等高
線に沿ってリング状に形成されている。第1上部スイッ
チ142aは図3から図5に示すように、半導体膜19
2のギャップ182側の面からギャップ182内に突出
している。第1上部スイッチ142aの突出幅は第2上
部スイッチ152aの突出幅よりも大きい。第1上部ス
イッチ142aと第2上部スイッチ152aの突出幅
は、ダイアフラム184に圧力が印加されたときに、第
1上部スイッチ142aが先に第1下部スイッチ142
bに接触し、その後、第2上部スイッチ152aが第2
下部スイッチ152bに接触するような幅に調整されて
いる。
【0019】図3から図5に示す感圧容量上部電極12
2aと感圧容量下部電極122bによって図1に示す感
圧キャパシタ120が構成されている。図3から図5に
示す基準容量上部電極132aと基準容量下部電極13
2bによって図1に示す基準キャパシタ130が構成さ
れている。図3から図5に示す第1上部スイッチ142
aと第1下部スイッチ142bによって図1に示す第1
スイッチ140が構成されている。図3から図5に示す
第2上部スイッチ152aと第2下部スイッチ152b
によって図1に示す第2スイッチ150が構成されてい
る。
【0020】図1に示す容量検出回路164は、スイッ
チドキャパシタ回路等で構成すればよい。スイッチドキ
ャパシタ回路は通常の半導体加工プロセスによって容易
に形成できるため、静電容量型圧力センサ110と同一
の基板上に形成して集積化することも容易である。ま
た、図1に示す信号処理回路174は、基本的には、容
量検出回路164からの出力電圧VOUTとROM17
2からの補正係数を乗算する乗算回路等で構成すればよ
い。さらに、図1に示すROM172は、例えば、バッ
テリバックアップ付きのRAM、フラッシュメモリ、不
揮発性RAM等の他の記憶手段であってもよい。これら
の信号処理回路174やROM172も、静電容量型圧
力センサ110と同一の基板上に形成して集積化するこ
とができる。
【0021】次に、本実施例の静電容量型圧力検出装置
101の静電容量型圧力センサ110の製造方法の一例
を図6から図11を参照して説明する。以下の製造方法
によって、上記したダイアフラム構造と電極対構造を実
現する。図6に示すように、熱拡散法やイオン注入法等
によってシリコン基板180の表面に局部的に不純物を
添加して拡散層(感圧容量下部電極122b、基準容量
下部電極132b、第1下部スイッチ142b、第2下
部スイッチ152b)を形成する。続いて、CVD法等
でシリコン窒化膜を堆積させて耐エッチング特性を有す
る基板保護膜188を形成する。続いて、CVD法等に
よってシリコン酸化膜を堆積させて犠牲層190を形成
する。続いて、図7に示すように、レジスト(図示省
略)をマスクにしてドライエッチングを行い、犠牲層1
90をパターニングする。このパターニングは、後に第
1上部スイッチ142aと第2上部スイッチ142bと
なる部分を形成するために行うものであるため、第1上
部スイッチ142aと第2上部スイッチ142bとなる
部分の深さは変えてパターニングする。実際には、最初
に第1上部スイッチ142aの形成部のみを所定深さに
までエッチングし、続いて、第1上部スイッチ142a
の形成部と第2上部スイッチ142bの形成部を同時に
エッチングする。この結果、第1上部スイッチ142a
の形成部では第2上部スイッチ142bの形成部よりも
深くエッチングされる。
【0022】続いて、図8に示すように、CVD法等で
多結晶シリコン膜を堆積させて耐エッチング特性を有す
る半導体膜192を形成する。続いて、図9に示すよう
に、熱拡散法やイオン注入法等によって半導体膜192
の表面に局部的にリン等のp型不純物を添加して拡散層
(感圧容量上部電極122a、基準容量上部電極132
a、第1上部スイッチ142a、第2上部スイッチ15
2a)を形成する。なお、温度によっては上記拡散層か
ら半導体膜192にリーク電流が流れる場合があるの
で、それを防止するために半導体膜192にn型不純物
を若干添加しておくことが好ましい。続いて、図10に
示すように、半導体膜192にエッチング孔194を形
成し、ウェットエッチングによって犠牲層190を除去
する。エッチングの際のエッチング液には、犠牲層19
0を形成するシリコン酸化膜をエッチングして半導体膜
192を形成する多結晶シリコン膜と基板保護膜188
を形成するシリコン窒化膜をエッチングしにくいエッチ
ング液(例えばフッ化水素酸溶液等)を用いることが好
ましい。なお、エッチングは、上記したウェットエッチ
ングの他にも、無水フッ酸ガスと水蒸気あるいはメチル
アルコールガスの混合ガスによるドライエッチング等で
行ってもよい。続いて、図11に示すように、封止膜1
96を形成し、エッチング孔194を封止する。これに
より、ギャップ182は真空状態となり、圧力基準室と
して機能する。また、ダイアフラム184とダイアフラ
ム184の支持部186が形成される。
【0023】なお、上記実施例では、犠牲層190をC
VD法によってシリコン酸化膜で形成したが、例えば熱
酸化法によるシリコン酸化膜でもよい。要するに、シリ
コン基板180上に安定に堆積し、半導体膜192を形
成する多結晶シリコンよりもエッチング速度が極めて速
い材料であればよい。
【0024】次に、本実施例の静電容量型圧力検出装置
101の動作を説明する。所定の圧力が図3から図5に
示すダイアフラム184に印加されると、ギャップ18
2は封止された真空の圧力基準室として機能するから、
印加された圧力に比例してダイアフラム184がたわん
で変形する。ダイアフラム184が変形すると、感圧容
量上部電極122aと感圧容量下部電極122b間の距
離が変化する。この両電極間の距離が変化すると両電極
間の容量が変化する。図1に示す構成によってこの感圧
キャパシタ120の感圧容量Cの変化と基準キャパシ
タ130の基準容量Cの差をとり、容量検出回路16
4で電圧値VOUTに変換する。印加圧力と電圧値V
OUTの関係が図12に実線で示されている。
【0025】図12に示すように、印加圧力がPにな
ると、ダイアフラム184の変形によって第1上部スイ
ッチ142aが第1下部スイッチ142bに接触し、第
1スイッチ140がオンする。このとき以降、接触し合
った第1上部スイッチ142aと第1下部スイッチ14
2bが、圧力によって変化するダイアフラム領域を画定
する。即ち、第1上部スイッチ142aと第1下部スイ
ッチ142bの内側領域が圧力に応じて変形する領域と
なる。変形領域の直径が小さくなるために、ダイアフラ
ム184は変形しづらくなり、それ以降は、印加圧力の
増加量に対する電圧値VOUTの増加量が減少する。さ
らに印加圧力がPになると、第2上部スイッチ152
aが第2下部スイッチ152bに接触し、第2スイッチ
150がオンする。このとき以降、接触し合った第2上
部スイッチ152aと第2下部スイッチ152bが、圧
力によって変化するダイアフラム領域を画定する。即
ち、第2上部スイッチ152aと第2下部スイッチ15
2bの内側領域のみが圧力に応じて変形する領域とな
る。変形領域の直径がさらに小さくなるために、ダイア
フラム184はさらに変形しづらくなり、それ以降は、
印加圧力の増加量に対する電圧値VOUTの増加量がさ
らに減少する。各スイッチ140、150がオンするこ
とで、ダイアフラム184の支持状態が変化する。第1
スイッチ140がオンすると、ダイアフラム184の圧
力検知領域は、支持部186で支持された直径L(図
5参照)の円形領域から第1上部スイッチ142aで支
持された直径Lの円形領域に減少する。さらに第2ス
イッチ150がオンすると、ダイアフラム184の圧力
検知領域は、第1上部スイッチ142aで支持された直
径Lの円形領域から第2上部スイッチ152aで支持
された直径Lの円形領域に減少する。ダイアフラム1
84の圧力検知領域が減少すると、印加圧力の変化量に
対するダイアフラム184の変形量(たわみ量)が減少
する。この結果、感圧容量電極122aと122b間の
距離の変化量も減少するので、感圧容量電極122aと
122b間の感圧容量の変化量(電圧値VOUTの変化
量)も減少するのである。
【0026】本センサでは、図1に示すように、第1ス
イッチ140がオンすると、電圧源168から抵抗17
0aに電圧がかかる。この電圧がROM172に伝達さ
れる結果、ROM172から補正係数信号が出力され
る。この補正係数信号は信号処理回路174に入力され
る。信号処理回路174には、容量検出回路164から
出力された電圧VOUTも入力されており、この電圧V
OUTに補正係数信号による補正係数を乗じた値V
SENが信号処理回路174から出力される。このよう
にして、第1スイッチ140がオンした後の印加圧力の
変化に対する電圧VSENの変化の割合が、第1スイッ
チ140がオンする前の印加圧力の変化に対する電圧V
OUTの変化の割合とほぼ同じとなるように補正する。
同様にして、第2スイッチ150がオンした後の印加圧
力の変化に対する電圧VSENの変化の割合が、第1ス
イッチ140がオンする前の印加圧力の変化に対する電
圧VOUTの変化の割合とほぼ同じとなるように補正す
る。この結果、図12に示すように、補正前の印加圧力
と出力電圧VOUTの関係は実線に示すように折れ線状
となっていたが、補正後の印加圧力と出力電圧VSEN
の関係は点線に示すようにほぼ直線状にリニア化され
る。なお、上記実施例では、第1スイッチ140あるい
は第2スイッチ150がオンしている間の電圧VOUT
に補正係数を乗じる構成としているが、第1スイッチ1
40あるいは第2スイッチ150がオンする前の電圧V
OUTに1より小さい補正係数を乗じる構成としてもよ
い。また、第1スイッチ140あるいは第2スイッチ1
50がオンする前とオンした後の両方の電圧VOUT
それぞれ異なる補正係数を乗じる構成としてもよい。ま
た、上記実施例では、第1スイッチ140あるいは第2
スイッチ150がオンしている間は電圧VOUTに補正
係数を乗じる構成としているが、容量検出回路164か
ら出力された電圧VOUTが所定の電圧値Vあるいは
以上の間の電圧VOUTに補正係数を乗じる構成と
してもよい。また、電圧VOUTがV あるいはV
上となる前の電圧VOUTに1より小さい補正係数を乗
じる構成としてもよく、電圧VOUTがVあるいはV
以上になる前となった後の両方の電圧VOUTにそれ
ぞれ異なる補正係数を乗じる構成としてもよい。また、
上記実施例では、電圧VOUTに補正係数を乗じている
が、電圧VOU を補正係数で割ったり、電圧VOUT
に補正係数を加えたり、あるいは引いたりすることで、
スイッチがオンした後の印加圧力の変化に対する電圧V
SENの変化の割合が、スイッチがオンする前の印加圧
力の変化に対する電圧VOUTの変化の割合とほぼ同じ
となるように補正してもよい。
【0027】以上、本発明の実施例の静電容量型圧力セ
ンサについて説明したが、本発明の適用範囲は上記の実
施例になんら限定されるものではない。すなわち、本発
明は、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施し
た形態で実施することができる。本実施例では、図3か
ら図5に示すように、第1上部スイッチ142aと第2
上部スイッチ152aの方を半導体膜192のギャップ
182側の面からギャップ182内に突出させている
が、本発明の適用範囲はこれに限られない。例えば、図
13に示すように、第1下部スイッチ142bと第2下
部スイッチ152bの方をシリコン基板180のギャッ
プ182側の面からギャップ182内に突出させてもよ
い。この突出部は、CVD法等でシリコン基板180上
に多結晶シリコン膜を堆積させてエッチングにより不要
部分を除去した後、熱拡散法やイオン注入法によってそ
の多結晶シリコン膜に不純物を添加することで形成すれ
ばよい。また、上部と下部のスイッチの両方を突出させ
てもよい。
【0028】また、本実施例では、圧力によってダイア
フラム184がたわんで静電容量が変化する場合を例示
したが、本発明は、加速度や振動や音圧等の物理量によ
ってダイアフラム184がたわんで静電容量が変化する
場合一般に適用することができる。また、本実施例で
は、内外2重にリング状の突出部142a、152aを
設けて感度を2段に切換えているが、切換え段数は2段
に限られない。ダイアフラム184の平面形状が円形の
場合には、リング状の突出部142a、152aを設け
る代わりに、リングに沿って配置された複数の柱状の突
出部を用いてもよい。また、ダイアフラム184の平面
形状が例えば正方形等の場合には、ダイアフラム184
の変形時の等高線(変形量が同じ位置を結ぶ線)に沿っ
て、単数または複数の突出部を配置することが好まし
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の静電容量型圧力検出装置のブロック
図。
【図2】本実施例の静電容量型圧力センサの概略平面
図。
【図3】図2のA−B線断面図。
【図4】図2のC−D線断面図。
【図5】図2のE−F線断面図。
【図6】図2のセンサの製造工程の一部を示した図
(1)。
【図7】図2のセンサの製造工程の一部を示した図
(2)。
【図8】図2のセンサの製造工程の一部を示した図
(3)。
【図9】図2のセンサの製造工程の一部を示した図
(4)。
【図10】図2のセンサの製造工程の一部を示した図
(5)。
【図11】図2のセンサの製造工程の一部を示した図
(6)。
【図12】本実施例の静電容量型圧力検出装置の印加圧
力−出力電圧特性を示した図。
【図13】他の実施例の静電容量型圧力センサの図4に
相当する図。
【図14】従来の静電容量型圧力検出装置のブロック
図。
【図15】従来の静電容量型圧力センサの概略平面図。
【図16】図15のA−B線断面図。
【図17】図15のC−D線断面図。
【図18】図15のE−F線断面図。
【図19】従来の静電容量型圧力検出装置の印加圧力−
出力電圧特性を示した図。
【符号の説明】
101:静電容量型圧力検出装置 110:静電容量型圧力センサ 120:感圧キャパシタ 122:感圧容量電極 124:感圧容量電極リード 126:感圧容量電極端子 130:基準キャパシタ 132:基準容量電極 134:基準容量電極リード 136:基準容量電極端子 140:第1スイッチ 142:第1上部・下部スイッチ(突出部の一例) 144:第1スイッチリード 146:第1スイッチ端子 150:第2スイッチ 152:第2上部・下部スイッチ(突出部の一例) 154:第2スイッチリード 156:第2スイッチ端子 160:電圧Vの入力端子 162:電圧Vの入力端子 164:容量検出回路 168:電圧源 170:抵抗 172:ROM 174:信号処理回路 178:電圧VSENの出力端子 180:シリコン基板 182:ギャップ 184:ダイアフラム 186:ダイアフラムの支持部 188:基板保護膜 190:犠牲層 192:半導体膜 194:エッチング孔 196:封止膜 198:エッチング孔の封止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 則一 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 船橋 博文 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 石王 誠一郎 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 鈴木 康利 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 2F055 AA40 BB20 CC02 DD05 EE25 FF12 GG01 GG15 4M112 AA01 BA07 CA01 CA03 CA04 CA11 CA12 CA13 CA14 DA03 DA04 DA06 DA10 DA11 DA12 EA03 EA04 EA07 EA10 FA01 FA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定電極を持つ基板と、基板からギャッ
    プを隔てて形成された可動電極を持つダイアフラムと、
    ダイアフラムの周縁に形成されたダイアフラムの支持部
    を備え、 支持部より内側に、基板のギャップ側の面および/また
    はダイアフラムのギャップ側の面からギャップ内に伸び
    る突出部が形成されていることを特徴とする静電容量型
    物理量センサ。
  2. 【請求項2】 突出部が複数形成されており、各突出部
    はその対向面に異なる物理量をダイアフラムに加えるこ
    とで接触することを特徴とする請求項1に記載の静電容
    量型物理量センサ。
  3. 【請求項3】 突出部がダイアフラムの変形時の等高線
    に沿って形成されていることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の静電容量型物理量センサ。
  4. 【請求項4】 ダイアフラムは、基準容量電極をさらに
    持つことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載
    の静電容量型物理量センサ。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の静電
    容量型物理量センサと、加えられる物理量の大きさが変
    化しても物理量の変化に対する物理量検出パラメータ値
    の変化の割合がほぼ同じとなるように、物理量検出パラ
    メータ値を補正する手段を備えた静電容量型物理量検出
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の補正手段は、突出部が
    その対向面に接触する前と接触した後で物理量の変化に
    対する物理量検出パラメータ値の変化の割合がほぼ同じ
    となるように、突出部がその対向面に接触する前および
    /または接触した後の物理量検出パラメータ値を補正す
    ることを特徴とする静電容量型物理量検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の補正手段は、物理量検
    出パラメータ値が所定値になる前となった後で物理量の
    変化に対する物理量検出パラメータ値の変化の割合がほ
    ぼ同じとなるように、物理量検出パラメータ値が所定値
    になる前および/または所定値になった後の物理量検出
    パラメータ値を補正することを特徴とする静電容量型物
    理量検出装置。
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