JP4178574B2 - 半導体力学量センサ及びその製造方法 - Google Patents

半導体力学量センサ及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、力学量の作用に応じた可動電極の変位を電気的信号に変換するようにした半導体力学量センサ及びその製造方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
例えば特開平9−129898号公報には、可動電極を有した撓み構造体及び固定電極などを、シリコン基板上に絶縁分離層などを介して設けられた多結晶シリコン薄膜によって形成した半導体加速度センサが記載されており、このものでは、前記絶縁分離層上に形成された多結晶シリコン製の導電層(配線パターン)と上記多結晶シリコン薄膜との間を、当該多結晶シリコン薄膜下面の絶縁層に形成された接触穴を介して電気的に接触接続する構成となっている。
【0003】
しかしながら、このような構成の半導体加速度センサでは、導電層が多結晶シリコンにより形成されている関係上、その表面に存在する数μm程度以下の凹凸に起因して、導電層及び多結晶シリコン薄膜間の接触抵抗が大きくなるという事情があり、しかも、多結晶シリコンは導電率の向上に比較的低い限界があるため、これが検出信頼性の低下原因になるという問題点があった。
【0004】
また、例えば特開昭61−84357号公報には、シリコン基板中に形成した拡散層を配線として使用する構成の容量式センサが記載されているが、この場合には、拡散層とシリコン基板とのP/N接合リーク電流が存在するため、高温(100℃程度以上)での動作が不安定になるという事情があり、また、P/N接合部分に形成される空乏部で寄生容量が発生するという事情もあり、結果的に検出信頼性の低下を招くという問題点がある。
【0005】
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、第1の目的は、信号取出のために支持基板上に形成された配線パターンを利用する構成でありながら検出信頼性の向上を実現できるようになる半導体力学量センサを提供することにあり、第2の目的は、斯様な効果を奏する半導体力学量センサを確実に製造できる半導体力学量センサの製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために、請求項1に記載した手段を採用できる。この手段によれば、可動電極及び固定電極から信号を取り出すために、支持基板上に電気的に絶縁した状態で設けられた配線パターンは、それら可動電極及び固定電極と同じ材質の単結晶半導体材料により形成されているから、可動電極及び固定電極と配線パターンとの間の接触抵抗を従来に比べて低くできるようになって、その配線パターン部分での抵抗値のばらつきを抑制できるようになり、結果的に検出信頼性の向上を実現できるようになる。また、拡散層を配線として使用する従来構成のように、P/N接合リーク電流が流れることがないから、高温雰囲気での動作が不安定になる恐れがなくなり、しかも、寄生容量が発生する空乏層が形成されることもないから、総じて検出信頼性が向上するようになる。さらに、単結晶半導体材料は、多結晶半導体材料に比べて導電率を高くすることが可能であるため、この面でも有利となる。
【0007】
前記第2の目的を達成するために、請求項4に記載した製造方法を採用できる。この製造方法によれば、パターニング工程において、支持基板上に当該支持基板と絶縁された状態で設けられた単結晶半導体薄膜を、センシング用構造体、固定電極及び配線パターンに対応した形状に形成した後に、犠牲層形成工程において、上記支持基板及び単結晶半導体薄膜上に、配線パターンの交差部分及び可動電極を支持基板から浮かせた状態とするために必要となるアルミナからなる犠牲層用薄膜を形成する。さらに、素子形成用薄膜形成工程において、上記単結晶半導体薄膜及び犠牲層用薄膜上に単結晶半導体をエピタキシャル成長させた素子形成用薄膜を形成し、トレンチ形成工程において、上記素子形成用薄膜に、可動電極、固定電極及び配線パターンを絶縁分離するためのトレンチを犠牲層薄膜まで達するように形成した上で、犠牲層エッチング工程において、犠牲層用薄膜を上記トレンチを通じたエッチングにより除去することによって前記センシング用構造体、固定電極及び配線パターンを形成することになる。
【0008】
このような製造方法によれば、上記配線パターンは、単結晶半導体薄膜若しくはこの薄膜をエピタキシャル成長させた素子形成用薄膜、つまり、可動電極及び固定電極と同じ材質の単結晶半導体材料により形成されることになるから、請求項1で述べたような効果を奏する半導体力学量センサを確実に製造できることになる。
【0009】
請求項5記載の製造方法によれば、犠牲層用薄膜を、支持基板及び単結晶半導体薄膜上に選択エッチング可能な素子形成用薄膜とは異種の材料をエピタキシャル成長させて形成する構成となっているから、その犠牲層用薄膜の面方位を単結晶半導体薄膜と一致させることができるようになる。このため、素子形成用薄膜形成工程において上記単結晶半導体薄膜及び犠牲層用薄膜上に単結晶半導体をエピタキシャル成長させて形成される素子形成用薄膜の面方位も単結晶半導体薄膜と一致させることができるようになり、その素子形成用薄膜の結晶性を良好なものとすることができる。
【0010】
前記第2の目的を達成するために、請求項6に記載した製造方法を採用することもできる。この製造方法によれば、不純物導入工程において、支持基板上に当該支持基板と絶縁された状態で設けられた単結晶半導体薄膜に対し、センシング用構造体及び固定電極を分離するための領域に最終的に当該単結晶半導体膜を分断した状態となる第1の不純物高濃度層を形成すると共に、配線パターンに対応した領域に最終的に当該配線パターンのための単結晶半導体を残した状態となる第2の不純物高濃度層を上記第1の不純物高濃度層と接した状態で形成する。
【0011】
次いで、素子形成用薄膜形成工程において、前記単結晶半導体薄膜、第1及び第2の不純物高濃度層上に単結晶半導体をエピタキシャル成長させた素子形成用薄膜を形成する。さらに、トレンチ形成工程において、上記素子形成用薄膜に、前記可動電極、固定電極及び配線パターンを絶縁分離するためのトレンチを前記第1の不純物高濃度層まで達するように形成した上で、犠牲層エッチング工程において、上記第1及び第2の不純物高濃度層を上記トレンチを通じたエッチングにより除去することによって前記センシング用構造体、固定電極及び配線パターンを形成することになる。
【0012】
このような製造方法によっても、上記配線パターンは、単結晶半導体薄膜若しくはこの薄膜をエピタキシャル成長させた素子形成用薄膜、つまり、可動電極及び固定電極と同じ材質の単結晶半導体材料により形成されることになるから、請求項1で述べたような効果を奏する半導体力学量センサを確実に製造できることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本発明を半導体加速度センサに適用した第1実施例について図1ないし図5を参照しながら説明する。
図1には、半導体力学量センサとしての半導体加速度センサ1の平面構造が示されている(但し、図1中のハッチング類は断面を示すものではなく、各構造要素の区別を容易にするためのものである)。また、図2及び図3には、半導体加速度センサ1の要部の外観が示されている。
【0014】
図1において、素子形成用薄膜2は、単結晶シリコンより成る矩形状の支持基板(外形のみ符号3を付して示す)の上面全体に絶縁分離膜(後述する図4及び図5に符号17bを付して示す)を介して形成されたもので、例えばN型単結晶シリコンより成る。この素子形成用薄膜2には、分離用のトレンチ加工などを施すことにより、それぞれN型単結晶シリコンより成る以下のような各構造体が形成されている。
【0015】
即ち、梁構造体4(センシング用構造体)は、支持基板3上(実際には絶縁分離膜17b上)に2個のアンカー部4a及び4bを介して支持され、以て支持基板3との間に所定ギャップを存するように設けられている。尚、上記アンカー部4a及び4bは、梁構造体4と一体のものである。
【0016】
この梁構造体4にあっては、矩形状のマス部5の両端を、それぞれ矩形枠状をなす梁部6及び7を介して前記アンカー部4a及び4bに支持した形態となっており、マス部5の両側面からは、例えば2個ずつの可動電極8a及び8bが当該マス部5と直交した方向へ一体的に突出形成されている。尚、これら可動電極8a及び8bは、断面矩形の棒状に形成されている。
【0017】
2個ずつの第1の固定電極9及び10は、支持基板3上にそれぞれ可動電極8a及び8bの一方の側面と所定間隔を存して平行した状態で固定されている。また、同じく2個ずつの第2の固定電極11及び12は、支持基板3上に、それぞれ可動電極8a及び8bの他方の側面と所定間隔を存して平行した状態で配置されている。尚、これらの第1の固定電極9、10及び第2の固定電極11、12は、断面矩形の棒状に形成されている。
【0018】
第1の固定電極9及び10に電気的に接続される第1の配線パターン13は、第1の固定電極9の端部に連結された分岐配線パターン13a及び第1の固定電極10の端部に連結された分岐配線パターン13bと、支持基板3の縁部に位置された矩形状端子部13cとを有する。尚、この端子部13c上には、ボンディングパッド13dが形成されている。
【0019】
第2の固定電極11及び12に電気的に接続される第2の配線パターン14は、第2の固定電極11の端部に連結された分岐配線パターン14a及び第2の固定電極12の端部に連結された分岐配線パターン14bと、支持基板3の縁部に位置された矩形状端子部14cとを有する。尚、この端子部14c上には、ボンディングパッド14dが形成されている。
【0020】
可動電極8a及び8bに電気的に接続される第3の配線パターン15は、一端側が前記アンカー部4bに一体的に連結され、他端側には、支持基板3の縁部に位置された矩形状端子部15bを有する。尚、この端子部15b上には、ボンディングパッド15cが形成されている。
【0021】
この場合、第2の配線パターン14及び第3の配線パターン15は、2箇所で交差している。具体的には、一方の交差箇所を示す図2のように、第3の配線パターン15は、第2の配線パターン14との交差部分を下部配線パターン15dによって繋いだ形状となっており、第2の配線パターン14側には、この下部配線パターン15dを跨いだ形状のプリッジ部14eが形成されている。
【0022】
また、第1の配線パターン13は、分岐配線パターン13aにおける第1の固定電極9との連結部分を下部配線パターン13eにより構成すると共に、分岐配線パターン13bにおける第1の固定電極10との連結部分を下部配線パターン13fにより構成している。特に、一方の下部配線パターン13fは、第2の固定電極12と交差するように配置されている。具体的には、図3に示すように、第2の固定電極12側には、下部配線パターン13fを跨いだ形状のブリッジ部12eが形成されている。
【0023】
さらに、第2の配線パターン14は、分岐配線パターン14aにおける第2の固定電極11との連結部分を下部配線パターン14fにより構成すると共に、分岐配線パターン14bにおける第2の固定電極12との連結部分を下部配線パターン14gにより構成している。特に、一方の下部配線パターン14fは、第1の固定電極9と交差するように配置されている。この場合、具体的には図示しないが、第1の固定電極9側には、下部配線パターン14fを跨いだ形状のブリッジ部が前記第2の固定電極12におけるブリッジ部12e(図3参照)と同様に形成されている。
【0024】
尚、支持基板3上には、梁構造体4に下方から対向した形状(梁構造体4を投影した形状)の下部電極16(図3参照)が形成されており、この下部電極16は梁構造体4に電気的に接続されている。これにより、梁構造体4と下部電極16とが等電位状態となるものであり、以て梁構造体4及び支持基板3間に不要な静電気力が作用しないように構成されている。尚、上記下部電極16は、単結晶シリコンより成る。
【0025】
上記のように構成された半導体加速度センサ1においては、梁構造体4に作用する加速度を、可動電極8a及び8b、第1の固定電極9及び10、第2の固定電極11及び12により構成されたトランスジューサによって電気的信号に変換できるようになる。具体的には、可動電極8a及び8bと第1の固定電極9及び10との間に第1のコンデンサが形成される。また、上記可動電極8a及び8bと第2の固定電極11及び12との間に第2のコンデンサが形成される。これら第1及び第2のコンデンサの各静電容量は、梁構造体4に加速度が作用したときに可動電極8a及び8bと第1の固定電極9、10及び第2の固定電極11及び12との各間の距離が変化するのに応じて差動的に変化するものであり、斯様な静電容量の変化を、ボンディングパッド部13d、14d及び15cを通じて電気的な信号として取り出すことにより加速度を検出できることになる。
【0026】
図4及び図5には上記のような半導体加速度センサ1の製造工程例が示されており、以下これについて説明する。尚、図4及び図5は半導体加速度センサ1の部分的な断面構造(図1中に破線A、Bで示す各部分での断面構造)を摸式的に示したものである。
【0027】
まず、図4(a)に示すようなSOI基板17を用意する。このSOI基板17のベースとなる単結晶シリコン基板17aが前記支持基板3となるものであり、シリコン酸化膜より成る絶縁分離膜17b上に形成されたN型のSOIシリコン17c(単結晶半導体薄膜)が、前記素子形成用薄膜2を後述のようにエピタキシャル成長により形成する際のシードとなるものである。尚、SOIシリコン17cの膜厚は例えば0.5〜2μm程度に設定される。また、単結晶シリコン基板17aの伝導型は、P型及びN型のどちらでも良い。
【0028】
次に、図4(b)に示すような配線パターン形成工程(本発明でいうパターニング工程に相当)を実行する。この工程では、SOIシリコン17c上の全面に0.1〜1μm程度の膜厚の酸化膜(図示せず)を形成すると共に、この酸化膜を、前記第1の固定電極9及び10、第2の固定電極11及び12、第1、第2及び第3の配線パターン13、14及び15、下部電極16に対応した形状にパターニングした状態でSOIシリコン17cのエッチングを行うことにより、それら固定電極9〜12、配線パターン13〜15及び下部電極16に対応した部分にSOIシリコン17cが残置された状態とし、その後に上記酸化膜を除去する。
【0029】
次に、図4(c)に示すようなアルミナ膜形成工程を実行する。この工程では、SOI基板17上(SOIシリコン17c上)に、最終的に後述する犠牲層となるアルミナ膜18を所定膜厚となるまでエピタキシャル成長させるものである。尚、このアルミナ膜18は、SOIシリコン17cと同一の面方位を有するようになる。
【0030】
次に、図4(d)に示すようなアルミナ膜パターニング工程を実行する。この工程では、アルミナ膜18をフォトリソグラフィ技術などを利用してエッチングすることにより、前記可動電極8a、8bを含んで成る梁構造体4の下方に存する空洞部分並びに分離用のトレンチ部分に対応した形状のアルミナ膜より成る犠牲層用薄膜19を形成する。この場合、図4中には図示されていないが、上記犠牲層用薄膜19は、第2の配線パターン14及び第3の配線パターン15の交差部分、下部配線パターン13f及び第2の固定電極12の交差部分、下部配線パターン14f及び第1の固定電極9の交差部分にもそれぞれ設けられるものである。
尚、アルミナ膜形成工程及びアルミナ膜パターニング工程が本発明でいう犠牲層形成工程に相当する。
【0031】
次に、図4(e)に示すような素子形成用薄膜形成工程を実行する。この工程では、SOI基板17上(SOIシリコン17c及び犠牲層用薄膜19上)に、単結晶シリコンを例えば1〜50μm程度の膜厚となるまでエピタキシャル成長させることにより前記素子形成用薄膜2を形成する。この場合、上記素子形成用薄膜2は、SOIシリコン17cと同一の面方位を有するようになる。尚、これ以降の図面では、SOIシリコン17cについては素子形成用薄膜2に一体化されたものとしてその図示を省略する。
【0032】
次に、図5(f)に示す酸化膜形成工程を実行する。この工程では、素子形成用薄膜2の全面に0.1〜1μm程度の膜厚の酸化膜20を形成した後に、その酸化膜20における前記ボンディングパッド13d、14d、15cの対応領域にフォトリソグラフィ技術などを用いて開口部20aを形成する。
【0033】
次に、図5(g)に示すコンタクト形成工程を実行する。この工程では、まず、ボンディングパッド13d、14d、15cと素子形成用薄膜2との間のオーミックコンタクトのために、素子形成用薄膜2に対し前記開口部20aを通じてN型不純物(リン)を拡散して不純物高濃度層21を形成する。次いで、アルミ膜を蒸着により形成した後に、そのアルミ膜をパターニングすることによりボンディングパッド13d、14d、15c(図5では15cのみ図示)を形成すると共に、酸化膜20をボンディングパッド13d、14d、15cの周辺部を残して除去する。また、ボンディングパッド13d、14d、15cと不純物高濃度層21との間のオーミックコンタクトを得るための周知の熱処理(シンタ)を行う。
【0034】
次に、図5(h)に示すトレンチ形成工程を行う。この工程では、素子形成用薄膜2における梁構造体4、第1の固定電極9、10及び第2の固定電極11、12などの各構造体間の絶縁分離領域に、例えばドライエッチングを施すことによって犠牲層用薄膜19まで達するトレンチ22を形成し、以て当該犠牲層用薄膜19を露出させる。
【0035】
次に、図5(i)に示す犠牲層エッチング工程を実行する。この工程では、例えばフッ酸系エッチング液を使用したエッチングにより、前記犠牲層用薄膜19を除去することによって、アンカー部4a及び4bにより支持された状態の梁構造体4、各固定電極9〜12、各配線パターン13〜15及び下部電極16を形成する。これによって、図1に示した半導体加速度センサ1の基本構造が完成する。
【0036】
上記のように製造される半導体加速度センサ1にあっては、可動電極8a、8b、第1の固定電極9、10、第2の固定電極11、12から信号を取り出すための第1、第2及び第3の配線パターン13、14及び15(下部配線パターン13e、13f、14f、14g、15dを含む)は、それら可動電極8a、8b、第1の固定電極9、10、第2の固定電極11、12と同じ材質の単結晶シリコン材料により形成されているから、両者間の接触抵抗を、配線用の導電層に多結晶シリコンを使用した従来構成に比べて低くできるようになり、結果的に検出信頼性の向上を実現できるようになる。さらに、シリコン基板に形成した拡散層を配線として使用する従来構成のように、P/N接合リーク電流が流れることがないから、高温雰囲気での動作が不安定になる恐れがなくなり、しかも、寄生容量が発生する空乏部が形成されることもないから、検出信頼性が向上するようになる。さらに、単結晶シリコン材料は、多結晶シリコン材料に比べて導電率を高くすることが可能であるため、この面でも有利となる。
【0037】
また、本実施例による製造方法によれば、上記下部配線パターン13e、13f、14f、14g、15dは、配線パターン形成工程の実行に応じて、SOI基板17のSOIシリコン17cにより形成され、第1、第2及び第3の配線パターン13、14及び15における下部配線パターン13e、13f、14f、14g、15d以外の部分は、素子形成用薄膜形成工程及びトレンチ形成工程の実行に応じて、SOIシリコン17cをエピタキシャル成長させた素子形成用薄膜2により形成されることになるから、上述したような効果を奏する半導体力学量センサ1を確実に製造できることになる。
【0038】
(第2の実施の形態)
図6及び図7には、上記第1実施例と同様の効果を奏する本発明の第2実施例が示されており、以下これについて第1実施例と異なる部分のみ説明する。
即ち、この第2実施例は、半導体加速度センサ1を第1実施例と異なる手順で製造するようにしたものであり、図6及び図7には、本実施例による製造工程例が示されている。尚、これら図6及び図7は、第1実施例における図4及び図5と同一部分での断面構造を摸式的に示すものである。
【0039】
まず、図6(a)に示すように、第1実施例と同様のSOI基板17(但し、膜厚は例えば5μm前後)を用意し、図6(b)に示すような不純物拡散工程(不純物導入工程)を実行する。この工程では、SOIシリコン17cに対して、それぞれ犠牲層用薄膜として機能する第1の不純物高濃度層23及び第2の不純物高濃度層24を形成するものである。具体的には、まず、最終的に、梁構造体4、第1の固定電極9、10及び第2の固定電極11、12などの各構造体間を分離するための部分となる領域(トレンチ部分)、並びに梁部6、7におけるアンカー部4a、4bとの隣接部分の下方に存する空洞部分となる領域に、ボロンのようなP型不純物を拡散して第1の不純物高濃度層23を形成する。さらに、最終的に、可動電極8a、8b及び梁部6、7におけるマス部5との隣接部分の下方に存する空洞部分となる領域(下部電極16が形成される領域)、並びに第2の配線パターン14及び第3の配線パターン15の交差部分、下部配線パターン13f及び第2の固定電極12の交差部分、下部配線パターン14f及び第1の固定電極9の交差部分に対応した領域に、リンのようなN型不純物を拡散して第2の不純物高濃度層24を形成する。この場合、第2の不純物高濃度層24は、第1の不純物高濃度層23と接触し、且つ当該不純物高濃度層23より薄くなるように形成される。また、それら不純物高濃度層23及び24の不純物濃度は、例えば1018〜1020cm−3程度以上に設定される。
【0040】
次に図6(c)に示すようなエピタキシャル成長工程を実行する。この工程では、SOI基板17上(SOIシリコン17c上)に、単結晶シリコンを所定膜厚(例えば1〜50μmの範囲)となるまでエピタキシャル成長させることによって素子形成用薄膜25を形成するものであり、この素子形成用薄膜25は、SOIシリコン17cと同一の面方位を有するようになる。この場合、第1の不純物高濃度層23は、エピタキシャル成長工程の実行に応じた押し込み拡散により絶縁分離膜17bに到達するようになり、これにより、当該第1の不純物高濃度層23は、SOIシリコン17cを分断した状態となる。また、第2の不純物高濃度層24は、下部配線パターン13e、13f、14f、14g、15d及び下部電極16に対応した領域に、それら下部配線パターン13e、13f、14f、14g、15d及び下部電極16のためのSOIシリコン17cを残した状態となる。尚、これ以降の図面では、SOIシリコン17cについては素子形成用薄膜25に一体化されたものとしてその図示を省略するが、その素子形成用薄膜25の不純物濃度は、例えば1014〜1017cm−3程度となるように設定される。
【0041】
次に、図6(d)に示す酸化膜形成工程を実行する。この工程では、素子形成用薄膜25の全面に0.1〜1μm程度の膜厚の酸化膜20を形成した後に、その酸化膜20におけるボンディングパッド13d、14d、15cの対応領域にフォトリソグラフィ技術などを用いて開口部20aを形成する。
【0042】
次に、図7(e)に示すコンタクト形成工程を実行する。この工程では、まず、ボンディングパッド13d、14d、15cと素子形成用薄膜25との間のオーミックコンタクトのために、素子形成用薄膜25に対し前記開口部20aを通じてN型不純物(リン)を拡散して不純物高濃度層21を形成する。次いで、アルミ膜を蒸着により形成した後に、そのアルミ膜をパターニングすることによりボンディングパッド13d、14d、15cを形成すると共に、酸化膜20をボンディングパッド13d、14d、15cの周辺部を残して除去する。また、ボンディングパッド13d、14d、15cと不純物高濃度層21との間のオーミックコンタクトを得るための周知の熱処理(シンタ)を行う。
【0043】
次に、図7(f)に示すトレンチ形成工程を行う。この工程では、素子形成用薄膜25における梁構造体4、第1の固定電極9、10及び第2の固定電極11、12などの各構造体間の絶縁分離領域に、例えばドライエッチングを施すことによって第1の不純物高濃度層23まで達するトレンチ26を形成し、以て当該不純物高濃度層23を露出させる。
【0044】
次に、図7(g)に示す犠牲層エッチング工程を実行する。この工程では、例えばHF:HNO3 :CH3 COOH=1:3:8(容量比)のエッチング液を使用することにより、第1の不純物高濃度層23及び第2の不純物高濃度層24を選択エッチングして除去することによって、アンカー部4a及び4bにより支持された状態の梁構造体4、各固定電極9〜12、各配線パターン13〜15及び下部電極16を形成する。これによって、半導体加速度センサ1の基本構造を完成させる。
【0045】
この場合、一般的に、高濃度に不純物が拡散されたシリコン基板では、不純物濃度が低いシリコン基板に比べて多数の移動キャリアが酸化工程に参画するため、エッチング速度が大きくなり、低い不純物濃度のシリコン基板では、この反対にエッチング速度が小さくなることが知られている。このような不純物濃度に対するエッチング速度の依存性は非常に大きく、HF:HNO3 :CH3 COOH=1:3:8(容量比)のエッチング液の場合には以下のような状態となる。
【0046】
つまり、このエッチング液によって、本実施例における第1の不純物高濃度層23及び第2の不純物高濃度層24のような高濃度シリコン(不純物濃度:1018〜1020cm−3程度以上)をエッチングする際のエッチングレートは、0.7〜3μm/秒程度となるのに対して、1017cm−3以下の低い不純物濃度を持つシリコン基板(本実施例おける素子形成用薄膜25に相当)のエッチングレートは1/150以下に低減するものである(このようなエッチングレートの不純物濃度依存性は、不純物のタイプがN型でもP型でも同様に生ずる)。従って、上記犠牲層エッチング工程における第1の不純物高濃度層23及び第2の不純物高濃度層24のエッチング時において、素子形成用薄膜25はほとんどエッチングされることがないものである。
【0047】
(その他の実施の形態)
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
支持基板3の材料としては、SOI基板17のベースである単結晶シリコン基板17aに限らず、他の半導体基板或いは絶縁性を有するセラミック基板やガラス基板などを用いることができる。この場合、支持基板の材料そのものが絶縁性を有するものであれば、SOI構造を採用する必要がなくなる。
【0048】
半導体加速度センサに限らず、ヨーレートセンサや角速度センサなどのような他の半導体力学量センサにも応用できる。また、センシング用構造体としてダイヤフラムを備えると共に、そのダイヤフラムを可動電極とした容量式の半導体圧力センサに適用することもできる。さらに、容量式センサの例で説明したが、可動電極及び固定電極間の接触を検知する接点式センサとして実現することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例で適用した半導体加速度センサの平面図
【図2】半導体加速度センサの要部の斜視図
【図3】半導体加速度センサの図3とは異なる要部の斜視図
【図4】半導体加速度センサの製造工程を示す摸式的断面図その1
【図5】半導体加速度センサの製造工程を示す摸式的断面図その2
【図6】本発明の第2実施例における半導体加速度センサの製造工程を示す摸式的断面図その1
【図7】半導体加速度センサの製造工程を示す摸式的断面図その2
【符号の説明】
1は半導体加速度センサ(半導体力学量センサ)、2は素子形成用薄膜、3は支持基板、4は梁構造体(センシング用構造体)、4a、4bはアンカー部、5はマス部、6、7は梁部、8a、8bは可動電極、9、10は第1の固定電極、11、12は第2の固定電極、9a〜12aはアンカー部、13は第1の配線パターン、13e、13fは下部配線パターン、14は第2の配線パターン、14f、14gは下部配線パターン、15は第3の配線パターン、15dは下部配線パターン、16は下部電極、17はSOI基板、17aは単結晶シリコン基板、17bは絶縁分離膜、17cはSOIシリコン(単結晶半導体薄膜)、18はアルミナ膜、19は犠牲層用薄膜、22はトレンチ、23は第1の不純物高濃度層、24は第2の不純物高濃度層、25は素子形成用薄膜、26はトレンチを示す。

Claims (8)

  1. 支持基板上に全体が電気的に絶縁された状態で支持され、力学量の印加に応じて変位する可動電極を一体的に有した単結晶半導体材料製のセンシング用構造体と、
    前記支持基板上に全体が電気的に絶縁された状態で固定され、前記可動電極の変位に応じて当該可動電極との間の距離が変化するように設けられた単結晶半導体材料製の固定電極とを備え、
    前記可動電極及び固定電極間の距離変化に応じて印加力学量を検出するように構成された半導体力学量センサにおいて、
    前記可動電極及び固定電極と前記支持基板上の信号出力端子との各間を電気的に接続するために当該支持基板上に全体が前記支持基板と電気的に絶縁した状態で設けられた配線パターンを有し、その配線パターンを前記可動電極及び固定電極と同じ材質の単結晶半導体材料により形成し
    前記配線パターンは、前記可動電極又は前記固定電極にそれぞれ接続し、交差部分において前記支持基板の厚さ方向に隙間を形成し上部側の配線パターンが下部側の配線パターンを跨いでいることを特徴とする半導体力学量センサ。
  2. 前記可動電極及び固定電極間の距離変化に伴う両者間の静電容量の変化を印加力学量を示す電気的信号として取り出すことを特徴とする請求項1記載の半導体力学量センサ。
  3. 前記センシング用構造体は、前記可動電極の他に、マス部及びこれを支持する梁部を一体的に有した梁構造体として構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の半導体力学量センサ。
  4. 請求項1記載の半導体力学量センサを製造するための方法において、
    支持基板上に当該支持基板と絶縁された状態で設けられた単結晶半導体薄膜を前記センシング用構造体、固定電極及び配線パターンに対応した形状に形成するパターニング工程と、
    前記支持基板及び単結晶半導体薄膜上に、前記配線パターンの交差部分及び可動電極を支持基板から浮かせた状態とするために必要となるアルミナからなる犠牲層用薄膜を形成する犠牲層形成工程と、
    前記単結晶半導体薄膜及び犠牲層用薄膜上に単結晶半導体をエピタキシャル成長させた素子形成用薄膜を形成する素子形成用薄膜形成工程と、
    前記素子形成用薄膜に、前記可動電極、固定電極及び配線パターンを絶縁分離するためのトレンチを前記犠牲層薄膜まで達するように形成するトレンチ形成工程と、
    前記犠牲層用薄膜を前記トレンチを通じたエッチングにより除去することによって前記センシング用構造体、固定電極及び配線パターンを形成する犠牲層エッチング工程とを実行することを特徴とする半導体力学量センサの製造方法。
  5. 前記犠牲層形成工程では、前記支持基板及び単結晶半導体薄膜上に、選択エッチング可能な前記素子形成用薄膜と異種の材料を所定膜厚となるまでエピタキシャル成長させた後に、その異種の材料からなる膜をパターニングすることにより前記犠牲層用薄膜を形成することを特徴とする請求項4記載の半導体力学量センサの製造方法。
  6. 請求項1記載の半導体力学量センサを製造するための方法において、
    支持基板上に当該支持基板と絶縁された状態で設けられた単結晶半導体薄膜に対し、センシング用構造体及び固定電極を分離するための領域に最終的に当該単結晶半導体膜を分断した状態となる第1の不純物高濃度層を形成すると共に、配線パターンの交差部分に対応した領域に最終的に当該配線パターンのための単結晶半導体を残した状態となる第2の不純物高濃度層を前記第1の不純物高濃度層と接した状態で形成する不純物導入工程と、
    前記単結晶半導体薄膜、第1及び第2の不純物高濃度層上に単結晶半導体をエピタキシャル成長させた素子形成用薄膜を形成する素子形成用薄膜形成工程と、
    前記素子形成用薄膜に、前記可動電極、固定電極及び配線パターンを絶縁分離するためのトレンチを前記第1の不純物高濃度層まで達するように形成するトレンチ形成工程と、
    前記第1及び第2の不純物高濃度層を、前記トレンチを通じたエッチングにより除去することによって前記センシング用構造体、固定電極及び配線パターンを形成する犠牲層エッチング工程とを実行することを特徴とする半導体力学量センサの製造方法。
  7. 前記素子形成用薄膜の不純物濃度を1017cm-3以下に設定すると共に、
    前記不純物高濃度の不純物濃度を10 18 cm -3 上に設定した上で、
    前記犠牲層エッチング工程でのエッチング液として、酢酸を希釈液としたフッ酸−硝酸系のエッチング液を使用することを特徴とする請求項6記載の半導体力学量センサの製造方法。
  8. 前記センシング用構造体と電気的に接続して前記支持基板上に設けられ、 前記センシング用構造体に下方から対向し、前記センシング用構造体を投影した形状の下部電極をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の半導体力学量センサ。
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