JP4339300B2 - パルス変調型光検出装置及び電子機器 - Google Patents

パルス変調型光検出装置及び電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、発光素子からパルス変調された光を投光し物体の有無を検出するパルス変調型光検出装置及び電子機器に関する。
従来から、クロックパルス信号に基づいて生成されて変調周期を有する発光パルスに応じてパルス変調したパルス光を投射し、発光素子と受光素子との前を通過する対象物体により反射されたパルス光の受光の有無に基づいて対象物体の有無を検出する反射型パルス変調型光検出装置が広く使われている。また、発光素子と受光素子との間を通過する対象物体によって、発光素子から受光素子へ向かうパルス光が遮断されることによるパルス光の受光の有無に基づいて対象物体の有無を検出する透過型パルス変調型光検出装置も広く使用されている。
図10は従来技術の光検出装置900の構成を示すブロック図であり、図11は光検出装置900に設けられた発光パルス生成回路903と信号処理回路914との詳細な構成を説明するためのブロック図であり、図12は光検出装置900の動作を説明するためのタイミングチャートである。
光検出装置900は、発振回路902を備えている。発振回路902は、クロックパルス信号S901を生成して、発光パルス生成回路903に供給する。発光パルス生成回路903は。発振回路902から供給されたクロックパルス信号S901を変調して、変調周期t901及びパルス幅w903を有する発光パルスp901を含む発光パルス信号S902を生成し、発光素子駆動回路907に供給する。発光素子駆動回路907は、発光パルス生成回路903から供給された発光パルス信号S902に基づいて発光素子908を駆動し、発光素子908は、パルス変調されたパルス光909を投射する。
このパルス変調されたパルス光909は、発光素子908と受光素子911との前を通過する対象物体910によって反射されて受光素子911に入射する。従って、周囲に外乱光等がなければ、受光素子911に入射するパルス光909は物体Aの通過に応じてオン/オフされることになる。
受光素子911は、対象物体910によって反射されたパルス光909を光電変換して受光パルス信号S903を生成し、アンプ912に供給する。アンプ912は、受光素子911から供給された受光パルス信号S903を増幅して判定回路913に供給する。判定回路913は、アンプ912により増幅された受光パルス信号S903を波形成形し、判定信号S904を生成して信号処理回路914に供給する。信号処理回路914は、判定回路913から供給された判定信号S904に基づいてハイまたはローの信号を出力回路919に出力する。
発光パルス生成回路903は、4段バイナリーカウンタ904を有している。4段バイナリーカウンタ904には、直列に結合されたフリップフロップ905a・905b・905c・905dが設けられている。発光パルス生成回路903は、4段バイナリーカウンタ904からの各出力に基づいて発光パルス信号S902を生成するタイミング回路906をさらに有している。
信号処理回路914は、判定回路913から供給された判定信号S904をラッチするラッチ回路915と、タイミング回路906によって生成された発光パルス信号S902に基づいて、ラッチ回路915の出力の状態を検出する状態検出回路916と、状態検出回路916の状態検出結果に基づいてハイまたはローの信号を出力回路919に出力する3段シフトレジスタ917とを有している。3段シフトレジスタ917には、直列に連結されたフリップフロップ918a・918b・918cが設けられている。
タイミング回路906は、4段バイナリーカウンター904のフリップフロップ905a・905b・905c・905dによってそれぞれ分周された分周パルス信号Q905a・Q905a_・Q905b・Q905b_・Q905c・Q905c_・Q905d・Q905d_を組み合せて、クロックパルス信号S901の基本クロック2個(=16個)で1周期(=変調周期t901)とし、1周期中1回の発光タイミング(1/(2)Duty(=1/16Duty=パルス幅w903))を有する発光パルス信号S902を生成する。
タイミング回路906は、この発光パルス信号S902を発光素子駆動回路907に供給する。また発光タイミングを示すパルス幅w903に対応する期間を同期タイミングとし、発光タイミング以外の期間を非同期タイミングとして発光パルス信号S902を信号処理回路914へ供給する。
外乱光が無く、また、発光素子908から投射したパルス光も受光素子911に入射していない場合には、判定回路913から出力された判定信号S904が信号処理回路914に入力され、判定信号S904の同期タイミングにパルス信号がないので状態検出回路916は、信号無し,ノイズ無しと判断し、3段シフトレジスタ917の各フリップフロップ918a・918b・918cからのシフトレジスタ出力信号Q918a・Q918b・Q918cはローである。このように、外乱光が無く、判定信号S904の同期タイミングにパルス信号がない限り、信号処理回路914からローレベルの信号が出力される。
外乱光が無く、発光素子908から投射されたパルス光が対象物体910によって反射されて受光素子911に入射する場合には、判定回路913からの判定信号S904が信号処理回路914に入力され、判定信号S904の同期タイミングにパルス信号があるので、判定信号S904はラッチ回路915によってラッチされ、状態検出回路916によって、信号有り,ノイズ無しと判断され、シフトレジスタ917のシフトレジスタ出力信号Q918a・Q918b・Q918cは3段分順送りされてローからハイに変化し、出力回路919へハイレベルの信号が送られる。このように、外乱光が無く、判定信号S904の同期タイミングにパルス信号がある限り、信号処理回路914からハイレベルの信号が出力される。
特開平6−209250号公報(平成6年(1994)7月26日公開)
光変調型検出装置に対しては低消費電流化の要望があるが、光変調型検出装置の全消費電流に占めるLED等の発光素子に流れる電流の割合は大きい。一方でノイズ光が発光素子に入射しても誤動作し難くする為、発光素子のS/Nを落とさないようにする必要があり、発光素子にはある程度以上の電流値を流さなくてはならないため、発光素子の低消費電流化が困難であるという問題がある。
また、外乱光誤検知防止やイタズラ防止の為に、1変調周期中に複数回の発光タイミングを設定する場合、LED等の発光素子に流れる電流が増大してしまい、発光素子の低消費電流化がさらに困難になるという問題がある。
特許文献1には、光電スイッチが物体等を検知する状態を検出起動回路によって検出し、物体等が検出される可能性がなければ発振回路の発振周期を長い周期T1とし、物体検知の可能性があればこれより短い周期T2として発光素子の消費電流を削減する構成が開示されている。
しかしながら、物体等が検出される可能性がない期間においては、依然として消費電流が大きいため、消費電流の低減が不十分であるという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、消費電流を低減したパルス変調型光検出装置及び電子機器を提供することにある。
本発明に係るパルス変調型光検出装置は、上記課題を解決するために、クロックパルス信号に基づいて生成されて変調周期を有する発光パルスに応じてパルス変調したパルス光を投射し、対象物体の通過に応じた前記パルス光の受光の有無に基づいて前記対象物体の有無を検出するパルス変調型光検出装置であって、前記変調周期は、前記発光パルスが生じる発光期間と、前記発光期間以外の非発光期間とを含み、前記発光期間における前記クロックパルス信号のパルス幅を前記非発光期間におけるパルス幅よりも短くしたことを特徴とする。
この特徴により、発光期間におけるクロックパルス信号のパルス幅を非発光期間におけるパルス幅よりも短くしたので、パルス幅を短くしたクロックパルス信号に基づいて生成される発光パルスのパルス幅も短くなる。このため、発光パルスに応じてパルス変調したパルス光を投射する発光素子に電流が流れる時間が短くなる。従って、発光素子に流れる電流値を小さくしてパルス光のS/N比を落とすことなく、発光素子の消費電流を低減することができる。その結果、消費電流を低減したパルス変調型光検出装置を提供することができる。
本発明のパルス変調型光検出装置では、前記発光期間における前記クロックパルス信号のパルス幅のk倍が(kは2以上の整数)、前記変調周期と異なっていることが好ましい。
上記構成によれば、発光期間におけるクロックパルス信号のパルス幅を読み取られたとしても、読み取ったパルス幅に基づいて変調周期を求めることはできない。このため、対象物体としてコイン、玉を検出するためにパルス変調型光検出装置をアミューズメント機器等の電子機器に搭載した場合に、変調周期に基づいてアミューズメント機器の動作を解明し、不正を働こうとするイタズラ行為を防止することができる。
本発明のパルス変調型光検出装置では、前記クロックパルス信号を生成する発振回路と、前記発振回路によって生成された前記クロックパルス信号に基づいて前記発光パルスを生成する発光パルス生成回路とを備え、前記発光パルス生成回路は、前記クロックパルス信号を分周した分周パルス信号を生成するn段バイナリカウンタ(nは2以上の整数)と、前記n段バイナリカウンタによって生成された前記分周パルス信号に基づいて前記発光パルスを生成するタイミング回路とを含み、前記発振回路は、前記n段バイナリカウンタによって生成された前記分周パルス信号に基づいて、前記クロックパルス信号のパルス幅を変更することが好ましい。
上記構成によれば、簡単な構成によって、発光パルスが生成される発光期間におけるクロックパルス信号のパルス幅を非発光期間におけるパルス幅よりも短くすることができる。
本発明のパルス変調型光検出装置では、前記発振回路は、前記n段バイナリカウンタのn段目のフリップフロップが出力する分周パルス信号に基づいて、前記パルス幅を変更することが好ましい。
上記構成によれば、簡単な構成によって、発光パルスが生成される発光期間におけるクロックパルス信号のパルス幅を非発光期間におけるパルス幅よりも短くすることができる。
本発明のパルス変調型光検出装置では、前記対象物体により反射された前記パルス光を受光して受光パルスを生成する受光素子と、前記受光素子によって生成された前記受光パルスに基づく信号をカウントして前記対象物体の有無を検出する信号処理回路とをさらに備え、前記発振回路は、前記信号処理回路によるカウント結果に応じて、前記クロックパルス信号のパルス幅を変更することが好ましい。
上記構成によれば、信号処理回路によるカウント結果に応じて、クロックパルス信号のパルス幅を変更するので、信号処理回路によるカウントが完了して対象物体を検知した状態における発光期間のパルス幅を、カウントが完了しておらず対象物体を非検知の状態における発光期間のパルス幅よりも、さらに短くすることができる。
本発明のパルス変調型光検出装置では、前記発光パルスは、1変調周期において複数回生成されることが好ましい。
上記構成によれば、1変調周期において前記発光パルスは、複数回生成されるので、パルス光が1変調周期に複数回投射される。このため、パルス光が1変調周期に1回投射される構成よりも誤動作しにくくなり、パルス変調型光検出装置の信頼性が向上する。
本発明に係る電子機器は、本発明に係るパルス変調型光検出装置を備えていることを特徴とする。
この特徴により、発光期間におけるクロックパルス信号のパルス幅を非発光期間におけるパルス幅よりも短くしたので、パルス幅を短くしたクロックパルス信号に基づいて生成される発光パルスのパルス幅も短くなる。このため、発光パルスに応じてパルス変調したパルス光を投射する発光素子に電流が流れる時間が短くなり、発光素子に流れる電流値を小さくしてパルス光のS/N比を落とすことなく、発光素子およびパルス変調型光検出装置の消費電流を低減することができる。その結果、消費電流を低減した電子機器を提供することができる。
本発明に係るパルス変調型光検出装置は、以上のように、発光期間におけるクロックパルス信号のパルス幅を非発光期間におけるパルス幅よりも短くしたので、パルス幅を短くしたクロックパルス信号に基づいて生成される発光パルスのパルス幅も短くなる。このため、発光パルスに応じてパルス変調したパルス光を投射する発光素子に電流が流れる時間が短くなる。従って、発光素子に流れる電流値を小さくしてパルス光のS/N比を落とすことなく、発光素子の消費電流を低減することができる。その結果、消費電流を低減したパルス変調型光検出装置を提供することができるという効果を奏する。
(実施の形態1)
本発明の一実施形態について図1ないし図4に基づいて説明すると以下の通りである。図1は実施の形態1に係る光検出装置1の構成を示すブロック図であり、図2は光検出装置1に設けられた発光パルス生成回路3と信号処理回路14との詳細な構成を説明するためのブロック図であり、図3は光検出装置1に設けられた発振回路2の構成を示す回路図であり、図4は光検出装置1の動作を説明するためのタイミングチャートである。
実施の形態1の光検出装置1は、1変調周期t1中に1回の発光タイミング(発光パルスp1)を有し、3段シフトレジスタ17で3変調周期連続して同期した場合にハイレベルまたはローレベルの信号を出力し、かつ1変調周期t1中にクロックパルス信号S1のパルス幅が変化する(パルス幅w1・w2)。また、実施の形態1では外乱光が無いものとして説明する。
光検出装置1は、発振回路2を備えている。発振回路2は、クロックパルス信号S1を生成して、発光パルス生成回路3に供給する。発光パルス生成回路3は。発振回路2から供給されたクロックパルス信号S1を変調して、変調周期t1及びパルス幅w3を有する発光パルスp1を含む発光パルス信号S2を生成し、発光素子駆動回路7に供給する。発光素子駆動回路7は、発光パルス生成回路3から供給された発光パルス信号S2に基づいて発光素子8を駆動し、発光素子8は、パルス変調されたパルス光9を投射する。
このパルス変調されたパルス光9は、発光素子8と受光素子11との前を通過する対象物体10によって反射されて受光素子11に入射する。従って、周囲に外乱光等がなければ、受光素子11に入射するパルス光9は対象物体10の通過に応じてオン/オフされることになる。
受光素子11は、対象物体10によって反射されたパルス光9を光電変換して受光パルス信号S3を生成し、アンプ12に供給する。アンプ12は、受光素子11から供給された受光パルス信号S3を増幅して判定回路13に供給する。判定回路13は、アンプ12により増幅された受光パルス信号S3を波形成形し判定信号S4を生成して信号処理回路14に供給する。信号処理回路14は、判定回路13から供給された判定信号S4に基づいてハイまたはローの信号を出力回路19に出力する。
発光パルス生成回路3は、4段バイナリーカウンタ4を有している。4段バイナリーカウンタ4には、直列に結合されたフリップフロップ5a・5b・5c・5dが設けられている。発光パルス生成回路3は、4段バイナリーカウンタ4からの各出力に基づいて発光パルス信号S2を生成するタイミング回路6をさらに有している。
信号処理回路14は、判定回路13から供給された判定信号S4をラッチするラッチ回路15と、タイミング回路6によって生成された発光パルス信号S2に基づいて、ラッチ回路15の出力の状態を検出する状態検出回路16と、状態検出回路16の状態検出結果に基づいてハイまたはローの信号を出力回路19に出力する3段シフトレジスタ17とを有している。3段シフトレジスタ17には、直列に連結されたフリップフロップ18a・18b・18cが設けられている。
タイミング回路6は、4段バイナリーカウンター4のフリップフロップ5a・5b・5c・5dによってそれぞれ分周された分周パルス信号Q5a・Q5a_・Q5b・Q5b_・Q5c・Q5c_・Q5d・Q5d_を組み合せてクロックパルス信号S1の基本クロック2個(=16個)で1周期(=変調周期t901)とし、1周期中1回の発光タイミング(1/(2)Duty(=1/16Duty=パルス幅w3))を有する発光パルス信号S2を生成する。
タイミング回路6は、この発光パルス信号S2を発光素子駆動回路7に供給する。また発光タイミングを示すパルス幅w3に対応する期間を同期タイミングとし、発光タイミング以外の期間を非同期タイミングとして発光パルス信号S2を信号処理回路14へ供給する。
4段バイナリーカウンター4の4段目のフリップフロップ5dからの分周パルス信号Q5dは、1変調周期t1の中央においてローレベルからハイレベルに反転する。また、フリップフロップ5dからの分周パルス信号Q5d_は、1変調周期t1の中央においてハイレベルからローレベルに反転する。このような分周パルス信号Q1Dまたは分周パルス信号Q1D_を発振回路2へ入力し、発光パルスp1がある1変調周期t1の前半(1〜8基本クロックの期間(発光期間t2))を短いパルス幅w1で発振させ、発光パルスp1が無い1変調周期t1の後半(9〜16基本クロックの期間(非発光期間t3))を長いパルス幅w2で発振させる。
外乱光が無く、また、発光素子8から投射したパルス光も受光素子11に入射していない場合には、判定回路13から出力された判定信号S4が信号処理回路14に入力され、判定信号S4の同期タイミングにパルス信号がないので状態検出回路16は、信号無し,ノイズ無しと判断し、3段シフトレジスタ17の各フリップフロップ18a・18b・18cからのシフトレジスタ出力信号Q18a・Q18b・Q18cはローである。このように、外乱光が無く、判定信号S4の同期タイミングにパルス信号がない限り、信号処理回路14からローレベルの信号が出力される。
外乱光が無く、発光素子8から投射されたパルス光が対象物体10によって反射されて受光素子11に入射する場合には、判定回路13からの判定信号S4が信号処理回路14に入力され、判定信号S4の同期タイミングにパルス信号があるので、判定信号S4はラッチ回路15によってラッチされ、状態検出回路16によって、信号有り,ノイズ無しと判断され、シフトレジスタ17のシフトレジスタ出力信号Q18a・Q18b・Q18cは3段分順送りされてローからハイに反転し、出力回路19へハイレベルの信号が送られる。このように、外乱光が無く、判定信号S4の同期タイミングにパルス信号がある限り、信号処理回路14からハイレベルの信号が出力される。
ここで誤動作防止及びイタズラ防止の為、発光パルスp1がある発光期間t2における短いクロックパルス幅w1は
[クロックパルス幅w1]×[k]≠[1変調周期t1]、
kは2以上の整数、
とし、クロックパルス幅w1から変調周期t1を読み取られないようにする。
図3を参照して、発振回路2の詳細な構成を説明する。発振回路2は、図3に示すように、コンデンサC101を充放電させるための定電流I101を供給する定電流源と、定電流I102を供給する定電流源とのを2個の定電流源とを備えている。そして、上記発振回路2は、発光パルス生成回路3の4段バイナリーカウンタ4に設けられたフリップフロップ5dから出力される分周パルス信号Q1D_の状態に応じて上記2個の定電流源をそれぞれオン/オフし、これにより2個の発振周波数を選択的に切り替えることができるようにしている。
発振回路2には、図3に示すように、コンデンサC101が、コンパレータCOMP101の反転入力端子とグランドとの間に設けられている。コンパレータCOMP101の非反転入力端子には、定電圧Vsとグランドとの間にこの順に直列に接続された抵抗R101・R102・R103における抵抗R101とR102との間の接続点が接続されている。上記コンパレータCOMP101は、その出力端子がトランジスタQN103・QN104・QN105のベースにそれぞれ接続され、これらのトランジスタQN103・QN104・QN105をそれぞれオン/オフする。
上記コンデンサC101が充電されていないときは、上記コンパレータCOMP101の反転入力端子の電圧は、上記抵抗R101とR102との間の接続点の電圧よりも小さいので、上記コンパレータCOMP101の出力端子からはハイレベルの信号が出力される。これに伴って、上記トランジスタQN105がオンするので、トランジスタQN106はオフし、上記コンパレータCOMP101の非反転入力端子に供給される電圧の最大値Vmaxは、
Vmax={(R102+R103)×Vs}/(R101+R102+R103)、
となる。ここで、Vsは上記発振回路2内の定電圧である。
上記コンデンサC101は、後述するように、定電流(I101+I102)もしくは定電流I101によって、コンパレータCOMP101の反転入力端子の電圧が上記Vmaxに達するまで充電される。上記反転入力端子の電圧が上記Vmaxを超えると、上記コンパレータCOMP101の出力端子からはローレベルの信号が出力される。これに伴って、トランジスタQN105はオフするので、トランジスタQN106はオンし、上記コンパレータCOMP101の非反転入力端子に供給される電圧の最小値Vminは、
Vmin=(R102×Vs)/(R101+R102+R103)+Vsat(QN106)、
となる。ここで、Vsat(QN106)は、トランジスタQN106の飽和電圧を表し、その値は0.1V以下である。
また、上記コンパレータCOMP101の出力はローレベルであるので、トランジスタQN103はオフし、カレントミラー回路を構成するトランジスタQN101及びQN102はそれぞれオンする。これに伴って、トランジスタQN102は、トランジスタQP103及びQP106からの定電流(I101+I102)もしくは定電流I101と、上記コンデンサC101に充電された電荷とを、(I101+I102)もしくはI101により上記非反転入力端子の電圧がVminに達するまで引き抜くことになる。上記動作により、上記発振回路2の発振周波数foは、
fo=(I101+I102)/{2×C101×(Vmax−Vmin)}、
となる。なお、本実施の形態においては、上記トランジスタQN101とQN102とのエミッタ面積比は1:2に設定されている。
発光パルス生成回路3の4段バイナリーカウンタ4に設けられたフリップフロップ5dからの分周パルス信号Q1D_からハイレベルの信号が上記発振回路2内のトランジスタQN107のベースに供給されると、トランジスタQN107はオンし、トランジスタQN108がオフするので、定電流I102はトランジスタQN110へ流れる。これにより、トランジスタQN110とカレントミラー回路を構成するトランジスタQN109に定電流I102が流れると共に、互いにカレントミラー回路を構成するトランジスタQP104・QP105・QP106に定電流I102が流れる。また、互いにカレントミラー回路を構成するトランジスタQP101・QP102・QP103には、常時、定電流I101が流れているので、上記コンデンサC101の充放電は、定電流(I101+I102)によって行われることになる。このとき上記振回路10の発振周波数fo101は以下のようになる。
fo101=(I101+I102)/{2×C101×(Vmax−Vmin)}、
これに対して、発光パルス生成回路3の4段バイナリーカウンタ4に設けられたフリップフロップ5dからの分周パルス信号Q1D_からローレベルの信号が上記発振回路2内のトランジスタQN107のベースに供給されると、トランジスタQN107はオフし、トランジスタQN108がオンするので、定電流I102はトランジスタQN108へ流れる。これにより、トランジスタQN109及びQN110はオフする。これに伴って、互いにカレントミラー回路を構成するトランジスタQP104・QP105・QP106がオフする。一方、互いにカレントミラー回路を構成するトランジスタQP101・QP102・QP103には、常時、定電流I101が流れている。その結果、上記コンデンサC101の充放電は、定電流I101のみによって行われることになる。このとき上記発振回路2の発振周波数fo102は以下のようになる。
fo102=(I101)/{2×C101×(Vmax−Vmin)}、
以上のように、上記コンデンサC101の充放電に係る定電流の大きさが(I101+I102)のときは、トランジスタQN104のコレクタから引き出された出力端子(fout)から出力される信号の発振周波数が速くなり、上記コンデンサC101の充放電に係る定電流の大きさが(I101)のときは、トランジスタQN104のコレクタから引き出された出力端子(fout)から出力される信号の発振周波数が遅くなる。
実施の形態1では、発光素子8と受光素子11との前を通過する対象物体10により反射されたパルス光の受光の有無に基づいて対象物体10の有無を検出する反射型の光検出装置1の例を示したが、本発明はこれに限定されない。発光素子と受光素子との間を通過する対象物体によって、発光素子から受光素子へ向かうパルス光が遮断されることによるパルス光の受光の有無に基づいて対象物体の有無を検出する透過型の光検出装置に対しても本発明を適用することができることは、当業者であれば容易に理解することができる。
また、実施の形態1では、1変調周期t1の前半に発光パルスp1を有する例を説明したが、本発明はこれに限定されない。1変調周期t1の後半に発光パルスp1があっても良い。この場合、発光パルスp1のある1変調周期t1の後半のクロックパルス幅w2を短く、発光パルスp1の無い前半のクロックパルス幅w1を長く設定する。
また、分周パルス信号Q5dがローのときに、クロックパルス信号S1の周波数を早くする例を示しているが、本発明はこれに限定されない。分周パルス信号Q5dがハイのときに、クリックパルス信号S1の周波数を早くするように構成してもよい。
また上記した実施の形態1のバイナリカウンタ4は4段であり、4段目から分周パルス信号を取り出して発振回路2を制御しているが、本発明はこれに限定されない。4段以外の、n段バイナリーカウンターでも問題無い(nは2以上の整数)。分周パルス信号を取り出す段数も最終段のn段目ではなくてもよく、発光パルスp1がクロックパルス幅が短い期間に存在していればいいので、n−1段目、n−2段目のフリップフロップから分周パルス信号を取り出して発振回路に入力してもよい。
(実施の形態2)
図5は実施の形態2に係る光検出装置100の構成を示すブロック図であり、図6は光検出装置100に設けられた発光パルス生成回路3と信号処理回路14との詳細な構成を説明するためのブロック図であり、図7は光検出装置100に設けられた発振回路110の構成を示す回路図であり、図8は光検出装置100に設けられた発振制御回路20の構成を説明するための回路図であり、図9は光検出装置100の動作を説明するためのタイミングチャートである。実施の形態1において前述した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。
実施の形態2では、1変調周期t1中に2個の発光パルスp1を有し、3段シフトレジスタ17で3周期連続同期した場合にハイまたはローの信号を出力し、かつ1変調周期t1中にクロックパルス信号S101の基本クロックパルス幅が変化する。また、信号処理回路14に設けられた3段シフトレジスタ17のフリップフロップ18a・18b・18cからそれぞれ出力されるシフトレジスタ出力信号Q18a・Q18b・Q18cがローからハイに変わる途中及びシフトレジスタ出力信号Q18a・Q18b・Q18cがハイからローへ変わる途中にもクロックパルス信号S101の基本クロックパルス幅が変化する。また、外乱光は無いものとして説明する。
光検出装置100は、発振制御回路20を備えている。発振制御回路20は、3段シフトレジスタ17のフリップフロップ18bからのシフトレジスタ出力信号Q18bと、4段バイナリカウンタ4のフリップフロップ5dからの分周パルス信号Q5dとに基づいて、発振周波数切替信号fc_1・fc_2・fc_3を生成して発振回路110に供給する。発振回路110は、発振制御回路20から供給された発振周波数切替信号fc_1・fc_2・fc_3に基づいて、クロックパルス信号S101の発振周波数を切り替える。
4段バイナリーカウンター4の4段目のフリップフロップ5dからの分周パルス信号Q5dは、1変調周期t1の中央においてローからハイに反転する。また、フリップフロップ5dからの分周パルス信号Q5d_は、1変調周期t1の中央においてハイからローに反転する。この分周パルス信号Q5dまたは分周パルス信号Q5d_を発振制御回路20へ入力し、さらに発振制御回路20から発振回路110へ入力し、発光パルスp1がある1変調周期t1の前半期間(1〜8基本クロック(発光期間t2))を短いパルス幅w1で発振させ、1変調周期t1の後半期間(9〜16基本クロック(非発光期間t3))を長いパルス幅w2で発振させる。
外乱光が無く、発光素子8から投射したパルス光9も受光素子11に入射していない場合には、判定回路13からの判定信号S104が信号処理回路14に入力され、同期タイミングにパルス信号がないので状態検出回路16により、信号無し,ノイズ無しと判断され、3段シフトレジスタ17の出力はローである。このように、外乱光が無く、同期信号もない限り、信号処理回路14からローが出力される。
外乱光が無く発光素子8から投射されたパルス光9が対象物体10によって反射されて受光素子11に入射する場合には、判定回路13からの判定信号S104が信号処理回路14に入力され、パルス信号が同期タイミングにあるのでラッチ回路15によりラッチされ、状態検出回路16によって信号有り,ノイズ無しと判断され、3段シフトレジスタ17のフリップフロップ18a・18b・18cは、3段分順送りされて、ローからハイに反転し、出力回路19へハイレベルの信号が送られる。
ここで3段シフトレジスタ17の2段目のフリップフロップ18bからのシフトレジスタ出力信号Q18bまたはシフトレジスタ出力信号Q18b_を発振制御回路20に入力し、発振制御回路20からの発振周波数切替信号fc_1・fc_2・fc_3を発振回路110に入力してクロックパルス信号S101のクロックパルス幅を変える。外乱光が無く、パルス信号がある限り、信号処理回路14からハイレベルの信号が出力される。また、外乱光が無く受光素子11にパルス光が入射した状態からパルス光がなくなる場合も上記と同様に、状態検出回路16からの信号に応じて3段シフトレジスタ17のフリップフロップ18a・18b・18cからのシフトレジスタ出力信号Q18a・Q18b・Q18cは順次ローになり、3段シフトレジスタ17の2段目のフリップフロップ18bからのシフトレジスタ出力信号Q18bまたはQ18b_が発振制御回路20に入力され、発振制御回路20からの発振周波数切替信号fc_1・fc_2・fc_3を発振回路110に入力し、クロックパルス信号S101のクロックパルス幅を変更する。ここで、対象物体10の非検知状態でのパルス幅w1を長く、検知状態でのパルス幅w103を短くする。
図7を参照して、発振回路110の構成を詳細に説明する。発振回路110には、図7に示すように、発光パルス生成回路3の4段バイナリーカウンタ4に設けられたフリップフロップ5dからの分周パルス信号Q5D_の状態と、信号処理回路14に設けられた3段シフトレジスタ17の2段目のフリップフロップ18bからのシフトレジスタ出力信号Q18b・Q18b_とによって決まる発振制御回路28からの発振周波数切替信号fc_1・fc_2・fc_3が入力される。
発振回路110は、図7のコンデンサC201を充放電させるための定電流I201・I202・I203・I204をそれぞれ供給する4個の定電流源を備えており、発振制御回路20からの発振周波数切替信号fc_1・fc_2・fc_3により、上記4個の定電流源をそれぞれオン/オフし、これにより4個の発振周波数を選択的に切り替えることができるようにしている。
上記発振回路110においては、図7に示すように、上記コンデンサC201が、コンパレータCOMP201の反転入力端子とグランドとの間に設けられている。上記コンパレータCOMP201の非反転入力端子には、定電圧Vsとグランドとの間にこの順に直列に接続された抵抗R201・R202・R203における抵抗R201とR202との間の接続点が接続されている。上記コンパレータCOMP201は、その出力端子がトランジスタQN203・QN204・QN205のベースにそれぞれ接続され、これらのトランジスタQN203・QN204・QN205をそれぞれオン/オフする。
上記コンデンサC201が充電されていないときは、上記コンパレータCOMP201の反転入力端子の電圧は、上記抵抗R201と抵抗R202との間の接続点の電圧よりも小さいので、上記コンパレータCOMP201の出力端子からはハイレベルの信号が出力される。これに伴って、上記トランジスタQN205がオンするので、トランジスタQN206はオフし、上記コンパレータCOMP201の非反転入力端子に供給される電圧の最大値Vmaxは、
Vmax={(R202+R203)×Vs}/(R201+R202+R203)、
となる。ここで、Vsは上記発振回路110内の定電圧である。上記コンデンサC201は、後述するように、定電流I201・I202・I203・I204の組み合わせによって、コンパレータCOMP201の反転入力端子の電圧が上記Vmaxに達するまで充電される。上記反転入力端子の電圧が上記Vmaxを超えると、上記コンパレータCOMP201の出力端子からはローレベルの信号が出力される。これに伴って、トランジスタQN205はオフするので、トランジスタQN206はオンし、上記コンパレータCOMP201の非反転入力端子に供給される電圧の最小値Vminは、
Vmin=(R202×Vs)/(R201+R202+R203)+Vsat(QN206)、
となる。ここで、Vsat(QN206)は、トランジスタQN206の飽和電圧を表し、その値は0.1V以下である。また、上記コンパレータCOMP201の出力はローレベルであるので、トランジスタQN203はオフし、カレントミラー回路を構成するトランジスタQN201・QN202はそれぞれオンする。これに伴って、トランジスタQN202は、上記コンデンサC201に充電された電荷を、後述するように定電流I201・I202・I203・I204の組み合わせによって、コンパレータCOMP201の非反転入力端子の電圧がVminに達するまで引き抜くことになる。上記動作により、上記発振回路110の発振周波数foは、
fo=(I201+I202+I203+I204)/{2×C201×(Vmax−Vmin)}、
となる。なお、本実施の形態においては、上記トランジスタQN201・QN202のエミッタ面積比は1:2に設定されている。発振制御回路20からの発振周波数切替信号fc_1・fc_2・fc_3が例えばfc_1:ハイ、fc_2:ロー、fc_3:ローのとき、上記発振回路110はトランジスタQN207はオンし、トランジスタQN208がオフし、トランジスタQN211はオフし、トランジスタQN212がオンし、トランジスタQN215はオフし、トランジスタQN216がオンするので、定電流I202はトランジスタQN210へ、定電流I203はトランジスタQN212へ流れ、定電流I204はトランジスタQN216へ流れる。
これにより、トランジスタQN210とカレントミラー回路を構成するトランジスタQN209に定電流I202が流れると共に、互いにカレントミラー回路を構成するトランジスタQP204・QP205・QP206に定電流I202が流れる。一方トランジスタQN213・QN217はオフし、また、トランジスタQP201・QP202・QP203には、常時、定電流I201が流れているので、上記コンデンサC201の充放電は、定電流(I201+I202)によって行われることになる。このとき上記発振回路110の発振周波数fo201は以下のようになる。
fo201=(I201+I202)/{2×C201×(Vmax−Vmin)}、
ここで発振制御回路20には、図8に示すように、発光パルス生成回路3の4段バイナリーカウンタ4のフリップフロップ5dからの分周パルス信号Q5d_と、信号処理回路14の3段シフトレジスタ17のフリップフロップ18bからのシフトレジスタ出力信号Q18b・Q18b_が入力される。発振制御回路20は、NAND素子G1・G2とインバータG3・G4とから構成され、前記分周パルス信号Q5d_、シフトレジスタ出力信号Q18b・Q18b_の組合せにより表1に示すような発振周波数切替信号fc_1・fc_2・fc_3を発振回路110へ出力する。
Figure 0004339300
また、そのとき発振周波数切替信号fc_1・fc_2・fc_3に応じて、上記と同様に定電流I201・I202・I203・I204は表1のようにな組合せでオン、オフしコンデンサC201を充放電する。このとき上記発振回路110の発振周波数fo201・fo202・fo203・fo204は以下のようになる。
fo201=(I201+I202)/{2×C201×(Vmax−Vmin)}
fo202=(I201)/{2×C201×(Vmax−Vmin)}
fo203=(I201+I203+I204)/{2×C201×(Vmax−Vmin)}
fo204=(I201+I203)/{2×C201×(Vmax−Vmin)}
実施の形態2では、1変調周期t1中の発光パルスp1を2つとして説明したが、本発明はこれに限定されない。1変調周期t1を構成するクロックパルス信号S101のベースクロック回数が許す限り発光パルスp1は3個以上あっても問題なく、発光パルスp1の個数が多いほうが誤動作しにくくなる。但し、発光素子8を駆動する回数は発光パルスp1の個数と同数であり、1変調周期t1中の発光パルスp1の個数が多くなるほど消費電流が増大する。
また、実施の形態2では、3段シフトレジスタ17の2段目のフリップフロップ18bからシフトレジスタ出力信号Q18bを取り出して発振制御回路20に入力しているが、本発明はこれに限定されない。シフトレジスタは3段以外のn段であっても問題ない(nは2以上の整数)。レイアウト面積と応答速度が許容する限りシフトレジスタの段数は、多い方が誤動作しにくい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、発光素子からパルス変調された光を投光し物体の有無を検出するパルス変調型光検出装置及び電子機器に適用でき、特に複写機、プリンター等FA,OA機器、及び、コインや、玉検出等のアミューズメント機器などの電子機器に用いると好適である。
実施の形態1に係る光検出装置の構成を示すブロック図 上記光検出装置に設けられた発光パルス生成回路と信号処理回路との詳細な構成を説明するためのブロック図 上記光検出装置に設けられた発振回路の構成を示す回路図 上記光検出装置の動作を説明するためのタイミングチャート 実施の形態2に係る光検出装置の構成を示すブロック図 上記光検出装置に設けられた発光パルス生成回路と信号処理回路との詳細な構成を説明するためのブロック図 上記光検出装置に設けられた発振回路の構成を示す回路図 上記光検出装置に設けられた発振制御回路の構成を説明するための回路図 上記光検出装置の動作を説明するためのタイミングチャート 従来技術の光検出装置の構成を示すブロック図 上記光検出装置に設けられた発光パルス生成回路と信号処理回路との詳細な構成を説明するためのブロック図 上記光検出装置の動作を説明するためのタイミングチャート
符号の説明
1 光検出器
2 発振回路
3 発光パルス生成回路
4 n段バイナリカウンタ
5a、5b、5c、5d フリップフロップ
6 タイミング回路
8 発光素子
9 パルス光
10 対象物体
11 受光素子
14 信号処理回路
s1 クロックパルス信号
s2 発光パルス信号
s3 受光パルス信号
p1 発光パルス
p3 受光パルス
w1、w2 パルス幅
t1 変調周期
t2 発光期間
t3 非発光期間
G5a、Q5b、Q5c、Q5d 分周パルス

Claims (3)

  1. クロックパルス信号に基づいて生成されて変調周期を有する発光パルスに応じてパルス変調したパルス光を投射し、対象物体の通過に応じた前記パルス光の受光の有無に基づいて前記対象物体の有無を検出するパルス変調型光検出装置であって、
    前記変調周期は、前記発光パルスが生じる発光期間と、前記発光期間以外の非発光期間とを含み、
    前記発光期間における前記クロックパルス信号のパルス幅を前記非発光期間におけるパルス幅よりも短くしており、
    前記発光期間における前記クロックパルス信号のパルス幅のk倍が(kは2以上の整数)、前記変調周期と異なっていることを特徴とするパルス変調型光検出装置。
  2. クロックパルス信号に基づいて生成されて変調周期を有する発光パルスに応じてパルス変調したパルス光を投射し、対象物体の通過に応じた前記パルス光の受光の有無に基づいて前記対象物体の有無を検出するパルス変調型光検出装置であって、
    前記変調周期は、前記発光パルスが生じる発光期間と、前記発光期間以外の非発光期間とを含み、
    前記発光期間における前記クロックパルス信号のパルス幅を前記非発光期間におけるパルス幅よりも短くしており、
    前記クロックパルス信号を生成する発振回路と、
    前記発振回路によって生成された前記クロックパルス信号に基づいて前記発光パルスを生成する発光パルス生成回路とを備え、
    前記発光パルス生成回路は、前記クロックパルス信号を分周した分周パルス信号を生成するn段バイナリカウンタ(nは2以上の整数)と、
    前記n段バイナリカウンタによって生成された前記分周パルス信号に基づいて前記発光パルスを生成するタイミング回路とを含み、
    前記発振回路は、前記n段バイナリカウンタによって生成された前記分周パルス信号に基づいて、前記クロックパルス信号のパルス幅を変更するものであり、
    前記対象物体により反射された前記パルス光を受光して受光パルスを生成する受光素子と、
    前記受光素子によって生成された前記受光パルスに基づく信号をカウントして前記対象物体の有無を検出する信号処理回路とをさらに備え、
    前記発振回路は、前記信号処理回路によるカウント結果に応じて、前記クロックパルス信号のパルス幅を変更することを特徴とするパルス変調型光検出装置。
  3. 請求項1または2記載のパルス変調型光検出装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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