JP4338496B2 - 引戸構造物の下枠の開口部における蓋体構造 - Google Patents

引戸構造物の下枠の開口部における蓋体構造 Download PDF

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Description

この発明は、引戸を走行自在に遊嵌して取り付けてなる引戸構造物の、方形状枠をなす下枠に形成される上向き開口部における蓋体構造に関するものである。
従来、店舗等の出入口に配設される自動扉や水平方向に開閉する横引シャッターは、方形状枠を構成する上下枠においては、自動扉や水平方向に開閉する横引シャッター等が左右水平方向に走行自在となるように、引戸を構成する引戸の上下框あるいは縦框の上下端を遊嵌してなる、引戸内側方向に開口部を有するC型断面凹溝が条設されている。
しかし、店舗等の出入口では、円滑且つ安全に店舗等内への立ち入りを可能とするように、該方形状枠を構成する下枠をも含めて床仕上面を同一面としてなるバリヤーフリー仕上げとするのが一般的である。このため、店舗等の出入口の方形状枠を構成する下枠に条設される凹溝は常時上側に開口するので、該下枠の凹溝内は微粒子状の砂や塵埃等が入り込み汚損され易い上、一旦該下枠の凹溝内に入り込んでしまった微粒子状の砂等は、凹溝自体の断面形状等が複雑であるので取り除くことが困難なものである。更に、該下枠に条設される凹溝は常時上側に向かって開口しているので、女性のハイヒールの踵が凹溝内に不用意に嵌り込んで固定されると、足首を捻挫する等の事故の原因となったり、該下枠の凹溝上方を車椅子の車輪が通過する際に大きな衝撃や振動を与え、車椅子使用者や車椅子介助者に大きな心理的又は肉体的負担を与えるものともなる。
一方、住宅のテラス窓に嵌め込まれる方形状枠を構成する上下枠では、該上下枠底面から数条のレールが一体に立設され、引違障子等が内装する戸車を介し該レールに対して走行自在に取り付けられている。しかしながら、上記店舗等の出入口における方形状枠を構成する下枠と同様に、該下枠に条設されるレール間に微粒子状の砂や塵埃等が入り込み汚損され易い上、その清掃が困難であるばかりでなく、直接風雨に晒されることが多く、該下枠には雨水が貯まり易いものとなっている。このため下枠の底面に立設されるレールに配設されるレール切除部からの排水が円滑に行われないと、室内に雨水が漏出して大きな被害を与えるおそれがある。又、該住宅のテラス窓に嵌め込まれる方形状枠を構成する上下枠には引違障子が取り付けられるので、必然的に下枠の幅が広くなるものである。このため、例えばサッシとして室内とウッドデッキとの間で使用された場合には、該下枠に対して歩行者の足裏や車椅子の車輪等が掛かると、その下枠の幅が大きいため歩行者の足裏や車椅子の車輪等と下枠のレールとの当接面積が大きく、大きな痛み、衝撃や振動を与えるおそれがある。
そのため、特許文献1、2に記載されているように、上・下枠の枠内側端面を平面仕上げとする、即ち上・下枠を中空断面のボックス型として、該上・下枠内側端面にスリット状の凹溝を条設した上で、この凹溝に対して引違障子等が内装する戸車を係合させるとともに、引戸下框の垂直フランジを該下枠の凹溝に左右方向に走行自在となるように遊嵌させてなるものが提案されている。しかしながら、該下枠上端面に条設したスリット状の凹溝であっても、上側に向かって開口部を有しているので、従来のものと同様に微粒子状の砂や塵埃又は雨水の浸入を防ぐことは困難であり、その断面形状が複雑であることから、一旦浸入してしまった微粒子状の砂や塵埃又は雨水の排除は非常に困難であること、又、歩行者の怪我の原因となったりすること等、何らその欠点は従来のものと変わらないものである。
実開昭54−43142号公報 特許第3233921号公報
そこでこの発明が解決しようとする問題点は、店舗等の出入口に配設される自動扉や水平方向に開閉する横引シャッターが取り付けられる方形状枠を構成する下枠や、住宅のテラス窓に嵌め込まれる方形状枠を構成する下枠における凹溝が、常時上側に向かって開口しているため、凹溝内に微粒子状の砂や塵埃が浸入し易く、又、一旦浸入した微粒子状の砂や塵埃の排除が困難であると共に、該凹溝が歩行者の怪我の原因となったり、歩行者や車椅子使用者に対して直接苦痛や衝撃、振動を与えてしまうことである。
そこで、本発明のうち、請求項1、2に記載した発明は、下枠の凹溝に形成される上向き開口部に嵌合して蓋体となるフープを、引戸の両側各下端部に、それぞれ別体のフープの一端を固定するとともに、各近接する側の下枠の両端部においてそれぞれ反転させて、各他端を該下枠の凹溝内の下部に設けられた収納ポケット内に自由端のまま挿入するものであり、請求項3、4に記載した発明は、1本のフープの両端を、引戸の両側各下端部にそれぞれ固定するとともに、各近接する側の下枠の両端部においてそれぞれ反転させて、下枠の凹溝内の下部に設けられた収納ポケット内を挿通させるものである。従って、引戸の走行に合わせて、引戸の進行方向において、該フープは、下枠の端部において下枠の凹溝に形成される上向き開口部より離脱して反転しながら、同引戸が走行する下枠内の収納ポケット内に収納される。一方、引戸の進行方向の反対側では、引戸の進行に合わせて、下枠の収納ポケット内に収納されていたフープが引出され、下枠の端部において反転しながら、下枠の凹溝に形成される上向き開口部に嵌合保持され、該開口部を密閉してなるものである。
特に、請求項1、3に記載した発明は、下枠の凹溝内に、断面中央に立上りレールを有するとともに、その下側を断面下向きに略C字形状とするレール体を嵌合することにより、該レール体によって、下枠の凹溝に上向き開口部並びに収納ポケットを形成してなる。
又、請求項2、4に記載した発明は、フープを、扁平且つバネ作用を有するコンベックス断面形状のステンレス製又は合成樹脂製とし、下枠の凹溝に形成される上向き開口部に沿って条設されたスリットに対して嵌脱自在としてなる。
この発明の下枠の開口部における蓋体構造は、下枠の凹溝に形成される上向き開口部において、引戸が存在しないことで露出されることとなる該開口部に、引戸の走行に伴ってフープがスライドして蓋体となって嵌合し、密閉するものであるので、微粒子状の砂、塵埃、雨水等の浸入による汚損や漏水を防止できる。更に該開口部の段差部にフープがスライドして嵌合することで、該開口部の表面が平滑になるので、該開口部が事故の原因となる他、歩行者や車椅子使用者に対して大きな苦痛や衝撃、振動を与える原因となることを防止でき、より一層のバリヤフリー化に対して貢献することができる。
微粒子状の砂、塵埃、雨水等の浸入による汚損や漏水の他、事故あるいは歩行者や車椅子使用者に対して大きな苦痛や衝撃、振動を与える原因となる下枠の凹溝に形成される開口部を、簡単且つ効果的に密閉し、更にはその表面を平滑なものとすることを実現した。
図1は、請求項1、2、5に対応する、この発明の実施例1である引戸構造物の下枠凹溝における蓋体構造を具える引戸開口部(1)であって、この発明の第1実施例を具える引戸開口部(1)は、左右の縦枠(3a)(3b)と該縦枠(3a)(3b)の上端部(3a’)(3b’)及び下端部(3a”)(3b”)を各々連結する上枠(4)及び下枠(5)からなる方形状枠(2)と、左右の縦框(7a)(7b)(13a)(13b)と該縦框(7a)(7b)、(13a)(13b)の上端部(7a’)(7b’)(13a’)(13b’)及び下端部(7a”)(7b”)(13a”)(13b”)を各々連結する上框(8)(14)及び下框(9)、(15)からなり、この上下左右框(8)(9)(7a)(7b)、(14)(15)(13a)(13b)内にガラス板等(10)(16)を保持するものであって、該方形状枠(2)内で、上框(8)(14)を上枠(4)のフランジ(4’)(4”)に摺動自在に遊嵌すると共に、下框(9)(15)内に取り付ける戸車(11)(17)により横方向に走行自在となる引き違いの引戸(6)(12)から構成される。
そして、該方形状枠(2)をなす下枠(5)は、図2及び図3において示すような構造となっている。尚、本実施例においては、引違いの引戸構造物であって、2枚の引戸(6)(12)は同一構造であるので、以下、一方の引戸(6)に関してのみ説明する。
即ち、下枠(5)においては、引戸(6)に対応して凹溝(18)が、下枠(5)と同方向に配設される。
そして、該凹溝(18)内においては、下枠(5)とは別体のレール体(19)が挿嵌されて嵌合している。このレール体(19)は、開口部(19a)に向けて、中央に、引戸(6)の戸車(11)が走行自在に遊嵌する立上りレール(23)を下枠(5)と同方向に条設すると共に、該凹溝(18)の底部側端縁を内方向に折り曲げ、下向きに略C字形状としてリップ(20)とし、その内部に、扁平且つバネ作用を有し、樹脂製又はステンレス等の金属製のコンベックス状断面の可撓性を有するフープ(22)を収納してなる収納ポケット(21)を形成している。
更に、該レール体(19)の上枠側端縁(28)は下枠(5)に配設される凹溝(18)外に突出しており、このレール体(19)の上枠側端縁(28)と下枠(5)との間に嵌着して、引戸(6)の下框(9)の底部(9’)に一体に取り付けられる気密材(26)と摺動自在に密着する天蓋(24a)(24c)が固持されるものである(尚、もう一個の天蓋(24b)はもう一方の引戸(12)に対応する。)。
また、該天蓋(24a)(24c)とレール体(19)の上枠側端縁(28)との間には、フープ(22)を摺動自在に、且つ、上枠方向に向かって張出するように嵌合保持する断面凹状のスリット(25)がレール体(19)の上枠側端縁(28)に沿って形成される。
このため方形状枠(2)内において引戸(6)は、この下框(9)の底部(9’)に一体に取り付けられた気密材(26)と下枠(5)に固持される天蓋(24a)(24c)との間で、レール体(19)の開口部(19a)へ、微粒子状の砂、塵埃、雨水等が浸入するのを防ぐため、密着して気密性を確保するものである。
そして、該引戸(6)は、フープ(22)を前記スリット(25)中に嵌合保持しつつ、下枠(5)に配設された凹溝(18)内に挿嵌されたレール体(19)の立上りレール(23)に、引戸(6)の戸車(11)を遊嵌させて走行するものである。
なお、下枠(5)においては、レール体(19)の開口部(19a)より微粒子状の砂や塵埃、及び雨水が浸入してしまっても、清掃により外部へ排出することができるように、レール体(19)及び凹溝(18)には、下枠(5)の排水孔(29)を介して外部とを連通する排水孔(27)(レール体(19)に設けられる排水孔は図示せず)が設置されているものである。
ところで、本実施例においては一枚の引戸(6)につき、2本のフープ(22a)(22b)を使用している。すなわち、該レール体(19)において形成される収納ポケット(21)内において、それぞれその左右に分かれて収納されているフープ(22a)(22b)は、それぞれその一端を該収納ポケット(21)内において自由端とするとともに、それぞれの他端を該スリット(25)内において摺動自在に嵌合保持されながら引戸(6)の左右の縦框(7a)(7b)の下端部(7a”)(7b”)に、立上りレール(23)に当接して案内するレールガイド(30a’)(30b’)を一体に付設する接続ブラケット(30a)(30b)を介して固定されるものである。
具体的には、該収納ポケット(21)内に収納され、一端を自由端とする該各フープ(22a)(22b)の各他端は、下枠(5)の両端側において、レール体(19)の両端部に設けられた、その端部を外方に向かってU字形状に張出する湾曲面(31a’)(31b’)を有するガイドブロック(31a)(31b)と、更にその外側において該ガイドブロック(31a)(31b)の湾曲面(31a’)(31b’)に対向するように、内方に向かってU字形状に凹陥する湾曲面(32a’)(32b’)を有する端部キャップ(32a)(32b)との間に形成されることとなるU字形状の通路(33a)(33b)を通ってUターンしながら該スリット(25)に摺動自在に嵌合保持されるものであって、引戸(6)の左右の縦框(7a)(7b)の下端部(7a”)(7b”)に接続ブラケット(30a)(30b)を介して各々固定されるものである(図4乃至図7参照)。
また、上記のように、収納ポケット(21)より引出され、スリット(25)内に嵌合保持される各フープ(22a)(22b)は、その一端を収納ポケット(21)内において自由端とし、他端を引戸(6)の左右の縦框(7a)(7b)の下端部(7a”)(7b”)に、各々接続ブラケット(30a)(30b)によって一体に接合してなるもので、引戸(6)の走行に合わせて、該各フープ(22a)(22b)は、U字形状の各通路(33a)(33b)に案内されて、収納ポケット(21)内とレール体(19)及び天蓋(24a)(24c)により形成されたスリット(25)内を自在にそれぞれ往復摺動することができるようになる。
このとき、該スリット(25)に嵌合保持される各フープ(22a)(22b)は、上方からの圧力に対しても該スリット(25)から離脱し、レール体(19)内に落下することがないように弾性を持たせるように、上枠(4)方向に向かって張出するようになっている。
この発明の実施例1である引戸構造物の下枠に形成される凹溝における蓋体構造は以上の構成を具えるので、引戸開口部(1)を構成する方形状枠(2)をなす下枠(5)に条設される凹溝(18)において、該方形状枠(2)をなす上下枠(4)(5)の間に走行自在に遊嵌される引戸(6)を走行(図1において左方向へ走行)させると、
まず引戸(6)の進行方向においては、該引戸(6)の縦框(7a)の下端部(7a”)に接続ブラケット(30a)により接合し、スリット(25)内に摺動自在に上枠(4)方向に向かって張出するように嵌合保持されてなるフープ(22a)は、該引戸(6)に押されて引戸(6)の進行方向へスリット(25)内を摺動する。そして、このスリット(25)内を摺動するフープ(22a)は、レール体(19)の左端で端部キャップ(32a)とガイドブロック(31a)によって形成されるU字形状の通路(33a)をUターンしながら通過して、下枠(5)内に形成された収納ポケット(21)内に進行して収納されるものである。
一方、引戸(6)の進行方向の反対側では、引戸(6)の縦框(7b)の下端部(7b”)に接続ブラケット(30b)により接合し、スリット(25)内に摺動自在に上枠(4)方向に向かって張出するように嵌合保持されてなるフープ(22b)が、引戸(6)により引っ張られることにより、下枠(5)内に形成された収納ポケット(21)内に収納されていたフープ(22b)が、レール体(19)の右端で端部キャップ(32b)とガイドブロック(31b)によって形成されるU字形状の通路(33b)を通してUターンしながら引出され、更に該スリット(25)内に順次摺動自在に嵌合保持されるものとなる。
従って、引戸(6)が走行する下枠(5)の凹溝(18)内に挿嵌されるレール体(19)の開口部(19a)は、引戸(6)が存在する部分以外は常にフープ(22a)(22b)によって密閉されるものとなる。
また、引戸(6)自体も、下框(9)の底部(9’)に一体に取り付けられる気密材(26)と下枠(5)に一体に固持される天蓋(24a)(24c)とが密着しているので、引戸(6)の部分からの微粒子状の砂、塵埃、雨水等の浸入を最大限防ぐことができる。
この結果、該下枠(5)の凹溝(18)及びレール体(19)内には最小限の微粒子状の砂や塵埃、及び雨水しか浸入せず、汚損や雨水漏出の危険性が著しく低下する。
更に、フープ(22a)(22b)が下枠(5)の凹溝(18)内に挿嵌されるレール体(19)の開口部(19a)両端縁に存するスリット(25)に、上枠(4)方向に向かって張出するように嵌合保持されることから、その嵌合したフープ(22a)(22b)の上面は、下枠(5)の上面に一体に固持される天蓋(24a)(24b)(24c)の表面と略同一の高さとなって、下枠(5)の凹溝(18)内に挿嵌されるレール体(19)がもたらす床面に対する段差を解消するものである。
このため、引戸(6)が存在しない部分での下枠(5)のレール体(19)の開口部(19a)に、常にフープ(22a)(22b)によって蓋をすることで、歩行者や車椅子使用者に対する事故の原因を無くすだけでなく、下枠(5)表面を平滑にすることによって、なお一層歩行者や車椅子使用者に対する事故の原因を無くし、苦痛や衝撃、振動を与えることがなくなって安全なものとすることができる。
尚、フープ(22a)(22b)は前記のようなステンレス製もしくは合成樹脂製で、コンベックス断面形状とすることで、レール体(19)に対する蓋体とした際に、レール体(19)の開口部(19a)に嵌合し易い上、薄くとも十分な強度を得ることができる。
尚、本実施例においては、前述したように下枠(5)とは別体のレール体(19)を一個のユニットとして、下枠の凹溝(18)に挿嵌して固定することによって、下枠(5)の凹溝(18)に形成される上向きの開口部(19a)に対してフープ(22a)(22b)を蓋体とすることを可能としてる。このレール体(19)のユニットは図7に示すように、断面において上側中央に立上りレール(23)を設けた三つ又状とするとともに、下側は略C字形状としてリップ(20)により収納ポケット(21)を形成している。その上で、その両端にガイドブロック(31a)(31b)を設けると共に、U字形状の通路(33a)(33b)を隔てて端部キャップ(32a)(32b)が設けられている。一方、立上りレール(23)には、一対の接続ブラケット(30a)(30b)がそれぞれレールガイド(30a’)(30b’)を介して対向して設けられる。フープ(22a)(22b)はそれぞれ各接続ブラケット(30a)(30b)に一端を接続固定するとともに、各他端は前記両端の通路(33a)(33b)を介して収納ポケット(21)内に自由端として収納されている。
そのため、上記のレール体(19)のユニットを下枠(5)の凹溝(18)内に嵌合させた後、縦枠(3a)(3b)に固定されるL字形の案内ブラケット(34a)(34b)によりその両端を固定する。そして、引戸(6)を下枠(5)上にはめ込み、その上で接続ブラケット(30a)(30b)を引戸(6)の左右の縦框(7a)(7b)にネジ留めすることが出来るため、実際の施工が非常に容易になる上、フープ(22a)(22b)の摺動の故障やレール体(19)の保守点検、あるいはレール体(19)や下枠(5)の凹溝(18)の清掃等に際しても、該レール体(19)をユニットとして着脱しうるので、それらの行為が非常に容易になるという優れた効果を有することとなる。
又、本実施例においては、1個の引戸(6)につき、左右に別体のフープ(22a)(22b)を使用したが、例えば図7において、請求項3、4に記載した発明の様に、1本のフープ(22)を収納ポケット(21)を通して、レール体(19)両端のU字形状の通路(33a)(33b)を介して折り曲げた上、両端をそれぞれ接続ブラケット(30a)(30b)に固定してもよい。このようにすることで、フープ(22)は常に一定の緊張をもってレール体(19)に掛け回されることになるので、引戸(6)を走行(図1において左方向へ走行)させると、引戸(6)の進行によって、左側の縦框(7a)からは押圧力を、又、右側の縦框(7b)からは引張力を同時に受けることとなって、フープ(22)の摺動は非常に円滑なものとなる。
図8は、請求項1、2、5に対応する、この発明の実施例2である引戸構造物の下枠凹溝における蓋体構造を具える引戸開口部(35)であって、床(36)中に埋設されるチャンネル状略C型断面形状の下枠(37)内には、下枠(37)とは別体のレール体(38)が挿嵌されて嵌合している。このレール体(38)は、開口部(38a)に向けて、中央に、引戸(44)の戸車(45)が走行自在に遊嵌する立上りレール(39)を下枠(37)と同方向に条設すると共に、該凹溝の底部側となる端縁を内方向に折り曲げ下向きに略C字形状としてリップ(40)とし、その内部に、扁平且つバネ作用を有し、樹脂製又はステンレス等の金属製のコンベックス状断面の可撓性を有するフープ(43)を収納してなる収納ポケット(41)を形成している。そして、このレール体(38)の上部側両端縁には、それぞれ一体に成形される二股状断面のスリット(42)が配設されており、該スリット(42)内に、上方に張出するようにフープ(43)が摺動自在に嵌合保持されてなるものである。
更に、上記収納ポケット(41)内に収納されているフープ(43)は、実施例1と同様に、下枠(37)の両端において、端部キャップ(図示せず)とガイドブロック(図示せず)によって形成されるU字形状の通路(図示せず)を通してUターンしながら引出され、該スリット(42)内に順次摺動自在に嵌合保持されるものとなる。
そして、このように収納ポケット(41)より引出され、スリット(42)内に嵌合保持されるフープ(43)は、その一端を収納ポケット(41)内において自由端とし、他端を引戸(44)の左右の縦框(図示せず)の下端部(図示せず)に接続ブラケット(図示せず)によって、各々一体に接合してなるものである。従って、引戸(44)の走行に合わせて、該フープ(43)は、収納ポケット(41)内とレール体(38)のスリット(42)内を自在に往復摺動することができるようになる。
なお、引戸(44)の下框(44’)には気密材(46)が一体に取り付けられており、該気密材(46)と、該下枠(37)内に挿嵌されるレール体(38)とは、レール体(38)内に、最小限の微粒子状の砂や塵埃、及び雨水しか浸入しないように、その先端を摺動自在に密着するものである。
この発明の実施例2を具える引戸開口部(35)においては以上の構成を具えるので、第1実施例と同様に、引戸(44)の進行方向では、フープ(43)が、第1実施例のように縦框によって押圧されて、スリット(42)内を摺動して下枠(37)内のレール体(38)の収納ポケット(41)内に進行して収納されることとなる。
一方、引戸(44)の進行方向とは反対側では、引戸(44)の進行に合わせて、スリット(42)内をフープ(43)が引戸(44)の進行方向に摺動することとなる。そして、このフープ(43)の摺動に合わせて、レール体(38)の収納ポケット(41)から、収納されているフープ(43)が第1実施例のように別途Uターンしながら引出され、更に該スリット(42)内に嵌合保持されるものとなる。
この結果、引戸(44)が存在しないこととなるレール体(38)の開口部(38a)は常にフープ(43)によって密閉され、該下枠(37)及びレール体(38)内には最小限の微粒子状の砂や塵埃、及び雨水しか浸入せず、汚損や雨水漏出の危険性が著しく低下する。
更に、フープ(43)が下枠(37)内に挿嵌されるレール体(38)の開口部(38a)に存するスリット(42)に、上枠方向に向かって張出するように嵌合保持されることから、その嵌合したフープ(43)の上面は、下枠(37)が埋設される床(36)の床面と略同一の高さとなって、下枠(37)内に挿嵌されるレール体(38)がもたらす床面に対する段差を解消するものである。
このため、引戸(44)が存在しない部分での下枠(37)のレール体(38)の開口部(38a)は、常にフープ(43)によって蓋をすることで、歩行者や車椅子使用者に対する事故の原因を無くすだけでなく、下枠(37)表面を平滑にすることによって、なお一層歩行者や車椅子使用者に対する事故の原因を無くし、苦痛や衝撃、振動を与えることがなくなって安全なものとすることができる。尚、本実施例においても実施例1と同様に、請求項3、4に記載した発明の様に、一本のフープ(43)をレール体(38)に掛け回して使用してもよい。
店舗等の出入口に配設される自動扉や水平方向に開閉する横引シャッター、サッシのみならず、引戸による開閉構造を有するものであって、引戸の開閉に使用される下枠に形成される凹溝により段差が生じてしまうような、あらゆる場所に適用できる。
この発明の第1実施例を具える引戸開口部の概念図である。 この発明の第1実施例を具える引戸開口部の要部拡大縦断面図である。 この発明の第1実施例を具える引戸開口部における下枠の拡大縦断面図である。 この発明の第1実施例を具える引戸開口部の横断面図である。 この発明の第1実施例を具える引戸開口部における作動状態を示す模式図である。 この発明の第1実施例を具える引戸開口部における引戸の下框及び下枠の要部断面図である。 この発明の第1実施例におけるレール体の斜視図である。 この発明の第2実施例を具える引戸開口部の要部拡大断面図である。
符号の説明
1 引戸開口部
2 方形状枠
3a、3b 縦枠
3a’、3b’ (縦枠の)上端部
3a”、3b” (縦枠の)下端部
4 上枠
5 下枠
6、12 (戸板状の)引戸
7a、7b、13a、13b 縦框
7a’、7b’、13a’、13b’ (縦框の)上端部
7a”、7b”、13a”、13b” (縦框の)下端部
8、14 上框
9、15 下框
10、16 ガラス板等
11、17 戸車
18 凹溝
19 レール体
20 リップ
21 収納ポケット
22、22a、22b フープ
23 立上りレール
24a、24b、24c 天蓋
25 スリット
26 気密材
27 排水孔
28 上枠側端縁
29 排水孔
30a、30b 接続ブラケット
30a’、30b’ レールガイド
31a、31b ガイドブロック
31a’、31b’ 湾曲面
32a、32b 端部キャップ
32a’、32b’ 湾曲面
33a、33b (U字形状の)通路
34a、34b 案内ブラケット
35 引戸開口部
36 床
37 下枠
38 レール体
38a 開口部
39 立上りレール
40 リップ
41 収納ポケット
42 スリット
43 フープ
44 引戸
44’ 下框
45 戸車
46 気密材

Claims (5)

  1. 建築物等の開口部に設けられる、左右の縦枠と該縦枠の上端部及び下端部を各々連結する上枠及び下枠からなる方形状枠と、
    左右の縦框と該縦框の上端部及び下端部を各々連結する上框及び下框内にガラス板等を保持する引戸とからなるとともに、
    該引戸が前記方形状枠の上下枠に条設された、上枠のフランジを挟持しながら、下枠の凹溝内に立設された立上りレールに沿って左右方向に走行自在に遊嵌されてなる引戸構造物において、
    該下枠の凹溝内に、断面中央に立上りレールを有するとともに、その下側を断面下向きに略C字形状とするレール体を嵌合することにより、該レール体によって、下枠の凹溝に上向き開口部並びに収納ポケットを形成してなり、
    該下枠の凹溝に形成される上向き開口部に嵌合して蓋体となるフープを、前記引戸の両側各下端部に、それぞれ別体のフープの一端を固定するとともに、各近接する側の下枠の両端部においてそれぞれ反転させて、各他端を該下枠の凹溝内の下部に設けられた収納ポケット内に自由端のまま挿入することにより、
    引戸の走行に伴って、該引戸進行方向に存する該下枠の凹溝に形成される上向き開口部に嵌合保持されるフープを摺動させて、開口部より離脱させるとともに、下枠の端部において反転させながら、同引戸が走行する下枠内の収納ポケット内に没入させ、
    同時に、進行方向とは反対側に存する該下枠の凹溝に形成される上向き開口部に、下枠内の収納ポケットより引出されるフープを摺動させて嵌合し、該開口部に対して蓋体となるフープを嵌脱自在としてなる引戸構造物の下枠の開口部における蓋体構造。
  2. 建築物等の開口部に設けられる、左右の縦枠と該縦枠の上端部及び下端部を各々連結する上枠及び下枠からなる方形状枠と、
    左右の縦框と該縦框の上端部及び下端部を各々連結する上框及び下框内にガラス板等を保持する引戸とからなるとともに、
    該引戸が前記方形状枠の上下枠に条設された、上枠のフランジを挟持しながら、下枠の凹溝内に立設された立上りレールに沿って左右方向に走行自在に遊嵌されてなる引戸構造物において、
    該立上りレールを設けた下枠の凹溝に形成される上向き開口部に嵌合して蓋体となるフープを、前記引戸の両側各下端部に、それぞれ別体のフープの一端を固定するとともに、各近接する側の下枠の両端部においてそれぞれ反転させて、各他端を該下枠の凹溝内の下部に設けられた収納ポケット内に自由端のまま挿入することにより、
    引戸の走行に伴って、該引戸進行方向に存する該下枠の凹溝に形成される上向き開口部に嵌合保持されるフープを摺動させて、開口部より離脱させるとともに、下枠の端部において反転させながら、同引戸が走行する下枠内の収納ポケット内に没入させ、
    同時に、進行方向とは反対側に存する該下枠の凹溝に形成される上向き開口部に、下枠内の収納ポケットより引出されるフープを摺動させて嵌合し、該開口部に対して蓋体となるフープを嵌脱自在としてなり、
    該フープは、扁平且つバネ作用を有するコンベックス断面形状のステンレス製又は合成樹脂製であって、下枠の凹溝に形成される上向き開口部に沿って条設されたスリットに対して嵌脱自在としてなる引戸構造物の下枠の開口部における蓋体構造。
  3. 建築物等の開口部に設けられる、左右の縦枠と該縦枠の上端部及び下端部を各々連結する上枠及び下枠からなる方形状枠と、
    左右の縦框と該縦框の上端部及び下端部を各々連結する上框及び下框内にガラス板等を保持する引戸とからなるとともに、
    該引戸が前記方形状枠の上下枠に条設された、上枠のフランジを挟持しながら、下枠の凹溝内に立設された立上りレールに沿って左右方向に走行自在に遊嵌されてなる引戸構造物において、
    該下枠の凹溝内に、断面中央に立上りレールを有するとともに、その下側を断面下向きに略C字形状とするレール体を嵌合することにより、該レール体によって、下枠の凹溝に上向き開口部並びに収納ポケットを形成してなり、
    該下枠の凹溝に形成される上向き開口部に嵌合して蓋体となるフープを、前記引戸の両側各下端部に、1本のフープの両端をそれぞれ固定するとともに、各近接する側の下枠の両端部においてそれぞれ反転させて、下枠の凹溝内の下部に設けられた収納ポケット内を挿通させることにより、
    引戸の走行に伴って、該引戸進行方向に存する該下枠の凹溝に形成される上向き開口部に嵌合保持されるフープを摺動させて、開口部より離脱させるとともに、下枠の端部において反転させながら、同引戸が走行する下枠内の収納ポケット内に没入させ、
    同時に、進行方向とは反対側に存する該下枠の凹溝に形成される上向き開口部に、下枠内の収納ポケットより引出されるフープを摺動させて嵌合し、該開口部に対して蓋体となるフープを嵌脱自在としてなる引戸構造物の下枠の開口部における蓋体構造。
  4. 建築物等の開口部に設けられる、左右の縦枠と該縦枠の上端部及び下端部を各々連結する上枠及び下枠からなる方形状枠と、
    左右の縦框と該縦框の上端部及び下端部を各々連結する上框及び下框内にガラス板等を保持する引戸とからなるとともに、
    該引戸が前記方形状枠の上下枠に条設された、上枠のフランジを挟持しながら、下枠の凹溝内に立設された立上りレールに沿って左右方向に走行自在に遊嵌されてなる引戸構造物において、
    該立上りレールを設けた下枠の凹溝に形成される上向き開口部に嵌合して蓋体となるフープを、前記引戸の両側各下端部に、1本のフープの両端をそれぞれ固定するとともに、各近接する側の下枠の両端部においてそれぞれ反転させて、下枠の凹溝内の下部に設けられた収納ポケット内を挿通させることにより、
    引戸の走行に伴って、該引戸進行方向に存する該下枠の凹溝に形成される上向き開口部に嵌合保持されるフープを摺動させて、開口部より離脱させるとともに、下枠の端部において反転させながら、同引戸が走行する下枠内の収納ポケット内に没入させ、
    同時に、進行方向とは反対側に存する該下枠の凹溝に形成される上向き開口部に、下枠内の収納ポケットより引出されるフープを摺動させて嵌合し、該開口部に対して蓋体となるフープを嵌脱自在としてなり、
    該フープは、扁平且つバネ作用を有するコンベックス断面形状のステンレス製又は合成樹脂製であって、下枠の凹溝に形成される上向き開口部に沿って条設されたスリットに対して嵌脱自在としてなる引戸構造物の下枠の開口部における蓋体構造。
  5. 下枠の凹溝に形成される上向き開口部に嵌合保持されるフープを、該下枠両端部で前記開口部より離脱させると共に、下枠内において形成される収納ポケット内に収納し、あるいは収納ポケットより引き出して該開口部に嵌合するに当たって、該フープを、レール体両端部において、それぞれ外方に突出するようにU字形状の湾曲面を有するガイドブロックと、該ガイドブロックの湾曲面に対向するように内方に向かって凹陥したU字形状の湾曲面を有する端部キャップにより形成されるU字形状の通路を通過させることで反転させてなる、請求項1又は請求項3記載の引戸構造物の下枠の開口部における蓋体構造。
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