JP3970230B2 - サッシ窓 - Google Patents
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Description
一方、近年、居住者の高齢化や、車いす利用者の利便性等に配慮したバリアフリータイプの掃出し窓が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、目板材は下枠本体に脱着可能に取り付けられており、片側に寄せた障子の反対側の目板材を外せば、下枠本体の内部を掃除することができるようになっている。
また、特許文献1の掃出し窓では、目板材の縦枠側の端部に目板材着脱用のツマミ部材が取り付けられており、このツマミ部材が障子開放時の移動範囲を規制して、障子と縦枠との衝突を防止する戸当り(ストッパ)を兼用している。
また、日常の障子の開閉操作により弾性片に繰り返し力が加わることで、弾性片が変形してその弾性力を失ってしまうことで、戸当りおよび目板材を付勢できず、これらと下枠との間にがたつきが発生するという問題もある。しかも、この戸当りに加わる力の方向は、弾性片により戸当りが付勢される方向とは正反対な方向のため、弾性片への負荷は大きくなってしまう。
また、戸当りおよび隙間用部材の取付時に、戸当りまたはレール部材の一方側に設けられた弾性部が他方側を押圧することで、戸当り本体部が縦枠側に付勢されるとともに、レール部材が戸当りと離間する方向に付勢されるので、戸当りをがたつきなく下枠に取り付けることができ、不用意に外れることがなく、取付状態を良好に維持することができる。さらに、戸当り本体部が縦枠の側面に当接しているので、障子開放時における障子の衝突力を戸当り本体部から縦枠に直接伝達することができ、戸当りを障子ストッパとして確実に機能させることができる。この際、戸当りは、従来の戸当りのように弾性片を介して衝突力を伝達する構造ではないため、破損の心配がなく、また変形による付勢力の低下に起因するがたつきを防止することができる。
このような構成によれば、障子に当接する縦気密材と横気密材とが、戸当りの気密材連結部を介して接続されるので、縦、横の気密材の交差位置において気密ラインを連続させることができる。従って、縦、横の気密材の交差位置から室内側への雨水等のしぶきや外気の流入を防止して、サッシ窓の水密性、気密性を向上させることができる。
このような構成によれば、下枠の支持面部に設けられた排水孔の上方に室内側の戸当りを配置することで、排水孔から支持面部上側に外気が吹き込んだとしても、排水孔が戸当りで覆われているとともに、排水孔の上方が通気部によって戸当りの室外側側面に連通しているため、支持面部上の水が室内側にしぶくことがなく、水密性を確保することができる。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。また、各図においては、主要構成部品の断面を示すハッチングが省略されている。
本発明の第1実施形態に係るサッシ窓としての引違い窓について、図1ないし図17に基づいて説明する。
図1、図2は、本実施形態の引違い窓10を示す縦断面図、および横断面図である。図3は、引違い窓10が設けられた建物の一部を示す斜視図である。
また、召合せ部分21の縦框18A,18B同士の間には、室内空間の気密性を確保する気密材としてのAT材23、および水切りとしての水切材24が設けられている。これらのAT材23、水切材24は、それぞれ室外側の縦框18Bに形成された凹溝状の取付部23A,24Aに係合され、先端部を室内側の縦框18A側面に当接するようになっている。
なお、戸車案内部126の上面において、戸車171を案内する部分は、凹溝126Aに限らず、平坦面でもよく、また、上方に突出した凸状のガイドレールでもよい。その際、凸状のガイドレールと係合する凹溝を戸車外周に形成すればよい。
ここで、室内側レール部125Aと室外側レール部125Bとの間に取り付けられた隙間用部材30を中央隙間用部材31とし、室内側レール部125Aと室内側側壁部128との間に取り付けられた隙間用部材30を室内側隙間用部材32とし、室外側レール部125Bと室外側側壁部129との間に取り付けられた隙間用部材30を室外側隙間用部材33として、以下の説明を行う。
中央隙間用部材31の上面部311は、各レール部125の戸車案内部126と略同一高さ位置に、略水平に設けられ、かつ各戸車案内部126の端縁との間に所定の隙間30Aを介して設けられている。これらの隙間30Aのうち、室内側の隙間30Aには、室内側の障子15Aの下框17に設けられた室外側の垂下片172が挿入されている。また、室外側の隙間30Aには、室外側の障子15Aの下框17に設けられた室内側の垂下片172が挿入されている。
室内側隙間用部材32の上面部321は、室内側レール部125Aの戸車案内部126に接して略同一高さ位置に、略水平に設けられている。そして、上面部321は、室内側側壁部128との間に所定の隙間30Aを介して設けられている。この隙間30Aには、室内側の障子15Aの下框17に設けられた室内側の垂下片172が挿入されている。
室外側隙間用部材33の上面部331は、室外側レール部125Bの戸車案内部126と略同一高さ位置に、略水平に設けられ、かつ戸車案内部126の端縁との間に所定の隙間30Aを介して設けられている。この隙間30Aには、室外側の障子15Bの下框17に設けられた室外側の垂下片172が挿入されている。また、上面部331と室外側側壁部129との間にも、網戸を案内するための隙間が設けられている。
なお、AT材40は、室内側側壁部128および中央隙間用部材31の第1溝状部312に限らず、下框17の垂下片172に設けられ、室内側側壁部128および中央隙間用部材31に当接するように構成されてもよい。
また、戸当り42の室外側側面には、室内側にへこんだ凹部422が形成されており、この凹部422の上側に把持部423が形成されている。この把持部423は、戸当り42および中央隙間用部材31Aを下枠12に対して着脱する際に掴んで操作しやすい形状になっている。
先ず、戸当り42の係合突片424を中央隙間用部材31Aの第1溝状部312と第2溝状部313との間に圧入して、戸当り42を中央隙間用部材31Aに取り付ける。そして、中央隙間用部材31Aの戸当り42が設けられていない方の端縁を前記中央風止板41Aに係止させるとともに、室内外のレール部125間に上方から挿入して、下枠12の長手方向中央側から縦枠13側に向かって順に中央隙間用部材31Aを下枠12に圧入させて取り付けていく。
図16(A)〜(C)は、戸当り43の室外側から見た側面図、下枠12の長手方向内方側から見た側面図、および底面図である。図17(A),(B)は、戸当り43および中央隙間用部材31Bの取付方法を示す側面図である。
戸当り43は、中央隙間用部材31Bの縦枠13側(図6中、右側)端縁に取り付けられ、縦枠13側側面を縦枠13の内部側面に当接して設置されている。また、戸当り43は、室外側レール部125Bおよび中央隙間用部材31Bの上側に位置し、合成樹脂製の全体略直方体中空状で下方に開口した戸当り本体部43Aを備えている。この戸当り本体部43Aの室内外両側面には、溝状にへこんだ凹部432が形成されており、この凹部432の上側に把持部433が形成されている。この把持部433は、戸当り43および中央隙間用部材31Bを下枠12に対して着脱する際に掴んで操作しやすい形状になっている。
先ず、戸当り43の係合突片434を中央隙間用部材31Bの第1溝状部312と第2溝状部313との間に圧入し、弾性突片435先端の突部435Aを中央隙間用部材31Bの第1溝状部312に挿入して、戸当り43を中央隙間用部材31Bに取り付ける。そして、中央隙間用部材31Bの戸当り43が取り付けられていない方の端縁を前記連通孔121D(図6)近傍の下枠水平面部121に設けられた係止部に係止させるとともに、室内外のレール部125間に上方から挿入して、下枠12の長手方向中央側から縦枠13側に向かって順に中央隙間用部材31Bを下枠12に圧入させて取り付けていく。
なお、以上の説明では弾性突片425,435を戸当り42,43に設けたが、戸当り42,43側に設けずに中央隙間用部材31A,31B側に弾性部が設けてあってもよく、また、戸当り42,43と中央隙間用部材31A,31Bの両方に弾性部が設けてあってもよい。
また、弾性部は、戸当り42,43や中央隙間用部材31A,31Bに一体的に設けた弾性突片に限らず、ばね等の別体の弾性部であってもよい。
つまり、戸当り42,43および中央隙間用部材31A,31Bを下枠12に取り付けた際に、戸当り42,43と中央隙間用部材31A,31Bとを離間させるような弾性力が働く弾性部(弾性突片425,435)を、戸当り42,43および中央隙間用部材31A,31Bの少なくとも一方側に一体、別体を問わずに設けてあればよい。
(1)下枠12に形成したレール部125の戸車案内部126と、下枠12に取り付けられる隙間用部材30の上面部311,321,331とが略同一高さ位置に設けられるので、レール部125間の溝が小さく、かつ下枠12の上面がフラットに形成された、バリアフリー対応可能な引違い窓10を構成することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るサッシ窓としての片引き窓について、図18ないし図23に基づいて説明する。
図18、図19は、本実施形態の片引き窓50を示す縦断面図、および横断面図である。図20は、片引き窓50を構成する下枠52の縦断面図である。図21は、下枠52を示す平面図である。
本実施形態の片引き窓50は、開閉可能な障子が1枚で構成された点が前述の第1実施形態と相違し、それ以外の構成は略同様である。以下、相違点について詳しく説明する。
また、召合せ部分65の縦框58と縦骨62の間には、室内空間の気密性を確保するAT材23、および水切りとしての水切材24が設けられている。これらのAT材23および水切材24は、それぞれ室外側の縦框58の取付部23A,24Aに係合され、先端部を固定障子61の縦骨62側面に当接するようになっている。縦骨62は、上枠51および下枠52間に架設され、上下端部が上枠51および下枠52に固定されている。ガラス支持材63は、縦枠13に沿って設置され、縦枠13にビス止め固定されている
レール部525は、下枠水平面部521上面に立設され、上方に延びる立上部527と、この立上部527の上端に連続し、略水平方向に延出する戸車案内部526とを備えている。戸車案内部526は、立上部527上端から室外方向のみに延出しており、レール部525は、断面略逆L字形に形成されている。そして、戸車案内部526には、障子55の戸車571を案内する、断面略円弧状の凹溝526Aが形成されている。
図22(A)〜(C)は、戸当り44の側面図、縦断面図、および底面図である。図23(A),(B)は、戸当り44および室内側隙間用部材32Bの取付方法を示す側面図である。
戸当り44は、障子55を開放した際に、召合せ部分65の縦框58が縦枠53に衝突することを防止する、いわゆる障子ストッパである。この戸当り44は、室内側隙間用部材32Bを下枠12から取り外す際に、手で掴むための取手としても機能するようになっている。
戸当り44は、室内側隙間用部材32Bの縦枠53側(図21中、右側)端縁に取り付けられ、縦枠53側側面を縦枠53の内部側面に当接して設置されている。また、戸当り44は、レール部525および室内側側壁部528Aの上側に位置し、合成樹脂製の全体略直方体中空状で下方に開口した戸当り本体部44Aを備えている。この戸当り本体部44Aの室外側面には、室内側に向かってへこんだ凹部442が形成されており、この凹部442の上側に把持部443が形成されている。この把持部443は、戸当り44および室内側隙間用部材32Bを下枠52に対して着脱する際に掴んで操作しやすい形状になっている。
先ず、戸当り44の係合突片444を室内側隙間用部材32Bの上面部321と溝状部322との間に圧入して、戸当り44を室内側隙間用部材32Bに取り付ける。そして、室内側隙間用部材32Bの戸当り44が取り付けられていない方の端縁を下枠水平面部521に設けられた係止部に係止させるとともに、レール部525と室内側側壁部528Aとの間に上方から挿入して、下枠52の長手方向中央側から縦枠53側に向かって順に室内側隙間用部材32Bを下枠52に圧入させて取り付けていく。
なお、以上の説明では弾性突片445を戸当り44に設けたが、戸当り44側に設けずに室内側隙間用部材32B側に弾性部が設けてあってもよく、また、戸当り44と室内側隙間用部材32Bの両方に弾性部が設けてあってもよい。
また、弾性部は、戸当り44や室内側隙間用部材32Bに一体的に設けた弾性突片に限らず、ばね等の別体の弾性部であってもよい。
つまり、戸当り44および室内側隙間用部材32Bを下枠52に取り付けた際に、戸当り44と室内側隙間用部材32Bとを離間させるような弾性力が働く弾性部(弾性突片445)を、戸当り44および室内側隙間用部材32Bの少なくとも一方側に一体、別体を問わずに設けてあればよい。
(10)戸当り44が左右いずれの側においても隙間用部材に取り付け可能で、片引き窓50の開き勝手が変わっても、同一の戸当り44で対応可能なので、部品の共通化を図り、部品点数を削減することができる。
例えば、前記第1実施形態の引違い窓10では、下枠12に2本のレール部125が形成されており、これら2本のレール部125間に中央隙間用部材31を取り付け、レール部125および室内外の側壁部128,129間に、室内側および室外側の隙間用部材32,33を取り付けた。しかし、室内側および室外側の隙間用部材32,33を省略してもよく、この際、レール部125の戸車案内部126を室内側あるいは室外側に向かって延長する、または室内外の側壁部128,129にレール部125に向かって延びる水平面を形成してもよい。このようにすることで、下枠12の上面をフラットに形成することができる。
さらに、戸当り42,43は、中央隙間用部材31の端部に限らず、室内側隙間用部材32や室外側隙間用部材33の端部に取り付けてもよい。
さらに、戸当り44は、室内側隙間用部材32の端部に限らず、室外側隙間用部材33の端部に取り付けてもよい。
図24、25において、下枠72は、前記第1実施形態の引違い窓10の下枠12と略同様な構成を備えており、下枠水平面部721と、この下枠水平面部721上に設けられた2本のレール部725と、室内側および室外側の側壁部728,729とを備えている。そして、室内側および室外側のレール部725A,725B間には、中央隙間用部材31が設けられ、室外側のレール部725Bと室外側側壁部729との間には、室外側隙間用部材33が設けられている。
そして、戸当り42,43が取り付けられたレール部725の下枠72への取り付けは、下枠72中央部分に室内外のレール部725を固定しておき、この固定したレール部725に、図24中、左右側の室内外のレール部725の端縁を当接させるとともに、その縦枠13側の戸当り42,43または端部部材34を縦枠13側面に当接させて、左右側の室内外のレール部725を下枠72に取り付ける。
なお、図24、25では、引違い窓のレール部725を下枠72に対して着脱自在とした構成について説明したが、前記第2実施形態の片引き窓50の下枠52においても同様に、レール部525を下枠52に対して着脱自在に構成し、レール部525の縦枠53側に戸当り44を取り付け、この戸当り44でレール部525を下枠52中央側に向かって付勢するという構成を採用してもよい。
また、前記各実施形態では、隙間用部材30を下枠12,52に圧入して取り付けたが、これに限らず、例えば、フック付きの係止片等で隙間用部材を下枠に係止してもよく、また、ビス止め固定や固定具を用いた固定により隙間用部材を下枠に固定してもよい。
また、下枠12,52に設けられた風止板41は、本発明の必須要件ではなく、省略可能であり、また、前記各実施形態で説明した形態以外であっても、同様の機能を有する部材であれば代用することができる。ここで、風止板41を省略した場合には、中央隙間用部材31Aや室内側隙間用部材32Aの下枠長手方向中央側端部を、下枠12に係止部材等を介して係止させてもよく、また、中央隙間用部材31、または室内側隙間用部材32の下枠長手方向中央側端部同士を当接させてもよい。このようにすることで、弾性部で付勢された中央隙間用部材31や室内側隙間用部材32が所定の取付状態を維持できるようになる。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
Claims (6)
- 上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内側に開閉自在に支持された室内側および室外側の引違い形式の障子とを備えたサッシ窓であって、
前記下枠には、前記室内外の各障子の戸車を案内する室内側および室外側のレール部が当該下枠の長手方向略全長に渡って設けられるとともに、これら室内外の各レール部間、またはレール部と当該下枠において当該レール部と略平行に設けられた側壁部との間には、前記下枠の長手方向に沿って延びる隙間用部材が着脱自在に取り付けられており、
前記隙間用部材における前記縦枠側の端部には、前記障子を開放した際に当該障子が前記縦枠に衝突することを防止する戸当りが、当該戸当りまたは隙間用部材の少なくとも一方側に設けた弾性部を介して設けられ、
前記戸当りには、前記縦枠の側面に当接する戸当り本体部が設けられ、
前記隙間用部材および戸当りの前記下枠への取り付けの際に、前記弾性部が変形して弾性力が生じ、この弾性力により前記隙間用部材が前記戸当りと離間する方向に付勢されるとともに、前記戸当り本体部が前記縦枠に向かって付勢されるサッシ窓。 - 前記隙間用部材には、前記障子に当接する横気密材が設けられ、前記左右の縦枠には、前記障子の戸先框に当接する縦気密材が設けられており、
前記戸当りは、前記横気密材と縦気密材とを連結する気密材連結部を有している請求項1に記載のサッシ窓。 - 前記下枠は、前記レール部を支持する支持面部を有し、この支持面部には、当該支持面部上の水を排水するための排水孔が設けられており、
前記隙間用部材の端部に取り付けられる戸当りのうち、前記室内側の障子と前記縦枠との衝突を防止する室内側の戸当りは、前記排水孔の上方に設置されるとともに、排水孔の上方から当該戸当りの室外側側面までを連通させる通気部を有している請求項1または請求項2に記載のサッシ窓。 - 上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠に固定された固定面材と、この固定面材の室外側または室内側で開閉自在に前記窓枠内側に支持された片引き形式の障子とを備えたサッシ窓であって、
前記下枠には、当該下枠の長手方向略全長に渡って設けられ、前記障子の戸車を案内するレール部と、このレール部の室内側および室外側の少なくとも一方に当該レール部と略平行に設けられた側壁部とが設けられ、これらのレール部と側壁部との間には、前記下枠の長手方向に沿って延びる隙間用部材が着脱自在に取り付けられており、
前記隙間用部材における前記縦枠側の端部には、前記障子を開放した際に当該障子が前記縦枠に衝突することを防止する戸当りが、当該戸当りまたは隙間用部材の少なくとも一方側に設けた弾性部を介して設けられ、
前記戸当りには、前記縦枠の側面に当接する戸当り本体部が設けられ、
前記隙間用部材および戸当りの前記下枠への取り付けの際に、前記弾性部が変形して弾性力が生じ、この弾性力により前記隙間用部材が前記戸当りと離間する方向に付勢されるとともに、前記戸当り本体部が前記縦枠に向かって付勢されるサッシ窓。 - 上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内側に開閉自在に支持された室内側および室外側の引違い形式の障子とを備えたサッシ窓であって、
前記下枠には、前記室内外の各障子の戸車を案内する室内側および室外側のレール部材が当該下枠の長手方向に沿って、下枠に対して着脱自在に取り付けられており、
前記レール部材における前記縦枠側の端部には、前記障子を開放した際に当該障子が前記縦枠に衝突することを防止する戸当りが、当該戸当りまたはレール部材の少なくとも一方側に設けた弾性部を介して設けられ、
前記戸当りには、前記縦枠の側面に当接する戸当り本体部が設けられ、
前記レール部材および戸当りの前記下枠への取り付けの際に、前記弾性部が変形して弾性力が生じ、この弾性力により前記レール部材が前記戸当りと離間する方向に付勢されるとともに、前記戸当り本体部が前記縦枠に向かって付勢されるサッシ窓。 - 上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠に固定された固定面材と、この固定面材の室外側または室内側で開閉自在に前記窓枠内側に支持された片引き形式の障子とを備えたサッシ窓であって、
前記下枠には、前記障子の戸車を案内するレール部材が当該下枠の長手方向に沿って、下枠に対して着脱自在に取り付けられており、
前記レール部材における前記縦枠側の端部には、前記障子を開放した際に当該障子が前記縦枠に衝突することを防止する戸当りが、当該戸当りまたはレール部材の少なくとも一方側に設けた弾性部を介して設けられ、
前記戸当りには、前記縦枠の側面に当接する戸当り本体部が設けられ、
前記レール部材および戸当りの前記下枠への取り付けの際に、前記弾性部が変形して弾性力が生じ、この弾性力により前記レール部材が前記戸当りと離間する方向に付勢されるとともに、前記戸当り本体部が前記縦枠に向かって付勢されるサッシ窓。
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