JP4337589B2 - 半導体ウェハの表面処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体デバイスの製造装置に係り、より特別には半導体ウェハの表面処理装置に関する。
半導体デバイスは多くの工程により製造される。半導体デバイスの製造工程において、マスキング及びエッチング処理は一般的に複数の工程において行われるので、マスキング及びエッチング処理を適切且つ速く実施することは、該製造工程において重要であると共に、半導体デバイス自体の製造コストの面でも影響は小さくない。
半導体圧力センサや加速度センサのセンシング部であるダイヤフラムの形成には、ウェハ面を窒化膜等でマスクし、KOH等のエッチング液でエッチング処理を行う。処理後のマスクは不要であるため弗酸等のエッチング液を用いてエッチング処理し除去している。
従来は図6に示す様に、ウェハの回路面にワックスやレジストなどの保護材を塗布して回路面を保護し、エッチング処理を行っていたが、保護材の塗布、剥離工程において回路にキズを付けてしまいやすいという問題があった。
この問題の解決手段として開示されている従来技術がある(例えば、特許文献1参照)。この技術では微粒子化したエッチング液(以下フォグと称する)を用いてエッチング処理を行っており、回路面の保護はフォグを溶かしにくい純水等の保護液をウェハとチャックの間に満たすことでフォグの回路面への浸透を防止している。
これは回路面をキズ付けることを防止してエッチング処理を行うには有効であるが、多数のウェハを一度に処理するキャリア処理方式で処理を行う場合には、回路面の保護に用いている保護液が飛散しウェハの処理面に付着する場合があり、付着部はエッチングが進行せずエチング残りが発生してしまう為、保護液がウェハ処理面に付着しない様にウェハを配置したり、保護液を均一に保護面に行き渡らせる為に、ウェハを水平にセットする必要があるなど装置構成上の制約が多いという問題がある。
フォグ発生器は既知の技術であり、例えば下記の如き従来例が開示されている(例えば、特許文献2及び3参照)。
特開2002-190 465(第1頁) 特開2002-255 187(第2頁) 特開2003-149 428(第2頁)
本発明は上述した事情に鑑みなされたもので、隣接するウェハにエッチング残りを発生させないという点と、ウェハのセット姿勢に制約がないという点を兼ね備えた、回路面保護方法を提供可能な半導体ウェハの表面処理装置を提供することを目的とする。
本発明のその他の目的は、従来回路保護に液体を使用していたのに対し、気体を使用し、保護気体をウェハとプレート状のチャックの間にベルヌーイ効果を発生する様に供給することにより、ウェハとチャックのすき間を一定に保ち安定的に、フォグの表面処理の非処理面への進入を防止することを目的としている。
また、非処理面の保護に気体を用いることにより、保護材がウェハ処理面に付着して表面処理を阻害することが無い多数のウェハを一度に処理する、キャリア方式の表面処理装置を提供する。
本発明の請求項1の形態では、上述した目的を達成するために、半導体ウェハの表面処理装置は、前記ウェハを保持するためのキャリアと、前記キャリアを内部に収容可能であるチャンバとを具備する。前記チャンバは、前記ウェハの表面を処理するためのフォグを前記チャンバ内に供給するためのフォグ供給口と、前記フォグを排出するための排気口とを具備しており、前記キャリアは、前記ウェハを直接的に保持するための少なくとも一つのチャックプレートを具備する。フォグは、微粒子化したエッチング液である。フォグ供給口は、チャンバの底部付近に配置され、フォグ排気口は、チャンバの頂部付近に配置され、フォグ供給口とフォグ排気口は、チャンバにおいて、対角線上において対向する状態で配置される。前記チャックプレートには気体が吐出される少なくとも一つのノズルが設けられており、前記キャリアは前記ノズルに前記気体を供給するための配管装置を具備しており、前記ノズルは、前記ウェハの前記チャックプレート側の面を実質的に完全に覆うように前記気体を吐出するように配置されることを特徴とする。
この様に構成することにより、隣接するウェハにエッチング残りを発生させないという点と、ウェハのセット姿勢に制約がないという点を兼ね備えた、回路面保護方法を提供する。更に、従来回路保護に液体を使用していたのに対し、気体を使用し、保護気体をウェハとプレート状のチャックの間にベルヌーイ効果を発生する様に供給することにより、ウェハとチャックのすき間を一定に保ち安定的に、フォグの表面処理の非処理面への進入を防止する。また、非処理面の保護に気体を用いることにより、保護材がウェハ処理面に付着して表面処理を阻害することが無い、多数のウェハを一度に処理するキャリア方式の表面処理装置を提供する。数多くのウェハの表面処理が素速く且つ適切に実施可能である。上記したように本実施の形態では、回路面保護に隣接するウェハの処理に影響を与えない気体を使用するので、ウェハの配置に制約がなく、比重が小さいウェハの姿勢にも制約されることのない装置を構成することが可能である。
本発明の請求項2の形態では、上記請求項1の形態において、前記キャリアは、前記ウェハの周囲の一部を支えるウェハ支持バーを更に具備することを特徴とする。
本形態によれば、半導体ウェハの表面処理装置におけるウェハの支持形態をより具体化する。
本発明の請求項3の形態では、上記請求項2の形態において、前記ウェハ支持バーはそれ自身の軸線を中心に回転し、それにより前記ウェハを回転することを特徴とする。
本形態によれば、ウェハ支持バーを回転させることによりウェハを回転し、フォグを均等にウェハ処理面に作用させ、更なる処理時間の短縮及び処理の均一化を図ることが出来る。
本発明の請求項4の形態では、上記請求項1から3のいずれか一項の形態において、前記チャンバは実質的に気密であることを特徴とする。
本形態によれば、周囲環境に対して、汚染する等の悪影響を与えない。
本発明の請求項5の形態では、上記請求項1から4のいずれか一項の形態において、前記フォグ供給口は、前記ウェハの処理面付近に配置されるフォグノズルに流体連絡しており、前記フォグノズルは、前記ウェハの処理面であって前記チャックプレートに面する側の反対側の面に、前記フォグノズルから均等にフォグを供給するように配置されることを特徴とする。
本形態によれば、ウェハの処理面にフォグを均等に供給可能な形態をより具体化し、隣接するウェハにエッチング残りを発生させない形態をより具体化する。
また、本発明の請求項6の形態では、上記請求項1から5のいずれか一項の形態において、前記チャックプレートは垂直方向に対し角度を持って傾けられることを特徴とする。
本形態によれば、保護材がウェハ処理面に付着して表面処理を阻害することを防止可能であり、且つキャリア内に多数のウェハを効率的に配置可能であるので、多数のウェハを一度に処理可能である。また、該表面処理装置のキャリアは、よりコンパクトに構成できる。
本発明の請求項7の形態では、上記請求項1から6のいずれか一項の形態において、前記チャックプレートに設けられた前記少なくとも一つのノズルは、前記チャックプレートのウェハ保持面に対して実質的に60度の角度で傾斜することを特徴とする。
本形態によれば、ウェハとチャックのすき間を一定に保ち安定的に表面処理の非処理面への進入を防止する、より好適な形態を開示する。
本発明の請求項8の形態では、上記請求項1から7のいずれか一項の形態において、前記少なくとも一つのノズルから吐出される気体は窒素であることを特徴とする。
本形態によれば、ウェハとプレート状のチャックの間に供給されてベルヌーイ効果を発生する保護気体を具体化する。
本発明の請求項9の形態では、上記請求項1から8のいずれか一項の形態において、前記キャリアは、前記キャリアの構造をなすエンドプレートと、前記チャックプレートにそれぞれ接続する保持プレートと、前記保持プレートを支持する連結ロッドであって、前記エンドプレートに支持される連結ロッドと、前記各保持プレートに流体的に接続する連結管とを具備する。前記少なくとも一つのノズルから吐出される気体は、前記連結管と前記保持プレートとを介して前記ノズルに供給されることを特徴とする。
本形態によれば、キャリアの構成及び保護気体の供給機構の構成をより具体化する形態を開示する。
以下、図面に基づいて本発明の第1の実施の形態の装置を詳細に説明する。
図1から図3は、本発明に係る半導体ウェハの表面処理装置の第1の実施の形態を図解的に示しており、図1は第1の実施の形態の装置の全体的な構成を示す説明図であり、図2は図1の表面処理装置の主にウェハ付近の詳細を図解的に示しており、図3は図2のウェハへの窒素吹き出しノズル付近の拡大詳細説明図である。
まず図1を参照すると、本実施の形態の表面処理装置1が示されており、表面処理装置1は、各種処理を行うチャンバ3と、ウェハの保持・回路面保護を行うキャリア(本実施例では5枚用)4と、エッチング処理面にフォグを供給するフォグノズル5とを具備する。キャリア4は図2と3に示すように、ウェハ形状の複数のチャックプレート11(本実施例では5基)を具備しており、チャックプレート11は保持プレート12により、ウェハ20に面する側の反対側の面の実質的に中心部を機械的に保持され、保持プレート12は連結ロッド13により機械的に保持される。連結ロッド13は、連結されていることが好ましく、エンドプレート14により機械的に保持される。連結ロッド13は、複数のチャックプレート11がキャリア4に関して同じレベルに保持するように構成されることが好ましい。チャックプレート11は図2に示されるように、垂直方向に対して幾分傾斜するように配置されることが好ましい。
やはりキャリア4が具備する連結管18は、両端を気密状態で保持プレート12と給気管19に接続して保持されると共に、圧力流体が流れる気圧回路を形成する。連結ロッド13、ウェハ支持バー16及び給気管19は、エンドプレート14で挟み込むように保持される。本実施の形態においては図2に示されるように、給気管19の両端に雄ネジ部を設け、ナット21を前記雄ネジ部にねじ込むことにより、エンドプレート14を両側から挟み込むように給気管19に固定するが、これ以外の既知な方法で固定しても良い。本実施の形態において複数のチャックプレート11は、垂直方向において実質的に同じレベルで配置されるので、ウェハ20は実質的に同じ高さレベルにある。従って、直線状のウェハ支持バー16により、ウェハ20を下から支持するようにして図中上下方向の位置決めを行う。給気管19は各チャックプレート11への保護気体の分配を行う。本実施の形態では保護気体として窒素を使用する。
次に、本実施の形態の処理装置の作動について図1から図3を参照して説明する。先ずチャックプレート11上にウェハ20をセットされたキャリア4をチャンバ3に投入し、窒素接続口22に図示しない窒素供給源を接続する。供給される窒素は給気管19から各連結管18及び保持プレート12を通り、チャックプレート11に設けたノズル17からウェハ面に向って吐出する。本実施の形態ではウェハ1枚あたりの窒素流量が3NL/minであることが好ましい。ノズル17は図3に示されるように、複数個設けられ、ウェハ面に対して傾斜(本実施の形態では60°が好ましい)させることで、窒素の流線をウェハ面に沿った流れとしている。これによりウェハ20はベルヌイ効果により、一定のギャップeを保ってチャックプレート11上に保持され、ウェハ20外周から均等に窒素が流出し、ウェハ回路面はフォグをウェハ外周部から吸い込むこと無く確実にフォグから保護される。
次に図示しないフォグ発生器により、微粒子化された弗酸のフォグをチャンバ3に設けられたフォグ供給口6からチャンバ3内に供給する。フォグは、一端がウェハ外周よりウェハ側に突き出るように設けられた各フォグノズル5を通りウェハ20の処理面に供給される。これにより回路面保護に用いている窒素の気流の影響を受けること無くウェハ反応(処理)面にフォグを供給可能となる。供給され処理に係わったフォグはチャンバ3の排気口7より排気される。一定時間経過後、エッチング処理が終了すると、図示しない洗浄液供給・排出手段によりチャンバ内に洗浄液(本実施の形態では純水が好ましい)を供給し、ウェハ20及びチャンバ3を洗浄する。洗浄が終了するとキャリア3から窒素供給源を取り外しキャリア4を取り出し処理を終了する。
図4においては、本発明の第2の実施の形態の半導体ウェハの表面処理装置30の構成の概要が示されている。図4を参照すると、図1から3に開示される第1の実施の形態の表面処理装置1の要素部分と同じ又は同様である図4の表面処理装置30の要素部分は、同じ参照符号により指定されている。第2の実施の形態の表面処理装置30は、処理時間を短縮し、ウェハ面内処理速度の均一化を図る目的で構成されている。図4に示すように表面処理装置30は、第1の実施の形態のウェハ支持バー16の代わりに回転可能な駆動ロッド36を具備する。本実施の形態においては、キャリア4は駆動ロッド36を具備しており、キャリアセット状態でウェハ20に接するように駆動ロッド36は配置される。駆動ロッド36を図示されない例えばモータ等の駆動装置により回転させることで、駆動ロッド36に接するウェハ20を回転し、フォグを均等にウェハ処理面に作用させ処理時間の短縮及び処理の均一化を図ることが出来る。また、エッチング反応速度は処理温度を上げれば速くなることから、回路面保護気体を加熱して供給すればさらに処理時間を短縮することが出来る。駆動ロッド36は、エンドプレート14により回転可能に2点支持されており、一方のエンドプレート14を貫通してその端部に前記駆動装置(図示されない)が接続される。前記第1の実施の形態との相違は上記の点のみである。駆動ロッド36は、キャリア4に付属するのではなく、チャンバ3に付属して設けても良い。
図5においては、第3の実施の形態の表面処理装置40が示されており、本実施例は本発明のより簡素な実施の形態である。図5を参照すると、図1から3に開示される第1の実施の形態の表面処理装置1の要素部分と同じ又は同様である図5の表面処理装置40の要素部分は、同じ参照符号により指定されている。本実施の形態ではチャンバ3内に穴の開いたプレート41が具備される。本実施の形態では、プレート41上にキャリア4をセットするだけでウェハ20を処理可能である。第1の実施の形態のフォグノズル5が削除されており、プレート41を具備する点が第1の実施の形態との相違点である。本実施の形態において、第2の実施の形態のキャリア4が使用されても良い。
次に上記実施の形態の効果及び作用について説明する。
本発明の第1の実施の形態の半導体ウェハの表面処理装置1により以下の効果が期待できる。
・隣接するウェハにエッチング残りを発生させないという点と、ウェハのセット姿勢に制約がないという点を兼ね備えた、回路面保護方法を提供する。
・本発明の特徴は、従来回路保護に液体を使用していたのに対し、気体を使用し、保護気体をウェハとプレート状のチャックの間にベルヌーイ効果を発生する様に供給することにより、ウェハとチャックのすき間を一定に保ち安定的に、フォグの表面処理の非処理面への進入を防止する。
・また、非処理面の保護材として気体を用いることにより、保護材がウェハ処理面に付着して表面処理を阻害することが無い多数のウェハを一度に処理する、キャリア方式の表面処理装置を提供する。
・多数のウェハの表面処理が素速く且つ良好に実施可能である。
・上記したように本実施の形態では、回路面保護に隣接するウェハの処理に影響を与えない気体を使用するので、ウェハの配置に制約がなく、比重が小さいウェハの姿勢にも制約されることのない装置を構成することが可能である。
本発明の第2の実施の形態の半導体ウェハの表面処理装置30により、第1の実施の形態の効果に加えて、以下の効果が期待できる。
・駆動ロッド36を回転させることによりウェハ20を回転し、フォグを均等にウェハ処理面に作用させ、更なる処理時間の短縮及び処理の均一化を図ることが出来る。
本発明の第3の実施の形態の半導体ウェハの表面処理装置40により、第1の実施の形態の効果に加えて、以下の効果が期待できる。
・装置の構造がより簡素で、フォグノズル5が削除出来るので部品点数が少ないため、コストダウン可能である。
上記の実施例においては回路面の保護気体として窒素を用いたが、処理やウェハに影響を及ぼさない気体であれば窒素以外の気体を用いても良い。
また、同時に処理可能なウェハの数は、上記において記載した、あるいは添付図面に示した実施の形態に示す数に限定されず、これ以外の数であっても良い。
上記の実施の形態は本発明の例であり、本発明は、該実施の形態により制限されるものではなく、請求項に記載される事項によってのみ規定されており、上記以外の実施の形態も実施可能である。
図1は、本発明に係る半導体ウェハの表面処理装置の第1の実施の形態の全体的な構成を示す説明図である。 図2は、図1の表面処理装置の主にキャリアの構成を図解的に示す。 図3は、図2のウェハへの窒素吹き出しノズル付近の拡大詳細説明図である。 図4は、本発明に係る半導体ウェハの表面処理装置の第2の実施の形態の全体的な構成を示す説明図である。 図5は、本発明に係る半導体ウェハの表面処理装置の第3の実施の形態の全体的な構成を示す説明図である。 図6は、従来例の半導体ウェハの表面処理装置の概要及びそれによる処理工程の説明図である。
符号の説明
1…表面処理装置
3…チャンバ
4…キャリア
5…フォグノズル
6…フォグ供給口
7…排気口
11…チャックプレート
12…保持プレート
13…連結ロッド
14…エンドプレート
16…ウェハ支持バー
17…ノズル
18…連結管
19…給気管
20…ウェハ

Claims (9)

  1. 半導体ウェハの表面処理装置において、この表面処理装置は、
    前記ウェハを保持するためのキャリアと、
    前記キャリアを内部に収容可能であるチャンバと、を具備しており、
    前記チャンバは、前記ウェハの表面を処理するためのフォグを前記チャンバ内に供給するためのフォグ供給口と、前記フォグを排出するための排気口と、を具備しており、
    前記フォグは、微粒子化したエッチング液であり、
    前記フォグ供給口は、前記チャンバの底部付近に配置され、前記フォグ排気口は、前記チャンバの頂部付近に配置され、前記フォグ供給口と前記フォグ排気口は、前記チャンバにおいて、対角線上において対向する状態で配置されており、
    前記キャリアは、前記ウェハを保持するための少なくとも一つのチャックプレートを具備しており、
    前記チャックプレートには気体が吐出される少なくとも一つのノズルが設けられており、前記キャリアは前記ノズルに前記気体を供給するための配管装置を具備しており、前記ノズルは、前記ウェハの前記チャックプレート側の面を実質的に完全に覆うように前記気体を吐出するように配置されることを特徴とする表面処理装置。
  2. 前記キャリアは、前記ウェハの周囲の一部を支えるウェハ支持バーを更に具備することを特徴とする請求項1に記載の表面処理装置。
  3. 前記ウェハ支持バーはそれ自身の軸線を中心に回転し、それにより前記ウェハを回転することを特徴とする請求項2に記載の表面処理装置。
  4. 前記チャンバは実質的に気密であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の表面処理装置。
  5. 該表面処理装置において、前記フォグ供給口は、前記ウェハの処理面付近に配置されるフォグノズルに流体連絡しており、
    前記フォグノズルは、前記ウェハの処理面であって前記チャックプレートに面する側の反対側の面に、前記フォグノズルから均等にフォグを供給するように配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の表面処理装置。
  6. 前記チャックプレートは垂直方向に対し角度を持って傾けられることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の表面処理装置。
  7. 前記チャックプレートに設けられた前記少なくとも一つのノズルは、前記チャックプレートのウェハ保持面に対して実質的に60度の角度で傾斜することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の表面処理装置。
  8. 前記少なくとも一つのノズルから吐出される気体は窒素であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の表面処理装置。
  9. 前記キャリアは、
    前記キャリアの構造をなすエンドプレートと、
    前記チャックプレートにそれぞれ接続する保持プレートと、
    前記保持プレートを支持する連結ロッドであって、前記エンドプレートに支持される連結ロッドと、
    前記各保持プレートに流体的に接続する連結管と、
    を具備しており、
    前記少なくとも一つのノズルから吐出される気体は、前記連結管と前記保持プレートとを介して前記ノズルに供給されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
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