JP4259459B2 - 半導体ウェハの表面処理方法及びその装置 - Google Patents

半導体ウェハの表面処理方法及びその装置 Download PDF

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本発明は、半導体ウェハの処理面に対して、エッチング処理等の処理液による表面処理を行う半導体ウェハの表面処理方法及びその装置に関する。
従来、半導体圧力センサや加速度センサのセンシング部であるダイヤフラムの形成では、半導体ウェハ裏面である処理面を窒化膜等でマスクして処理部のみを露出させ、例えば水酸化カリウム(KOH)等のエッチング液に浸漬してエッチング処理を行うことで、回路が形成される半導体ウェハの表面(回路面)と反対側の裏面(処理面)に凹部を形成している。更に、この凹部形成のエッチング処理後に、マスクを除去するために、例えば弗酸(HF)等のエッチング液に浸漬してマスクエッチング処理を行っている。
即ち、従来においては、図5に示すようにまず裏面側に凹部(ダイヤフラム)1bが形成され、表面側に回路1aが形成されている半導体ウェハ1の表面(回路面)に、ワックスやレジストなどの保護材2を塗布して回路面(表面)を保護する。次いで、弗酸処理槽に半導体ウェハ1を浸漬してエッチング処理を行ってマスク3を除去し、最後に半導体ウェハ1を溶剤槽に浸漬してレジスト等保護材2を除去(剥離)している。しかしながら、この従来の方法では、保護材の塗布及び剥離工程において半導体ウェハ1の回路に傷を付けてしまい易いという問題点があった。
この問題を解決するものとして、特許文献1及び2によって開示されている方法が知られている。この従来技術は、微粒化したエッチング液(以下、「スティックレスフォグ」と称する)を用いて半導体ウェハの処理面のエッチング処理を行い、半導体ウェハの回路面の保護はスティックレスフォグを溶解しにくい純水等の保護液を半導体ウェハの回路面とチャックとの間に供給して満たし、回路面を覆うようにすることで、スティックレスフォグの回路面への侵入を防止している。
特開2002−190465号公報 特開2004−89866号公報
この従来技術では、スティックレスフォグ雰囲気中に半導体ウェハの処理面を曝すことにより、エッチング液の微粒子が半導体ウェハの処理面に接触する(及び微粒子から蒸発したベーパが処理面に接触する)ようになり、処理面において反応が行われ、そのエッチング液が付着することなく、反応後に反応生成物を伴って速やかに処理面から遠ざかることを繰り返えさせることが可能となる。これにより、ドライに近い環境で供給−反応−乖離の循環が良好に行われるようになる。
一方において半導体ウェハの回路面である非処理面は、純水等の保護液で覆われた状態となり、言わばマスキングされた状態となるので非処理面にエッチング液が接触することを防止でき、非処理面については表面処理が行われない状態で処理面のみを選択的に処理することができる。このとき、非処理面のマスキングに液体の保護液が用いられることになるので、ワックスやレジストを回路のマスキングに用いる場合のような塗布や剥離の工程において半導体ウェハに傷を付けてしまうという不具合を未然に防止できる。
しかしながら、上記従来技術では、半導体ウェハの回路面の傷付きを防止して処理面のエッチング処理を行うには有効であるが、多数の半導体ウェハを一度に処理するキャリア処理方式でエッチング処理を行う場合には、半導体ウェハの回路面の保護に用いている保護液が飛散し半導体ウェハの処理面に付着すると、この付着した部分はエッチングが進行せずエッチング残りが発生してしまうため、保護液が半導体ウェハの処理面に付着しないように半導体ウェハを処理装置内に配置する必要があり、装置の大型化を招くという問題がある。
また、スティックレスフォグを均一に半導体ウェハの処理面に供給するためには、スティックレスフォグ供給ノズルを揺動させたり、或いは半導体ウェハを回転させたりする必要があり、構造が複雑化するという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、半導体ウェハの回路面(非処理面)の保護材が、半導体ウェハの処理面に付着してエッチング処理を阻害することなく、かつ装置の大型化及び構造の複雑化を招くことなく、多数の半導体ウェハを一度にエッチング処理することができる半導体ウェハの表面処理方法及びその装置を提供することである。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項に記載の半導体ウェハの表面処理方法及びその装置を提供する。
請求項1に記載の半導体ウェハの表面処理方法は、非処理面を下側にして半導体ウェハを、上下方向に間隔をあけて複数段設けられている保持手段の各々の上に保持し、この非処理面と保持手段との間に保護気体を流し、半導体ウェハの処理面に沿って微粒子状の処理液(スティックレスフォグ)を流すことによって、一度に多数の半導体ウェハの表面処理を行うようにしたものであり、これにより、スティックレスフォグが非処理面へ進入するのを阻止することができると共に、保護材が処理面に付着して表面処理が阻害される等の不具合を防止することができる。また、設置スペースを増大することなく、多数の半導体ウェハを一括して表面処理することが可能となる。
請求項に記載の半導体ウェハの表面処理装置は、処理室と、この処理室内で非処理面を下側にして半導体ウェハを保持する保持手段と、非処理面と保持手段の間に保護気体を供給する保護気体供給手段と、微粒子状の処理液(スティックレスフォグ)を半導体ウェハの処理面に沿って供給する微粒子供給手段とを備えていて、保持手段を上下方向に間隔をあけて棚状に複数段設けると共に、この保持手段に、略中央部付近に保護気体供給手段に連通する複数のノズル孔を設けたものであり、これにより、請求項1と同様の効果を奏するものである。
また、設置スペースを増大することなく、複数の半導体ウェハを一括して表面処理をすることができる。また、中央部付近から外周に均等に保護気体を流すことができ、スティックレスフォグの非処理面への侵入を防止できる。
請求項の該表面処理装置は、ノズル孔を半導体ウェハの非処理面に対して傾斜して形成したものであり、これにより、保護気体の流れを非処理に沿った流れとすることができ、半導体ウェハの非処理面と保持手段との間に有効にベルヌーイ効果を発生させることができる。
請求項の該表面処理装置は、微粒子供給手段が、複数段の保持手段上に保持された各半導体ウェハに対応して形成された複数の放出口を有する分配プレートを備えていて、分配プレートに隣接して各放出口の下方にコマ部を設けたものであり、これにより、半導体ウェハを保持手段上に位置付けすることができると共に、保護気体を非処理面から半導体ウェハの内方側に逃がす案内をさせることによって、スティックレスフォグを確実に処理面全体に均一に供給することができる。
請求項の該表面処理装置は、コマ部の半導体ウェハ側の面が、垂直面と傾斜面とで形成されていて、垂直面が半導体ウェハのオリフラ部に当接することで半導体ウェハの位置付けをするようにしたものである。
以下、図面に従って本発明の実施の形態の半導体ウェハの表面処理装置を説明する。図1は、本発明の実施の形態の半導体ウェハの表面処理装置の断面図であり、図2は、その要部の拡大断面図である。表面処理装置1は、エッチング処理を行う処理室であるチャンバ2と、チャンバ2内で半導体ウェハ10を保持する保持手段3と、半導体ウェハ10のエッチング処理を行う処理面10aに微粒子化したエッチング液(処理液)を供給する微粒子供給手段4と、保持手段上に保持された半導体ウェハ10の非処理面(回路面)10bに高圧窒素等の保護気体を供給する保護気体供給手段5等より基本的に構成されている。
チャンバ2には、図示しない微粒子発生装置に接続され、発生した微粒子化したエッチング液(スティックレスフォグ)を供給するための供給口21と、エッチング処理が終了したスティックレスフォグを排出する排気口22とが設けられている。なお、粒径が30μm以下の小さな微粒子であれば、半導体ウェハの処理面に衝突しても付着しないことが実験的に確認されており、本発明では、このように粒径が30μm以下の小さな微粒子のみを選択的に取り出したものをスティックレスフォグと称している。したがって、微粒子発生装置は、噴霧手段又は超音波手段等により噴霧された粒子を更に微粒子化して選択する微粒子選択手段をも含むものである。
チャンバ2内には、半導体ウェハ10を載置して保持する保持手段3が上下に間隔をあけて複数段(図1,2では、4段)設けられている。保持手段3は、略円板状のチャックプレート31とこのチャックプレート31を機械的に保持する保持プレート32とより構成されている。更に、各保持プレート32は、連結ロッド33によって機械的に保持されている。チャックプレート31の略中央部付近には、複数のノズル孔31aが、リング状に等間隔に配置され、半導体ウェハ10の非処理面10bに対して傾斜(例えば60度)するように穿設されていて、保持プレート32の連通路32aを介して、後述する保護気体供給手段5に連通している。ノズル孔31aからは、チャックプレート31の周縁に向けて保護気体が噴出される。また、チャックプレート31の周縁は、下方内方に向けて傾斜した傾斜面31bが形成されている。
保護気体供給手段5は、給気管51と連結管52とから構成されている。給気管51の一端は、保護気体である高圧窒素の供給源53に接続していて、他端は閉鎖されており、給気管51の各保持プレート32に対応する位置には、連結管52が設けられていて、各保持プレート32の連通路32aにそれぞれ連結され、チャックプレート31のノズル孔31aに連通している。こうして、供給源53からの保護気体がノズル孔31aから半導体ウェハ10の非処理面10bと保持プレート31間に供給され、半導体ウェハ10及び保持プレート31の外周へ向けて均一に流れる。
一方、微粒子供給手段4は、チャンバ1内に設けられた分配管41及び分配プレート42とより構成されている。分配管41は、略L字状であって、その一端は、チャンバ2の供給口21に連通していて、他端は閉鎖されている。分配管41の直立部分のチャックプレート31側の側面には、開口41aが形成されていて、この開口41aに分配プレート42が嵌合され、取り外し自在に固定されている。分配プレート42には、相互に間隔をあけて複数(図1,2では4つ)の放出口42aが形成されている。各放出口42aの位置は、各チャックプレート31の位置よりやや上方に位置していて、放出口42aの形状は、長方形又は長円形をしていて、その長手方向の長さが図4に示されるように半導体ウェハ10のオリフラ部10cの長さに略等しい。こうして、供給口21から導入されたスティックレスフォグが、分配管41を通って分配プレート42の各放出口42aから半導体ウェハ10の処理面10aに沿って放出される。
更に、分配プレート42に接して、スペーサ6とコマ部7とが交互に積層された積層体が設けられている。スペーサ6は、放出口42aと略同様の位置に配置され、コマ部7は、両放出口42aの間に位置するように配置されている。スペーサ6の形状は、分配プレート42の放出口42aを塞がないような形状をしており、一方、コマ部7は、チャックプレート31側の側面が垂直面7aと下方に向けて傾斜した傾斜面7bとよりなっている。図4に示すようにコマ部7の垂直面7aは、半導体ウェハ10のオリフラ部10cに当接することで、半導体ウェハ10の図中左右方向の位置付けが行えるようになっていると共に、図3に示すように垂直面7aとチャックプレート31の周縁との間にギャップGが形成されている。また、コマ部7の傾斜面7bとチャックプレート31の周縁の傾斜面31bとは、同様の傾斜角度で形成されており、両傾斜面7b,31b間にはギャップGと略同じ間隙が形成されている。したがって、チャックプレート31のノズル孔31aから供給された保護気体は、図3に示すように、半導体ウェハ10の非処理面10bに沿って径方向に外方に流れ、その一部Fは、ギャップG及び間隙を通って、下段の半導体ウェハ10内側に向う流れとなる。
上記説明においては、半導体ウェハ10の保持手段3、微粒子供給手段4及び保護気体供給手段5とがそれぞれ別個に構成されているものとして説明しているが、本発明においては、図2に示されるように保持手段3、微粒子供給手段4の一部、保護気体供給手段5及びスペーサ6とコマ部7とよりなる積層体とが、キャリアCとしてユニット化されており、半導体ウェハ10の取り替えの際に、キャリアCをチャンバ2から出し入れすることができるようになっている。勿論、これらの手段を個別に関連をもたせて構成することも可能である。
即ち、本発明においては、キャリアプレート31を機械的に保持した保持プレート32より構成される保持手段3が連結ロッド33に取り付けられ、更にこの連結ロッド33の両端がエンドプレート8に固定されている。同様に、保護気体供給手段5の給気管51もまたその両端でそれぞれエンドプレート8に固定されている。更にまた、微粒子供給手段4の分配プレート42及びスペーサ6とコマ部7とよりなる積層体が、エンドプレート8によって両端から挟持され、エンドプレート8に固定されている。このようにして、保持手段3、保護気体供給手段5、微粒子供給手段4の分配プレート42及び積層体とが、エンドプレート8によって一体的に組み立てられ、キャリアCとしてチャンバ2に出し入れ可能とされている。
以上の構成よりなる本実施形態の半導体ウェハの表面処理装置1の動作について、図1〜4を用いて説明する。
まず、チャックプレート31上に処理面10aを上向きにして半導体ウェハ10をセットしたキャリアCをチャンバ2に投入し、分配管41の開口41aに分配プレート42を嵌合してセットし、給気管51に保護気体である高圧窒素の供給源53を接続する。供給された窒素(実施例では、半導体ウェハ1枚当り1NL/min)は、給気管51から各連結管52、保持プレート32の連通路32aを通りチャックプレート31に設けたノズル孔31aから半導体ウェハ10の保護面である非処理面10bとチャックプレート31間に流入する。ノズル孔31aは半導体ウェハ10の非処理面10bに対して傾斜(実施例では60度)をもたせることで窒素の流線を非処理面10bに沿った流れとすることができる。これにより、半導体ウェハ10は、ベルヌーイ効果で図2に示すように一定の間隔Dを保ってチャックプレート31上に保持され、半導体ウェハ10の外周から均等に窒素が流出し、半導体ウェハ10の非処理面10bはスティックレスフォグを半導体ウェハ10の外周部から吸い込むことなく確実に保護される。
次ぎに図示しない微粒子発生装置で微粒子化された弗酸のスティックレスフォグを供給口21からチャンバ2内に供給する。スティックレスフォグは、チャンバ2内に設けた分配管41を通り、分配プレート42の放出口42aから半導体ウェハ10の処理面10aに供給される。
また、コマ部7では、図3に示すようにその垂直面7aと半導体ウェハ10のオリフラ部10cとが当接することにより、半導体ウェハ10の非処理面10bの保護に用いている窒素の一部Fが、コマ部7とチャックプレート31とのギャップGを通り、コマ部7の傾斜面7bとチャックプレート31の傾斜面31bとの間隙を斜面に沿って流れ、半導体ウェハ10の内側に向かった流れとなる。これにより、半導体ウェハ10の処理面10aへのスティックレスフォグの流れを阻害することなく、図4に示すように半導体ウェハ10の処理面10a全体に均一かつ高濃度のスティックレスフォグを供給することが可能となる。
一定時間経過後、エッチング処理が終了すると図示しない洗浄液供給、排出手段によりチャンバ2内に洗浄液(実施例では純水)を供給し、半導体ウェハ10及びチャンバ2内を洗浄する。洗浄が終了するとキャリアCから窒素供給源53を切断し、キャリアCをチャンバ2から取り出し処理を終了する。
なお、上述の実施形態では、保護材の気体として窒素を用いているが、他のウェハに悪影響を及ぼさない気体であれば、何れの気体でも使用可能である。
また、上述の実施形態では、窒化膜のエッチング例を示したが、酸化シリコンをエッチングして微細な構造体を形成する処理などのように、薬液を微細化して処理部に反応させる処理形態であれば、何れの処理形態でも本発明は適用可能なものである。
以上説明したように、本発明は、非処理面の保護材として、気体を使用し、保護気体(例、窒素)を半導体ウェハとチャックプレートとの間にベルヌーイ効果を発生するように供給することにより、半導体ウェハとチャックプレートとの間隔を一定に保ち安定的にスティックレスフォグの非処理面への進入を防止することができる。
また、保護気体の一部を半導体ウェハ内側に向けて流れる構造とすることで、処理面へのスティックレスフォグの供給を効率良く行うことができ、処理速度、バラツキを向上することが可能となる。更に、スペースを必要とすることなく多数の半導体ウェハを一度に処理することが可能となる。
本発明の実施の形態の半導体ウェハの表面処理装置の切断図である。 図1の半導体ウェハの表面処理装置の要部であるキャリアの構成図である。 保護気体(窒素)の流れを説明する側面図である。 スティックレスフォグ及び保護気体の流れを説明する平面図である。 従来の半導体ウェハの表面処理方法を説明する図である。
符号の説明
1 表面処理装置
2 チャンバ(処理室)
3 保持手段
31 チャックプレート
31a ノズル孔
31b 傾斜面
32 保持プレート
33 連結ロッド
4 微粒子供給手段
41 分配管
42 分配プレート
42a 放出口
5 保護気体供給手段
51 給気管
52 連結管
6 スペーサ
7 コマ部
7a 垂直面
7b 傾斜面
8 エンドプレート
10 半導体ウェハ
10a 処理面
10b 非処理面(回路面)
10c オリフラ部
C キャリア
D 間隙
G ギャップ

Claims (5)

  1. 半導体ウェハの処理面に対して、処理液による表面処理を行う半導体ウェハの表面処理方法において、
    前記処理面と反対側の非処理面を下側にして前記半導体ウェハを、上下方向に間隔をあけて複数段設けられている保持手段の各々の上に保持し、前記半導体ウェハの前記非処理面と前記保持手段との間にベルヌーイ効果を発生するように前記非処理面を保護する保護気体を流し、この状態で、前記半導体ウェハの前記処理面に沿って、微粒子状の処理液を流すことによって、一度に多数の前記半導体ウェハの前記処理面の表面処理を行うことを特徴とする半導体ウェハの表面処理方法。
  2. 半導体ウェハの処理面に対して、処理液による表面処理を行う半導体ウェハの表面処理装置であって、
    表面処理を行う処理室と
    前記処理室内で、前記処理面と反対側の非処理面を下側にして前記半導体ウェハを保持する保持手段と、
    前記保持手段上に保持された前記半導体ウェハの前記非処理面と前記保持手段との間に保護気体を供給する保護気体供給手段と、
    前記処理面に付着しない粒径に微粒子化した処理液を前記半導体ウェハの前記処理面に沿って供給する微粒子供給手段と、
    を備える半導体ウェハの表面処理装置において、
    前記保持手段が、上下方向に間隔をあけて棚状に複数段設けられていると共に、前記保持手段の各々には、略中央部付近に複数のノズル孔が形成されていて、前記ノズル孔の各々が前記保護気体供給手段に連通していることを特徴とする半導体ウェハの表面処理装置。
  3. 前記ノズル孔が前記半導体ウェハの前記非処理面に対して傾斜して形成されていることを特徴とする請求項に記載の半導体ウェハの表面処理装置。
  4. 前記微粒子供給手段が、複数段の前記保持手段上に保持された前記半導体ウェハの各々に対応して形成された複数の放出口を有する分配プレートを備えていて、前記分配プレートに隣接して、前記放出口の各々の下方に、前記半導体ウェハを位置付けし、かつ保護気体を前記非処理面から逃がす案内をするコマ部を配設したことを特徴とする請求項又はに記載の半導体ウェハの表面処理装置。
  5. 前記コマ部の前記半導体ウェハ側の面が、垂直面と傾斜面とで構成されていて、前記垂直面が前記半導体ウェハのオリフラ部に当接することで、前記半導体ウェハの位置付けが行われることを特徴とする請求項に記載の半導体ウェハの表面処理装置。
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