JP4337122B2 - 引込み戸機構 - Google Patents

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この発明は、壁面などに形成された出入り用の開口部を開閉するための引込み戸機構、より詳しくは、取外しが可能な引込み戸機構に関するものである。
住居の壁部に形成された出入り用の開口部を開閉する引込み戸としては、壁面の一部に引込み戸を収納するインセット型と、引込み戸を壁面に沿って開閉するアウトセット型が知られているが、施工性などの観点から通常はアウトセット型が多用されている。
このような公知のインセット型の引込み戸として、特許文献1(特開平8−277683号公報)においては、壁部に形成された開口部を開閉する引込み戸と、この引込み戸が引込まれる袋部とを有してなり、前記開口部の開口縁部のうち、一方の竪縁部側に耐力壁が位置し、かつ前記開口部の他方の竪縁部側に袋部が開口していることを特徴とする引込み戸による開閉装置が開示されている。
また、特許文献2(特開平10−110572号公報)では、通常の使用時には把手が引込み部の中に入り込むことを阻止でき、大物を出し入れする場合は引込み戸の全幅が引込み部の中に入り込んで開口を幅いっぱいに有効活用でき、使い勝手のよい引込み戸として、引込み方向の側方位置に戸当たり金物を設ける引込み戸において、引込み戸と引込み枠との間に突出長さ調節自在に戸当たり金物を配置することが提案されている。
さらに、特許文献3(特開2001−40933号公報)においては、引込み戸の開閉が簡単で指詰めの危険性がないと共に、外観の見栄えも良好な引込み戸として、引込み戸を開ける際に、この引込み戸が間仕切り壁内に所定範囲収納された時点でその滑動を止めると共に、この引込み戸に所定値以上の押込み力が作用した時点で、その滑動を可能とするストッパを、前記間仕切り壁と引込み戸の少なくとも一方に設けた引込み戸が開示されている。
特開平 8−277683号公報(段落番号0017、同0018、図2) 特開平10−110572号公報(特許請求の範囲、図1) 特開2001−40933号公報(特許請求の範囲、図1)
前記の各特許文献に記載の引込み戸において、特許文献1に記載の引込み戸を収納する袋部は、いずれも一対の側壁で構成されたものである。
したがって、一旦開閉装置が取付けられた後に、何らかの理由で破損した、あるいは損傷した引込み戸の修繕に際し、袋部から引込み戸を取外すには、袋部を構成する側壁の一部を取外す必要が生じ、簡単には引込み戸を袋部から取出すことができない。
また、特許文献2に記載の引込み戸は、アウトセット型であるので、引込み戸の取外しはきわめて容易であるが、引込み戸が外部に顕出しているので、デザイン性においては問題を有し、特許文献3の引込み戸も、その両側が間仕切り壁で覆われているので、特許文献1に記載の引込み戸と同様の問題点を有するものである。
この発明はかかる現状に鑑み、何らかの理由で破損した、あるいは損傷した引込み戸の修繕に際し、収納部の一部に取外し可能部もしくはスライド部を形成することによって、引込み戸を簡単かつ容易に収納部から取外し可能とした引込み戸機構を提供せんとするものである。
前記の目的を達成するため、この発明の請求項1に記載の発明は、
区画壁に形成された開口部の一方側に戸当たり部材を、他方側に引込み戸の収納部をそれぞれ配設した引込み戸において、
前記収納部を形成する一方側の側壁端に、前記戸当たり部材に開口部を向けて平面視コ字状の縦框を取付け、
この縦框に、一方の出入り枠をスライド自在に装着して、収納部の側壁の長さを可変としたこと
を特徴とする引込み戸機構である。
また、請求項に記載の発明は、
請求項に記載の引込み戸機構において、
前記一方の出入り枠は、
平面視凸状であって、上下の端部に当該出入り枠を所定の位置に固定するためのストッパーが付設されていること
を特徴とするものである。
また、請求項に記載の発明は、
請求項に記載の引込み戸機構において、
前記ストッパーは、
上端部のストッパーが前記収納部を形成する上横框に、下端部のストッパーが床面と係合するものであること
を特徴とするものである。
この発明の引込み戸機構は、引込み戸機構の一部に取外し可能部、あるいは幅調節の可能な収納部が形成されているので、破損もしくは損傷した引込み戸を取外す場合、取外し可能部を取外すことによって、あるいは収納部を構成する側壁の幅を縮小させることによって、引込み戸を簡単かつ容易に収納部から取外しできるものである。
特に、区画壁に形成された開口部の一方側に戸当たり部材を、他方側に引込み戸の収納部をそれぞれ配設して引込み戸機構を構成するに際し、前記収納部の開口部の左右にそれぞれ縦方向に出入り枠を付設するとともに、前記戸当たり部材および出入り枠に、それぞれ引込み戸の厚みと同程度の間隔を存してモールを配置し、いずれか一方側面のモールを着脱自在とすれば、同一側面側のモールを戸当たり部材および出入り枠から取外すというきわめて簡便な操作で、引込み戸を開口部から取外すことができる。
また、前記引込み戸機構において、前記収納部を形成する一方側の側壁端に、前記戸当たり部材に開口部を向けて平面視コ字状の縦框を取付け、この縦框に一方の出入り枠をスライド自在に装着してスライダーとし、このスライダーを幅方向に移動させるという簡単な手段によって収納部の側壁の長さを、引込み戸の取外しに必要な開口幅とすることができるものである。
以下、この発明に係る引込み戸機構の実施の形態を、添付の図面に基づいて具体的に説明するに、図1はこの発明に係る引込み戸機構の一形態を示す平面図、図2はこの発明に係る引込み戸機構の他の実施形態を示す平面図、図3は図2に示す引込み戸機構の一部切欠き正面図である。
この発明の引込み戸機構は、壁面の一部に引込み戸を収納するインセット型で、図1で明らかなように、例えば、部屋と部屋とを区画する区画壁1の所要部位に開口部2を形成されるとともに、いずれか一方側、図1においては、左側の開口端に戸当たり部材3が、また他方端(図1の右側)には、引込み戸4の収納部5が形成されたものである。
また、前記収納部5の開口部5aの左右に、それぞれ出入り枠6,6が縦方向に取付けられたもので、図示しないが、前記開口部2の上下に付設された溝に沿って、引込み戸4がスライドし、開口部2を開閉するよう構成されている。
また、前記引込み戸4が当接する戸当たり部材3の左右には、モール7a,7bがそれぞれ上下に配置され、引込み戸4の先端部をモール7a,7bで保持するよう構成されているが、いずれか一方側のモール、図1においては、モール7aが戸当たり部材3に対して取外し自在に装着されている。
さらに、前記左右の出入り枠6,6にも、収納部5の開口部5aに近接してモール8a,8bがそれぞれ上下に配置され、いずれか一方側のモール、図1においては、モール8aが出入り枠6に対して取外し自在に装着されている。
したがって、常態では、引込み戸4の左右の端部は、モール7a,7bおよびモール8a,8bで保持されるので、引込み戸4は開口部2からは自由に取外すことができない。
しかしながら、部屋から部屋への大型家具の移動や搬入、さらには破損や損傷による引込み戸の取替えなどに際しては、開口部2を目一杯開ける必要があるので、戸当たり部材3のモール7aと出入り枠6のモール8aを、手またはドライバーなどを使用して緩む方向に回して取外せば、引込み戸4を簡単に開口部2から取外すことができる。
なお、この発明においてモールとは、戸当たり部材3または出入り枠6がいずれも木製であるので、木製のものを使用しているが、樹脂製のものであってもよい。
また、必ずしもネジである必要はなく、図示はしないが、戸当たり部材3又は出入り枠6に凹部を形成し、この凹部に凸状部を着脱自在に装着してモールとし、常態では、このモールが引込み戸4を開口部から容易に離脱しないよう保持し、凸状部を凹部から取外すことによって引込み戸を開口部から取外す構成を採用してもよい。
図2はこの発明に係る他の実施の態様を示すものである。
図1に示された引込み戸機構と同様に、壁面の一部に引込み戸を収納するインセット型で、部屋と部屋とを区画する区画壁11の所要部位に開口部12を形成するとともに、いずれか一方側、図2においては、左側の開口端に戸当たり部材13を装着し、他方端(図2の右側)には、引込み戸14の収納部15が形成されたものである。
この収納部15は、図で明らかなように、引込み戸14を出し入れするための開口部15aの一方側には、出入り枠16を縦方向に取付け、他方側には、出入り枠17を引込み戸14の開閉方向に沿ってスライド自在としたものである。
すなわち、収納部15を構成する区画壁11の一方の側壁11aを、開口端から後方(図2の右方向)に向けて所要の幅で切欠き、短くなった側壁11aの端部に、平面視コ字状の縦框18を、その開口面が戸当たり部材13と対向するように固着するとともに、この開口部18a内に、前記出入り枠17の背面部に突設させた凸状の係合部17aを装着させ、出入り枠17を引込み戸14の開閉方向に沿ってスライド自在としたものである。
この出入り枠17は、通常は、その先端面が、他方の出入り枠16の先端面と同一平面上に位置し、引込み戸14の後端部が出入り枠16,17間に保持される。
したがって、開口部12から取外すことはできないが、出入り枠17を縦框18方向に軽く押圧しながらスライドさせれば、前記出入り枠17の係合部17aが、縦框18の開口部18a内に移動し、開口部12の片側(図面の下部)が開放状態となるので、引込み戸14を簡単に開口部12から取外すことができる。
なお、前記出入り枠17は、縦框18に対してスライド自在に保持される。
したがって、引込み戸14の取外しが必要でない場合には、左右の出入り枠16,17の先端面が同一平面上に固定されるよう、係合部17aの上部と下部に、それぞれ上下方向にスライド自在なスライダー20を有するストッパー19,19を取付けて、出入り枠17を一定の場所に固定するよう構成しているが、その固定手段には特段の制限はない。
また、出入り枠17のスライド幅は、開口部12から容易に取外し作業ができるものであれば特段の制限はなく、縦框18と出入り枠17の関係は、前記スライド幅に適応した関係を保持するよう配置すればよい。
この発明に係る引込み戸機構の一形態を示す平面図である。 この発明に係る引込み戸機構の他の実施形態を示す平面図である。 図2に示す引込み戸機構の一部切欠き正面図である。
1,11 区画壁
2,12 開口部
3,13 戸当たり部材
4,14 引込み戸
5,15 収納部
6 出入り枠
7a,7b モール
8a,8b モール
16,17 出入り枠
18 縦框
19 ストッパー
20 スライダー

Claims (3)

  1. 区画壁に形成された開口部の一方側に戸当たり部材を、他方側に引込み戸の収納部をそれぞれ配設した引込み戸において、
    前記収納部を形成する一方側の側壁端に、前記戸当たり部材に開口部を向けて平面視コ字状の縦框を取付け、
    この縦框に、一方の出入り枠をスライド自在に装着して、収納部の側壁の長さを可変としたこと
    を特徴とする引込み戸機構。
  2. 前記一方の出入り枠は、
    平面視凸状であって、上下の端部に当該出入り枠を所定の位置に固定するためのストッパーが付設されていること
    を特徴とする請求項に記載の引込み戸機構。
  3. 前記ストッパーは、
    上端部のストッパーが前記収納部を形成する上横框に、下端部のストッパーが床面と係合するものであること
    を特徴とする請求項に記載の引込み戸機構。
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