JP5069993B2 - 戸袋用引戸建具 - Google Patents

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Description

本発明は、戸袋用引戸建具に関し、特に、戸袋から出し入れされて出入口を開閉すると共に、戸尻側の端面から突出可能に配置された戸当りを有する戸袋用引戸建具に関する。
例えば住宅建物の内部において、隣接する部屋と部屋との間を仕切る仕切壁に開口形成された出入口を開閉するための建具として、溝やレールに沿って引き滑らせながら出入口を開閉する引戸が多用されている。引戸は、丁番等の金物を軸として回転する形式で出入口を開閉する開戸と比較して、出入口を開閉する際の戸の占有領域を小さくすることができ、これによって建物の内部の空間をより有効に活用できるようにする。
また、引戸は、出入口を開放した状態において当該引戸を仕切壁の内部に設けた戸袋に収容することにより、出入口と隣接する部分の仕切壁を、例えば家具や装飾品等を立て掛けたり飾ったりするためのインテリア用の壁として有効利用できるようにすると共に、出入口の周囲の外観をすっきりとしたものとすることできる。
一方、引戸は、戸先側の側面に凹陥部として形成された引手に手や指を係止して、引き出し操作や引き込み操作を行うことになるが、出入口の全体を開放する際に、引手に係止した手や指が、例えば仕切壁の出入口側の端面と引手との間に挟まれるおそれがある。このため、引戸の戸尻側の端面から戸当りを突出させ、この戸当りを方立や戸枠に当接させることにより、引手が例えば仕切壁の出入口側の端面を超えるまで、引戸が引き込まれないようにする工夫がなされている。また、戸当りの先端に弾性材料等からなるクッション部材を取り付けておくことにより、引戸が引き込まれて方立や戸枠に衝突する際の衝撃や音を緩和するようになっている。
さらに、引戸に戸当りを設けた場合、出入口の全体を開放することができなくなることから、戸当りを着脱可能としたり、戸当りの突出長さを切換え可能として、出入口の全体を開放させることが可能な状態と、引手の部分が仕切壁や他の引戸の出入口側の端面を超えないようにする状態とを、適宜選択できるようにした技術も開発されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開平10−72969号公報 特開2003−64937号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2の、戸当りを着脱可能としたり、戸当りの突出長さを切換え可能とした技術では、いずれも、引戸の少なくとも一方の側面が常時開放された状態となっている、いわゆる引違い戸を構成する引戸を対象とするものであり、特許文献1や特許文献2の戸当りを、戸袋から出し入れされて出入口を開閉する引戸に適用することは困難である。
すなわち、戸袋から出し入れされる引戸は、出入口の戸袋とは反対側の枠部材(引込方立)に戸先側の端面が当接するまで引き出されて出入口を閉塞した状態においても、戸尻側端部が戸袋内に僅かに食い込んで配置されて出入口の遮光機能や遮音機能が効果的に得られるようになっていることから、戸当りを戸尻側の端面に着脱したり付替える作業を行うためには、戸袋を一単端解体して引戸を取り外したり、これらを再設置する必要を生じ、多くの手間を要することになる。
本発明は、このような戸袋から出し入れされる引戸に特有の技術的課題に着目してなされたものであり、戸袋を解体することなく、引戸の戸尻側の端面から戸当りが突出した状態と突出しない状態とを、側面からの作業によって容易に切換えることのできる戸袋用引戸建具を提供することを目的とする。
本発明は、戸袋から出し入れされて出入口を開閉すると共に、戸尻側の端面から突出可能に配置された戸当りを有する戸袋用引戸建具であって、前記戸当りは、前記引戸建具の戸尻側部分に前記引戸建具を厚さ方向に横切って設けられた回転軸に接合されており、前記戸当りは、前記引戸建具の側面からの前記回転軸の回転操作によって、前記引戸建具の戸尻側部分の内部に格納された立設状態と、前記引戸建具の戸尻側の端面から先端部を突出させた横倒れ展開状態とを切り替えることができるようになっている戸袋用引戸建具を提供することにより、上記目的を達成したものである。
そして、本発明の戸袋用引戸建具では、前記引戸建具の戸尻側部分に、前記戸当りを立設状態で格納可能な格納ボックスが内設されており、前記回転軸は、該格納ボックスを厚さ方向に貫通すると共に、該格納ボックスの両側の側面板に両端部が回転可能に支持されることにより、前記引戸建具を厚さ方向に横切って設けられており、前記引戸建具の戸尻側の端面に沿って配設された前記格納ボックスの開口面を介して、横倒れ展開状態の前記戸当りを前記戸尻側の端面から突出させるようになっていることが好ましい。
また、本発明の戸袋用引戸建具では、前記戸当りは、前記回転軸に接合される基端スリーブ部と、該基端スリーブ部に対して摺動可能に取り付けられる戸当り本体部とからなり、前記基端スリーブ部の内部に、前記戸当り本体部が方立に衝突する際の衝撃を吸収するダンパー機構を備えていることが好ましい。
さらに、本発明の戸袋用引戸建具では、前記回転軸よりも戸尻側に、前記戸当りを下方から支持して、前記戸当りの横倒れ展開状態を補助する展開補助部材が設けられていることが好ましい。
さらにまた、本発明の戸袋用引戸建具では、前記回転軸よりも上方に、前記戸当りが回転するのを阻止して、前記戸当りの立設状態が保持されるように補助する回転防止部材が開放可能に設けられていることが好ましい。
本発明の戸袋用引戸建具によれば、戸袋を解体することなく、引戸の戸尻側の端面から戸当りが突出した状態と突出しない状態とを、側面からの作業によって容易に切換えることができる。
本発明の好ましい一実施形態に係る戸袋用引戸建具10は、図1(a),(b)及び図2(a),(b)に示すように、例えば住宅建物の内部における、隣接する居室部間の仕切壁11に開口形成された縦長矩形形状の出入口12を、開閉可能に仕切るための建具として用いられるものである。また本実施形態の戸袋用引戸建具10は、出入口12及び戸袋13の上枠14aや下枠14bに設けられたガイド溝やガイドレールに案内されて、仕切壁11の面方向に沿って、出入口12の側方に設けられた戸袋13から出し入れ可能にスライド移動することにより、出入口12を開閉する。そして、本実施形態の戸袋用引戸建具10は、出入口12を開放する際に、引戸建具10の略全体を戸袋13に引き込んで出入口12の略全域を開放させることが可能な状態と、図2(a),(b)に示す、引手15の部分が、仕切壁11の出入口12側の端面11aを超えて戸袋13に引き込まれないようにする状態とを、容易に切換えることができるようにするために採用されたものである。
すなわち、本実施形態の戸袋用引戸建具10は、戸袋13から出し入れされて出入口12を開閉すると共に、戸尻10a側の端面16aから突出可能に配置された戸当り17(図2(a),(b)参照)を有する引戸建具であって、戸当り17は、引戸建具10の戸尻10a側部分に引戸建具10を厚さ方向に横切って設けられた回転軸18に接合されており、戸当り17は、引戸建具10の側面16cからの回転軸18の回転操作によって、図3にも示すように、引戸建具10の戸尻10a側部分の内部に格納された立設状態と、引戸建具10の戸尻10a側の端面16aから先端部17aを突出させた横倒れ展開状態とを切り替えることができるようになっている。
また、本実施形態では、引戸建具10の戸尻10a側部分に、戸当り17を立設状態で格納可能な格納ボックス20が内設されており、回転軸18は、この格納ボックス20を厚さ方向に貫通すると共に、格納ボックス20の両側の側面板20aに両端部が回転可能に支持されることにより、引戸建具10を厚さ方向に横切って設けられており、引戸建具10の戸尻10a側の端面16aに沿って配置された格納ボックス20の開口面20bを介して、横倒れ展開状態の戸当り17を戸尻10a側の端面16aから突出させるようになっている。
本実施形態では、仕切壁11には、例えば上枠14a、下枠14b、戸袋方立19a、及び引込方立19bが、矩形枠状に組み付けられた状態で取り付けられていて、出入口12及び戸袋13(戸袋壁24)が設けられる矩形領域23を区画している。この矩形領域23を左右に分割した一方の略半部の部分は、出入口12として開口すると共に、これに隣接する他方の略半部の部分には、一対の戸袋壁24によって挟まれて、奥部が袋小路状に閉塞された中空の収納部分である戸袋13が、引戸建具10を出し入れ可能に設けられている。
なお、本実施形態では、上枠14a及び下枠14bには、各一本のガド溝が彫り込み形成されており、このガイド溝に案内させつつ、一枚の引戸建具10をスライド移動することにより戸袋13から出し入れして、出入口12をスムーズに開閉できるようになっている。
本実施形態の戸袋用引戸建具10は、例えば複数の縦桟と横桟とを枠部材として縦横に配置した骨組構造の表裏面に、化粧用合板を取り付けてなるフラッシュ構造を備えており、縦幅1800〜2400mm、横幅600〜1200mm、厚さ30〜40mm程度の大きさの、側面16cが矩形形状となったパネル状の建具である。戸袋用引戸建具10は、例えば戸車によって支持された状態で、上枠14a及び下枠14bに設けられたガイド溝に沿ってスライド移動することにより、出入口12を開閉するようになっている。
また、戸袋用引戸建具10は、その横幅が、出入口12の横幅よりも10〜40mm程度長く形成されており、これによって被り寸法を確保できるようになっている。引戸建具10を出入口12に設置する際には、例えば戸袋13の開口端面(仕切壁11の出入口12側の端面11a)に近接する部分の一方の戸袋壁24を切り欠いておき、引戸建具10の戸尻10a側の端部が戸袋13内にかかるようにして、引戸建具10を出入口12に配置する。しかる後に、上述の一方の戸袋壁24の切欠き部分に、例えば引込目地棒21を取り付ける。これによって、引戸建具10は、出入口12を挟んで戸袋13の開口端面と対向配置された引込方立19bにその戸先10b側の端面16bが当接するまで引き出されて、出入口12を閉塞した状態においては(図1(a)参照)、上述の被り寸法によって、戸尻10a側の端部が戸袋13内に僅かに食い込んだ状態で配置されることになる。これによって、出入口12を引戸建具10によって閉塞した際の遮光機能や遮音機能が効果的に発揮されることになる。
そして、本実施形態では、引戸建具10の戸尻10a側部分の下端部に、格納ボックス20が取り付けられていることにより、戸当り17が、戸尻10a側の端面16aから突出可能に配置されている。
格納ボックス20は、例えば金属材料や合成樹脂材料からなり、図3に示すように、1つの面が開口面20bとなった縦長中空の略六面体形状に形成される。また格納ボックス20は、開口面20bと垂直な表裏の一対の側面板20aが、戸袋用引戸建具10の表裏の面を構成する一対の化粧用合板の間の間隔部分に収まるような間隔をおいて配置されている。そして、これらの一対の側面板20aに両端を支持されて、回転軸18が格納ボックス20に回転可能に取り付けられている。
回転軸18は、例えば金属材料や合成樹脂材料からなる円柱ロッド状の部材である。回転軸18は、例えば格納ボックス20の一対の側面板20aに開口形成された支持穴25に、両端の係止凸部18aを各々係止することにより、当該係止凸部18aの端面を側面板20aの外側に露出させた状態で、格納ボックス20を厚さ方向に貫通して一対の側面板20aの間に回転可能に架設される。また、係止凸部18aの端面には、例えば−形状や+形状の係止溝が切り込み形成されており、これらの係止溝に回転工具を係止して、格納ボックス20の外側からの操作によって、回転軸18を回転させることができるようになっている。また、この回転軸18には、その中央部分に一体接合されて、戸当り17の基端スリーブ部22aが取り付けられている。
本実施形態では、戸当り17は、回転軸18に接合される基端スリーブ部22aと、基端スリーブ部22aの先端部分に連結される戸当り本体部22bとからなり、戸当り本体部22bの先端部分には、例えばゴム製のクッション部材26が取り付けられている。戸当り17は、回転軸18の回転操作によって、図3に示すように、格納ボックス20の内部に格納された立設状態と、格納ボックス20の開口面20bを介して先端部17aを引戸建具10の戸尻10a側の端面16aから突出させた横倒れ展開状態とを、切り替えることができるようになっている。
また、本実施形態では、戸当り本体部22bは、例えば雄ネジ部を基端スリーブ部22aの雌ネジ部に螺合して基端スリーブ部22aに連結されており、これらの螺合量を調整することにより、図4に示すように、戸当り17の先端部17aの、引戸建具10の戸尻10a側の端面16aからの突出長さを適宜調整することができるようになっている。
なお、本実施形態では、引戸建具10が戸袋13に引き込まれて戸当り17が戸袋方立19aに衝突する際の衝撃や音をさらに効果的に緩和できるようにするために、基端スリーブ部22aに対して戸当り本体部22bを摺動可能に取り付けると共に、基端スリーブ部22aの内部に、戸当り本体部22bが戸袋方立19aに衝突する際の衝撃を吸収するダンパー機構27を設けておくこともできる。
ダンパー機構27としては、例えば図5(a)に示すように、基端スリーブ部22aの底面と戸当り本体部22bの端面との間にバネ部材28を設けたものや、図5(b)に示すように、基端スリーブ部22aの底面と戸当り本体部22bの端面の各々に、同じ極性の磁石29を取り付けたものを採用することができる。
また、本実施形態では、図6に示すように、回転軸18よりも戸尻10a側に、戸当り17を下方から支持して、戸当り17の横倒れ展開状態を補助する展開補助部材30を設けておくことが好ましく、また、回転軸18よりも上方に、戸当り17が回転するのを阻止して、戸当り17の立設状態が保持されるように補助する回転防止部材31を開放可能に設けておくことが好ましい。
ここで、展開補助部材30としては、図7(a),(b)にも示すように、例えば格納ボックス20の底面板20cから、回転軸18と略同じ高さとなるように立設すると共に、上辺部分の中央に凹状の着座部32を設けたプレート部材33を用いることができる。プレート部材33の着座部32と回転軸18とによって、戸当り17を2点で支持することにより(図6参照)、戸当り17が横倒れした状態を安定して保持することが可能になる。
回転防止部材31としては、例えば図8(a),(b)にも示すように、格納ボックス20の一方の側面板20aから格納ボックス20の内側に、挿入孔を介して進退可能に挿通される芯材34と、芯材34の一端部に取り付けられたフランジ板35と、芯材34を中心軸部分に配置した状態で、フランジ板35と格納ボックス20の内側面との間に設けられたスプリング部材36と、スプリング部材36の外周を覆う可撓性カバー部材37とからなるものを用いることができる。
この回転防止部材31では、スプリング部材36を伸長させ、格納ボックス20の一対の側面板20aの間を横切って回転防止部材31が配置されることにより、立設状態にある戸当り17が回転して横倒れするのを阻止する状態から(図6、図7(a)、図8(a)参照)、図7(b)及び図8(b)に示すように、格納ボックス20の外側からの操作によって、スプリング部材36の付勢力に抗して、芯材34を外側に引き出すことにより回転を阻止した状態を開放し、回転軸18の回転操作によって、戸当り17を横倒れ展開状態とするすることが可能になる(図6参照)。
本実施形態では、格納ボックス20は、引戸建具10の戸尻10a側部分の例えば下端部分に、表裏の一対の側面板20aを引戸建具10の表裏の一対の化粧用合板に沿わせつつ、これらの間にはめ込むようにして取り付けられる。また、格納ボックス20は、その開口面20bを、引戸建具10の戸尻10a側の端面16aに沿って配設した状態で取り付けられる。これらによって、回転軸18は、引戸建具10を厚さ方向に横切って設けられると共に、横倒れ展開状態の戸当り17は、その先端部17aを、開口面20bを介して戸尻10a側の端面16aから突出させることになる。また、回転軸18の+又は−の係止溝が形成された係止凸部18aの端面は、例えば化粧用合板の下端部に開口形成された操作穴を介して、引戸建具10の側面16cに表出することになる。
そして、上述の構成を備える本実施形態の戸袋用引戸建具10によれば、戸袋13を解体することなく、引戸建具10の戸尻10a側の端面から戸当り17が突出した状態と突出しない状態とを、側面10cからの作業によって容易に切換えることができる。
すなわち、本実施形態の戸袋用引戸建具10によれば、戸当り17は、引戸建具10の戸尻10a側部分に設けられた回転軸18に接合されており、引戸建具10の側面16cからの回転軸18の回転操作によって、引戸建具10の内部に格納された立設状態と、引戸建具10の戸尻10a側の端面16aから先端部17aを突出させた横倒れ展開状態とを切り替えることができるようになっている。したがって、図1(a)に示すように、出入口12を閉塞した状態とすれば、回転軸18の+又は−の係止溝が形成された係止凸部18aの端面は、引戸建具10の戸尻10a側部分の下端部分において、戸袋13の内部に位置することなく引戸建具10の側面16cに表出するので、この係止溝に回転工具を係止して、戸袋13を解体することなく、側面10cからの作業によって、戸当り17の立設状態と横倒れ展開状態とを容易に切り替えることが可能になる。
また、これによって、戸袋13から出し入れされる引戸建具10に対しても、戸当り17を機能させないで、出入口12の全体を開放させることが可能な状態と、戸当り17を機能させて、引手15の部分が仕切壁11の出入口12側の端面11aを超えて戸袋13に引き込まれないようにする状態とを、適宜容易に切換えることが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、回転軸や戸当りは、格納ボックスを介して引戸建具の戸尻側部分に設ける必要は必ずしもなく、例えば引戸建具を構成する一対の化粧用合板に直接支持させて設けることもできる。また、戸当りは、引戸建具の戸尻側の端面の下端部のみならず、上端部や、中間部分に設けることもできる、さらに、戸当りを複数設けることもできる。
(a)は、本実施形態の好ましい一実施形態に係る戸袋用引戸建具を用いた出入り口部分の閉塞状態の正面図、(b)は、(a)のA−Aに沿った断面図である。 (a)は、本実施形態の好ましい一実施形態に係る戸袋用引戸建具を用いた出入り口部分の開放状態の正面図、(b)は、(a)のB−Bに沿った断面図である。 本実施形態の好ましい一実施形態に係る戸袋用引戸建具の格納ボックス部分の拡大側面図である。 戸当りの長さを調整可能とした状態の説明図ある。 (a),(b)は、ダンパー機構を例示する略示断面図である。 展開補助部材及び回転防止部材を取り付けた状態の格納ボックスの略示断面図である。 (a)は、展開補助部材及び回転防止部材を取り付けた状態の格納ボックスの略示斜視図、(b)は、回転防止部材を開放した状態の略示斜視図である。 (a),(b)は、回転防止部材を開放する操作を説明する部分断面図である。
符号の説明
10 戸袋用引戸建具
10a 戸袋用引戸建具の
10b 戸袋用引戸建具の
11 仕切壁
11a 仕切壁の出入口側の端面
12 出入口
13 戸袋
14a 上枠
14b 下枠
15 引手
16a 戸袋用引戸建具の戸尻側の端面
16b 戸袋用引戸建具の戸先側の端面
16c 戸袋用引戸建具の側面
17 戸当り
17a 戸当りの先端部
18 回転軸
18a 回転軸の係止凸部
19a 戸袋方立
19b 引込方立
20 格納ボックス
20a 格納ボックスの側面板
20b 格納ボックスの開口面
21 引込目地棒
22a 戸当りの基端スリーブ部
22b 戸当りの戸当り本体部
27 ダンパー機構
30 展開補助部材
31 回転防止部材

Claims (5)

  1. 戸袋から出し入れされて出入口を開閉すると共に、戸尻側の端面から突出可能に配置された戸当りを有する戸袋用引戸建具であって、
    前記戸当りは、前記引戸建具の戸尻側部分に前記引戸建具を厚さ方向に横切って設けられた回転軸に接合されており、前記戸当りは、前記引戸建具の側面からの前記回転軸の回転操作によって、前記引戸建具の戸尻側部分の内部に格納された立設状態と、前記引戸建具の戸尻側の端面から先端部を突出させた横倒れ展開状態とを切り替えることができるようになっている戸袋用引戸建具。
  2. 前記引戸建具の戸尻側部分に、前記戸当りを立設状態で格納可能な格納ボックスが内設されており、前記回転軸は、該格納ボックスを厚さ方向に貫通すると共に、該格納ボックスの両側の側面板に両端部が回転可能に支持されることにより、前記引戸建具を厚さ方向に横切って設けられており、前記引戸建具の戸尻側の端面に沿って配設された前記格納ボックスの開口面を介して、横倒れ展開状態の前記戸当りを前記戸尻側の端面から突出させるようになっている請求項1に記載の戸袋 用引戸建具。
  3. 前記戸当りは、前記回転軸に接合される基端スリーブ部と、該基端スリーブ部に対して摺動可能に取り付けられる戸当り本体部とからなり、前記基端スリーブ部の内部に、前記戸当り本体部が方立に衝突する際の衝撃を吸収するダンパー機構を備えている請求項1又は2に記載の戸袋用引戸建具。
  4. 前記回転軸よりも戸尻側に、前記戸当りを下方から支持して、前記戸当りの横倒れ展開状態を補助する展開補助部材が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の戸袋用引戸建具。
  5. 前記回転軸よりも上方に、前記戸当りが回転するのを阻止して、前記戸当りの立設状態が保持されるように補助する回転防止部材が開放可能に設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の戸袋用引戸建具。
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