JP4333733B2 - 半導体装置のレイアウト設計方法及びこれを用いたレイアウト設計装置 - Google Patents

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Description

本発明は、化学的機械的研磨(CMP)法を用いて生成した、STI(Shallow Trench Isolation)構造や配線構造を有する半導体装置レイアウト設計方法及びこれを用いたレイアウト設計装置に関する。
一般に、半導体装置等においては、高集積化及び微細化を図ることを目的として、薄膜を積層した構造を有する素子や配線構造が採用されている。これらの素子等の製造においては、積層した面を平坦化するためにCMP法が用いられており、このCMP法によって研磨された基板の平坦度は、配線のレイアウトに依存することから、ダミーの配線を形成したり(例えば、特許文献1参照)、また、STI構造の素子分離領域を形成した半導体基板部分では、STI構造部分にダミーの活性化領域を形成したりすることによって、平坦度を確保する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−45876号公報 特開2004−356316号公報
上述のように、ダミーの配線や、ダミーの活性化領域を配置することによって、CMP研磨における平坦度を確保することができる。
しかしながら、このようにダミーの活性化領域を配置した場合、静電気が内部回路に伝達される現象が生じる場合があった。
その原因を究明した結果、ダミーの活性化領域を形成したために、入出力用PADを介して流入した静電気が、ダミーの活性化領域を介して、意図せず形成された導電経路を経由して内部回路に伝達されることを見出した。
そこで、この発明は、上記従来の未解決の問題に着目してなされたものであり、平坦度を確保するために設けたダミーの活性化領域やダミーの配線を介して意図しない導電経路が形成され、この導電経路によって内部回路に支障を来すことを回避することの可能な半導体装置レイアウト設計方法及びこれを用いたレイアウト設計装置を提供することを目的としている。
上記した課題を解決するために、本発明の半導体装置のレイアウト設計方法は、平坦度を確保するためのダミーパターンを備えた積層構造を有する半導体装置のレイアウト設計方法であって、少なくとも、平面視で見て、ボンディングパッドが形成されるPAD領域と、このPAD領域と隣り合い且つ入出力回路が形成される入出力回路領域との間に、前記半導体装置の全層にわたって前記ダミーパターンの配置を禁止するダミーパターン禁止領域けることを特徴としている。
上記構成によれば、ボンディングパッドが形成されるPAD領域と、このPAD領域と隣り合い且つ入出力回路が形成される入出力回路領域との間に、積層構造に形成される半導体装置の全層にわたってダミーパターンの配置を禁止するダミーパターン禁止領域を設けたから、ボンディングパッド及びダミーパターンを介して意図しない導電経路が形成されることを回避し、この導電経路を介して内部回路に静電気等が通電されることを回避することができる。
また、上記した半導体装置のレイアウト設計方法において、前記ダミーパターン禁止領域は、前記PAD領域と、これと隣り合う入出力回路領域との間の距離が、予め設定した規定値以下のときにのみ、前記PAD領域と前記入出力回路領域との間の領域に設けられ、前記規定値は、前記平坦度を確保することの可能な距離に設定されることを特徴としている。
上記構成によれば、PAD領域と、これと隣り合う入出力回路との間の距離が規定値以下のときにのみこれら間の領域にダミーパターン禁止領域を設定するから、規定値より大きいときにはダミーパターンが設定されることになる。よって、PAD領域と入出力回路との間の距離が比較的大きく平坦度を確保することができないと予測されるときにはダミーパターンが設定されることから、平坦度を確保することができる。
また、上記した半導体装置のレイアウト設計方法において、前記ダミーパターンはダミー配線であって、前記ボンディングパッド及び前記入出力回路は、前記ボンディングパッドの下層の全層にわたって、平面視で見て、前記PAD領域の全面に導電体が配置された多層PAD構造を有する回路を構成し、前記PAD領域及び前記入出力回路領域と、平面視で見て電源系統分離用の電源分離回路が形成される電源分離回路領域と、に前記ダミーパターン禁止領域が設けられることを特徴としている。
上記構成によれば、ダミーパターンはダミー配線であって、ボンディングパッド及び入出力回路が多層PAD構造を有する回路を構成する場合には、PAD領域及び入出力回路領域のそれぞれと、電源系統分離用の電源分離回路領域とに、ダミーパターン禁止枠を設定するから、意図しない導電経路の発生をより確実に回避することができる。
また、上記した半導体装置のレイアウト設計方法において、前記ダミーパターンはダミー配線であって、前記ボンディングパッド及び前記入出力回路は、多層配線の最上層のみに前記ボンディングパッドが形成され、前記ボンディングパッドの下層の、平面視で見て前記PAD領域に配線が形成された回路を構成し、前記PAD領域の周囲の予め設定した所定幅の領域及び前記入出力回路領域と、平面視で見て電源系統分離用の電源分離回路が形成される電源分離回路領域と、に前記ダミーパターン禁止領域が設けられることを特徴としている。
上記構成によれば、ダミーパターンはダミー配線であって、ボンディングパッド及び入出力回路が、多層配線の最上層のみにボンディングパッドが形成され、このボンディングパッドの下層の、平面視で見て前記PAD領域に配線が形成された回路を構成する場合には、PAD領域の周囲の所定幅の領域及び入出力回路領域のそれぞれと、電源系統分離用の電源分離回路領域とに、ダミーパターン禁止領域を設定するから、意図しない導電経路の発生をより確実に回避することができる。
また、上記した半導体装置のレイアウト設計方法において、前記ダミーパターンは、STI構造部分に形成されるダミーの活性化領域であって、前記ボンディングパッド及び前記入出力回路は、前記ボンディングパッドの下層の全層にわたって、平面視で見て、前記PAD領域の全面に導電体が配置された多層PAD構造を有する回路を構成し、平面視で見て電源系統分離用の電源分離回路が形成される電源分離回路領域に前記ダミーパターン禁止領域が設けられることを特徴としている。
上記構成によれば、ダミーパターンが、STI構造部分に形成されるダミーの活性化領域である場合には、電源系統分離用の電源分離回路領域にもダミーパターン禁止領域が設けられるから、意図しない導電経路の発生をより確実に回避することができる。
また、本発明の半導体装置のレイアウト設計装置は、平坦度を確保するためのダミーパターンを備えた積層構造を有する半導体装置のレイアウト設計を、前記半導体装置を構成する層毎に行うレイアウト設計装置であって、前記半導体装置を構成する各部の配置位置情報を含む装置情報を入力する入力手段と、当該入力手段で入力した装置情報に基づいて、予め設定したダミーパターン禁止領域の設定条件を満足する領域が存在するかどうかを前記層毎に検索する検索手段と、当該検索手段で前記設定条件を満足する領域が存在するとき、前記各層の対応する領域に前記ダミーパターン禁止領域を設定する禁止領域設定手段と、当該禁止領域設定手段でダミーパターン禁止領域が設定された領域を除く領域にダミーパターンを配置するダミーパターン配置手段と、を備え、前記ダミーパターン禁止領域の設定条件は、少なくとも、平面視で見て、ボンディングパッドが形成されるPAD領域と、このPAD領域と隣り合い且つ入出力回路が形成される入出力回路領域との間の領域であることを特徴としている。
上記構成によれば、入力手段で入力した装置情報をもとに、検索手段により、ダミーパターン禁止領域の設定条件として、少なくとも、PAD領域とこれと隣り合う入出力回路領域との間の領域であるという条件を満足する領域を検索し、この設定条件を満足する領域に対して禁止領域設定手段によりダミーダミーパターン禁止領域を設定し、ダミーパターン配置手段では、このダミーパターン禁止領域を除く領域にのみダミーパターンを配置するから、ダミーパターンを配置したことに起因して、ボンディングパッド及びダミーパターンを介して意図しない導電経路が形成されることを回避することができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用したレイアウト設計装置100の一例を示したものであって、このレイアウト設計装置100は、レイアウト設計対象の半導体装置において、ボンディングパッド(以下、PADともいう。)や、入出力回路、その他の内部回路、これら間を接続する配線等といった、半導体装置を構成する各部の配置情報を含む製品CADデータを入力する、キーボードやインタフェース等を含む入力装置1と、入力された製品CADデータに基づいて、実際には配置する必要はないが半導体装置の平坦化を図るために用いられるダミーの活性化領域及びダミーの配線(以下、これらをダミーパターンともいう。)を配置する際に、その配置を禁止する領域を指定するためのダミーパターン禁止枠(ダミーパターン禁止領域)を設定する演算装置2と、製品CADデータに基づく各回路ブロックの配置や、ダミーパターンの配置禁止領域を表示するための、ディスプレイやプリンタ等を含む出力装置3と、各種情報を記憶するためのメモリ4とを備え、前記演算装置2は、禁止枠を設定する禁止枠設定部2aと、禁止枠設定部2aで設定された禁止枠を除く領域に所定の手順でダミーの配線或いはダミーの活性化領域を配置するダミー配置部2bと、を備える。
前記製品CADデータは、回路ブロックが多層PAD構造を有する回路(以後、多層PAD構造回路ともいう。)であるか多層配線の最上層のみにボンディングパッドを形成し、ボンディングパッドの下層に配線が形成されている構造を有する回路(以後、多層配線回路ともいう。)であるかを表す情報と、回路ブロック毎にこの回路ブロックを構成する、PAD、入出力回路、電源分離回路、その他内部回路等、各部の配置位置を表す情報等と、を含んでいる。
ここで、前記多層PAD構造回路とは、図2(a)に示すように、ボンディングパッド111の下の各層に、平面視で見て、PAD111の配置位置と重なる領域であるPAD領域の全面に導電体112が配置された構造をいう。
また、多層配線回路とは、図2(b)に示すように、ボンディングパッド121の下の層に、配線122が形成された回路をいう。
なお、図2(a)において、113は保護膜、114は層間絶縁膜、115はシリコン等で構成されるSOI基板等の半導体基板である。また、図2(b)において、123は保護膜、124は層間絶縁膜、125はシリコン等で形成されるSOI基板等の半導体基板である。
次に、このレイアウト設計装置100によって実行されるレイアウト設計方法を説明する。
なお、レイアウト設計装置100では、図2(a)の断面図において、半導体基板115及びその上に形成された層間絶縁膜114からなる部分を第1層、導電体112及びその上に形成された層間絶縁膜114からなる部分を第2層、同様にその上の層を第3層、ボンディングパッド111及びこの上に形成される保護膜113とからなる部分を第4層とし、第1層から第4層について、層毎にそのレイアウト設計を行うものとする。また、導電体112が含まれる第2層及び第3層でダミー配線を配置し、素子分離領域が形成される半導体基板115が含まれる第1層で、ダミーの活性化領域を配置するものとする。
同様に、図2(b)の断面図において、半導体基板125及びその上に形成された層間絶縁膜124からなる部分を第1層、配線122及びその上に形成された層間絶縁膜124からなる部分を第2層、同様にその上の層を第3層、ボンディングパッド121及びこの上に形成される保護膜123とからなる部分を第4層とし、第1層から第4層について、層毎にそのレイアウト設計を行うものとする。また、配線122が含まれる第2層及び第3層でダミー配線を配置し、素子分離領域が形成される半導体基板125が含まれる第1層で、ダミーの活性化領域を配置するものとする。
図3は、ダミーパターンの配置対象である半導体装置の一部を模式的に示す平面図である。なお、この半導体装置は、素子領域及びSTI構造に形成された素子分離領域が形成されたSOI基板等の半導体基板上に、アルミニウム等からなる配線や導電体が層間絶縁膜を介して積層された積層構造に構成され、前記多層PAD構造回路や前記多層配線回路が形成されている。
図3は、このような積層構造を有する半導体装置の、多層PAD構造回路部分を、層毎に分離した場合の、導電体が形成される層(以後、導電体形成層ともいう。例えば、図2(a)の導電体112が形成される第2層に相当)を、その上面から見た平面図であって、その一部を示したものである。
図3に示すように、多層PAD構造回路は、少なくとも入出力回路(I/O)と、グランド電圧に接続された電源用配線Vssを遮断するための電源分離回路と、PADとを備えており、図示しない他の内部回路も備えている。そして、これらは、図3に示すように平面視で見て、入出力回路の配置位置に相当する領域である入出力回路領域11と電源分離回路の配置位置に相当する領域である電源分離回路領域12とが隣り合って配置され、PADの配置位置に相当する領域であるPAD領域13は、入出力回路領域11及び電源分離回路領域12の両方と隣り合って配置され、必要に応じて図示しない内部回路が配置される。
この多層PAD構造回路の導電体形成層においては、その多層PAD構造回路を構成する各部に対応する領域に対し、表1に示すように、ダミー配線の配置を禁止するダミーパターン禁止枠を設定する。
Figure 0004333733
すなわち、PAD領域13、入出力回路領域11、電源分離回路領域12にダミーパターン禁止枠を設定すると共に、PAD領域13と入出力回路領域11との間の領域にもダミーパターン禁止枠を設定する。ここで、多層PAD構造回路の場合、各層のPAD領域13にはその全面に導電体(図2(a)の導電体112に相当)が配置されることから、このPAD領域13には、新たにダミー配線を配置する必要はない。したがって、PAD領域13にはダミーパターン禁止枠を設定する。また、入出力回路領域11及び電源分離回路領域12には、各回路を構成する配線が形成されることからダミー配線を配置する必要はないと判断しこれら入出力回路領域11及び電源分離回路領域12にもダミーパターン禁止枠を設定する。
また、PAD領域13と入出力回路領域11との間は、PADからダミー配線を介して意図しない導電経路が形成されることを回避するため、ダミーパターン禁止枠を設定する。ここで、ダミーパターン禁止枠は、PAD領域13と入出力回路領域11との間の距離が、予め設定した最大値Lmax以下のときにのみ設定する。すなわち、PAD領域13と入出力回路領域11との間の距離がある程度大きい場合には、平坦度を確保することができない。このため、PAD領域13と入出力回路領域11との間の距離が、後のCMP研磨工程やその後の工程で平坦度を確保することができないと予測される距離を越えるときには、ダミー配線を配置する必要があるとしてダミーパターン禁止枠は設定しない。つまり、PAD領域13と入出力回路領域11との間の距離が平坦度を確保することができないときには、意図しない導電経路が形成される可能性はあるものの平坦度の確保を優先し、ダミーパターンを発生させる。一方、平坦度を確保できる範囲内にあるときには、意図しない導電経路が形成されることを回避するため、ダミーパターン禁止枠を設定する。したがって、最大値Lmaxは、PAD領域13と入出力回路領域11との間の距離が、後のCMP研磨工程等でその平坦度を確保することのできなくなると予測される最小距離相当の値に設定され、例えば、50〔μm〕程度に設定される。
表1に示すルールにしたがってダミーパターン禁止枠を設定すると、図3にハッチングで示すように、PAD領域13、入出力回路領域11及び電源分離回路領域12に、ダミーパターン禁止枠21、22及び23が設定されると共に、PAD領域13及び入出力回路領域11との間の距離が最大値Lmax以下ならばこの領域にダミーパターン禁止枠24が設定される。
したがって、後のダミーパターン配置工程では、このダミーパターン禁止枠21〜24が設定された領域にはダミー配線からなるダミーパターンは配置されず、このダミーパターン禁止枠を除く領域に所定の間隔を以てダミーパターンが配置されることになる。よって、このダミーパターンの配置にしたがって、ダミー配線が配置された半導体装置においては、PAD領域13と入出力回路領域11との間、及びPAD領域13と電源分離回路領域12との間にはダミーパターンは配置されないことから、ダミー配線と入出力回路領域11との間の距離が必要以上に短くなり、ダミー配線を設けたために、PADからダミー配線を経由した意図しない導電経路が形成され、この意図しない導電経路を介して静電気が入出力回路に伝達されることを回避することができる。
次に、多層配線回路の配線が形成される層(以後、配線形成層ともいう。例えば、図2(b)の配線122が形成される第2層に相当)における、ダミーパターン禁止枠の設定ルールを説明する。この多層配線回路の配線形成層の場合も、表1に示すルールにしたがって設定するが、PAD領域13については、多層配線回路の場合は、PAD領域13の周囲にのみ設定する。すなわち、多層PAD構造回路の場合には前述のように、平面視でみて、PAD領域13の全面に導電体が配置されていることから、図4(a)に示すように、PAD領域13を含んでこれよりも若干広い範囲にダミーパターン禁止枠を設定するが、多層配線回路の場合には、能動面バンプ品を含んで構成され、平面視で見て、PAD領域の全面に配線が形成されるのではなく、PAD領域に配線が形成されるが、配線の配置が粗の場合等、配線の配置状況によっては、その後の工程で平坦度を確保することができない場合もあることから、図4(b)に示すように、PAD領域13にはダミーパターン禁止枠を設定せず、PAD領域13の外周の所定の周囲幅Lwの領域にのみダミーパターン禁止枠を設定する。PAD領域13の外周に設定するダミーパターン禁止枠の周囲幅Lwは、流入した静電気が導電性を有するダミーパターンを経由して伝達されることを回避することが可能と予測される静電耐圧を、例えば4000〔V〕以上とした場合に、例えば、4〔μm〕に設定される。
したがって、表1に示すルールにしたがってダミーパターン禁止枠を設定すると、図5にハッチングで示すように、PAD領域13a〜13cの周囲の周囲幅Lwの領域にダミーパターン禁止枠31a〜31cが形成されると共に、入出力回路領域11a〜11cにダミーパターン禁止枠32a〜32cが設定され、さらに、PAD領域13a及び入出力回路領域11aとの間の距離が最大値Lmax以下ならばこれら間の領域にダミーパターン禁止枠33aが設定され、同様に、入出力回路領域11b、11cとPAD領域13b、13cとの間の距離が最大値Lmax以下ならばこれら間の領域にダミーパターン禁止枠33bが設定される。
したがって、後のダミーパターン配置工程では、このダミーパターン禁止枠が設定された領域にはダミー配線からなるダミーパターンは配置されない。よって、このダミーパターンの配置にしたがって、ダミー配線が配置された半導体装置においては、PAD領域13と入出力回路領域11との間にはダミーパターンは配置されないことから、ダミー配線と入出力回路領域11との間の距離が必要以上に短くなり、ダミー配線を設けたために、PADからダミー配線を経由した意図しない導電経路が形成され、この導電経路を介して静電気が入出力回路に伝達されることを回避することができる。
次に、半導体基板のSTI構造部分にダミーの活性化領域を形成する場合について、ダミー活性化領域の配置を禁止するダミーパターン禁止枠を設定する際のルールを説明する。このSTI構造部分の場合には、多層配線回路及び多層PAD構造回路の場合に関わらず、表2に示すルールにしたがってダミーパターン禁止枠を設定する。
Figure 0004333733
すなわち、PAD領域13及び入出力回路領域11間と、電源分離回路領域12には、導電体形成層又は配線形成層にダミー配線を配置するときと同様のルールでダミーの活性化領域の配置を禁止するダミーパターン禁止枠を設定するが、PAD領域13及び入出力回路領域11には活性化領域を形成することから、活性化領域の生成を許容する領域とし、ここにはダミーパターン禁止枠を設定しない。
したがって、表2に示すルールにしたがって、ダミーパターン禁止枠を設定すると、多層PAD構造回路の場合には、図6にハッチングで示すように、PAD領域13及び入出力回路領域11には、ダミーパターン禁止枠は設定されず、電源分離回路領域12にダミーパターン禁止枠41が設定され、PAD領域13と入出力回路領域11との間の距離が最大値Lmax以下ならばこの領域にダミーパターン禁止枠42が設定される。
したがって、このダミーパターン禁止枠の配置にしたがって、ダミーの活性化領域が配置された半導体装置においては、PAD領域13と入出力回路領域11との間、及び電源分離回路領域12にはダミーの活性化領域は配置されないことから、ダミーの活性化領域と入出力回路領域11との間の距離が必要以上に狭くなり、ダミーの活性化領域を設けたために、PADとダミーの活性化領域とを介した意図しない導電経路が形成されることを回避することができ、このような意図しない導電経路を介して静電気が入出力回路に伝達されることを回避することができる。
一方、多層配線回路の場合には、図7にハッチングで示すように、ダミーパターン禁止枠は、PAD領域13a〜13c及び入出力回路領域11a〜11cには設定されず、PAD領域13a及び入出力回路領域11aとの間の距離が最大値Lmax以下ならばこの領域にダミーパターン禁止枠51aが設定され、さらに、PAD領域13b、13cと、入出力回路領域11b、11cとの間の距離が最大値Lmax以下ならばこの領域にダミーパターン禁止枠51bが設定される。
したがって、このダミーパターン禁止枠の配置にしたがって、ダミーの活性化領域が配置された半導体装置においては、PAD領域13と入出力回路領域11との間にはダミーの活性化領域は配置されないことから、ダミーの活性化領域を設けたために、PADからダミーの活性化領域を介した意図しない導電経路が形成されることを回避することができ、このような意図しない導電経路を介して静電気が入出力回路に伝達されることを回避することができる。
以上の処理を、レイアウト設計装置100では、図8のフローチャートに示す手順で実行する。
まず、ステップS1で、ダミーパターンの配置対象の半導体装置の製品CADデータを読み込む。すなわち、半導体装置を構成する回路ブロックについてこれが多層PAD構造回路であるか多層配線回路であるかを表す情報、また、回路ブロック毎に、そのPAD、入出力回路、電源分離回路、その他内部回路等、各部の配置位置を表す情報等を読み込む。
次いで、ステップS2に移行し、積層構造を有する半導体装置において各層のうちの何れか一層を処理対象として設定する。つまり、図2の場合には、第1層から第4層のうちの何れか1つを処理対象の層として設定する。次いでステップS3に移行し、この処理対象についてダミーパターンの配置を禁止する禁止枠設定処理を行う。
すなわち、図9のフローチャートに示すように、まず、ステップS11で、処理対象の層が、ダミーパターンの配置対象の層であるかを判断する。すなわち、ダミー配線を配置する、導電体形成層或いは配線形成層であるか、又は、ダミーの活性化領域を配置する素子分離領域が形成される半導体基板を含む層であるかを判断する。
そして、処理対象の層がこれらの何れでもなければ、ダミーパターンを配置する必要はないとし、図8に戻ってステップS4に移行する。
このステップS4では、全ての層についてダミーパターン禁止枠の設定を行ったか否かを判断し、全ての層について設定を行っていなければステップS5に移行して次の層を処理対象として設定する。次いでステップS3に移行し、この処理対象が配線形成層であれば、図9のステップS11からステップS12を経てステップS13に移行し、その製品CADデータから特定される、回路ブロック毎のその構成部の配置情報に基づき、層毎に設定された、回路ブロックを構成する各構成部が配置される配置領域のうち、一番目の配置領域を処理対象領域として設定し、この処理対象領域が、半導体装置を平面視したときに、PADが形成されるPAD領域であるかどうかを判断する(ステップS14)。そして、PAD領域であるときにはステップS15に移行し、このPAD領域は多層PAD構造回路を構成するPADのPAD領域であるか、多層配線回路を構成するPADのPAD領域かを判断し、多層PAD構造回路のPAD領域であるときにはステップS16に移行し、図3に示すように、PAD領域の全面にダミーパターン禁止枠21を設定する。一方、多層PAD構造回路のPAD領域ではなく、多層配線回路のPAD領域であるときにはステップS17に移行し、PAD領域の周囲にのみ所定の周囲幅Lwのダミーパターン禁止枠を設定する。これによって、図5に示すように、PAD領域を除くその周囲にのみダミーパターン禁止枠31a〜31cが設定される。
続いて、ステップS18に移行し、このPAD領域と隣り合う位置に、平面視で入出力回路が形成される入出力回路領域が存在するかどうかを判断し、PAD領域の四辺のうち、何れかの辺と隣り合う位置に、入出力回路領域が存在する場合には、ステップS19に移行し、隣り合うPAD領域と入出力回路領域との間の距離を検出し、その距離が最大値Lmax以下であれば、このPAD領域と入出力回路領域との間に、ダミーパターン禁止枠を設定する。これによって、多層PAD構造回路の場合には、図3に示すようにダミーパターン禁止枠24が設定され、多層配線回路の場合には、図5に示すようにダミーパターン禁止枠33a、33bが設定される。
次いで、ステップS28に移行し、処理対象の層に設定された全ての領域について処理を行っていなければ、ステップS29に移行して処理対象領域を更新した後、ステップS14に戻る。
そして、この処理対象領域がPAD領域であれば、多層PAD構造回路であるか多層配線回路であるかに応じてダミーパターン禁止枠を設定し(ステップS15〜ステップS17)、このPAD領域と隣り合う入出力回路領域があり且つ最大値Lmax以下であればこの領域にダミーパターン禁止枠を設定し、隣り合う入出力回路領域がないとき、或いはPAD領域と隣り合う入出力回路領域との間の距離が最大値Lmaxよりも大きいときにはステップS28に移行し、全ての領域について処理を行っていなければ、処理対象領域を更新した後(ステップS28)、ステップS14に戻る。
そして、処理対象領域がPAD領域でなければ、ステップS14からステップS21に移行し、この処理対象領域が入出力回路領域であるかを判断し、入出力回路領域であればステップS22に移行し、この入出力回路領域に対しダミーパターン禁止枠を設定する。つまり、図3の場合にはダミーパターン禁止枠22を設定し、図5の場合にはダミーパターン禁止枠32a〜32cを設定する。そしてステップS28に移行し、次の処理対象領域に対する処理を行う。
一方、処理対象領域が、PAD領域でもなく、入出力回路領域でもない場合は、ステップS21からステップS23に移行し、この処理対象領域が電源分離回路領域であるかを判断し、電源分離回路領域であればステップS24に移行して、この電源分離回路領域にダミーパターン禁止枠を設定する。つまり、図3の場合にはダミーパターン禁止枠23を設定し、図5の場合には電源分離回路領域がないのでこれに対応するダミーパターン禁止枠は設定しない。
このようにしてダミーパターン禁止枠を設定したならばステップS28に移行し次の領域に対する処理を実行する。そして、全ての領域について処理を行ったならば、ステップS28からステップS30に移行し、ダミーパターン禁止枠を設定した領域を除く部分、すなわち、各領域や各領域間を含む領域を、ダミーパターンを発生すべき領域として設定し処理を終了する。
これによって、図3及び図5に示すように、表1のルールにしたがって、ダミーパターン禁止枠が設定されることになる。
そして、図8に戻ってステップS3からステップS4に移行し、積層構造の半導体装置において全ての層について処理を行ったかどうかを判断し、これら全ての層に対する処理が終了していなければ、ステップS5に移行して次の層を処理対象として設定した後、ステップS3に戻って、この処理対象に関する配置情報を抽出する。
そして、この処理対象がダミー配線を配置する層ではなく、ダミーの活性化領域を形成する、素子分離領域が形成される半導体基板を含む層である場合には、図9のステップS11からステップS12を経てステップS31に移行し、回路ブロック毎のその構成部の配置情報に基づき、この層に設定された、回路ブロックを構成する各構成部が配置される配置領域のうち、一番目の配置領域を処理対象領域として設定し、この処理対象領域が、半導体装置を平面視したときにPADが形成される、PAD領域であるかどうかを判断する(ステップS32)。そして、PAD領域であるときには、ステップS33に移行し、このPAD領域と隣り合う入出力回路領域が存在するかどうかを判断し、隣り合う入出力回路領域があるときには、ステップS34に移行し、PAD領域と入出力回路領域との間の距離が最大値Lmax以下であるならば図6或いは図7に示すようにダミーパターン禁止枠42或いは51a、51bを設定した後ステップS39に移行し、隣り合う入出力回路領域が最大値Lmaxよりも大きいときにはそのままステップS39に移行し、全ての領域に対する処理が終了していなければ、ステップS40に移行して処理対象領域を次の領域に更新した後、ステップS32に戻る。
一方、PAD領域であっても隣り合う入出力回路領域が存在しない場合には、ステップS33からステップS36に移行する。また、処理対象領域がPAD領域でない場合には、ステップS32からステップS36に移行する。このステップS36では、処理対象領域が電源分離回路領域であれば、ステップS37に移行して、図6に示すようにこの領域にダミーパターン禁止枠41を設定した後、ステップS39に移行し、一方、処理対象領域が電源分離回路領域でなければそのままステップS39に移行する。そして、全ての領域に対して処理が終了したならば、ステップS39からステップS30に移行し、ダミーパターン禁止枠を設定した領域を除く領域を、ダミーパターンを発生させてよい領域、つまり、この場合半導体基板を含む層であることからSTI構造部分にダミーの活性化領域を設定してよい領域として設定する。
そして、このようにして処理対象に対するダミーパターン禁止枠の設定が終了したならば、図8に戻ってステップS3からステップS4に移行し、半導体装置を構成する全ての層について処理が終了したかどうかを判定し、これら全てに対する処理が終了していなければステップS5に戻って処理対象を更新した後、上記と同様の手順でダミーパターン禁止枠を設定し、全ての層に対する処理が終了したならば、導電体形成層或いは配線層に対するダミー配線及び、素子分離領域に対するダミーの活性化領域を配置する際の、ダミーパターン禁止枠の設定が終了したとしてステップS6に移行し、続いてダミーパターンの配置処理を行う。
このダミーパターンの配置処理は公知の手順で行えばよく、その際、ダミーパターン禁止枠で特定される領域を除く領域にのみダミーパターンを配置する。つまり、半導体基板を含む層であるならばその素子分離領域にダミーの活性化領域を配置し、配線形成層又は導電体形成層であればダミー配線を配置する。そして、ダミーパターン禁止枠で特定される領域を除く領域にダミーパターンを配置したならば、処理を終了する。
これによって、半導体装置を構成する全ての層についてダミー配線やダミーの活性化領域の配置を禁止する禁止枠が設定され、ダミーパターンを配置する工程では、このダミーパターン禁止枠を除く領域にダミーパターンが配置される。
以上説明したように、静電気の導電経路が形成されると予測される領域にダミーパターン禁止枠を形成し、この領域には、意図しない導電経路が生成される要因である、ダミーの配線や、ダミーの活性化領域といったダミーパターンを配置しないようにしたから、意図しない導電経路が形成されることを回避することができ、ダミーパターンを配置することに起因して意図しない導電経路が形成されることを回避することができる。
また、PAD領域と入出力回路領域との間にダミーパターン禁止枠を設定する場合にはこれらPAD領域と入出力回路領域との間の距離が最大値Lmax以下のときにのみ禁止枠を設定し、これら間の距離が最大値Lmaxよりも大きくダミーパターンを配置しないとその後のCMP工程等の工程で平坦度を確保することができないと予測される場合にはダミーパターン禁止枠を設定しないから、平坦度を確保することができる。
また、回路ブロックが多層配線回路の場合には、PAD領域の外周にのみ所定幅のダミーパターン禁止枠を設定し、PAD領域はダミーパターン禁止枠を設けていないため、配線が配置されないPAD領域にはダミーパターンを配置することができ、PAD領域の平坦度を確保しつつ、意図しない導電経路の発生を回避することができる。
なお、上記実施の形態においては、製品CADデータを入力し、この製品CADデータに対してダミーパターン禁止枠を設定しその配置を行うレイアウト設計装置に適用した場合について説明したが、これに限るものではなく、製品CADデータを生成するレイアウト設計装置において、さらにダミーパターン禁止枠を設定しその配置を行うレイアウト設計装置に適用することも可能である。
なお、上記実施の形態において、入力装置1が入力手段に対応し、図9のステップS11〜S14、ステップS18、ステップS21、ステップS31〜S33及びステップS36の処理が検索手段に対応し、ステップS15〜S17、ステップS19、ステップS22、ステップS34及びステップS37の処理が禁止領域設定手段に対応し、図8のステップS6の処理がダミーパターン配置手段に対応している。
本発明におけるレイアウト設計装置の一例を示す概略構成図である。 多層PAD構造回路及び多層配線回路を説明するための説明図である。 多層PAD構造回路にダミー配線の禁止枠を設定した場合の一例である。 PAD領域に対するダミーパターン禁止枠の設定方法を説明する説明図である。 多層配線回路にダミー配線の禁止枠を設定した場合の一例である。 多層PAD構造回路にダミーの活性化領域の禁止枠を設定した場合の一例である。 多層配線回路にダミーの活性化領域の禁止枠を設定した場合の一例である。 レイアウト設計装置における処理手順の一例を示すフローチャートである。 図8の禁止枠設定処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 入力装置、2 演算装置、3 出力装置、4 メモリ、11、11a〜11c 入出力回路領域、12 電源分離回路領域、13 PAD領域、100 レイアウト設計装置

Claims (6)

  1. 平坦度を確保するためのダミーパターンを備えた積層構造を有する半導体装置のレイアウト設計方法であって、
    少なくとも、平面視で見て、ボンディングパッドが形成されるPAD領域と、このPAD領域と隣り合い且つ入出力回路が形成される入出力回路領域との間に、前記半導体装置の全層にわたって前記ダミーパターンの配置を禁止するダミーパターン禁止領域けることを特徴とする半導体装置のレイアウト設計方法
  2. 前記ダミーパターン禁止領域は、前記PAD領域と、これと隣り合う入出力回路領域との間の距離が、予め設定した規定値以下のときにのみ、前記PAD領域と前記入出力回路領域との間の領域に設けられ、
    前記規定値は、前記平坦度を確保することの可能な距離に設定されることを特徴とする請求項1記載の半導体装置のレイアウト設計方法。
  3. 前記ダミーパターンはダミー配線であって、
    前記ボンディングパッド及び前記入出力回路は、前記ボンディングパッドの下層の全層にわたって、平面視で見て、前記PAD領域の全面に導電体が配置された多層PAD構造を有する回路を構成し、
    前記PAD領域及び前記入出力回路領域と、平面視で見て電源系統分離用の電源分離回路が形成される電源分離回路領域と、に前記ダミーパターン禁止領域が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体装置のレイアウト設計方法。
  4. 前記ダミーパターンはダミー配線であって、
    前記ボンディングパッド及び前記入出力回路は、多層配線の最上層のみに前記ボンディングパッドが形成され、前記ボンディングパッドの下層の、平面視で見て前記PAD領域に配線が形成された回路を構成し、
    前記PAD領域の周囲の予め設定した所定幅の領域及び前記入出力回路領域と、平面視で見て電源系統分離用の電源分離回路が形成される電源分離回路領域と、に前記ダミーパターン禁止領域が設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置のレイアウト設計方法。
  5. 前記ダミーパターンは、STI構造部分に形成されるダミーの活性化領域であって、
    前記ボンディングパッド及び前記入出力回路は、前記ボンディングパッドの下層の全層にわたって、平面視で見て、前記PAD領域の全面に導電体が配置された多層PAD構造を有する回路を構成し、
    平面視で見て電源系統分離用の電源分離回路が形成される電源分離回路領域に前記ダミーパターン禁止領域が設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置のレイアウト設計方法。
  6. 平坦度を確保するためのダミーパターンを備えた積層構造を有する半導体装置のレイアウト設計を、前記半導体装置を構成する層毎に行うレイアウト設計装置であって、
    前記半導体装置を構成する各部の配置位置情報を含む装置情報を入力する入力手段と、
    当該入力手段で入力した装置情報に基づいて、予め設定したダミーパターン禁止領域の設定条件を満足する領域が存在するかどうかを前記層毎に検索する検索手段と、
    当該検索手段で前記設定条件を満足する領域が存在するとき、前記各層の対応する領域に前記ダミーパターン禁止領域を設定する禁止領域設定手段と、
    当該禁止領域設定手段でダミーパターン禁止領域が設定された領域を除く領域にダミーパターンを配置するダミーパターン配置手段と、を備え、
    前記ダミーパターン禁止領域の設定条件は、少なくとも、平面視で見て、ボンディングパッドが形成されるPAD領域と、このPAD領域と隣り合い且つ入出力回路が形成される入出力回路領域との間の領域であることを特徴とするレイアウト設計装置。
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